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東武伊勢崎線

登録日:2015/02/09 Mon 14:15:00
更新日:2026/08/08 Sat 22:19:18
所要時間:約 17 分で読めます




伊勢崎線(いせさきせん)とは、浅草駅と伊勢崎駅を結ぶ本線と、押上駅と曳舟駅を結ぶ支線からなる東武鉄道の路線である。

ラインカラーと路線記号はスカイツリーライン区間とそれ以外で分けられており、スカイツリーライン区間は青で路線記号が[TS]、それ以外の区間は赤で路線記号が[TI]となる。

画像出典: 日本の旅・鉄道見聞録
URL: https://www.uraken.net/rail/chiho/tobu/200.jpg
閲覧日時:2024/08/14


●目次


【概要】

東武鉄道のいわゆる「本線」と呼ばれているもので、創業時の区間である北千住~久喜間を含んでいる。
このうち浅草~東武動物公園間・曳舟~押上間には、2012年3月から『東武スカイツリーライン』という愛称が付けられている。

浅草から埼玉県東部を経由して群馬県までを結ぶ路線で、旧国鉄・JRから引き継がれた第三セクター路線を除く私鉄では最長の114.5kmを誇る。
また、北千住~北越谷間の複々線区間も私鉄最長の18.7kmである。
東武日光線への直通列車も多数運行されており、群馬県のみならず栃木県の日光・鬼怒川温泉へのルートとしても重要な役割を担っている。

東京メトロ日比谷線・半蔵門線と直通運転を行っており、スカイツリーライン区間の列車は大半が両線直通。そのため浅草~北千住間は特急を除くと日中は6連の普通列車がピストン輸送という、ちょっとしたローカル線感が漂う。

また、半蔵門線直通列車は東急田園都市線まで直通しており、日光線南栗橋~中央林間と走行距離が100km近く(98.5km)にまでなるロングラン列車も存在する。


【運行形態と列車種別】

車両については東武鉄道の項目を参照。

○伊勢崎線特急

  • りょうもう/リバティりょうもう
    • 浅草~館林・太田・伊勢崎・赤城・葛生(一部桐生線・佐野線直通)

○日光線特急

  • スペーシアX
    • 浅草~東武日光・鬼怒川温泉(日光線・鬼怒川線直通)
  • きぬ/リバティきぬ
    • 浅草~鬼怒川温泉・新藤原(日光線・鬼怒川線直通)
  • けごん/リバティけごん
    • 浅草~東武日光(日光線直通)
  • リバティ会津
    • 浅草~会津田島(日光線・鬼怒川線・野岩鉄道・会津鉄道直通)

○その他の特急

  • スカイツリーライナー
    • 浅草~春日部
  • アーバンパークライナー
    • 浅草→大宮・柏(野田線直通で下り列車のみ(春日部駅高架化工事の為休止中))

○THライナー

東京メトロ日比谷線と相互直通運転を行うホームライナー。
上りは久喜~恵比寿間で運転し、久喜~新越谷間は乗車のみ可能で上野~銀座間は降車のみ。霞ヶ関以降は乗降フリーとなる。
下りは霞ヶ関~久喜間で運転し、久喜~新越谷間は降車のみ可能。
上野~新越谷間は全列車が通過し、従来全列車が停車していた北千住駅は運転停車扱いとなる。

○急行

東京メトロ半蔵門線・東急田園都市線に直通する系統で、日中の主力無料優等列車。日中は久喜行3本、南栗橋行3本の運転で、一部に東武動物公園発着の列車がある。
全列車が10両編成で一応館林まで入線できるが、現在は久喜以南のみ運転。
設定当初は「通勤準急」で、朝夕ラッシュ時のみの運転だった。

○区間急行

浅草発着系統の無料優等列車だが、現在は朝夕ラッシュ時のみの運転。浅草~館林間が基本運用で、日光線南栗橋発着の運用もある。
旧準急の時代は日中の無料優等列車の主力で、浅草〜伊勢崎間・浅草〜東武日光間の全線通しの列車もあった*1。
また、東武動物公園以北でも通過駅のある通称「準急A」と、現在の停車駅と同じ通称「準急B」があった。
しかし、2006年3月から現在の名称に変わり運転本数も激減。運行区間も年を追うごとに縮小されつつある。
2013年までは10両編成で分割・併合を行う列車もあったが、現在は大半が6両編成である。ラッシュ時には8両編成で運転する列車もある。また、基本的に4扉車だが2017年4月20日まで新栃木発着の列車のみ6050系が使用されていた。
浅草~北千住間は各駅停車で、この区間に限り後述の準急より停車駅数が多くなる。ただ、一応こちらの方が上位種別となっているらしい。

○準急

東京メトロ半蔵門線・東急田園都市線に直通する系統で、ラッシュ時のみ運転。久喜・南栗橋発着の他、北越谷・東武動物公園止まりの列車がある。
全列車が10両編成。
設定当初は下記同様の「区間準急」で、日中に運転されていた。
ちなみに停車駅の関係上、下り列車は曳舟で区間急行と接続してこちらが先発するのだが、せんげん台でその区間急行に追い抜かれるというダイヤになっている。逆に上り列車はせんげん台で抜かされた区間急行に曳舟で追いつくというダイヤになっている。

○区間準急

浅草発着系統の無料優等列車で、区間急行同様ラッシュ時のみの運転。浅草~館林間の他、北越谷・北春日部・東武動物公園・久喜・南栗橋発着の列車もある。
大半が6両編成で、一部列車は8両編成となる。
1997年3月改正で設定されたもので、2003年3月以降も当初は浅草発着系統と半蔵門線系統が共通してこの種別を用いていたが、2006年3月のダイヤ改正で半蔵門線系統が「準急」として独立し、「区間準急」は浅草発着系統にだけ使われるようになった。
区間急行と同じく、2020年6月ダイヤ改正をもって館林駅以北の各駅停車が全てワンマン化されたため、太田行きが廃止された。
ちなみに、関西私鉄以外で「区間○○」という種別を最初に設定したのがこの路線である。

○普通

全区間で運転されているが、東武動物公園~久喜間は大半が急行等の優等列車で各駅停車の役割を担っているため、該当区間の本数は非常に少ない。また、系統が複雑なのでそれぞれ説明する。

  • 浅草発着
浅草~北千住間の運転で、日中は10分おきに運転される。基本的に曳舟で急行と接続する。
区間急行・区間準急の運転される時間帯では運転されない。
当然だが全列車20mで基本的には6両編成。

  • 日比谷線直通
北千住から東京メトロ日比谷線に直通する列車で、日比谷線中目黒~北春日部・東武動物公園間で運転される。
ラッシュ時には竹ノ塚・草加・北越谷発着列車もあるほか、朝夕を中心に一部は南栗橋発着列車もある。
日比谷線の有効長の関係で、この系統のみ7両編成。かつては18m級の8両編成も運用されていた。
この系統は2026年3月改正から北千住~北越谷間でワンマン運転を開始している。

  • 久喜~館林・太田間
久喜~館林間は20分に1本、館林~太田間は30分に1本の運転。久喜発着列車は急行と接続を取る。館林・太田でも乗り換え路線との接続が考慮されている。
浅草発着列車と同様、区間急行・区間準急の運転される時間帯は運転されない。
大半が6両編成。
ちなみに館林~太田間は距離の短い小泉線の列車を利用したほうが早く到着することがある。
2020年6月のダイヤ改正により館林以北は特急を除いてすべてワンマン化されたことに伴い、浅草〜太田間を通して運行していた区間準急・区間急行が廃止された。

  • 館林・太田~伊勢崎間
1時間に1本程度の運転。ワンマン運転を行っており、3両編成が使用される(一部2両での運転あり)。
「りょうもう」や浅草方面から到着した列車と接続を取るダイヤが組まれている。

【過去の列車種別】

○特急

  • スカイツリートレイン
    • 浅草~太田・大宮・東武日光・鬼怒川温泉・会津田島(一部日光線・鬼怒川線直通・臨時列車。会津田島行は「スカイツリートレイン南会津」)
    • 2017年4月21日ダイヤ改正で廃止。
  • ゆのさと
    • 浅草~鬼怒川温泉・新藤原(日光線・鬼怒川線直通・臨時列車)
    • 2017年4月21日ダイヤ改正で廃止。
  • しもつけ
    • 浅草~東武宇都宮(日光線・宇都宮線直通)
    • 2020年6月6日ダイヤ改正で廃止。
  • きりふり
    • 浅草~東武日光(日光線直通・土休日運転)
    • 2022年3月6日ダイヤ改正で廃止。

○快速・区間快速

無料優等列車の最上位種別系統で、全列車が日光線直通。ただし、日光線新大平下駅以北でも快速運転が行われる快速については2013年以降は下り列車しか設定がなかった。
東武日光行きの他、鬼怒川線・野岩鉄道会津鬼怒川線経由で会津鉄道会津田島駅まで直通する列車があった。
特に会津田島行きの列車は走行距離190.7kmを4時間かけて走るロングラン。
伊勢崎線内ではどちらも停車駅は同じ。
全列車が6050系での運転で、下今市以南は2両編成3本を繋いだ6両編成。下今市で東武日光方面・鬼怒川線直通列車との分割・併合を行っていた。
2017年4月、特急リバティに置き換えられる形で廃止となった。


【主な駅】

  • TS-01 浅草
東京メトロ銀座線、都営地下鉄浅草線乗り換え。
開業当初は「浅草雷門」だったことからもわかる通り、雷門や浅草寺などがある東京下町の代表的観光地。
関東の大手私鉄のターミナル駅では唯一、JR線や地下鉄以外の私鉄との近接も接続も無い。
ホームは松屋の4階にあり、3面4線と線路もそれなりなのだが…列車が発車するとすぐ隅田川を渡るため、ホーム先端が急カーブとなっていて15km/hの制限がかかる。
さらにカーブにかかる場所は列車とホームの間隔がかなり広くなるため、渡り板が用意されていて駅員が常についている。
ホームが極端に狭い部分があって転落や列車接触の危険性が非常に高いため、一部の普通列車ではドアカットまで行われている。
こんな立地のために増設やホーム延長は完全に不可能なため、8両編成対応が1番線だけで他は6両編成までしか入線できない。
そのため、半蔵門線直通開始前のラッシュ時の運転では、10両編成を他駅で一部切り離したり業平橋行きで対応していた。
快速・区間快速が廃止された2017年4月21日以降5番線は使用されていなかったが、2023年から特急「スペーシアX」専用ホームとなった。
2020年夏には、当駅からとうきょうスカイツリー駅付近までの高架下に複合施設「東京ミズマチ」が、さらには隅田川に架かる鉄橋脇に歩道橋「すみだリバーウォーク」が新たにオープンした。

  • TS-02 とうきょうスカイツリー
名前の通り東京スカイツリー最寄り駅で、東京の部分はひらがなが正式な駅名。
スカイツリー併設の東京ソラマチの東端からアクセスできる。
曳舟寄りに留置線があり、昼間はそこで列車が休んでいる。
その駅の立地ゆえか、波乱の歴史を持つ。
+ 駅の簡単な歴史
1902年に「吾妻橋」として開業。
1904年に亀戸線開通、総武鉄道(現総武本線)直通開始により実質的なターミナルが総武鉄道両国橋駅(現両国駅)になったため、盲腸線になる曳舟〜吾妻橋間が廃止。
1908年、前年に総武鉄道が国有化され、亀戸線の越中島延伸計画も用地買収関連で非現実的だったため、改めてターミナルを設定する必要が出てきたことから貨物駅として再開。
1910年に「浅草」に改称の上で旅客営業再開、同時に総武線への直通運転が終了。
1931年に浅草の中心地である浅草雷門までの延伸を果たしたため、「業平橋」に改称。
2012年のスカイツリー開業に合わせ、最寄り駅をアピールするため現駅名に。
とくに前駅名の「業平橋」は現在も駅名標に併記されている。
かつては貨物ヤードがあり、貨物輸送削減後は10両編成対応の地平ホームが建設されラッシュ時には当駅発着列車が設定されていた。
このホームは半蔵門線直通開始と同時に廃止となったが、跡地はスカイツリー建設用地として活用された。
2025年12月に、高架化工事の進捗に伴い下り線ホームが150mほど東寄りに移設*2。
同時に押上駅前ロータリー寄りに新東口が開設され、押上駅との行き来が楽になった。
一方で1931年より94年間使われてきた旧ホームは閉鎖され、それまでの入口最寄りだった東京ソラマチ西端からは少しアクセスしにくくなったので注意。

  • TS-03 押上〈スカイツリー前〉
都営地下鉄浅草線、京成押上線、東京メトロ半蔵門線乗り換え。
半蔵門線延伸時に建設した為、東武鉄道の駅で唯一地下にある。
スカイツリー併設の東京ソラマチ東端へ地下で直結しており、運賃計算上はとうきょうスカイツリー駅と同一扱いとなる。
そのため、半蔵門線直通の定期券で押上〜曳舟間もとうきょうスカイツリー〜曳舟間もどちらも乗ることができる。
なお、東武線は本駅での折り返し運用をすることがないため*3、輸送障害発生時は急行・準急が北千住止まりとなり、押上~曳舟間は完全に不通になる。

  • TS-04 曳舟
亀戸線乗り換え。本線・支線の合流駅。
とうきょうスカイツリー駅で解説しているとおり、かつてはここから亀戸線を経由して総武鉄道両国橋駅(現:両国駅)まで直通運転していた。
半蔵門線直通列車はここから北千住まで通過するため、普通電車と緩急接続することが多い。
京成押上線の京成曳舟駅とは5分ほどの距離だが、乗換駅扱いにはなっていない。
2020年6月のダイヤ改正から、朝方の上り特急と夕方以降の下り特急が停車となった。

  • TS-05 東向島
東武博物館の最寄り駅。
1902年に「白鬚」として開業したが、1905年に早々に休止の後廃止。
その後、関東大震災後に永井荷風などの作品にも登場した私娼街「玉の井」が発展したことで、最寄り駅として「玉ノ井」に改称の上で再開業を果たした。
1958年の法規制で私娼街が消滅した後も長らく駅名はそのままだったが、1987年に駅の所在地名に合わせて現駅名に改称し、現在に至る。
「玉の井」の名は駅名標に「旧玉ノ井」と併記されることで現代にも伝わっている。
戦前は京成白鬚線(京成玉ノ井駅)が接続していた。

駅の下には「東武博物館」があり、当時運行していた蒸気機関車や電気機関車、かつての特急デラックスロマンスカーや日光~馬返間で運行していた路面電車などの保存車、様々な貴重な資料などを展示、保管されている。
東武の古株である8000系8111編成やSL大樹などはこの博物館の保有物であり、今でも動態保存で運行している。

  • TS-06 鐘ヶ淵
カネボウおよびカネカ発祥の地最寄り駅。
通過線があるがカーブしているので速度は遅め。
このカーブは荒川放水路掘削のために当駅〜西新井駅間の線形が変更になった名残である。

  • TS-07 堀切
23区有数の秘境駅。
『3年B組金八先生』のロケ地で有名な足立区立第二中学校(現・東京未来大学)の最寄駅。
1900年代に経営合理化のため廃駅になった後、1920年代に再開業した駅その2(その1は前述の白鬚→玉ノ井→東向島)。

  • TS-08 牛田
京成本線乗り換え(京成関屋駅)。

東京メトロ日比谷線・千代田線、JR常磐線、つくばエクスプレス線乗り換え。
浅草方面から直通する2面4線の1階ホームと、日比谷線に直通する2面3線の3階ホームからなり、東武鉄道の中心駅となっている。
足立区の中心駅で2階や地下にも店がある都内有数のターミナル駅でもある。
詳しくは該当項目参照。

ここから北越谷まで方向別複々線区間となる。内側が緩行線で外側が急行線。

  • TS-10 小菅
東京拘置所の最寄駅。駅手前のトラス橋は沿線屈指の有名撮影地。

  • TS-11 五反野
五反田ではない。昔の上りホームが未だ残っている。

  • TS-12 梅島
ホーム配置が独特。それゆえ利用客が一部車両に集中しやすい。近年駅近くに高層マンションが増えたため、ホームが撮影禁止となった。

  • TS-13 西新井
伊勢崎線・東上線接続計画の夢の跡である大師線乗り換え。
かつては乗り換えの際、大師線の列車に乗る前に大師前駅の改札口を出るという珍しい駅だった。
2026年3月に大師前駅に自動改札機が整備されたため、当駅構内通路の大師前駅用の自動改札機は撤去されている。

  • TS-14 竹ノ塚
日比谷線の車両基地がある。一部列車はここで折り返す。
当駅両側の踏切は開かずの踏切となっていて、係員による手動操作が長らく続いていた。
しかし、2005年3月の遮断機誤開による踏切事故がきっかけで駅の高架化による踏切廃止の方針が決定、当面の措置として踏切そのものは自動化された。
そして2022年3月20日、駅ホームないし上下緩行線線路が高架に切り替わり、新駅舎の供用が開始されるのと同時についに踏切が廃止された*4。
某レイルウェイライターの自宅兼事務所があった場所で、この番組でよくインタビューが行われている場所としてもおなじみ。

  • TS-15 谷塚
これより埼玉県の駅。普通列車のみ停車の駅としては利用者は多め。

  • TS-16 草加
草加市の代表駅。
外側線で急行以下の種別が特急に追い抜かれることがある。
竹ノ塚駅の高架化工事に関連して引上線が新設されたことを活かし、2024年のダイヤ改正より一部竹ノ塚発着の電車が当駅発着まで延長された。

  • TS-17 獨協大学前〈草加松原〉
各停のみ停車。副駅名は草加松原。
名前の通り獨協大学の最寄駅。
2017年3月31日までの旧駅名は「松原団地」で、同名の団地が近隣にあったが、老朽化に伴いすべて取り壊され、大規模な再開発が進んでいる。

  • TS-18 新田
1900年代に経営合理化のため廃駅になった後、1920年代に再開業した駅その3。
近くに草加煎餅作りの体験施設あり。

  • TS-19 蒲生
東武こしがや自動車教習所の最寄駅。
開業当初は現在よりも北寄り…というか現在の新越谷駅付近に駅があった。
越谷市出身の漫画原作者大場つぐみ漫画家ガモウひろしのペンネームの元ネタは本駅のある「蒲生地区」とされる。

  • TS-20 新越谷
JR武蔵野線乗り換え(南越谷駅)。
地上駅時代は普通電車のみ停まるごく普通の駅だったが、高架化を機に駅ビルが設けられて優等列車も停車し発展。
商業施設が集中しており、越谷市の中心街となっている。
基本的に特急は通過するが、ツアー客用夜行列車(尾瀬夜行/日光紅葉夜行/スノーパル)は停車する。
夏季になると発車チャイムが阿波踊りの囃子になるが、理由については武蔵野線南越谷駅の項目を参照。

  • TS-21 越谷
越谷市の中心駅。東武初の請願駅で、開業当時の駅名は旧町名から越ヶ谷駅だった。
一時は隣の新越谷に中心街の空気を完全に持っていかれていたが、駅前の再開発が進んだことで近年は持ち直し気味。
草加同様、外側線で急行以下の種別が特急に追い抜かれることがある。
構造・配線は草加駅とほぼ同じだが、こちらには1番線が存在するという違いがある(草加駅は上り通過線が1番線扱い)。

  • TS-22 北越谷
準急以下の停車駅。複々線区間の末端駅で、浅草・中目黒方面からの一部列車はここで折り返す。
遅延や運転見合わせが発生すると、状況によって南栗橋・久喜方面への折り返しが臨時で行われることがある。
本線では初のホームドア設置駅。
開業当時はこちらが越ヶ谷駅だったが、現越谷駅開業直前に所在地の大沢町(現:越谷市大沢)から武州大沢駅に改名し、さらに昭和の大合併で所在地が越谷町になったことにより再改名して現在に至るという複雑な歴史を持つ。

  • TS-24 せんげん台
急行以下停車駅で、一部は各駅停車と接続する。
実はこの駅ができる以前、隣の大袋と武里で旧準急の停車駅争奪戦になりかけていた。
しかし、実際にはこの駅が中間地点に出来てしまい、両者共に敗北してしまった感がある…
下り特急のスカイツリーライナーが停車し、THライナーも停車するなど利便性が高まっている。

  • TS-27 春日部
野田線乗り換え。
春日部市の代表駅でクレヨンしんちゃんでお馴染みの場所。
旧駅名は「粕壁」で、住所もソチラ。
ちなみにこの駅と東武動物公園駅は1~6ドアまでの車両が発着する、日本一客用扉数の異なる車両が停車するホームとなっていた。
そのためかつてはホームの乗車位置案内がカオスの極みとなっていたが、快速/区間快速廃止や日比谷線・東急田園都市線の4ドア統一により2・3・5・6ドア車が淘汰された現在はかなりすっきりしている。
日光線系統の特急が停車し、野田線と接続するターミナルとなっている。
2019年に高架化事業が正式決定し、2031年には野田線の2面4線と合わせ、計4面8線の巨大駅へ生まれ変わる予定。

  • TS-28 北春日部
日中を中心に当駅折り返しの列車が存在する。車庫がある関係で朝夕の一部にも設定されている。

  • TS-29 姫宮
「東武鉄道お客さまセンター」のイメージキャラクターである『姫宮なな』の苗字は、この駅が由来となっている。
2022年ダイヤ改正時に日中は普通が一部北春日部行きになった影響で本数が15分に1本程度になり、かつての野田線における春日部駅の本数と逆転することになった。

  • TS-30 東武動物公園
日光線乗り換え。スカイツリーライン区間の最北駅。
旧駅名は「杉戸」で、東口から杉戸町の中心部に出られるが、実際の駅所在地は宮代町である。
かつては車両工場も併設されていた。
伊勢崎線系統の特急が停車し、日光線と分岐するターミナルとなっている。
ホワイトタイガーのいる同動物園の最寄り駅でもある。

  • TI-02 久喜
JR宇都宮線乗り換え。
久喜市の中心駅かつ普通列車系統の境界駅で、日中はすべての列車が乗り換えとなる。
東京メトロ半蔵門線直通もここまで。THライナーは当駅始発・終着。
かつては特急は一部のみの停車だったが、2017年のダイヤ改正で全列車が停車するようになった。

  • TI-03 鷲宮
あのらき☆すたですっかり有名になった鷲宮神社の最寄り駅。
土師祭で担がれる「らき☆すた神輿」も展示してあったものの、強風で倒れて破損してしまい、2014年以降は鷲宮神社に収められる事になったため、展示されていない。

  • TI-04 花崎
スポーツの強豪校である花咲徳栄高校や加須はなさき公園の最寄り駅。

  • TI-05 加須
加須市の中心駅。ちなみに「かぞ」と読む。

  • TI-06 南羽生
1900年代に経営合理化のため廃駅になった後、1920年代に再開業した駅その4。
元々は須影村(現:羽生市須影)に駅があったため「須影」という駅名だったが、1968年に移転した際に駅所在地が須影地区ではなくなったため、現駅名に改称している。

  • TI-07 羽生
秩父鉄道秩父本線乗り換え。
東上線への車両輸送はこの秩父鉄道を介して行われている。
読み方は「はにゅう」だけど、オヤシロさまとかあうあうとか全く関係ありません。
当然フィギュアスケートとも無関係。
将棋はそもそも読み方が違う。

  • TI-08 川俣
群馬県最南端の駅かつ明和町唯一の駅。

  • TI-09 茂林寺前
東武トレジャーガーデン最寄り駅。そのため一部時期に特急の臨時停車がある。

  • TI-10 館林
佐野線・小泉線乗り換え。
館林市の代表駅で複線区間最北の駅。ここから先は単線。
2020年6月から館林駅以北で特急を除く列車がワンマン化され、運行系統は特急以外当駅で分割され乗り換えが必要となった。
「しゃれた模様の窓がある洋館風の駅舎で小規模ながら歴史を感じさせる駅」ということで、関東の駅100選に選ばれている。
アニメ「宇宙よりも遠い場所」の舞台のひとつ。

  • TI-11 多々良
群馬県立館林美術館最寄り駅。小傘ファンの聖地?

  • TI-12 県
「けん」ではなく「あがた」と読む。

  • TI-13 福居
近くに古くからの赤レンガ倉庫がある。

  • TI-14 東武和泉
線内唯一の棒線駅。

  • TI-15 足利市
伊勢崎線では数少ない栃木県の駅。
あしかがフラワーパークはバス連絡だったがコロナ禍により運休。
現在もフラワーパークのホームページでは「館林で佐野線に乗り換えて、佐野よりJR両毛線を使ってくれ」と案内しているので、そのまま廃止された可能性もある。
伊勢崎線における足利市の中心駅だが、古くからの市街地に近いJR足利駅とは渡良瀬川を挟んで徒歩15分ほど離れている。

  • TI-16 野州山辺
足利市駅と共に高架化されている。

  • TI-17 韮川
周辺に学校がいくつかあるお陰か比較的利用者が多い。

  • TI-18 太田
桐生線・小泉線(支線)乗り換え。
群馬県第3の都市である太田市の代表駅。駅北側にはスバルの工場が広がる。
かつては7〜10番線が設けられていたが、2017年4月21日以降は使用されていない。
特急のほとんどは当駅から桐生線に直通する。

  • TI-19 細谷
ここも周辺に高校や大学があるため利用者が多い。

  • TI-20 木崎
サッポロビール群馬工場最寄り駅。

  • TI-21 世良田
伊勢崎線で一番利用者が少ない駅。

  • TI-24 新伊勢崎
伊勢崎市の中心街付近にある駅。
1日1本のみの特急も停車する。
下りの普通列車は当駅に到着する前に、「次の新伊勢崎駅はJR両毛線との接続駅ではございません」という案内が放送される。

  • TI-25 伊勢崎
JR両毛線乗り換え。
地平時代はJRと改札を共用していたが、高架化されてから分離されている。
新伊勢崎駅の留置線が高架時に廃止される事になったため、20m車10両対応の引き上げ線を1本設けられる予定だったが、コスト削減で中止されてしまい、代わりに2番線が20m車3両編成2本の縦列留置に対応できるよう変更された。
伊勢崎市の中心街北端にあるが、接続駅ということもあって交通の中心となっている。

廃駅

  • 隅田公園
浅草雷門(現:浅草)~業平橋(現:とうきょうスカイツリー)間にあった駅。
その名の通り隅田公園への最寄り駅だったが、駅間隔が500〜600mと短くわざわざ使う利用者は少なかった。
1943年末に戦時の不要不急駅として営業を休止。
その後東京大空襲で駅施設が焼失したこともあり、戦後も営業再開することなく1958年に正式に廃止された。

  • 請地
業平橋~曳舟間にあった駅。
すぐそばに京成押上線京成請地駅があり、乗換駅として活用される想定だったと思われる。
…が、乗換需要は業平橋/押上で十分だったようで両駅とも利用者は伸びず、東武側は1946年に休止の後1949年に、京成側は1947年にそれぞれ廃止された。

  • 中千住
北千住~牛田間にあった駅。1924年の開業当初は千住駅で、1930年に改名された。
北千住と南千住はあって千住/中千住はないの?となるが、ちゃんと昔はあったのだ。
駅としては1953年に廃止されたものの、その後は千住貨物線が分岐する信号所/分岐点として1987年まで存続していた。

  • 競馬場前
野州山辺~韮川間にあった駅。
近隣にあった初代足利競馬場の最寄り駅で、1939年の競馬場営業休止と運命を共にした。
ちなみに足利競馬場は戦後に別の場所で営業を再開したが、累積赤字の問題で最終的に2003年に廃止となった…




【停車駅一覧】

●:停車
|:通過
▲:一部停車
○:上り列車は乗車のみ、下り列車は降車のみ可能
=:運転なし
駅
番
号
駅
名
普
通
急
行
準
急
区
間
急
行
区
間
準
急
伊
勢
崎
線
特
急
日
光
線
特
急
T
H

※
備考
TS01 浅草 ●     ● ● ● ●   東京メトロ銀座線、都営地下鉄浅草線のりかえ
TS02 とうきょう
スカイツリー
●     ● ● ● ●  
TS03 押上
〈スカイツリー前〉
= ● ● = = = =   東京メトロ半蔵門線・東急田園都市線と相互直通運転
京成電鉄押上線・都営地下鉄浅草線のりかえ
TS04 曳舟 ● ● ● ● ● ▲ ▲   東武亀戸線のりかえ
朝の上り特急、夕方以降の下り特急が停車
TS05 東向島 ● | | ● ● | |  
TS06 鐘ヶ淵 ● | | ● ● | |  
TS07 堀切 ● | | ● ● | |  
TS08 牛田 ● | | ● ● | | 京成電鉄本線(京成関屋駅)のりかえ
TS09 北千住 ● ● ● ● ● ● ● ◇ THライナーは運転停車のみ(乗降不可)
東京メトロ日比谷線と相互直通運転
東京メトロ千代田線、JR常磐線、つくばエクスプレス線のりかえ
TS10 小菅 ● | | | | | | |
TS11 五反野 ● | | | | | | |
TS12 梅島 ● | | | | | | |
TS13 西新井 ● ● ● ● ● | | | 東武大師線のりかえ
TS14 竹ノ塚 ● | | | | | | |
TS15 谷塚 ● | | | | | | |
TS16 草加 ● ● ● ● ● | | |
TS17 獨協大学前
〈草加松原〉
● | | | | | | |
TS18 新田 ● | | | | | | |
TS19 蒲生 ● | | | | | | |
TS20 新越谷 ● ● ● ● ● | | ○ JR武蔵野線(南越谷駅)のりかえ
TS21 越谷 ● ● ● ● ● | | |
TS22 北越谷 ● | ● | ● | | | 複々線区間終了
TS23 大袋 ● | ● | ● | | |
TS24 せんげん台 ● ● ● ● ● | | ○ 特急は特急ライナー系統下りのみ停車
TS25 武里 ● | ● | ● | | |
TS26 一ノ割 ● | ● | ● | | |
TS27 春日部 ● ● ● ● ● | ● ○ 東武野田線のりかえ
特急は日光線・野田線・特急ライナー系統が停車
TS28 北春日部 ● | ● | ● | | |
TS29 姫宮 ● | ● | ● | | |
TS30 東武動物公園 ● ● ● ● ● ● | ○ 東武日光線のりかえ
特急は伊勢崎線系統のみ停車
TI01 和戸 ● ● ● ● ● | = |
TI02 鷲宮 ● ● ● ● ● | 日
光
線
直
通
|
TI03 久喜 ● ● ● ● ● ●   ○ JR宇都宮線のりかえ
TI04 花崎 ● = = ● ● |   =
TI05 加須 ●     ● ● ▲    
TI06 南羽生 ●     ● ● |    
TI07 羽生 ●     ● ● ▲   秩父鉄道線のりかえ
TI08 川俣 ●     ● ● |    
TI09 茂林寺前 ●     ● ● |    
TI10 館林 ●     ● ● ●     2020年6月6日より系統分割駅化
伊勢崎方面・浅草方面へ行くには特急以外乗換が必要

複線区間終了
東武小泉線・東武佐野線のりかえ
TI11 多々良 ●     = = |  
TI12 県 ●         |    
TI13 福居 ●         |    
TI14 東武和泉 ●         |    
TI15 足利市 ●         ●    
TI16 野州山辺 ●         |    
TI17 韮川 ●         |    
TI18 太田 ●         ●     東武桐生線・東武小泉線のりかえ
TI19 細谷 ●         |    
TI20 木崎 ●         ●    
TI21 世良田 ●         |    
TI22 境町 ●         ●    
TI23 剛志 ●         |    
TI24 新伊勢崎 ●         ●    
TI25 伊勢崎 ●         ●     JR両毛線のりかえ


追記・修正は悲しみを埼玉に向けてからお願いします。


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最終更新:2026年08月08日 22:19
添付ファイル

*1 2006〜2009年には快速列車の格下げ運用で浅草〜東武日光・会津田島間の運用もあった。

*2 上り線ホームは2022年11月に移設済み。この関係で、3年の間上下線を改札内で行き来出来なくなっていた。

*3 東武線用の折り返し設備自体は2013年に整備されているが、使用実績はない。

*4 高架切り替え工事自体は引上線の工事が終わる2024年3月まで継続された。