バルキー(ポケモン)

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バルキー(ポケモン) - (2019/05/25 (土) 01:36:16) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/01/31(月) 00:11:53
更新日:2023/11/02 Thu 19:24:49
所要時間:約 6 分で読めます




ポケットモンスターシリーズに金・銀から登場するポケモン

◆データ


全国図鑑No.236
分類:けんかポケモン
英語名:Tyrogue
高さ:0.7m
重さ:21.0kg
タマゴグループ:人型
性別比率:♂100♀0

タイプ:かくとう

特性:こんじょう(状態異常時に攻撃1.5倍。火傷による物理技のダメージ半減も無効)
  /ふくつのこころ(怯むたびに素早さが1段階上がる)
隠れ特性:やるき(眠り状態にならない)

種族値
HP:35
こうげき:35
ぼうぎょ:35
とくこう:35
とくぼう:35
すばやさ:35
合計:210

努力値:攻撃+1


◆概要


名前の由来は戦いの女神バルキリーか「馬力」あたりか。↓のようにバルキー星人も入ってるのかもしれない。

人間の子供に近い姿をしており頭部はウルトラマンのように真ん中を角が通い耳と思われる位置は丸いカバーのように見える。
薄紫もしくはピンクの肌で腹と手首に白いサラシのような模様がありパッと見半ズボンをはいた少年のよう。


◆ゲームでのバルキー


ジョウト地方のスリバチ山で山籠りをしている空手王を倒して初めて入手できる。

野生の個体はダイヤモンド・パール・プラチナのポケトレで出るのが初出。

BWでは大量発生で野生のバルキーが現れる。

色違いは肌は灰色になりズボンと靴に見える部分がになる。
自分を強く鍛えるのに貪欲で分類名通りに喧嘩好き。
自身より明らかに強い相手にも決してひるまず立ち向かうのも全ては自分の格闘センスを磨くためである。

トレーニングしないとストレスが溜まるためトレーナーは文字通りトレーナーとなりちゃんとスケジュールを管理しなくてはならない。


■特殊な分岐進化


恐らくバルキーのもっとも特徴的な部分である。

進化の石や時間帯進化、アイテムを持たせての通信交換などポケモンには多くの分岐進化があるがバルキー一族は、
レベル20時の攻撃と防御の能力値の実数値。
が進化条件の、まさしく育て方で変わるポケモンなのである。


分岐進化先とその条件。

攻撃>防御で進化。
キックボクシングがモチーフの速攻型ポケモン。通称長男。

攻撃<防御で進化。
モチーフはボクシングの中間型。通称次男。

攻撃=防御で進化。
モチーフはカポエイラでテクニカルタイプ。通称三男。

通常はドーピングによる調整や努力値振り、または性格補正などで進化させる。
第5世代もBWではPGL抜きでは能力値を下げる木の実がないため非常に手が出しにくいのが現状。
よってもし第5世代で育てる場合は調整しやすい第4世代からの転送が楽。

なお、若干紛らわしいが、レベル20時点で進化先が固定されるわけではなく、進化条件を満たした後のレベルアップ時点での能力値が参照される。
例えば「サワムラーにしたかったのに、レベル20時点で防御のほうが高くなってた!」という場合、一旦進化キャンセルしたのち、
育て直して攻撃>防御にしてやれば、その後のレベルアップでサワムラーに進化できる。


■対戦でのバルキー


ベイビィポケモンの中でも能力値は特に貧弱、平坦でこれといった取り柄もなく、格闘タイプのはずなのに攻撃もワーストクラスと悲惨な性能。
普通の対戦はもとよりリトルバトルであっても使うのは厳しいものがある。
しかし「ねこだまし」や「てだすけ」を覚えるためダブルでサポートに徹する等の使い方もできなくはない。実用性はないが。
♂しかいない種族だが、進化後の技をタマゴ技として引き継ぐことができる。
親はどれも優秀な遺伝技を残すので技だけは面白いのが揃うことも。
サワムラーのとびひざげりを覚えさせてエビワラーに進化させる…なんてことも不可能ではない。

あくまでも分岐進化が特徴のポケモンなのである。


◆アニメでのバルキー


声優は石田彰
トレーナーに捨てられ人間不信の野良ポケモンで登場。首にまいたスカーフが目印。カッコイイ。

取り巻きのマンキーやオコリザルを連れ、人間を敵視しイタズラをしていた。
反面弱いポケモンには非常に優しく自分達のイタズラに巻き込んでしまったトゲピーを助けたり、
お腹を空かせたポケモンに食べ物を丸々上げてしまうなど非常に漢気溢れる性格。

強いリーダーシップとベイビィポケモンとは思えない戦闘センスで周囲から一目置かれていた。

劇中ではシジマの一番弟子を名乗るカラテオウのノブヒコがこのバルキーの心を開いて仲間にしようとバトルを申しんでいた。

※この話は全国のバルキーファンは必見。レンタル推奨。
バルキーの素質を見抜いたノブヒコはP1グランプリに立たせて立ち直らせるため必死にバルキーに追い縋り、
バルキーがロケット団に狙われた時は己を省みず助けようとした。
結果バルキーはその姿に闘う事を了承し、負ければ仲間になることを誓う。
しかし相手は自分の進化した姿であるサワムラーとエビワラー、
本来なら勝ち目のない相手だが余裕の態度を崩さずに軽い身のこなしや影分身を巧みに使う戦い方で苦戦すらせずに2匹を葬ってしまう。何故捨てられたし。

しかしここで思わぬ強制イベント。
決着かと思われたその時、

ノブヒコ「俺が相手だ!!」


思わぬ展開になるが了承し戦うバルキー。
しかし川に投げ飛ばされて敗北。ノブヒコが勝つ。

サワムラー&エビワラー『………………』

バルキーは敗れ、そこにノブヒコからは新しいスカーフが贈られた。
バルキーの荒んだ心の象徴のような前のボロボロのスカーフが外され新しく巻かれる綺麗なスカーフ。
しかしバルキーには心残りがあった。子分を残しては行けないと考えたのだ。
するとノブヒコは動じず皆で修行をしようと快く答えた。
こうしてバルキーは大切なものを取り戻したのだ。

ちなみにこの話でノブヒコに敗北した後のバルキーが可愛い。
川に落ちたバルキーをノブヒコが抱き抱えるその姿はなんとお姫様だっこでオッサンの腕の中にスッポリ収まるバルキーモエルーワ
いや、それではすまない! これは理性がバリバ※この記事はNに監視されています。※

余談だがこのカラテオウのノブヒコはモブトレーナーとしてゲーム本編にも出演している。
どこに出ているかというとヤマブキシティのからてどうじょう、その道場の頂点にカラテだいおうとして君臨していた人物である。(主人公が勝利した暁にサワムラーエビワラーをくれる為、印象に残ってる人も多いはず)


◆漫画でのバルキー


  • 穴久保版ポケットモンスター
トゲピーに代わりレッドの手持ちに。恐らくもっともバルキーが取り上げられた作品。
(レッド含めた)レギュラーメンバーの中で最も常識人(?)で専らツッコミ役であった。
ギエピーと共にジョウトの途中からイッシュの直前まで穴久保ワールドを長きにわたり駆け抜けた。

  • ゴールデンボーイズ
  • 格闘3兄弟と心を通じ合わせたゴールドに育て屋さんがプレゼントしてくれた。
  • 活躍回はタンバジム編。格闘ポケモンのジムであるタンバジムでシジマの元で修行し、怪我でジム戦が出来ないシジマの代理でジムリーダーまで勤めた。

ブラックとのバトルでは相性最悪のネイティオになぶられ放題になってしまうが鍛えた基礎体力と根性、ゴールドの機転でなんと勝利してしまう。

余談だがシジマの「格闘ポケモン正義の心」論に感動する姿は可愛い。

  • ポケットモンスターSPECIAL
意外にも殆ど出番無し。しかしシバレッドを援護しようと岩盤を砕く際に使用した。
サワムラー、エビワラー、そしてバルキーを所持していたあたりお気に入りなのかもしれない。

◆ポケモンGOでのバルキー

野生では出現しないが、タマゴから生まれることがある。
例によって分岐進化なのだが、ここでの進化は個体値によって決まる。
攻撃・防御・HPのうち、攻撃が最も高い場合はサワムラー、防御が最も高い場合はエビワラー、HPが最も高い場合はカポエラーに進化する。複数の項目が同率1位の場合はランダムで決まる。
どれになるか知りたいときは、「ポケモンを調べてもらう」コマンドを使うとチームリーダーが個体値の評価を教えてくれる。

イーブイのような分岐進化なので個別に項目を作成。

サワムラー派の方は追記・修正お願いします。

エビワラー派の方は追記・修正お願いします。

カポエラー派の方は追記・修正お願いします。

バルキー派の方は追記・修正お願いします!!










バルキー「にーちゃんたちのなかでだれがいちばんつよい?」

サワムラー
エビワラー『ハハハッ(笑)』
カポエラー

サワムラー
エビワラー『そりゃ俺だ(笑)』
カポエラー


『…………………………』







サワムラー「きぇぇぇぇぇぇっ!!!!」

エビワラー「アチョォォォォッ!!!!」

カポエラー「ドゥオリャァァァァッ!!!!」

サワムラー「ハイィィィィィィッ!!!!」

エビワラー「ホァァァァァッ!!!!」

カポエラー「ヌァァァァァッ!!!!」





バルキー「はやくしなさい」

3兄『はいすいません』

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