登録日:2022/12/28 Wed 22:12:57
更新日:2025/10/29 Wed 09:37:38NEW!
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覇王と明王、二つの力を受け継いだ正統なる後継者
……を騙る慮外者。
◆解説◆
| 死神覇王 XENARCH VR 闇文明 (5) |
| クリーチャー:デーモン・コマンド/ダークロード 6000 |
| G・ストライク |
| W・ブレイカー |
| このクリーチャーが出た時、自分のクリーチャーを1体破壊してもよい。そうしたら、相手は自身のクリーチャーを1体選んで破壊する。 |
| 自分の手札を捨てた時、このクリーチャーが自分の墓地にあれば、手札に戻してもよい。 |
コスト5ながら基礎パワー6000の2打点持ちというコスト論を超えた優秀な基礎スペック。
これ自体は《
一王二命三眼槍》を初めとして度々登場しており珍しくもないが、ゼナークの場合はG・ストライクに加えて更に二つの効果を有している。
まずはcipで自分のクリーチャーを破壊しつつ、相手のクリーチャーも1体選ばせて破壊するというもの。
所謂「選ばせ除去」というやつで、相手プレイヤーから選ばれた際に強烈な効果を発揮する《
熱血星龍 ガイギンガ》といった疑似的な破壊耐性持ちを突破できる。
能動的に自分のクリーチャーを破壊する効果でもあるので、破壊時に効果が発動されるクリーチャーとコンボして使える。
もちろんゼナーク自身も破壊できるため、召喚→自壊で単純な除去手段として使うのも手である。
そして自分が手札からカードを捨てた際、墓地にこのクリーチャーがあれば手札へ回収できる第二の効果。
同名カード縛りといったものはなく、墓地にゼナークが複数枚あれば手札を捨てる度に任意の数だけ戻せる。
相手に
ハンデスされた際に手札の総数を回復する手段として活用できる他、手札コストで発動するような効果も実質ノーコストで扱える。
また名称カテゴリ上は「死神」に属するクリーチャーなので、死神サポートの恩恵も受けられる。
場に《死神盗掘男》がいればゼナークを自壊させると同時にカードを1枚引けるし、cipで《死神人形ベルベル》を破壊すれば墓地のゼナークを召喚して除去を連発できる。
採用する上でネックとなるのは《滅界の魔将バフォロメア》の存在。
あちらもゼナークと同様にコスト5のG・ストライクかつW・ブレイカー持ちであり、種族も同じくデーモン・コマンドと殆ど同じ性能をしている事に加え、出たターン限定で相手クリーチャー全体のパワーをマイナス3000する効果を持つ。
小型メタクリーチャーを一掃できるという明確な役割があり、G・ストライクで相手に見せれば展開の抑制も期待できる。
1:1除去の効果はともかく手軽に墓地から手札回収できるのは他に無い利点であり、使用するならこのカードならではの強みを活かしていきたい。
【闇王ゼーロ】なら《
凶鬼37号 グルル》と共に墓地回収及び手札コストとして活躍できる事が見込まれており、【ギャラクシールド】で手札1枚捨てる事ではシールドブレイクを回避できる《
「雷光の聖騎士」》と組み合わせて延々と粘るコンボも考案されている。
他にもかの【
サガループ】が全盛を迎えていた頃には、ループの中で手札を捨てる際にゼナークを回収する事で手札枚数を増やしていく重要な役割を担っていた。
◆派生カード◆
「月からの軍勢?そんなもの、ジャシン帝とやらに任せておけばよい」
| 死神覇王 ブラックXENARCH SR 闇文明 (6) |
| クリーチャー:ダークロード 9000 |
| 各ターンの終わりに、このクリーチャーが自分の墓地にあり、自分のマナゾーンに闇のカードがあれば、自分のタップしているクリーチャーを3体破壊してもよい。そうしたら、このクリーチャーを自分の墓地から出す。 |
| ブロッカー |
| W・ブレイカー |
| 自分のクリーチャーが出た時または離れた時、相手は自身のクリーチャーを1体選び、破壊する。そうしなければ、相手は自身の手札を1枚選び、捨てる。 |
王道篇で登場した新たなゼナークの姿。
ターン終了時にタップされたクリーチャー3体を生贄に墓地から蘇り、自分のクリーチャーが出たり離れたりするたびに相手の盤面を破壊、さらに盤面が空なら手札まで破壊してしまう恐ろしい能力を持つ。
「タップされているクリーチャーが3体」というのは一見達成しづらく見えるものの、ハイパーモードに代表される王道篇でのタップ能力推しもあって思いのほか早期に着地可能。一度着地してしまえば軽量クリーチャーを出し入れすることで恐ろしい勢いで盤面と手札を狩り尽くす。
オリジナルでも【青黒ゼナーク】として一定の活躍が見られたが、真の主戦場は《
零龍》有するアドバンス環境。
ゼナークの早期着地に成功すれば3ターン目の全ハンデスも珍しくなく、ゼナークを引けなくても早期の零龍卍誕で殴り切るアグロプランも存在と速度と器用さを兼ね備えた【黒単ゼナーク】として猛威を振るった。
一時期環境を支配したその影響力からか2025年8月12日付で
殿堂入り。
環境における活躍でいえば、ゼナークどころかモナーク系列のクリーチャーの中でも間違いない出世頭筆頭である。
後述する背景ストーリーでの小物臭さもあって意外に思われもしたが、よもやここまで活躍するとは誰が予想できただろうか…
| 凶怖覇王 ブラックXENARCH VR 水/闇/火文明 (4) |
| G-NEOクリーチャー:デーモン・コマンド/ダークロード 6000 |
| G-NEO進化:水、闇、または火のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(カードが下にあれば、NEO進化クリーチャーとして扱い、離れる時、かわりに下のカードすべてが離れる) |
| スピードアタッカー |
| W・ブレイカー |
| このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚を墓地に置く。その後、カードを1枚、自分の墓地から手札に戻す。 |
| 各ターン、はじめてカードが自分の墓地から離れた時、相手は自身のエレメントを1つ選び、破壊する。そうしなければ、このクリーチャーは相手のシールドを1つブレイクする。 |
王道Wで登場したゼナーク第三の姿。
これまで闇単色を保ってきたゼナークだが、ここに来て
火文明と
水文明を取り込み
多色クリーチャーとなった。
なお、この水/闇/火の所謂
クローシスカラーは王道Wにおける
アビスの担当色であり、図らずもジャシンと同じ色になっている。
コストはこれまでで最軽量の4であり、通常クリーチャーか除去耐性付きの
進化クリーチャーのいずれかを選んで召喚できるG-NEO進化持ち。
性能はコンボ色の強かった前二つからガラリと変わっており、まずはcipで墓地肥やしと手札回収を行える。
後者の墓地から回収する効果に関しては文明もカードタイプの指定もなく、カードであれば何でも手札に戻せるのが魅力的。
また、各ターンに一度自分の墓地からカードが離れれば相手にエレメント除去を強制し、できなければシールドブレイクを行う。
cipと連動した効果であり、墓地からのカード回収に呼応して出したターンには起動できる。
おまけにスピードアタッカーも持っているので進化せずとも召喚酔いせず、単純に考えてもコスト4で2打点+エレメント除去か3打点という破格の性能を誇る。
また、前回は失っていたデーモン・コマンドを取り戻しており、侵略を始めとした
コマンドの戦略にも対応するようになった。
その代わりなのか、初代から引き継がれてきた《死神》の肩書きを失っているので、そちらの名称カテゴリサポートは受けられない点に注意。
◆関連カード◆
| 覇王ブラックモナーク SR 闇文明 (10) |
| 進化クリーチャー:デーモン・コマンド/ダークロード 17000 |
| 進化:自分のデーモン・コマンド1体の上に置く。 |
| T・ブレイカー |
| このクリーチャーが攻撃する時、闇の進化ではないクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。その後、闇のクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。 |
ゼナークのモチーフとなった闇文明の総大将。
見た目もこちらのデザインがベースとなっており、パッと見はモナークの強化形態かと見違うほど。
デーモン・コマンドとダークロード両方の種族の受け継いでいる一方、効果面ではモナークのアタックトリガーによる強力な踏み倒しが影も形もない。
こじつけるならクリーチャー2体の蘇生が破壊に置き換わった形だろうか。
| 死神明王 XENOM SR 闇文明 (7) |
| 進化クリーチャー:デーモン・コマンド 13000 |
| 進化−自分のデーモン・コマンド1体の上に置く。 |
| T・ブレイカー |
| ブレイク・ボーナス |
| BB-相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。 |
ゼナークのモチーフとなった死神の首領。
上述の通りデザインのベースはモナークだが、代わりに身体の各部に見られる水色の瞳やバロムを象った杖、角の形状に翼の有無などゼノムを構成する要素がふんだんに盛り込まれている。
モナークと同じく効果面においてブレイク・ボーナスによるハンデスの面影は存在せず、どちらかと言えばゼノムの前身とされる《死神の邪剣デスライオス》の1:1除去効果寄りである。
| 死神ゼノミック・バキューム UC 闇文明 (3) |
| 呪文 |
| S・トリガー・プラス(この呪文を自分のシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい。それが相手のターンで、そのターン中に自分のシールドが2つ以上ブレイクされていれば、この呪文にP能力を与える) |
| 相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-4000する。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される) |
| P−相手は自身の手札を2枚選んで捨てる。 |
アビス・レボリューションに収録された呪文。
過去に登場した《吸魂バキューム》と《デモニック・バイス》を組み合わせたような性能とネーミングだが、イラストにはなんとゼナークが描かれている。
掌と腹と触手の目からエネルギーを吸い上げる様子が描写されていて、ある意味ゼナークを堪能できる1枚。
| 死神XENARCH・ハンド R 闇文明 (6) |
| 呪文 |
| S・トリガー・プラス(この呪文を自分のシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい。それが相手のターンで、そのターン中に自分のシールドが2つ以上ブレイクされていれば、この呪文にP能力を与える) |
| 相手のクリーチャーを1体選び、破壊する。 |
| P−このターン中に出た相手のクリーチャーをすべて破壊する。 |
第二弾でも引き続き登場したゼナーク関連の
S・トリガー・プラス呪文。
周囲に魔方陣を展開してバロム杖からビームを照射するゼナークのイラストがやたらカッコいい。
効果は《デーモン・ハンド》のほぼ上位互換で、条件を満たせれば相手クリーチャーを大量除去できる。
何気に「死神」と「ハンド」の名称カテゴリを併せ持っており、サポートの観点ではそこそこ輝く1枚。
| 死神ゼノミックナウ C 闇文明 (2) |
| 呪文 |
| S・トリガー(このカードをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ実行してもよい) |
| 各プレイヤーは自身のクリーチャーを1体選び、破壊する。 |
王道Wでもやっぱり登場したゼナーク関連カード。
イラストの構図はDM24-BD4 「ナイトメア黙示録デッキ バロムの章」に収録された際の《ドンドン吹雪くナウ》のパロディになっており、フレーバーテキスト、カード名もそちらを彷彿とさせる。
《クリティカル・ラブ》に似ているが、こちらは多人数戦において全員のクリーチャーを破壊することが可能となっており、良くも悪くも盤面を荒らしやすい。
そしてフレーバーテキストには衝撃の真実が…。
| 黒怖剣 ゼナグニル UC 闇文明 (3) |
| クリーチャー:マスターズ・レガシー/フュージョナー 3000 |
| このクリーチャーが出た時、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。 |
|
| 超魂X(これがクリーチャーの下にあれば、そのクリーチャーにも以下の能力を与える) |
| このクリーチャーが離れる時、カードがこれの下にあれば、かわりに下にあるカードをすべて墓地に置く。 |
DM25-RP3「王道W 第3弾 邪神vs時皇 ~ビヨンド・ザ・タイム~」に収録されたマスターズ・レガシーサイクルの1枚。
イラストでは
ゼナークが《暗黒剣 フラヴナグニル》に貫かれる衝撃的な姿が描かれているが…?
効果についての解説はフラヴナグニル及び
夜の四天王の項目を参照
◆背景ストーリー◆
この時代における
超獣世界では「
闇文明の後継者」を自称する漆黒の一団がいた。
同じ闇文明の
アビスロイヤルは、古の支配者が永い時を経て復活したイレギュラーな存在なので、本来は漆黒の一団こそがこの時代に生きる闇文明の主要勢力である。
中でも《
死神覇王 XENARCH》と呼ばれるクリーチャーは別格だった。
圧倒的すぎる強さのあまり、戦局が一方的になりすぎるとして恐れられていた《
覇王ブラックモナーク》。
そして、あの《
悪魔神バロム》よりも遙かに格上の存在として崇められていた《
死神明王 XENOM》。
闇文明に伝わるかの二大重鎮の力を受け継いでいるとされており、まさに「闇文明の正統後継者」を名乗るに相応しいクリーチャー…
ではなかった。
「覇王と明王の力を受け継いだ」というのは全くのデタラメで、本当はただそっくりなだけの一般デーモン・コマンド/ダークロード。
有りもしない力を騙り後継者を勝手に名乗る、とんでもない不届き者だったのだ。
ゼナーク含む漆黒の集団は《
アビスベル=ジャシン帝》の復活をどの文明よりも早く察知し、密かにその力を我が物にしようと「深淵」へ乗り込んでいた。
しかし
ジャシンには尽く敵わず敗北していき、ゼナークも敢えなく敗れ去ったものと思われる。
更にはこの時の戦いが原因で大変動が発生、闇を除いた四つの文明にもジャシンの復活を知らせる切っ掛けとなってしまった。
かくして自称「闇文明の正統後継者」は、五文明の中で最初に闇文明の始祖たるアビスロイヤルの餌食となるのであった…。
すっかり殺されたものと思われていたが、なんと生きていた。
漆黒の一団の他メンバーと共に生存しており、何とか「深淵」から脱出できたようである。
しかし持ち前の傲慢な態度は全くブレておらず、一団に向けて「深淵?そんなもの、ジャシン帝とやらに任せておけばよい」と語ったとか。
コテンパンに敗北してもなお、自分>>>>ジャシン帝というスタンスのようだ…。
とはいえ、同じく文明を代表する立場の《
首領竜 ゴルファンタジスタ》が後に「深淵」に引きずり込まれた際には、逃れる事も叶わずジャシンに敗北を喫し、一度は完全に死亡すらしている。
それを考えると、自分達から「深淵」に乗り込んでおきながら逃げ帰れるだけのしぶとさを持ったゼナーク達は相応の実力者なのだろう。
なんとここに来て突然、《
死神覇王 ブラックXENARCH》という新たな姿へと進化を果たした。
相も変わらず傲慢であり、超化獣と
夜の四天王の背後で暗躍する《
暗黒剣 フラヴナグニル》に対して
「暗黒剣とやらが活躍していると?ふむ、それは闇文明の代表としては許せんな」と
勝手に代表面をして調査を開始。
暗黒剣が月から来たものと知った際には
「月の支配はオリジンどもに任せていたがなぜ……」と疑問に思い、自ら月に出陣する。
そして月に向かい、
「暗黒剣とやらよ、我こそ闇文明の代表なり!いざ戦わん!!」と吼える…が、既に暗黒剣は
月から出撃した後だった。
その声は気持ちよく寝ていた一般
パンドラボックスを起こすだけとなった。
◇王道W
ゼナークが「真の死神」として魔誕のための贄になることを知った《レイノ・ウッシ》。
かつて《死神令嬢バロメアレディ》が覇王に対してそうしたように、レイノ・ウッシはゼナーク本人に掛け合ったが、
ゼナークは「そんなものジャシンに任せておけばいい」と答えたのだった。
レイノ・ウッシが聞きつけた「真の死神」魔誕の真相とは、喜怒哀楽を極めた夜の四天王に加え、ゼナークに秘められたある感情に目を付けた暗黒剣による計画であった。
その感情とは、即ち「恐怖」。
暗黒剣と戦うべく月を訪れた先の襲撃において、実はゼナークは内心ビビっていたのだ。
その姿に暗黒剣は夜の四天王に欠けた最後の感情を見出し、自らの身体を五分割した内の一振りをゼナークの身体に埋め込んでいたのである。
そしてゼナークは死神の肩書きを捨て、秘めたる感情の名を冠した《
凶怖覇王 ブラックXENARCH》へと変貌を遂げる。
新たに三つの文明を宿したその力は、《
悪魔世界ワルドバロム》魔誕の際に夜の四天王と共に生贄となったジャシンの肉片の内、暗黒剣自身が捧げたジャシンの核に等しい《
邪心臓の魔法陣》と皮肉にも同じであった。
それに呼応するかのように、ゼナークからマナの力を得た暗黒剣が《
黒怖剣 ゼナグニル》となってその身体を突き破っていく。
真の死神、ヴリドガルド完全体の魔誕という暗黒剣の目的のため、ゼナークは最後のピースとしてジャシンに代わる役目を任され、果てるのであった。
◆備考◆
正統なる後継者として
また、ゼナークと同じく縁もゆかりもない存在でありながら烏滸がましくも後継者を自称するクリーチャーとして、《
邪眼大帝 ラスト・ロマノフ》が挙げられる。
あちらは
DS世界にて完全復活を遂げた《
キング・ロマノフ》が《
龍世界 ドラゴ大王》に討たれたために
ロマノフ一族が滅亡し、その後に残された邪眼の伝説から無関係の
クリスタル・コマンド・ドラゴンが末裔を自称し始めたという経緯がある。
このように背景ストーリーではゼナークと似たり寄ったりなクリーチャーだが、カード面での性能はというと
ロマノフ本家に比肩する能力を秘めている。
モナークにもゼノムにも遠く及ばないゼナークとは何が違うのだろうか…?
闇文明の代表として
背景ストーリーにおいて「闇文明の代表」を自称するゼナークだが、文明とカードの観点で見ると意外にも筋が通っている。
まずはゼナーク自身、少なくとも《死神覇王 ブラックXENARCH》までは闇単色を保っている。
また、ゼナーク関連のカードである《死神ゼノミック・バキューム》《死神XENARCH・ハンド》も全て闇文明である。
更には漆黒の一団のメンバーとされる《ノイジー・ウクレレ》《黒神龍スカルシューム》《倍掘人形ニモドース》も全員が闇単色で構成されている。
◆余談◆
- フレーバーテキストに書かれている「慮外者」とは、不埒だったり無礼だったりする者を指した熟語。
主に武士に対して無礼を働いた者に使われる罵倒の句で、ゼノムとモナークがナチュラルに武士相当の存在として扱われている。
- このカードが収録されたアドレナリンパックでは「アドレナリンXVer.」として一部カードに文字エフェクトが刻まれているのだが、ゼナークの場合はデカデカと「モナーク」の文字が書かれている。
詐称のくせに後継者アピールが激しすぎる…。
追記と修正、二つの力を受け継いだ正統なる編集者……を騙る慮外者。
- アニメの戦闘シーンだけ見ると台詞も声もカッコいいんだけどね… -- 名無しさん (2022-12-28 22:30:15)
- むしろラスト・ロマノフは自称ロマノフは自称ロマノフでも、「正統なロマノフの継承者はキング・ロマノフに見込まれ授かった力を我が物とする試練を乗り越えた者」であるのに対し「キング・ロマノフ全く関係なしにロマノフの継承者を名乗っても全く遜色のない力を自ら持っている」ことがある意味歴代の正統継承者より凄いと思うの -- 名無しさん (2022-12-28 23:52:46)
- 見た目も名前もモナークとゼノムが完璧に調和してる120点満点の秀デザ&秀ネーミングなだけに実は慮外者のギャップがエグい…カードの性能は個性あってわりと使える部類なのが幸いだな -- 名無しさん (2023-01-06 20:06:34)
- 慮外者の方が先に項目出来ちゃってる -- 名無しさん (2023-01-06 21:10:02)
- 案外虚像の大富豪 ラピス・ラズリあたりの遠い親戚なのかもしれない>>本当はただそっくりなだけの一般デーモン・コマンド/ダークロード。 -- 名無しさん (2023-01-07 10:53:36)
- 特撮に出るヒーローの偽物、とりわぇ見た目はにせてるけど本質は違うタイプの偽物に近い雰囲気を感じる -- 名無しさん (2023-01-08 22:12:21)
- こいつ絶望神サガと組めばお手軽にメルゲループの動きを再現できるってよ -- 名無しさん (2023-04-24 10:20:36)
- ↑2 オーブダークノワールブラックシュバルツみたいな感じ。そういえばブラックモナークもノワールモナークもいるしダークモナークは存在は語られてるからじゃあ次はシュバルツモナークなのか? -- 名無しさん (2023-07-22 00:10:09)
- ゼナークの活躍を密かに期待してる -- 名無しさん (2023-11-11 18:20:17)
最終更新:2025年10月29日 09:37