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ミラクル・クエスチョン
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psychotoolbox
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ミラクル・クエスチョン
- 別名
- 奇跡の質問
- 用途
- 自分/他人の症状や問題行動を消失させる
- 人間関係や集団関係の悪循環から脱出する
- 用例
- 使用法
- 希望に添って問題が解決した未来を仮定して、問題解決の結果について想像してみる。「思った通りの結果が得られたとしたら、何によってそれがわかるか。」などである。
- また、次のような"ミラクル クエスチョン(奇跡の質問)"を自問自答してみる。「これからちょっと変わった質問をします。もし今夜あなたが眠っている間に奇跡が起きて、あなたの問題が解決してしまったとします。でもあなたは眠っていたので奇跡が起こったことを知りません。明日の朝目が覚めたとき、あなたはどんな違いから奇跡が起きて問題が解決したと気がつくでしょう?」。
- ミラクル クエスチョンの答を、そのまま課題とすることもできる。ただし、問題が解決した後には「幸せで、いつもにこにこ笑っているだろう」と答えられた場合、「特定の人に笑いかけてみて変化を見てみる」といったように、現在実行しても無理がない程度に縮小して課題とする。
- 「あなたにとって都合がよい日を2日選んで下さい。そしてその日は奇跡が起こったつもりになって、解決した後のように振る舞ってみて下さい。そうやって行動してみて、あなた自身やご家族がどのようになるのか、そして他の人たちがどのような反応をするのかに注意を払っていてほしいのです。この課題は、ご家族や他の人たちには秘密にしてやって下さい。」
- 解説
- 参考文献
- 若島 孔文 (著), 長谷川 啓三 (著)『よくわかる!短期療法ガイドブック』金剛出版 (2000/05)
