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ブリザポス

登録日:2020/12/31 Thu 02:27:50
更新日:2026/10/26 Mon 23:24:24
所要時間:約 4 分で読めます





蹄から強力な冷気を放つ。
欲しいものはなんでも力尽くで奪う暴れん坊。

凄まじい 怪力の 持ち主。
顔を 覆う 氷の マスクは ダイヤモンドの 100倍 硬い。


【データ】


全国図鑑№:896
分類:あばれうまポケモン
英語名: Glastrier
高さ:2.2m
重さ:800.0kg
タマゴグループ:タマゴ未発見
性別:不明

タイプ:こおり

特性:しろのいななき(相手を瀕死にさせると攻撃が1段階上がる)



HP:100
攻撃:145
防御:130
特攻:65
特防:110
素早さ:30

合計:580

努力値:攻撃+3


【概要】


『ポケットモンスター ソード・シールド』のDLC「エキスパンションパス」『冠の雪原』から登場した伝説のポケモン。
顔と足に尻尾に氷を纏った白い馬の姿をしており、黒い馬の姿をしているレイスポスとは対になっている。
名前の由来はおそらく「ブリザード」+古代ギリシャ語で馬を意味する「ヒッポス(hippos)」。

体内で生成された強力な冷気を鼻と蹄から放出することができ、更にキュレムのように頭や足に氷を纏わせることで生み出される破壊力は抜群。
中でも顔を覆う氷のマスクはダイヤモンドの100倍にも達する程の凄まじい硬度を誇る。
太く逞しい足でどんな豪雪地帯や悪路さえ突き進むほどのパワフルさとスタミナを持つ反面、俊敏に動くことは苦手。しかし蹄から放出される冷気で地面を凍結させ、その上を滑るように移動することで間合いを一気に詰めるといったことも出来る。

分類があばれうまポケモンの名のとおり傲慢な性格で欲しいものは何でも力づくで奪おうとする好戦的な性質。そのため強そうな相手を見かけると勝負せずにはいられないが、脅威となる相手には近寄らない狡猾な一面もある。


【シナリオでのブリザポス】


「冠の雪原」でのバドレックスのイベントにて、愛馬を探すことになり、彼の好物であるニンジンの種を入手。
それを植える場所を雪中渓谷に選ぶことで好物の「つめたいニンジン」が生えて出現。
その後追いかけてフリーズ村に向かうとそこでバトルをすることになる。


バシロォーッス!!


戦闘終了後に逃亡し、カンムリ神殿にてバドレックスと「キズナのタヅナ」の力で合体して「はくばじょうのすがた」となって再戦することでようやくゲットすることが出来る。

入手できる種の数は一つしかないため、入手できるのは本種とレイスポスの内のどちらかのみ。
またゲットしたばかりはバドレックスの性格と個体値しかわからず、ブリザポス自身のステータスを見るためには「キズナのタヅナ」で分離させないといけないため注意が必要。



【対戦でのブリザポス】


対となるレイスポスとは対照的に、特攻と素早さを犠牲に他の能力を伸ばした重物理アタッカー。
特に攻撃はフォルムチェンジを除けばこおりタイプでも最上位に位置する。暴れ馬の名は伊達じゃない。
耐久に関してもHP・防御・特防すべてが高水準であり、耐性が脆弱なこおりタイプである事を加味しても耐久力も高い。
(ちなみに物理耐久は耐久に自信のあるスイクン以上である)

専用特性の「しろのいななき」は相手を倒すと攻撃が上がるため、更に火力を上げることができる。
専用特性という割には「じしんかじょう」と全く同じ効果だとか言っちゃダメ。白龍、黒龍「あるある」

高速特殊アタッカーにもかかわらず特殊技の習得が壊滅的すぎる相方と違い、こちらは物理技に恵まれている。
メインウェポンは安定感のある「つららおとし」きあいのタスキの対策にもなる「つららばり」鈍足を活かした「ゆきなだれ」の3種。
どれも使い道があるので、動かし方で決めてしまっていい。ただ、こおりタイプ物理らしくやや威力に欠けるか。

サブウェポンは「じごくづき」や「かみくだく」「10まんばりき」や「インファイト」をはじめ、
鈍足のステータスに向いている「しっぺがえし」「ダメおし」「うっぷんばらし」。重たい体重を活かしたはがねタイプの技の「ヘビーボンバー」。
高い防御とそれを二段階上昇できる「てっぺき」との相性がいい「ボディプレス」などを習得できる。
使い道には乏しいものの「げきりん」や「メガホーン」まである為、ダイマックス技の追加効果狙いにも困らない。

変化技は上記の「てっぺき」を含めて「つるぎのまい」「ちょうはつ」「こわいかお」など粒ぞろい。
ただ、残りは汎用技ばかりなので、あまり補助技を駆使するタイプではない。

こおり単タイプであるため弱点が多く、耐性も少ないが高い耐久力を誇るため弱点を突かれても一撃で落とされることは早々ない。
この耐久力と弱点の多さから「じゃくてんほけん」との相性がとても良く採用率も高い。
耐久性能に任せて殴り合うにも向くため、とつげきチョッキとも好相性。

更に30しかない素早さを逆手に取って「トリックルーム」や「スピードスワップ」を味方に発動してもらい、先制することが出来る様にすることで一気に相手を突破するという戦法も強力。
そのため素早さ個体値が0の個体を厳選する場合も多い。前述のように捕獲→分離→確認というプロセスを踏む必要はあり面倒。

総じて、優秀なステータスに広い技範囲を持った伝説のポケモンの名に恥じぬ強力なポケモン。
こおりタイプゆえの耐性の薄さもあるが、生半可な攻撃であれば強引に耐えて撃ち返すまさしく重戦車である。
むしろこおりタイプだからこそ許されたと言うべきか。

欠点は淡白な重戦車アタッカーとしての弱点をほぼそのまま抱え込んでしまっていると言うこと。
よく言えば強引に殴り合うのに向いているのだが、悪く言えば搦め手や持久戦に向いた技がとにかくない。
回復技は「ねむる」のみであるため基本的に消耗したらしたままであり、先制技もないため最後に一撃……と言うのも難しい。
その割に一致技の火力が不足しているため、思った以上に全抜きには向いていない。
さらに、物理アタッカーしかできないため「おにび」にも滅法弱い。
弱点を突くことが出来ないヒートロトムは天敵中の天敵であるため、対面してしまったら素直に引き下がろう。

ちなみに特殊技の習得傾向はびっくりするくらい相方と似通っている。
(一致技・ノーマル技・マッドショット・バークアウト。あちらはあくのはどうも覚えるが)

総じて弱くはない、むしろ強い事には間違いないのだが色々と惜しいポケモンになっている。
この辺りはステータスと特性の噛み合いが完璧だが特性と技が足を引っ張り惜しいポケモンになっている対のレイスポスと被っている。

第9世代では「くさわけ」、「しねんのずつき」を新規習得したが、わざマシンの兼ね合いで「つららばり」「10まんばりき」等の主力の物理技を没収される形となり大きく弱体化。
後にDLCのわざマシン追加で「10まんばりき」は返してもらったが、何故かわざマシンがあるにもかかわらず「つららばり」は覚えられなくなっている……
いかさまダイスの使用を警戒されたのだろうか

この世代ではダイマックスがないことにより素の攻撃技の火力不足が露呈。
弱点技を無理矢理耐えて弱点保険を発動させる戦術も困難と、強みの殆どを失っている。
しかし、代わりにテラスタルを得てこおりタイプという枷を外すことができるようになった。これで優秀なステータスを活かすことができるようになった。

しかし、同時にセグレイブとパオジアンと言うこおりタイプ2大巨頭が現れたのが痛い。
どちらもブリザポス同様持久戦向けとは言い難いが
セグレイブはより火力を伸ばしつつ配分をマイルドにした中速アタッカー、パオジアンは高速物理アタッカーを極めた種族値配分となっている。
いずれも先制技を備えており、複合タイプであるためこおり技以外の威力にも長ける。
そんな中でこおり技以外一致にならないブリザポスでは……

結果的にSVではどのレギュレーションでも全く奮わないというブリザポスにとっては冬の時代になってしまった。
なお、この辺りもハバタクカミという強烈なライバルのせいで目立たない相方と被ってしまっている。


追記は「キズナのタヅナ」で乗りこなした方にお願いします。

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最終更新:2026年10月26日 23:24