30 MINUTES MISSIONS

登録日:2020/04/03 Fri 12:42:37
更新日:2025/10/29 Wed 03:28:39NEW!
所要時間:約 123 分楽しめる項目





量産機ファンよ、立ち上がれ…!



無限のカスタマイズで
自分だけ量産機を作り出せ



『30 MINUTES MISSIONS』とは、BANDAI SPIRITSから発売中のプラモデルシリーズである。
主に『30MM』の略称で呼ばれている。





【概要】

2019年6月よりBANDAI SPIRITSホビー事業部が立ち上げた新ブランド「FUNPORTER」の一環として展開されたプラモデルシリーズ。
原作を持たないオリジナルIP(知的財産)で、「エグザマクス」というロボット及びその関連装備がラインナップされている。
主要コンセプトは「簡単組み立て」「高いカスタマイズ性」。
コンセプトを同じくするガールズプラモ「30 MINUTES SISTERS」(30MS)、ファンタジーメカ系プラモ「30 MINUTES FANTASY」(30MF)と共に30 MINUTES LABEL」(30ML)というブランドレーベルを形成しており、中には同レーベル間での連携を主軸にした商品も存在する。

30MMのプラモデルとしてのコンセプトは上記の通りだが、ブランドとしてのテーマはズバリ量産機
端的に言ってしまえば、俗に言うバーザムショック以来の「量産機も売れる」流れに乗ったシリーズである。
特に、後述の「Fine Build」を採用したHGACリーオーの反響は大きく、発売からわずか数時間でSNSに写真が投稿されていたことに着目したことが30MM誕生のきっかけとなっている。

オリジナルの量産機(という設定)なので作り手によって自由な解釈が付与できるキットであり、
単純に複数買って量産機部隊としても楽しめるし、豊富なカスタム性を活かしてワンオフの俺エグザマクスを作って遊ぶこともできる。
スケールは1/144の約11cmと同社のHGシリーズとほぼ同じサイズとなっており、ガンプラ(特にビルドシリーズ)からのパーツの相互融通も比較的容易に行える。

なお、「30 MINUTES MISSIONS」という名前は「30分で組み立てられる」という意味ではなく「30分間夢中になって楽しめる」という意味を込めて命名されている。
ホビージャパンのインタビューによると、当初は「30分で組み立てられる」と打ち出そうとしていたが、プラモデルの組み立てに要する時間に個人差があることを考慮して変更したという。

曰く

「ちょっと塗装やスミ入れしたり、ディスプレイしたり、カスタマイズしたり、もう1体組んでみたり……それぞれの30分があっていい。
組み立てて終わりではなく、次のステップに進んでもらうための30分――という考え方をしています。
“積みプラ”という言葉がありますが、30MMは積ませないプラモデルなんです。」

とのこと。

デザイナーについては海老川兼武氏が主軸となっており、島田フミカネ氏、柳瀬敬之氏、渭原敏明氏なども名を連ねる。
これは30MS・30MFなど他の30ML製品も概ね同様。

SNS全盛期時代にSNSをきっかけとして新たに立ち上げられたプラモブランド、かつ展開直後に発生したコロナ禍による外出の強い制限などの情勢の影響もあってか、X(旧Twitter)を極めて重視した情報発信及び宣伝展開を行っているのも特徴的。
後述するが公式のXを使った大規模投稿企画を5年に渡って継続して実施し続けており、23年以後はガンプラなどでも同様の企画が行われるなど影響を与えている。
23年2月からは30MLの公式動画チャンネル「30 MINUTE CHANNEL」も開設されており、定期的に生放送で新商品の発表などが行われている。

初期からコラボ商品を発表していた妹と違って長らく単独で商品化を行っていたが、2024年から『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』のコラボが開始され、大きな反響を呼んだ。
また、2025年には新たに『DAEMON X MACHINA TITANIC SCION』とのコラボが発表された。




【特徴】

「組み立てやすさとカスタマイズ性」を重視したプラモデルで、長年に渡ってリリースしてきたガンプラのノウハウも存分に投入されている。
一応公式上で機体の設定は存在するが、そもそも公式設定の時点で「目的に合わせてパーツを取り換える」「他陣営機体を鹵獲してそれを元にした技術で機体構成する」事が当たり前の様に行われているので、そのままでも楽しめるが自由な発想で改造しているユーザーが多い。

カスタマイズ性を重視したオリジナルIPのプラモと言う点ではコトブキヤフレームアームズヘキサギアにも近く、特に前者はリリース当初は比較対象に上がることが多かった。
ただ、後述するがこちらは各ブロックがモノコック構造*1に近く、フレームに外装を被せて完成する上記製品群とは感覚が大分異なる。
後にコトブキヤ店舗/オンライン限定で流通する「フォルムアームズ」が各ブロックをモノコック構造で組み上げて(主に)ボールジョイント接続で繋ぐという30MMに近いコンセプトが採られてはいるが、対象年齢の違いや価格・サイズの違いもあり、これらのロボットプラモとは明確に棲み分けされた状態となっている。
その対象年齢は8歳~なので、安全基準などは同設定のガンプラに近い。一番感覚的に近いのはエントリーグレードのガンプラ群か。
なお30MSと30MFは対象年齢が異なる(どちらも15歳以上)。

かつて全日本模型ホビーショーではホビージャパン誌主催のもとコトブキヤ・バンダイ・アオシマ(1/72のオリジナルロボットプラモ「ティタノマキア」を開発中)の3社合同でトークショーが行われており、誌上コラボなどの目論見も語られていたが、
情勢変化などもあってかそのような事は行われることがなく、後述の通りゲーム作品とのコラボは行われているといった具合。

低価格

キットは基本価格が約1,408円、オプションセットが200~500円代とリーズナブルで数を揃えやすい。
ロボット本体とオプションがセットになったものでも1,980円と比較的安価に抑えられている。
高額キットも一部ありはするが、それでも少し高いHGガンプラ位の金額であり、高いものでも5000円前後に収まっている。
但し近年の物価上昇の影響はじわじわと出てきており(ガンプラなどにも言えるが)、後発キット群の方が価格的にはやや高くなってきている。
それでも30MLの中では最も低価格帯になっているが。

組み立て易さ

多くの素体キットにてパーツ数約80、初期のキットはランナーにして3枚にポリキャップ1枚という、ロボットのプラモデルにしては簡素な内容。
また、初期のキットはランナー自体もパーツ配置が上から頭、胸、腕、腰、脚と、どの部分から作ればいいか一目で解る様にまとめられた「Fine Build」が採用されている。
これはダンボール戦機シリーズの経験を活かしたランナー配置であり、組み立ての難易度を下げている。

構造的にはモノコック構造に近く、例えば脛部分は現状ラインナップの全機種にて2ランナーのモナカとなっている。
とは言え最初からプラキット前提でデザインされている関係上、本体の合わせ目に関してはごく一部を除き無く、あっても目立たない/デザインに組み込まれる様になっている。

また最初の4機(アルト、ポルタノヴァ、ラビオット、シエルノヴァ)は共通の関節構造かつ各パーツの配置・組み立て方もほぼ同じであり、慣れれば説明書なしでも他機種の組み立てが行えるだろう。
マクシオン軍のスピナティオ、スピナティアについては基本は同じであるものの関節ランナーが一新されており、間接ランナーの「挟み込み」を無くす事で更に組み立てやすくなっている。
エスポジットは複数ランナーを採用しており後者は部位毎のまとめもされていないなどガンプラHGシリーズに近いシステムになっているが、組み立て方そのものに大きな変化はない。
また、マクシオンの機体とエスポジット以降の新機体については、シリーズに慣れている人向けの簡易組み立て説明が記載されているのでそちらを見て素早く組む事も可能。
フォレスティエリは「ブロックアセンブリ」と称する、ブロック(スピナ系列同様、挟み込み無しのパーツ構成)毎にランナーがまとめられた30MSシリーズに近い配置が採用されている。
イグライトは元から組み立てやすい30MMシリーズでも更にエントリー向けのコンセプトであり、シリーズ作品で唯一タッチゲートが採用されている。

カスタマイズ性

手足の接続には「Cジョイント」と呼ばれる共通関節を採用している。
HGシリーズのガンプラでも見られたものだが30ミニッツシリーズではこれを多くの部位に採用しており、一部例外はあるが手足などを容易に入れ替えられる。
肘と膝のCジョイントは一部除き同じ規格なので、極端な話がアルトの脚をポルタノヴァの肘から下にして長い腕を作る、なんてことも可能。
ちなみにエントリーグレードのガンダムも手脚は同じ規格であり30ミニッツシリーズと入替が可能。
また、軸ジョイントについては3mmで統一されており、機体各部の3mm穴を使ったパーツカスタマイズが容易。
ガンプラから別部署の商品、果ては他社の製品まで容易に組み込んでカスタマイズすることも可能。
※30MSについては手足にCジョイントを採用しておらず、そのままでは入れ替えできない。
ただ、30MSのオプションパーツや後述するアチェルビーのパーツを使うことでCジョイントに置き換えて組み替えることはできる。

更に商品によっても差はあるが、カラーバリエーションやオプションの販売で塗装せずともカラーコーディネートや自分専用機の様な俺カスタマイズができるものもある。
なお元々カスタマイズ前提のプラモ企画なので、3mmジョイントやCジョイントは機体デザインに組み込まれている。
色分けについても同様であり、塗装しなくても設定通りの色分けになる。
そして豊富なカラーバリエーションを活かしたミキシングを行うことで自分好みのカラーリングを塗装無しで仕上げることも可能。
公式でもかつてこの点を大きな特徴としていたこともあり、SNSの作例でも未塗装のものはかなり多くみられる。
後述の公式ミッションでも無塗装の機体が毎回受賞しており、無塗装ミキシングも本シリーズの醍醐味として公式サイドも捉えている模様。
その影響でか30MMを対象とした店舗コンペなどでも無塗装OKという特例が設けられていたり、或いは無塗装前提コンペが行われたりすることも。
2024年からは遂に公式サイドにおいても無塗装限定ミッションが開催されることになった。

但し、関節部や3mm穴(ジョイント)、Cジョイント部などは個体差や摩耗により緩くなる可能性がある点には注意したい。
これに関しては該当箇所にパーマネントマットバーニッシュ等を塗ることである程度の対策が可能。

AC6シリーズについては従来の30MMとは大分構造が異なっている。詳しくは後述。




【ストーリー】


地球軌道上に空間転移門(ゲート)が突如出現した“スカイフォール”から数十年が経過していた。

未だに世界紛争は至る所で起きているが、ある兵器の誕生が近代戦闘の戦術を一変させる。
拡張型武装及びモジュール結合システム通称“エグザマクス”の登場が
瞬く間に世界の軍事バランスを塗り替えた。

2XXX年末。
再び、地球軌道上に空間転移門(ゲート)が出現する。

ゲートから現れたのは、地球人と似た容姿の惑星バイロン人だった。
バイロン軍はエグザマクスとよく似た機体“ポルタノヴァ”で各国に攻撃を開始。

紛争をしていた各国は地球連合軍を結成。
地球連合軍とバイロン軍の戦いの火蓋が切って落とされる。

開戦から幾年も経過し、戦いが激化する中、突如出現した新たなゲートから新戦力であるマクシオン軍が襲来。
三つ巴の様相となった戦場は苛烈を極めた。

その裏では大幅な戦力増強と軍事開発が各軍で進められ、戦場は新たな局面を迎える。


※フォレスティエリ01の説明書より抜粋
*2




【関連用語】

◆エグザマクス(EXAMACS)

地球連合軍、バイロン軍、マクシオン軍で運用されているロボット兵器。
Ex tended A rmament & M odule A ssemble & C ombine S ystem(拡張型武装及びモジュール組立結合システム)の略称。
機体の各部がモジュール化されていて、目的に合わせてパーツを取り換えることであらゆる環境への対応を可能とした。
設定的には各陣営は独立した機体開発を行ってはいるが、そもそも地球連合軍のEXMとバイロン軍のEXMでは関節構造が共通している(これはプラモの都合云々もあるがそういう公式設定である)ため、
戦場で鹵獲した機体を解析してその技術を取り入れた新型を作ったりすることも普通に行われているようだ。

当初は公式HP等に全長や重量などが記載されていたが、種類が増えるにつれて書かれなくなっていった。
一応地球連合軍はeEXM-○○、バイロン軍はbEXM-○○、マクシオン軍はEXM-○○で今のところ統一されている。
基本的に、型番の数字が少ないほど古い機体という設定であるため、例えばeEXM-9 バスキーロットは商品的には2024年初出の製品だが、2019年に発売されたeEXM-17 アルトよりも古い機体という設定である。
型番については明記があるが、欠番となっている番号も多い。俺設定で型番を考えるのも面白いだろう。

たまに公式もやらかすが「エザマクス」や「エグザマスク」ではない。

◆エグザビークル(Extended Armament Vehicle)

従来の航空機や車両等にエグザマクスの開発過程で得られた技術を転用して開発されたもの。
説明書によれば陸海空の種類を問わず「エグザビークル」と呼ぶとのこと。

エグザマクスとの互換性を持たせるためかパーツを流用していることが多いが、それ故に従来の車両や航空機に比べてかなり大きめのサイズになっている。
地球連合/バイロン軍はエグザマクスに近い形のビークルも開発しており、前述の設定故に定義としては割と曖昧である。

その殆どがかなり細かいブロック構造になっており、細分化してエグザマクスの強化ユニットとして扱うこともできるという設定。

◆ロイロイ(Roy-Roy)

R esearcher- O bserver- Y aeger
補助や支援を行うAI自律型の小型ロボ。
地球・バイロンの双方で運用されている。
基本的なロイロイは「四脚+平ための頭部」で構成されているが、頭部形状等は双方で大きく違う。
後には六脚や車輪駆動などの新型ロイロイも登場。

局地型を含むアルト、ポルタノヴァ全種に付属していて、パーツとして組み込むことも可能。
特にアルトやポルタノヴァの頭部をロイロイと差し替える無人機風カスタムは公式でも定番となっている。
後発機には基本的には付属していないが、ラビオットには一部の専用アーマーに新型ロイロイが付属し、マクシオンのロイロイはエグザビークル[キャノンバイクver]に含まれている。
フォレスティエリや装甲突撃メカは久方ぶりに本体にロイロイが付属するキットとなった。
装甲突撃メカはロイロイによる制御で動作する特攻人型ビークルという設定なので、かなり高度な制御も出来るようだ。

ちなみにロイロイ自体はマスコットキャラみたいな感じだが、スケール比を考えると実は滅茶苦茶デカい

◆地球連合軍

地球の緒国家が手を取り合って結成した軍隊。だがその他一切の事は分かりません!
いや本当に。

故郷を守るために立ち上がった勇敢な軍人でも良し、ただ金のために戦う凄腕の傭兵でも良し。
彼らの設定は君の頭の中にあるのだ!

ちなみにエグザビークル(タンクVer)の説明書によるとエグザマクスの台頭後現行兵器が廃れたという記述があったり、後述する公式ミッションにて通常の手段では宇宙に兵を送れないという設定が出てきたりしているが、それを気にしてもいいし気にしなくてもいい。
EXMや後述するMLバースを開発しているのはIT企業のサイラス社という設定があり、ユーザーからは度々黒幕扱いされている。
勿論この辺りの設定を取り入れてもいいし取り入れなくてもいい。
7th Missionまではどちらかと言えば地球の守りを固めるという立ち回りが公式ストーリーで描かれていたが、8th Missionにて初めて地球外(或いは太陽系外?)惑星へと進出した。
以後のミッションにおいても(地球が舞台でも)侵略・防衛と言った構図では語られなくなっている。

◆バイロン軍

空間転移門(ゲート)から突如現れた異星の軍隊。
とりあえず「地球人に似ていること」「地球に侵攻している」こと位しかわからない。

いやいや、これだけわかっていれば十分。後は自分のイマジネーションで世界観を作り上げよう!

こちらもエグザビークルの説明書や公式ミッションにて「地球上に海上拠点がまだない」「宇宙での侵攻用装備が用意された」「本星があってゲートを使って各拠点に部隊を送り込める」「他の惑星を制圧して領地を拡張している」ことが示唆されているが以下略である。
公式ストーリーではマクシオン軍の登場までは立ち回り上侵攻サイドで描かれることが多かったが、それ以降についてはその様な構図では語られない。
10th Missionでは本星から地球など他星系への侵攻に特殊な宙域を経由している事が語られた。

◆マクシオン軍

地球・バイロンの戦争が激しさを増すなか、突如現れたゲートからやってきた第3の勢力。
惑星マクシオンを母星とする彼らは希少な鉱物資源を用いた強力なエグザマクスを保有し、その軍事力は両勢力を圧倒している。
どうやらゲート技術の独占が目的らしく、どちらの勢力に味方することもなく無差別な攻撃を行う。

侍や忍者、魔法少女型エグザマクスを保有するなど日本文化を連想させる要素が強いが、戦国仕様の解説によれば「地球の古い文化の武装意匠をコンセプトにつくられた」とあるので、地球(≒侵攻対象)の文化を模倣しているだけらしい。その為、日本に限らずナイト、フェンサー、アサシンといった西洋文化も取り込んでいる。
また、必要とあれば地球やバイロンの兵器(エグザマクス)を模倣することもするらしい。
関節の構造が連合・バイロンと違うのは設定上でも反映されているらしいことが小型量産機や装甲突撃メカのインストから推測できる。

バイロン軍と違い「マクシオン星人は地球人(或いはバイロン人)に似ている」といった記述は公式に存在しておらずユーザーの解釈に委ねられているが、
初期の構想では機械生命体、という案もあったことが30MMムック本第二弾にて触れられている。
現在その辺りの扱いをどうしているのかは不明であるが、公式ミッションにおける「ストーリー賞」で活躍しているマクシオンの機体はいずれも「○○部隊」など同一機体が複数体存在している事を明言してしまう様な記述がない。
ちなみにこの機械生命体というフレーズは30MFの基本設定に組み込まれている事が判明している。

◆空間転移門(ゲート)

特定の空間と空間を繋ぐもの、らしい。
スカイフォール事件以後地球でゲートに関する研究が進んでいるらしく、遂にはそれを利用してバイロン軍月面拠点への侵攻作戦が行われたりもした。地球のものは稼働時間に制限があるらしい。
マクシオンはゲート技術の独占を目論んでいるらしく、地球に現れたのは地球がこのゲートを使い始めたからである。
……ということ位しか分かっていないのでそこからどう味付けするかはユーザー次第。

ちなみに30MSは30MMと世界観が根本的に異なっているが、唯一共通するフレーズとしてこの空間転移門(ゲート)がある。

◆MLバース

地球に似た仮想空間。
サイラス社が開発した次世代のウェブプラットフォームver.1.0.1で、仮想空間上に様々な地形を形成することができる。
また、空間転移門を通じて30MMだけでなく30MSまでもが利用することができ、MLバースでは両者の共存さえも可能である。
やはり黒幕はサイラス社なのでは?

30MFが使用可能キットに含まれた2025年の30MLMIXコンテストではストーリーがないため、MLバースの存在については言及されていない。





【ラインナップ】

大まかに地球側の機体(アルト、ラビオット、エスポジット、フォレスティエリ、プロヴェデル、バスキーロッド、イグライト、テックプロト)、
バイロン軍の機体(ポルタノヴァ、シエルノヴァ、レヴェルノヴァ、ガルドノヴァ、ヴォルパノヴァ、ヴェルデノヴァ、ラウンドノヴァ)、
マクシオン軍の機体(スピナティオ、スピナティア、アチェルビー、レヴィニクス)に分けられる。

陣営と機体は一応決まってはいるのだが、マクシオン軍登場以降公式でも「敵の技術を使った機体」の存在*3が頻繁に仄めかされる様になり、
フォレスティエリ、ヴェルデノヴァ、レヴィニクスに至っては基本設定からしてそういう機体であるため、作って設定遊びをする上で陣営とキットの縛りをガチガチにしなくてもいい様にはなっている。

アルト、ラビオット、ポルタノヴァ、シエルノヴァの4機にはナンバーや陣営ロゴ(後者二体に付属)などのちょっとしたマーキングシールが付属していた。
公式デカールの発売以後の製品群には付属しない。

■地球連合軍のエグザマクス





■バイロン軍のエグザマクス





■マクシオン軍のエグザマクス





■ANOTHER EXAMACS PLAN

「『30 MINUTES MISSIONS』の戦場に残された、英雄の記録を綴る」というコンセプトの新規格。
言わば「戦場で活躍した、カスタマイズされた量産機」をテーマとしたシリーズである。
ちなみに一応電撃ホビーウェブとのコラボ企画ではある。

既存のエグザマクスに新規パーツを追加し、その他にも今までに発売したオプションパーツやアーマーの色違い等の一部が同梱しているというプレイバリューの高いキットとなっている。
現行キットは全て色違いのノーマル素体としても組めるので、1キットでの組み換え幅も非常に広い。
また、いずれも専用のデカールが付属し、設定通りの色分けを再現できる。

販売はプレミアムバンダイ限定。
受注期間は長くとられており、価格も送料を除いて約2,500円前後と一般販売品に比べると若干高価だが、付属品の量を考えるとややお得と言える。
付属品の中には入手機会が限定気味なものも含まれており、その点でもお得感は強い。
限定品である以上いつでも販売されている訳ではないので、見つけた時に購入するのがベストだろう。




■30MM ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON

従来の30MMとは構造が大きく異なっており、Cタイプジョイント非採用、カスタマイズの3mm穴は背部武装や左腕部武装の接続部と最小限になっている。サイズもアルトより一回り大きい130mm前後で構成されている。
同シリーズ内での共通構造を採用することにより、原作ゲームの「アセンブル」を再現できるのが本コラボのコンセプトとなっており、AC6コラボ機体同士の頭部・コア・腕・脚部・武装・背部ブースターをゲームさながらに入れ替え可能という形でカスタムを楽しめる。
また、頭部、両肩、腰部のジョイントは従来の30MMと共通規格になっており、頭部、両腕、下半身は交換可能。
原作ゲームのイメージを重視したハイディテールキットとなっているが、値段はその分高め。また、組み立てやすさや大きさの兼ね合いからか一部のギミックは差し替えで再現されている。

余談だが30MMブランドなので対象年齢は8歳~である。
そのためエッジ部分などに若干甘い点が散見されるが、それを差引いても造形面の再現度は高い。
なお従来の30MMや昨今のガンプラと違い、合わせ目がハッキリ目立つ(原作にないモールドとして処理されていない)箇所が散見される。



■オプションアーマー

主に頭部、胸部、肩部アーマー、シールド、3mm軸接続パーツで構成されたオプションセット。
パーツ数は最小限だが、機体のシルエットは大きく変わる。
マクシオン軍のアーマーは前述の通りキットに組み込まれているためラインナップされておらず、エスポジット・レヴェルノヴァ以後の地球連合・バイロン軍機のアーマーも用意されていない。

ちなみに地球連合軍機の肩アーマーはいずれも元の機体の肩アーマーに装着する(ラビオット用についてはこの限りではなく、ポルタノヴァの肩アーマーなどにもセットできる)形式で、バイロン軍機の肩アーマーはアーマーごと差し変える形式。
ジョイントの共通性もあり、肩アーマーについては現状マクシオンも含むほぼ全ての素体キットにて使用できる様になっているのでユーザーの個性が強く出せる部分と言える。











■オプションパーツ

様々な機種・陣営を問わずに装着可能なオプションセット。
一部特定の陣営用のものも存在するが、装備制限はほぼないためどのキットに搭載しても楽しめる。
成形色はオプションパーツセット8以前はライトグレーのみ。9以降はライトグレーとホワイトの二色でラインナップされる様になった。





■エグザビークル

エグザマクスのサポートメカ。デザインは主に島田フミカネ氏。
分解することでエグザマクスのパーツとなる。
航空機や潜水艦などいわゆる「乗り物」のほか、小型の人型サイズの簡易エグザマクスと呼べるものも該当する。





■カスタマイズシーンベース

戦場や格納庫など、様々なシーンをイメージしたベースセット。
六角形のベースに壁や岩などのオプションが付属し、他のベースと繋げることができる。
ベースはアクションベース4・5と同じ規格のため、そちらとも繋げることが可能。
また、公式HPで背景が無料配布されているので、自由にDL・印刷して自分の想定した場面を作り上げよう。

扱いとしては30MMのオプションではある(その為後述する公式ミッションでは情景ではなく「機体のパーツ」として使う人も居る)が、あくまでただの背景なので様々なプラモデルに応用しやすい。
最初期の製品であり、たまに再販はされるのだが頻度は非常に低く入手し辛いのが難点。




■カスタマイズエフェクト

爆発や発砲などのエフェクトを再現したパーツ。
こちらも扱いとしては30MMのキットに含まれるが、特定のモチーフの無いエフェクト故に様々なプラモデルに応用しやすい。
最初期の製品であるが故の入手性に関する事情も同様である。




■カスタマイズマテリアル

プラモデルのカスタムに便利そうなパーツ・アイテム群。
主に30MLでの使用を前提としており当ブランドの枠内で紹介されているが、実際にはBANDAI SPIRITS公式のマテリアルパーツの新ブランドという位置付け。
このため、30ML、ガンプラ*8双方の公式企画で使用できる。
勿論それを考慮しなくとも扱いやすいものが多い。応用次第で様々な改造に使えるだろう。




■その他

デカール・シールやケース・スタンド等々、上記範疇に入らないもの色々。
中には「30MMのムック本」というものも。




【30MM CUSTOMIZE MISSIONS】

X(Twitter)を利用して行われるユーザー参加型の投稿企画。
ルールは簡単。※2023年6月時点
  • 作例には30MMのキットのみを使用する。
    他にもカスタマイズシーンベース、カスタマイズエフェクト、カスタマイズマテリアル、(他版権を含まない)アクションベースも使用できるが、対象年齢が違う*9ため30 Minutes Sisters/30 Minutes Fantasy/30 Minutes Preferenceのキットは使用不可)
    また、30MMでもコラボタイトル(AC6など)のキットも使用不可。
  • 「#30MM〇〇」のハッシュタグを付ける(参加するイベントまたはエリア)
  • 「#30MM地球連合軍」または「#30MMバイロン軍」、加えて第7回以降は「#30MMマクシオン軍」のどれかのハッシュタグを付ける(所属陣営)
のみ。
これらの投稿作品は公式ホームページに掲載され、イベント終了時に「いいね!」の数が多かった陣営がミッションの勝者となる他、一部の作品は「ストーリー賞」などの賞が選考され授与される。
開催回によっては陣営対決が行われないケースもあるが、25年時点では例外的。30MMについては基本はこのルールに基づいて行われている。

受賞枠については開催回で若干違いはあるが、
ミッションのテーマに基づく作品を各軍から1例づつ選出する「ストーリー賞
秀逸なアイディアや印象に残ったものから10~300作品*10ほど選出される「30MM賞
の二種が主なもの。
11th Missionまでは最も「いいね!」が多かった作品に「オーディエンス賞」が送られていたが、12th Misson以降は廃止されたようで、
代わりにストーリー賞の上位版と言える「最優秀賞」に該当する賞が全投稿作品の中から1作品だけ選出されるようになったほか、各ベースキットの特徴を強く有する作品から「推しメカ賞」が各キットにつき1作ずつ選出されている。

かつては賞といっても公式サイトに掲載されるぐらいのものでしかなかったが、1st~6thまでの「ストーリー賞」の機体は受賞から数年後だが公式PVでフルCG化して出演、という(受賞者目線では)ご褒美があった。
また、9th Mission以降は一部の受賞作を大型模型イベントで展示する試みも行われている他、10th Missionでは受賞作品が30ML公式チャンネルの動画にて紹介され、
11th Missionでは一部受賞作に副賞が付く&ストーリー賞受賞作の投稿画像を公式プロモーションでそのまま使用なども行われている。
そもそも本企画はバンダイ公式のプロモーションも兼ねているので、ストーリー賞受賞作に限らず投稿作品がそのような使われ方をする可能性がある事は初期から言及されている。
ただし30MSのコンテストのような、専用の副賞や受賞作のイラスト化などの大々的なものは25年時点では実施されていない。

基本的には投稿された写真を基にした掲載・受賞が行われているので、不鮮明な写真やバンダイ公式サイトへの掲載に不適切なもの(人の顔や他版権の商品など)が写り込んでいるものは掲載されない場合がある。できれば無地の背景(紙など)を用意したほうがよいだろう。
また、30MMのキットやカスタマイズシーンベース・カスタマイズはその梱包材と付属品(箱や説明書、梱包ビニール、ランナー及びランナータグ)も含め全て加工・塗装が可能とされているが、写真判定なのでそれと判別できないレベルまで加工されていると受理されない事もある。
他にも、下記の様な投稿は受理されない、或いは公式への問い合わせ回答で不可とされている。
  • 他版権作品の模倣改造(いわゆる「見立て」改造)。どのレベルでの模倣がNGとされているかは公式側の判断である。
  • パテ・プラ板・3Dプリント生成品・他ブランドのデカールなど、上記の使用可キット以外のマテリアルの使用
  • 公序良俗に反する内容の投稿
    基本的に戦争もののロボットプラモデル投稿企画なのでよほどでない限りは受理されるが、Twitter社の規定に反する様なものや、個人に危害を加える仄めかしがある様なものは受理されない事がある。
  • 画像がない、もしくは動画が含まれる投稿(掲載されるのは静止画像のみの投稿となっている)
  • 生成AIで製作された、実物が存在しない(もしくは存在しないと判断せざるを得ない)画像*11

30MS・30MFのコンテストとの決定的な違いとして、30MM(とカスタマイズマテリアル各種)のキット以外は一切使用できないというルールである代わりに、
30MMが使われてさえいれば形状や使用キット自体は一切*12問われない。
例えば30MSと30MFは(30MMも使えるため)基本ルールとして「頭部とフェイスは30MS(30MF)を必ず使用し、キット全体は30MS(30MF)で構成しないといけない*13」というものがあるが、
30MMのカスタマイズミッションズではそういった制限がないので、例えば
アルトのパーツを使って戦艦や怪獣のような非人型メカを構築して投稿する」(これについては過去に30MM賞やオーディエンス賞の受賞事例が複数回ある)
キットに付属するランナーの一部だけを何かしらのオブジェクトに見立てて投稿する
と言ったことが可能になっている。

ちなみに30MM以外の30ML公式コンテストでは他社製スタンドや魂ステージなど、30ミニッツ公式orアクションベース以外のスタンドが使用禁止とされていたり、投稿画像のエフェクト加工(ブラーエフェクトを付けるなど)も禁止されている場合がある。
30MMの方は前者については2025年以降は他ブランドのコンテストとほぼ同じ表現(30MM以外使用禁止。ただし他版権を含まないアクションベースの使用は可)になっているが、後者については特に制限がない。
また、上記の前提……及びそもそもが「量産機たちのバトルイベント」という性質もあってか、1投稿内に複数のEXMが映る事については一度もNGになったことがない。

なおX(Twitter)というサービスの上で実施されているコンペなので、不具合やTwitter側の措置*14などで当該ツイートが検出されず掲載されないケースも過去から複数確認されている。その場合、再度タグを付けて投稿することで掲載される事も。
(投稿から掲載までは時間がかかる場合があるので要注意)

プラモデルのコンペ企画としては珍しく、一切塗装・加工を行っていない作品でもストーリー賞や30MM賞の受賞が確認されており、
30MM賞に関しては塗装、墨入れ、トップコート、その他加工を施していない作品からも数点選出される(無塗装どころかオプションパーツも含めて一切手が加えられていない素の作品も毎回数点受賞されていた)ことが7th Missionより明言されている他、
受賞作紹介のPVによると、塗装や工作のスキルを問わず印象的な作品を選出と記載されている(ただし、2024年以後は無塗装限定ミッションとの差別化もあってか無塗装及び一切カステムをしていない作品の受賞は減少傾向にある)。
プラモのコンペ企画としては非常に低いハードルであるため、アカウントとキットがあるなら参加してみるとよいだろう。






































【30MM カラバリグランプリ】

全20種のアイテムの中から実際に商品化されるアイテムを決めようというお祭り企画。
5アイテム毎にA~Dの4グループに分かれてのグループ投票、グループ投票で選ばれた上位2アイテムずつ全8アイテムから商品化対象を決める決選投票の2段階構成になっている。
どちらも投票期間は約3週間。全てのグループに1日1回の投票が可能。

第1回
開催期間 グループ投票:2023/6/30~7/23
     決選投票:2023/7/26~8/23
30MM4周年を記念に開催。地球連合とバイロンの中からラインナップされている
最終結果としてフォレスティエリ01[ブルー]、エスポジットβ[レッド]の商品化が決定。2024年3月に発売された。
惜しくも決選投票で敗れたアイテムの内、ガルドノヴァ[グリーン]、レヴェルノヴァ[ブラウン]も後に一般販売が決定。アルト[クリア](ホワイト)及びポルタノヴァ[クリア](グリーン)はHYPER PLAMO Fes 2024にて販売された。
+ グループ一覧
Aグループ
  • エスポジットβ[レッド] → グループ1位 → 決選2位
  • ヴォルパノヴァ(クアッドバイクver)[ダークグレー]
  • アルト[クリア](ホワイト) → グループ2位
  • フォレスティエリ02[グリーン]
  • シエルノヴァ[ブラウン]
Bグループ
  • エグザビークル(小型量産機ver)[グリーン] → グループ1位
  • ラビオット[イエロー]
  • ポルタノヴァ[クリア](グリーン) → グループ2位
  • ガルドノヴァ[ブルーグレー]
  • レヴェルノヴァ[グレー]
Cグループ
  • エグザビークル(装甲突撃メカver)[シルバー]
  • エスポジットα[グリーン]
  • フォレスティエリ01[ブルー] → グループ2位 → 決選1位
  • ヴォルパノヴァ(タンクver)[オリーブドラブ]
  • レヴェルノヴァ[ブラウン] → グループ1位
Dグループ
  • ラビオット[ブラウン]
  • レヴェルノヴァ[ホワイト]
  • ガルドノヴァ[グリーン] → グループ1位
  • エグザビークル(装甲突撃メカver)[ゴールド] → グループ2位
  • エスポジットα[オレンジ]


第2回 -マクシオンの約束-
開催期間 グループ投票:2024/4/4~4/22
     決選投票:2024/4/25~5/13
第2回となる今回は副題の通りマクシオンのアイテムがラインナップされている。
エグザマスはスピナティオ・スピナティア各種が2色ずつエントリーされており、直近1年での発売かつ既に3色ある関係からかアチェルビーは対象外。
両者は各キットにより本体のカラーバリエーションは入手可能であったが、アーマーのカラバリに関しては戦国アーマーがプレバン限定の将軍スピナティオの余剰パーツとして存在していた程度なため念願のキット化となる。
グループ投票は塗装の自由度的な需要もあってか決戦投票へと進めた商品の半数が白系統という結果に。その中でもAグループの白ナイトは約1万票と圧倒的票数を確保した。やはり供給量や30MF本格展開直前の影響は大きかったか、青ナイトも1位通過である。最大の激戦区はDグループ。2位から4位までの票差が僅か54票しかなかった。
決選投票は最終的に白ナイトとキャノンバイクが3位以下に1000票以上の差を付けて1・2フィニッシュを決め商品化が決定した。

+ グループ一覧
仕様名のみ記述。スピナティオないしスピナティア名称略
Aグループ
  • リーパー[ピンク]
  • アサシン[ブルー]
  • ナイト[ホワイト] → グループ1位 → 決選1位
  • 忍者[ダークパープル]
  • エグザビークル(多脚メカver)[グリーン] → グループ2位
Bグループ
  • リーパー[ホワイト] → グループ2位
  • アサシン[グレー]
  • ナイト[ブルー] → グループ1位
  • 忍者[レッド]
  • エグザビークル(多脚メカver)[ブラウン]
Cグループ
  • コマンド[ブラウン]
  • フェンサー[ピンク]
  • アーミー[ホワイト] → グループ1位
  • 戦国[ネイビー] → グループ2位
  • エグザビークル(ドッグメカver)[ゴールド]
Dグループ
  • コマンド[グリーン]
  • フェンサー[ホワイト]
  • アーミー[ブラウン] → グループ2位
  • 戦国[ゴールド]
  • エグザビークル(キャノンバイクver)[シルバー] → グループ1位 → 決選2位




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最終更新:2025年10月29日 03:28

*1 自動車の車体の様に、外装がそのままフレームを兼ねて全体を支える構造。

*2 最初期のイベント広告ではもうちょっと長めのストーリーが記載されていて、HP等に載っているのはその後半分にあたる。

*3 初期の頃から他陣営機とのミキシング作例はあったが、公式設定的には鹵獲品といった限定的なフレーズであった

*4 フォレスティエリはサイズ的に無理とのこと。

*5 但し構造の都合上、肩の前方向スライドギミックはオミットされている。これはスピナティアやフォレスティエリも同様

*6 発表前は30MMブランドということもあり、アレンジが非常に大きいロープライス・カスタム重視仕様になるのではないかとの見方(懸念)がネット上では強く、その予想に反して互換性を捨ててでも原作重視に振り切った姿勢に多くのファンが沸き立つことになった。

*7 と説明書にあるが、武装らしきものは見当たらない

*8 2024年以後はガンプラ単体の公式企画において30MLの製品群が使用不可とされることが多くなっている

*9 30MMは対象年齢8歳~なのに対し、他は対象年齢15歳~である

*10 参加数の増加もあってか、開催を経る毎に増え続け2024年以後は概ね200作品前後。

*11 2025年以後のガンプラのコンテストなどでも採用されており、30MMに限ったものではない

*12 と言っても、元キットのパーツだと判別できないものは受理されないこともあるが

*13 基本的には「人型」に限定される。非人型も全く受理されない訳ではないが、受理されない例が多い。

*14 俗に言う「シャドウバン」とユーザーから言われる仕組み。特にタグ検索から除外されるシャドウバンは30MM公式側もデータを取得できなくなるらしくほぼ確実に除外されてしまう

*15 それらもパネルやスライドショーにて紹介されている