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更新日:2022/03/09 Wed 10:20:45
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「繰り返し心に聞こえてくる、祖国の名誉のために!ジーク・ジオン」
地球圏最大のジオン残党勢力「デラーズ・フリート」の指揮官であり階級は中将。
0083に発生した「
デラーズ紛争」においては揮下戦力を率いて「星の屑作戦」を計画・実行した。
一年戦争時の階級は大佐、一説には
ギレン・ザビ直属の親衛隊隊長を務めており、その功績によりギレンよりグワジン級戦艦「グワデン」艦長を拝命している。
ア・バオア・クー戦ではSフィールドにおいて艦隊の指揮を執っていたがギレン戦死の報を聞きそれが
キシリアによる謀殺であると看破、艦隊に撤退命令を出す。
この時に、後に彼の右腕となる
アナベル・ガトー少佐(当時大尉)と遭遇、彼を引きとめている。
ちなみにこの局面ではキシリアに指揮権委譲が行われていたためア・バオア・クーの指揮系統は健在である。
そのためこの撤退命令は彼の独断であり、軍法に照らせば無許可で戦列を離れたことによる
「逃亡罪」にあたる。
一年戦争終結後、カラマポイントに終結した公国残党軍は今後の方針を検討。
大部分の残党はアクシズ行きを選択する中、彼はアクシズ行きを拒絶。
ギレン派の徹底抗戦派を率いて暗礁宙域において活動拠点「茨の園」を建設、「デラーズ・フリート」を結成する。
そして3年後の宇宙世紀0083
地球連邦軍の「
ガンダム開発計画」を察知した彼は「星の屑作戦」を立案、連邦に宣戦布告し独立戦争の継続を宣言することとなる…。
デラーズが立案した連邦軍に対する一大反攻作戦。
その要点は多方面での同時多発的な作戦の展開と、それによる最終目的の隠匿および敵艦隊の指揮系統を混乱させ分散させることである。
▼STAGE-1▼
「ガンダム開発計画」によって開発された戦術核兵器運用MS・
GP02を強奪。
それを以って分遣艦隊はコンペイトウ基地(旧ソロモン)で挙行される連邦軍観艦式を襲撃し核攻撃を実行、連邦の主力艦隊の大半を撃沈させ行動不能にする。
▼STAGE-2▼
自軍の主力艦隊は別方面において移送中のコロニーを強奪、月へ向けて発進させる。
月軌道に入った段階でアナハイムの協力の元、コロニーのスラスターを点火させて地球への軌道修正を行い、月に向けて追撃を行う連邦追撃艦隊を出し抜く。
これまでの作戦行動により、地球軌道に残る連邦軍は少数になる。
▼STAGE-3▼
この段階で艦隊は再集結しコロニーを護衛、連邦残存艦隊を順次撃破しつつコロニーを北米穀倉地帯へと落下させる。
作戦終了後の残存艦隊は月からの敵艦隊の来援までの時間差をついて戦域よりの離脱を図る。
…というものである。
この多方面からの奇襲と陽動によって少数部隊によるコロニー落としを可能とする戦術は
「コロニー落とし作戦」の完成形であり、以降多くの組織がこの作戦を流用し、それは0093に「新生ネオ・ジオン」が実行した
「隕石落とし作戦」で一つの到達点を迎えることになる。
しかし、この作戦を最初に模倣したのが彼等とは対極の旗・思想を持つ組織
「ティターンズ」の
「アポロ作戦」であったのは歴史の皮肉としか言いようがない。
「星の屑作戦」の序盤、「ガンダム強奪作戦」の実行部隊をガトーに一任し自らは「茨の園」において艦隊の整備、強化に努める。
またこの時期に宇宙海賊として悪名をはせていた
シーマ・ガラハウ中佐のシーマ艦隊を自軍に引き入れている。
ガトー帰還後は、連邦の通信網を電波ジャックし連邦へ宣戦布告を行う。
その後、観艦式襲撃を任務とするガトー艦隊、コロニー奪取を任務とするシーマ艦隊を進発させ、自らも旗艦グワデンに座乗し全艦隊を出撃させる。
連邦艦隊を壊滅・行動不能にし、コロニーも地球への軌道修正に成功するも阻止限界点の直前においてシーマ艦隊が突然の離反、グワデンのブリッジを占拠され自身も人質にとられる。
さらに地球軌道上のバスク艦隊が展開した「ソーラ・システムⅡ」の存在によって「星の屑」は失敗に終わるかと思われたが、デラーズはガトーを叱咤する。
「行け、ガトーよ。」
「意地を通せ。現にコロニーはあるのだ!行け!ガトー!儂の屍を踏み越えて!」
「儂を宇宙のさらし者にするのかガトー!」
「ジーク・ジオン!!」
直後、激昂したシーマによって射殺され、彼を追うようにグワデンも撃沈される。
しかし、彼の遺志はガトーによって引き継がれ彼の死の数時間後、
宇宙世紀0083、11月13日0時34分 コロニーは地球へと落着
デラーズの友人であったアクシズ先遣艦隊司令は
と彼とその部下に賛辞を送り、生存者救出後、地球圏を後にした。
狂信的なジオニストでギレン派。
このことがキシリア派である突撃機動軍を母体とするアクシズへの合流を拒んだ一端となっている。
(ただしギレンの選民思想に共感していたかについては劇中では一切触れられていない。上述の演説もスペースノイドの自治権確立が主でギレンの演説にある選民思想が見られないのがギレンとの差と言えるが内心は不明。平然とコロニー落としをしかけるところを見るに行動面ではアースノイドのことなどガン無視である。)
また彼は高潔な人物であり理想家であった。
例えばシーマの危険性を訴えるガトーに対して自らの力量で導くと啖呵をきっている。
彼はシーマの過去を知らなかった。星屑作戦後はともにアクシズに連れて行く予定だったらしい(宇宙の蜉蝣より)。
また星の屑、茨の園等のどこかロマンチックなネーミングセンスなどからも非常にロマンチストであったことがうかがえる。
ちなみにシーマ艦隊はジオン残党としてはかなりの数の戦艦・MSを保有しているため、シーマ側は裏切る前提だったとは言えかなりの軍の強化に繋がっている。
身だしなみも気を使っており、髪がない分髭には気を使っており毎日2時間かけて手入れをしていたという…(スタッフの座談会の発言なので多分ネタである)。
スキンヘッドも天然丸ハゲではなく剃っているものらしく、星屑作戦終盤はちょっと胡麻塩頭になってたかもしれないそうである…(同じくスタッフの座談会の発言)。
軍人としては極めて優れた戦術家であり、軍政家であった。
暗礁宙域において3年もの間、将兵の士気と軍備を一定以上の状態に保持し続けられたのはひとえに彼の功績と言ってよい。
しかし、一方で政治をも視野に入れた戦略家ではなかった。
事実、彼の行った「星の屑作戦」の目的も「コロニー落としで穀倉地帯に打撃を与え、宇宙への食料依存度を上げる。それによりスペースノイドの発言力を強化し、宇宙へ連邦政府の目を向けさせる」
……などの活用策はなく、「座して死を待つくらいなら」といった心境で行った側面が強い。
いちおう残存艦隊はアクシズに撤退させる程度は織り込み済みだったものの、先の事はほとんど考えていない。
アクシズとほとんど連携していなかったこともその証左であり、率直に言うと自己満足の為に(この時点では)誰の得にもならない大規模虐殺をしかけたことになる(シーマは彼の綺麗ごと・脅しても無駄なところ・こういったアレなところをまざまざと見せつけられてブチ切れている)。
地球経済にダメージを与えるという意味では目的を達成しており、宇宙世紀0090年代後半には、地球単体ではアースノイドの口を賄えない状況になっている。
しかしそれを利用したのは、アクシズでもシャアでもなく、ザビ家はおろかジオン・ダイクンすら否定した袖付き首魁
フル・フロンタルというのは皮肉と言えるだろう。
また、演説中の核兵器に関する発言から、国際法の知識に疎かったこともうかがえる。
(ジオンと主張してはいるがデラーズ・フリートは連邦が南極条約を結んだ相手では無い。そして南極条約で禁じていたのは核兵器の「使用」であって、「保有」「製造」ではない)
そして、オデッサでマ・クベやユーリ・ケラーネが何をしたかや、ルビコン作戦にてキリングが何をしようとしたか、などを知っていたのかという問題もある。
この辺は「単に知らなかった」のか、「知っていたが方便と割り切り無視した」のか、そもそも「ジオン側の条約破りは国力差を埋めるための必要手段だときれいに脳内変換できた」のか、全く不明。
あの性格的には二番目は薄い気がするが……だましていたら視聴者から見てもとんだ狸親父である。
しかしコロニー落としの件は置いても、
核兵器を糾弾する演説をしておきながら、強奪した核兵器を抑止力・報復に使うわけでもなく、核兵器でなければ破壊が難しい対象に使うわけでもなく、
いきなりぶっぱなして大虐殺するというほぼ最悪な使い方(市街地ではないだけマシという程度)をしているのでどちらにしてももう言葉も出ない。
しかもただの陽動目的。使わないと戦力差的に陽動すら難しいという理屈はもっともなのだが…。
ここらも自身含めて戦闘員に関しては大体死ぬ前提だから深く考えなかったのか、アースノイドや連邦に生きる権利などないとか考えていたのか、色々と不明。
ついでに言うと年齢や地位からして学徒動員者のような一年戦争後期からの参加者とは考えられず、開戦期からの幹部だったはずである。
ということはギレン主導のもとジオン公国が総力を掛けてやらかした五十億人大虐殺を中枢に近い立場で見ていたわけで、そのうえでギレンを信奉している。
加えて上記の虐殺を含むブリティッシュ作戦の立案者だったという説もあり、ジオン公国と関わり合いのない人間がどれだけ死亡し苦しもうとも知ったこっちゃないという態度を精神面・行動面などあらゆる面で取り続けている。
メタ的には当時のアニメでは「目に見えないモブの命」が非常に軽かったのも一因。
今現在でもこの傾向自体は珍しくも無いのだが、911テロどころか地下鉄サリン事件よりも前のアニメであったので、製作当時は民間人の虐殺という物が視聴者&製作陣にはそれほど深刻に捉えられていなかった。
そのため、これら「無抵抗の民間人を狙った虐殺行為」は疑問に感じられることなく、そのカリスマ的統率力や、軍事的には有能な描かれ方、理想に殉じる生き様などから結構人気だった。
(無論多数の民間人に犠牲を出す計画を立てたり、綺麗事ともいえる理想主義的な面を批判するファンもいた)
その辺りは後に書かれた「REBELLION」にて大々的に批判されており、シーマの代わりにデラーズを射殺したゲール・ハントに
「キサマの様な奴がいるから、殺し合いは終わらないんだ…」と存在の否定に近い言葉を手向けられた。
階級も一年戦争時に大佐で3年後には中将になっているらしいということは、
本物のジオンをうたっておきながら何故3階級も上がっているの?というネタもあったりする……勝手に名乗っているとしか現状は考えられない。
一階級程度の昇格なら「ア・バオクー戦直前に暫く後での昇格が内定していた」とこじつける事も出来なくはないが。
それならそれで総帥や大将などではなく中将というのも中途半端だが、これはそこまでギレン(総帥)を慕っていたということなのだろうか?
もしかしたらロマンチストの彼らしい設定なのかもしれない。
「星の屑作戦」はスペースノイドの自治独立を掲げた壮大なプロパガンダではあったとされる。
ただし作戦は成功したものの、その後は被害を受けまくった連邦とアースノイド(それにジオン派でないスペースノイド)を強硬策に走らせ、
ティターンズの台頭、スペースノイド弾圧の時代に導いてしまうことになった。
もっとも、結果的にはそれがグリプス戦役という連邦の大規模な内戦を招き、地球も連邦の力もそぐことになったので狂信的ジオニストとしては結果オーライと見ることもできなくはない……。
MSに乗って戦わないながらも、組織の長として登場する事が多く
戦術・戦略系のガンダムゲームでは能力の高い、MS適正もそこそこという有能なキャラである。
彼が一番輝くのはギレンの野望シリーズだろう、分裂しがちなジオン公国において絶対に離反せず最後まで付いてくるので、離反者多数になるジオンの系譜での完全勝利では重宝される。
また史実を捻じ曲げてジオンが快進撃を続けると、第二次ブリティッシュ作戦を提案。サイド7を核パルスエンジンで加速させ、またコロニーをギレンに落とさせた。
また、彼が主役のデラーズ・フリート編は所属している士官の数が滅茶苦茶少なく、初期配備の兵器も0079止まりの高難度であるため、ジオニストはこの難関シナリオに挙って挑んでは散って行った。ゲームバランスの都合でシーマの裏切りが無い、初期から何故か合流しているケリィとヴァル・ヴァロ、展開によってはアクシズからハマーン達が支援に駆けつけてくれるなど、独自の歴史を辿っていく。
スーパーロボット大戦シリーズには第4次から登場し、「ノイエDC」という
異星人からの脅威から地球圏を守りつつ腐敗した連邦政府も打倒する組織に属していた…は良いのだが、ジャミトフ達の政策に反発しコロニー落としを仕掛ける等
まぁ原作どおりの事をするのだが、その後異星人勢力にいつのまにか追い詰められたときは「ハマーンとガトーにミネバを託して異星人の司令官に特攻かまして戦死」
という非常にかっこいい死に様を披露した。ただその特攻での被害は雑魚2体だけというのは秘密。
「地獄で会おうぞ!ガトー!」という言葉は、原作でガトーには絶対に言わない台詞であろう。
ここまで書くと過激派ではあるが、本来の目的を果たすために潔く散るかっこいいハゲなのだが
以後のスパロボでは出番が少ない上に異星人勢力が来てるのに打倒連邦しか興味の無い「KY」となっており、特にスパロボAではシーマが
プレイヤーにわかるように「ジオンの暗部や裏仕事を押し付けた」事を発露し、それ故にデラーズ達等信じられないと反発されたり早々に退場したり
ガトーがシャアの説得で心が揺らぐなど、原作に無い要素のおかげで立つ瀬がなくなったりしている。
ギャザービート系列のGジェネでも登場するが影は薄く、ギレンから
「使えるコマ」程度にしか見られていないのが露呈してしまう。
PS3の「ガンダム戦記」では時代が0081年であるため彼もまだ健在であり、
地上に大量に残っていた残党軍が「水天の涙」作戦の為に行動を起こしていたときは宇宙で大人しくしていた為作戦に参加はしなかったが
作戦終盤で実行部隊が宇宙に上がったときはゲルググをプレゼントする等して支援している。
なおゲーム作品ではあるが、このPS3版ガンダム戦記を史実に組み込むと
「まだあちこちにいたジオンの地上残党軍が0081年に大規模な反抗作戦をして返り討ちに合いその数が激減、結果アフリカ方面で細々としたのが生き残っただけで水天の涙作戦も失敗、しかし良い所までは行っため、この作戦を参考に星の屑を思いついて実行した」
という流れになる。
地球連邦軍、並びにジオン公国の戦士に告ぐ。我々はデラーズ・フリート!
所謂一年戦争と呼ばれた、ジオン独立戦争の終戦協定が偽りのものであることは、誰の目にも明らかである!
何故ならば、協定は『ジオン共和国』の名を騙る売国奴によって結ばれたからだ。
我々は些かも戦いの目的を見失ってはいない。
それは、間もなく実証されるであろう。
私は日々思い続けた。
スペースノイドの自治権確立を信じ、戦いの業火に焼かれていった者達の事を。
そして今また、敢えてその火中に飛び入らんとする若者の事を。
スペースノイドの心からの希求である自治権要求に対し、
連邦がその強大な軍事力を行使して、ささやかなるその芽を摘み取ろうとしている意図を、証明するに足る事実を私は存じておる。
見よ、これが我々の戦果だ。
このガンダムは、核攻撃を目的として開発されたものである。
南極条約違反のこの機体が、密かに開発された事実を以ってしても、呪わしき連邦の悪意を否定出来得る者がおろうか!
省みよう!何故ジオン独立戦争が勃発したのかを!何故我等がジオン・ズム・ダイクンと共にあるのかを!
我々は三年間待った。
もはや、我が軍団に躊躇いの吐息を漏らす者はおらん。
今、真の若人の熱き血潮を我が血として、ここに私は改めて地球連邦政府に対し、宣戦を布告するものである。
仮初の平和への囁きに惑わされる事なく、繰り返し心に聞こえてくる祖国の名誉の為に、
「追記・修正せよ、ガトーよ」
「意地を通せ。現に項目はあるのだ!やれ!ガトー!儂の更新を踏み越えて!」
「儂をアニヲタwikiのさらし者にするのかガトー!」
「ジーク・冥殿!!」
- ↑すいません。内容的に中傷だったりが多いのでログ化は見直したほうが良いかと -- (名無しさん) 2020-07-19 18:16:28
- ↑いや、でもルール通りログ化の提案した後、ちゃんと五日以上様子を見て、反対意見が無いのを確認したうえでログ化を行ったんでこれで文句を言われるのはちょっと……。というかログ化の提案からログ化まで一月近くあったんですが……。 -- (名無しさん) 2020-07-19 23:54:54
- 項目にア・バオア・クーでの「逃亡罪」って書いてあるけどそもそもあの時点でキシリアに指揮権ってあったのか?普通大将が指揮を取れなくなったら次は誰それが指揮を執るって決められてるはずだけどどうも作中の描写を見るにキシリアじゃなさそうだし。それこそデラーズが次席指揮官の可能性もあるのでは? -- (名無しさん) 2020-08-02 15:29:32
- 何で組織名「ジオン公国軍」じゃなくて「デラーズ・フリート」を名乗ってるんだろう? -- (名無しさん) 2020-08-07 15:45:07
- デラーズ・フリートのスポンサーってアナハイムらしいけどどこら辺までがアナハイムの計画だったんだろう?あとエゥーゴにもデラーズ・フリートの元メンバーとかいそうだな -- (名無しさん) 2020-08-07 18:18:39
- ↑2あくまでジオンの大将はギレン・ザビであり、自分は代理に過ぎないからジオンの名は名乗れないっていうこだわりがあったんじゃないかな -- (名無しさん) 2020-08-22 18:53:19
- ↑4 あの時点でア・バオア・クーに残ってる少将以上の階級はキシリアしかいなかったはずなので、単純に階級順で指揮権が委譲されるという仮定ならばキシリアになるかと -- (名無しさん) 2020-08-22 20:22:04
- 後の世を考えると「地球連邦をぶっ壊す!」という目的はティターンズを作らせたことで結構果たせてるんだから、そういう未来まで見据えて決起したと考えれば超策士……だったのかもしれない(後付設定に期待) -- (名無しさん) 2020-12-28 00:04:44
- 荒らしコメント削除 -- (名無しさん) 2021-01-12 09:18:44
- ↑3その場合でもデラーズの所属がギレン親衛隊ならギレンが暗殺された時点でジオン公国の指揮系統から外れるのではないか?じゃないとそもそも親衛隊を創設する意味がないし -- (名無しさん) 2021-02-05 12:13:37
- ↑ギレン親衛隊ってジオン軍ですらないギレンが個人的に雇った傭兵部隊だったのか?それはそれでジオン軍人ですらない傭兵が勝手にジオン云々言ってることになってデラーズのアレっぷりがさらに酷くなるのだが -- (名無しさん) 2021-02-08 06:51:07
- 場合によるけど最高権力者が軍以外に親衛隊を創る理由は軍の指揮系統の外に独立した兵力を置くことで反乱を起こされ難くしたり反乱を起こされた際のカウンター兵力にするためだから。ギレン親衛隊はギレンが個人的に雇った傭兵部隊だったのか?と言う質問に対してはジオン公国に置ける親衛隊の法的立場については分からないとしか言えない。ただ、ギレンにとってはキシリアがジオン公国に置ける最大の政敵だった訳だから理論的に考えてギレンが死亡した際に親衛隊の指揮権がキシリアに成ると言うのは有り得ないと思うし、もしそうだったとしたらギレンはキシリアの言う通り「意外とお甘いようで」だと思う -- (名無しさん) 2021-02-08 11:51:49
- 軍隊っていうのは基本的に直属の上官の命令に従う。じゃないとそもそも戦争は出来ないから。しかし最高権力者にとってはこれは何時身内に反乱を起こされるか分からないと言う事であり最大の恐怖な訳だ。適切な事例かは分からないけど例えば本能寺の変。本来なら光秀の軍は明智家の兵ではなく織田家の兵なはずだ。なのに光秀の指揮に従って本来の主君である信長を殺害した。これを防ぐには軍の指揮系統の外に自分に直属する独立した部隊を置くのが一番だ。勿論ギレン親衛隊がこのタイプの軍隊かは分からないけど。 -- (名無しさん) 2021-02-08 12:13:09
- ただ予め予防線を張って置くと上記の意見は全て自分の推測、悪く言うと妄想であり、公式設定ではないと言う事は明言しておく。あくまでもデラーズの行動に無理やりつじつま合わせただけで実際の処はギレン親衛隊はただのギレンのボディーガードでデラーズの行動が敵前逃亡の可能性も勿論有り得る。メタ的に言えば「脚本家はそこまで深く考えてないよ」ってだけだろうし。 -- (名無しさん) 2021-02-08 12:34:22
- と言うかデラーズの立場なら俺も逃げるわ。あの状況だと例えジオン公国が勝っても権力握るのはキシリアだし。そうするとキシリアが最初にやるのは旧ギレン派の粛清だろう。ギレンの親衛隊長のデラーズは粛清リストのトップだろうし。後で殺されると判っているのにそれでも戦えなんてバカげてる。 -- (名無しさん) 2021-02-09 20:04:59
- ↑1 どんなに安く見積もっても飼い殺しは確定だしな。 -- (名無しさん) 2021-07-24 11:39:35
- 本当にジオンの将来を考えてるならガトーみたいな若い世代を自分の復讐に付き合わせたりしないよな。やっぱハゲはダメだな! -- (名無しさん) 2021-07-24 14:09:57
- むしろガトーの方が死に急いでいたから引き留めたんだが、作品ちゃんと観てるのか? -- (名無しさん) 2021-08-11 13:32:36
- あまりに無垢なエギーユ(技名) -- (名無しさん) 2021-08-17 02:30:26
- 前にもコメした気がするけど、デラーズがもう少しシーマの過去を慮っていれば、少なくともあんな最期を迎えずに済んだものを……。 -- (名無しさん) 2021-09-12 14:38:08
- 電撃PSのギレンの野望の攻略記事で一貫してハゲ呼ばわりされてたのを思い出す。「あのハゲのグワジンは異常に強い」とか「あのハゲのおかげで拠点が落ちない」とか。 -- (名無しさん) 2021-09-12 17:14:56
- >旧ギレン派の粛清 アクシズでも0084にハマーンがやらかしたよね。当然デラーズフリートの生き残りも「親分がそうだったから」と言う理由で粛清の対象になったのは言うまでもないだろう。例え処刑は免れても冷や飯食いは確実。生存確率の低い作戦に捨て駒同然に駆り出された末端の兵士もいただろうな。 -- (名無しさん) 2021-10-07 22:57:51
- 自分は好きだけどねこの人。戦略や法とかまどろっこしいもの抜きで、誇りと意地のために命も顧みずに戦う男には理屈なんてどうでもいい魅力がある -- (名無しさん) 2022-01-18 15:59:13
- 世代によって受け取り方は大きく変わるだろうね。放送当時は世界貿易センタービル事件どころか地下鉄サリン事件もなかったから受け入れられたんだろうし。 -- (名無しさん) 2022-03-24 15:36:04
- つまりテロという言葉が独り歩きして悪印象を振りまき、中身などどうでもいいという人が増えたって事か -- (名無しさん) 2022-05-17 13:08:31
- 報告のあったコメントを削除。 -- (名無しさん) 2022-05-25 21:48:16
- 中の人が同じ次元と.のように自分の信念に殉じているように見えて実際は酔っているからたちが悪い。もし次元なら「理想を掲げるのはいいがあんたは自分のケツを自分で拭けるのかい?」と言いそう。 -- (名無しさん) 2022-06-25 19:39:36
- この人は儂の屍を乗り越えろ発言を見るにガトーへの檄だけでなくスペースノイドみんなが連邦に反抗してほしいと思っていたかもしれない -- (名無しさん) 2022-08-07 10:47:12
- デラーズの酷いのはどの立場だったとしても擁護しきれないような行動、って所だよな。正規軍人だとしたら敵前逃亡から停戦命令無視、ギレン私兵だとしてもザビ家叩きの口実を与えてギレンを貶めてる。仮にもスペースノイドの独立を建前にしてたジオンがスペースノイド弾圧の象徴といえるコロニージャック。おまけに作戦の要はほとんど外部だよりという体たらくよ -- (名無しさん) 2022-08-07 11:16:20
- まだ敵前逃亡なんてデマいう奴がいるんだな。ギレン親衛隊のデラーズが、ギレンを殺したキシリアに従うのが正しいプロセスとでも言うつもりかよ。しかも停戦命令無視って、ビッターやロンメルも全否定、無茶苦茶言ってんな。ジオンは公王制の立憲君主だから連邦みたいに政府のお偉いさんが止めって言えば止まるようなもんとは違う位わかりそうなもんだが。 -- (名無しさん) 2022-08-09 03:11:45
最終更新:2022年03月09日 10:20