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水着回(プリキュアシリーズ)

登録日:2019/08/15 Thu 21:56:00
更新日:2026/06/06 Sat 08:21:16
所要時間:約 5 分で読めます




概要

水着回とはその話でキャラクターたちが水着姿で海や川、プールなどで色々と戯れたりする時に使われる。
そしてこの水着回、プリキュアシリーズにとっては他のアニメ作品と比べて特に大きな意味を持つ。
というのも、プリキュアシリーズでは本編での水着回は長らくタブーとされて来たためだからである。
詳しいことはプリキュアタブーの項目にも書かれてある通りだが、セクシーさを出さないためかプリキュア本編でプリキュアたちの水着姿は、かつては一切描かれていなかった。
このルールはプリキュアシリーズ第1作『ふたりはプリキュア』の立ち上げの際に決められており、それ故に初代及びその続編では海で遊ぶ回が無かった。
翌年の『ふたりはプリキュア Splash☆Star』からは海で遊ぶ回が毎年のように放送されてきたが、私服姿のままビーチバレー、砂遊び、スイカ割りなど砂浜での遊びばかりを描いており、水着で海に入るという描写はほぼ皆無であった。
そのため視聴者から「海に来たのであれば普通に海に入って遊べよ」、あるいは「山とかには行かないのかよ」というツッコミが毎年のように上がっていた。しかも女性モブ、敵組織の女性幹部が水着姿で海にいるという場面が普通に描かれているので、余計にそのツッコミを助長させている。

しかし、『フレッシュプリキュア!』にてまさかの水着の解禁を果たす。といっても海で遊ぶというシチュエーションではなく、キュアベリーこと蒼乃美希が競泳水着姿のままプールで泳ぐといったもので、そのシーンも僅か1分強という短い時間である。
これはフレッシュプリキュア!自体初めてプロデューサーが変わり、いろいろ新しい要素を打ち出していったところがあったから水着姿も初めて出すことができたのであろう。
ところが、これを見た親たちの苦情が番組宛てに届いてしまう。
ただ、水着姿がダメというよりは「周囲の男子たちが水着姿の美希を色目で見る」ような演出になっていたのが、親たちの苦情が届く要因となってしまった。
結局、前のように海に行っても水着姿にならずに砂浜で遊ぶようになってしまったのである。

翌年の『ハートキャッチプリキュア!』では水着姿のまま海で遊ぶという構想はあり、それを実現するために梅澤淳稔プロデューサーの許可をわざわざ取るといった根回しもしていたが、コンテ段階で長峯達也監督が「仮に自分の娘の水着姿を衆目に晒したいのかと問われたら、それはできないだろう」という理由で無かったことになり、結局いつものように私服姿のまま海で遊ぶ話となってしまった。
その後、水着回といえるものはなく、プリキュアの公式での水着姿はデータカードダスやカレンダー、そして上北ふたご先生によるコミカライズの漫画作品でしか見れないという状況が長々と続いていた。










しかし2015年、大きな転機が訪れる。









Go!プリンセスプリキュア』にて水着回の再解禁が発表された。
これにより、番組開始11年目にしてようやく水着姿のまま海で遊ぶという多くのファンが待ち望んでいたものを本編で披露することができたのであった。
それを知ったファンからは多くの歓喜の声があがり、ネットニュースでも大きく取り上げられた。
なお、このことに関しては神木優プロデューサーによると、今までプリキュアシリーズは水着姿を避けてきたが、シリーズをもう一度根本から見直そうということや、海のプリキュアもいることもあってようやく解禁に踏み切ったと話している。
その後、泳ぐ場所が違えども『Goプリ』から水着姿で泳ぐ話が放送されるようになった。


水着回一覧

Go!プリンセスプリキュア

第28話「心は一緒!プリキュアを照らす太陽の光!」
プリキュアとプリキュアではないが、良き仲間である七瀬ゆいが海で楽しく遊ぶお話である。
砂浜でビーチバレーなど楽しく遊んだあと、天ノ川きららが、
「もう砂浜でやれる遊びはほとんどやった」 という意味深な発言をきっかけにようやく水着姿のまま海で泳ぐのであった。
なお、それと同時に紅城トワが実は金づちであることが発覚すると同時に、彼女と七瀬ゆいが初めて心を通わせる回でもあった。


魔法つかいプリキュア!

第25話「夏だ!海だ!大はしゃぎ!かき氷が食べた~いっ!」
プリキュアたちとその友人、そして家族と一緒に海で遊ぶ回。
ここで、水着回は定番となっていくのだと視聴者たちを喜ばせることができた。
前回と異なり、7月の夏休み期に実施。
しかし、花海ことはによる海水浴を楽しくさせようという純粋な動機により、リコ浮き輪を巨大化させたうえ魚に変形させ、自動で動かすようにさせたり、スイカ割りで使うスイカを巨大化させたり、様々な魚介類たちを空に飛ばしたりとやりたい放題で、まほプリ屈指のカオス回でもある。
でも一番話題を呼んだのは、その日のエンドカードだったという声も……


キラキラ☆プリキュアアラモード

第26話「夏だ!海だ!キラパティ漂流記!」
プリキュアたちが海で遊ぶ回・・・と思いきやキラパティごとメンバーが無人島に漂流してしまったので、その場を何とかするために島を探索する回である。
それと同時に敵幹部のビブリーと出会い、敵意を持ちつつもかき氷を通してビブリーの心を通わせていく回でもあり、この話で初めて彼女の過去がほんの少しだけ明かされた。
そのため、海で遊ぶ話は前2作と比べると非常に少なく、実質ビブリーとプリキュアの交流のおまけのようなものである。
というか絵面だけ見たらパーカー姿の方がよっぽど長い。水着一丁だと探索するのに危険だから仕方あるまいが。


HUGっと!プリキュア

第24話「元気スプラッシュ!魅惑のナイトプール!」
プリキュアたちがプールで遊ぶ回で、プールで遊ぶというシチュエーションは初の快挙。
前回と異なり、7月中旬に実施。
また、愛崎えみるルールーが結成した音楽ユニット「ツインラブ」のライブを初披露したり、それを見た元敵幹部のチャラリート、パップル、ダイガンたちがパップルが立ち上げた芸能事務所にスカウトしようとするなど、見どころ満載である。


スター☆トゥインクルプリキュア

無し。
水着回の連続記録が一旦ここで途切れた。
一応27話にてプリキュアが人魚姿になっているが、プリキュアが人魚姿になるというシチュエーションは『プリキュア5』や『ハピネスチャージ』でもやっている。
因みに同話でキュアコスモの誕生以降、その動向が視聴者たちに注目されていた敵幹部のアイワーンが久々に登場し、プリキュアたちと戦うのであった。


ヒーリングっど♥プリキュア

第35話「手と手でトス!ボールつないで青春お手当て!」
2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、放送が2か月近く中断する事態となり、その影響で夏に関するエピソードも大幅に割愛。
多くの視聴者がうなだれる事態となった。

…と、思ったら何と年末となる12月6日にビーチバレーを題材とした劇中劇「燃えよ、ビーバレ!」を見ていたラビリンとラテが影響を受け、南の島でプリキュアたちがビーチバレーを行うという荒技でまさかの季節外れな水着回が行われた。予告と冒頭とサブタイの時点で勘付いた人もいると思われるが、もちろんギャグ回である
この流れの為、水着回ではあるものの海には入らず、砂浜でビーチバレーを行うというやや異色な内容プリキュアとしてはたまにあるスポ根話となっている。


トロピカル~ジュ!プリキュア

第22話「ヒミツの大冒険!人魚の宝を探せ!」
3年ぶりに夏に行われた水着回。
夏合宿としてまなつの故郷である南乃島に訪れたトロピカる部御一行。そこでまなつが幼い頃によく遊んでいた秘密のビーチでひとしきり遊ぶことに。当然ローラは人間の姿では泳げないため、人魚の姿でみんなと海水浴を楽しむことに。
また、水着の作画も「色っぽくならないように」注意が払われており、そう言った意味でも気合が入っている。

続く23話では、ローラの「ある願い」を叶えるため、終盤で再び水着姿を披露。この時ローラだけはスク水だった。

なお、キャラクターデザインの中谷友紀子氏は勘違いでローラ人間態の水着もデザインしたらしい。当然ながら使われなかった。
中谷氏がツイッターにそのイラストを上げているため、検索をかければ確認できる。

なお、37話では物語の根底を揺るがす「とある事実」が秘密のビーチで起きていたことが明らかになる。

デリシャスパーティ♡プリキュア

無し。
『ヒープリ』のように遅れて開催されることもなく番組が終了してしまった。
その割にはキャンプと秋祭りはしっかりやったけどな。


ひろがるスカイ!プリキュア

第30話「ひろがる海!ビーチパラダイス!」
今年は世界情勢や第三者の妨害もなく、2年ぶりに実施。
夏休みの終わりに海に遊びに来たソラたち。そこで海水浴を楽しむことになったが、実はソラが泳ぎ方を知らないことが発覚。
ツバサあげはましろが泳ぎ方を教えようと躍起になり…という内容。

なお、ソラが泳げなかった理由としては「スカイランドの湖の底をずっと歩いてきた」からであり、水が苦手というわけではない。やっぱりバケモノだよこの子…

ちなみに、初の男子レギュラーメンバーであるツバサの水着姿がどうなるのか色々な意味で注目されていたが、実際は上下のスイムスーツで、多少残念に思う視聴者もいたとか。


わんだふるぷりきゅあ!

第25話「夏だ!海だ!宿題だ!」
夏休みの自由研究として、ウミガメの産卵の観察を行うためにアニマルタウンのビーチの入江に訪れたこむぎいろはたち。

ユキまゆを連れて悟とビーチで合流するが、ウミガメの産卵は夜にならないと見れないということで、用意周到と言わんばかりに水着を持ち込み、それまでビーチで遊ぶことに。
だが、ビーチで遊んでいるとガルガルが現れて…!?

『HUGプリ』以来6年ぶりに7月の夏休み期に実施。
猫なので、本能的に海に怖がりながらも、まゆの補助のもと慣れようとするもこむぎのせいで結局怖がって、当初のクールキャラの面影のかけらもなくどっかのカフェ店員絶叫要員な科学者みたいな絶叫をかましてしまうユキや、いろはのサーフィン姿に見惚れてる悟の横で妄想を囁いてニヤニヤするまゆと、色んな意味ではっちゃける猫組も見どころ満載である。

キミとアイドルプリキュア♪

無し。
3年ぶりに遅れて開催されることもなく番組が終了することとなった。
また、海水浴と同じ夏の風物詩でもある浴衣回も『ひろプリ』以来2年ぶりに開催されなかった。
ひまわり畑に行く回(「ひまわり畑でウインクして」)やうたの祖父母の実家に帰省する回(「わんわん!きゅーちゃんと一緒!」)など、夏らしい回自体はある。


追記・修正は海水浴シーズンを楽しみながらよろしくお願いします。

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最終更新:2026年06月06日 08:21

*1 インタビューで挙げられていたのは上述の2本。

*2 現に『キミプリ』は例年の休止に加え、3月の万博駅伝による変則的な放送休止があったため、『ひろプリ』『わんぷり』より話数が1話少ない。