ポケットモンスター ソード・シールド エキスパンション・パス

登録日:2021/04/04 Sun 01:00:02
更新日:2025/05/31 Sat 20:10:26
所要時間:約 12 分で読めます





『ポケットモンスター ソード・シールド』の
世界が広がるダウンロードコンテンツ


ポケットモンスター ソード・シールド』のダウンロードコンテンツの総称。
シーズンパス形式になっており、
第一弾「鎧の孤島」が2020年6月17日から、
第二弾「冠の雪原」が2020年10月23日から配信されている。
また、2020年11月6日には本体とエキスパンション・パスをセットにした『ポケットモンスター ソード・シールド+エキスパンション・パス』が発売された。

概要

ポケットモンスター』シリーズ初となるダウンロードコンテンツで、新しいマップやシナリオが追加され、メインシナリオ攻略中に出会えなかったポケモンとその生息エリアなどが解放される。
初代シリーズの『ピカチュウ』から『ウルトラサンウルトラムーン』までは、マイナーチェンジ版の発売という形でマップとシナリオが追加されていた。*1
しかし、別のソフトとしてコンテンツを追加する形式はシナリオ攻略を最初からやり直すことになる上、第六世代以降は同世代の後発作品で新登場したポケモンや技を先発の作品では利用できないという問題があった。
シナリオややり込み要素のボリュームが増えれば増えるほど、それまでのプレイをリセットされる問題は深刻だった。

『ソード・シールド』ではダウンロードコンテンツという形式を採用し、アップデータでゲームシステムを拡張することにより、シナリオをやり直すことなく追加要素をプレイできるようになった。
このあたりはハードがSwitchに移行したことで様々な仕様が大きく変わったおかげだろう*2


なお、『ポケットモンスター』シリーズは通信プレイが要で、従来のマイナーチェンジと同じ形式でポケモンを追加すると、DLC購入者と未購入者の間で相互通信ができなくなるため、DLCのシステムはマイナーチェンジとは異なるものになっている。
マップやシナリオ、ポケモン図鑑などは有料コンテンツという形式をとっているが、ポケモンの追加自体は無料アップデートに含まれる。
このため、システム上はDLC購入者のセーブデータで捕まえたポケモンをDLC未購入者のセーブデータに通信交換で送ったり、DLCの新技や新ポケモンを引き連れた状態でDLC未購入者と通信対戦を行ったりできるようになっている。
まあ、『剣盾』買って交換や対戦をやってる人はだいたい素直にDLCまで買うんだけど。
ハードの性能が上がったことやデータ容量に従来より余裕が生まれた*3こともあってか、追加要素の量は従来のマイナーチェンジ版とは比べ物にならない。


ストーリー

基本的にメインシナリオの進行には影響しない、サイドストーリー的な扱いになっている。
ただし全ての要素を開放するためには殿堂入り後のメインシナリオまで全てクリアする必要がある。

「鎧の孤島」

「ヨロイパス」を手に入れた主人公はブラッシータウン駅からヨロイ島へと向かう。
ヨロイ島にはマスタードが開いているマスター道場があり、先日ブラッシータウン駅から旅立ったトレーナークララ/セイボリーもいた。
主人公は道場の門下生となり、他の門下生らと共に競い合いながら「秘伝のヨロイ」獲得を目指して、マスタードが与える試練へと挑むことになる。

「冠の雪原」

主人公は「カンムリパス」を手に入れ、ブラッシータウンから今度はカンムリ雪原へと向かう。
駅を出たところで出会ったのは探検服を身にまとった中年男性ピオニーとギャルな娘のシャクヤだった。
カンムリ雪原には伝説のポケモンが多数生息しているらしく、ピオニーは主人公に対し伝説ポケモンの探索を依頼する。

舞台

追加マップは屋外部分がワイルドエリアと同じオープンワールド形式になっており、各地の巣穴でマックスレイドバトルが発生する。
出現するポケモンはヨロイ島・カンムリ雪原のみに生息するポケモンの他、ワイルドエリアのレイドで通常特性しか出現しなかったポケモンが隠れ特性ありで出現する。


ヨロイ島

スパイクタウンの東にある孤島。
ブラッシータウン駅からワイルドエリア駅の東へ行き、そらとぶタクシーに乗り継いでたどり着く。
元々は無人島だったものをマスタードが買い取り、トレーナーの修業の場として発展させた。
ガラル地方ジムリーダーライバル達も修行に訪れており、ヨロイ島各地で姿を見かけることがある。
モチーフはマン島だが、東洋風の道場などはかつてイギリス領だった香港をモデルにしているのかもしれない。

カンムリ雪原

ハロンタウンよりも南にある山岳地帯。
ブラッシータウン駅からひたすら南下してたどり着く。
かつてはあちこちに集落があったようだが、過疎化が進んでおり、フリーズ村以外の集落は廃れて久しい。
巨人の眠る遺跡があるほか、豊穣の王と呼ばれる伝説のポケモンを祀った神殿が山頂に築かれている。
非常に強い野生ポケモンが多数生息しており、殿堂入り後に挑むくらいで丁度良いレベルになっている。


キャラクター

ヨロイ島で出会う人

クララはソード限定キャラ、セイボリーはシールド限定キャラ。主人公が来るよりも少し前にマスター道場に入門した、『鎧の孤島』シナリオ限定ライバル。
エキスパンション・パス配信開始前に追加された、ブラッシータウン駅のイベント*4でひと足早くその姿を拝むことができる。
細かい経緯は異なるが、いずれもジムリーダー(クララ:どくタイプ・セイボリー:エスパータイプ)を目指していたところを挫折してマスター道場へとたどり着いた。

マスター道場の師範を務めている老人。
普段はただのゲーム好きのゆるい爺さんだが、実はかくとうタイプ使いの元チャンピオン。ダンデの師匠でもある。
本気を出すとジャージを脱ぎ捨て、衰え知らずの肉体を持つ厳格な道場師範としての姿を見せつける。

  • ミツバ
マスタードの妻である女性。夫とは大きく年齢が離れている。
元々ビジネスウーマンだったがマスタードに出会い、妻の座に収まった。その為主人公がWを渡すと持ち前の交渉力でロトミや自動販売機を調達してきてくれる。
一見するとただの専業主婦だが、道場師範である夫を日々支えている関係で、日々自身の体やポケモン勝負の腕を鍛えている。
戦闘開始時にはボールをすごい勢いで投げ、ダイマックス発動時には巨大化したボールを握力のみで掴んで投げている。

  • ハイド
マスタードとミツバの一人息子。いつもパソコンを弄っている。
ウッウの姿を象ったマシン「ウッウロボ」を開発し、4つのアイテムを合成して新しいアイテムを作らせることができる。
父の友人であるジョウト地方のボール職人がぼんぐりから珍しいモンスターボールを作るのを見て、
ウッウロボでその技術を再現しようとしているが、職人技を工学技術で再現するのは難しいらしく、成功率が非常に低い。

一番手のライバル枠としておなじみ。殿堂入り後のザシアンザマゼンタイベントと双拳の塔のイベントの双方をクリアすると道場に姿を見せる。
ソニア博士の助手としてヨロイ島に住んでいるポケモンの生態について調べているらしい。
道場最後の試練に付き合ってくれるほか、主人公が見たことのない野生ポケモンを見かけると教えてくれる。


カンムリ雪原で出会う人

娘を連れてカンムリ雪原探検に訪れた中年の男性。
カンムリ雪原に生息する伝説のポケモンについて、主人公に調査の手伝いを依頼してくる。
顔がローズと瓜二つでローズ同様はがねタイプのエキスパートだが、ローズとは裏腹にとても暑苦しい性格であり、人の説明を聞かない。
一方で主人公が伝説のポケモンを探して息詰まると殆ど答えに近いヒントをくれる、主人公に別荘を「好きに使っていい」と勧めるなど親切なところがあり、裁縫で探検服を手作りするなど手先も非常に器用である。

  • シャクヤ
ピオニーの娘。主人公と変わらないくらいの年頃で、ギャルっぽい見た目と口調が特徴的な少女。
暑苦しくおせっかいな父親を鬱陶しく思っているが、親子仲が険悪というわけではなく、ピオニーがちゃんと話を聞きさえすれば良い親子関係が築けそうな雰囲気である。
直接バトルすることはないが、マックスレイドバトルやダイマックスアドベンチャーで助っ人として参加してくれることがある。
なお、レイドの手持ちは意外にもガチゴラス。このごっついポケモンをシナリオに登場する若い女の子トレーナーが使っているのは珍しいが、彼女自身はお気に入りでいつも可愛がっているらしい。……もしかして、ギャルと恐竜

マグノリア博士の孫であり、ポケモン研究者となった女子力の高いお姉さん。
殿堂入り後のザシアン・ザマゼンタイベントをクリアした後、フリーズ村を訪れると姿を見せる。
ホップと手分けして調査を行うことになり、彼女はカンムリ雪原を受け持ったらしい。
相棒のワンパチを連れてフリーズ村の民家にホームステイを行っている。
歴史資料から伝説のポケモンについて調べるのがソニアの専門分野であり、カンムリ雪原では伝説のについて調べている。

その他

  • 助手
殿堂入り後のイベントでソッドとシルディがソニア博士の研究所に送り込んだスパイ…だった人。
ソッドやシルディと共にガラル地方を巻き込んで大騒動を起こした詫びとして、改めてソニア博士の助手となるのであった。
ソニア博士とホップが不在の間、ボランティアとして留守番を務め、2人が帰ってきた後は改めて正式に助手として働くのであった。

ソニアが名付けて曰くシーソーコンビ。ガラルスタートーナメントでまさかの再登場を果たす。
騒動のお詫び行脚を行った挙げ句、ガラルスタートーナメントにもスポンサーとして出資していたらしい。
なんとも金持ちらしい、潤沢な資金を有意義に使った贖罪の仕方である。
なお、トーナメントにも参加するがスポンサー特権による参加であり、実力自体は低い。
メタ的に言えばこの2人も含めて冒険の途中で出会った主要なトレーナー全員が再登場すること自体に大きな意味がある。

新ポケモン

  • ガラルヤドン
スパイスを含んだ食料を食べた結果、頭や尻尾が黄色くなるなどの変化を引き起こした。
ヨロイ島の砂浜にごろごろ生息しているが、みずタイプはなくなっている。
エキスパンションパス発表後、体験版イベントとしてブラッシータウン駅で1匹捕まえることができた。

ガラルヤドンにガラナツブレスを使うことでガラルヤドランへと進化する。
ガラナツブレスはガラナツのえだを8個集め、ヨロイ島のワークアウトの海にある小島の女性に渡すことで作ってもらえる。

ガラルヤドンにガラナツリースを使うことでガラルヤドキングへと進化する。
ガラナツリースはガラナツのえだを15個集め、カンムリ雪原のうみなりの洞窟にいる老婆に渡すことで作ってもらえる。
なお、『冠の雪原』で追加された形態だが、カンムリ図鑑ではなくヨロイ島図鑑に載る。

  • ダクマ
マスター道場秘伝のヨロイと言われる子熊のようなポケモン。
小柄だが、しっかりと育て上げれば強い姿へと進化を遂げる。

ダクマを育てて双拳の塔にある掛け軸を見せることで進化した姿。
あくの塔で掛け軸を見せればいちげきのかた、みずの塔で掛け軸を見せればれんげきのかたへと進化を遂げる。どちらの塔に入りどちらに進化させるかは、ストーリー中で選ぶことになる。
ダイミツを混ぜたダイスープを飲ませることで進化後の姿に応じたキョダイマックスの姿になることができる。

カンムリ雪原に伝説が伝わる伝説のポケモンで、豊穣の王と呼ばれる。枯れた畑に作物を実らせる力を持つ。
単体ではそこまで強くないが、愛馬を操り人馬一体となることで真の力を発揮する。

氷の白馬のような姿を持つ伝説のポケモン。豊穣の王の愛馬その1。
暴れん坊であり、欲しい物を力づくで奪おうとする好戦的な性格をしている。
パワーとスタミナに優れており、豪雪地帯や悪路を突き進むことができる。

闇夜の黒馬のような姿を持つ伝説のポケモン。豊穣の王の愛馬その2。
孤独と静寂を好むが、自分の静寂を侵す者には容赦なく襲いかかる。
視覚は退化しており、代わりにそれ以外の感覚で周囲の状況を把握することができる。

2匹の愛馬のどちらを入手するかはストーリー中で選ぶことになる。

久々に追加されたレジロックレジアイスレジスチルの仲間であるレジ系のポケモン。
レジ系3匹を捕まえて連れて行くと遺跡の扉が開き、中に入って二者択一で捕まえることができる。
更にレジ系5匹を手持ちに入れた状態で巨人の寝床にある光らない巣穴を調べると、レジ系の王であるレジギガスも出現する。

カンムリ雪原のダイ木の丘に棲んでいる伝説のポケモン。近づくとガラル地方各地に逃げ去ってしまい、追いかけて捕まえることになる。
いずれも原種の面影を留めてはいるが、全体的に暗色系のカラーリングになっており、タイプもひこう以外は全く異なるものになっている。
なお、色違いは揃って原種と同じカラーリングになる。


新要素

おしゃれカード

ヨロイ島駅の前でクララ/セイボリーに勝つと入手できる。
新しい衣装や髪型が追加され、剃りこみ入りのツインテールやツーブロック、男性用スーツや女性用パンクファッションなどが開放される。
きせかえのバリエーションが大きく広がり、エール団員、ローズマリィのなりきりコーデもできるようになる。

連れ歩き

ヨロイ島かカンムリ雪原限定ではあるものの、HGSS以来となる連れ歩き機能がフル3Dという形で久々に登場している。
前作USUMではハードの処理能力の限界を攻めていいたため、ハウが最初のパートナーに選んだポケモンを連れ歩く形で擬似的*5かつ断片的に描かれていた*6が、本作ではハードのスペックが上昇したため本格的な連れ歩きが実現した。

ダイスープ

マックスレイドバトルを行ったエネルギーの余波を受けてヨロイ島内各地に生えてくるダイキノコ3個を使って作ることができる。
キョダイマックスの姿を持つ種族のポケモンのみに飲ませることが可能で、通常個体とキョダイマックス個体を切り替えることができる。
ただし、ウーラオスはダイキノコの味を苦手としており、ダイミツ1個とダイキノコ3個を使うことで通常個体とキョダイマックス個体を切り替えることができる。メルメタルには使えない。

また、フシギバナカメックスゴリランダーエースバーンインテレオンには新たにキョダイマックスのすがたが追加されており、ガラル御三家はダイスープによってのみキョダイマックス個体を入手することができる。カントー御三家については、ミツバからキョダイマックスの素質を持つフジギダネかゼニガメを貰える。

ウッウロボ

ウッウの姿を模したハイドお手製のロボットで、4種類のアイテムを飲み込ませると別の新しいアイテムを生み出すことができる。要するにリサイクルボックス。
投げ込んだアイテムの組み合わせ次第では貴重なアイテムが手に入ったり、ぼんぐりを4種類投げ込むと稀にぼんぐりのモンスターボールを生み出すことがある。

教え技

自力習得するポケモンがいない珍しい技をヨロイこうせき5個と引き換えでマスター道場の門下生に教えてもらうことができる。
従来の教え技ラインナップは「げきりん」「ばかぢから」など、一部のポケモンのみが自力で覚えられる技でわざマシンの100枠に収まらないものが片っ端からマイチェン限定の汎用教え技となっていた。
剣盾ではわざマシンの割り振りが見直され、従来のわざマシンと教え技を中心にわざマシン・わざレコードへと技を振り直し、教え技は全て新しい技へ変わった。
各タイプ1個ずつ計18個存在し、「ダブルウイング」のようなオーソドックスなものから「うっぷんばらし」「ポルターガイスト」のようなこれまでに無い仕様を持つものまで存在する。また、フィールド関連の技も多い。
りゅうせいぐん」「てっていこうせん」のように自力では覚えられない技だが、従来の汎用教え技のような感覚で教えることができる。
専用教え技の類ではないため、ミュウは例によって全ての教え技を覚えられる。

しばり組手

マスター道場の試練をすべてクリアするとマスター道場裏のバトルコートで挑戦できるようになる、一種のバトル施設的な要素。
タイプ統一のレベル50フラットで連戦を行うルールで、負けるまでひたすら門下生と連戦を行う。
ダイマックスはプレイヤー側のみ使用可能である一方、自動回復はなく2回までしか全回復を行うことができない。
勝利報酬は1勝するごとに3BP、5連勝するごとに30BPがもらえるため、バトルタワーよりも稼ぎやすい。
連勝記録更新を目指してひたすら連戦を行う部分は上級者向けになっている一方、各タイプで最低5連勝を達成すればそのタイプの扱いはマスターした(=クリア扱い)となり、全タイプの扱いをマスターするときせかえアイテムがご褒美としてもらえるようになっている。

ダイマックスアドベンチャー

カンムリ雪原のマックスダイ巣穴で発生する。4人チームで連続レイドバトルをこなし、伝説のポケモンに挑む。
シリーズ恒例となる伝説ポケモンの収集要素だが、レイドバトル形式で突破難易度が上がっている半面、レイドバトルに勝てば確定で捕獲できるため、レアなボールを使って遠慮なく捕まえることができる。個体値4V保証(そのせいで低個体値狙いはさらに修羅の道だが)。
途中に出てくるポケモンも色違いやキョダイマックス個体や通常レイドで手に入らない隠れ特性個体など珍しいポケモンが一定割合で出現する。*7
道中も含めて捕まえたポケモンは1匹だけ持ち帰ることができるが、この時伝説ポケモンを持ち帰らなければ再度捕獲に挑戦することができる。
ただし消費したレアなボールだけは帰ってこない上、終了後は自動セーブされるため、レアなボールを投げて非理想個体だった場合はペナルティ覚悟でリセットするか*8、苦行を行なって予め大量にレアなボールを用意しておく必要がある。

とくせいパッチ

ポケモンの特性を隠れ特性に変えるアイテム。
とくせいカプセルと違って元に戻すことはできないが、個体値が優秀なのに特性が残念だったポケモンを救済することができるようになった。また、これにより入手不可能な隠れ特性がなくなった。
需要の有無はともかくとして、ヒードランの隠れ特性は3世代10年越しにようやく解禁となった。
ミントや王冠と合わせて使用することにより、愛着のあるポケモンを対戦向けの能力を持った個体へと育て直すこともできる。おうかんやミントと違い、パッチで隠れ特性にしたポケモンから隠れ特性を遺伝させることも可能。
非常に貴重なアイテムである分だけ入手コストも高めで、レイドやダイマックスアドベンチャーで手に入るマックスこうせき200個と引き換えに購入することができる。
あやしいパッチとは特に関係ない。

ガラルスタートーナメント

殿堂入り後のザシアンザマゼンタイベント、ヨロイ島とカンムリ雪原のメインシナリオをすべてクリアすると開放される。
ジムチャレンジで壁として立ちはだかったジムリーダー、ジムチャレンジに挑む冒険の途中で何度も腕を競い合ったライバルなど、ガラル地方トップクラスのトレーナーらとマルチバトル形式のトーナメントで戦うことができる。
チャンピオンカップ再戦がセリフ少なめで周回プレイ向きだったのに対し、こちらはお楽しみ要素が強く、日頃見ることができないような掛け合いを見ることができる。
チャンピオンカップに招待できたトレーナーに加え、招待できなかったポプラや、師匠のマスタード、マイナーリーグのジムリーダーになったセイボリー/クララ、相変わらず自由を謳歌するピオニーも登場する。

メタな言い方をすれば登場キャラに関する補完・掘り下げ要素で、マルチバトル形式とはいえ、殆どの主要トレーナーとここで再戦できる。
ホップがトレーナーとしてどう成長して行くのか、ビートとポプラの関係、ジムリーダー同士の関係、ソッドとシルディのその後など様々な後日談や舞台裏も断片的にではあるが語られていく。
このトーナメントでスポットが当たらないのはオリーヴと逮捕されたローズ程度だが、オリーヴも別のイベントで登場する上、ローズもイベント内で大きく話題に上る。


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最終更新:2025年05月31日 20:10

*1 『X・Y』もマイナーチェンジの発売が検討されていたと思われる形跡がある。

*2 『スマブラ』のように理論上は3DSの段階でもできなくはなかったが、そこまでできるか不透明だった第六世代は仕方ないとして、第七世代はNew3DSですら時折処理落ちするほど限界まで要素を詰め込んだらしく、DLCという形で追加要素を配信するのは難しかったものと思われる。

*3 ゲーム本体の容量だけで見ても剣盾はUSUMの3倍弱ある

*4 体験版的な要素であり、エキスパンション・パス購入の有無に関わらずイベントが発生する

*5 NPCの連れ歩きはキャラクターをポケモンに同じ方向に歩かせるだけで済むが、プレイヤーの連れ歩きはプレイヤーの進む方向を取得した上でポケモンを一歩後から追従させることになるため、理屈が全く異なるものとなる

*6 ポケモンを複数同時にボールから出すこと自体、3DSのスペックでは厳しかった

*7 このうち色違いのみ全戦闘が終了し持ち帰るポケモンを選ぶ場面で判明する。

*8 3回以上途中でリセットするとペナルティとしてマックス鉱石を没収され、リセットを繰り返して行くと最大10個のマックス鉱石を没収される