みわくのリリン |
 |
 |
レアリティ |
★6〜★7 |
タイプ |
たいりょくタイプ・単体 |
コスト |
48,60 |
スキル |
3ターンの間、相手全体の体力をこのカードの「こうげき」×20で吸収して 味方全体を回復(1/25) このスキル発動時のフィールド上のハートBOXの数×2を吸収倍率にプラス 3ターンの間、相手全体の攻撃力を30%減少 |
リーダースキル |
赤属性カードと「はばたき」の攻撃力と体力を4倍にし、 通常攻撃時のみハートBOXを1個消すごとにスキル発動ぷよ数を1減らす クエスト開始時1回のみ色ぷよをランダムで3個ハートBOXに変える |
バトルスキル |
なし |
CV |
阿部 玲子 |
概要
2017年11月のぷよフェスで初登場し、2021年5月6日に★7が実装された。
まものガールズシリーズ初のぷよフェスキャラ。
★6のみで登場したぷよフェスキャラとしては、最後から2番目に★7が実装された。
ステータス
レベル |
たいりょく |
こうげき |
かいふく |
★6 Lv.99 |
5428 |
2216 |
251 |
★7 Lv.120 |
9228 |
2991 |
338 |
高い体力を持ちながら、こうげきタイプ並の高い攻撃力を持つ。
しかし、副属性を持たないにもかかわらず、副属性を持つぷよフェスキャラと同程度の攻撃力を持つ点が、同じく単色のぷよフェスキャラである
目覚めし力シリーズとは大きく異なる。
★7同士で比較すると、単色の
大自然を巡る熱砂の旅シリーズと比べると、攻撃力は1000以上低く、副属性を持つ
シズナギや
リンとしたシズナギなどにも負けている。
スキル
レアリティ |
スキル |
発動ぷよ数 |
★6 |
3ターンの間、相手全体の体力をこのカードの「こうげき」×3.5で吸収して味方全体を回復(1/25) |
40 |
★7 |
3ターンの間、相手全体の体力をこのカードの「こうげき」×20で吸収して味方全体を回復(1/25) このスキル発動時のフィールド上のハートBOXの数×2を吸収倍率にプラス 3ターンの間、相手全体の攻撃力を30%減少 |
サキュバス(★6)、
クロミ、
コモネの倍率が強化された上位互換にあたる。吸収スキルは、ギルドイベントの全属性盾を持つ相手に最も効果的になる。
詳細は、サキュバスのページを参照。
体力が圧倒的に高く、攻撃力も100~200ほど上回る。さらに、スキルの倍率も高い。
単純にスキルを発動した伊場杏、みわくのリリンのほうが多くのダメージを与えられる(ただし、★7が実装されたサキュバスと比べると攻撃が2/3しかなく、吸収倍率も半分になる)。
そのうえ、本カード自身が耐久力を持った吸収デッキのリーダーにできる。
一見あらゆる点で既存キャラの上位にいるように見えるが、サキュバス・クロミ・コモネはそれらでコンビネーションを組める点、3ターン持続する攻撃力強化スキルを適用させやすい(いずれも
剣士クルーク、
バルバルフェーリと同属性で、こうげきタイプのため、
戦乙女シリーズのスキルも適合する)、また、魔導石ガチャの出現率的に複数枚の入手がしやすいという点においても、あちらの方が有利。
しかし、近年では全属性盾の攻略方法は「攻撃力強化+条件攻撃力強化+盾破壊」が主流になっており、これはこれまでの吸収とは比較にもならない攻撃力を一瞬で出せる。
このため、全属性盾を持つボスの体力も数億や10億を超えるものが出現しており、吸収ではとても追いつかず、スキル発動を繰り返している間に倒されてしまう場合がある。
ギルドイベント以外では、「
ティルラの挑戦状」の「超極辛」において、吸収は有効な攻略方法の一つになっている。ラストステージ寸前で、攻撃力強化スキルと吸収スキルを発動しておいてラストステージに進むと、敵全員の体力をあっという間に吸収して、あっさりとクリアできてしまう。スキル上げ周回したいときにも、発動できる。
★7になると、回復量の増加ハートBOXによる吸収倍率の増加、攻撃力減少スキルにより、倒されにくくなった。ハートBOXによる吸収倍率増加は「こうげき×(20+ハートBOXの数×2)」という計算になる。すなわち、ハートBOX1個につき、ダメージが10%増加する。
2021年9月17日に、回復量が1/30から1/25に上方調整された。
リーダースキル
レアリティ |
リーダースキル |
★6 |
赤属性カードの攻撃力を2.5倍、体力を3.5倍にする |
★7 |
赤属性カードと「はばたき」の攻撃力と体力を4倍にし、 通常攻撃時のみハートBOXを1個消すごとにスキル発動ぷよ数を1減らす クエスト開始時1回のみ色ぷよをランダムで3個ハートBOXに変える |
★6では、
ロックなハーピー・大勇者ラグナスと同倍率だが、強化対象は自属性のみになる。
★7では、自属性に加え、「はばたき」も強化対象に追加された。
ロックなハーピー・大勇者ラグナスと同倍率(攻撃力減少効果は発動されない)で、
まばゆいヤナ、
リンとしたシズナギと同様のクエスト開始時ハートBOX変換+ハートBOXでのスキル加速効果を発動する。
コンビネーション
「ガールズ」「まもの」「つの」「はばたき」
デッキ考察
★7が実装された時点で、吸収スキルのダメージを上げる手段が複数登場している。
- 吸収スキルの威力は、本人の攻撃力のみに依存するため、木之本桜&ケロちゃんの隣接攻撃力強化が有効になる。
2ターンまで持続しないが、自身と隣接するキャラの攻撃力を9倍に強化でき、普通の攻撃力強化スキルより多くダメージを与えることができる。
- 吸収スキルのダメージは、攻撃力強化以外にヨウが発動するフィールド効果「晴れ」で1.5倍に強化できる。
- アニー ver.聖夜による、フィールドにもよるが、多くのハートBOXに変換でき、攻撃力を強化しながら、リーダーならハートBOXを消して加速にも使える。
- マネージャーのドラコは、下3段をハートBOXに変換できるため、本スキルの吸収ダメージを大幅に上げられる。
属性は異なるが、「はばたき」に対応しているため、リーダースキルの対象になる。
評価
ギルドイベントの全属性盾持ちボス向けに特化したキャラになっており、想定された用途で活躍させたい場合は最低でもそこまで到達できるギルドに加入するる必要がある。
体力を大幅に強化するリーダースキルも発動でき、2021年5月時点で、唯一赤属性キャラの体力を4倍に強化することができる。
全属性盾以外の場面でも、ある程度活躍できる汎用性を持っている。
吸収スキルを発動するキャラは
峰不二子、それ以外はすべて紫属性だが、こちらは赤属性キャラかつ耐久力特化で吸収デッキを組むことができ、全属性盾を持つボスの攻撃に耐えつつ、速く発動ぷよ数を減らすこともできる。
自身が攻撃力も耐久力もある吸収デッキ編成に有効なリーダースキルを持っているため、ギルドメンバーが持っていればサポートカードとして借りて使うことができるのも、今までの吸収スキルカードになかったメリットである。
しかし、★6においては既存の吸収スキルを発動するキャラを少し上回る程度で、肝心の吸収スキル能力は、サキュバス(★7)を大きく下回り、ぷよフェスキャラとしては、かなりもの寂しい性能になっている。
700体目以降にスムーズに到達できるギルドなら、吸収でない方法ですぐに倒してくれるギルドメンバーがいる可能性が高く、もたもた吸収している裏で、とっくに終わってたということも多々あり得るため、★6での使い道はほとんどない。
登場時点では、かろうじて吸収スキルが活躍したが、既に過去のものになった状況が長く続いていた。
つまり、盾破壊・被ダメージ増加のスキルを発動するキャラの台頭により、吸収スキルは長らく影を潜めていた。
これによって、余ったみわきのリリンが
まぜまぜ召喚の素材になったが、あれから3年余り、★7が実装され、吸収に加えて相手全体の攻撃力を減少させるスキルが追加された。
吸収倍率は大きく強化されており、ハートBOXによる強化により、さらに伸びしろができ、活用できるうる場面は大きく広がっている。
すぐに、「★7へんしん」すべきとはいえないが、★6の状態とは異なり、オンリーワンな吸収スキル+赤属性キャラとして、使い道や有効なデッキを考える余地や価値があるキャラになっている。
最終更新:2022年10月30日 23:45