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邪霊神官バーロウ

登録日:2015/10/27 Tue 22:13:23
更新日:2026/01/11 Sun 17:55:25
所要時間:約 11 分で読めます






悪魔の中の悪魔、バロム。

彼らの血族がどこで生まれたのかは未だ知られていない。

だが、悪魔神を呼び出す神官の存在は知られている。



邪霊神官バーロウ》とは、TCGデュエル・マスターズ」のカード。


概要

DMX-21「マスターズ・クロニクル・パック 英雄決闘譚(コミック・オブ・ヒーローズ)」に収録されたクリーチャーである。
この他にも、
  • DMEX-04「夢の最&強!!ツインパクト超No.1パック」
  • DMEX-16「20周年超感謝メモリアルパック 技の章 英雄戦略パーフェクト20」
  • DM22-EX2「ヒーローズ・ダークサイド・パック 闇のキリフダたち」
  • DM24-EX2「天下夢双!!デュエキングDreaM 2024」
等で再録された。
後に設定されたレアリティはアンコモン。

かの名クリーチャー《悪魔神バロム》をサポートするために誕生した『神官』を名乗るデーモン・コマンド


解説

邪霊神官バーロウ P 闇文明 (9)
クリーチャー:デーモン・コマンド 5000
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、名前に《バロム》とある進化クリーチャーを1体、コストを支払わずに自分の墓地から召喚してもよい。 

cipで墓地からバロムの名を持つ進化クリーチャーを、コスト踏み倒しでの召喚を行う。

墓地からバロムを召喚するかどうかは任意。
ちなみにテキストをよく見ると分かるが、ただ踏み倒すのではなく『召喚』扱いである。
今後、ゼニス的な召喚のみで効果を起動するバロムが登場するのだろうか……?

2024年時点で『バロム』の名前を持つクリーチャーは下記。

なお、進化元がデーモン・コマンドではないバロム・ハンターやドルバロムDは、別途進化元が必要となる。
しっかりと進化元が用意されていれば踏み倒すことは可能。

言うまでもないが、切札級の強さを誇るバロムを踏み倒せるこのクリーチャーは強い。
cipによる起動なので、墓地に用意さえあれば即座にバロムを出せるのが魅力的。
加えてバーロウ自身がデーモン・コマンドであり、踏み倒したバロムの進化元になれるのも強み。

コスト関係なしにバロムを踏み倒せるので、なるべく大きいコストのバロムを狙いたい。
そうなると最初に考えられるのは、やはりあのドルバロムだろう。
相手がバロムが腐りやすい闇単デッキを使ってきた場合は、相手の文明色に完全に依存しにくいバロム・モナークの踏み倒しも考えたいところか。
また、バロムはDMの代表的存在である以上、今後さらに踏み倒せるバロムが増えると思われるので期待したい。

バーロウの難点として挙げられる点は、バーロウ自身がバロム並みに重い部分か。所持種族は優遇種族なので軽減や踏み倒しサポートこそ豊富だが…。
さらに言えば、踏み倒しメタが増えている事情もあるため、下手にバーロウによる踏み倒しを狙うよりは単純に出した方が楽な場面も少なくない。

しかも1コスト多く払うだけで、バロムも踏み倒すどころかバロム以外も踏み倒せる《覇王ブラックモナーク》や《「謎」の頂 Z-ファイル》がいる点が痛い。
一応、非進化や能力の発動が召喚に縛られないという部分でブラックモナークやZ-ファイルとは差別化出来ているので、そこを上手く活かしたい。
このような差別化出来ている点を活かした組み合わせのオススメとして挙げられるのは《魔龍バベルギヌス》か。運任せな面もあるが《死神の邪蹄ベル・ヘル・デ・ガウル》も組み合わせる候補として考えられる。

とりあえず、今後のバロム系統のカードの発展と共に行方を見守りたいカードの一枚と言える。

しかし後に、同じく《バロム》の名称カテゴリをサポートするクリーチャーとして《魔令嬢バロメアレディ》が登場する。
あちらはバーロウより軽いコスト5のデーモン・コマンドであり、登場時に墓地のカードから2マナブーストしつつ、更にアタックトリガーでマナから任意のバロムを踏み倒せるという破格の性能を誇る。
加えて、マッハファイター持ちなのでアタックトリガーも出たターンには起動でき、バーロウより早く確実にバロムを踏み倒す事が可能。
実質的なバーロウの上位互換と言って良く、バロムのサポートクリーチャーとしての立ち位置はあちらに譲っている。

ただ、バロメアレディの登場と共に下述するバーロウの派生カードも登場し、バーロウ自身の背景ストーリーでの設定も補強されるなど、依然として強い存在感を放っている。


派生カード

死神信徒バーロウ・ビリーバー R 闇/自然文明 (3)
クリーチャー:デーモン・コマンド 4000
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚を見る。そのうちの1枚ずつ、マナゾーン、墓地、山札の下に置く。

かの《天災 デドダム》を彷彿とさせる能力を持ったバーロウの信徒。
普通に使っても《不死妖精ベラドアネ》の上位種のように扱え、山札下のカードを操作できるという点で《悪夢神バロム・ナイトメア》ともシナジーがある。
ことバロムを扱うデッキにおいては、進化元となるこちらの方がデドダム及びベラドアネより優先されるだろう。


愛する者を奪われた時の感情や、喜怒哀楽が極まりきった感情……それが魔誕を成就させるぅ!バーロッロッロッ!

我が祖先より伝わる悪魔世界が、今復活するのじゃ!ドールゴッゴッゴ!


魔誕神官ドルゴ・バーロウ R 闇文明 (9)
クリーチャー:デーモン・コマンド 3000
S・トリガー
このクリーチャーが出た時、相手は自身のクリーチャーを1体選び、破壊する。
バラバラエティ3:このクリーチャーが出た時、コスト8以下のクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。(コストが異なる自分のエレメントが3つ以上あれば、このクリーチャーにこの能力を与える)

エアプ概念みたいな笑い方をするワルドバロムの神官。
設定的にはこちらもバーロウ本人という訳ではなく、遠い子孫の模様。
cipで相手クリーチャーを選ばせ除去するS・トリガー。かつバラバラエティによってコスト8以下のクリーチャーをリアニメイトする。
単体で使っても《凶殺皇 デス・ハンズ》の下位種な為差別化にはやはりバラバラエティを活かしたい。
ワルドバロムを自身を進化元としてリアニメイトでき、他のカードがデーモンコマンドならワルドバロムのcip強化にも貢献できる。


関連カード

神聖の精霊アルカ・キッド P 光文明 (5)
クリーチャー:エンジェル・コマンド 5000
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを一枚引く。
自分が《ホーリー・スパーク》を唱えた時、名前に《聖霊王》とある進化クリーチャーを1体、コストを支払わずに自分の手札から召喚してもよい。

聖霊王サポートであり、バーロウとは対になる存在。

踏み倒し効果が『聖霊王』指定なので、バーロウと比べると踏み倒し範囲が広いと言える。
一応、踏み倒し以外にもドロー効果もあり、コストもバーロウと比べ軽い。

この違いに関しては、バーロウと違って踏み倒し効果がcipではないのに加えて、効果起動の条件も特定カードに縛られるからだと考えられる。

  • 光喜神官 ジョナス
  • 哀樹神官 グリッファ
  • 炎怒神官 アンゲロス
  • 楽識神官 プレジール
王道篇において、バロムを意識した名を持つ闇ならざる4体のデーモン・コマンド「夜の四天王」の配下として登場しクリーチャー達。
全員がバーロウと同じく『神官』の肩書きを冠し、王道篇前期のギミックである超化獣ことハイパーモードを有している。
また、それぞれが従来なら闇文明でのみ登場してきた種族と前年度のアビス・レボリューションにてプッシュしてきた種族カテゴリの合わさった初の種族を持つ。
上からジョナスがメカ・ブレインジャッカー、グリッファがジャイアント・デビルマスク、アンゲロスがアーマード・ガーゴイル、プレジールがマジック・パラサイトワームの持ち主。
性能はバロムに対するバーロウのような専属のサポートカードでなく、むしろ個々が単体でも戦える効果を有する。

しかし、背景ストーリーでは主である夜の四天王にエナジーを与えられて強化された存在でもあり、後に四天王が彫像と化してしまった際には神官達も弱体化。
全員が神官でなくなり、元の貧弱な姿の《光喜邪脚ジョナス》《哀樹奇面グリッファ》《炎怒音像アンゲロス》《楽識妖蟲プレジール》へと弱まってしまう。
最終的には黒幕である《暗黒剣 フラヴナグニル》の手で1体のキマイラとして無理やり融合させられ、異形の怪物《ギガジグアプ》に変わり果てるというかなり悲惨な末路を辿った。


デュエル・マスターズ プレイス

邪霊神官バーロウ R 闇文明 (9)
クリーチャー:デーモン・コマンド 5000
召喚によってバトルゾーンに出た時、自分の墓地から名前に《バロム》とある進化クリーチャーを探索し、1枚をコストを支払わずに召喚してもよい。

DMPP-06 第6弾「超獣の転生 -INVINCIBLE RAGNAROK-」にて収録。レアリティがレアに設定された。
収録されたDMPP-06では、転生獣の一体として《悪魔神ドルバロム》が目玉として扱われており、そのドルバロムの収録に合わせた形での登場であることが読み取れる。

能力は一見本家と変化がないように思えるが、実はリアニメイト能力が召喚時でないと起動できないようになっているという微妙な弱体化を受けている。
このような弱体化を受けた詳細は不明だが、《電磁無頼アカシック・サード》などと組み合わせられることを対策したという説もある。
また、これはプレイスの仕様も絡むので仕方ない結果ではあるのだが、リアニメイトが探索になった影響で自由度も微妙に低下している。
もっとも、探索から漏れるカードを出すためには探索対象が最低4種類ある必要があるので、相当特殊なデッキを作らない限りまず気になる事はないだろうが。
そもそも肝心のバロムがまだ2種類しか実装されてないし。

プレイス環境では、本家から大きく能力を変えられた《ロスト・チャージャー》の効果によってドルバロムを墓地に落としつつチャージャーでマナブーストを行い、バーロウの召喚とそれに伴うドルバロムのリアニメイトまでの流れを作るという使い方がよく見られる。


背景ストーリー

悪魔神バロム》を呼び出せる神官である事以外は、下述する備考での情報が明らかになるくらいで長らく謎に包まれていた。

その後、バロムの誕生秘話を掘り下げたDM24-BD4にてあの覇王ブラックモナーク》直属の配下である事が判明する。
基本セット以前の遥か昔、バーロウは覇王より最強の死神の魔誕を命じられ、最強の肉体と最愛の相手の二つを求めた。
そうして選ばれたのが、最強の剣豪《呪縛の剣豪バロスト》とその最愛の相手である《魔令嬢バロメアレディ》。
そしてバーロウによる魔誕の儀式の最中、バロメアの声が覇王に奪われた事を知ったバロストは怒り狂い、バロムへと覚醒した。

また、バーロウを崇める《死神信徒バーロウ・ビリーバー》なる信奉者もいた模様。
他にも子孫を残していたようで、後の時代に《悪魔世界ワルドバロム》が再び魔誕しようとした際には、バーロウを先祖と崇める《魔誕神官ドルゴ・バーロウ》が登場した。


備考

DMX-21版のフレーバーテキストでは、バロムの出生の謎と悪魔神を呼び出す神官の存在について語られている。

どうやら、バロムの血族がどの土地で生まれたクリーチャーなのかは未だに分かっていないらしい。
一族の出生が謎に包まれているのはバロムにも原因があると思われる。
何故なら、DMX-21に収録された新規イラスト版バロムのフレーバーテキストにおいて、
バロムは自身がかつて剣豪だったこと以外の記憶を破壊している記述がある。
(記録も破壊している上に、剣豪だったこともうろ覚えの状態であることも読み取れる)

そんなバロムのかつての姿は《呪縛の剣豪バロスト》であり、DM-09でカード化されている。
そのバロストは、かの闇の盟主ブラックモナークによってバロムに復活する前の封印時の姿でもある。
そして、ブラックモナークの末弟である《悪魔神デスモナーク》は、バロム・ドルバロム・バロストを従えているような描写がある。
つまり、謎に包まれたバロム一族の秘密はモナーク家が鍵を握っている可能性がある…のかもしれない。
この点は前述した通り、DM24-BD4にて明かされている。

DMEX-04版のフレーバーテキストでは、歴代の闇文明に多くのスターがいることを認めながらも、最強の悪魔神として人々が崇めるのはバロムだと強調するなど、強い忠誠心がうかがえる。
実際バロムこそが闇文明でトップレベルの人気カードであることは疑う余地はないので、このバーロウの発言に同意するDMファンは多いだろう。

プロモーション版のフレーバーテキストでは、バロム軍の神官であることをアピールしている描写があり、一人称が「吾輩」であることが判明した。
上述したようにDMX-21版のフレーバーテキストで神官の存在は知られていると述べられているが、自らバロム軍の神官とアピールしているこの様子を見ると、周囲から存在を知られるのも当たり前なのかもしれない…。



編集者の中の編集者、Wiki篭り。
彼らの血族がどこで生まれたのかは未だ知られていない。
だが、Wiki篭りを呼び出す追記・修正の存在は知られている。

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最終更新:2026年01月11日 17:55