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妖怪少女(遊戯王OCG)

登録日:2020/01/18 (土曜日) 19:55:11
更新日:2026/06/23 Tue 21:18:31
所要時間:約 10 分で読めます





さくらうららわらしみずきしぐれ「「「「「この中に1人、サイキック族がいる!!!」」」」」




うさぎ「…私?」


「妖怪少女」とは、『遊戯王OCG』に存在するモンスター群。



概要

全てのモンスターが、レベル3・攻撃力0・守備力1800のチューナーで統一されている。
神属性を除いた各属性に1体ずつ存在し、サイキック族の《幽鬼うさぎ》を除いてアンデット族である。

全員共通の効果として、手札から捨てて発動する効果(所謂、手札誘発効果)を持っており、相手の行動を阻害したりするのが主な仕事。
低ステータスなのでサーチやサルベージ、リクルートに対応していたり、チューナーのためS素材にも活用できる。

《灰流うらら》のようにデッキを選ばないほぼ投入必須級のものから、《屋敷わらし》のような競合相手が存在しデッキや環境によって使い分けを考えなければならないもの、《浮幽さくら》の様なかなりピーキーだが環境次第では活躍できるものと汎用性はまちまち。

そして何より…




イラストが可愛い




これに尽きる。
全員が幼い女の子の姿をしており、どこか儚げな雰囲気を醸し出している。
手札にある時にジロジロ眺めているとハンデスされるかもしれないので注意!
だが、サイキックやアンデット族に属しているあたり、普通の人間ではないことも確かである。
また、カード名やイラストに四季や花の要素が振り込まれているのも特徴であり、全員「漢字2文字+ひらがな3文字」の名前を持つ。

「共通のステータス」と「手札誘発能力」・「絵柄やネーミング」・ついでに「全員その年度の最後に発売される通常パックにスーパーレアかシークレットレアで収録される」という共通点から、多くのプレイヤーがシリーズカードと認識していたが、正式な呼称は長らく謎だった
2019年発売の書籍「MONSTER ART BOX」において彼女らの総称「妖怪少女」が発表。2015年に《幽鬼うさぎ》が登場してからようやくである。
性別も確定したことで喜ぶ者も残念がる決闘者もいたとかいないとか
正式なカテゴリが判明する前に発売されたゲーム『レガシー・オブ・ザ・デュエリスト:リンク・エボリューション』では「お化けチューナーモンスター」という名称だった。

なお、手札誘発としての採用が多いのであまり場に出されないが、全員チューナーなのでS召喚に使用できる。
特にアンデット族の5人は特殊召喚手段も豊富なので使ってあげるのも良い。守備力が高すぎて《ゴブリンゾンビ》に対応してないのが残念だが。
逆に《幽鬼うさぎ》は唯一《緊急テレポート》に対応し、チューナーの展開効果を持つレッド・デーモンとは好相性。


モンスター一覧

全員に個別項目があるので詳細はそちらも参照のこと。

幽鬼うさぎ/Ghost Ogre & Snow Rabbit

チューナー・効果モンスター
星3/光属性/サイキック族/攻 0/守1800
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのモンスターの効果が発動した時、
またはフィールドの既に表側表示で存在している魔法・罠カードの効果が発動した時、
手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。
フィールドのそのカードを破壊する。

光属性担当にして唯一のサイキック族
白髪のツインテールと白蛇のような使い魔が特徴。
場に存在する効果モンスター、魔法・罠カードを破壊する効果を持つ。

他のメンバーと比べると種族以外にもフィールドでも発動可、「墓地に送って」発動、等で違いがある。
他は全てアンデット族かつ「手札から捨てて」発動のためでいう所の《雷帝ザボルグ》の様な若干浮いた存在だが、この時点ではシリーズ化する予定がなく設定が固まっていなかった、などの理由があるのかもしれない。

浮幽さくら/Ghost Reaper & Winter Cherries

チューナー・効果モンスター
星3/闇属性/アンデット族/攻 0/守1800
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手ターンに、相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、
このカードを手札から捨てて発動できる。
自分のEXデッキのカード1枚を選んでお互いに確認する。
その後、相手のEXデッキを確認し、
選んだカードの同名カードがある場合、その相手の同名カードを全て除外する。

闇属性担当。
身の丈に合わない大鎌とボロボロの着物が特徴。でも攻撃力は0。
自分のEXデッキのカードを見せ、相手の同名カードを全て除外する効果を持つ。
EXの特定のカードに依存するデッキには大きく刺さり機能不全にもって行くことができる。

ただし、「相手のモンスターの方が多い」という発動条件が仇になって融合に対応できない場合があったり、抜いたところで別ルートに行かれてしまったりと過信できない面もある。
超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》・《D-HERO デストロイフェニックスガイ》などの環境を席巻するモンスターを召喚前に潰せるので、彼女の活躍の機会も増えるかもしれない。
狙ったカードを撃ち抜くには、自分のEXデッキにも(そのカードを特殊召喚できずとも)入れなければならないため枠を圧迫されるデメリットもある。
ついでに高額カードを自分で出さずとも買わないとならないため、財布のお札も除外される。
そのため妖怪少女の中では刺さりきる状況が物凄くピーキーで出番が多いとは言えない存在だが、逆に彼女が活躍するような環境はかなり世紀末状態ともいえるのでそれでいいのかもしれない。

ちなみに冬桜とは、11〜1月に開花する桜の一種である。

灰流うらら/Ash Blossom & Joyous Spring

チューナー・効果モンスター(準制限カード
星3/炎属性/アンデット族/攻 0/守1800
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):以下のいずれかの効果を含む魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、
このカードを手札から捨てて発動できる。
その効果を無効にする。
●デッキからカードを手札に加える効果
●デッキからモンスターを特殊召喚する効果
●デッキからカードを墓地へ送る効果

炎属性担当。
ケモミミとリボンが特徴の少女。
デッキに干渉するほとんどの効果を無効にする強力な効果を持ち、妨害にもソリティアにも使える汎用性から現在は準制限カードになっている。

あまりの汎用性の高さから《増殖するG》に並ぶ(というかそれ以上、昔のカードで例えるなら《強欲な壺》に匹敵する)投入必須カードと化しており、ごく一部のデッキ以外はこれをフル投入してからデッキ構築が始まる

屋敷わらし/Ghost Belle & Haunted Mansion

チューナー・効果モンスター
星3/地属性/アンデット族/攻 0/守1800
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):以下のいずれかの効果を含む魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、
このカードを手札から捨てて発動できる。
その発動を無効にする。
●墓地からカードを手札・デッキ・EXデッキに加える効果
●墓地からモンスターを特殊召喚する効果
●墓地からカードを除外する効果

地属性担当。
ゴスロリ服を着たロングヘアの少女。
こちらは墓地に干渉する効果を無効にする。

手札誘発界の古株・《D.D.クロウ》が競合相手だが、妨害の色味はあちらとまた異なるので、なんだかんだ住み分けができている。
むしろ期待の新星《ディメンション・アトラクター》が強力な競合相手になっている。

儚無みずき/Ghost Sister & Spooky Dogwood

チューナー・効果モンスター
星3/水属性/アンデット族/攻 0/守1800
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手ターンに、このカードを手札から捨てて発動できる。
このターン中、以下の効果を適用する。
●相手がメインフェイズ及びバトルフェイズに効果モンスターを特殊召喚する度に、
自分はそのモンスターの攻撃力分だけLPを回復する。
この効果で自分のLPが回復しなかった場合、エンドフェイズに自分のLPは半分になる。

水属性担当。
シスター服を着て、犬のような霊体を連れた少女。
手札から捨てたターン、相手が効果モンスターを特殊召喚した時、その攻撃力分自分のライフを回復する効果を持つ。

最近の大型モンスター大量展開に対するメタとなるが、回復できなかった場合にはライフが半減するデメリットもある。
《エンシェント・ホーリー・ワイバーン》や、《機皇帝グランエル∞》を使うなら採用してみてもいいだろう。
マッチ戦においては制限時間切れの後に行われる、規定ターン数を過ぎた後にライフが多い方が勝つエキストラターンを見据えた採用をされることもある。
ただし《シモッチによる副作用》は勘弁。
ライフ回復自体は何も生み出さないが、ソリティアからの1ショットキルに対する死亡回避性能は高く、万単位のライフを回復できる事も。
とはいえ刺さる相手と状況を選び、ライフ回復も活かす構成にするなら自身のデッキも選ぶという妖怪少女シリーズの中でもかなりピーキーな性能ではある。

ちなみに情報公開された際、当時猛威を振るっていた【ガンドラワンキル】へのメタカードとして機能すると一時話題になったが、あちら側が《儚無みずき》を貫通するキルルートを開拓したために立ち消えとなった。決闘者の執念は斯くも恐ろしい…

ハナミズキとは4~5月にかけて咲く花であり、このカードは「春」を象徴しているのだろう。
20thシークレット実装後妖怪少女の中で初めて20thシークレットで収録された。
なお、イラストが修道女を連想させるため、海外では頭巾なし・カチューシャに変更されたものが存在している。

朔夜しぐれ/Ghost Mourner & Moonlit Chill

チューナー・効果モンスター
星3/風属性/アンデット族/攻 0/守1800
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手がモンスターを表側表示で特殊召喚した場合、
このカードを手札から捨て、その表側表示モンスターの内の1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果はターン終了時まで無効化され、
このターン中に対象の表側表示モンスターがフィールドから離れた時に
そのコントローラーは対象のモンスターの元々の攻撃力分のダメージを受ける。

風属性担当。
ウサミミのついた白のローブ(雨合羽?)を着た少女。
イラストは公認大会のランキングの上位優勝者に配られるプレイマットで初公開されたため、名前もわからず「誰だお前」状態となっていた。
特殊召喚された相手モンスターの効果を無効化し、フィールドから離れた時に攻撃力分のダメージを与える効果を持つ。

類似効果を持つ《エフェクト・ヴェーラー》・《無限泡影》とは、フリータイミングで撃てず通常召喚されたモンスターには無力と使い難さが目立つが、自分のターンでも使える点・捨てられれば除外されても発動できる点・自分のフィールドに依存しない点・バーンダメージを持つ点などで差別化していきたい。
《無限抱影》が自分ターンに既に立っている置物に強いとすれば、こちらは自分の展開途中に出てくる奴に対して強い。


余談

その可愛さとシークレットが存在したことから、初収録のパックではトップレアになることが多かった。
20thシークレット実装後にはレギュラーパックで収録された《儚無みずき》・《朔夜しぐれ》以外の4人も配布パックの再録で全員20thシークレットが存在している。

その人気は海外でも同じようで、公式大会の配布プロテクターに《幽鬼うさぎ》が選ばれたり新規イラストで再録、日本でも同じイラスト違いのものが再録されたほか、この新規イラストのプロテクターが海外で発売されるなどその人気は国内外で高い。
…が、海外で出たのは《朔夜しぐれ》が出る前だったため勿論イラスト違いなどなく、日本でも《朔夜しぐれ》収録パックの翌月に再録パックが発売されたため唯一新規イラストが存在しなかった。

2021年に発売された「PRISMATIC ART COLLECTION」にてついに《朔夜しぐれ》も新規絵をもらい、他の妖怪少女も全て新規絵含め再録され、ようやく同じパックですべての妖怪少女が揃うこととなった。
同時に第11期から実装されたプリズマティックシークレットも既存・新規絵両方で登場した。

マスターデュエル』でもその人気ぶりは高く、特に《幽鬼うさぎ》・《灰流うらら》・《屋敷わらし》についてはそれぞれ1枚確定で入手できるセットパックが販売されている他、発動時にも専用の演出エフェクトが流れるようになっている。




追記・修正は、妖怪少女6種全てを手札に握った状態でお願いします。

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最終更新:2026年06月23日 21:18