ゾンダー(勇者王ガオガイガー)

登録日:2016/08/14 (日) 10:11:42
更新日:2021/05/07 Fri 21:39:13
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マイナス思念は宇宙に滅びを与える。

生命体はマイナス思念を持たぬ、機械生命体ゾンダーへと昇華されるべきなのだ

だからこそ生命体は、機械と融合を果たして次なる次元に向かうのだ


勇者王ガオガイガー』に登場する機界生命体の名称。
作中では、作中の敵対勢力及び知的生命体(人間、シャチなど)にゾンダーメタルが植えつけられ怪物へと変貌した姿、
またはそれが機械などに寄生して誕生したロボットなども「ゾンダー」と呼ばれているため、ここではそれらについても解説する。


【ゾンダーの起源】

ゾンダーを生み出す元となる物質「ゾンダーメタル」とは元々、三重連太陽系の中の科学が発達した「紫の星」で、
人間のストレスなどのマイナス思念を解消・抑制するメンタルケアを目的に作成された「精神浄化システム」であった。

しかしある時、ゾンダーメタルを統括するマスタープログラム「Zマスター」が、
「マイナス思念を無くすには発生源の有機生命体を機界生命体に昇華させればよい」という歪んだ結論を導き出した事で突如暴走を起こし、紫の星を足がかりに近辺の惑星の機界昇華を開始。
三重連太陽系を滅ぼした後は全宇宙の機界昇華を目指し、31の原種に分離して太陽系などへ侵攻していった。


【地球への侵攻】

“青の星”地球を機界昇華させるために、原種を統括する「心臓原種」は尖兵として情報収集端末「パスダー」を送り込むが、
地球を前にして獅子王凱が操縦するスペースシャトルと衝突し、直後に緑の星から飛来したギャレオンと交戦。
その戦闘で深手を負ったパスダーは日本の横浜付近に落下し、ダメージを癒すために東京タワーの地下まで移動して2年ほど潜伏を余儀なくされる。
その間に地上にあった航空機、鉄道、車などを吸収して異形の塔「ゾンダリアンタワー」を構築。
ダメージが癒えた頃に活動を再開し、配下の機界四天王に命令して地球の機界昇華を本格的に開始した。


【ゾンダーメタル】

機界四天王及び機界31原種が、有機生命体をゾンダー化するために用いる物質。
前述のとおり、元々は人間のストレスなどのマイナス思念を解消・抑制する目的で作成されたものだった。
しかしマスタープログラムが暴走した事によって、ゾンダーメタルから機界昇華を目的として活動する機械生命体「ゾンダー」が誕生し、ゾンダーメタルは全宇宙を脅かす災厄の源と化した。

ゾンダーメタルに寄生された有機生命体はマイナス思念から来る欲望のおもむくままに行動し、
機械などを取り込み巨大ロボ化して破壊活動を行うようになる(通称「ゾンダーロボ」)。
勇気ではなくストレス(マイナス思念)を動力にするGストーンとでも言うべきもので、GストーンやJジュエル無しでは対抗手段はない。

ゾンダーメタルの製造工程は植物の成長過程に近く、蕾から花のような状態になった後でしばらく経つとようやくゾンダーメタルが完成する。
ゾンダーメタルを生成するためには莫大なエネルギーが必要となり、地球にEI-01が飛来して2年が経過した時点でも25個程しかゾンダーメタルは存在しなかった。
そのため、作中ではこれを生成するための製造工場「ゾンダーメタルプラント」の建造が何度か行われており、いずれの作戦も機界四天王が総力をあげて実行している。

ちなみに原種の場合は自信をプラントとして体内でゾンダーメタルを大量に作り出す事が可能。
ZX-05の時には体内に取り込んだ人間にゾンダーメタルを植え付け、多数のゾンダーロボを生み出していた。

スーパーロボット大戦シリーズ』などの外部出演時には、ゾンダーメタルを用いて他勢力の機動兵器をコピーしたり、奪った有人機に搭載して動かすなどの用途にも用いられている。
ゲーム中の台詞によれば、これら複製された他勢力メカも分類上は「ゾンダーロボ」の範疇に該当する模様。
なお、ゲーム上の都合か機体の外見や性能は元になった機体とまったく同じ。戦闘獣メカザウルスのような半有機生命体も生体部分がゾンダー化するようなことはない。
例外的に『バトルオブサンライズ』に登場した、『機甲戦記ドラグナー』のゲバイ・マッフを素に産み出された機体のみ「ゾンダーゲバイ」という別機体になっており、外見も異なる。


ゾンダーメタルプラント

その名の通りゾンダーメタルの製造工場。
数が少なく希少なゾンダーメタルを大量生産するために機界四天王が度々建造を計画した。
なお製造工場と書いたが建造に必要なものはゾンダーロボ1体と莫大なエネルギーの安定供給、大量生産に必要なある程度広い土地のみ。
おまけに供給するエネルギーも熱だろうが電力だろうが運動エネルギーだろうが何でもOKというガバガバっぷり。
つまり絶え間なく供給できるだけの潤沢かつ莫大なエネルギーさえ確保できればゾンダーロボ1体あるだけで建造が可能と非常にお手軽な生産施設。
しかし一方で莫大なエネルギーを絶え間なく供給するには当然大規模な設備や手段、準備が必要不可欠で、大々的に動こうものなら即座にGGGに察知・妨害されるため建造の難易度はそれなりに高い。

プラント内は果実のようにゾンダーメタルを付けた巨大な金属の樹木と根のような金属の触手が張り巡られた悍ましい森のような外見。
花畑のようにゾンダーメタルが咲き乱れる場合もあるが共通して森のような姿を取る。

原種の場合、原種の肉体自体がゾンダーメタルプラントになるため前半期のようにゾンダーロボと何らかの設備、広い土地を確保する必要はない。
ただし原種であっても大量生産には無機物への融合とエネルギー供給源が必須である。
逆を言えば融合する人工物とエネルギーさえ確保できれば原種達は即座にゾンダーメタルプラント化することを指すため前半期以上に厄介なことは変わりない。


  • 粒子加速器イゾルデ
本編でのゾンダーメタルプラント第1号。
北海道東苫小牧に建設された世界最大のテバトロン型の粒子加速器。その直径は20km、最大出力20テラ電子ボルトを誇る。
粒子加速器と融合したEI-12が粒子加速器を稼働させることで莫大な電力を生産。
その電力を利用して地下深くに建造されたが、秘密裏に作ることを優先したためか規模自体はゾンダーメタルプラントの中では小さめ。


  • グランドノヴァ
ヘルアンドヘブンの破壊エネルギーとEI-18を構成するマイクロゾンダー群を丸ごと利用したゾンダーメタルプラント第2号。
直径526m、内部温度6000℃の特殊空間で、内部ではマイクロゾンダー群が毎分200回以上の小爆発を引き起こしており、その熱エネルギーを利用してゾンダーメタル製造を行う。
「地上の太陽」に例えられる膨大かつ絶え間なく発生し続ける熱エネルギーは最大サイズのイレイザーヘッドの連射を以ってしても消去しきれない桁外れな代物。
内部に閉じ込められたガオガイガーもギャレオンの機転がなければそのまま熱の余波で死にかねず、ゴルディオンハンマーがなければ破壊もできなかった厄介なプラント。


  • コントラフォール
機界四天王全員が協力して建造したゾンダーメタルプラント第3号。
首都高及び環状線をゾンダーロボ形態のポロネズとプリマーダがそれぞれ猛スピードで疾走する事で生じる運動エネルギーの供給により、
東京都心部の周囲に張り巡らされた四層からなる鉄壁のエネルギー障壁。
「高エネルギー粒子が複雑な動きにより周囲の空気を押し上げ、構造体の分子結合を崩壊させている」ところから命名された。

一層目はEI-12が利用した超電磁バリア
二層目はEI-09の濃縮酸素の充満した空間
三層目はEI-17の超次元ポット
四層目は上記のグランドノヴァ

…と歴代ゾンダーロボの能力を利用したものになっている。
各層ごとに対処・突破方法が全く異なる点も厄介だが、何よりエネルギー供給源であるプリマーダとポロネズの活動を遮らなければ攻略しても瞬く間に再生することが最大の難所。
内部環境は人間にとって比較的快適だが、内部の東京23区は丸ごとゾンダーメタルプラント化。ゾンダーメタルの花々と樹々が咲き乱れる樹海と化した。


  • ZX-05
機界31原種の1体、脊椎原種のゾンダーメタルプラント形態。
万里の長城と融合した肉体を伸ばしてマントルに直結させ、マントルから抽出したマグマエネルギーを利用して莫大な熱エネルギーを確保。
瞬く間にゾンダーメタルを製造し万里の長城の観光客をゾンダーロボ化。自身の護衛に用いた。


  • ZX-07
機界31原種の1体、腕原種のゾンダーメタルプラント形態。
エジプトのピラミッドと融合し、太陽光を重力操作によって作った重力レンズで収束させ、太陽光発電の要領で莫大なエネルギーを確保した。
更に機械を狂わせる特殊な砂で、エジプトに近づくガオガイガーとGGG機動部隊、Jアークを戦闘不能に追いやり、スフィンクスと融合させた胃袋原種を護衛に従え万全の防御体制を敷いていた。


  • ZX-11
機界31原種の1体、腸原種のゾンダーメタルプラント形態。
メキシコのマヤのピラミッドと融合し熱帯低気圧を吸収、ハリケーンのエネルギーを利用し莫大なエネルギーを確保した。
重力場によりゾンダーメタルの天敵ソリタリウェーブを封じると同時に、重力の井戸の底に鼻原種を潜ませ万全の防御体勢を敷いていた。


【ゾンダリアン】


作中前半における敵対勢力。惑星の機界昇華を円滑に進めるべく先遣された尖兵のような存在である。
なお「ゾンダリアン」とは地球人が便宜上命名した名前であり、組織としての呼称は正確には不明。もっとも向こうも「ゾンダリアン」と最終的には名乗ってはいるが。

彼らの基本目的は、ストレスを抱えた人間の前に現れ、彼らの額にゾンダーメタルを植えつけてゾンダー化させ、ゾンダーの成長を進める事。
しかし使用するゾンダーメタルの生成にはかなりのエネルギーが必要であるため、基本は1つの作戦につき1個しかゾンダーメタルを使わない。
だがGGG機動部隊を確実に倒すために、1回だけ1つの作戦で2個のゾンダーメタルを使用した事がある。


首領

  • パスダー
「汝等の招き寄せた恐怖、とくと味わうがいい…」

CV:緒方賢一
機界四天王を統括する首領格。
機械で出来た顔だけの姿をしているがそれは立体映像にすぎず、その正体は2年前に地球に飛来した地球外知性体認定ナンバー1号そのもの。(通称EI-01)。
感情の類を見せないどこまでも機械らしい無機質な性格だが、全人類を「心弱き者ども」と呼んで見下す傲慢不遜な顔を持つ。
基地兼肉体でもあるゾンダリアンタワーから機界四天王に指示を出して地球の機界昇華を目論む。

ゾンダリアンタワーそのものであるため基本表舞台に出る事はないが、
EI-12の事件の際にだけプラント製造が目的だったからかゾンダーとなった人間の前にモニター越しに現れ直接指令を出していた。
この件でGGG側にも存在と名前を知られることになる。

前述のとおり、地球に飛来する際に凱の乗るスペースシャトルに衝突して彼に致命傷を負わせたり、
日本に落下した時に、ある人物の家族を死亡させた挙句、その人物に機界生命体の種子を植えつけるなど、本作の元凶と言っても過言ではない。
放送時はこいつがラスボスだと思っていた人が多くいた(放送がこの回で終わっていたとしたらラスボスだったし)。

EI-01
パスダーの本体で、東京タワーの地下深く潜伏していたゾンダリアンの本拠地「ゾンダリアンタワー」そのもの。
2年の歳月を経て巨大に成長したその姿はまさに魔王
配下の機界四天王が全て倒された時に東京タワー跡地から突如現れ上半身だけの人型形態に変貌。
東京全域のライフラインを支配下において東京一帯の電力を取り込み東京23区を丸ごと宇宙船に作り変え、東京都民諸共地球外への逃亡を謀ろうとする。

GGG機動部隊が立ちはだかった際にはレーザーや衝撃波で応戦。
東京一帯に飛び散っていた無数のガラス片にアルミニウムを蒸着させ、それを利用してレーザーを複雑に反射させて回避困難なオールレンジ攻撃を行った。
さらには、東京中の電力を味方に付けたことから、勝率の高い対消滅攻撃も行い、GGG機動部隊を機能停止寸前まで追い込んだ。


機界四天王

パスダー配下の4人のゾンダリアンの総称。
東京タワー直下のゾンダリアンタワーに座して動かないパスダーの代わりに各種作戦の実行指揮を執り、機界昇華を推し進める。
実は四天王全員が地球以外の異星人がゾンダー化した存在なのだが、普通のゾンダーとは違い各自が高い知性と自由意志、自己判断力を持っている。
ゾンダー特有の無機物への融合能力を応用して壁や地面、機械の中などあらゆる場所から出現し、時には重力を無視して空に浮くこともできるため存在は神出鬼没。
有事には機械と融合して自らをゾンダー核として扱い、知性と自我を保ったゾンダーロボへと変異する。

作中で行われる作戦は基本ゾンダリアンが1人で行い、その作戦に他のゾンダリアンが介入する事は少ない。
しかし、ゾンダーメタルプラントの製造などの大掛かりな作戦の場合は、四天王全員が協力して作戦を遂行している。
また機界四天王編後期になってくると、目標意識の相違からゾンダリアンがペアを組んで作戦を行う事も多くなった。


「空に生き、空で育った私に敵う筈もあるまい!」

CV:真殿光昭
機界四天王の1人。
空をこよなく愛するガッチャマン鳥人間のようなゾンダリアン。
「空は良い…」が口癖で、航空機型のゾンダーを生み出す事を好んでいる。
戦士としてのプライドが高く、幾度となく凱と戦ううちに彼をライバル視するようになる。
カインの子・ラティオ(天海護)の持つ力を危険視している。
詳しくは該当項目を参照。

●EI-26
素体:超音速旅客機HST

ピッツァが超音速旅客機HSTと融合した戦闘形態。
目にも止まらぬ速さで大空を飛び回り、圧倒的な空戦能力を持って東京に作られたコントラフォールに近づく自衛隊機を撃破していた。
コントラフォールへの突入を開始しようとしていたGGG機動部隊の前にも立ち塞がり、突破された後はガオガイガーと激闘を繰り広げた。


「このペンチノン、すぐにでも出港可能です。」

CV:カシワクラツトム
機界四天王の1人。
小型船のような姿をしている一つ目のゾンダリアン。
船舶に関するゾンダーを生み出す事が多い。
「ウィルルルルルルッ!」という船の汽笛のような笑い声が特徴。
ピッツァと同様に護を危険視しており、後半からは護を始末するための作戦を立てる事が多くなっていった。
ピッツァの良き理解者で、作中でもピッツァと行動を共にする事が多い。
詳しくは該当項目を参照。

●EI-27
素体:はるな型護衛艦

ペンチノンが自衛隊のはるな型護衛艦と融合した戦闘形態。
自身が東京の地下水路に誘き寄せたボルフォックと戦闘。巨大な腕や砲撃を武器に攻撃を仕掛けた。


  • ポロネズ
「ポロネズならここにおります、パスダー様」

CV:塩屋浩三
機界四天王の1人。カブトムシのような頭を持つ駅長風のゾンダリアン。
鉄道に関するゾンダーを生み出す事が多い。
吹くと列車の汽笛のような音と煙が噴出するがするパイプを愛用している。
穏やかな風貌で常に穏やかで丁寧な口調で話して地球人を篭絡しゾンダー化に導くが、それとは裏腹に力押しの作戦を好んでいる。
ピッツァやペンチノンとは違い護よりもギャレオンを危険視しており、護を餌にしてギャレオンを誘い出し、破壊しようと様々な作戦を実行した。
ゾンダリアン化する前は、プリマーダと夫婦関係であったようで、紫の星の科学者でもあったらしい。

●EI-28
素体:山手線車両
ポロネズが大量の山手線の列車と融合した戦闘形態。
EI-29と共に環状線を高速で走行する事で東京にコントラフォールを発生させ、
走行によって発生した膨大なエネルギーをゾンダーメタルプラントへと供給していた。


  • プリマーダ
「プリマーダ、もう待ちくたびれましたわ」

CV:紗ゆり
機界四天王の1人。
ゾンダリアンの紅一点で自称「愛の踊り子」
車やバイクなどに関するゾンダーを生み出す事を好む。
自分が生み出したゾンダーにそれぞれ名前をつけるなど、女性的な一面を度々覗かせている。
車の排気ガスの匂いを好み、ゴツイ見た目のゴルディーマーグを見て「美しい」と感じるなど独特な美的センスを持つ。
ポロネズと同様にギャレオンを危険視しているような節があり、後半では彼と共に作戦を遂行する事が多くなっていった。

●EI-29
素体:自動車

プリマーダが首都高を走る自動車群と融合した戦闘形態。
EI-28と共に首都高を高速で走行して東京にコントラフォールを発生させ、膨大なエネルギーをゾンダーメタルプラントへ送っていた。
ちなみに四天王の中では唯一、通常形態と走行形態の2種類の形態が存在する。



【ゾンダーロボ】

ゾンダー化した有機生命体が機械や無機物を取り込み、巨大ロボ化した姿
この姿になると、素体となった生命体の欲望を叶えるために行動するようになり、その過程で破壊活動も行うようになる。
能力は基本融合した機械の特徴がベースとなっているが、素体となった生命体の意識によりその姿に影響が出てくる場合もある。
共通している点は、ゾンダーバリヤー自己再生能力物質融合能力が備わっている事と、状況に応じて姿を変形させられる事である。
再生能力は部位が粉々に破壊されても10秒程度で完全再生するため持久戦はまず無意味。
特に物質融合能力は圧巻で、GストーンとJジュエルの力の関わらない機械や無機物は問答無用でゾンダーロボの一部として取り込まれ、ゾンダーロボが強化される。

ロボ化した後も成長を続け、最終段階にまで成長したゾンダーロボは素体となった生物の遺伝子を元に、
ゾンダーメタルの核となる素粒子Z0を含んだミサイルのような棘状の物質「ゾンダー胞子」を体内で大量発生させる。
そして最後にはこの胞子が世界中に撒かれる事となる。
これこそがゾンダーの最終目標であり、この胞子が撒かれたが最後、胞子を撃ち込まれた生命体は即座にゾンダー化を起こし、更に胞子により生まれたゾンダーがまた胞子をばら撒いていく。
こうして倍々ゲームのようにゾンダーが増殖し続け、その星の機界昇華は完了してしまうのである。

この胞子のゾンダー化はGストーンサイボーグとなったルネも原種大戦時に経験しており、
生身の部分だけゾンダー化するというおぞましい事態になっていた(Gストーンのある部分はそのままかつ思考・記憶自体は正常だったためトラウマになってしまっていた)。

ゾンダーロボの核はロボから抜き出された直後は球体のままであるが、
時間が経つと人間サイズで活動を再び開始し、別の機械に寄生し新たなゾンダーロボに変異してしまう。
おまけにサイズは人間大の癖に機械との同化能力は健在であるため、人工物を経由してあらゆる場所に移動できる。

ゾンダー核を元の人間の姿に戻すためには護や海道の「浄解」能力が必要であり、
浄解を受けた者はストレスが解消されることもあり涙を流しながら神に祈りを捧げるように手を合わせ護に感謝を示す。
しかし、幼い子供がゾンダーに変貌した時には、護の浄解を受けずに元の姿へと戻っている*1
なお、浄解を受けた者は、心が洗われたからなのか皆善人になっており、心に余裕が生まれた事で表情も和らいでいる場合が多い。
国際犯罪組織バイオネットのメンバーですら基本的にその例外ではない。



ゾンダーロボ一覧

基本的にポロネズ&プリマーダ組制作のゾンダーロボはガオガイガー及びGGGの直接打倒を、
ピッツァ&ペンチノン組制作のゾンダーロボはゾンダーロボの成長及び護の抹殺を最優先とする搦め手気味な傾向が強い。

製作者不明

●EI-02
素体:家電ゴミ

作中で初めて登場したゾンダーロボ。製作者は不明だが、素体の人間の逆行催眠の描写から機界四天王全員と対面している様子。
東京都庁へ出入りしていた元建設会社社長・小宝山金蔵がゾンダー化し、夢の島にあった大量の家電ゴミと融合して誕生したゾンダーロボ。
電子レンジを使った荷電ビーム砲(通称「家電粒子砲」)、冷蔵庫を使った冷凍ビーム砲、ペットボトルミサイルなどを使う。
さらには大量の扇風機を稼動させて飛行する事も可能。
都庁にまつわる事業で失敗した事でホームレスにまで落ちぶれ、都庁を逆恨みしていたところに機界四天王が現れてゾンダー化。
都庁を破壊するためにチューブモード(列車形態)に変化して、新宿副都心を目指した。
ちなみに頭の形がになっている理由は、倒産回避のために競馬に手を出し大損したため。
ゾンダー陣営としては地球人を素材にしたゾンダーロボの試作品のような扱いであり、敗北時にはボロクソに貶された。


ピッツァ作成

主に航空機系のゾンダーロボが主体。
ピッツァの獰猛な戦士然とした態度とは裏腹にGGGとの直接戦闘には重点を置かず、堅実かつ水面下で成長や作戦を進めるタイプが顕著。


ペンチノン作成

船舶系のゾンダーが多め。
しかし作戦次第でゾンダーロボには特に拘りを見せないため種類は多彩。
ゾンダーの種類も直接戦闘による力押しを得意とするロボから狡猾な搦手に長けたロボまでバリエーション豊富。


ポロネズ作成

鉄道車両系のゾンダーロボがメイン。
ポロネズの意向もあってか直接ガオガイガーを叩き潰す豪快なタイプのロボが多い。


プリマーダ作成

自動車タイプのゾンダーが主体。
ポロネズと同じく力押しが目立つが、時には悪辣な搦手を交えた作戦も執る。


パスダー作成

  • EI-12
素体:粒子加速器イゾルデ

苫小牧に建造された粒子加速器「イゾルデ」の開発責任者である野崎通を核としたゾンダーロボ。
イゾルデと融合した事で誕生した巨大ゾンダーロボ。
龍型に変化した2本の巨大ケーブルから粒子ビームを発射し、強力な電磁波も発する。
イゾルデによって作られた莫大なエネルギーを用いてゾンダーメタルプラントを建造していた。
浄解を受けた野崎は、後に新生GGGのシステム設計と運営責任者を任せられる。
初のゾンダーメタルプラント建造用のゾンダーロボで、この事件には機界四天王全員が初めて前線に立っている。


原種作成

●EI-30~71
万里の長城と融合したZX-05が観光客を取り込み、内部にあったゾンダーメタルを使って誕生させた無数のゾンダーロボ。
3種類の形態がある量産型であり、合体して巨大なビーム砲になることで、脊髄原種を護衛する。
獅子の女王において、ゾンダー化した者の1人にバイオネットエージェントのシュバルツ・オイレもいたことが判明。
浄解後は改心したが、バイオネットに始末されている。

●EI-72
GGG長官の大河が腕原種によってゾンダー化し、試作型CRと融合して誕生した虎型ゾンダーロボ。

●EI-73
GGG参謀の火麻が腕原種によってゾンダー化し、試作型CRと融合して誕生した豹型ゾンダーロボ。

●EI-74
素体:テレビ局

「視聴率100%」を目指す仕事熱心なテレビ局プロデューサーが腕原種の手でゾンダー化し、テレビ局と融合して誕生したゾンダーロボ。
人気テレビアニメ「ガガガッチ」を全世界のチャンネルを乗っ取って24時間流し続け、
同時にジャミングを行い通信網を混乱させる事で、木星へと向かう原種たちの行動をカモフラージュする陽動に使われた。
電磁波攻撃を得意としている。
現段階では劇中に登場した最後のゾンダーロボである。


○合体ゾンダーロボ

●EI-23+EI-24
EI-23とEI-24が、更に高威力の超音波を発生させるために融合しパワーアップした形態。

●EI-72+EI-73
EI-72とEI-73が左右で合体した形態。
取り込んでいた新型Gツール「ゴルディオンモーター」の力で、ゴルディオンハンマーを防御する能力を持つようになった。
分岐ルートにもよるが力を消耗してない場合、キングジェイダーの全装備を防ぎきるほどのスペックを見せた。


○EIナンバーから除外

●EI-15X
水族館からの引越しでストレスを感じていたシャチのヴァルナーがゾンダー化し、Gパークシーのアトラクションを取り込んでゾンダーロボとなった。
本編のEI-15より先に誕生したゾンダーロボだが、ある事情によってEIナンバーから除外されている。



【疑似ゾンダーロボ】

東京決戦時に入手されたゾンダーメタル等のデータからバイオネットが開発した特殊兵器(メタルサイボーグなどの疑似ゾンダーもある)。
性質的にはほぼそのまんまゾンダーロボのようなものであり、ゾンダーロボ同士での合体も一応可能。
護やエヴォリュダー・ガイの浄解も有効であり、浄解されたものは(アルジャーノンでなければ)マイナス思念から解放されることになる。





追記・修正は、機界昇華される前にお願いします。


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最終更新:2021年05月07日 21:39

*1 Zマスターが倒され浄解され全宇宙のゾンダーの機能が停止した場合も同様に元に戻っている

*2 作中諜報部のデータバンクが登場するため、失恋回数など年齢以外の大体のデータが視聴者にさらされた人物でもある。

*3 プライヤーズの登場で作戦は失敗する。