登録日:2020/9/19 (土曜日) 14:51:56
更新日:2024/05/08 Wed 07:47:24
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5文明の力を持ったオール・オーバー・ザ・ワールドに対抗するためには、5文明のドラグナーの力が必要だった。
決して交わることの無かった5人のドラグナーが手をとったのだった。
最終龍覇とは、デュエル・マスターズに登場するクリーチャー群。
毎夏恒例となった
クロニクルデッキ系列の「
クロニクル最終決戦デッキ」のうちの1つ、DMBD-14「
龍魂紅蓮譚」にて新規収録された
ドラグナー達の総称である。
半分以上「最終龍覇」って名前ついてないけど、まとめてそう呼ぶことにする。
概要
デュエル・マスターズ(ストーリー上でやってたレースの方)に挑んでいた5文明のうち、
火・
光・
闇文明のドラグナー達が悪しきドラグナー、
ザ=デッドマンとの闘いに向けて生まれ変わった姿。
しかしこれから紹介するドラグナー達は、『マナゾーンにある文明と同じ文明を持つドラグハート・ウエポン』を装備することができる。
そのため、マナに色さえあれば、どの文明のウエポンでも装備できる。
コスト制限はドラグナーごとに異なるが、3コスト以下の制限がある奴らでも、過去の3コス以下
ドラグハート出せる奴らよりもコストが低い上に
ドラグハートを出す以外の効果も持つ者もいるため、過去のドラグナーを凌駕する性能を持つと言っていいだろう。
何度も言っているが、あくまで出せるのは
ウエポンのみ。
なので、
オール・オーバー・ザ・ワールドのパーツを出したりすることは不可能。
ある意味、ドラグナーとしての原点に立ち返っているとも言える。
まぁストーリー上は敵だもんね。
解説
最終龍覇 グレンモルト
最終龍覇 グレンモルト P 光/闇/火文明 (7) |
クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン/ヒューマノイド爆/ドラグナー 6000+ |
スピードアタッカー |
パワード・ブレイカー |
バトルゾーンにある自分のドラグハート1枚につき、このクリーチャーのパワーを+3000する。 |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、または自分のターンのはじめに、自分のマナゾーンにあるカードと同じ文明を持つコスト5以下のドラグハート・ウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(このクリーチャーに装備する) |
このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに自分のドラグハートを1枚、超次元ゾーンに戻してもよい。 |
ドラゴン・サーガの主人公にして
内股で有名な火文明のドラグナー、
グレンモルトが最終龍覇となった姿。
装備できるウエポンは
コスト5以下。
しかも登場時だけでなくターン開始時にも装備効果が発動する。
状況に応じて様々な
ドラグハートの効果を活用でき、
ドラグハートが出れば出るほどパワーも上がるしそれに伴ってブレイク数も上がっていく。
場に残ればどんどん強力な盤面を築き上げていくため相手は除去を試みるだろうが、
ドラグハートを身代わりに生き残ることができる。
耐性を強固にするためにも、他のドラグナーの力も借りてどんどん
ドラグハートを展開していきたいところ。
3色なので普通に出そうとするとデッキの色配分が縛られるが、そこはドラゴン特有のサポートの多さでカバーしたい。
ちなみにイラストにはモルトの背後に地面に突き刺さった火のドラグハート・ウエポン達と
最強熱血 オウギンガが存在するが、自身の効果ではギガハートを装備できないことはよく突っ込まれる。
ぶっちゃけ5コストウエポン3つしかないんだし6コスト以下にしても良かったんじゃ…いややっぱダメだわ
少し前に出た
チームボンバーのキングマスターと同じく《ドラゴンズ・サイン》で出せるSA持ちドラゴン。
相手ターンのトリガーで出た時とターン開始時で二刀龍覇するも良し、自分ターンに早出しするも良しと好相性。
ボロフ、ロージア
こちらは4コスト以下のドラグハートを装備できる。モルトと比べて1コスト下がったが、それでもモルト並みに色々できる。
さらにこの2体はS・トリガーを持っているので、装備時効果を持つウエポンを持つことでそのウエポンの効果を相手ターンに起動するなんてことも可能。
ロージアよ、お前の友が我らが無念を晴らしてくれた。感謝しよう、 我が永遠の友よ! そして、永遠の仲間たちよ! ― ネバーエンド
最終龍覇 ロージア P 光文明 (6) |
クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン/ジャスティス・ウイング/ドラグナー 3500 |
S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい) |
ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい) |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンにあるカードと同じ文明を持つ、コスト4以下のドラグハート・ウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(このクリーチャーに装備する) |
トリガー付きブロッカーが強いのはもちろんのこと、《ヘブンズ・ゲート》、《ドラゴンズ・サイン》に対応しているのも強力。
さらに装備するウエポンによっては、一回のS・トリガーで2体以上相手の攻撃を止められる。
自身の効果と若干かみ合わせが悪いが、ヘブンズロージア同様
ミラダンテXIIのチェンジ元にもなる。
ボロフ、貴様がいなければ憎きザ=デッドマンと戦うことはできなかった。……感謝するぞ。 ― デスゴロス
最終龍覇 ボロフ P 闇文明 (7) |
クリーチャー:デーモン・コマンド・ドラゴン/ファンキー・ナイトメア/ドラグナー 3000 |
S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい) |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目を墓地に置く。その後、カードを1枚、自分の墓地から手札に戻す。 |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンにあるカードと同じ文明を持つ、コスト4以下のドラグハート・ウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(このクリーチャーに装備する) |
墓地肥やし&墓地回収効果は一見地味に見えるが、文明、コスト、カード種類を問わず回収できるので、
シノビなどの防御カードを拾っておくも良し、次のターンでの逆転のためのキーカードを拾うも良しと、墓地次第で色々なことができる。
その他のドラグナー
こちらは最終龍覇の名を持たないが、マナの文明を参照する3コスト以下のウエポン装備効果はこちらも健在。
それぞれがこのクロニクルデッキに収録された
ドラグハート、《ビギニング・スタート》にシナジーするようになっている。
爆龍覇 リンクウッド P 火文明 (2) |
クリーチャー:ヒューマノイド爆/ドラグナー 2000 |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。それがドラグナーまたはドラゴンなら、手札に加える。 |
|
「お前の相手はオレだ、ザ=デッドマン!」 P 火文明 (4) |
呪文 |
自分のクリーチャーを1体選ぶ。その後、自分のマナゾーンにあるカードと同じ文明を持つ、コスト4以下のドラグハート・ウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンから、その選んだクリーチャーに装備してバトルゾーンに出す。 |
モルトの仲間である
爆山伏 リンクウッドがドラグナーとなった姿…なのだが、クリーチャー面自体はドラグハートに関する効果を持たないという特異なドラグナー。
クリーチャー面はコストが前と変わらず、効果はアタックトリガーからcipへ、マナ武装もなくなって拾えるのがドラグナーorドラゴンになると汎用性がかなり上がった。
何より最軽量のドラグナーという点が大きく。効果を使った後に《暴龍警報》でコマンド化してレッドゾーンの侵略元にしたり後述するデッドマン=ザ=オリジンの侵略元にしてしまえる。…あれ?
呪文面は自分のクリーチャー(ドラグナーでなくても可)に4コスト以下のウエポンを装備するという前代未聞の効果。
装備するクリーチャーは本当に何でもいいので、
ブレイズ・クローや
クルトのような弱小クリーチャーにも装備できるし、
どこで持つんだ
ガイギンガがガイハートを装備するという珍事も普通に起こりうる。
前半はクリーチャー面で手札補充。中~後半は呪文面で盤面の適当なクリーチャーにウエポンを装備させて追撃と、ツインパクト独自の使い方が活かせる1枚。
リンクウッド、あんまり調子に乗りすぎてると危ないわよ! ……相変わらずすぐそばの事には気が付かないんだから。 ― 爆龍覇 ヒビキ
爆龍覇 ヒビキ P 火文明 (4) |
クリーチャー:ヒューマノイド爆/ドラグナー 2000 |
スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない) |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンにあるカードと同じ文明を持つ、コスト3以下のドラグハート・ウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出してもよい。(このクリーチャーに装備する) |
モルトの仲間で
鏡サイクルのアイドル、
爆鏡 ヒビキ(爆壁 ヒビキ 18y)がドラグナーとなった姿。
なんと軽量ドラグナーとしては初のスピードアタッカーを持つ。
これにより、装備したドラグハート・ウエポンのアタックトリガーを即座に発動させることや、『ターン終了時に装備クリーチャーがタップしていること』を条件とするドラグハートを即座に龍解させることができる。
もちろん出て即座に攻撃できるドラグナーのためデッドマン=ザ=オリジンの侵略効果と相性もいい。…あれれ?
《
斬鉄剣 ガイアール・ホーン》を装備してしまえば
レッドゾーンの侵略元にもなれる。
いままでガイアール・ホーンを活かして軽量ドラグナーを出したターンに即座にレッドゾーンするには最速でも
- アイラ・フィズ+暴龍警報
- 瞬閃と疾駆と双撃の決断+アイラ・フィズ
と複数枚のカードを使わなければならなかったが、それが1枚で行えるようになったのはバイク使いからすればまさに革命であった。レッドゾーンは侵略者だけど
フレーバーテキストでは相変わらずリンクウッドを意識している模様。この2人、一体どうなることやら。
そう、正義より愛! みんなで協力するのが、愛! やっと気が付いたんですね、ロージアさん! ― 龍覇 ラブエース
龍覇 ラブエース P 光文明 (4) |
クリーチャー:エンジェル・ドラゴン/ジャスティス・ウイング/ドラグナー 3500 |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンにあるカードと同じ文明を持つ、コスト3以下のドラグハート・ウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(このクリーチャーに装備する) |
自分のドラグハートをバトルゾーンに出した時、カードを1枚引いてもよい。 |
光文明のドラグナー、
アリエースが色々あった末『正義より愛』を説くようになった姿。
自身が効果でドラグハート・ウエポンを装備できる上に、ドラグハートが出るたびに1ドローできる置きドロソとしての役割を果たせるため、最低でも1ドローは保証されているうえバトルゾーンに維持できれば手札が枯渇する心配なくドラグナーを展開していける。
モルト、この戦いが終わったら……んーん、今はこんな話する時じゃないよね、ごめん。 ― 龍覇 グレンアイラ
龍覇 グレンアイラ P 光/闇/火文明 (3) |
クリーチャー:ヒューマノイド爆/ドラグナー 3000 |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンにあるカードと同じ文明を持つ、コスト3以下のドラグハート・ウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(このクリーチャーに装備する) |
モルトの仲間にして後の嫁、アイラの新たなる姿。ついにモルトの性を名乗りだした。
マナ武装を達成しないと装備できなかったアイラ・フィズと比べ、多色になり出しにくくはなったが装備できるウエポンの範囲も拡大しており、かなりパワーアップしている。
ヒビキやラブエースに比べてウエポンを装備する効果しか持たないが、3文明を持つためビギニング・スタートの全ての効果を引き出せるのは他2体にはない強み。
普通に召喚する以外に、様々な呪文で踏み倒してもいいだろう。
フレーバーテキストで思いっきり
死亡フラグを建てているが、他カードのイラストでモルトとは次章でも行動を共にし、生涯にわたって添い遂げることが明らかになっているのでご安心。
え?モルトを主役とした革命編の漫画でヤンデレ分身が出てきた?
関連カード
始まりの龍装具 ビギニング・スタート P 光/闇/火文明 (3) |
ドラグハート・ウエポン |
これを装備したクリーチャーが光なら「ブロッカー」を、闇なら「スレイヤー」を与え、火なら、バトル中のパワーを+2000する。 |
自分のドラグナーすべての召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。 |
龍解:自分のターンの終わりに、そのターン、自分の他のドラグハートをバトルゾーンに出していれば、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。 |
終わりの天魔龍 ファイナル・ジ・エンド P 光/闇/火文明 (5) |
ドラグハート・クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン/エンジェル・コマンド・ドラゴン/デーモン・コマンド・ドラゴン 7000+ |
ブロッカー |
スレイヤー |
W・ブレイカー |
バトル中、このクリーチャーのパワーを+2000する。 |
自分のドラグナーすべての召喚コストを最大2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。 |
水文明と自然文明の力によって生み出された、
量産型ドラグハート。
《伝説の救世主 ワタル/龍神丸》に続いて2つめの両面共に多色である
ドラグハートである。
ウエポン面はどの文明のドラグハート・ウエポンとも異なる籠手型。
ドラグナーの召喚コストを永続的に1下げるという一番隊サイクルのような効果を持つため、もう一つの効果を無視して以降のドラグナーを出しやすくする目的だけでも場に出す価値はある。
さらに、装備するクリーチャーの文明によって異なる効果を付与する。
普通に役に立つのは光のブロッカー付与だと思われるが、せっかくならば全部の効果を適用できるグレンアイラに装備したいところ。バトル時パワー5000のスレイヤーブロッカーと、それなりに厄介なクリーチャーに変貌する。
龍解条件は
自身以外のドラグハートを場に出すことと非常に緩い。
とはいえ序盤で同じターン中に2つも
ドラグハートを出すのは簡単ではないので、基本的に龍解は次のターンを待つことになるだろう。それまでなんとか盤面に維持しておきたい。
龍解後はバトル時パワー9000のスレイヤーブロッカー、さらに一番隊二体分の軽減能力を持つかなり強力なクリーチャーに変貌する。
数が増えれば増えるほどコスト軽減も累積するので、どんどんドラグナーを展開していきたい。
5コストのドラグハート・クリーチャーなのでモルト、ヘブンズロージア、ヘルボロフの効果で直接繰り出してしまうのも一つの手かもしれない。
相性のいいカード
最終モルト編
ロージア、ボロフは装備できない5コスウエポンの1つ。
強制バトル効果はモルトのパンプアップ効果と相性が良く、単体でも12000まで、他に
ドラグハートがあればさらに除去範囲が広がる。
龍魂紅蓮譚で再録されているので簡単に併用できる。
5コスウエポンその2。
SA付与効果は完全に腐るが、攻撃時効果で上手くドラゴンを踏み倒せれば龍解してさらにドラゴンを踏み倒していけるため選択肢の1つにはなる。
最終モルトと同じデッキに再録されているが、そのままの構築だとデッキのドラゴン比率が低く効果を活かし辛いので、併用するのであればドラゴンに寄せた構築にしておきたい。
モルネク同様
ボルドギで最終モルトが捲れたときに装備するのももちろん、ドラゴンズ・サインでブロッカーを得た時にガイオウバーン込みでも倒せないデカブツを相手にするときなども出番がある。
とはいえ、上2つと違い最終モルトと加えてさらに別のカードとも併用することが前提で、活用できる場面が限られるので、併用するかどうかはデッキ内容と
あと財布とよく相談しよう。
ロージア&ボロフ編
強制バトル効果持ちウエポン。
ガイオウバーンのようなパンプアップ効果がないことや、ロージアやボロフ自身のパワーの低さもあって討ち取れる範囲こそ狭いが、それでもトリガーで出てきた時に相手の盤面に干渉できる利点は大きい。
勿論、最終モルトに2枚目以降のガイオウバーン感覚で装備してもいい。最終モルトの攻撃で龍解条件も成立する。
ガイアールが守りのためのチョイスであるなら、こちらは返しのターンでの逆転を意識したチョイス。
他のクリーチャーがいるならば、一斉攻撃でガイギンガを龍解させて説明不要のカードパワーの暴力で一気にシールドを割りにいける。
勿論、最終モルトに(ry
こちらも返しのターンを意識したチョイス。
ロージアとボロフ、そして最終モルトは
サソリスレイジ以来の
『ジュダイナを装備できるドラゴン』であり、マナ召喚効果を活かしてあと2体ドラゴンを並べることができればターンの終わりに龍解、相手のダイレクトアタックを封じることができる。
ドラゴンに寄せた構築であれば、採用する余地は十分にあるだろう。
その他ドラグナー編
今までフォートレス面を直接出すことの多かったバトライ刃だったが、この度ウエポン面に意味を持たせることが可能に。
ラブエースであれば、自身がドラゴンを持つために龍解条件を満たすことができ、装備してすぐに龍解できる。
今までのフォートレス面を直接出せた連中よりもより低いコストで閣の設置が可能となったのだ。
ただ、自身の攻撃では閣の効果を起動できないのでそこはアンチシナジー。
ヒビキの場合、スピードアタッカーを活かしてバトライ刃の効果を即座に起動できる。
外したとしても、今まで見向きもされていなかった攻撃されない効果のおかげで相手からの殴り返しを防げる。
このデッキに入っているドラグナーは全て火のヒューマノイドまたはドラゴンなので、閣や武神の効果でどんどんドラグナーが湧いて出てくる。
やっぱり今まで見向きもされてなかったヒューマノイドも出せる効果を活かしてドラグナーが連鎖していく様はまさに
連ドラならぬ
連ドラグナー。
しかし、プレミアム殿堂に伴いこれらのドラグナーは例外なく産廃となってしまった
龍覇龍 デッドマン=ザ=オリジン VR 光/闇文明 (5) |
進化クリーチャー:ドラグナー・ドラゴン 7000 |
超無限進化:自分のドラグナー1体以上の上に置く。 |
侵略:ドラグナー(自分のドラグナーが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に置いてもよい) |
W・ブレイカー |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、このクリーチャーの下に重ねたカード1枚につき、コスト3以下のドラグハートを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(その中のドラグハート・ウエポンはすべて、このクリーチャーに装備する) |
モルト達の宿敵、ザ=デッドマンのかつての姿…なのだろうか。
ドラグナーの攻撃による侵略効果を持っており、効果使用後のリンクウッドなどで殴るときに打点を増やすついでに
ドラグハートを出すことができる
さらにヒビキがビギニング・スタートを装備したうえで攻撃し、このクリーチャーに侵略すれば、他の
ドラグハートを出すことにより出たターンでファイナル・ジ・エンドへの龍解が可能。
自身がドラゴンのためバトライ刃の龍解にも貢献できる。
それにしても、デッドマンを倒すために集まった連中がそのデッドマン自身と相性がいいとはこれいかに…
侵略者と革命軍といい、デュエマは敵同士が相性良くなる運命が決まっているのだろうか。
龍装05号 イヴィルヴィ VR 闇文明 (4) |
クリーチャー:ドラゴンギルド/マフィ・ギャング/デーモン・コマンド 4000 |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のクリーチャーを1体破壊してもよい。そうしたら、相手は自身のクリーチャーを1体選び、破壊する。 |
|
イーヴィル・フォース VR 火文明 (3) |
呪文 |
闇または火の、コスト4以下のクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。そのクリーチャーに「スピードアタッカー」を与える。このターンの終わりに、そのクリーチャーを破壊する。 |
呪文面を使ってヒビキやアイラを早出しし、バトライ刃などのアタックトリガーを起動させる。
スピードアタッカーの付与によって元々SAを持たないアイラでも殴りに行けるのが大きい。
デメリットである自壊も、デッドマン=ザ=オリジンに侵略からの《悪夢卍 ミガワリ》の装備で回避できる。
クリーチャー面もアンタッチャブルを貫通する選ばせる除去効果を持ち、バトライの効果でも出せるドラゴンなので無駄がない。
背景ストーリー
DMBD-14は背景ストーリーの超獣世界での
ドラゴン・サーガの終盤を補完する内容となっている。
ドラゴン達を
ドラグハートに封じた元凶にして、グレンモルトの父の仇であるザ=デッドマン。
その正体が明かされ、その脅威を前に『デュエル・マスターズ』に参加していた5文明が団結するという展開を見せたドラゴン・サーガのストーリーだったが、その後はドラグナーと
ドラグハート達の別れに比重が置かれ、ザ=デッドマンがどのようにして倒されたは詳しく語られていなかった。
このストーリーは、その語られざる最後の戦い…
5文明のドラグナーvsザ=デッドマンの戦いを描いたものである。
あらゆる文明の強者たちを利用し、ドラグハートに封印し続けた「忌むべき邪悪」ザ=デッドマンは、ついに5文明の力を封じ込めた最強のドラグハートを作り出した。
その名は極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド。
5文明の力を持ったオール・オーバー・ザ・ワールドに対抗するためには、5文明のドラグナーの力が必要だった。それを悟った水文明は、各文明への説得を開始する。
同時に、サソリスを通して
ドラグハートの真実とザ=デッドマンの野望を知ったグレンモルトもまた、それを阻止すべく行動を開始する。
頼む、グレンモルト。彼は... ザウルピオは僕のたったひとりの友人だったんだ。ザ=デッドマン、あいつだけは許せないんだ
正義同士のぶつかり合いは戦いにしかならない。必要なものは、愛だ。
ネバーエンドよ、君の正義にもイノベーションを起こす時ではないか!?
モルト!すべての苦しみと悲しみの根源は、ザ=デッドマンだ。
そしてついに、決して交わることの無かった5文明のドラグナーが手をとった。
バラバラだった文明が『ザ=デッドマンを倒す』という目的の元1つになれたのは、水文明の尽力、そして何よりもグレンモルトの魅力のおかげだった。
そして、水文明の龍素研究と、サソリスの龍を生み出す力によって、火・光・闇のドラグナーの力を引き出す最終兵器、ビギニング・スタートが作り出され、全ドラグナーに配布される。
さらに、サソリスは大量のドングリが持つ「力を生み出す力」によって、モルト、ロージア、ボロフの3人を「最終龍覇」へと目覚めさせた。
ピタゴラス艦隊と全ドラグナーによる後方支援を受け、3人の「最終龍覇」はついにオール・オーバー・ザ・ワールドを撃破する。
だが、戦いはそれで終わりではなかった。
消えたはずのザ=デッドマンが、オール・オーバー・ザ・ワールドを撃破するのに力を使い果たした5文明の前に姿を現したのだ、
対抗する力を持たない各文明のドラグナーを
ドラグハートに封印しようとするザ=デッドマン。
絶体絶命のピンチの中、5文明の友情の力によってグレンモルトは
最終の
次の力、
モルトNEXTへと進化する。
モルト、いや、モルトNEXTよ! お前こそが全ドラゴンの希望! ザ=デッドマンのような悪を次世代に残してはいけない! ― ガイNEXT
ガイアール、それは仲間を愛し、仲間を勝利させるものに与えられる称号。
その魂に触れた者は、仲間の為に戦い続け、そしてその魂の加護によっていつか勝利する。
それはどこの世界であっても変わらない、超獣世界の真実のひとつ。
ギンガとラオウ、二つの勝利の竜と、剣士の燃える魂が交わり生まれたドラグハート、ガイNEXTと共に、モルトNEXTはデッドマンという悪を貫き、ついにすべてのドラグハートの無念を晴らしたのだった。
かくして、『デュエル・マスターズ』を裏から操っていたデッドマンは倒れ、
ドラグハート達の魂は解放された。
―離れても、オレたちの友情は永遠だ、オレたちの正義に誓って。
戦いを通して絆を深めた5人のドラグナー達、
―お前はドングリが好きすぎるから半分くらいがちょうどいい。
それでも、彼らはレースを止めはしなかった。
―ドラグハートは失われたが、ドラグハートの差が戦力の決定的な差でないことをお見せしよう。
―貴様といるのは悪くなかったぞ。これが楽しいというヤツであるのかな。
彼らはゴールへと突き進む。
―まだ終わってないんだぜ!……もっとも優勝するのは俺だけどな!
その果てに勝利したのが誰だったのか…それは彼らのみが知ることである。
かつて遠い宇宙からこの世界に送り込まれ、
龍世界が生んだ大王によって封じられた
『禁断』。
それがばら撒いた悪意が生み出した
『負の遺産』の1つこそ、
ドラゴンの力に惹かれ、慢心の果て力に溺れたザ=デッドマンだった。
そして今、禁断がもたらした
もう1つの『負の遺産』は、深い海の底で
侵略の時をうかがい続けている。
…そして、禁断の力に惹かれ、野望の果て自らの才能に溺れたその男が引き起こす災禍を、モルトとアイラは後に遠い異国の地で目撃することになる。
そういや「ザ=デッドマンの残した邪気」ってどうなったんですかね
余談
クロニクルデッキでのストーリー解説ではドラゴン・サーガの最終決戦は
最終龍覇VSオール・オーバー・ザ・ワールド→モルトNEXT VS ザ=デッドマン
となっているがクロニクルデッキ発売以前は
グレンモルト「刃」らコマンドドラグナー VS オール・オーバー・ザ・ワールド(inデッドマンの意思)→モルトNEXT VS オール・オーバー・ザ・ワールド
という設定であり、完全な後付けである。
ファイナル・メモリアル・パック版《英雄奥義 バーニング銀河》等はその時の設定を元にイラストが描かれているため現在の設定とは矛盾が生じている。
また、クロニクルデッキではモルトは最終龍覇から一気にモルトNEXTになったかのように説明されているが実際にはグレンモルト「刃」を間に挟んでいる。
クロニクルデッキにも再録されなかった事といい公式はモルト「刃」の存在を忘れていたのだろうか
- 今までラスボスを直接メタる効果を持たないことで有名だったモルトNEXTだが、ストーリーのように『持てる力を全て出し切っても完全には倒せず、絶体絶命のピンチを迎えた』状況には『マナと超次元さえあればこれ1枚で勝ちにいける』モルトNEXTの存在は相応しいと言えるだろう。
結局デッドマンの効果をメタってない?元々は本当に死んでた設定だったし……
追記・修正は最終モルトに銀河大剣・不滅槍・滅殺刃・真理銃・始原塊を全て装備してからお願いします。
- 出てきてすぐに環境入ったからな。はよヘブフォ殿堂してくれ。プレ殿でもいいぞ -- 名無しさん (2020-09-19 19:59:45)
- ↑へブフォ抜けてもそんな損失無いしそれで弱体化したら他のデッキが台頭して文句垂れるのがオチだから盾強くするとかで対策するのが丸いよ -- 名無しさん (2020-09-19 20:50:57)
- へブフォなくなっても連ドラグナーには痛手でないけどバイクが巻き添えで死にかねない -- 名無しさん (2020-09-19 21:27:03)
- レッドゾーンZ「どうして」 まあこいつはギラゾーンで使いまわすの防止で制限いったのもありそうだが -- 名無しさん (2020-09-20 00:52:24)
- ラブエースの節にある文章、バーナインが背負ってるのはクリスタじゃないか?一応確認 -- 名無しさん (2020-09-20 04:19:04)
- モルトNEXTとバーニング銀河で戦ってるのがデッドマンだとしたら辻褄は合う。AATWのカードイラストの中央のメカっぽいやつはデッドマンで、その後ろの腕とかがAATWじゃないんかな -- 名無しさん (2020-09-22 07:01:49)
- ↑AATWってなんや、AOTWだった -- 名無しさん (2020-09-22 23:27:10)
- そういえば唐突にヒビキの口調が変わったことに関して邪推すると「リンクウッドがぞっこんなアイラの口調をマネすることでリンクウッドの気を引こうとしてる」のではなかろうか -- 名無しさん (2021-09-12 13:52:35)
- そもそもバトライ刃を出す前提で刷ったカード群だったためにバトライ刃の温泉送りに付きモルト以外の全員もれなく産廃化が確定いたしました -- 名無しさん (2022-08-05 21:30:53)
- ↑残念ながらボロフはピンピンしてるぞ -- 名無しさん (2022-09-09 17:12:05)
最終更新:2024年05月08日 07:47