アクシズ(ガンダムシリーズ)

登録日:2024/03/13 Wed 07:38:38
更新日:2025/03/05 Wed 00:47:15
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アクシズ、行け!

忌まわしい記憶と共に!


アクシズとは、機動戦士ガンダムシリーズ、中でも宇宙世紀シリーズに登場する衛星基地である。
衛星そのものの名前の他に、組織の名称としても用いられる。
造語ではなく、英語で「枢軸」を意味する。


【概要】

火星と木星の間のアステロイドベルトに存在する巨大な小惑星であり、ジオン共和国によって資源衛星として基地が建設された。
小説版によれば「アクシズ」とはその隕石に対して連邦軍が付けたコードネームらしいのだが、それを利用しているジオン側の人間もそのまま呼称を使うようになったらしい。
全体としては平たい岩の上部に1つ、下部に2つの尖った岩が突き出している。
上部には球状の小惑星「モウサ*1」も接続されており、そちらは主に居住区として用いられる。
また、側面には巨大な核パルスエンジンも取り付けられており、自力での航行も可能となっている。
その為、作中でも史上最大級の質量兵器として何度か使われる事となった。
宇宙空間という環境下では光学兵器反応兵器、共に効果が薄く、外部からの攻撃での破壊は難しいとされている。
ただし、破壊は不可能でもコロニーレーザークラスの兵器であればコースを変えて直撃を避けるという事は可能。
また、もとは資源採掘施設だったために、内部は坑道が網の目状に張り巡らされており、内側からの爆破であれば破砕する事が出来る。

数多くのジオン兵が生活する場であり、要塞としての軍事設備だけでなく広大な居住区も持ち合わせている*2
中でもモウサは「アクシズ発祥の地」とも呼ばれており、アクシズの象徴的な存在であった。

当初の指導者はマハラジャ・カーンであり、ジオン・ズム・ダイクン同様スペースノイドの自治権を平和的に勝ち得たいと願う穏健派であった。
しかし、徐々に一年戦争デラーズ紛争での敗戦の悔しさ、無念さを燃やす武闘派との対立が激化。
マハラジャ・カーンも病によりこの世を去った事で、ハマーン・カーンが指導者となり、後に「ネオ・ジオン」として武装蜂起。
この軍を指して「アクシズ軍」とも呼称される。

MS開発機関もあり、ZZ時代はジオン系統のMSをベースとした独特なデザインの新兵器を数多く開発した。
中でもビットを発展させたファンネルはアクシズ系MSの代表的な武装であり、多種多彩なファンネル持ちの機体が生み出される事となる。

また、ルナ・チタニウムと同等の強度を低コストで実現したガンダリウムγも名前に反してアクシズで開発された物であり、リック・ディアスを始めとした様々な機体に用いられる事となる。


【作中での扱い】


U.C.0072

アクシズ小惑星基地が設立される。
当時は資源採掘や木星船団の中継拠点としての運用が主であった。


U.C.0079-0081(一年戦争とその後)

この頃はまだ資源衛星に過ぎず、戦時中は直接関わる事は無かった。
終戦後、ア・バオア・クーの敗残兵の逃げ先として、1万人の将兵とその家族2万人など、合計約3万人にも上るを受け入れる事となる。
地球の各地に取り残されたものや火星に逃れた勢力等もいる為これが全てではないが、ジオン残党軍の勢力としては最大級の規模の物となった。
ただし、流石にそれだけの人数をすぐに受け入れる事も出来なかった為、居住区の拡張が進むまで2年近くもの間、艦内で生活した者もいるという。ちなみにこの間にも、ジオン共和国からの亡命者やアクシズの噂を聞きつけたジオン残党の流入が続いていたため更に膨れ上がることとなる。
また、逃亡者の中にいたミネバ・ラオ・ザビを女王として擁立。
アクシズの指導者であるマハラジャ・カーンがその後見人を務めた。
だが、ミネバというジオンの後継者がいた事と、当時襲撃してきた連邦軍の艦隊を撃退した事で再戦の気運が高まり、後の動乱の火種が生まれていく事となる。


U.C.0083(デラーズ紛争)

地球圏に残ったジオン軍残党「デラーズ・フリート」による星の屑作戦が決行される。
同時期にアクシズ内部でも「真ジオン公国」を名乗る武闘派がクーデターを起こすも、シャア・アズナブルらに鎮圧される。*3
その最中にマハラジャ・カーンが病によりこの世を去った為、シャア・アズナブルがその次女ハマーン・カーンを新たな指導者として推薦し、ハマーンが指導者となる。
そういった背景もあって、この時のアクシズはまだ連邦軍と戦える状態ではなかった。
その為、星の屑作戦への直接参加はせず、「ノイエ・ジール」の提供と敗残兵の救助に留まった。


U.C.0086-0087(グリプス戦役)

雌伏の時を終え、核パルスエンジンを使用してアクシズごと地球圏へと帰還。
エゥーゴティターンズの戦闘が激化する中で第三勢力として到達する事となる。
この頃は主にアクシズ軍と呼ばれていた。
一時的にエゥーゴと手を結び、ティターンズの拠点であるゼダンの門にアクシズをぶつける等の強硬策に出る事もあった。
その後はエゥーゴにも牙を剥き、グラナダへアクシズをぶつけようとするも、コロニーレーザーの攻撃により未遂に終わる。
その後も三つ巴の戦いを続けるが、壊滅したティターンズ、疲弊しきったエゥーゴとは違い、アクシズは最終決戦まで戦力を温存し続けたままグリプス戦役は一旦の終結を迎える事となる。
とはいえ無傷の勝利とは行かず、百式のメガ・バズーカ・ランチャーによりガザC部隊(と、パイロットのベテラン将兵)に大損害を出してしまう一幕もあった。


U.C.0088-0089(第一次ネオ・ジオン抗争)

ティターンズが指導者を失い、エゥーゴも大きく弱体化した事で、「ネオ・ジオン」を名乗り本格的に地球圏へと侵攻する。
当初はハマーンも各コロニーを制圧しつつ徐々に勢力を広げていたが、明確なビジョンを持たないまま肥大化した組織は次第に不満が募り始める。
更にグレミー・トトがジオンの正当後継者を名乗り反乱を起こした事で、ネオ・ジオンはハマーン派とグレミー派に分裂。
アクシズの主導権はグレミー派に渡り、ハマーン派の拠点であるコロニー「コア3」にぶつけられそうになる。
この時アクシズの直撃は避けられたが、モウサが衝突し失われる事となった。
最終的にグレミー・トトとハマーン・カーンの両名が戦死した事でネオ・ジオンはその力を失い、アクシズも地球連邦政府の管理下に置かれる事となる。
しかし……。

なお、『ΖΖ』本編の裏ではエゥーゴ艦隊により攻略作戦の目標となるが、これを撃退している。
漫画作品では詳細が描かれ、エゥーゴ艦隊はソーラ・システムを用いての破壊を企画していた。
しかしネオ・ジオンは太陽光を吸収してエネルギーに転換する「ラーフ・システム」を起動させ、ソーラ・システムの収束光を吸収。逆にハイパーメガ粒子砲のエネルギーに回して撃ち返すことで、エゥーゴ艦隊を壊滅させた。
これにより、かつてのソロモンのようにえぐり抜かれるかと思われたアクシズは難を逃れた。


U.C.0092-0093(第二次ネオ・ジオン抗争(シャアの反乱))

新たなネオ・ジオンを率いる事となったシャア・アズナブルがフィフス・ルナ落下作戦を決行後、和平交渉の条件としてアクシズの所有権を求める。
地球連邦政府もこれを受け入れて再度ネオ・ジオンの手に渡る事となった。
そして、シャアは和平の条約を反故にし、アクシズ落下作戦を実行に移した。
ロンド・ベルを始めとする連邦部隊も阻止に動くが、核ミサイルによる攻撃は防がれてしまった為、内部に侵入してアクシズの破砕を実行する。
結果としてアクシズの分断には成功し、一方は落下コースを外れるも、もう一方は落下コースのまま、それどころか爆風により落下の後押しをしてしまった。
シャアが勝利を確信する中、アムロ・レイの駆るνガンダムがアクシズの下部に周り、バーニアで押し返そうとする。
その場にいた連邦、ジオンの将兵全てがその姿に心を打たれ、同様にアクシズを支え始める。
しかし、ほとんどの機体が摩擦熱により爆散していった。
自殺行為にも思えたそれは、やがてνガンダムに搭載されたサイコフレームから放たれる光によって包まれ、アクシズは地球の落下コースを外れていく事となる。

こうして、小惑星アクシズは表向きの歴史上の役割を終えた。
しかし、この時のサイコフレームが発した光は「アクシズ・ショック」と呼ばれ、後の世界にも多大な影響を与える事となるのだが、それはまた別の話である……。


U.C.0096

シャアの反乱、そしてラプラス事変を経た連邦軍は既存の兵器体系を根本から覆すサイコフレームを改めて脅威と認識し、より詳細な調査をするべく廃墟となって宇宙を漂っていたアクシズに特殊部隊「マスティマ」を派遣し、残されている筈のデータや技術の回収を試みるも、誰も居ない筈のアクシズで部隊は謎のMSらから襲撃を受ける。
その背後には後の世で貴族主義を掲げた理想国家を建築せんとする、ある企業の影がチラついていた…。



【関連人物】

  • マハラジャ・カーン
アクシズの指導者。
前述の通り、ジオン・ズム・ダイクンと同様スペースノイドの自治権を平和的に得たいと考える穏健派。

ミネバの後見人であり、マハラジャに次ぐアクシズの実質的な指導者。
グリプス戦役、及び第一次ネオ・ジオン抗争にて地球圏へと侵攻を行なった。
侵攻の理由は深く語られなかったが、プライベートで日光浴をするシーンや『0083』での「寒い……ここにあと何年……」という台詞から、地球圏への帰還自体が目的だったのかもしれない。

ドズル・ザビの娘。
当時まだ赤子でありながら、ザビ家の血を継ぐものとして女王に祭り上げられる。

ご存じ赤い人。
一年戦争後はアクシズに身を寄せていたが、いつしかエゥーゴのクワトロ・バジーナとしてアクシズを去った。
後にネオ・ジオン総帥となり、フィフス・ルナに次いでアクシズを地球に落とし、寒冷化作戦を行う事となる。

  • グレミー・トト
第一次ネオ・ジオン抗争の最中、ミネバを傀儡としてアクシズ軍を私物化したハマーンに反旗を翻したザビ家の後継者。
その際にアクシズを手中に収めるも、ネェル・アーガマ隊との戦闘に敗れ戦死する。

モノアイガンダムズに登場した主人公。
ジオンに所属しており、シャアと同様一年戦争後にアクシズに身を寄せる。
ゲームではアクシズ軍として星の屑作戦にも協力するが、作戦後は再びアクシズに戻り、エゥーゴが設立された時に再びシャア(クワトロ)に同行した。


【ゲーム等での扱い】

スーパーロボット大戦シリーズ

『逆襲のシャア』が原作再現される際にはだいたい落とされる。
終盤で再現されることが多く、アクシズを支えるシーンはどれも熱い展開となっている。
同時参戦している作品によっては「こいつらがいてアクシズが破壊できないわけがないだろう」とツッコミを受ける事もあるが、
それをさせないようアクシズ自体に何らかの細工*4が施されている事もある。
また、外部だけでなく内部に突入して戦闘をするケースも何度か見られる。

デビルガンダムと融合した「デビルアクシズ」が登場。
シリーズの長い歴史の中でも、別々の作品同士の要素を融合させて完全オリジナルユニットが誕生したのはこれっきりである。*5
性能としては確かに攻撃の威力が高く、射程にも穴がない(というかガンダムヘッド1つで全てカバーできるので、他の武器が不要になっている)。
しかし元がアクシズである為か運動性が壊滅的に低く、パイロットも単なるAIである為、まず攻撃が当たることは無いと考えていいだろう。

本作ではシャドウ・ミラーがアクシズ落としに関与する。
しかし、アクセル、又はラミアの決死の行動により、ツヴァイザーゲイン諸共消滅した。

本編終了後の隠しシナリオで戦う事となる。
しかし、IMPACTでは敵を倒しすぎるとゲームオーバーという過酷すぎる敗北条件に加え、当のシャアがMAP兵器で部下を巻き込んでくるのだから始末が悪い。

序盤でシャアの反乱が起こるも、デュミナスの介入によりラー・カイラムは致命傷を負い、落下阻止は絶望的となる。
だが、そこでエクサランスの時流エンジンが暴走し、5年前の世界に飛ばされる。
その為、作中ではハマーン達率いるネオ・ジオンの拠点として利用されるのみとなった。

原作同様アクシズの落下イベントがあるが、ハマーンやドゥガチ等も加わった大乱戦となる。
なおルートによっては、アクシズではなくブレンパワードの「オルファン」が落下する。

シャアがOZのミリアルド・ピースクラフトと結託。
NT部隊に加えMD部隊という強力な布陣、更にアムロとブライトを予め拘束しておくという抜かりのなさで、なんとプロローグ終了の時点でアクシズ落とし成功に王手をかける。
……だが、直前で地球が消滅した事により、その余波でアクシズが崩壊してしまった*6

第5章、第6章の2章に渡って制圧作戦が描かれる。
前者では第08MS小隊が単独でランバ・ラル黒い三連星らを撃退して施設制圧に成功するも、連邦政府の迷走とジオン側の増援により失敗。
その後、ハマーンがアクシス地球降下作戦を実施した為、ゼロ立案による地球降下阻止作戦の舞台となる。
最終的にハマーンらネオ・ジオン勢力は完全敗北を認める形でアクシズから撤退。
降下中のアクシズも(テキストのみの描写だがアンゴル=モアのハルマゲドン1/1で消し飛ばされ、ジオンは戦争継続を断念せざるを得なくなった。

第三次において逆襲のシャアが原作再現され、決戦の舞台となる。
ここでは時空震動の鍵となる大特異点として扱われた。
シャアとしてはアクシズに人々の意識を向けさせ時空修復をする事が狙いだったのだが、フル・フロンタルによって実際にアクシズ落としを狙われてしまう。

時系列がUC時なので破壊済み…と思いきや、半壊したアクシズがミネバ一党の隠れ家として使用されている。

IFルートで決戦の舞台に。本作でもDG細胞に汚染されており、デビルアクシズ化はしていないが破壊するとDG細胞が降り注ぐという破壊阻止の手段が取られている。
シャア達と共に止めに向かうという中々珍しい構図からはじまり、いくつもの思惑や新展開など目が離せない。

時系列はNT時だが、Vと同様の扱い。
アムロもシャアも生存しているが、シャアに関してはアクシズ落としの大罪人であり、当然味方からの心象は最悪。
シャア自身も贖罪の為に、クワトロとしてアムロ達と共に戦うことを選んだ。


Another Century's Episode 3 THE FINAL

シリーズには逆襲のシャアが何度か参戦するものの、アクシズ落としが再現されるのは3のみ。*7
やはり展開が最終盤である為、数多くのメカによってアムロと共に支えられる事となる。
そういった扱いとしてはスパロボシリーズと変わらないが、リアル頭身のムービーは一見の価値あり。


機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム(初代)

無印ではνガンダム、及びサザビーのGクロスオーバー技として登場。核の冬が来るぞ!(脅迫)
フィールド内をアクシズが通過し、敵味方問わず跳ね飛ばすというもの。*8その形状から縦にも横にも強い。
ガンダムゲームは数あれど、総帥諸共轢き逃げしていくアクシズを見られるのはこの作品以外にないだろう。

機動戦士ガンダム Extreme vs. FULL BOOST

こちらではサザビーのEXバースト技として採用。
やたら小っちゃいアクシズがロック中の敵目掛けてステージ上空から落下し、着弾点周辺に巨大な爆風を発生させるという大技になった。
アクシズそのものにも当たり判定はあるので、回避しようとした敵機がぶつかって吹っ飛ぶ姿を見た人はいるのではないだろうか。
なお固有技なのでサイド7だろうと地球の施設だろうとどこでもデリバリーアクシズしてくれる。なんならEXVS2で追加されたステージのアクシズでもアクシズは落とせる。

バトルスピリッツ

コラボブースター「魔女の切り札」に収録された。
レアリティはR(レア)で、コモン、アンコモンよりは上のキラカードだが、同じくキラカードであるMレア、Xレアよりはレアリティの低いものとなる。
ネクサスという、いわゆる地形やフィールド魔法といった立ち位置のカード。
かなりコストはかかるが、相手のスピリット(いわゆるモンスター)とネクサス、創界神を全て破壊する、アクシズ落としによる大破壊を再現したかのような効果が特徴。
そのコストも、ファンネル持ちのスピリット効果を使う事でボイド(ゲームにまだ使われていない、盤外のコア)から貯められる為、ファンネル持ちが輝く効果と言える。
ただし、破壊の対象はあくまでスピリット、ネクサス、創界神である為、アルティメットはアクシズが落ちても涼しい顔をしている。
また、相手からの破壊や除去の耐性が全くない為、その気になればあっさり阻止されてしまう上、こちらの効果も単なる赤属性の破壊効果である為、効果を防ぐ能力を持っている相手にはなんの影響も与える事ができない。
例えばνガンダムロングレンジフィンファンネルを持って場に出ればアクシズは砕けるし、仮に落とせてもストライクガンダム1機すら潰せないのである。
ただ、相手からアクシズを破壊・除去された場合は、溜めていたコアがボイドではなくリザーブに入る為、手早くファンネルを使えばコアブーストか大破壊の二択を迫る事が可能なカードと言える。


余談

劇場版 機動戦士ガンダム00-A wakening of the Trailblazer-』の劇中劇である『ソレスタルビーイング』にカタロンの移動要塞が登場するのだが、そのデザインはどこからどう見てもアクシズである


SEED DESTINY』放映時から当分の間、作中のラクス・クライン一党はその行動を批判的に捉える論調の考察や、種死本編やアフターを舞台に抵抗すべき敵役に据えた二次創作界隈ではしばしば『ラクシズ』と呼ばれがちであった。
これについては「初代の敵勢力から分岐した第三勢力」であること、また指導者が「カリスマ溢れるピンク髪の若い女性」であり「最終的に事実上漁夫の利を占めた」等の大きな共通点が主な理由であるが、端的には意外にも「ラクス一党に公式の組織名がなく、暫定的な呼び名しか付けられなかった」という事情もあったと言える。
「三隻同盟」は三隻以外の仲間が数に入らなさそうだし、そもそも劇中では一切呼ばれていない。
「クライン派」はもともとプラント内部の政治派閥(具体的にいうとシーゲル・クラインを指導者とする議会勢力)なので、プラントからも独立した組織の名前としてはいささか不適切。
漫画『ΔASTRAY』では「歌姫の騎士団」と呼ばれる場面があるが、この名前もあまりしっくりくるものではない……
『SEED DESTINY』では「オーブ軍第二宇宙艦隊」の所属という扱いだが、これだとあたかもオーブという国の公金で運営される一機関のようである(正確には義勇軍を組み込んだ形)。
というわけで「ラクスを指導者とする一派」という意味で「ラクシズ」と呼ぶしかなかったという事情もあったらしい。
幸い、現在は『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』にて「世界平和監視機構コンパス」というしっかりした組織名が登場したことで、この点は解決したと言える。




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最終更新:2025年03月05日 00:47

*1 小説版によれば名前の由来は現実のイギリス近郊にあるシェトランド諸島のモサ(Mousa)島。ここに石作りの街の遺跡があったことからアクシズの隕石を組み合わせた居住区の由来にしたそうな。

*2 ちなみにモウサ内部の季節の大半はハマーンが好きな夏。

*3 ただし、このクーデターは漫画「機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像」で描かれた物であり、正史とは言い難い。

*4 自軍のメカでは押し返せないくらい推力が強化されている、破壊した時に落とした時と同等かそれ以上の被害が出る、など

*5 メカギルギルガンやマジンエンペラーGなどの設定を元にした発展系や、クロッシングパイロットでカラーリングを変えたウイングガンダムゼロリベリオンエイジ専用スコープドッグなどが登場する事はある。

*6 当時のCMでも崩壊の様子がムービーで描かれている

*7 1では作中オリジナルのエネルギー結晶「E2」を使用、2では逆襲のシャアは再現されず。

*8 味方は接触しても弾き飛ばされはするがダメージは受けない。