登録日:2020/04/25 Sun 13:59:11
更新日:2025/04/05 Sat 16:06:03
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両陣営の経緯等
星の屑作戦
一年戦争終結後、投降を拒否した旧
ジオン公国軍の残党が秘匿領域「カラマ・ポイント」にて今後の方針を協議した結果、
小惑星アクシズを目指すグループと地球圏に残るグループに分かれた。
そして「地球圏に残るグループ」は
エギーユ・デラーズ中将の下に団結し、
デラーズ・フリートを名乗って地球連邦政府に対し、ゲリラ戦を開始。
やがて「連邦軍が核武装したMSを開発している」との情報を得ると、一大反抗作戦「星の屑作戦」を立案。
具体的にどのようなものであるかというと、
▼STAGE-1▼
「ガンダム開発計画」によって開発された戦術核兵器運用MSを強奪。
それを以って分遣艦隊はコンペイトウ鎮守府(旧ソロモン)で挙行される連邦軍観艦式を襲撃し核攻撃を実行、連邦の主力艦隊の大半を撃沈させ、行動不能にする。
▼STAGE-2▼
自軍の主力艦隊は別方面において移送中のコロニーを強奪、月へ向けて発進させる。
月軌道に入った段階でアナハイムの協力の元、コロニーのスラスターを点火させて地球への軌道修正を行い、月に向けて追撃を行う連邦追撃艦隊を出し抜く。
これまでの作戦行動により、地球軌道に残る連邦軍は少数になる。
▼STAGE-3▼
この段階で艦隊は再集結しコロニーを護衛、連邦残存艦隊を順次撃破しつつ、コロニーを北米穀倉地帯へと落下させる。
作戦終了後の残存艦隊は月からの敵艦隊の来援までの時間差をついて戦域よりの離脱を図る。
これら一連の計画は、北米の穀倉地帯にコロニーを落として食糧生産率を低下させ、宇宙への依存度を上げると共に連邦政府の目を宇宙に向けさせる事が目的であったとされる。
2号機強奪事件
10月14日
ガンダム開発計画の責任者たる
ジョン・コーウェン中将からアルビオンに対し、2号機の奪還命令が下る。
討伐隊に参加したバニングとコウらを補充人員に迎い入れ、アルビオンはアフリカ方面へと進路を取る。
一方、キンバライト基地に到着したガトーは2号機と共に宇宙へ打ち上がる準備を整えていた。
キンバライト基地戦
10月23日
アルビオン乗員の中にデラーズ・フリートの
スパイが潜入している事が発覚するが、艦長の
エイパー・シナプス大佐は敢えてスパイを脱出させて逃走経路から基地の場所を特定。
基地側の陽動作戦でMS隊が包囲を受けるものの、コウの駆る1号機の活躍により突破、基地のHLVを射程に収めるが、発射には間に合わなかった。
アルビオンはガトーを追うべく、宇宙へと上がる。
デラーズフリート宣戦布告
10月31日
地球連邦軍、並びにジオン公国の戦士に告ぐ。我々はデラーズ・フリート!
所謂一年戦争と呼ばれた、ジオン独立戦争の終戦協定が偽りのものであることは、誰の目にも明らかである!
何故ならば、協定は『ジオン共和国』の名を騙る売国奴によって結ばれたからだ。
我々は些かも戦いの目的を見失ってはいない。それは、間もなく実証されるであろう。
私は日々思い続けた。
スペースノイドの自治権確立を信じ、戦いの業火に焼かれていった者達の事を。
そして今また、敢えてその火中に飛び入らんとする若者の事を。
スペースノイドの心からの希求である自治権要求に対し、
連邦がその強大な軍事力を行使して、ささやかなるその芽を摘み取ろうとしている意図を、証明するに足る事実を私は存じておる。
見よ、これが我々の戦果だ。
このガンダムは、核攻撃を目的として開発されたものである。
南極条約違反のこの機体が、密かに開発された事実を以ってしても、呪わしき連邦の悪意を否定出来得る者がおろうか!
省みよう! 何故ジオン独立戦争が勃発したのかを! 何故我らがジオン・ズム・ダイクンと共にあるのかを!
我々は3年間待った。もはや、我が軍団に躊躇いの吐息を漏らす者はおらん。
今、真の若人の熱き血潮を我が血として、ここに私は改めて地球連邦政府に対し、宣戦を布告するものである。
仮初の平和への囁きに惑わされる事なく、繰り返し心に聞こえてくる祖国の名誉の為に、
ジーク・ジオン!!
密談~観艦式襲撃
11月8日
観艦式で観閲官を務める
グリーン・ワイアット大将とデラーズ・フリートの
シーマ・ガラハウ中佐との間で裏取引を兼ねた密談が開かれようとしていたが、折り悪く付近を索敵中のアルビオンに発見されて中止となり、そのまま交戦に突入。
MS隊を率いるバニングは星の屑作戦の機密文書を首尾よく手に入れるが、帰還中に乗機が爆散し、帰らぬ人となる。
アルビオン隊が介入しなければ機密文書一式は滞りなく連邦の手に渡り星屑作戦の阻止ができた構図だが、連邦内の派閥争いで情報共有されなかったアルビオンにはそれを知る由もなかった。
11月10日
コンペイ島鎮守府にて連邦艦隊の3分の2を集めた観艦式が開催された。
集められた艦艇は
マゼラン改級戦艦や
サラミス改級巡洋艦などのMS非搭載艦の姿が目立ったが、随所に自動砲台や護衛MS隊を配して防衛ネットワークを構築しており、開催までに37機の敵MSを撃破していた。
また、実際には
ペガサス級強襲揚陸艦2隻も配備・運用されている。この1隻は「グレイファントム」というのが定説。
参加艦艇の名簿が明かされた事は無いため、他にもペガサス級が配備されていた可能性はある。
宇宙暦、0079。つまり、先の大戦は、人類にとって最悪の年である。
この困難を乗り越え、いままた、3年ぶりに宇宙の一大ページェント、観艦式を挙行できる事は、地球圏の安定と平和を具現化したものとして、喜びに耐えない。
そも、観艦式は地球暦1341年、英仏戦争の折、英国のエドワード3世が出撃の艦隊を自ら親閲した事に始まる。
その共有すべき大宇宙の恩恵を、一部の矮小なる者どもの蹂躙に任せる事は……
と、このような意気で式を順調に進めていたのだが、ガトーの駆る2号機が単騎で防衛網を突破してコンペイ島の真上に現れ、旗艦のバーミンガムに向けて核弾頭を発射。
バーミンガムとその周辺の艦艇は撃沈され、他の艦艇も大部分が大破に追い込まれた。
これは弁解の余地がない南極条約を踏みにじった行いである。
一方、この襲撃と同じ頃にシーマ艦隊によって移送中のコロニー2基が強奪。シーマは2基同士を衝突させて1基を月の落下軌道に投入した。
そして、逃亡中の2号機が1号機と交戦し、両機体は大破した。
なおシーマ艦隊はコロニーを奪う際に連邦の艦艇だけでなく状況を監視中のコロニー公社の船も撃沈している。
コロニー公社はコロニーの建設や維持管理を行っている宇宙の重要な組織であり中立である関係から不可侵を取り決めているため
確かに南極条約で保護しているのは木星船団公社の船だけなのだが、連邦とジオンが別に結んでいる同等の条約を一個破っている。
コロニーの軌道変更
11月11日
シーマ艦隊はデラーズ・フリート本隊と合流し、ガトーはアクシズ先遣艦隊からモビルアーマー(MA)の
ノイエ・ジールを受領。
一方のアルビオンは、
ガンダム試作3号機受領のため
ラビアンローズに接舷するも、ナカット・ナカハ少佐がこれを拒否。デラーズ・フリート追撃任務の解除通告を受ける。
そして落下中のコロニーはシーマとの密約を受けたアナハイム社幹部による月面からのレーザー照射により地球落下軌道へ進路変更。
追撃していたコンペイ島の残存艦隊は推進剤切れにより、追撃を断念。
なお、コロニー落としも南極条約を踏みにじった行為である。
これを重く受け止めたアルビオンのシナプス艦長は3号機を強奪も同然に接収し、艦をラビアンローズより発進させる。
コロニー攻防
11月12日
シーマ艦隊がデラーズ・フリートより離反。デラーズ・フリートの旗艦グワデンのブリッジを占拠し、デラーズを
人質に取る。
デラーズはガトーに対して作戦続行を命令してシーマに射殺され、グワデンも撃沈。
連邦軍はコロニーの落下軌道にソーラシステムⅡを配し、太陽光の照射によってコロニーの破壊を試みるが、ノイエ・ジールによってコントロール艦が破壊されて失敗に終わる。
そしてこの直後、コウの駆る3号機によってシーマの艦艇とシーマが駆る
ガーベラ・テトラが撃沈される。
11月13日
ソーラ・システムⅡが、連邦軍と交戦中のデラーズ・フリートへ向けて再照射。
コロニーは北米大陸の穀倉地帯へ墜落。ガトーは連邦軍追撃艦隊と交戦の末、戦死した。
そしてこれを以てデラーズ紛争は終結。
戦後
終戦後に開かれた軍事法廷において、シナプス大佐は極刑、コウ・ウラキ少尉に対しては懲役1年の判決が下される。
しかし、ガンダム開発計画と観艦式襲撃に関する記録は抹消され、コロニー落としはコロニー公社による移送中の事故に偽装された。
これに伴いコウの罪状は消滅した。シナプスは公式に極刑判決が出た後の記述が存在しないため、刑が執行されたかどうかは不明。
そして、ジオン残党の掃討を名目に連邦軍内部においてある特殊部隊が創設されることとなる。
省みろ! 今回の事件は地球圏の静謐を夢想した、一部の楽観論者が招いたのだ!
デラーズ・フリートの決起などはその具体的一例にすぎぬ。
また3日前、北米大陸の穀倉地帯に大打撃を与えた、スペースコロニーの落下事故を見るまでもなく、
我々の地球は絶えず様々な危機に晒されているのだ!
地球──この宇宙のシンボルを忽せにしないためにも、我々は誕生した。
地球、真の力を再びこの手に取り戻すため、
余談
この紛争の一連の流れに対し、ネット上では「コウがシーマに最後に敵対したのは味方殺しになってしまうのでは」といった批判意見も散見されるが、
同時にそれらへの擁護や反論(「コウにはシーマが味方って伝わってないようだぞ」など)、さらにそれに対する再反論(「そういうことが起きるから勝手に参戦してはいけないんだ」など)も存在するので、一方的な判断は禁物。
どんな作品でも言える事だが、まずは自分の目で作品を見て、必要なら公式情報を調べてから判断するようにしよう。
追記、修正はシーマ様との裏取引を成功させてからからお願いします
- 美辞麗句に包まれた言語道断のテロ行為。何も知らずにコロニーに潰される穀倉地帯のお百姓さんたちは可哀想じゃないのか? -- 名無しさん (2020-04-25 14:19:46)
- ↑「地球の連中は自分たちを苦しめて弾圧して甘い汁啜って生きてる奴らだからどれだけ殺したって構うもんか」って考えだから何とも思ってないでしょ。エースの外伝漫画だとそういう奴たまにいるぞ -- 名無しさん (2020-04-25 14:49:00)
- 根本的にずれてる思想からことを始めて、最終的に理想からずれた結末に落ち着くのいいよね -- 名無しさん (2020-04-25 15:04:55)
- 大前提として宇宙世紀70年代の時点で宇宙民は一種の棄民政策で捨てられた人々で、地球に住んでるのは基本的に一握りの富裕層だからね。70年かけて積もったその恨みつらみと歪みの塊を更に濃縮させたのがジオン残党軍だし、よしんばそうでなくても敵国の農民の心配する余裕は無いだろう。戦争やってるんだし。何なら「ざまぁww」とさえ思ってるかもしれないし、それは現実にもある事 -- 名無しさん (2020-04-25 15:07:25)
- その前提でどうして他のサイドへの調略をしないのか、あるいは全く成功しないのかが全く分からない。まあ初期設定が宇宙人だし、こんなに続くとはおもってないからしゃーないけど -- 名無しさん (2020-04-25 15:25:33)
- この一件があったと考えるとティターンズの度を過ぎたスペースノイド弾圧も仕方ないとも言える…まあ、連中を擁護する気は全く無いけどさ -- 名無しさん (2020-04-25 15:46:50)
- まあデラーズの作戦が一定程度成功したのはコーウェンくんが並外れたバカかつ、調略しようとしたワイアットらの派閥にいなかったからなんだったからなんだけどね -- 名無しさん (2020-04-25 16:24:42)
- コーウェンくん(notインベーダー)もガンダム開発計画主導できる程度にはハイスペなんだが、なまじ旧レビル閥の生き残りってネームドはどっちかっつーと脳筋だからなぁ。その辺嗜めるティアンムとか、レビル以下の重鎮は揃って戦死してるし…… -- 名無しさん (2020-04-25 16:48:03)
- 視点が異なるから仕方ないとはいえ国どころかやった事考えれば市民に人としての権利すら怪しい中何とか残せた共和国を売国奴呼ばわりはまた凄い事言うよな。 -- 名無しさん (2020-04-25 17:34:18)
- テロリズムはなあなあで済まされている問題を対立煽りで燃やして無理矢理解決を急ぐという思想なんでティターンズ結成もグリプス戦役もある意味でハゲの本望ではある。ティターンズが生まれて対立が激化しなかったらスペースノイドは格差固定のまま安穏と飼われ続けていたから。ついでにアクシズが将来地球圏に帰還したときに漁夫の利で急拡大出来たのもグリプス戦役による連邦軍疲弊のおかげなので間接的にハゲのおかげ -- 名無しさん (2020-04-25 17:46:53)
- ↑×7 ジオンは一年戦争時代に他のサイドにも攻撃仕掛けてるから連邦は嫌いだがジオンも信用出来んって連中もスペースノイドにはいる -- 名無しさん (2020-04-25 17:55:42)
- ハゲが南極条約云々言ってるけど、そもそも一年戦争ではジオン側こそが南極条約違反しまくってるので「お前が言うな」としか。ついでに言えば連邦側の視点では一年戦争が終戦した時点で南極条約は失効している。それから南極条約で禁じられているのは核兵器の「使用」であって、「所持」までは禁止されていない(=2号機を開発しただけでは違反にならない)。おまけに今回も2号機の核を使ったのはジオン側。……ツッコミどころしかねえ!! -- 名無しさん (2020-04-25 18:14:23)
- そもそもなんで受領・試験の段階で核搭載してるんだ…正式配備時に装填すればいいもの -- 名無しさん (2020-04-25 18:35:30)
- なんか最終的にはティターンズ含め全勢力から「余計なことしやがって……」と思われてる気がする -- 名無しさん (2020-04-25 18:40:03)
- デラーズには責任を取って毎日日替わりカツラの刑にしよう、きっと信望者減るぞ -- 名無しさん (2020-04-25 20:01:08)
- ↑あとスキンケア用ローションに毛生え薬混ぜてやろうぜw -- 名無しさん (2020-04-25 20:54:29)
- よくコロニー落としが起こったという出来事を隠ぺいで来たな…と今になって思う -- 名無しさん (2020-04-25 21:35:29)
- ↑当時は戦後復興の一環として、サイド再構築のためにコロニー公社によるコロニー移送作業がよく行われていた。コロニー公社が事故をやらかしたことにすればよかったのだ。 -- 名無しさん (2020-04-25 22:23:00)
- スペースノイドが「棄民」だったのは80年も前の話。実際にコロニー社会は「最下層のスペースノイド」でも最低限の教育を受けられ、士官学校にも通えるほど生活がよかった(コロ落ちのニアーライトなど)。しかもスペースノイドはアースノイドを「モグラ」と蔑視する(小説版FG)など、アースノイドに対して非力ではまったくなかった。
逆にアースノイドは旧世紀以来の環境破壊を克服しきれず(そもそも人口増と環境破壊の対策が宇宙移民の目的)、そのうえジオンのコロニー落とし・虐殺(ククルス・ドアン)・核攻撃(マ・クベとユーリ・ケラーネ)その他諸々で、地球環境は完全に破壊された。
生活環境と社会情勢は、完全にコロニーのほうが地球よりもよくなっていた。なのにジオン残党はそれを理解せず、一方的に地球に嫉妬と憎悪を抱き続けていた。木星帝国のドゥガチもそうだが、地球を狙うテロリストほど地球を理解していない。デラーズもその口だ。 -- 名無しさん (2020-04-25 22:42:55)
- 南極条約違反は、問題はデラーズのほうなんだよな。ジオンがまだ戦争中とするなら、核使用とコロニー落としは厳禁のはずなのに。まぁ、テロリストなんてそんなものか。 -- 名無しさん (2020-04-25 23:48:15)
- オサリバンが何をしたかったのかわからん。コロニー落としは阻止する気だったんだよね? -- 名無しさん (2020-04-26 02:09:11)
- エクバでガトーがジェリドに「お前みたいな馬鹿のおかげで、ティターンズが出来たから感謝してるわ」と煽られていて草。 -- 名無しさん (2020-04-26 03:10:50)
- ↑名前に言及していないところを見ると、手加減はしていた模様。 -- 名無しさん (2020-04-26 03:15:21)
- デラーズフリートは戦略・政治・道義の面でメチャクチャな一方、戦術戦闘においては終始連邦を圧倒していた。奇妙な紛争だわ -- 名無しさん (2020-04-26 05:54:06)
- ↑2 気になって調べて正確な内容確認してきたら「感謝するぜ、ガトーさんよ。あんたのおかげで、俺達ティターンズが生まれたんだからな」だった。 -- 名無しさん (2020-04-26 07:31:13)
- こんなテロを肯定的に描いたのは、「成功した学生運動」のイメージで作ったからだろうな。「学生運動は正義」で育った人間が大人だったから。 -- 名無しさん (2020-04-26 08:25:04)
- 本筋とは関係ないけど、ゆるがせって「忽せ」って書くんやな。そして意味は「いいかげんにする・おざなりにする」だったのか。十余年に渡って「揺るがせ(不安定にさせる・脅威に晒される)」だとずっと思ってた -- 名無しさん (2020-04-26 08:55:05)
- 今だからテラーズフリートのコロニー落としは「テロ」と見られてるけど、発売当時は「腐った連邦ざまぁ(笑)」とある種の腐敗した国家(政府)に対してのレジスタンス的な抵抗として見てた節はあったんじゃないか?自分自身ガンダムシリーズ含めて「フィクションの軍や政府は「暴力振るうやつはカスだ」と言っときながらちょっとでも傷つくと全力でキレてくる奴等」と認識してたな -- 名無しさん (2020-04-26 09:23:15)
- まぁ分かり易い連邦の腐敗っぷりがティターンズくらいしか詳細な描写がないのが、この手のテロ組織に説得力に欠けるところだな… それこそギャラルホルンとかガンダムじゃないがワンピの世界貴族みたいに詳しく表現されてれば評価はまた違ってたのかもしれない -- 名無しさん (2020-04-26 09:40:06)
- 旗印が違うくらいでそこまでくっきり白黒はつかないな。連邦には連邦、ジオンにはジオンの問題があって、ゲスやクズもいくらでも双方に混じってる -- 名無しさん (2020-04-26 10:48:14)
- デンドロビウムによるシーマ艦隊殲滅は、ウラキはシーマの寝返りを知るわけもないし前に煮え湯を飲まされた敵なんだから不可抗力では? -- 名無しさん (2020-04-26 11:15:37)
- こんな無茶には賛同しなかった地球のジオン残党(ロンメル隊とかカークス隊)も、この件のせいでよけい投降とか出来なくなっただろうね。しかもその後はアクシズ落としで味方のはずの連中に地球もろとも殺されかけるという。周りがおかしいと少数派のまともな奴が割りを食う -- 名無しさん (2020-04-26 11:45:36)
- 後世でデラーズはジャミトフの工作員だった?! みたいな説が語られてそうなくらいポンコツなんだよな…… -- 名無しさん (2020-04-26 19:52:25)
- ↑3 そもそもあいつらがあの戦場にいたことが許されない。そのうえ戦場の情報も調べずに突っ込んで暴れまわったというなら大問題どころではない。シナプスどころかウラキも銃殺されておかしくなかった。 -- 名無しさん (2020-04-26 20:04:18)
- あと、確かバスクから「シーマ艦隊は味方で協力しろ」と聞かされていたはずだが。 -- 名無しさん (2020-04-26 20:11:44)
- ↑×3それでアレだろ?しまいには「どちらもアナハイムの手のひらの上で踊っているだけだった」ってオチになるんだろ? -- 名無しさん (2020-04-26 20:14:43)
- 連邦サイドは事が計画通り進んでたとしたら果たしてシーマ艦隊を生かしたかね?とあるゲームだと生き残ったあとシーマ自身が連邦の椅子を蹴る展開もあれば、用済みだから消せって展開もあるんだがなんかティターンズの所業を見るに後者を選びそうなんだよな... -- 名無しさん (2020-04-26 20:22:16)
- ↑間違いなく始末されてたでしょ。ティターンズの面々からすれば生かしておく理由なんか何も無いし。ていうか、聞きたいのだが終盤の展開からするとかなり前からあいつらは星の屑作戦の詳細知ってたんだよね? でも対抗勢力の始末とティターンズ創設のためにあえて放置して最後だけ漁夫の利を受け取ったと。ならなおさら証人のシーマたちは生かしておけんでしょ -- 名無しさん (2020-04-26 22:36:36)
- ↑まぁねぇ、汚れ仕事(30バンチ事件みたいな)専門で使うかとも思ったけどただでさえそういう汚れやらされてジオンに辟易して裏切ったのにやりたがるはずはないし,連邦からすれば故あれば寝返る爆弾だもんなぁ... -- 名無しさん (2020-04-26 22:59:29)
- ↑2色々間違っている。ジャミトフはかなり前から星の屑の詳細を知っていたわけではない(そもそも知る手段がほぼない)。二号機強奪の時点で派閥争いはほぼ勝者確定(コーウェンとは別のタカ派のため)だから放置して星の屑と核ブッパを完遂させる必要性も実のところなく、彼らなりに本気で阻止する気だった。シーマについても生き残った場合、シーマが要職を要求でもしなければティターンズとしては実のところさほど害のない人物だし、連邦軍扱いしておきながら消した場合は後で表ざたになると問題になるデメリットが大きいので消さない可能性も十分高い。また、シーマが生き残っているifの話なら核ブッパ時点で阻止(ワイアット生存)のif展開も考えるべきかもしれない。 -- 名無しさん (2020-04-26 23:34:39)
- ↑あ、そうだったのか。ジャミトフ出てきてソーラレイの展開があまりに流れるようだったので、ティターンズ創設のためにデラーズを最初から利用していたと思い込んでた。失礼した -- 名無しさん (2020-04-27 00:09:35)
- ↑よく間違えられるけど連邦が使ったのはソーラレイじゃなくてソーラシステムIIやで(ソーラレイはジオンのコロニーレーザー)。あとバスクはあの時点ではまだコーウェン派なので、ソーラシステムIIの展開・発射はジャミトフの意向と恐らく無関係 -- 名無しさん (2020-04-27 00:55:36)
- GジェネDSだとライバルルートだとシーマはティターンズで幹部やってたよ -- 名無しさん (2020-04-27 01:05:27)
- シーマが切られることは無かっただろ。まず連邦はMS運用暦が四年弱しかないから、戦前からベテランのシーマ隊は経験者として喉から手が出るほど欲しい逸材部隊には違いない。
しかもジオン残党の手口も分かっているシーマ隊は、ジオン残党討伐の斬り込み隊にも参謀にも有用だから、ティターンズにとっても欲しい部隊と来てる。
戦後生きてたらバスクとは別にジャミトフの直属になったり、案外ライラやヤザンあたりと仲良く精鋭部隊を組んでたかもしれん。 -- 名無しさん (2020-04-27 13:04:43)
- 最終局面のアルビオン隊、コーウェンくんが失脚してソーラ・システムでのコロニー迎撃を知らされてないわ、コロニー迎撃策知らないから俺らしか追いつけないから行かなくちゃってなって命令無視の上デンドロ強奪して作戦遂行中に乱入して無為に引っ掻き回すわ(まあソーラ・システム迎撃を潰したノイエ・ジールを一定程度食い止めたのは殊勲賞だけど)、ラビアンローズで一悶着起こしてアナハイムにも泥引っ掛けるわ、客観的に見るとそらシナプス艦長処刑されちゃうよねって むしろよくシナプス艦長だけで済んだなと -- 名無しさん (2020-04-29 00:45:11)
- ↑コウなんて状況的には奪った期待で敵味方関係なく殺しまくって暴れまくって最後上官に撃ちまくっちゃってるしよく一年で済んだなと。ていうかアルビオン隊は最初から最後まで余計なことばかりして星の屑作戦成就の手伝いをしていたようにしか見えない。ワイアット少将の件は仕方ない部分もあるが命令無視して機体強奪したのは無茶苦茶すぎてもう訳わからん -- 名無しさん (2020-05-02 00:43:44)
- ↑追記 まあ、あくまで結果論で彼らからするとしょうがない部分も多いが -- 名無しさん (2020-05-02 07:34:00)
- ↑とはいえこれから総力戦、って段階でアルビオン隊に「お前らは大人しくしてろ」って命令する側もどうかとは思う。ここでちゃんとアルビオン隊の手綱取っておけばだいぶ違ったんじゃないかと。まぁそれやっちゃうとΖに繋がらなくなるかも知れんけど -- 名無しさん (2020-05-02 10:17:10)
- アルビオン隊からすれば、妥当というか軍人としての使命感に乗っ取った行動なんだけどね。デンドロがノイエ・ジールの足止めしてもなお、コントロール艦破壊されたことを見るに、仮に大人しくしてても結末には影響無かっただろうし…… -- 名無しさん (2020-05-02 10:30:53)
- ↑2他派閥からすると任務失敗しまくって有能とは思えない上に何しでかすかも分からん鉄砲玉部隊なので残念ながら当然の命令。実際兵器強奪やら自軍攻撃やら自軍旗艦への射撃とかやらかしているし… -- 名無しさん (2020-07-12 23:31:42)
- コロニー落としの隠蔽自体、ジオンに実質上敗北したことをなかったことにしているようにも見えるな -- 名無しさん (2020-07-12 23:41:19)
- コロニー落としが失敗または完全阻止されたらその後の時代はどうなっていたんだろう? -- 名無しさん (2020-07-26 19:58:12)
- 大した変化はなさそう。そもそもティターンズ創設に関して「ジオン残党対策」は名目でしかないし、事故として隠蔽した以上「ジオン残党がこんなに危ない!」と口実に使うには弱すぎる。第一「代表無くして課税」させられてるコロニー側の反連邦意識も変わりないわけだし、ティターンズの暴走とエゥーゴの結成もそのままだろう。 -- 名無しさん (2020-07-26 20:12:30)
- 小規模と言ってもグワジンに加えてムサイが十数隻、シーマ艦隊のザンジバル+ムサイ数隻ならMSも100機近くはいそうだからそれなりの戦力だとは思うのよね -- 名無しさん (2020-07-26 20:36:20)
- ↑あくまで連邦軍全体や一年戦争全盛期のジオンに比べれば、だね。ただこれだけの戦力や最新鋭機の強奪成功を前提にできるエースがいながら、やりたかった事はこれなのか? -- 名無しさん (2020-08-26 17:05:44)
- デラーズの最大のミスは自分たちのする事がスペースノイドの大半に支持されてると思い込んでた事。ジオン軍が一年戦争時にどれだけの同胞を「連邦に与する」と言う理由だけで虐殺しまくったと言う「事実」から目を逸らして。 -- 名無しさん (2021-09-19 16:08:54)
- >間接的にハゲのおかげ だがアクシズ改めネオジオンも結局はお家芸の内ゲバで自滅。デラーズの推した事は完全に無駄骨だったw。 -- 名無しさん (2021-11-09 05:31:17)
- ↑結局「スペースノイドに支持された」ジオンの決起は、シャアのネオ・ジオンが唯一なのかな? -- 名無しさん (2022-02-21 15:45:34)
- デラーズはギレンを信奉していたが、ギレン本人からすればイエスしか言わない人物だから嫌われてただろうな。 -- 名無しさん (2022-06-25 06:55:17)
- ↑2 ジオン・ダイクンの息子であり、かつてエゥーゴの中心人物になってティターンズ倒したシャアはスペースノイドの希望の星だからな・・・。 -- 名無しさん (2022-06-25 10:44:13)
- 後の時代のデラーズ・フリート支持派がゼータの設定上(それも作中内でのニュータイプ研究所のデータの中の一人)の存在であるキム・ケリン(韓国の平壌研究所出身。平昌の誤記?)に「スペースノイドがこうされたのはデラーズのやらかしのせいなのになぜ支持する」と言われて「お前らだって中世期にやらかしをした結果同胞が酷い目に会ったのにそれでもその人物を英雄としてたたえていたではないか」と言い返すような話も見てみたいがデリケート過ぎて無理か -- 名無しさん (2022-08-03 11:03:19)
- デラーズフリートは、「戦術面ではほぼ完勝だったのに戦略面では実に「無」だった」というとんでもない連中。 -- 名無しさん (2022-08-03 19:44:07)
- デラーズの作戦見てみると核搭載MS強奪→連邦の開発頼み、コロニージャック→シーマ艦隊に丸投げ、コロニー落としの護衛→アクシズからの支援頼みと準備期間になにやってたの?レベルで虚無なんだよな。自前で増やせた戦力もドラッツェみたいな出来損ないばかり、これじゃ戦力溜まるまで忍んでいたアクシズやまともな補給も出来ない状態でゲルググ30機運用出来たシーマの方が余程有能だろ -- 名無しさん (2022-09-08 17:01:19)
- ↑まあ否定しないけどスパイを放って核ガンダムの情報を入手して奪取できるだけの調略も済ませ、アクシズやシーマ艦隊との渡りも付けて「いける」と思ったからそうしたんだろうから因果関係が逆だろう。アルビオンがスタンドプレイしなきゃ途中で詰んでたのは結果論だ -- 名無しさん (2022-09-08 17:35:09)
- コロニー落としは公社の事故として、観艦式のあれは、どう始末つけたんだ? -- 名無しさん (2022-09-11 19:23:47)
- 後付けでは生存部隊は行方不明にされたとぼかして設定。生存部隊や遺族に加えて残っているであろう映像も考えると抹消は無理があるのでガバ設定です… -- 名無しさん (2022-09-11 20:07:45)
- ↑7シャァもあまり褒められたもんじゃないが、「スペースノイドのために戦うと謡いながら彼らの生活の場であるスペースコロニー落とすとか本末転倒だろ」と少なくとも地球に落とすブツは選んでたからなぁ -- 名無しさん (2023-05-13 16:24:09)
- ティターンズ結成より先にデラーズ紛争があったことになって相対的に連邦の落ち度が軽減されちゃったんだよな。命捨てて連邦の手助けしたようなモンとは哀れ -- 名無しさん (2023-05-14 21:21:30)
- ↑0083なかった頃の小説版Zでは「7年間平和で軍事より復興に予算回したいからティターンズ以外の宇宙軍は金減らすわ」って理由がエゥーゴに加担する連邦軍人が増える理由付けだったんだよな -- 名無しさん (2023-05-14 21:25:18)
- ↑ SEEDDESTINYのサトー一派はかつてのとはいえ居住スペースだったユニウスセブンを落とそうとしたけど、あれは連合の核によって犠牲になったユニウスセブンの人たちの怨みを乗せた形だろうな。宇宙世紀で言うなら30バンチを落とすみたいなものだろうけどそういうのってないな。あとDUSTでコロニー落としを地球移住の方法に使うというトンデモなのもあった。どうせ移住するからオッケー理論か -- 名無しさん (2023-05-14 21:27:01)
- もしも試作2号機が開発されなかったらデラーズはどうしてたんだろうか?コロニー落としをするには陽動のための戦力が足りないし、小規模なテロ組織に落ちぶれるのはデラーズのプライドが許さないだろうし -- 名無しさん (2024-03-13 08:34:43)
- 本文中のアクシズと連携してないって部分と全滅予定ってのは間違ってないか?アクシズとは裏で連携してたし、アクシズ艦隊が残存兵回収してたんだから全滅予定では無かろう。stage3部分の一応以降は不正確な情報と私見入り過ぎなので消去していいんじゃね? -- 名無しさん (2024-03-24 10:19:45)
- やたらと南極条約にこだわった部分も感情的でどうかと思いますね。そもそもデラーズ演説のアレははルール違反に対してではなく、強大な兵器を持ってスペースノイドを弾圧しようとしている事に対しての非難ですから、南極条約を破った破ってないに拘泥する意義がありません。 -- 名無しさん (2024-03-24 21:40:01)
- 少なくとも連邦側が先に破った南極条約破りも同じように強調するか逆にどっちも普通の文にしておくかしないと公平じゃねーな -- 名無しさん (2024-03-25 22:36:05)
- 普段は連邦を無能腐敗に描写しておいて、コロニー落としの真相を隠蔽する時「だけ」有能扱いするスタッフの御都合主義には呆れて物も言えない。普通に考えればコロニー落としを事故扱いする連邦の見解はアースノイド、スペースノイドのどちらからも信用されないだろ。 -- 名無しさん (2024-05-16 06:00:37)
- だからZでのティターンズやバスクの描写につながるんじゃん?むしろ自然 -- 名無しさん (2024-05-16 07:23:28)
- まるでアンジャッシュのコントのような情報の行き違いが、巡り巡って大きな被害を生んでしまった、って感じ。MS達は文句なしにカッコイイけど -- 名無しさん (2024-10-10 02:23:05)
- リアルの某テロを機にデラーズ・フリートの評価がガタ落ちしたみたいな話はよく聞くけど、上で触れられてる学生運動が正義世代が云々って話もしっくり来た。あの世代が中心から外れていくにつれ、冷静に評価されるようになっていった(悪い部分だけでなく良かった・理解出来る部分も取り上げられるようになっていった)感覚がある。 -- 名無しさん (2025-04-05 15:30:06)
- それはそうとして、アルビオンはじわじわと評価が下がる一方……。元々色々言われてた上、特に評価が好転するような材料もないせいで「冷静に考えると思ったよりやばいことしてんな」が浸透していってしまった。 -- 名無しさん (2025-04-05 15:32:11)
- ティターンズとエゥーゴに連邦を分裂させて体力を落とさせたし、ある意味デラーズのテロはジオン独立には意味のあるものだった。まあ連邦がティターンズをしっかり統制しなかったのがいけないんだけどさ -- 名無しさん (2025-04-05 16:06:03)
最終更新:2025年04月05日 16:06