威力棒Vii(V-Sports)

登録日:2016/01/04 Mon 03:31:37
更新日:2025/04/01 Tue 13:24:37
所要時間:約 17 分で読めます




威力棒(ウェイリーバン)Vii(ヴィー)とは、任天堂から発売されたゲーム機「Wii」の後継機である。

▼概要


最大の特徴は内蔵ゲームの豊富さで、全部で12種類。
拡張カートリッジを接続することによって更に新しいゲームをプレイすることが可能になる。

まさに時代を風靡したWiiの次世代後継機として文句のない素晴らしいハードだといえるだろう。





追記・修正お願いします。














    *   *
 * 嘘です
   n∧_∧ n
 + (ヨ(*´∀`)E)
   Y   Y  *


威力棒Vii』(V-Sports)とはWiiの後継機…ではなく、中国国内で勝手に作られた、任天堂Wiiとは似て非なる完全なパクリ商品である。「Ⅶ」ではない。これではローマ数字の7である。

▼概要


中国は高い工業力を持ち、世界中に多くの製品を供給している一方で、日々偽造品、模造品、海賊版、パクリ商品が市場に出回っていることがたびたび日本でも話題になる。

その中でも見たものに絶大なインパクトを与えるパクリ商品こそ、この威力棒Vii*1である。


▼その衝撃の実態



2007年12月頃に発売。
白い箱型の本体に棒形のリモコンコントローラなど見た目はWiiに酷似している*2
ただし本物を知っていればまず見間違えることはない程には似ていない。
これだけWiiを意識していながら、手を抜いたのか技術が無かったのか光学ディスクは非搭載であり、Wiiにはあったディスクを入れるためのスリットは存在しない。無論インターネット機能など搭載されているはずもない。

持ち上げてみると異様に軽い
それはもう中に空気でも入ってるんじゃないかってくらい軽い。本物のWiiと比較してみればその差は歴然、本物のWiiは手にずっしりと重さを感じるくらい重いのに、こちらはまるで重さを感じないレベルで軽い。
その重量、なんとたったの400g

それもそのはず、ネジを外して外装を開けてみると中に入っているのは手のひらに収まるんじゃないかってくらい小さく薄っぺらい基板が一枚とスタンドに立てた時に転倒するのを防ぐための重心調節用錘。
後は読んで字のごとく本当に何も入っていない。

(引用先:日経トレンディネット掲載「“Wiiもどき”の全貌公開!中国「威力棒 Vii」を分解した」http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20071212/1005282/?P=7)

こ れ は ひ ど い
つまりこの外装はほぼハリボテだったということである。まさか本当に空気が入ってるとは思わなかった
それにしても、基板に合わせたサイズにせず、わざわざパクリ元のWiiよりも一回り大きい本体にしたのは何故だろうか?

おまけに少しでも重さを誤魔化すためなのかおもりが中に内蔵されているという始末。そんな所で涙ぐましい努力しないでいいから(懇願)


何本かコードが伸びているのが見えるが、これは外側のAV端子と拡張カートリッジ用ポート、及びACアダプター接続端子につながっている。
AV出力端子は3箇所あるが、音声側の2箇所のうち片方はなんとダミーで内部で基板に接続されてない。したがってこのゲーム機、2007年発売のくせにモノラル出力にしか対応できていない
挙句の果てには電源用のACアダプタはなんとGBASP/初代DSの規格のものを丸ごと流用している。*3

先述の通り内蔵ゲームは12種類(日本で発売されたものには11種類)…というか内蔵ゲームの他には拡張カートリッジで遊べる数種類のミニゲーム程度しかゲームはなく、それ以外には何もできない。
そのゲームの出来もお粗末で、リモコン型コントローラは多少は傾きや力加減を検知する程度の機能はあるらしいが極めて反応が悪く、しっかり振ったはずなのに反応しなかったりすることがある。
画像は画質が荒く、映像もまるでコマ送りか何かのようにガクガクとカクついている。
特に拡張カートリッジのシューティングゲームはグラフィックの質はGCを通り越してなんとSFC並かそれ以下という劣悪さ。呆れ果てて乾いた笑いが出てくるレベルである。
内容も単調かつスカスカ。背景は延々とまったく同じ画像がループし続けるだけだし、BGMは全ステージ同じ物がループしている。
敵配置も弾も散発的で隙間だらけ。なのにこの程度でも処理落ちしまくる。

数分も遊んでいれば飽きが来て投げること請け合い。
そもそも追加ゲームはすべてコントローラを横にして普通のゲームコントローラのように使用するためせっかくのリモコン型コントローラという特異なデバイスをまるで活用できていない。
もっとも、本家[[Wii]]で出たソフトも果たしてWiiリモコンを完全に使いこなせているソフトばかりだったかと言われると疑問が残るのだが…

もちろんここまでパクっておきながら、ゲームの内容もパクらないはずがなかった
  • 内蔵ゲームの「ハッピーテニス」はWii Sportsの「テニス」の劣化焼き直し
  • 「Fly Egg」と称されたオムレツ製造ゲームは「クッキングママ」のパクリ
  • 先述のシューティングゲーム「ライトニングプラン」に至っては他社のゲーム*4のゲームからグラフィックを無断流用
という有様。

関係ないゲームから無理やり背景をパクったせいで、背景のオブジェクトと出現する敵機や自機のサイズ比がおかしい。例えばメタルスラッグをパクったとみられる第一ステージ終盤の砂漠地帯では背景のヤシの木や小屋のほうが出現する機体よりも大きいように見えるなど滅茶苦茶。
BGMに関しても、例えば「ボウリング」ではなぜか聖剣伝説3BGMが盗用されている。

さらにCMもひどい。( 参考動画 )
取り敢えず見てもらえば分かるが、まず本作が売りにしているらしい「リアルなスポーツ感覚」とか「リアルな音響」とか「クイックレスポンス」とかは、全部上の解説を読めば分かる通り真っ赤な嘘

映像自体の構成も、巧妙な編集でゲーム画面をあまり見せない様にしたり、全く同じ映像やナレーションを2度も3度も使いまわしたり、収録ゲーム12種類が全部スポーツの様に思わせたり、「リアルな振動」の場面では震えているのはどう見ても腕の方と、制作側もそれを自覚しているかのようなセコ過ぎ&ガサ過ぎる内容である。
そして、「威力棒の登場がネット上で熱烈な反響を起こしています」というナレーションは、ある意味この映像における数少ない真実と言えるかもしれない。

▼仲間?


さて、ここまでこの威力棒の酷さを紹介してきたわけだが、
これ以外にも偽ゲーム機、パクリ商品は中国市場に星の数ほど溢れかえっているのだ。
以下はそんなパクリゲームのなかでも比較的知名度の高いものを幾つか紹介していく。

(引用先:Neverまとめ掲載:どっかで見た!? いくつあるんだ!? パチモンゲーム機!!)

Wiiのパクリゲーその2。小霸王製。本体正面のクリアパーツと、曲線的なフォルムが特徴的。
相変わらずソフトは内蔵ソフトと付属のカセットのみ。
おまけにカセットはファミコン用のものに酷似しており、横に倒して床に置くと電源ボタンやリセットボタンの配置が初代プレイステーションにそっくりという有様。

ゲーム内容も「魂斗羅」のコピーゲーム*6など、せっかくのリモコン型コントローラというデバイスをろくすっぽ活用できてないお粗末なものばかり。
そして分解してみるとやっぱり薄っぺらい基板が入っているだけ。

これに限らず小霸王社はもろにGBAをパクった「GT-911掌上遊戯机」など日本製のゲーム機をパクったようなデザインのゲーム機を複数種類開発販売している。

  • Cool Boy
名前はGAME BOYっぽい。
デザイン的にはPSPとゲームボーイミクロを足して2で割ったような感じで、ゲームボーイミクロでは十字ボタンがある部分の形状はPSPなどのSONY系列のゲーム機を髣髴とさせるデザイン。

宿命なのかやっぱり使用できるソフトは専用規格のカセットロム。そのカセットロムの形も、下部からコネクタに接続するための端子が飛び出している点を除けばGBA用カセットと酷似している。
なお全く同名の商品に携帯型ファミコン互換機が存在しており、どうやら「CooL BoY」という名称のパクりゲーム機は複数存在するようだが詳細不明。

これ以外にも「POP」「2PG」「PXP-2000」「PS Vista」「JXD2000」などなどPSPのパクリ商品は数えだしたらきりがない。

  • PolyStation
(引用先:Neverまとめ掲載:どっかで見た!? いくつあるんだ!? パチモンゲーム機!!)

初代プレイステーションのパクり。
電源ボタンなどの色が異様にケバケバしい緑や赤になっているほかはボタンの配置やコントローラーの形状まで全く同じ。
…だがソフトはやっぱりカセットロム。というか中身はほぼファミリーコンピュータの互換機。
ちなみにPolyStation3まで出ており、やっぱりSONY製据え置きゲーム機のデザインを模倣している。

これに限らず見た目だけ最新ゲーム機に似せたファミリーコンピュータの互換機というお粗末な商品はスーパーファミコン時代から各所で大量に作られている。

  • OUYE
(引用先:Neverまとめ掲載:どっかで見た!? いくつあるんだ!? パチモンゲーム機!!)

何をパクったのかわかりにくいかもしれないが、米国の開発チームが開発したオンライン専用Android搭載据え置き機「OUYA」のパクり。
ご丁寧に本家同様Androidが搭載されている。
しかも本体の見た目はPS4に、コントローラのデザインはX-BOX ONEに酷似しているといういっそすがすがしいほどのパクりっぷり。

開発元はクラウドファンディングによって開発費*7を募っていたが案の定一円も集まらず、集まるのは非難の声ばかりであった。
その後パクられたOUYAの方も業績不振で販売会社ごと消えてなくなったのは皮肉である。

  • 炮妹(パオメイ)
ついにソーシャルゲームまでパクり始めた。
ゲーム内容自体は平凡なカードバトル型ソーシャルゲームなのだが…
まずは下の画像を見ていただきたい。

(引用先:FC2ブログ掲載「中国のパクリ艦これ(?)ゲーム「炮妹」が想像以上にヤバかった 【艦隊これくしょん?金剛?】」http://chinanime.blog.fc2.com/blog-entry-630.html)

…!?

おそらく特定の職業に就いている方なら主に中央右上奥のキャラクターには嫌でも見覚えがあることだろう。

そう、なんとこのゲーム、あろうことかpixivに投稿されているイラストや艦隊これくしょん -艦これ-のイラストなどをそのまま流用&トレパクして利用しているのである。

上記はほんの一例であり、これ以外にも日本のアニメキャラなどを盗用したとみられるイラストが大量に使用されている。

当然猛反発を受けサービス終了
その後も「砲姐OL」など幾度かの名前の変更の末、元の砲妹に名称を戻してサービス再開。
現在はほぼ全てのイラストを無難なものに差し替え、ごく普通のアプリとして運営が続いている。

  • 300heroes
これもひどい画像盗用ゲーである。
登場キャラのほぼ全てが古今東西の日本国内外のアニメ・漫画キャラ。
使用画像もpixivその他から無断で流用しているという有様。

筆者が確認できただけでも、
といった数々のキャラが勝手に、そして無差別に利用されている。
極めつけは公式サイトのトップ画像がもろに某騎士王

肝心のゲーム内容も「League of Legends」のパクリが指摘されている。

2021年現在でも盗用キャラが別の盗用キャラに変更されているもののサービス継続中。
本家LoLの開発会社を抱えるテンセントのお膝元にも関わらずである。


一盗りいこうぜ。(半ギレ)

タイトルで全てを察した人も多いことだろう。そう、モンスターハンター(以下本家)のパクリである。無論CAPCOMは一切開発・運営には関与していない。

リリースされたのは2009年頃。当然当時はパクられ元は中国進出前である。
アイテム課金型のオンラインゲームで、形式としてはMHFに近い。

パクり…というか本家のデータをそのまま引っこ抜いてきたデッドコピー品とでも言うべきその実態たるや、
  • クエスト開始時の角笛の音などSEをはじめとするサウンド関連の剽窃
  • ダイミョウザザミやドスファンゴ、ドドブランゴなどのモンスターの剽窃。ドスガウシカとでもいうべきモンスターまで存在。
    ダイミョウザザミに至っては特徴的なモンスターの頭骨のヤドまで真似てあるため間接的にモノブロスも剽窃している。
  • ラギアクルスなどのモンスターからモーションパターンを剽窃
  • ハンターのモーションパターンも剽窃。回復薬を飲んでガッツポーズを決めるあのモーションまでパクってある。
  • ライフやスタミナゲージの配置などもそっくり
など本気で目を疑いたくなるレベルのパクりっぷり。
一応何故かPvP(対人戦)が実装されているなど本作独自の要素や、影の形がモンスター毎に別個になっているなど(当時の)本家より先駆けていた点も無いわけではないが、それだけでパクリではないと主張できるはずもないのはもはや言うまでもないだろう。
そのため狩猟解禁ならぬ密猟解禁と揶揄されていた。

なお、パクられ元の本家も中国進出は模索していたようで、2013年末から開発が進められ2015年末にサービスインした『怪物猎人Online』(Monster Hunter Online)というよく似た作品が展開されていたが、こちらはテンセントがカプコンと正式に契約して制作した正真正銘純正品の中国版モンスターハンターである。
当然パクリ商品などではなく正規の作品なので、上記のパクリゲームと勘違いして非難してはいけない。

こちらは本家シリーズの定番モンスターに加えオリジナルのモンスターも多数登場するなどオリジナル要素を多数盛り込んだ良作である。
これが足掛かりになったのか、本家は『怪物猎人:世界』(MHWorld)、『崛起』(MHRise)、『怪物猎人物语2』(MHST2)では中文に対応しているため、事実上パクリ商品は駆逐されていると思われる。

  • カオスサーガ
中国のデベロッパーが開発したMMORPG。
DMM.comで株式会社ブライブがローカライズ及び運営していたが、サービス開始後僅か数時間でゲーム内のモデルデータの大半が「ファイナルファンタジーXI」のパクりだったことが発覚。
流石にヤバい案件だと運営会社も気付いたのかサービス開始から僅か一日足らずでメンテナンスの名目で緊急閉鎖。
その後、「諸事情によりサービスを終了します」との遺言を遺して爆死した。
サービス開始から26時間後(緊急メンテナンスの時間を除くと僅か21時間)の事だった。

そのあんまりにもあんまりなパクりっぷりと総プレイ時間21時間という光速で爆死した短命さはサービス終了RTA*8などと揶揄され伝説となった。
今後この最速記録が更新されることは無いだろう。されたらされたで大問題なのだが。


▼なぜパクりが横行しているのか

さて、ここまで読んできた方々ならこう思った事だろう。

「何でこんな露骨なパクり商品が当然のように横行しているんだ?」

と。

上記のOUYEや炮妹の項でも述べた通り中国国内でもこういったパクり商品は度々話題に挙がるし、厳しく糾弾もされる
実際、炮妹の件では非難が殺到しサービス終了に追い込まれるなど、決して悪質なパクり商品・偽造品が是認されているわけではないのだ。
それでもなお模倣・偽造が横行し続けているのには、中国という国自体が抱える深い闇が大きく関係している。

  • 貧困
ご存じの通り、中国という国は過酷な格差社会に置かれている。
商機を掴んで莫大な富を得て日本に爆買いしに来るようなのはほんの一握りの富裕層だけで、地方を見れば平均月収が5万円にすら届かない者が星の数ほどいる*9。農村部なんかだともっとひどい。
…そんな日々の食料にすら難儀するような生活を続けている人にとって海外製の正規品などたとえ中古であっても到底手が出せるような代物ではない。
故に遥かに安い海賊版や粗悪な偽造品に需要が流れるのである。
地方の貧困層の中には「PSP?何それ?POPなら知ってるけど…。ピコピコ動いてとっても面白いよ!」という人も少なくない。

  • 取り締まりの不徹底と規範意識の欠如
資本主義社会として成長して行く過程でしっかりとした法整備が行われなかった結果、歯止めを掛けるルールも無しに血で血を洗う市場競争が発生し「パクった者勝ち、儲けた者が正義」という逃げ得とも言える風潮が蔓延してしまった。

というより当初中国(中華人民共和国)は「共産主義国家」として旗揚げした国であり、当初国内企業は全て国営であり、各企業の経営は全て中共の指揮統制の下行われていたため、企業競争が起こる事自体あり得なかった。
それが鄧小平時代に改革開放政策によって民間への分散が図られ、中華人民共和国は本格的に資本主義社会へと舵を切ったわけだが、資本主義経済政策のノウハウが無いまま甘い見通しで見切り発車してしまったため、このような事態を招いてしまったのである。

  • チャイナリスクによる不採算
せっかく出した新商品が出して早々パクられた挙げ句偽造品に需要が流れるようではたまったものではない。
その凄惨さたるや、「中国ではゲームを発売した次の瞬間にはソフトが違法配信されゲーム機の偽造品が溢れ返るため違法配信出来ないオンラインゲーム以外まず商品として成り立たない」とまことしやかに囁かれるほど。そのオンラインゲームすら画像盗用から内容のパクりまで横行しているというのだから始末に負えない。
これではまともに商売も出来ないと言うものだろう。
そうして正規品の流通が滞った結果ますます偽造品が幅を利かせるという悪循環に陥ってしまっている。

  • 据え置きゲームの販売禁止法
中国で海賊版が横行する背景には上述のような理由があるのだが、ことゲーム市場に限ってみるとまた違った事情が絡んでくる。
中国政府は2000年以降、2015年に解禁が通告されるまで「青少年に悪影響を与える」という理由で据え置きゲーム機の国内販売を全面的に禁止する法を発令していた。*10
そのため海外製の据え置き型ゲーム機は中国国内で大っぴらに売買出来なかった。
当然そういったゲームを一般人が手に入れるのは難しくなり、その代替として偽造品や海賊版が横行する闇市のようなネットワークが発達してしまったのである。

ここで挙げたパクりの数々はまだ巨大なパクりビジネスの氷山の一角に過ぎない。
作る側と消費者の規範意識が両方とも改善しない限り、この問題は決して終わることはないだろう。
因みに、これらパクり商品は中国本土だと「山寨」と呼ばれている。





追記・修正は作品がオリジナルであることを証明してからお願いします。

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最終更新:2025年04月01日 13:24

*1 海外に輸出した時にはSports Viiと名前を変え、さらにはV-Sportsと改称されて日本でも発売された模様。

*2 ご丁寧に付属のスタンドまでパクってある。

*3 外箱にもおもいっきり「GBA SP」と書いてある。

*4 U.S.NAVY、ソニックウィングス、アルティメットエコロジー、メタルスラッグなど。

*5 ∨(ヴィー)、wiwiなど改称を繰り返していた模様。

*6 データや画像の無断盗用だらけ。画像も粗く、Viiとさほど変わらないレベル。

*7 日本円にしておよそ200万円が目標らしい。

*8 RTA=RealTimeAttack。要するにゲームクリアまでの時間を競う競技のこと。

*9 参考程度に「威力棒Vii」が発売された2007年当時の日本人の平均年収は約437万円であり、本物の「Wii」の定価は2万5000円(税込み)。であった。

*10 なので基本中国ではゲーム機ではなく表向き「子供向け学習用コンソール」という体で発売するか、規制の盲点を突き、コントローラーに基板を丸ごと内蔵させて形式上は「携帯ゲーム機」(あくまで取り締まりは据え置きゲーム機を対象にしたものであるため。中国版Nintendo64もこの方法で流通していた。)として売るなどの手法が取られていた。