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じゃくてんほけん(ポケモン)

登録日:2020/08/30 Sun 00:06:28
更新日:2026/09/28 Mon 21:59:00
所要時間:約 4 分で読めます



テレビで ほけんがいしゃの
CMを やってる…▼

いつ、どこで飛んでくるか分からない弱点攻撃。不安ですよね。


バンギラスさん ♂(55) 「仕事柄、特殊技を受けに行くことが多いんですが、サブウエポンのめざパやくさむすびが結構痛くて…」
ギルガルドさん ♀(67) 「格闘への無償降臨をよくやるんですが、先方もはたき落とすや地震持ちが多いんですよね」
ゴローニャさん ♂(50) 「私対戦個体なんですが、ストーンエッジが外れて野生のペリッパーに倒されました」


そんな時に安心なのが、この「じゃくてんほけん」!

お客様の弱点となる攻撃を受けた時に、なんと攻撃と特攻がぐーんとアップ!
相手方へのダメージは2倍(当社比)となり、お客様のバトルを強力にサポートします!


お客様からのお喜びの声※
バンギラスさん ♂(55) 「サブウエポンの弱点技は逆に起点にできるようになりました!」
ギルガルドさん ♀(67) 「この保険に入ってから、私を弱点技で攻撃しようとする人が減りましたので、すごく安心感があります!」
ゴローニャさん ♂(50) 「がんじょうで耐えて保険金が振り込まれた後、大火力で反撃できるようになりました!でもふいうちが欲しいですが……」
※効果は一例であり、確実な勝利を保証するものではありません


しかも、保証期間は無制限! 一生涯安心が続きます!※
もちろん、お客様のタイプや性別、レベルを問わず、どのようなポケモンでもお持ちいただけます!※※
攻撃力と特殊攻撃力の両方がアップするので、物理型・特殊型・両刀型、どんなお客様にもマッチします!
※この保険は一度お支払いすると効力を失います
※※お客様の耐久力によっては発動前に瀕死になる場合があります
※※お客様の素早さによっては発動後行動する前に瀕死になる場合があります


更に!掛け金は通常32BPのところ、
ソード・シールド発売記念キャンペーンで、今ならなんと20BP!


さあ、今すぐマクロコスモス保険までお電話を!




















wiki籠りは じゃくてんほけんで
攻撃が ぐーんと 上がった!


wiki籠りは じゃくてんほけんで
特攻が ぐーんと 上がった!



じゃくてんほけん とは『ポケットモンスター』シリーズに登場するアイテムの一つ。
英語圏での表記は “Weakness Policy"。




◆概要



弱点を つかれたとき
攻撃と 特攻が
それぞれ ぐーんと あがる。



第六世代『ポケットモンスター X・Y』から登場したアイテム。

効果は『所持していると、効果が抜群のわざで攻撃されたとき、一度だけ自身のこうげき・とくこうが2段階アップする』というもの。


単純ながら強力な効果だが、発動は「弱点であるタイプの技で攻撃される」ことが前提であるため、まずは攻撃を耐えきらなければならない。

かといって耐久型に持たせても元の火力がないと2段階アップの効果を活かしきれない可能性も高く、他のアイテムに比べ単純な火力アップにつなげるには工夫が必要なアイテムとなっている。



◆入手方法


「バトルハウス/バトルハウス レプリカ」で32BPと交換できる。

「バトルツリー」で32BPと交換できる。

「バトルタワー」で20BPと交換できる。
このほかDLCではウッウロボでも作れる。

エンディング後にテーブルシティのデリバードポーチにて50000円で買える。

なお、この世代以降はバトル施設が廃止されたためBP交換での入手方法は無くなった。

メインミッション37 クリア後にラシーヌ工務店にて4980円で買える。
あるいは サイドミッション86 のクリア報酬で貰える。



◆対人戦における『じゃくてんほけん』


【第六世代・第七世代】

主として以下のような条件を満たせるポケモンに持たされていた。

上記を考慮すると、保険加入筆頭は ギルガルド 。
受ければBD150、殴ればブレードフォルムでAC150*2は一致弱点ですら耐えきってしまうこともあり、
『じゃくてんほけん』との相性がよく、しばしば じゃくてんほけん詐欺 と言われることも。ゴーストタイプなのに生命保険に入るのか……

カイリューも『マルチスケイル』があるため、『じゃくてんほけん』型はそれなりにいるが、読まれやすい上に等倍もある程度打てるのでこちらはケア行動を誘発されやすい。


他は等倍が少なく半減か弱点が多いバンギラス、耐久の高いトゲキッス、『がんじょう』持ちで先制技「ふいうち」を持つウソッキー等も候補に挙がる。

項目冒頭のゴローニャは「ふいうち」こそ没収されたままだが、『がんじょう』で耐えている間の「ロックカット」を積むことで疑似「からをやぶる」戦法を取れる。


【第八世代】

上記の通り、第六世代・第七世代でも『じゃくてんほけん』はメジャーなアイテムだったが、
第八世代『ソード・シールド』ではより一層の需要が上がってしまった。
その根底にあるのが、メガシンカ・Zワザの廃止とともにそれと置き換える形で組み入れられた ダイマックス である。

汎用メガシンカのごとく耐性を強化し、Zワザほどではないが技の威力を強化し必中化するシステムでありながら、
『メガストーン』や『Zクリスタル』にあたる専用道具を必要とせず、任意のポケモンに任意の道具をもたせて発動できる。

つまり、別にこれといった耐性強化特性を持たなかったり、素の耐久力が並程度でも ダイマックスするだけでHPを最大で2倍にして、弱点わざを耐えることができるのである。


『じゃくてんほけん』と ダイジェット だけで誰でもゴリ押せる環境には不満の声も上がった。

しかし『じゃくてんほけん』があまりに普及すると、こんどは基本はダイマックスポケモンは不一致弱点よりも等倍で削っていき、
弱点をつく際は削れている状態に一致弱点高火力で一気に倒す、という戦術が一般化してきたため安直な『じゃくてんほけん』持ちが腐るようになった。


第八世代での主要な採用ポケモンは
積み技を搭載しないことが多く火力不足に陥りやすいが、弱点5つが全部メジャーなドラパルトや、
HPと耐性で頑張る『ハードロック』ドサイドン、メガシンカがないので前世代にも増して有力候補になったバンギラス、
ダイマックスシステムと噛み合って開花したトゲキッスなどが挙げられる。

トゲキッスの「ダイジェット」と『じゃくてんほけん』の組み合わせはもはやテンプレ。
特にバンギラスは 「保険金詐欺」 とまで言われるほど。
逆にダイマックスと相性が悪いギルガルドは保険加入の審査に落ちるケースが増えた。


結局安直なダイマックス+『じゃくてんほけん』がなくなっただけでダイマックスとの相性自体は抜群なのは否定できない。

メジャーな加入者を挙げてみたものの、割といろいろなポケモンの候補となりつつある『じゃくてんほけん』は第八世代を代表するアイテムとなりつつある。


【第九世代】

第九世代『スカーレット・バイオレット』ではダイマックスの廃止による総合的な耐久が低下。

更に テラスタル による等倍ゴリ押しや弱点を突かれるとまず耐えない火力の横行の結果、加入者が激減してしまった。



◆『じゃくてんほけん』の応用・仕様の注意点


  • AC2段階アップの効果を持つため、物理型、特殊型どちらに持たせても間違いはない。
    ただ、両刀型は耐久を犠牲にすることが多いので、特性『がんじょう』持ちでもない限り保険を受ける前にお陀仏になりかねない。

  • ダブルバトルでは味方にわざと弱い威力の全体技を撃たせて保険を騙し取る下ろさせることもできる。完全に詐欺である
    • 例えばメタグロスは特性『クリアボディ』で味方の「じならし」によるすばやさダウンを無視して保険を降ろすことができる。これがスパコンの頭脳による詐欺か…
    • 味方に威力の低い先制攻撃技を撃ってもらい、高速アタッカーでも保険が降りた状態で技を繰り出す戦術もあり、セキタンザンの場合はみずタイプの先制技*3を受けることで『じょうききかん』も発動、攻撃特攻2段階、素早さ6段階アップ状態にできる。被保険者の故意の損害にも免責なし!

  • 「みがわり」が攻撃を受けた場合は保険は下りない。本人確認が必須

  • ミミッキュが ばけたすがた のときに弱点技を受けても保険は下りない。身元がわからないので

  • 「とんぼがえり」や「ボルトチェンジ」が弱点のポケモンにも有効で、特に「とんぼがえり」は不一致で撃つポケモンが多いのでむし弱点ポケモンは保険加入の候補になりうる。虫害は災害に含まれます

  • あくまで条件は「効果抜群であること」のため、特性の『かんそうはだ』や『もふもふ』によるダメージ2倍は保険の対象外である点に注意。
    攻撃を受ける必要があるので、『ふゆう』などで無効化すると保険はきかない。特にシビルドンはでんき単タイプかつ特性が『ふゆう』しかないので「いえき」などで『ふゆう』を無効化しない限り保険は下りない。
    逆に『たいねつ』などでダメージを半減させた場合でも、タイプ相性的に弱点であればじゃくてんほけんは発動する。詐称ダメ、絶対

  • みずタイプのポケモンが「フリーズドライ」を受けて こうかばつぐん になった場合も『じゃくてんほけん』は発動する。ごく稀なケースや予想外の事態にも、幅広く備える安心を!

  • 能力アップの判定は、「どろぼう」「はたきおとす」の判定より早く、「クリアスモッグ」の判定のあとに来る。
    抜群の一撃を食らって保険も無駄になるということがない優秀な判定順序となっている。紛失・盗難保険に火災保険もばっちりカバーだ!
    ただし、「はたきおとす」の技威力1.5倍の補正は受けてしまうので、保険が下りる前に倒されることがないよう気を付けたい。死亡保険は残念ながら含まれていないのだ…

  • 受動で火力二段階上げという効果は魅力的だが、任意発動できないのは難点。弱点を撃たれる必要性があるため、必然的にダメージが重くなりがち。
    またサイクル戦においては交代したら効果が消えてしまうため、相性は今一つなところも注意。一応サイクル戦で効果時間が短い分にはジュエルやZクリスタルもあるので問題ありませんが、他の条件が厳しすぎるので論理的には弱点保険はありえないwww

  • 特性の効果も発動する。『たんじゅん』であればAC4段階上がる爆アドが取れる。
    間違っても『あまのじゃく』なポケモンには持たせないように。なに?詐欺判定されて賠償請求?



◆余談


  • このアイテムが発動することを俗語表現で「保険が下りる」と表現することがある。当記事でもこの表現を採用中。

  • 保険証の形をしたアイテム、という「ポケモンは使用方法を理解してるのか」と疑問に思わされるアイテムのひとつ。
    消費アイテムのひとつだが、どうして保険が下りなくなるのかも不明。
    現実の保険はその後も保険料を払えば再度要件を満たすとき保険金が出るし、最悪保険金免除条項もあるというのに*4。
    • ちなみにポケモンの世界にも保険会社ひいては保険制度があるようである。ちょうど項目の冒頭でCMが流れているが、ガラル地方のシュートシティには「マクロコスモス生命」という保険会社も存在している。…しかしポケモン由来の事故にはどの程度保険が適用されるのだろうか…?

  • 第八世代ではお仲間アイテムとして『からぶりほけん』が登場。
    こちらは『所持している状態で攻撃を外すと、自身の素早さがぐーんと(2段階)上昇する』というもの。
    • 素早さを積む手段が少ないポケモンが奇襲目的で、バクチ技と組み合わせて使うケースがあるが、一撃必殺技を外した場合は発動しないためか、『じゃくてんほけん』に比べて能動的に発動させづらいので持つポケモンをより選ぶものとなっている。

  • 入手経緯と消耗品である都合上、ストーリーでの出番はほとんどなく、バトル施設での運用が主となる。
    • 『スカーレット・バイオレット』以降はバトル終了時に元に戻る仕様がストーリーでも適用されるようになったのでストーリーでも普通に使えるようになったが、入手自体は殿堂入りしてからしか不可能なのでやはりストーリーでの出番はほぼ無い事態には変わりはない。

  • ヌケニンに持たせてはならない。死人に入れる保険はありません。*5





弱点を つかれたとき
追記と 修正が
それぞれ ぐーんと あがる。

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最終更新:2026年09月28日 21:59

*1 致命傷や搦め手を受けても、すぐに落とされずに1度は行動できる可能性を持てる特性

*2 いずれも第七世代以前。第八世代ではシールドフォルムのBDが150→140に、ブレードフォルムのACが150→140にと弱体化してしまった。それでも他に比べれば十分な高さだが。

*3 「アクアジェット」「みずしゅりけん」「ジェットパンチ」が該当。

*4 働くのが不可能な障害を負った場合など。保険金は免除されるが補償は払っていたときと同額下りる。

*5 一応「こらえる」で耐えればひんしにならずに発動させることは可能。ただし、効果抜群技を覚えている相手との対面で効果抜群技が飛んでくるタイミングに「こらえる」を使用しなければ1ターンを無駄にする上、技スペースを1つ埋めることになるため無駄が多い。