アットウィキロゴ

レイスポス

登録日:2020/12/07 Mon 13:08:15
更新日:2026/10/26 Mon 23:02:30
所要時間:約 4 分で読めます





視覚 以外の 五感を 使い 様子を 探る。
蹴られたものは 魂を 抜かれてしまうという。

闇夜を 駆けぬけ 寝ているものの 生命エネルギーを 吸い取る。
孤独と 静寂を 好む。


レイスポスとは「ポケットモンスター」シリーズに登場するポケモンである。


【データ】

全国図鑑№:897
分類:しゅんばポケモン
英語名:Spectrier
高さ:2.0m
重さ:44.5kg
タマゴグループ:タマゴ未発見
性別:不明


タイプ:ゴースト


特性:くろのいななき(相手を瀕死にさせると、特攻が1段階上がる)



HP:100
攻撃:65
防御:60
特攻:145
特防:80
素早さ:130

合計:580

努力値:特攻+3

【概要】

『ポケットモンスター ソード・シールド』のDLC「エキスパンションパス」『冠の雪原』から登場した伝説のポケモン。
黒い馬の姿をしており、白い馬の姿をしているブリザポスとは対になっている。

四肢をよく見てみると蹄と足の間(球節)が分離したようになっており、まさに幽霊の馬といった風貌。
更に後足の方は煙のように揺れており、足音も鈴の音のように響く。

孤独と静寂を好み、エネルギーが高まる夜で出くわした相手の生命エネルギーを吸い取り、レイスポスに蹴られた者は魂を抜かれてしまうという、ゴーストポケモンらしい恐るべき生態を持つ。
他のポケモンと交流を持つことはないが、自身の静寂を侵す者には容赦しない。

視覚が退化しており、長い前髪に隠れている。
その代わりに他の感覚が鋭敏で周囲の状況を瞬時に把握することができる。

昔はカンムリ雪原を荒らす厄介者だったが、豊穣の王、バドレックスに手なずけられ、
愛馬として真の力を発揮するようになる。


【ゲームでのレイスポス】

「冠の雪原」でのバドレックスのイベントにて、愛馬を探すことになり、彼の好物であるニンジンの種を入手。
それをいにしえの墓地にある畑に植えれば、「くろいニンジン」が生える。
するとレイスポスが出現、フリーズ村に向かっていく。
追いかけると村の中でバトルとなる。



バクロォース!!



撃破後はカンムリ神殿まで逃亡し、そこでバドレックスと「キズナのタヅナ」の力で合体し、
改めて主人公に挑み、捕獲することができる。
捕獲後はバドレックス(こくばじょうのすがた)から手持ちを1つ開けた状態にして「キズナのタヅナ」を使えば、
バドレックスとレイスポスに戻すことができる。

ちなみに、ニンジンの種は1つしか入手できないのでレイスポス・ブリザポスはどちらか1匹しか入手できない。

次回作の SV ではDLCで遅れて登場した。
おやつおやじのなる人物に「レイスポスのおやつ」を受け取ることでゲットできるようになる。
やはり前述の「くろいニンジン」を使ったおやつなのだろうか?


【対戦でのレイスポス】

対となるブリザポスとは対照的に、特攻と素早さに長けた特殊高速アタッカー。
その分耐久面は控えめ。HPが高めであるためある程度補われてはいるものの、それでも並程度。
総合的に見るとゲンガーをより高性能にしたような性能となっている。

専用特性「くろのいななき」は相手を倒すと特攻が上がる特性。
敵を倒し続けて火力を引き上げていき、全抜きを狙っていく明確なコンセプトを持っていると言える。


…と、いかにも特殊アタッカーとして完成された性能なんだろうと言いたいところだが
そうは問屋が卸さない。

このレイスポスと言うポケモン、特殊技のバリエーションが異常なまでに希薄なのである。
習得できる特殊技の数は僅か10個。タイプではない。 技そのものが10個しかない のだ。
これより少ない奴は大体特殊技不要の物理アタッカーくらい。

メインウェポンは「シャドーボール」「たたりめ」の2択。
ちなみに物理に対象を広げても他は「ゴーストダイブ」しかない。
ゴーストタイプ特有の一致火力不足は仕方ないのだが、その上でサブウェポンの範囲が壊滅的すぎるのが痛い。
ノーマル技以外は「あくのはどう」「バークアウト」「マッドショット」しかない。
あく技はゴースト技と範囲丸被りなので入れづらい上に「マッドショット」は低威力。
そのせいで、大真面目に「はかいこうせん」の採用が視野に入るとか言うちょっと何言ってるのかわからない現象を引き起こしている。

故にゴーストタイプを半減・無効化する相手が出るだけで一気に苦しくなる。
具体的にはあくタイプとノーマルタイプ。
更に「マッドショット」まで無効にする浮いてる輩が出ると(後述の変化技次第では)マジでやる事がなくなる。
具体的にはサザンドラ。ウォーグルやヨルノズク相手も割と厳しい。
ケンホロウレベルだとさすがに「はかいこうせん」で行けるが、そんなものを撃たされている時点で…。
加えて、第8世代にはより素早さに長け特殊技の範囲も広いドラパルトが存在しているのが痛い。一応フェアリーや氷などが弱点にならないと言う点で差別化はできるが……

幸いゴーストらしく変化技はそれなりにあり、火力を上げる「わるだくみ」「めいそう」、
相手の攻撃低下とたたりめのサポートになる「おにび」、相手の積みを消す「くろいきり」、
変化技封じの「ちょうはつ」、苦手な攻撃を連発させない「かなしばり」がある。

一応、攻撃無振りでも使える「イカサマ」も覚える。
ただ、範囲が丸被りなので採用する余地はあるかどうか……

なので、変化技で場を整えつつ、通りのいい一致技で確実に抜きを狙うような立ち回りが重要になる。
無理な相手はどうあがいても無理なので、そういう相手からはおとなしく退く事。


ちなみにダイマックスとの相性は良さそうで微妙。
如何せん一致技「ダイホロウ」の追加効果が活かしづらく、どうしてもサブウェポンである「ダイアタック」「ダイアーク」「ダイアース」に頼る羽目になる。
で、上の通りの技バリエーションであるため、どんな技を持っているのかすぐバレる。
なお、これも物理に範囲を広げても「ダイサイコ」(元技はサイコカッター)しか増えないので、追加効果目当てで威力低いのを覚悟で採用…とかはできない。
基本的には威力と耐久の底上げ程度に活かすのが無難だろう。

剣盾で惜しくも無くなった「めざめるパワー」があれば技範囲が改善されたのに、とよく悔やまれる。
ただし、XY以降の伝説のポケモンの仕様上一番欲しいめざパ格闘は絶対出ない*1

とまぁ、こんなところでも選択肢が少なかったりする…。


しかし、第9世代では新たに「ドレインキッス」「サイコキネシス」を習得可能になり、多少技範囲が改善された。
特にゴースト技+フェアリー技の通りはほぼ全てのポケモンに等倍で通るため相性が良い。
その高い素早さで上から「おにび」を撃ち相手の攻撃力を下げつつ、「めいそう」でステータスを上げて「ドレインキッス」と「たべのこし」で持久戦を行う型が開発された。
更に新システムのテラスタルの存在も嬉しいところ、「テラバースト」と合わせて好きなタイプの技をサブウェポンとして採用できるようになり
もちろん前述の通り物足りない「シャドーボール」やテラスタルのダメージ補正が有利な「ドレインキッス」の強化に役立つ。

ついにレイスポスの時代が来るかと思いきや
そうは問屋が卸さない。
第9世代は四災を始めとして強力なあくタイプが跋扈するあくタイプ全盛期。
特にパオジアンはレイスポスより更にスピードが速く先制技の「ふいうち」まであるため、テラス無しの純粋な殴り合いでは何もできずに倒されてしまう。

更にゴーストタイプの後輩として登場したハバタクカミがレイスポスとついでにドラパルトの席を奪ってしまう。
特に技が無い事に定評のあるレイスポスは差別化要素が「おにび」「わるだくみ」程度と狭く、いまいち目立った強みを見せられないのが難。

レイスポスの明日はどっちだ。



【余談】

名前の由来はスコットランドに伝わる幽霊「レイス」+古代ギリシャ語で馬を意味する「ヒッポス」だと思われる。
また、魔物の馬ということで夢魔であるナイトメアもモチーフとなっているかもしれない。



追記、修正は豊穣の王に乗られてからお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2026年10月26日 23:02

*1 格闘になるめざパのパターンは5種類。いずれも0〜2Vの場合のみであり、XY以降3V確定の伝説のポケモンではめざパ格闘は使えない