NieR:Automata

登録日:2020/07/03 Fri 07:03:59
更新日:2020/07/12 Sun 23:25:51
所要時間:約 37 分で読めます





全ての存在は滅びるようにデザインされている。
生と死を繰り返す螺旋に……私たちは囚われ続けている。

これは、呪いか。それとも、罰か。

不可解なパズルを渡した神に
いつか、私たちは弓を引くのだろうか?





命もないのに、殺しあう。



NieR:Automata(ニーア オートマタ)とは、2017年2月23日に発売されたアクションRPG。

発売元はスクウェア・エニックス、開発元はプラチナゲームズ。
ディレクター及びシナリオを担当するのはヨコオタロウ氏で、同じタイトルを冠する『NieR Replicant/Gestalt』とは世界観を同じくする続編。
直接的にストーリーが繋がっているわけではないが、前作をプレイすることで物語の背景をより深く理解することができる。


ストーリー

遠い未来。

突如侵略してきた異星人。
そして、彼らが繰り出す兵器「機械生命体」。
圧倒的戦力の前に、人類は追われ月へと逃げ延びていた。

地球を奪還する為に人類側はアンドロイド兵士による抵抗軍を組織。
さらに膠着した戦況を打破する為、新型アンドロイドである戦闘用歩兵「ヨルハ」部隊を投入する。

人のいない不毛の地で繰り広げられる機械兵器とアンドロイドの熾烈な戦い。
やがてそれは知られざる真実の扉を開けてしまう事となる……(公式サイトより)


概要

ファンからは高い評価を得ながらも、売上的にはイマイチ振るわなかった前作『NieR Replicant/Gestalt』に比較すると2020年3月時点で全世界累計450万本以上出荷(DL販売含む)という凄まじいヒットタイトルになり、国内外で高い評価を得ている。
特に大きな反響を呼んだのが2016年末に配信された体験版で、プラチナゲームスの得意分野であるスタイリッシュなアクションに加え、2Bというキャラクターの非常に印象的な尻やビジュアルや退廃的なBGM・世界観といったものがSNS等のネットメディアで話題になった。
これをきっかけにゲームのリリース前からPixivなどのイラストサイトではファンアートが爆発的に増え始め、一気に注目を集めるタイトルになったといえる。

発売後は、初週国内売上のみで約20万本を突破、17年4月には国内外でのDL版含む販売数が100万本を突破。
19年2月にはDLCなどの各種特典をを収録した『Game of the YoRHa Edition』が発売、19年5月には400万本突破を記念したトレーラーも公開された。

また、メディアミックスも豊富であり、舞台・ノベライズ・コンサートイベント・朗読劇と様々な形で世界観を補完する展開がされている。
ちなみに、そもそも本作の前身はヨコオ氏が2014年頃に立ち上げた『舞台ヨルハ』という女性アイドルによる演劇プロジェクトであり、『NieR』シリーズの続編企画としてブラッシュアップしたものがゲーム『NieR:Automata』として形になったという経緯がある。
ゲームのヒットに伴い2018年には『音楽劇ヨルハ』として舞台もリメイクされ、完全新作の『少年ヨルハ』という舞台も公演された。

ちなみに前作の時代がAD3360年頃なのに対し、本作のプロローグで2Bが参加した地上への降下作戦が実施されたのがAD11945年と実に8000年以上の時間が経過している。
そのため、とあるキャラクターを除けばストーリー上のつながりはなく、前作を知らなくてもさほど問題はない。
むしろ、2020年3月に『NieR Replicant』のバージョンアップ作品『NieR Replicant ver.1.22474487139…』の制作発表がされたので、こちらを先にプレイして『ver.1.22474487139…』の発売に備えるというのも一つの手。*1


登場人物

メインキャラクター
2B(ヨルハ二号B型)
CV:石川由依

...感情を持つ事は禁止されている。

身長:168㎝ 体重:148.8kg
スリーサイズ:84/56/88

「ヨルハ」部隊の戦闘モデル。
主に1週目のAルートで操作することになるキャラクターで、本作の顔役ともいえる。

「感情を持つことは禁止されている」というヨルハ部隊の規則に忠実であろうとしているため、
口数も少なくあまり感情を表に出すタイプではないが決して冷たい訳ではなく、仲間に対しては思いやりのある優しい性格。
特に9Sのことはとても大切に思っており、彼の身に危機が及ぶと激しい感情を露わにすることも。
まさにクールビューティーという表現がぴったりなキャラクターだが、ストーリーを進めていくにつれて彼女の言動の奥にある優しさも垣間見えてくるだろう。
一方で9Sに言わせると時々大雑把なところも。

本作のヒットの立役者ともいえる、非常に人気の高いキャラクターで、
  • モノトーンのゴシックドレス風衣装に身を包んだ銀髪美女。
  • 布状のバイザーで隠された目元、印象的な口元の艶黒子。
  • スカートからチラチラ覗く白いレオタードからスラリと伸びたおみ足。
  • 大胆に素肌をさらした背中。
  • そして何よりもその肉感的な美尻
一度見たら忘れることのないであろうインパクトを残す、まさにフェチズムと属性力の塊
美しい廃墟の都市で彼女がロボット相手に日本刀(っぽい武器)を振るって敵を粉々に破壊するというビジュアルは世界中のゲーマー達のハートを鷲掴みにした。

◆9S(ヨルハ九号S型)
CV:花江夏樹

誰かと一緒に行動出来るって、楽しいんです。

身長:160㎝ 体重:129.9kg
ロールアウト日:11942年1月30日

「ヨルハ」部隊の最新型スキャナーモデル。
2周目のBルート及び3周目以降で操作することになるキャラクター。

寡黙な2Bに比べると子供っぽく好奇心旺盛な性格をしており、軽口を叩くことが多く2Bや21Oからしばしば注意されることも。
スキャナーモデルは任務の特性上単独行動が多いため、2Bと行動を共にできることは嬉しく思っている。
親しい相手からは「ナインズ」と呼ばれており、2Bにもそう呼んでほしいと伝えるも、なかなか呼んでくれず落ち込むことも。

A/Bルートから3周目以降のC/Dルートまで一貫して物語の中心となるキャラクターであり、
初期の明るい性格から、後半心身ともに追い詰められていき冷酷な復讐者に変貌していく変化を見事に演じ分けた花江夏樹氏の演技が光る。

◆A2(ヨルハA型二号)
CV:諏訪彩花

裏切ったのは……司令部だろう?

身長:168㎝ 体重:139.2kg
スリーサイズ:73/54/82

「ヨルハ」部隊の戦闘モデルのプロトタイプ。
ヨルハ機体に特徴的な目元のゴーグルも装備しておらず服装もボロボロで、腰まで届くロングヘアが印象的。
A/Bルートでは顔見せ程度の登場で、本格的にストーリーに関わるのは3周目以降のC/Dルートとなる。

本編の4年前「真珠湾降下作戦」に投入されるも部隊は壊滅、彼女1人が生き残ったがその後行方をくらましたため、脱走兵として追われている。
同じ「二号」モデルのため2Bとは容姿が酷似しているが、スリーサイズからわかる通り2Bに比べるとスレンダーな体形。

実は体を覆っている服のように見える黒い部分の大半は皮膚パーツが剥がれてむき出しになった素体であり、ほぼ全裸
「尻の2B」に対して、あえて言うならばその魅力はお腹
普段は布状のパーツで隠されているが、リミッターを解除した「B(バーサーカー)モード」を使用したときに露わになるお腹から腰回りのライン、そしてのインパクトは絶大。

◆随行支援ユニット ポッド042/153
CV:安元洋貴(ポッド042)、あきやまかおる(ポッド153)
ヨルハ機体に随行し、戦闘や任務の支援を行うユニット。
白色のポッドが2Bの支援を担当するポッド042、黒色のポッドが9Sの支援を担当するポッド153。
「推奨:~~」「警告:~~」といった機械的な話し方が特徴的だが、2Bと9Sに随行していく中で彼らにも変化が見られるようになる。
新鮮な鉄パイプが釣れたことを報告してくるお茶目な面も。

ストーリー開始後は1機だが、砂漠地帯と水没都市で追加のポッドを入手することができ最大で3機随行させることが可能。
それぞれ装備がガトリング、レーザー、ミサイルと異なり、素材アイテムを集めることで強化できる。
また、ポッド・プログラムという様々な装備を付け替えての攻撃が可能な他、ヨルハ機体をぶら下げるなど移動面でのサポートも行う。


アンドロイド
◆ヨルハ部隊司令官
CV:加納千秋
軌道基地バンカーにて全ヨルハ部隊を統括する指揮官。ちなみに彼女自身はヨルハタイプではない。
本名は「ホワイト」。ヨルハ部隊員とは対照的に白を基調にした服装に身を包んでいる。
何気に2B以上のナイスバディ。どうみても履いてないようにしか見えない際どいレオタードを着用している。
冷静沈着・厳格な指揮官だが、プライベートでは服を洗濯せずに溜めこむなどズボラな一面も。

◆6O/21O
CV:磯部恵子(6O)、初美メアリ(21O)
「ヨルハ」部隊のオペレーターモデル。
2Bの専属オペレーターが6O、9Sの専属オペレーターが21O。

6Oは定期連絡でよく世間話をしたり、占いの結果を気にするなど明るい性格。
対照的に21Oは事務的で真面目な性格で、無駄口の多い9Sを注意することも多い。
ただ「そーっと迫ってギュッとハッキング」という迷言から天然疑惑も。

◆アネモネ
CV:初美メアリ
廃墟都市のレジスタンスを率いる女性リーダー。
200年以上戦い続けている歴戦の兵士で、A2ともかつて「真珠湾降下作戦」で共闘しており顔見知り。
機械生命体を憎んでいるが「白旗を上げている連中を撃つほど終わってはいない」とパスカルの村とは資材の交易をおこなうなど、良好な関係を築いている。

◆ジャッカス
CV:川渕かおり
砂漠地帯周辺を拠点に活動している女性型アンドロイド。
探求心が強く、サブクエストでは彼女の研究に付き合わされることも。おいアジ喰わねぇか。
爆発物が好きなのか、何かと爆破して解決しようとする癖がある。

レジスタンス組織の情報分析担当官とのことで、ヨルハ部隊司令官とも顔見知りらしく彼女のことを「人使いが荒い」と評している。
3週目クリア後には物語の核心について記された彼女の手による研究レポートが公開される。

◆デボル&ポポル
CV:白石涼子
レジスタンスキャンプに住んでいる双子の姉妹型アンドロイド。治療・メンテナンスに特化したモデル。
ストーリー初期からキャンプにいるが、話しかけられるようになるのはA/Bルートの後半から。
過去に自分たちの同型機が暴走を起こしたことで、事故のことを知るアンドロイドからは迫害を受けているが、2人も贖罪の意識からそれを受け入れている。


機械生命体
◆アダム
CV:浪川大輔
砂漠地帯のマンモス団地廃墟の調査中、多くの機械生命体が集まって作られた繭のようなものから生まれた人型の男性の姿をした機械生命体。
ケイ素を主体とした特殊素材で構成されており、2Bたちアンドロイドに酷似、つまり人間そっくりの姿をしている。最初股間は再現できてなかったけど。
生まれた直後は全裸で言葉もおぼつかなかったが、すさまじい学習スピードで知能を成長させていった。
余裕綽々な態度を見せるが、イブに自分の名前は女性の物じゃないかと突っ込まれた際はさらっと流したりとややボケてる。

様々な知識を学んでいく中で人間というものに強い興味を持ち、衣服や読書、食事といった人間の行動を模倣するようになる。
その中である結論に至り、2B達に戦いを挑む。

◆イヴ
CV:鈴木達央
アダムとの初戦闘時、2B達の攻撃による脇腹の傷口から新たに誕生した双子の弟とされる機械生命体。
産まれた直後は兄と区別がつかない姿だったが、再登場した際には短髪になり性格も対照的に。
人間の文化にもさほど興味はなく、服を着ることもあまり気が進まないのか上半身は裸。

兄に比べると短気で子供っぽい性格で、アダムのことを「にぃちゃん」と呼んで慕っている。
粗暴で戦いを好むが心の中では兄と穏やかに暮らすことを望んでいた。

◆パスカル
CV:悠木碧
平和主義を唱え、戦うことを放棄した特異な機械生命体。
同じ思想を持つ機械生命体達が集まった村の村長をしており、2Bや9S、A2とも親交を深めていく。
人間の歴史や哲学書などに興味を持っており、村の機械生命体の子供たちに様々なことを教えている。
温厚な性格から子供たちからも「パスカルおじちゃん」と慕われている。パスカルおジチゃん!あそンデー!


その他
エミール
CV:門脇舞以
前作『NieR Replicant/Gestalt』からの続投キャラクター。
機械生命体の頭部パーツの中から登場した不可思議生命体。
初遭遇時は球体状の頭のみだったが、再登場時にはオート3輪のようなパーツと合体し、廃墟都市で大音量の音楽を流して爆走しながらショップを開くようになる。イベント発生中に遭遇して雰囲気がぶっ壊されることもしばしば。

◆赤い少女
CV:中田譲治


ゲームシステム
戦闘
2Bたちを操作しての地上戦と、飛行ユニットに搭乗しての空中戦、そしてアナログなSTGを彷彿とさせるハッキングの3種類に分けられる。

地上戦はゲームの戦闘の大半を占める要素となり、キャラクターを操作しての近接攻撃とポッドによる射撃攻撃を組みわせての戦闘となる。
近接武器は「小型剣」「大型剣」「槍」「格闘」の4種類が存在し、武器のレベルを上げることで攻撃回数が増えたり特殊な効果がつくようになる。おなじみウエポンストーリーも存在。
戦闘モデルである2B、A2は2種類の武器を装備でき、「スピードアタック」と「ヘビーアタック」を組み合わせて多彩なアクションを行うことができる。
一方9Sは装備できる近接武器は1種類のみとなるが、後述するハッキングを使用可能。

プラチナゲームスのお家芸ともいえるアクションは非常にスタイリッシュで、武器を振るうだけでなく浮遊させた武器を高速回転させて相手に投げつける、投擲した武器を手元にワープさせてコンボをつなげるといった攻撃モーションも存在する。

空中戦は劇中でたびたび登場する飛行ユニット「Ho229」に搭乗しての戦闘。
飛行形態と某ガウォークのような半人型の機動形態への変形が可能で、それぞれ操作感が多少異なるが、感覚的にはSTGに近い。
ポッド同様ガトリング、レーザー、ミサイルを使用しての射撃攻撃と、剣状の装備を用いての格闘攻撃やミサイルの全弾発射による攻撃が可能。
また、9S操作時は地上戦同様ハッキングを行うこともできる。

ハッキングは基本的には9S操作時のみに使用できる。
使用するとアナログ風なSTGステージが開始され、これをクリアすることでロックされた宝箱や扉を解除できるほか、機械生命体に使用すれば自爆させて周囲の敵にダメージを与えたり、
こちらが発見される前にハッキングを行うことでハッキング対象を味方にする「従属化」やプレイヤーが自分で機械生命体を操作できる「リモート操作」といったコマンドを実行することができる。

ステージ
いわゆるオープンワールドのフィールド形式となっており、
「廃墟都市」を中心に「砂漠地帯」「遊園地廃墟」「水没都市」「森林地帯」「工場廃墟」といった様々なエリアがシームレスに繋がっている。
また1週目の中盤からセーブ機能などを担うアクセスポイントという設備からポイント間の転送が可能になり、移動がスムーズに。
それ以外にもシカやイノシシといった動物に乗って移動することも可能。
水辺ではポッドを使って釣りを行うことができ、エリアごとに釣れる魚が違ったり魚ごとに詳細な設定があったりとやたら芸が細かい。そうだ漁師になろう。

基本的にはマップ内を自由に探索できる3Dアクションの形式になっているが、特定のエリアではカメラを引いての2Dアクション風になったり、俯瞰視点にカメラが固定されたりと慣れるまでは少々戸惑う要素もあるかもしれない。

難易度
難易度はEASYからVERYHARDまでの4段階存在するが、難易度の幅が非常に極端。
VERYHARDではあらゆる攻撃が一撃でゲームオーバーになりかねないレベルのダメージとなり、某DMDモードを彷彿とさせるレベルの鬼畜難易度となる。
一方EASYモードでは特殊なプラグインチップが使用可能になり、攻撃から回避までをオートで行ってくれるためアクションゲーム初心者でも簡単にクリア可能。(チップのオンオフは個別に切り替えられる)

トロフィーのコンプもEASYモードだけで達成可能であり、パッケージに惹かれて買ったような初心者からコアユーザーまで幅広く楽しめるようにと考えて設定したとヨコオ氏もインタビューで語っている。
というか3周目クリア後にとある店でなんとトロフィーが購入できるようになるため、トロコンは容易。


用語
◆アンドロイド
人類によって作られた人型の自律機械兵士。もともとは前作にて「レプリンカントシステム」を管理するために産み出された存在。
エイリアンの襲来に対して「人類軍」を組織し、地球を奪還すべく各地で抵抗を続けている。
自我データを義体と呼ばれるユニットに乗せて稼働しているので、バックアップさえとっていれば新しい義体で何度でも蘇ることができるが、一方でハッキングやEMP、ウイルスによる電子汚染攻撃には弱いという欠点もある。

◆機械生命体
エイリアンによって生み出された自律型の戦闘兵器。様々なモデルが存在し、一部の機体を除き共通する球体状の頭部が特徴。
単体での戦闘能力でアンドロイドを上回るのは大型個体を除けば稀だが、最大の脅威はその物量。
自己修復機能に加え、個体データはネットワークに繋がっている限り不滅、さらに各地の生産工場からはすさまじいペースで機体が量産されていく。
また、自己進化能力も非常に高くアンドロイドに有効なEMPを装備した機体やアンドロイドの技術をもってしても容易に除去のできない論理ウイルスなど様々な攻撃手段を有する。

理由は不明だがAD7645年頃から侵攻活動は低下しており、ゲーム中でも攻撃しない限りはこちらに無関心な個体や、「森の国」「パスカルの村」のような独自のコミュニティを形成したり、機械生命体同士で親兄弟のような家族意識を持つ個体も確認されている。

◆エイリアン
AD5012年に突如として襲来し、地球への侵攻を開始した宇宙人。
地球侵攻のための自律兵器として機械生命体を製造した。

前作『NieR Replicant/Gestalt』のドラマCDでエミールが屹立するアレみたいな卑猥な姿の宇宙人から地球を守るために戦っていたことが語られており、ネタ扱いかと思いきやまさか本作でこの設定が引き続き活かされ困惑したファンも多数存在した。
その後、およそ5000年にかけて現在までエイリアンとアンドロイドの戦いは続いているが、AD11000年頃からエイリアンシップの目撃情報は減少している様子。

◆人類会議
地上を追われ月面に逃れた人類たちで構成される、アンドロイドたちに指令を下す機関。
ゲーム中でも定期的に激励の放送やメールを送ってくる。

◆ヨルハ部隊
最新型のアンドロイド兵士「ヨルハ」機体から編成される部隊。スローガンは「人類に栄光あれ(For the Glory of Mankind)」。
軌道上にある衛星基地「バンカー」を拠点としている。ヨコオ氏によれば構成員は100~200名程とのこと。

「ブラックボックス」と呼ばれる独自の駆動システムにより非常に高い性能を有しているが、この装置はブラックボックスどうしを接触させることで自爆装置にもなる。
各機体には「〇号×型」という正式名称が振り分けられており、A2の様なプロトタイプはアルファベットと数字の順番が逆。
数字部分は自我データを、アルファベット部分は機体の運用特性を表している。
許可が下りればO型からB型への転向といった運用モデルの変更も可能。
作中で登場する運用モデルの型番は以下の通り。

◆ヨルハ計画
ヨルハ計画とは、人類軍司令部が立案した最新鋭のアンドロイドによって構成される「ヨルハ部隊」によるアンドロイドたちの戦意高揚を主目的とした作戦である。
ヨルハモデルが量産の暁には、機械生命体なぞあっという間に叩いてみせるわ!

うん、まぁ嘘は言ってない‥・。



エンディング
「マルチバッドエンディング」とか言われた「DOD」シリーズや前作『Replicant/Gestalt』同様、本作品も周回プレイを前提とした複数のエンディングが存在する。
アルファベット全26文字に対応しており、正規のエンディングはA~Eの5つ。
加えてF~Zまでのエンディングが存在するが、こちらはゲーム中で特定の行動を行い、ゲームオーバーになることで発生する。
到達したエンディングはセーブデータに記録されていき、26すべてのエンディングを解放することで取得できるトロフィーも存在する。

A/Bエンド:flowers for m[A]chines/or not to [B]e
こちらは1~2周目にプレイできるストーリー。
2Bの地上降下から、アダム・イヴとの決着までを描く。1週目は2Bを操作するAルートで、2週目は9Sを操作するBルートとなる。
同じ時系列を異なる視点で描いているためストーリーの流れに大きな差はないが、Bルートでは1週目で触れられなかった機械生命体たちの過去や、9Sが2Bと別行動をとっていた際の裏側が語られる。またAルートでは入手できなかったアイテムも、Bルートでは9Sを操作しハッキングを行うことで入手できるようになる。

C/Dエンド:meaningless [C]ode/childhoo[D]'s end
3周目以降に解禁されるストーリー。時系列としてはA/Bエンディングの後にあたり、ぶっちゃけストーリー的にはここからが本番。
2Bと9Sの活躍で機械生命体のネットワークに混乱が生じ、ヨルハ部隊はこの機を逃さず大規模侵攻作戦を開始するのだが…。

Eエンド:the [E]nd of YoRHa
A~Dまでのすべてのエンディングをクリアすることで解放されるエンディング。

F~Zエンド
こちらは基本的にテキストが少し出るだけのバットエンドとなるが、本編に比べてやたらとネタに走った結末が所々に見受けられるのが特徴。
具体的には、バンカーで自爆したり、アジを食べたり、漁師になったり…。
あとOSチップは外してはダメ、ゼッタイ。

3週目をクリアすると解禁になるチャプターセレクトを用いれば各エンディングの回収は容易だが、
唯一エミールに関わるサブクエストで発生するエンディングだけはクエストをクリアしてしまうと取り返しがつかなくなってしまう。


余談・小ネタ
  • 本作のキャストはオーディション形式ではなく、制作側からのオファーで決められている。
    2B役の石川由依はヨコオ氏からの強い要望で決定。9Sはその役柄の難しさからかなり難航したとのことだが、アニメ『東京喰種』での花江夏樹の演技にプロデューサーの齊藤陽介が注目し、推薦する形で決定した。
    • ちなみに花江夏樹自身もヨコオ作品の大ファンであり、作品に参加できることに大喜びだったとのこと。
    • パスカル役の悠木碧もシニアディレクターを務めた田浦貴久氏の「あおちゃん出さないなら仕事しません」という脅迫によりたっての希望により起用された。

  • レジスタンスキャンプの武器屋の経営者として『ドラッグオンドラグーン3』にも登場したアコールというアンドロイドの名前が挙がっている。
    本人はゲーム本編には登場せず、店主との話題や入手できるチラシの中で名前が出てくるのみだが、ウエポンストーリーは彼女の手によって書かれているという設定も明らかになった。

  • 前作『NieR Replicant/Gestalt』同様オートセーブ機能は実装されておらず、フィールド上に設置されているアクセスポイントという設備での手動セーブが必要になる。これは前作での「手動セーブなんて古臭い」という批判に対抗してヨコオ氏が反発した結果とのこと。



全ての存在は滅びるようにデザインされている。
生と死を繰り返す螺旋に……『彼等』は囚われ続けている。

だが……その輪廻の中で足掻く事が、生きるという意味なのだ。
『私達』は、そう思う。



推奨:追記・修正。
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最終更新:2020年07月12日 23:25