登録日:2023/05/02 Tue 18:27:29
更新日:2024/04/13 Sat 16:29:55
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え、嵐どころの騒ぎじゃない? 大規模な地殻変動レベル?
概要
キーワード自体は
革命編で登場したマジック・コマンドの
種族名に含まれる形で登場していた。
そのため、マジック・コマンドがマジックの名前を持つ初めての種族となっている。
と言ってもマジックカテゴリは音楽的な要素を含んだデザインが多く、ギャンブルや
ロボットをイメージしたマジック・コマンドとイラストの毛色は大きく異なる。
種族カテゴリとして成立したのは、
アビス・レボリューション期のDM23-RP1「アビス・レボリューション 第1弾 双竜戦記」から。
ただし、
ゴッド・オブ・アビスの時点でマジックの名前を持つ種族が多数新規登場していた。
そのことから種族カテゴリ化は既に大半のユーザーに予想されており、カテゴリ化に驚く声は殆どなかった。
実はアビス・レボリューションでプッシュされる各種族カテゴリは、キーワード自体は
基本セット~
闘魂編期から登場していたカテゴリが多い。
つまり、キーワードの初出が革命編のマジックは、歴史的に言えばアビスに次いで新しい部類だったりする。
種族カテゴリ化によってサポートが登場しており、アビス・レボリューションの新ギミックであるメクレイドの一種「マジック・メクレイド」の踏み倒し対象となる。
マジック種族は既存の水種族が
マイナーチェンジ種族としてゴッド・オブ・アビスから次々と新規登場しているため、所属している種族数だけで言うならばかなり多く抱えている。
しかしその一方で各種族の質が一定して良い訳ではなく、
アーマードや
メカと比べるとマジックはマジック・コマンドくらいしか過去シリーズのカードと連携できる要素が無いのも多少寂しい部分があるか。
また、マジック種族が次々と乱造されているため、結果として
単独種族も少なからず排出される結果になっている。
背景ストーリー
超獣世界における種族としての扱いは不明。
少なくともゴッド・オブ・アビス世界の水文明ではマジックの名前を持つ種族が主要勢力だと考えられる。
ゴッド・オブ・アビス世界における各マジック種族と
DS世界におけるランド大陸のマジック・コマンドの繋がりは薄いと見られるが、マジック・コマンド自体はゴッド・オブ・アビス世界にも存在している。
種族一覧
革命編から登場し、水文明の主要
コマンドとして背景ストーリーでもTCGの競技でも活躍したメジャー種族。マジックとしては最古参な存在。
ただし、上述したようにクリーチャーのデザインは他のマジック種族と異なっている。
インフレが激しい革命編出身の種族であるため、カードパワーで見れば非常に強力なカードが多い。
種族数は多いが所属クリーチャー自体が多い訳ではないマジックカテゴリの中でも主要種族に位置づけられることは疑うまでもない。
一方で自前での踏み倒しを持つ
侵略者などの種族を兼ね備えたカードが多いため、ある意味細かいサポートがいらないカードも少なからずいる。
種族としての詳細はリンク先参照。
マジック・コマンド・ドラゴン
ゴッド・オブ・アビスにおいて
ドラゴンと化したマジック・コマンド。
ただし、イラストや出身世界などを見るに、
ゲーム上の設定以外では派生元のマジック・コマンドとの繋がりは薄いようだ。
ゴッド・オブ・アビス世界においては強力なマジック種族として扱われているため、マジックカテゴリでも主要種族と言えるだろう。
マジック・マーフォーク
大昔《パシフィック・チャンピオン》以外が目立ったことが無い、ゲーム性能でも背景ストーリーの設定でも時代の敗北者な立場にいた種族もマジック化。
これまで辛酸をなめてきたマーフォークだが、マジック・マーフォークに関してはマジック種族の中では比較的メジャー寄りな存在らしく、複数体クリーチャーが存在している。
ほぼ強化されることなく放置されていた
マーフォークとして見ればカードパワーは高く、《コーボー・マジカルショッカー》などの高レアマーフォークの登場を成し遂げた。
マジック・フィッシュ
《
一角魚》と
カスレアとして《
シーマイン》以外は目立ったことが無い古参の不遇種族もマジック化。
ゲル・フィッシュ以外のフィッシュカテゴリ種族だが、あちらは半ば事故に近い形でのフィッシュのカテゴリ化だったことを考えると、最初からフィッシュのマイナーチェンジ種族として作られたのはマジック・フィッシュが初と思われる。
フィッシュ自体がマーフォークなどを上回る超不遇種族でカードパワーが基本セット時代からまともにインフレしていないため、この種族はフィッシュとして見れば高いカードパワーになっている。
こちらも複数体所属クリーチャーがいるため、派生元の種族の数の割にはマジックの中では目立っている部類。
マジック・リキッド・ピープル
リキッド・ピープルのマジック版。リキッド・ピープル自体も種族カテゴリであり、リキッド・ピープルとしては
リキッド・ピープル閃以来となるマイナーチェンジ種族。
命名ルールは「AQ」の単語を含むアルファベットの名前という法則を持つ。
マジック・アースイーター
マジック版
アースイーター。
実はマジック種族の中ではマジック・コマンド以外で初めて高レアカードが登場した種族。
マジック・スプラッシュ・クイーン
スプラッシュ・クイーンもマジック化。
忘れがちだが、単独種族としてスプラッシュ・クイーン・ドラゴンが存在するため、スプラッシュ・クイーンの種族カテゴリ化はこの種族の登場以前から達成されている。
マジック・サイバーロード
昔は水文明の覇者だった種族もマジック化。
マジックに加えて
サイバーのカテゴリにも所属しており、サイバーの中では主要種族ということもあってサポートは多い。
マジック・サイバー・ムーン
対ドラゴン兵器のマジック版。サイバーに属しているが不遇種族寄りの存在のため、サイバーロードよりはサポートの恩恵は薄い。
マジック・サイバー・コマンド
水文明最初のコマンド種族のマジック版。
マジック、サイバー、コマンドの3つの種族カテゴリに属しているため、サポートの範囲の広さで言えばマジックの主要種族であるマジック・コマンドを上回る。
命名ルールは
サイバー・コマンド持ちの名前に入る「サイバー~」の部分が「マジック~」に改変されているというネーミングの模様。
マジック・ムートピア
斬札ウィン編の前のシリーズである切札ジョー編及び
新章シリーズの水文明の主要種族。
トリックスに立場奪われていたことは忘れろ
マジック化したとは言ってもゴッド・オブ・アビス以降のシリーズでも通常の
ムートピアも複数体登場しており、背景ストーリー上にも存在していることが読み取れる。
マジック・リヴァイアサン
何気に古参の
リヴァイアサンもマジック種族に。基本セット以降はお世辞にも扱いは良くないとは言っても少なからず有名カードはある種族のため、今になっての種族カテゴリ化は遅い部類と言えるか。
命名ルールは通常のリヴァイアサンが「キング・~」となるのに対し、こちらは「KING THE~」とアルファベットになるようだ。
マジック・ソングに続いて完全新規種族として登場したマジック種族。何気にマジック・ソングは呪文専用なのでクリーチャー向け種族としてはマジックカテゴリ初の完全新規種族。
マーメイドの名前が示すように人魚の形をした外観の種族で
アイドルカード向けの種族とも言えるかもしれない。
マジック・クリスタル・コマンド・ドラゴン
マジック・コマンド・ドラゴンがマジック種族のドラゴンの代表的存在だが、かつて水文明のコマンド・ドラゴンとして名前を響かせたこの種族もマジックカテゴリに参戦。
マジック、コマンド・ドラゴン、コマンド、ドラゴン、
クリスタル・コマンド・ドラゴンと5つの種族カテゴリを持っているのでサポート面だけで見ればマジック・コマンド・ドラゴンを上回る手段の多さを持つ。
マジック・ポセイディア・ドラゴン
水文明初のドラゴン種族でありながら、クリスタル・コマンド・ドラゴンが登場して以降は勢いが衰退気味だったこの種族もマジック種族に。
マジック種族のドラゴンとしてはマジック・コマンド・ドラゴンやマジック・クリスタル・コマンド・ドラゴンよりも種族サポートは劣るが、何気にこの種族を持っている《Go! 韻句 Steady》はベリーレアと高レア枠を獲得した。
エピソード3の主役種族、
アウトレイジもマジック化。
「忍邪乱武」で《
終止の時計 ザ・ミュート》のみ収録され、その後発売された特別エキスパンション「大感謝祭 ビクトリーBEST」でアウトレイジサポートとして多数収録された。
マジック・ドラゴン
スタートWINデッキ時点ではいずれもゲーム・コマンドとの複合で、そちらにコマンド要素を持っていかれた結果マジック・コマンドのなり損ないになってしまった。
マジック・モンスター
マジック版モンスター。
モンスターの種族カテゴリにも属する。
マジック・マシン・イーター
マジック・アウトレイジ
MAXでないアウトレイジもカテゴリ化。通常アウトレイジとMAXの判断基準が分からないのは大体ザ・ミュートのせい。
マジック・ボルケーノ・ドラゴン
ボルケーノ・ドラゴンがマジック化。
マジックとドラゴン両方のサポートを受けられるので、ようやくアーマード・ドラゴンと差別化できたのかもしれない。
マジック・ニトロ・ドラゴン
十王篇で
チームボンバーとセットだったニトロ・ドラゴンがマジック化。
何気に火文明のマジックとしては一番初めに公開された種族である。
マジック・ゼノパーツ
マジック・ソニック・コマンド
ソニック・コマンドも取り込まれてマジック化。
アーマード・ソニック・コマンドと同じタイミングでのカテゴリ化となった。
マジック・ビートジョッキー
ジャイアント・マジック・セレス
マジック・アーマード・セレス
フェシーサイクルの1体《魔鎧天 アカフェシー》が所持する特殊なマジック。
アーマードのカテゴリも備えている。
ゴッド・オブ・アビスから登場した呪文専用種族。
アビス・レボリューションでは各種族カテゴリの増加に応じてカテゴリに属する呪文種族がサイクルとして新登場しているが、マジック・ソングはその中でも先行していたことになる。
また、他のカテゴリの呪文種族は基本的に
ツインパクトカードとして登場する傾向にあるが、こちらは登場時期の都合で非ツインパクト呪文がサイクルの中では多い。
種族としての詳細はリンク先参照。
追記・修正は音楽の力を信じていて俳句の知識がある人にお願いします。
- 「ハイクを読むがいい。カイシャクしてやる。オタッシャデー!」 -- フジキド=サン (2023-05-03 11:57:01)
- 水の通常種族網羅しそうなレベルで節操なくて面白い -- 名無しさん (2023-07-02 23:12:14)
- ここまでやるなら「マジック・ナイト」がいてもおかしくなさそうなレベル。 -- 名無しさん (2023-07-02 23:29:06)
- ↑ 光と影を抱きしめそう -- 名無しさん (2023-07-15 01:33:43)
最終更新:2024年04月13日 16:29