登録日:2010/06/01(火) 07:13:22
更新日:2024/10/05 Sat 10:43:59
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そんな機動兵器でこのグランゾンに戦いを挑むとは。愚かな……
グランゾン
全長:27.3m
本体重量:42.8t
全備重量:85.6t
装甲材質:超抗力チタニウム
搭乗者:
シュウ・シラカワ
戦闘曲:ダークプリズン
概要
シュウ・シラカワの駆るAM。
表向きは一部の特権階級の要請によって地球外生命体に対抗する為に作り出された機体だが、その実態は地球の技術応用力を異星人に「証明」する為に開発されたものであり、詳細を知る者は極めて少ない。
開発自体は『メテオ3』から得られた
エアロゲイター(ゼ・バルマリィ帝国)と地球の技術で建造される予定だったが、自ら開発に携わったシュウによって内部はかなり変更されており、開発を指示したEOT特別審議会やメインスタッフであるビアン博士も知らない技術が多数投入されている。提出された設計図などは全てダミーで、本機の正体を示すデータは存在しない。
実際にはインスペクター(
ゾヴォーグ)の技術に加え、シュウの故郷である地底世界『ラ・ギアス』の技術など、
複数のオーバー・テクノロジーも投入されたスペシャル機となっている。
多数のオリジナル系の要素が複合的に絡み合った機体であり、搭乗者のシュウも便利要員として非常に優秀であるため、世界観のリセットに合わせてシュウ自身の設定も含めてその内約は細かく変化している。
例えば、αシリーズではSRX計画の一端に関わるため、他のRシリーズに先駆けて
『R-0』というコードネームも持つ
という設定があったりする。
スペック
全体的に大柄な機体で、機動力よりも火力・防御力を重視した設計。
しかしネオ・ドライブという推進機構により重力の影響を受けず、『風の魔装機神』
サイバスターすら凌駕する最高速度を叩き出す事も可能。
装甲の超抗力チタニウムはハガネやクロガネの装甲に使われている超抗力金属に近い性質と思われるが、「
素粒子段階で強化された超抗力チタニウム」というなんだか凄そうな解説を冠しているので超抗力金属より凄いのだろう。この技術もシュウのオリジナルである。
動力は対消滅エンジン。
ブラックホールエンジンを改造して作られた……ということになっているが、そこの詳細も不明。
対消滅反応によって莫大なエネルギーを得、
ブラックホールを初めとする重力制御を可能にしている。
ちなみに、対消滅機関はかなりの割合が武装へ供給されている。
特別なステルス機器などは搭載していないが、シュウ自身がラ・ギアスの魔術を使える為、住宅地であっても気付かれない程の隠密行動が可能。
また、シュウの念波(脳波)による遠隔操作も行える。
超重力圏に身を隠す事で、突然現れたかのように見せることも出来るなど、ステルス機能に関しては事欠かない。
サイバスター同様、ラ・ギアスと地上を自由に行き来する『ゲート』を開くことが可能。
また、空間跳躍や次元転移さえも可能とする。
開発者の一人である
エリック・ワン曰く「パイロットが人知を超えた能力の持ち主なら、一日で世界の全戦力を壊滅させることも可能」というトンデモな機体。
だというのにシュウはエリック博士に「グランゾンを破壊出来るだけの機体」の開発を依頼していた。
凄い信用度である。
実際には造れないだろうという「ないものねだり」の可能性もあるが。
『DC戦争』の発端となった『南極事件』の際、たった1機でハガネ級2番艦シロガネを大破、同基地で警備に当たっていた
パーソナルトルーパー部隊を壊滅させたことで、グランゾンの脅威的な戦闘力は奇しくも地球と異星人の双方に示されることとなった。
この際の映像はDCのプロパガンダの一環として大いに喧伝され、そのせいで
本機をDCのフラッグシップ機だと認識している人もいるという。仮にも総帥機のヴァルシオンェ……
魔装機計画の発端となったラングランの「予言」に登場する『魔神』とは、破壊神サーヴァ・ヴォルクルスではなく本機のことである。
重力系武器で攻撃する際にシュウが現象について教えてくれる、通称「シラカワ博士の重力講座」は別に遊びでやってるわけではなく、グランゾンに存在する魔術回路を行使する為の高速呪言。つまりは魔術のための呪文である。
決して相手をバカにしていやがらせでやってるわけではないのだ。多分。
武装
グランワームソード
グランゾン唯一の近接武装。
刃自体が次元振動を起こし、空間それ自体を虚次元に放逐しているという設定。虚空間そのものを飛ばす遠隔武器としても作用する。
デザインは旧シリーズの直線的・工業的なものと、α以降の魔剣のような禍々しいものとの2種類が存在する。OGでは前者が採用されている。
第2次スパロボGにて『このグランワームソードにきれねものはない!』とシュウが言っているのは有名な話。
誤解されているが、FC版第二次ではちゃんときれぬものはない!になっており、容量節約のためというのは後の世の誤解である。
グラビトロンカノン
周囲に最大3200Gもの超重力をかけ、押し潰すMAP兵器。通称紫イクラ。
分子間引力よりも強い力がかかるので原理上耐えられる物質など無い。なんであろうとバラバラのペシャンコだ!
実際に食らうとどんな感じかはミロンガが出てくる漫画が分かりやすい。
重力のかかる方向は自在に操作できる為、通常の慣性制御や防御フィールドでは対処できない。
ワームスマッシャー
胸部からエネルギービームを放つ。作品によってかなり演出が異なることで有名。
- ヒーロー戦記=オレンジ色の衝撃波を至近距離からスコーン!と叩き込む近接武器
- 第3次=雨あられと相手に降り注ぐ槍のように細長い蒼い光弾
- EX=玉の状態から3WAYに分裂し等間隔で相手に飛んでいく薄紫色の光弾
- 第4次・魔装機神LOE・F=カーテンを引くように空間を撓ませる金と紫の単発マーブル光弾。後のディストリオンブレイクの原型ともいえる。
- α以降=標的周囲に無数のワームホールが開き、そこからオレンジ色のビームがランダムに飛出して全方位から相手を穿つ
ワームホールを利用してのオールレンジ攻撃が可能で、その最大同時攻撃数は65535。外部で調査した数字なので、実際はそれ以上の可能性もある。
ディストリオンブレイク
久々の新武装。
初出は
『魔装機神Ⅱ』だが、時系列的にそれより前の段階のOGダークプリズンでも使用でき、
新規開発した武器というよりはワームスマッシャーと同じ原理を用いた応用射技に近い位置づけ。
魔装機神Ⅱでもワームスマッシャーに代わる武装という扱いだった。
歪曲空間を広域に分散して配置し、大量の標的を殲滅することに特化したワームスマッシャーに対し、
自機前方に歪曲空間を直列に配置することでエネルギービームを増幅させるレンズ兼加速させる発射台として機能させ、
収束されたビームで軌道上にある全てを貫き焼き払う一点突破に長じた特性を持つ。
なお、この武装の背景として『ヴォルクルスの使う“ハイパーソニックウェーブ”を参考にしている』という説がある
(魔装機神Ⅱのハイパーソニックウェーブは魔法陣を直列に配置してソニックウェーブを増幅・加速させている)。
しかしOGダークプリズン時点では見た事がないはずなので、あくまで演出レベルでの参考にとどまっているだけとも考えられる。
魔装機神Ⅱでは鳴り物入りの新武器だったものの正式参戦が終盤なのにランクアップがないので正直微妙。
しかし、OGダークプリズンでは修理こそされたものの未だかつての力を完全に取り戻せていないグランゾンの
暫定的な必殺武器という形になっており、ブラックホールクラスターが解禁されるまではこの武装が最大火力。
さらに全体攻撃のうえに運動性ダウンの追加効果まであるので解禁後も依然、猛威を揮う。
それに伴い演出も強化され、発射時は背面のネオドライブを全開にして反動を相殺し、一度放てば射線上の山がいくつかまとめて貫通するほど。
原理上ネオ・グランゾンになっても使用は可能なはずだが、ゲーム内ではグランゾンの時しか武器欄に表示されない。
このため雑魚戦に関してはネオよりも通常グランゾンのほうが得意になっている。
さらに魔装機神Fではワームスマッシャーのランクアップ武器として登場。
仕様上ワームスマッシャーとも共存が可能で、合わせて14発撃つことができる。このおかげで雑魚戦はネオよりも得意。
やっぱりネオになると使えなくなるが、改造段階はワームスマッシャーの15段階改造として反映される。
ネオ化するとワームスマッシャーの弾数も復活するので、グランゾンの段階で使い切ってから変身するのがセオリー。
ブラックホールクラスター
さて、お終いにしましょうか
収束されたマイクロブラックホールは、特殊な解を持ちます
剝き出しの特異点は、時空そのものを蝕むのです
重力崩壊からは逃れられません!
事象の地平に消え去りなさい……!
ブラックホールクラスター、発射!
グランゾンの代表的な武装。
特殊重力フィールド内部でシュヴァルツシルト半径が量子サイズのマイクロブラックホールを生成・射出し、重力崩壊に飲み込んだ目標を消滅させる。
黒いビリビリした玉を両手でゆっくりなでなでコネコネするグランゾンが可愛い。
演出に限界のある旧シリーズ時代からかなり力を入れて戦闘アニメが作成されている武装。
なお、シュウの手元にあるスイッチ一つで発射できる。
まるでストナーサンシャインだとよく突っ込まれる(一応機体制御が必要ではある)。ただし、向こうと同じく「手軽に見えるが全くそうではない」武器でもある。
この武器の場合、発動機構に介在しているロジック・サーキットとカバラ・プログラムの走り方と構成と制御方法を全て記憶してかつ的確に制御しなければならない。
旧シリーズでは戦闘時の
BGMは戦闘終了のたびにぶつ切りにされてしまう仕様なので
アニメの長いブラックホールクラスターはそのぶん長~く聴ける。
『♪熱風!疾風!サイバスター』(旧題『魔装機神サイバスター』)なら
『WING~♪きらめく粒子放ち~♪』あたりまで。
OGDPにてグランゾンの戦闘アニメが大幅に修正された際にこの武器も全体的に演出がとんでもないことになったが、それ以上にシュウのどっからどう見ても主人公がする顔ではない超絶悪人スマイルが印象に残る。
魔装機神の邪神ルートではシュウがセニアとウェンディと共同開発した
『エクトプラズムコーティングを強化した“アストラルコーティング”をカバラ秘術によって封じ込め、さらにゲマトリア変換した』
機構をセットしたことでアストラルシフトにより現世からの攻撃は一切通じない真ナグツァートにすらダメージを与えられるようになっている。
実は本体に射出機構が存在せず、生成したマイクロブラックホールを腕で保持して投擲する。
尚、同じような武装を持つ
ヒュッケバインのブラックホールキャノンとの関連性は不明。
試作型縮退砲
そのまま、縮退砲の試作型である。
αにのみ登場した。
ゲーム中での単純な攻撃力は2位という破格の威力。
しかし、
縮退砲=あくまでネオ・グランゾンの象徴と考えるファンは多く、
グランゾンの時点で切り札を切ってしまっているようなこの武装の印象は悪かった(実際に「試作型といえグランゾンの段階で使わせるのはおかしい」という批判のハガキが来ていたことを寺田Pが明かしている)。
それを反省してか、以降のシリーズでは一切登場せず。
しかし後の
スーパーロボット大戦DDにおいて・・・
ブラックホールディスラプター
上記の試作型縮退砲が、魔装機神シリーズの生みの親と言える阪田雅彦氏の監修の下、魔装機神シリーズに合わせて設定回りが整理され、新たに作り直された武装。
ネオ・グランゾンの能力の一部を解放して放つ縮退砲で、ネオ・グランゾンの縮退砲と比べると威力は劣るがそれでも十分すぎる威力を持つ。
スプリットミサイル、ネオグランビーム、グランドフレイム
三種ともヒーロー戦記での武装、ギリアム以外にOG世界で知る者はない……
と思っていたらネオグランビームは『スーパーロボット大戦OG ダークプリズン』や『ムーン・デュエラーズ』で採用されてしまった。
そちらではグランゾン時は「グランビーム」、後述のネオ・グランゾンでは「ネオグランビ-ム」となる。
第3の目からの破壊光線が武器というのはモデルの
シヴァ神も同様。
特殊機構
歪曲フィールド
グランゾンの肩部アーマーに装備された防御機構。
機体周辺に均質化された力場を展開し、球状フィールド外縁を通過しようとする運動エネルギーを歪曲、張力拡散させるもの。簡単に言えばあらゆる攻撃を拡散・無効にするかなり卑怯な装備。
これをB級魔装機で打ち破った『剣皇』ゼオルートの技量がいかほどのものか知れるというもの。
最も強力だったのが『LOE』でまさかの完全無敵。流石に他作品では性能控えめである。
『第2次』では遠距離攻撃無効となっており
ヴァルシオンより強いと言われる要因の一つ。FC版ではグランゾン以外も持っていたのだが、PS版ではグランゾン専用に。
『α』シリーズではグラビティ・ウォールなどで代用されていた。
ダメージインフレが激しいので正直あってないようなものだった
『OG』シリーズでは堂々「歪曲フィールド」と言う名前の技能となり敵のダメージ半減を半減する強力なものに。ヴァルシオンやノイ・レジセイアなど大ボスクラスしか持ってない能力であり、かつては対策が必須だった。が、『OGS』以降
バリア貫通武器の増加により価値が大幅に低下。これでふっきれたのか大ボス専用だったこの技能も『OG外伝』以降はグランゾンが仲間になった際には普通に持ってるようになった。
カバラ・プログラム
極秘に仕込まれたプログラム。その存在はシュウとエリック博士しか知らない。
機体各所に設けられた「リドル」と呼ばれるブラックボックス群を統括するプログラムであり、そのシステム・ネットワークをシュウは『マハーカーラ』と呼んでいた。
起動させる事により、魔装機の様に精霊と契約を結ばずとも、アストラル(精霊界)エネルギーを操る事が可能になる。
魔装機神シリーズ最終作では気力+30で解禁される「マハーカーラ」というコマンドで再現された(隠し強化パーツ「マハーニルヴァーナ」を使えば気力制限に関係なく起動する)。
正確にはカバラはマハーカーラシステムの構成要素の一つ。
このシステムを使用することで、悪夢の機動兵器ネオ・グランゾンへと変形(変身)することが可能になる。
ネオ・グランゾン
全長:35.8m
本体重量:65.2t
全備重量:98.8t
装甲材質:超抗力チタニウム
搭乗者:シュウ・シラカワ
戦闘曲:ダークプリズン/ARMAGEDDON/ダークプリズン Ver. DP
グランゾンがアストラルエネルギーによって変身した状態。
パワーアップした各武装に加え縮退砲を装備し、火力・防御力共に圧倒的な能力を発揮する。その凄絶な戦闘力はシュウが自称する破壊神シヴァを彷彿とさせる。
インスペクターやアンセスター、修羅王やデュミナス、
ダークブレインを倒した部隊を相手に
「ようやく戦えるレベルになった」と豪語する程の力を誇る。
アンタは一体何なんだ。
シュウが主人公を務めた『EX』や『ダークプリズン』では最終話、及び二週目で隠しコマンドを入力することで最初からネオ・グランゾンが使える。
その戦闘力たるや、制作側に「ネオ・グランゾンを使って負けたら恥ずかしい」とすら言われるレベル。
変身は魔装機神FやOGMDではコマンド「マハーカーラ」となり、好きなときにネオグラに変身できるようになった。
あんまりなその強さとシュウの溢れ出るラスボスオーラにより、味方時でも「何でラスボスが世界救ってるんですか(すっとぼけ)」などと言われる始末である。
尚、「ネオ」とついているものの実際には
後継機など
というわけではなく、あくまでグランゾンの真の姿である。ネオ・グランゾンという名は便宜的なものに過ぎない。
武装
ビッグバンウェーブ
EX等、たま~についたりつかなかったりする
MAP兵器。
本来はゾヴォーク関連の技術の産物で、旧シリーズの大ボス格が装備していることが多かった。
ネオ・グランゾンもゲストの技術が組み込まれているので使っても特におかしいわけではない。
むしろ放射型MAP兵器を2種類も搭載してるって点がオカシイ。
威力はグラビトロンカノンより低いが、射程範囲が1マス分広い。
使うと虹色の波動が全周囲に拡がっていく。
グラビトロンカノン
グランゾンが装備しているものと同様だが、ネオ・グランゾン時にはGのベクトルを僅か3マイクロ秒で変更できる。
当然そんなコロコロ変わる超重力に対応できる機体がそうそういるはずもない。
尚、変身システムのある作品ではネオになると弾数が回復する。その為補給なしで複数回のぶっぱが可能になるという素敵仕様。1マップ1回の手ではあるが。
グランワームソード、ワームスマッシャー、ブラックホールクラスター
グランゾンのものと同じ。
しかしネオになったことでいずれも大きくパワーアップを果たしている。
なお、ディストリオンブレイクは使えないという事はないはずだが、今の所この形態で使った事はない。
縮退砲
さあ、これでフィナーレです
相転移出力、最大限 縮退圧、増大……
重力崩壊臨界点、突破……
残念ですが、これでお別れです
あなた達の存在を、この宇宙から抹消してあげます……!
眠りなさい
縮退砲……発射!
ブラックホールクラスターがグランゾンの代名詞なら、縮退砲はネオ・グランゾンの代名詞。
バリオン創出ヘイロウから生み出された質量を縮退炉で核縮退させ、ブラックホールクラスターよりも大型のブラックホールを生成・射出する兵器。
大質量を高次元で縮退させているため、小規模ながら超新星爆発を引き起こす。更に重力崩壊したブラックホールの潮汐力によって事象の地平面に触れた物質は分解されるという防御不可能な兵器。
最強クラスの火力、異常な弾数と悪夢の様な武装である。
特に旧シリーズの『第4次』での攻撃力19400は未だにスパロボシリーズ最強の攻撃力を誇る。
ただ、近年の作品では攻撃力はともかく、弾数についてはEN消費に変更された上に燃費が極悪とかなり弱体化。
尤も、20発も撃てた事の方がどう考えてもおかしいので気にしてはいけない。
『ダークプリズン』での演出は
⊃天⊂にそっくり。まあどっちも冥王様みたいなもんなのだが。
この前段階ですらマイクロブラックホールを打ち出すという「地球逃げて」な代物なのに、それを凌駕するという凶悪を遥かに通り越した兵器。
そのためか、ダークプリズンでは一旦相手をどこぞの異世界へと転移させてから遠慮なくぶち壊すという容赦ない方法をとるようになった。これで地球上で撃っても安心だね(白目)。
特殊機構
バリオン創出ヘイロウ
ネオ・グランゾンの背部に装備されたリング状の装置。
エーテルの揺らぎから重粒子バリオンを創出、生成する装置。
ブラックホールという桁外れの質量を必要とするネオ・グランゾンには、その質量をエーテルの揺らぎから取り出す必要がある。
グランゾン時にもブラックホール生成用の機構はあるが、これを使用することでグランゾン時に比べ桁外れの出力を得ることができるようになる。
ヴォルクルスの羈絏
ネオ・グランゾン時の肩アーマーに見える黄色いライン。ネットワークシステム『マハーカーラ』の中核となる部分である。
周囲の物理法則を変えるほどのヴォルクルスの力を引き出すことができる半面、邪神の支配を受けるという危険性を秘めている。
このため、ネオ・グランゾンは実質ヴォルクルスの所有物であったが、後にシュウに解析されて支配機能だけを除外され、逆にヴォルクルスはアストラルエネルギーのATMと化した。当然だが、ヴォルクスルスが消滅するなどの力を引き出せない状態である場合、豪勢で派手な飾りと化す。
劇中の活躍
DCに所属する機体として主に中盤手前位から顔見世するようになる。
シュウ自身が戦いに介入する事を好まない為、積極的に登場するシーンは少ない。
ただし、性格は良くないためこちらの戦力が揃ってない時期に乱入して自分の圧倒的強さをアピールすることも少なくない。
しかし一度登場すれは圧倒的な存在感を醸し出す。
一応はサイバスターの
ライバル機という扱いだが、実は決着をつける機会は多くない。というか大体の
ラスボスがシラカワ博士の堪忍袋に触れるため、どちらかというと共闘するパターンが多い。
尚、作品共通だが一度倒される際はサイバスターに止めを刺されたという設定になっている。
無茶言うな。
『第2次OG』以降のOGシリーズでは完全に味方となっており、味方の知恵袋として活躍することが多い。
大体のことが起きてもシラカワ博士が解説してくれる。
そのせいで緊張感が足りなくなることもしばしば。特にゼゼーナンとかほぼもうギャグである。なんであいつはあんな自信満々に死亡フラグを立てられるんだ?
旧シリーズ
『第2次』では宇宙に出たころに顔見せ。
圧倒的強さで散々にホワイトベース隊を煽って帰っていく。
その後ラストステージで再登場。
ヴァルシオンの隣に控えているがこの時も異様に強く、間接攻撃無効の能力もあり、ヴァルシオンより強い
裏ボス枠。
PS版に至ってはグランゾン専用の間接攻撃無効の能力を持っている。
『第3次』では終盤手前でなんと異星人討伐のために仲間になってくれる。
ゲームバランスの関係で無双できるほど強くはないがそれでも相当な強機体…が、最終面でグランゾンを出撃させ合計ターン数が規定数以下でクリアするとその本性を現し、ネオ・グランゾンでロンド・ベル隊に戦いを挑んでくる。
その面はスパロボのセオリーを裏切りネオ・グランゾン+ヴァルシオン2機という少数精鋭。
出来ればSFCで戦ってみよう。絶望とはどのようなものかがよくわかる。
とはいえ、弱点もありネオ・グランゾンも気力が100開始なので下手に刺激しなければ縮退砲はおろか、ブラックホールクラスターすら打てない。
また、しっかり主力を鍛え、熱血や気合に精神ポイントを割けばギリギリで勝てる絶妙な調整となっているためギリギリの死闘というシチュエーションをうまく表現できていると好評。
『EX』ではシュウの章の主役機。
やはり強いため、難易度が高いはずのシュウの章を簡単にしてしまっている。
隠し技でネオ・グランゾンが使えるが
攻略本に「これで負けたら恥」と書かれたレベルで強い。
『第4次』では規定ターン数以下の状態で進むと、最終話の手前で仲間にできる。
まあまあ強いユニットだが終盤も終盤で使うメリットも特にないので倉庫番させるプレイヤーが多いと思われる。
しかもこの場合、SFC版のみ「シュウと手を組むのは無理」としてリューネやヤンロンたちが離脱してしまう。
なお、規定ターン数を超えた状態でラストステージにたどり着いてシュウにケンカを売ると隠しボス扱いネオグランゾンと戦える。
その際は本来のラスボスである
バラン=シュナイルを瞬殺するという
ダークドレアム状態となっている。
相変わらず縮退砲の威力がイカレていることや、相変わらず雑魚の数が少ないこと、無益な戦いに駆り出されたロンド・ベル隊も低気力となっているためやはり難しい…のだが、第4次はいろいろインフレしているのでいろんなやり方で瞬殺可能。
真・ゲッター2やドリルスペイザー合体グレンダイザーで一気に近づき暗殺したり、アトミックバズーカで周囲もろとも一気に消し飛ばしたり。
勝ったところでシュウにお説教されて
バッドエンドだが。
『F』には登場せず、『F完結編』で仲間になる。
ブラックホールクラスターやMAP兵器など強力なユニット…なのだが、肝心のシュウのステータスも確かに高水準なのに必中も集中もないという欠点があり、またインフレしきったF完環境では大ボス級には返り討ちにあいやすい。よりによって初登場ステージでオージやビュードリファーといった機体に突撃して返り討ちされることもしばしば。この印象で「F完のグランゾンは弱い」と思い込むプレイヤーも多い。
特に第4次で瞬殺したバラン=シュナイルなんかにあてたら逆に瞬殺される。
とはいえ、フル改造で加入し、実際の性能は完結編基準のリアル系の運動性にスーパー系のHPと装甲、さらに武器性能もスーパー系並で弾数も燃費も良好といいとこずくめ。シュウに命中系精神がないという一点だけが欠点であり、大ボス相手には向かない。最終盤で加入でこれが辛いのも印象を悪くしている節がある。
なお旧シリーズでは唯一ネオ・グランゾンが没となっているが、カラオケモードには登場しているため当時のプレイヤーを混乱させた。実際にはデータはFの時点で戦闘エフェクトも完成している。…が、残念ながら敵として出てきたところでバラン=シュナイルに何歩も劣る性能だった。特に320というふざけた運動性のあちらに対してネオグラは170とまだ常識的な数字で留まっている。
αシリーズ
サイバスター同様、『α』にも登場。
DCの総予算の3分の2をつぎ込んだ設定は今作かららしい。
本シリーズではエアロゲイターの技術も入った機体となっている。
いつも通りいろいろ暗躍して終盤のみ参戦。
味方がインフレ気味の本作でもかなり強い機体。
ドリキャス版では追加ルートにてネオグランゾンを披露し、ラスボスとなる。
『α外伝』では9話という早すぎるタイミングでネオグランゾンが登場。
流石にいつも通りの性能ではないがそれでも凶悪。
難易度の高いルートでは裏ボスとなり、再び立ちはだかる。
攻撃力こそ従来と比べると控えめだがシュウの異様に高い能力と最高レベルの念動力に加え複数回精神コマンドで強化回復を行うまさに真のラスボス。
取り巻きのゴーストX-9とメカギルギルガンも相当厄介でα外伝の隠しボスにふさわしい鬼難易度。
『第2次α』以降は版権問題でフェードアウトしてしまった。
OGシリーズ
『OG』では『F』で語られるだけだった『南極事件』より登場。
リュウセイ編ではその活躍を目撃することになる。
『第2次』同様にヴァルシオンと一緒に戦う機会がある。
偽物なんかも登場する。
意外にも『OG2』では敵にも仲間にならない。
アニメ『ジ・インスペクター』ではメガガルガウを叩きのめしたりしてたが。
『OG外伝』ではちゃっかりラスボスを務めたものの、イマイチ強くなかったことからユーザーには若干不評。
シュウが「底力」を持ってないので他の機体では普通なら対策を考えないとまともにダメージが通らない歪曲フィールドを持っているにもかかわらず、普通に
必殺技でフルボッコにしてるだけで落ちる悲しい仕様。
というか、このひとつ前のステージの
ダークブレインがネオ・グランゾンより明らかに強く側近の質も上なのにシチュエーションが「気力上げ要因の雑魚敵がいない面」完全に一致しているため肩透かし感が否めない。
1回だけ精神コマンド(必中+ひらめき+鉄壁+補給)で強化してくるのが厄介な程度でここまでこれたならまあ勝てるレベル。
『第2次OG』以降はラ・ギアス事件以降となるため完全に味方となっており、やはり終盤加入。
肝心の性能もめちゃくちゃ高い。
強いて言えば、移動力が低く移動後攻撃も苦手で、ブラックホールクラスターも性能は高いがALL攻撃であるためパートナー選びにやや苦労する。
『ダークプリズン』は旧シリーズの『EX シュウの章』にあたる外伝。
シラカワ博士と愉快な仲間たちの変わった一面が見れる貴重な作品。
本編中は2回ほど洒落にならないくらい強いネオ・グランゾンで参戦する。やはり圧倒的なスペックを持ち、味方の質・量不足を単機で補ってくれる。もうあいつ一人でいいんじゃないかな
また2周目以降ならリメイク元であるEXシュウの章と同様隠しコマンドで最初から使用可能になる。
『ムーン・デュエラーズ』以降は『魔装機神F』以降の時系列となっているため、アストラルエネルギーを使う魔装機神勢は弱体化したという設定になっている。
その為かさすがにダークプリズンほど無茶苦茶な性能ではなくなったがそれでも強い。弱体化ってなんだっけ……
というか、気力さえあればいつでもネオグランゾンになれるようになり、合流もいつもと比べればやや早めであり、本当に弱体化したの?ってレベルの調整。このせいで同時に合流したサイバスターの立つ瀬がない。
魔装機神シリーズ
異世界ラ・ギアスでのシュウの戦いを描く。
元々シュウの本懐は、自分と母親を利用したヴォルクルス教団やその教団が崇める邪神、それらを支配する預言者ヨーテンナイの打倒であった。
その為、ライバルであるマサキ達とは時に敵、時に味方として数々の戦いを繰り広げていく。
この作品群ではグランゾンにも匹敵する敵の数々が登場する為にさすがのシラカワ博士も無敵モードとはいかないものの、そのラスボスオーラは健在。
最終作のラスボスにすら、「
ネオ・グランゾンの絶対的な力を」とか言っちゃうレベル。
最後の最後でマサキは「やっぱり味方だと頼もしい」と盛大なデレをかますが、気持ちはよく分かる。
X-Ω
グランゾン、ネオ・グランゾン共に参戦済み。
『OGシリーズ』はゲスト参戦扱いのため本筋には関わらず、期間限定イベントへの参戦にとどまっている。
トップバッターとして、16年12月にグランゾンがSSRディフェンダーとして実装。
ダメージを軽減するスキルを取り揃えているため非常に硬く、「マインドブロック」で各種状態異常も軽減してしまう。
さらにシュウが「ド根性」を使えるため、そうそう撃破されることはない。
そのくせ飛行可能で移動速度も速めと、原作通り至れり尽くせりの性能。
ただし、アビリティ・精神含めて防御面に特化しているため火力は(あくまで大器SSRというくくりでの話だが)並程度。
必殺スキルはもちろん「ブラックホールクラスター」。3×3マスを攻撃。
発動からダメージ確定までが遅いのがネック。
対人戦モード「アリーナ」でも、参戦当時は猛威を奮った。
攻撃のダメージを80%軽減する「歪曲フィールド」や、命中率を100%アップさせる「気配察知」など、当時としては破格のアビリティを取り揃え、
最強クラスの壁役ユニットとして、アリーナでさんざん暴れまわった。
…が、参戦の翌年である17年、アリーナのゲームバランスは爆発的なインフレを始め、
あのグランゾンがまさかの型落ちという事態に。
耐久力を「歪曲フィールド」に依存しており、かつ行動力をサポートするアビリティを一切持っていないため、「直撃」あるいはバリア貫通能力を持つユニットに先手を取られると為す術無く落ちることも多い。
現在は大器版
マジンカイザーや大器版
ソーラーアクエリオンなど上位互換的なユニットが続々登場し、
アリーナにおいては一線を退いている。
そして、グランゾン参戦から約一年の時を経てネオ・グランゾンもSSRファイターとして実装。
プロデューサーであるオオチヒロアキ氏もプレイヤーからの要望は理解していたようで、
公式インタビューでも『パラメータに関しては過去最強レベル』『「ネオ・グランゾンを倒すにはネオ・グランゾンを!」ぐらいのインパクトがありますよ』と、
高い性能を引っさげて参戦することを予告していた。
基本性能の指標となる「総合力」(HPと攻撃力の合計値)は、今までトップだった地獄王ゴードンを超えてゲーム中トップ。
「全属性のダメージを大きく軽減」「状態異常無効」「攻撃でバリア貫通、分身に対して命中率アップ」など、アビリティもグランゾンを純粋強化したかのような高性能。
さらに、HPの残量に応じて攻撃力をアップさせる「バリオン創出ヘイロウ」のおかげで「火力が並」というグランゾンの弱点も克服。
攻守ともにスキのない超性能で、プレイヤーの話題をかっさらった。
必殺スキルは「縮退砲」。全画面を攻撃する。
全画面攻撃は
ジェネシックガオガイガー(ゴルディオンクラッシャー)や大器シューター
ゴーショーグン(ゴーフラッシャー・スペシャル)など、
一部の大器SSRしか持っていないレア技だが、縮退砲の威力を考えれば納得である。
が、もっと話題を呼んだのがアリーナでの性能。
17年から果てしないインフレを続けるアリーナの中でもぶっちぎった性能であり、
他のユニットが2段階限界突破してようやく獲得できる第5のアビリティ「EXアビリティ」を4つ持っているため、実質的にアビリティ8個持ちという法外にも程がある強さ。
アビリティ一個一個も凶悪で、
- 全属性のダメージを100%軽減するバリア「ヴォルクルスの羈絏」
- 燃焼、スタン、精神、必殺封印を完全無効化、行動ゲージ減少も防ぐ「カバラ・プログラム」
- 防御・分身・バリアを貫通し、ダメージを与えるたびにHPを10%回復
- 無条件でダメージを50%軽減し、さらに命中率を200%アップさせる「バリオン創出ヘイロウ」のおかげで「回避」という選択肢を実質的に潰している
- 相手の攻撃を受けると反撃が発動
- 敵を撃破する度に自身のパラメーターを強化する
と、凶悪なアビリティが揃う。…まるでぼくのかんがえたさいきょうのゆにっとである。
「『ヴォルクルスの羈絏』はバリア扱いなので貫通可能」「『カバラ・プログラム』はスロウを無効化しないため、遅延戦術は通る」など抜け道はないこともなく、
ネオ・グランゾン単体であれば、倒すことは難しくない。
実際、ネオ・グランゾンの強さを体験するための体験クエストではネオ・グランゾン単騎と戦えるのだが、
単騎であれば「テムジン707の『幻想殺し』でバリアを剥がし、『激怒』込みのフォルテの必殺スキルを当てる」などの手順を踏めば僅か2手で撃破可能。
また、EXアビリティの中には「ネオ・グランゾンが撃破された時、味方側のステータスを大幅に下げる」デメリット効果があるため、
死ぬ気でネオ・グランゾンの撃破に集中すれば勝ち目はなくもない。
問題はこいつが今までアリーナを荒らしてきた強ユニットと並んで出て来ること。
特に、「自身と、自身の上下に配置されたユニットにバフ効果+ダメージを50%軽減」というアビリティを持つ
ゲッター號と組み合わせると、
相手のダメージを100%軽減する上に反撃でHPを回復、さらに「ド根性」「錬功」で多少のダメージを帳消しにする不沈艦が手軽に完成する。
他にも、イベントの報酬で手軽に手に入る、ダメージ軽減効果を付与する
ヤクトダグラムや、
自身の後方の味方に強力なバフ+25%ダメージ軽減効果を与える
ランスロット・ハイグレイル(大器ディフェンダーorファイター)などパートナー候補は多く、
無論、これらバフ役を組み合わせてネオ・グランゾン一体にバフを盛りまくる戦法も有力。
その後は大器
トールギスIIIや大器ディスヌフなどグランゾンを撃破しうるユニットが続々登場して相対的に弱体化。
さらに、同じ「アビリティ8個持ち、撃破されると味方側にデバフ」というネオ・グランゾン相当の強さを持つユニットも登場したことで、
「何も考えずに勝てる」と言わしめた凶悪な強さは落ち着いている。
後に、アリーナに「Vコスト」というシステムが実装。ユニットごとに決められたコストが合計20以内になるようにパーティを編成しなければならなくなった。
ネオ・グランゾンのコストは当然、最高値の14。
このため強力なバフを持ったユニットとの共存は難しくなり、上記の「ネオ・グランゾンにバフをガン載せ」という戦法は事実上消滅。
加えてゲーム全体のインフレが進み、あわやこちらもグランゾンと同じく型落ちか、と一時は言われたものの、
同時期に実装された、機体ごとにアイテムを消費して新しいアビリティを付与できる「Pカスタム」システムが追い風に。
これによりただでさえ強いネオ・グランゾンは新しい武器を手に入れてパワーアップ。加えて撃破時の味方デバフも修正で消滅し、
インフレに対抗できるだけの強さを得たネオ・グランゾンはVコスト・Pカスタム実装後もアリーナにトップメタの一角として君臨…「していた」。
しかし、18年以降も続くパワーインフレを前に、こちらもグランゾン同様なんと型落ち。
攻撃力のインフレした昨今のユニットの前に、行動する間もなく瞬殺されることもしばしば。
このためファンからは再度の上方修正、または現行のアリーナに対応できる新たなネオ・グランゾンの実装が望まれている。
また、実装時にはあまりにも低いガチャからの排出確率が話題となった。
同時期に実装された期間限定SSRの約半分の排出確率に抑えられており、ツイッターでも多くの爆死報告が上がった。
加えてネオ・グランゾンのアビリティは限界突破で一個ずつ解禁されていく鬼畜仕様なので、無凸の状態では通常のSSRと全く変わりない性能。
「バリオン創出ヘイロウ」とアリーナ限定のEXアビリティは完凸しないと解禁されないので、真価を発揮するにはリアルラックと強い心が求められる。
スパクロにはどのユニットも限界突破させられるアイテム「限界突破素材」があるため、5体揃えなくても完凸できるのが唯一の救いか。
後の2019年9月には、ディフェンダー版のリメイク版的な立ち位置でファイター版SSRグランゾンが実装。
そして2019年10月にはネオ・グランゾンが新規にSSRディフェンダーとして実装された…
イベントの配布SSRとして。
性能的には
アリーナ上位のSSRがイカれすぎてるだけで普通に強いものの、昨今のガチャ産ユニットに比べると一歩劣る。
余談
近年は戦闘力のインフレが激しい上に、オリジナルで様々なトンデモメカが登場するので出番を奪われがち。
しかし、未だにオリジナル最強機体の一角としての人気は根強い。
特にパイロットのシュウの能力とも合わせて「スパロボ界のジョーカー」と呼ばれることもあり、関わったら死亡フラグとか敵対したら死ぬとか言われる始末である。
OG外伝や魔装機神Ⅱ、Ⅲでの凋落がよほど評判が悪かったのか、近年はかなり高いステータスで登場することが多い。
地味にシュウが「天才」や「フルブロック」持ちなこともあり、強化次第ではラスボスとも真向からフツーに殴り合える。
『Z』シリーズの
シュロウガの必殺技『レイ・バスター』使用時に本機の姿が映ることから、サイバスターだけではなくグランゾンもシュロウガと関係があるのでは?と多々言われる。
そもそもシュロウガは第2次でサイバスターやグランゾンと共に考案されたボツ案を原型としており、その設定も「サイバスターとグランゾンの戦いを止められる存在」というものだった。
なぜサイバスターとグランゾンの戦いを止める必要があるのかは全くもってわかっていない。
コトブキヤからはノーマル、ネオ共にノンスケールで
プラモデルが発売中。
いずれも劇中の迫力に劣らない出来で、とりあえず立たせておくだけでも雰囲気が出るのでオススメ。
また
ラグナロクですか……冥殿、貴方も懲りない人ですねぇ。
いいでしょう、私自ら追記・修正を行って差し上げます……
- あれは、只でさえヴァルシオン改が大量にいてるに加えてネオ・グランゾンが構えている。勝てるのか? -- 名無しさん (2013-12-09 01:21:48)
- 第3次はシステムも敵だからねえ・・・一度攻撃選んだらキャンセル利かないし、敵フェイズでは反撃も自由に選択できない・・・w -- 名無しさん (2013-12-09 03:24:16)
- DPではグラビトロンカノンのお陰で撃墜数が二位とダブルスコアです もうコイツ一機でいいんじゃないかな -- 名無しさん (2013-12-09 08:14:55)
- いくら強かろうが多面作戦を展開するときに一人じゃお手上げだろ・・・ってこいつ、やろうと思えば増えることもできたな(第4次S)。ますますてつをめいている・・・w -- 名無しさん (2013-12-09 08:36:04)
- 多面…少なくとも65535体同時攻撃程度は出来るのがなんともw -- 名無しさん (2013-12-21 10:54:27)
- ↑ALL攻撃どころの話じゃないwMAP上の全敵機をマルチロックオンできることになるw -- 名無しさん (2013-12-21 11:17:07)
- α外伝の時点で絶望していた自分としては旧作のコイツはどんだけぶっ飛んでたんだよと言いたくなる。 -- 名無しさん (2013-12-21 11:58:18)
- ↑縮退砲の威力が14800とかそんなん。少なくとも自分はGP02Aのアトミックバズに頼る以外に勝てた記憶がない。 -- 名無しさん (2013-12-21 12:02:22)
- ↑2 外伝の精神コマンド地獄はあれはあれで他シリーズには無い息苦しさがあるなw 旧シリーズは頼りになる味方ユニットがほとんどいないっていうのも大きい。第4次ラストバトル、ザンボットやダンクーガじゃ勝てねえって・・・w -- 名無しさん (2013-12-21 12:05:26)
- 核バズーカには敵わない・・・ -- 名無しさん (2013-12-21 12:18:02)
- グラビトロンカノンに味方識別ついてないのは出来ないのか、出来るけどやらないだけなのか・・・。 ワームスマッシャーあるし後者だな多分 -- 名無しさん (2013-12-24 00:35:03)
- ↑ぶっちゃけ、グランゾンのユニット的な不備や死角はすべて『ゲームバランス維持のためのデチューン』でしかない。 -- 名無しさん (2013-12-24 01:25:07)
- グランゾンエターナルってのが昔有ったなあ -- 名無しさん (2013-12-24 03:56:17)
- 第3次はリメイク含めてゲーム事態がトラウマ級にアレで最後に…だったからなあ、ゲームバランス良好でグランゾンがラスボスか隠しボスの最新作やってみたいのかどうか微妙 -- 名無し (2013-12-24 19:28:40)
- ↑×4 じつはグラビトロンカノンに敵味方識別機能が付いてる作品もある -- 名無しさん (2014-03-03 02:04:53)
- ↑3 あったあった、センスの欠片もないやつ。正しくイカス厨設定の尻馬に乗るオリジナリティのないカス。嫌な構図だよ -- 名無しさん (2014-03-03 03:09:49)
- 全盛期のコイツを知ってると、イデオンが可愛く思える -- 名無しさん (2014-03-03 17:03:20)
- さすがにマップ兵器版イデオンガンの殲滅力には及ばないがな。ユニットとしての安定性はネオのが上だが -- 名無しさん (2014-03-03 17:08:52)
- 知らない方の参考までに、第4次Sでの能力→縮退砲…攻撃力19400、射程1~12。そんなネオグランゾン&シュウ(LV99)が 3 機 同 時 に出撃。情報無しの初見では絶望すること請け合い。実際はGP02のアトミックバズーカさえあれば何とかなるが、無い場合は…… -- 名無しさん (2014-03-18 20:19:20)
- グランゾン奉るかな御本尊 -- 名無しさん (2014-04-24 05:21:42)
- OG外伝でのネオグラは邪神に取り憑かれてたのが足を引っ張ったって解釈自体はできなくはないけどね -- 名無しさん (2014-07-22 19:13:39)
- 最高にカッコいいディストリオンブレイクの説明が欲しいぜ。DP二週目でネオで始めると見れないのが寂しい -- 名無しさん (2014-07-25 12:36:04)
- ↑編集はやったことないから参考までに解説>攻撃目標との間に幾つもの歪曲空間を発生させ、胸部から発射したビームを歪曲空間を通して強化、命中させる武装。ちなみに歪曲空間を全方位攻撃に使うか、ビームの収束・増幅に使うかの違いでワームスマッシャーとディストリオンブレイクは本質的には同じらしい -- 名無しさん (2014-07-26 02:03:55)
- Zシリーズに出れば、スフィア持ちや、クロノはおろかアンスパだってゴミ扱い可能で一人で時獄崩して世界救えるレベルのチート機体。Zシリーズの神も基本こいつがいれば何とかなるはず。 -- 名無しさん (2014-07-27 02:24:47)
- 第4次のコイツはふざけてたな。性能じゃなくストーリーが。最終面でいきなり横から出てきて煽ってきて戦ったらバッドエンドとかプレイヤーを舐めてんのかと -- 名無しさん (2014-07-27 13:03:22)
- ↑ 2回も「本当に戦うのか」と突っ込んでるのに戦ったのは誰ですかね…? -- 名無しさん (2014-07-27 13:15:43)
- ↑2いくら何でもあの状況で戦うってのはふざけてるのはプレイヤーとしか言えない -- 名無しさん (2014-07-27 13:46:35)
- ディストリオンなんちゃら他武装関係をちょっと追記。このずんぐりむっくり野郎、最近勢いを盛り返してきていやがるな・・・w -- 名無しさん (2014-07-27 15:25:11)
- SFC版魔装機神によると、どうも国連の施設にはデータだけでなく実機のダミーも置いてあるみたいなんだよな・・・本物ほどじゃないがそっちもそれなりには強そう -- 名無しさん (2014-07-27 17:27:06)
- ↑6無理無理 -- 名無しさん (2014-07-28 14:09:38)
- ↑ アンスパ位なら余裕じゃね? ネオで天元突破すれば隔絶宇宙ごとアンスパなんて簡単に縮退砲で吹き飛ばせるし、特異点崩壊の要領で時獄も何とか出来る。 -- 名無しさん (2014-08-06 21:28:22)
- ↑いい加減そういう最強議論的な話はかんべんしてくれんかね… -- 名無しさん (2014-08-06 21:31:05)
- 魔装機神たちがオリハルコン装甲なのにネオグラはチタンなのか・・・まあすごいチタンなんだろうが -- 名無しさん (2014-08-06 23:19:01)
- 異星人、地球、ラ・ギアスのハイブリッド機ってアストラナガンと方向性は同じなんだな。まあアストラはもっと変な技術だらけだが -- 名無しさん (2014-08-06 23:28:21)
- アンスパは多元宇宙支配クラスだからグランゾンじゃ荷が重い -- 名無しさん (2014-08-08 03:27:47)
- そもそもシュロウガの存在を考えるとZの時代?のグランゾンはサイバスターと一緒にどうにかなってる(恐らく戦闘不能な状態)可能性が高い それがバアルとやらの所為なのか次回作やOGで出てくるもっと高次の存在が絡んだ話なのかは知らんが -- 名無しさん (2014-08-08 03:40:51)
- ヨーテンナイすら一体で何とか出来んかったのにアンスパとか無理だろ -- 名無しさん (2014-09-30 00:47:08)
- そもそもアンスパは勝てる勝てないの相手じゃないですしおすし。まあシュウ(とマサキ)だったらアンスパもならばこの宇宙・・・ってなるだろうけど -- 名無しさん (2014-09-30 23:33:49)
- 初見でコイツ(第四次の頃)の姿を見たとき、「なんだ、この閻魔大王みたいなロボットは」って思ったなwww -- 名無しさん (2014-10-10 09:24:56)
- ↑2 グランゾンの性能がどうとかじゃなく、あのシュウ・シラカワならばアンチスパイラルの巧妙な罠に負けたりはしないという確信はあるな。自由を尊ぶ意志の力という意味で。 -- 名無しさん (2014-10-10 12:11:08)
- ロアにも「日輪なんて背負いやがって、おめーは仏像か」とか言われてたな。当たらずも遠からず? -- 名無しさん (2014-11-05 23:11:26)
- ↑2 確かにシュウなら何とかしてくれるっていう感じがあるからなぁ・・・ -- 名無しさん (2014-11-27 14:06:43)
- ていうか多分シュウが乗るから強いんであってシュウ以外が乗ったら重力系の兵器使ったら自壊とかしそう 上の方で装甲はチタンとか言ってるけど本当に分解して中身を見てみたら結構「枯れた」技術で設計されてそう(但しインスペクターやラ=ギアスから見ての「枯れた」だけど) -- 名無しさん (2014-11-27 21:32:25)
- OG DPでのネオの強さを最近知って吹いたわ 「これであなた達に勝ち目はなくなりました」って主人公のセリフじゃねーぞ!! しかも事実! -- 名無しさん (2014-11-27 21:34:28)
- 今一分からないんだが、ネオグラとアストラナガンが戦ったら銀河がヤバイって縮退砲とインフィニティリンダーの撃ち合いになったら不味いって事なのかな? -- 名無しさん (2014-11-27 21:45:59)
- ↑っていうかその二つの打ち合いでなくてもフルパワーでぶつかり合った余波でやばいってことじゃないかとドラゴンボールのゴクウが気を高めただけで周りがへこんだりするのの巨大版って思えばいいんじゃないかと -- 名無しさん (2014-11-28 07:52:44)
- ↑2 OG DPでの描写だが、縮退砲は太陽系消し飛ぶレベルの武装だしね…それと因果ごと消し去る武器がぶつかり合ったらシャレじゃ済まないのは間違いないかと -- 名無しさん (2014-11-28 08:38:53)
- ↑失敬、消し飛ぶのは間違ってた。太陽系よりずっと遠くまで余波が広がって生物が死んじゃうんだった。直撃とその近くにいなければ縮退砲で星が壊されることはないね(白目) -- 名無しさん (2015-02-04 12:39:04)
- ずんぐりしていてかわいい。機体カラーに赤が入ったのは魔装機神LOEでリデザインされてからで、旧シリーズでは手が灰色だったり今よりシックな色合い。 -- 名無しさん (2015-05-15 19:06:48)
- アトリームにはこれ以上の機体が沢山有ったのに滅ぼされたんですよ・・・まあ相手が破滅の王と同等の存在であるル=コボルだから仕方ないですね -- 名無しさん (2015-07-13 15:15:49)
- ↑そんなんで、ホントよく生きてるよな…霧 -- 名無しさん (2015-07-13 15:21:44)
- アストラル界からエネルギーを引き出せない? だったらその辺の死霊からエネルギーを徴収すればいいじゃない。 -- 名無しさん (2015-07-13 18:54:34)
- ↑死霊の力も使えなくなってるのよ。そもそも巨人の怨念が消えたからエネルギー源その物が激減してる -- 名無しさん (2015-07-30 23:51:18)
- まぁ、OGシリーズ本編だとグレートゼオライマーが天のゼオライマーになったくらいの差でしかない気もするが -- 名無しさん (2015-08-02 00:52:41)
- オカルト抜きでも超科学の産物っていう強みがあるしね。ゲスト的には型落ちでも、シュウがそのまま放置しておくとは思えないし最新技術にアップデートした新たな段階に至ってもおかしくない -- 名無しさん (2015-09-11 09:45:18)
- グランゾンがスパロボ世界でも最高の科学技術の結晶の一機でオカルト技術の最高の結晶の一機でもあるんだ -- 名無しさん (2016-05-15 20:50:48)
- 一応弱体化したけど相変わらずアレですね… -- 名無しさん (2016-07-06 08:02:23)
- 時間と空間ブチ壊すとブラックホールクラスターなんて比較ならんだろディストリオンブレイク -- 名無しさん (2016-07-13 03:09:00)
- ソウルゲインとネオグランゾンの「弱体化」は他のロボと次元が違うから困る。確かに弱くはなったけどそこ弱くしても支障ないよね!? -- 名無しさん (2016-07-13 14:58:40)
- MDでも雑魚集団消し飛ばし、ボスクラスとタイマン張っての削り役にとご苦労様です -- 名無しさん (2016-07-22 22:52:06)
- MDでは何故かMサイズだったネオ・グランゾン -- 名無しさん (2016-07-23 02:24:10)
- ↑実際そんなにデカくはないんだよ。30m代なら解釈次第でMにもLにもされうるサイズ。 -- 名無しさん (2016-07-23 02:41:33)
- ↑見た目の威圧感や迫力は凄いけどな。もしあのデザインで100mくらいあったら怖いだろうな -- 名無しさん (2016-08-07 21:42:27)
- MD38話の全滅稼ぎする際のエース。 -- 名無しさん (2016-08-12 11:02:17)
- ↑2 そんくらい欲しくもあるんだよね。防御は完璧だから回避率ダウンは大したマイナスにならんし、むしろサイズ補正で攻撃力アップしてくれた方が有難い。ガンバスターくらい豪気に魔法で巨大化とかしちゃってさーw -- 名無しさん (2016-08-17 14:38:23)
- ネオより小さいラフトがLだったな -- 名無しさん (2016-08-18 20:20:26)
- ゲームシステムだから抑えられてるんだろうけど、OGDP最終回でいくらライグがワラワラ出て来ようがネオグラが一機いれば事足りるんだよなぁwww -- 名無しさん (2017-02-12 03:29:52)
- ブラックホールクラスターの台詞をより分かりやすくすると「お前は一瞬で死ぬが、お前が死ぬ瞬間を第三者が観測することは永遠にできない」ということらしい -- 名無しさん (2017-06-24 21:54:42)
- いつかOGで、ディス・アストラナガンと小隊組ませてみたいな~。 -- 名無しさん (2017-08-18 21:55:54)
- こいつに未ポゼのサイバスターやゲッターG、ダイターン程度で勝てた第三次のロンドベルも大概おかしい -- 名無しさん (2017-11-13 09:28:32)
- 細かな弱体化もこう何度も重なるとどうにも物足りなくもなってくるわけで・・・控えめスペックで早い段階から使えるか、ラスト付近限定で破壊的強さかは難しいところではあるが -- 名無しさん (2018-04-12 22:31:08)
- XΩだとゲッター號辺りが親友か、何も考えなくても勝てるとか誰が使っても勝てるといわれるほどの強烈さ -- 名無しさん (2018-06-07 07:48:49)
- ブラックホールクラスターや縮退砲をぶっ放つときのシュウの長いセリフは何度聞いても聞き飽きない -- 名無しさん (2018-08-02 21:25:20)
- ファン達の間では別に言うほど最強ロボットではないらしい。いやウソやろ…仮にそうだとしたら魔装機神世界どうなってんの -- 名無しさん (2018-10-08 20:35:50)
- マハーカーラって事はスパロボで七福神が出来るのか! -- 名無しさん (2019-01-16 14:59:00)
- 第4次で回避特化の機体で縮退砲ひょいひょい回避しながら…「これ避けたら後ろヤバくね?」と思うのは普通だよな -- 名無しさん (2019-01-16 15:15:03)
- 超絶凶悪メカ。おまけに操縦してる奴も人間やめてるレベル -- 名無しさん (2019-01-16 20:03:23)
- 逆を言うとシュウしかまともに使える者がいない。だから彼のパイロット寿命がそのまま消費期限になってる側面がある -- 名無しさん (2020-01-01 13:12:47)
- グランワームソードの誤字は初登場のFC第2次ではなく、GBの第2次スーパーロボット大戦Gです。 -- 名無しさん (2021-07-09 19:03:46)
- ↑5 ラ・ギアス7大超兵器ってそう言う… -- 名無しさん (2023-02-27 17:15:28)
- SFC版第3次は気合が強いかつ気合持ちが多いからしっかり主力を育成してたらネオグラもまあ何とかなるレベル。PS版第3次はダメージデフレやネオグラのHP回復追加で激励持ちがいないと相当きつい。一応ヴァルシオン改と戦わせたり味方の被撃墜で気力上げれば激励なしでも倒せるらしいけど、マゾの領域。 -- 名無しさん (2024-05-17 11:04:22)
- OG外伝での弱さは負けるのが目的だったから、でいいのかねアレ -- 名無しさん (2024-10-05 10:43:59)
最終更新:2024年10月05日 10:43