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カード能力解説/みわくのリリン - (2022/10/30 (日) 23:45:46) の編集履歴(バックアップ)


みわくのリリン

レアリティ ☆6〜☆7
タイプ たいりょくタイプ・単体
スキル 3ターンの間、相手全体の体力をこのカードの「こうげき」×20で吸収して
味方全体を回復(1/25)
このスキル発動時のフィールド上のハートBOXの数×2を吸収倍率にプラス
3ターンの間、相手全体の攻撃力を30%減少
バトルスキル なし
リーダースキル 赤属性カードと「はばたき」の攻撃力と体力を4倍にし、
通常攻撃時のみハートBOXを1個消すごとにスキル発動ぷよ数を1減らす
クエスト開始時1回のみ色ぷよをランダムで3個ハートBOXに変える
コスト 48,60
CV 阿部 玲子

概要

2017年11月のぷよフェスで初登場し、2021年5月6日に☆7が実装された。
まものガールズ初のぷよフェスキャラ。
☆6のみで登場したぷよフェスキャラとしては、最後から2番目の☆7実装になった。

ステータス

レベル たいりょく こうげき かいふく
☆6 Lv.99 5428 2216 251
☆7 Lv.120 9228 2991 338
高い体力を持ちながら、こうげきタイプ並の攻撃力を持つ。
しかし、副属性を持たないのにかかわらず、副属性を持つぷよフェスキャラと同程度の攻撃力を持つ点が、同じく副属性を持たない目覚めし力シリーズとは大きく異なる。
攻撃力を、☆7同士で比較すると、同じくたいりょくタイプで、副属性を持たない大自然を巡る熱砂の旅シリーズと比べると、1000以上低く、副属性を持つシズナギリンとしたシズナギなどにも負けている。

スキル

レアリティ スキル 発動ぷよ数
☆6 3ターンの間、相手全体の体力をこのカードの「こうげき」×3.5で吸収して
味方全体を回復(1/25)
40
☆7 3ターンの間、相手全体の体力をこのカードの「こうげき」×20で吸収して
味方全体を回復(1/25)
このスキル発動時のフィールド上のハートBOXの数×2を吸収倍率にプラス
3ターンの間、相手全体の攻撃力を30%減少
サキュバス(☆6)クロミコモネの倍率が0.5倍強化された上位互換。
紫属性以外の吸収スキルを持つキャラは、みわくのリリンが初。
吸収スキルは、ギルドイベントの全属性盾を持つ相手に効果的。
詳細は、サキュバスのページを参照。

体力が圧倒的に高く、攻撃力も100~200ほど上回る。さらに、スキルの倍率も高い。
単純にスキルを発動しただけならば、本カードのほうが多くのダメージを与えられる(ただし、☆7が実装されたサキュバスと比べると攻撃が2/3しかなく、吸収倍率も半分になる)。
そのうえ、本カード自身が耐久力を持った吸収デッキのリーダーにできる。
一見あらゆる点で既存キャラの上位にいるように見えるが、サキュバス・クロミ・コモネは、それらでコンビネーションを組める点、3ターン持続する攻撃力強化スキルを適用させやすい(いずれも剣士クルークバルバルフェーリと同属性で、こうげきタイプのため、戦乙女シリーズのスキルも適合する)、また、ガチャの出現率的に複数枚の入手がしやすいという点においても、あちらの方が有利。
自身に適合する攻撃力強化を持ったキャラに、ゼノンがいる。

しかし、近年では全属性盾の攻略方法は「攻撃力強化+条件攻撃力強化+盾破壊」が主流になっており、これはこれまでの吸収とは比較にもならない攻撃力を一瞬で出せる。
このため、全属性盾を持つボスの体力も数億や10億を超えるものが出現しており、吸収ではとても追いつかず、スキル発動を繰り返している間に倒されてしまう場合がある。

ギルドイベント以外では、「ティルラの挑戦状」の「超極辛」において、吸収は有効な攻略方法の一つになっている。ラストステージ寸前で、攻撃力強化スキルと吸収スキルを発動しておいてラストステージに進むと、敵全員の体力をあっという間に吸収して、あっさりとクリアできてしまう。スキル上げ周回したいときにも、発動できる。

☆7では、倍率の上昇(それに伴い回復量も増加)、ハートBOXによる吸収倍率増加、相手全体の攻撃力減少により、倒されにくくなった。
ハートBOXによる吸収倍率増加は「こうげき×(20+ハートBOXの数×2)」という計算になる。すなわち、ハートBOX1個につき、ダメージが10%増加する。

2021年9月17日に、回復量が1/30から1/25に上方調整された。

リーダースキル

レアリティ リーダースキル
☆6 赤属性カードの攻撃力を2.5倍、体力を3.5倍にする
☆7 赤属性カードと「はばたき」攻撃力と体力を4倍にし、
通常攻撃時のみハートBOXを1個消すごとにスキル発動ぷよ数を1減らす
クエスト開始時1回のみ色ぷよをランダムで3個ハートBOXに変える
☆6では、ロックなハーピー・大勇者ラグナスと同倍率だが、強化対象は自属性のみになる。

☆7では、自属性に加え、「はばたき」も追加された。
ロックなハーピー・大勇者ラグナスと同倍率(相手の攻撃力減少はない)で、まばゆいヤナリンとしたシズナギと同様のクエスト開始時ハートBOX変換+ハートBOXでのスキル加速を持つ。

コンビネーション

「ガールズ」「まもの」「つの」「はばたき」

デッキ考察

☆7が実装された時点で、吸収スキルのダメージを上げる手段が複数登場している。
  • 吸収スキルの威力は、本人の攻撃力のみに依存するため、木之本桜&ケロちゃんの隣接攻撃力強化が有効。
    持続は2ターンだが、9倍と破格の倍率になり、
    3ターン持続する倍率が普通の攻撃力強化よりも多くのダメージを与えられる。
  • 吸収スキルのダメージは、攻撃力強化以外に[[ヨフィールド効果「晴れ」で1.5倍に強化できる。
  • アニー ver.聖夜による、フィールドにもよるが、多くのハートBOXに変換でき、攻撃力を強化しながら、リーダーならハートBOXを消して加速にも使える。
  • マネージャーのドラコは、下3段をハートBOXに変換できるため、本スキルの吸収ダメージを大幅に上げられる。
    属性は異なるが、「はばたき」を持っているため、リーダースキルの対象となるのがポイントである。

評価

ギルドイベントの全属性盾持ちボス向けに特化したキャラで、想定された用途で活躍させるならば、最低でもそこまで到達できるギルドに所属している必要がある。
体力特化のリーダースキルも持っており、2021年5月時点で、唯一、赤属性の体力を4倍に強化できる。
全属性盾以外の場面でも、ある程度活躍できる汎用性を持っている。
他の吸収スキルを持つキャラに、峰不二子、あとはすべて紫属性だが、こちらは赤属性かつ耐久力特化で吸収デッキを組むことができる。
体力特化のリーダースキルを持つので、全属性盾を持つボスの攻撃に耐えつつ、初期スキルをためることができる。
自身が攻撃力も耐久力もある吸収デッキ編成に有効なリーダースキルを持っているため、ギルドメンバーが持っていればサポートカードとして借りて使うことができるのも、今までの吸収スキルカードになかったメリットである。
しかし、☆6においては、既存の吸収スキルを持つキャラ(☆6)を少し上回る程度で、肝心の吸収スキル能力は、サキュバス(☆7)を大きく下回り、ぷよフェスキャラとしては、かなりもの寂しい性能になってい。
700体目以降にスムーズに到達できるギルドなら、吸収でない方法ですぐに倒してくれるギルドメンバーがいる可能性が高く、もたもた吸収している裏で、とっくに終わってたということも多々あり得るため、☆6での使い道はほとんどない。
登場時点では、かろうじて吸収スキルが活躍したが、既に過去のものになった状況が長く続いていた。
つまり、盾破壊・被ダメージアップのスキルを持つ☆7キャラの台頭により、吸収スキルは長らく影を潜めていた。

これによって、余ったみわきのリリンがまぜまぜ召喚の素材になったが、あれから3年余り、☆7が実装され、吸収に加えて相手全体の攻撃力を減少させるスキルが追加された。
吸収倍率は大きく強化されており、ハートBOXによる強化により、さらに伸びしろができ、活用できるうる場面は大きく広がっている。
すぐに☆7に「へんしん」すべきとはいえないが、☆6の頃とは異なり、オンリーワンな吸収スキル+赤属性の体力4倍キャラとして、使い道や有効なデッキを考える余地や価値があるカードになっている。