トリデプス

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トリデプス - (2019/09/24 (火) 12:36:01) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/06/27(月) 14:12:52
更新日:2024/05/04 Sat 03:56:20NEW!
所要時間:約 4 分で読めます






□データ


全国図鑑No.411
分類:シールドポケモン
英語名:Bastiodon
高さ:1.3m
重さ:149.5kg
タマゴグループ:怪獣
性別比率:♂87.5♀12.5

タイプ:いわ/はがね
特性:がんじょう(一撃必殺の技が効かず、HPが満タンの時に瀕死になるダメージを受けてもHPが1残る)
隠れ特性:ぼうおん(音に関係する技を無効化する)

HP:60
攻撃:52
防御:168
特攻:47
特防:138
素早さ:30
合計:495

努力値:防御+2

タテトプスがレベル30で進化


□概要


巨大なたてがみ(?)を持ったポケモン。いわゆる「化石ポケモン」で絶滅種。
そのたてがみは非常に強固であらゆる攻撃を防いでしまう。非常に厳つい顔付きだが性格は温和でおとなしく、木の実を食べる草食性だったらしい。
群れで生活する習性があり、外敵が現れた際には横一列に並んで子どもを守る。

同じくシンオウ版化石ポケモンであるラムパルドとは対の存在で、図鑑の説明もトリデプスが「どんな攻撃も受け止める」に対して、
ラムパルドは「どんなものも破壊する」等、正反対の物になっている。まさしく

鳴き声が印象的で、まるで金属板を叩いたような声。グオーンキュピーン
モチーフは恐竜の一種「トリケラトプス」と「砦」


□ゲームでのトリデプス


パールで「たてのかせき」を復活させることで進化前のタテトプスが手に入る。
またミオシティのジムリーダートウガンの切り札でもある。
ダイヤモンドでは入手できず、代わりにズガイドスの「ずがいのかせき」を発掘できる。

BW2では男主人公の場合のみルリとの4回目の観覧車イベント後のポケモン交換で隠れ特性のタテトプスが貰える。


□対戦でのトリデプス


岩/鋼という耐性に優れた複合タイプと、防御168・特防138という高いステータスを持ったポケモン。
そのため、生半可な攻撃ならダメージにならずまさしく『要塞』

しかしHPを始め他のステータスは貧弱、素早さに至っては全ポケモン最低クラスのため攻めるのは非常に苦手。
さら格闘地面技にでは4倍ダメージを受けるため、タイプ一致の場合ほぼ間違いなく落ちる。
そのため、第4世代まではそれほど危険視はされてこなかった。

だが第五世代から特性の「がんじょう」にいわゆる「効果」が付いたことで評価が一変。
致死ダメージ→HP1残して耐える→受けたダメージを1.5倍返しの「メタルバースト」というカウンターコンボが完成。
だがこれは読まれやすく、使う側も相手も次の手を考える必要があるポケモンとなった。

もちろん、かたやぶりが相手だとお構い無しに強行突破される。

攻撃と特攻のステータスの差がわずか5のため『物理型』か『特殊型』が読み辛いのも特長。
ただし物理技の数は少ないので、特殊型の方が使いやすいかもしれない。
フォーカスレンズ」を持たせて「ふぶき」「だいもんじ」「かみなり」等の大技を使う手もある。

それでも火力はそれほど高くないのでいっそのこと火力を捨てて攻撃技を「じわれ」「メタルバースト」のみにすることも考えられる。
この場合は耐久面に心置きなく努力値を振ることができる。
というか最近の主流はアタッカー型よりも耐久型である。

また「じわれ」で強行突破してくる可能性もあるので例えハピナスであろうと油断の隙を与えない。
更に「とおせんぼう」や「どくどく」などで居座る型やがんじょうを最大限活かして「ステルスロック」でサポートに徹する型等もある。

隠れ特性「ぼうおん」はやや使い所が限られるか。
「がんじょう」が優秀すぎる上にスキン系特性の対象技も含めて「バークアウト」と「うたかたのアリア」以外の攻撃技には耐性を持っている。
「ほえる」「ほろびのうた」等を無効化できることから「のろい」「てっぺき」「みがわり」等を使う場合やダブルでは有用かもしれないが、そうでないなら「がんじょう」を優先したい。


余談だが「あなをほる」を覚える。ただし、使用の際は覚悟をしておきましょう。




トリデプス「『顔の面が厚い』は褒め言葉です」

「厚顔無恥乙」

トリデプス「…………」

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