登録日:2018/03/12 Mon 10:43:14
更新日:2025/04/24 Thu 07:28:05
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この項目では
都市伝説の中でも、
ゲームに関わるものを紹介する。
ほとんどはただのヨタ話やジョークの類であるが、一部真偽不明のものや、噂を意識したのかリメイクや続編に際して本当に導入されたものや、巡り巡って真実だったことが判明したものもある。
関連項目
マリオシリーズ
アイドルマスターシリーズ
後に何等かの事情でPSP版にデータのみ入っていたのが発見された事で裏付けが取れ、
真実であることが判明した。
詳細は
Zエンド項を参照。
第二回ロケテ以降は(少なくともプレイヤーがたどり着けるエンディングとしては)実装されていなかったため、
第一回ロケテスト参加者のみが見ることができ証言をしていた幻の、そしておそらく幻であるべきエンディングである。
- 最初期のシンデレラガールズではカードイラストでトレス行為や著作権・版権無視が行われており、一部アイドルはその結果新カードの排出が差し止めになった
公式からの発表がないため詳しくは不明だが、
神谷奈緒、伊集院惠、
南条光の3名が指摘されている。現在は全員がイラスト差し替え済。
このうち惠、光は長らく新カードが出なかった為、
「トレスの責任を取る形で新カードが差し止められているのではないか」とする噂が一時期語られていた。現在は光はボイス実装済みであり、惠も他のボイス未実装アイドルと同じ位の頻度で新カードが排出されている。
尚、南条光に関しては特撮ヒーローファンという設定な事や、差し替え前に描かれていたヒーローが
当時の最新作と
ネット上で滅茶苦茶ネタにされていた方々だった事や、アイマス含めてスポンサーが同じなので、わかる人にはわかる系のネタのつもりだったのでは?(つまりわざとだった)とする説も。
因みにいずれの差し替え前のイラストもアーカイブが残っているので検索すれば普通に出てくる。
デレマスではないが、シャイニーカラーズで実在する水着をそのままのデザインで出してしまい、販売元の方がお気持ち表明したというのは本当の話。
こちらは本当にトレースだったらしく、謝罪と共に後からデザイン変更が行われた。
- アイマスの世界観ではバブル崩壊の時期が現実とは異なる
アイマス世界のバブルは現実よりも長く続いていたというもので、元々は
片桐早苗のバブル絡みの設定が明らかに現実の年代と合わない事から来たネタ。
後にアイマス全体の時系列を整理すると丁度作中における伝説の超大物アイドルの全盛期がバブル崩壊の時期と重なる事が判明、一気に信憑性を帯びる事となった。
但しアイマスはいわゆる
サザエさん時空を導入しており、どの年を基準にするかによって時系列も大幅に変動するという点には注意。
なお、発端である片桐早苗については後に「少女時代にバブル期のあれこれに憧れていた」という設定が追加明かされている。
でもやっぱり年をとらないので現実時間とのズレは大きくなっている。
- ミリオンライブ!の一部キャラはアイマス2の没キャラの流用
まず、時系列としてアイドルマスター2は5名の新キャラが登場すると事前情報では宣伝されており、一部キャラクターはビジュアルが公開され、その担当声優とされる人物の情報もリークされていた。
だが、いざ箱版が発売されてみると実際に登場した新キャラはjupiterのメンバーのみで、5名も登場する事はなかった。
その後、PS3版のセーブデータのサムネイルにゲーム中に一切登場しない「謎のキャラクター2名」が表示されることが確認されていたのだが、実装予定だったが没になったキャラでは?と推測されていた。
その後、ミリオンライブ!が発表されていたのだが、公開された新規アイドルの周防桃子と北上麗花の2名が上記の謎セーブデータに表示されるキャラとデザインが酷似していた事が話題になり、ミリオンライブ!のキャラクターは春日未来、最上静香、伊吹翼の3人が最後に作られたというスタッフインタビューから、キャラクターに割り振られたナンバーは実際に作られた順番の逆順につけられたのでは?と推測され、末尾であった周防桃子、北上麗花、ジュリアの3人はアイマス初期の命名規則に則っている事もあり、アイマス2の没キャラの流用ではないかと半ば確定的に囁かれていたが決定的な証拠がなく、結論は出なかった。
……だったのだが、2021年に
流出したTGS試遊ロムの内部データが解析され、ついに真実が明らかに。
結論から言うと、周防桃子、北上麗花、ジュリアの3名は
アイマス2新たにプロデュース可能なアイドルの予定だった没キャラの流用というのは事実だった。
りんこ(現周防桃子)の歌唱データやジュリアのボイス、更には
アイドル名「北上麗花」などグラフィック含め多数のデータが発掘され、ガチの没キャラが何かの間違いで特定画面の画像に登場してしまっていたという真実が明らかに。
桃ちゃん先輩は本当に松田の先輩だったのだ!
先述のように、箱2でいったん没になった後に『ミリオンライブ!』にてりんこ→
周防桃子、れいか→北上麗花、ジュリア→
(そのまま)ジュリアとしてリメイク。実に2年をかけて765プロに迎えられることになった。
尚、没になった理由は相変わらず不明。
今後明かされる事もないだろうが、アイマス2発売後のスタッフインタビューで開発遅延や容量の問題で没になった要素が多数あると語られているため、それが原因と見られている。
因みに、声優リークがあったのが箱版アイマス2の発売一ヶ月前だったので、DLCでの実装をギリギリまで考えられていたのでは?とする説も。
「アイドルマスターシャイニーカラーズ」とコラボした企業や、宣伝に出演した有名人などは、後に不幸な目に遭うというもの。
2022年頃から言われ始めた。具体例としては以下のようなものがある。
- 香川照之→不祥事で番組降板、芸能活動自粛
- 食事宅配サービス「ナッシュ」→パワハラが報道される
- カラオケまねきねこ→アルバイトが不祥事を起こす
- 森永製菓→不正アクセスで個人情報漏洩
- 渋谷109→コラボ開催期間中に火事で営業停止
実際のところどうかというと、シャニマスはアイマスタイトルの中でも特に他企業とのコラボなどに積極的なタイトルであり、コラボの件数自体が多いため、コラボ相手が後に不祥事を起こす確率も上がってしまうというのが理由だろう。
もちろん上記の例でも、シャニマス側には何の責任もないケースばかりなので勘違いしないように。
『スーパーデラックス』の最終章となるモードだが、エンディングでは家で寝ているカービィが描かれる事から生まれた噂。
長い戦いをようやく終えてゆっくり休む微笑ましい光景だが、一方で「銀河にねがいを」は夢オチだったのかと思いこむ人が続出した。
最終決戦でのポーズ画面の解説文には「
マルクのやぼうを さっさとくいとめ、ゴハンたべて ねよう。」というコメントがあるため、これを実行したものと解釈されることが多い。
恐らく
夢の泉が登場したのもこの噂が流れた要因の一つだろう。
中には『スーパーデラックス』の出来事は全て夢と思い込んだ人もいたとか…。
同作ディレクターの
桜井政博氏がTwitterを始めた直後、ユーザーからこの件を質問された際に直々に否定した(曰く「戦いの後の休息」とのこと)。
サークライの演出意図はやっぱり「さっさとくいとめ」たので、「ゴハンたべて」「ねよう」としている、ヒーローの微笑ましい様子、ということだったのだろう。
同ゲーム中には収集要素としてステージ上に散らばる「イラストピース」を集める事でイラストを完成させ鑑賞出来るという要素が存在する。
このイラストは無料DLCのアップデートでも更に追加されていったのだが、最後のアップデートに含まれていた最後のイラストがこれ。
その内容は「
夕日の中、涙を浮かべたカービィが旅支度をしてどこかへ向かっていく」というかなり意味深なものであった。
更にイラスト内には
不吉かつ戦いの象徴として扱われだした蝶まで飛んでいる。
イラストレーターはイニシャルで伏せられているが、HAL研所属の「S.K」とされている事からディレクターである
熊崎信也当人ではないかと言われている。
この事から描かれているイラストは
カービィシリーズ終焉を意味しているのではないか、という縁起でもない噂が流れた。
スターアライズ発表前後から移植や外伝作品のリリースが続いていた事も拍車をかけていたのかもしれない。
が、後に2022年発売の『
星のカービィ ディスカバリー』が発表されたことでこの説はあっさり否定された。
あと改めて「アニカビは別にやっちゃダメなネタではない」のが示されてお祭り騒ぎに。
ちなみに「熊崎の引退説」なども存在したが、熊崎はスターアライズ以降も「
スーパーカービィハンターズ」や「
カービィファイターズ2」等に関わっている。
穿った見方をしなければ、2Dアクションカービィの総決算として始まったスターアライズという作品の締めくくりと見るのが妥当だろうか。
カービィに自分の意思はなく、子供の見ている夢の存在という噂。
この噂によると、作中におけるカービィの強さや残機制は子供の想像する正義のヒーローだからこそ何度死んでも蘇る力と強さを持っているためらしい。
これはカービィの前身企画である『
ティンクル★ポポ』時代の設定であり、「君を見ていると、ずっと昔からおともだちだった気がするよ。」という宣伝の発言もこれを示唆しているんだとか…。
『ティンクル★ポポ』自体はカービィへと変わったが、初期設定を尊重したスタッフの判断で今も裏設定として残してあると噂される。
実際には公式から『ティンクル★ポポ』の情報にはこのような設定を匂わせる発言は見られないため、噂の出所が不明のガセだと見られる。
そもそも『ティンクル★ポポ』から『星のカービィ』への作り直しは開発の末期も末期であり、上述の『ティンクル★ポポ』としてのキャッチコピーが記載された広告が発売時期まで明記して存在していることからもうかがえる。
肝心のゲーム内容としてもタイトルと主人公の名前以外はエクストラモードが追加された位しか内容に変更はないとされ、『星のカービィ』に残っていない設定は『ティンクル★ポポ』にも存在しないと言っていいだろう。
実際、同作の開発においてはディレクターの桜井政博がキャラクターのデザインや世界観の作成をしたとされ、桜井によって同作の開発秘話などもファミ通で連載していたコラムやYoutubeチャンネルの動画などでよく語られているが、このような設定を匂わせる発言はない。
元はさくま良子氏が描いたコミカライズ作品での設定。
シリーズ黎明期、掲載誌である小学館の学習雑誌において「スタッフの人から聞いた裏話」としても掲載されたことがあり、公式設定と解釈するファンも長らく存在した。
後年に入って桜井氏により、先述の
夢オチの件同様に否定されている。
公式ファンブック「プププ大全」によると、当時のタイアップ関係者にはカービィの裏設定が共有されており、世界観はHAL件側できちんと整理されていたようである(例を挙げると、カービィの家はゲーム作品で初登場する『
カービィボウル』の前から設定が定義されており、各種コミカライズ作品でも内装に至るまで同じものが使われている)。
よって「スタッフ間による解釈の違い」という線は薄く、生みの親から否定された以上は小学館側の誤報である可能性が高い。
Wizardryシリーズ
忍者は裸になることによって、ACが際限なく下がっていくので最終的には最強キャラになる…というもの。
裸で能力が上がること自体は嘘ではないが、
- そもそも、裸の方が強くなるにはゲームクリア時間やレアアイテム収集時間を大幅に越えた異常なレベリングが必要
- 計算式上、ACをどんなに鍛えても攻撃を喰らう可能性がある
- 特殊攻撃への防御効果を装備品から得られないため、特殊な攻撃で死ぬ可能性が出てくる。総合的には普通に装備した方が強い
- FC版のIではバグによりキャラのACを鍛えても全く意味がない
などコストとリターンが釣り合っておらず実用性に乏しく、とてもではないが最強とは言い難い。
実際にやったプレイヤーはほとんどいないのに「裸の忍者」のインパクトで噂ばかり大きくなったという点においてまさしく都市伝説。
- 『WIZARDRY5~災厄の中心~』のゲートキーパーは『WIZARDRY4~ワードナの逆襲~』で改心したワードナ。
原作者からの回答はなくあくまで考察の一つだが、ワードナの逆襲では行動選択次第では善になり更には世界の真理を知ることから「5のゲートキーパーは改心したワードナなのでは」という説がある。竹内誠の小説版ではその説を採用している。また、Ⅳのアレンジバージョンではそれを意識したのか全アイテムを収集してから魔女に再度会い無理やり拉致されて結婚させられるエンディングを迎えるとⅤでゲートキーパーを拉致したソーンが次の周回から召喚モンスターとして配備される。
ちなみに、1の依頼主であるトレボーは「地下四階のモンスターコントロールセンターの人間族(種族は不明だが戦士や忍者など、少なくともこちらの初期の五種族を外れてはいないだろう)パーティーを倒した後にやっと当初の目的を語る声が響く」「戦争狂」とまっとうなRPGならば「本当にこんな人間のために強力な魔除けを手に入れるべきなのか?」と疑問符が付く存在であるため、
他の日本の小説や
TRPG、また公式のwizardry関連作品であっても「古の文明を破壊した魔に魅入られた邪悪な精神の持ち主」とワードナ以上の悪役としてネタにされる傾向にある。
ロックマンシリーズ
- ロックマンが海外では「メガマン(Mega man)」という名前なのはちゃんとした理由がある。
ロックマンシリーズで一番有名な都市伝説の1つ……と言っていいモノなのかすら曖昧な不思議な噂。
ちょっと検索してみるだけでもわかるが
①海外では麻薬を意味するから麻薬男になってしまうから
②そのまま直訳すると岩男になってしまって意味が分からないから
③古いマーベルコミックに
同姓同名のヒーローがいたので名称被りを防ぎたかったから
などと「こういう理由があって変わった」という点だけは共通しているが、肝心の「変わった理由」に関してはてんでバラバラという恐ろしくふわふわした都市伝説なのである。
変更の経緯については、当時
カプコンのアメリカ法人でロックマンの海外展開を進めてたジョゼフ・モリシ氏が、1993年のゲーム雑誌のインタビューにてこう語っている。
「あのタイトルは酷すぎました。そこでMega Manという名前を思いついたんです。するとそのアイデアは気に入られて北米版で使われることになりました。ゲーム内容は日本版と全く同じでしたけどね。」
……要するに氏が「酷すぎた」と感じただけでちゃんとした理由はないらしい。
当作品で習得できる隠し技「
波動拳」を撃つ際の声「ハドウケン!」が、有名声優の緒方恵美によるものという噂。
ラジオで緒方本人が「エックスの声を当てたことがある」と語っていたため、事実であろうと誰もが思っていたのだが、2013年、コンポーザーの山本節生のインタビューで「開発チームの女性スタッフが入れた」との証言があり、ガセであったことが判明した。
では、緒方の証言は何だったのかという謎も残るのだが、出演作の多い声優なだけに、何かと混同したのではないかという説が有力。
「隠し要素で、しかもあんな短い台詞に、そんな有名声優を呼ぶはずがない」という山本の主張がおそらく正しいのであろう。しかも声のデータは、圧縮と高速再生のせいで誰のだかわからなくなっているのだし。
ただし山本の認識は少し間違っている。
というのも、緒方が人気声優としてブレイクしたのは1994年の『
魔法騎士レイアース』のエメロード姫役や、1995年の『
新世紀エヴァンゲリオン』の碇シンジ役を次々に射止めた所から。
セーラームーンの天王はるか役も担当したが、彼女の初登場は美少女戦士セーラームーンSからなので1994年放映である。
ロックマンXが発売された1993年で緒方が担当したメインキャラは実質的に『
幽☆遊☆白書』の蔵馬役しか存在せず、当時の時点ではあくまでも有望な新人でしかなかったのである。
1990年代前半はゲームの性能の上昇に際して作品に声優のボイスを入れる作品が増え始めていた時期であり、新人だった緒方もいくつかの作品でボイスを収録しているため
緒方がブレイクしたことによる仕事の急増も相まって、これらが勘違いの種となってしまった可能性が高いだろう。
本作の依頼(サブクエスト)に行方不明の父が残した遺言の謎を解き明かしてほしいというものが存在し、その依頼主が犬飼の娘ではないかという噂。
依頼のために訪れる場所が、ビーストマンV3を倒さなければ開放されず、犬飼はワイリーに処分されているので、行方不明にも該当する…というもの。
一部のファンの中で事実のように語られる話ではあるが、公式からの名言はない上、幾つか犬飼に当てはまらないという事例でもあり、否定的な意見も多い。
- 流星のロックマンシリーズには『4』が存在し、ストーリーのプロットまで作られていた
『3』で完結した
流星のロックマンシリーズには、実は『4』が存在していたとの噂。
2019年6月頃に、海外にて「2009年頃に続編の企画が構想されていた」として、コンセプトアート的なイラストが拡散された。
拡散元の説明によると「エグゼシリーズの主人公である
光熱斗の子孫であるカズマという天才ハッカーが登場する」「エグゼのキャラであるデューオ関連の話になる」「スバルがカズマと共に賞金首になってる」などの設定だとのこと。
このように企画は練られていたが、流星をコラボさせたエグゼ1のリメイク『ロックマン エグゼ オペレート シューティングスター』の売上不振によって計画は頓挫したという。
詳細不明のコンセプトアートなどのデザインの完成度は高いと言えるが、公式関係者から出た話でもなく、ただの妄想によるファンアートであると見る説が強い。
一応言っておくと、シリーズは『3』で完結しているが、以後も続編がやれそうな伏線のような描写も蒔かれていたことは事実ではある。
モンスターハンターシリーズ
元々が世界観に深みを持たせるために「あえて」作中で語っていない裏設定や決まってない設定が多く、都市伝説もまた多い。
しかし、「ハンターのパーティーが4人である理由」「ネコタクの給料はハンターの成功報酬から引かれている」などは都市伝説ではなくちゃんとした裏設定である。
モンハン世界に古代文明があったのは本当で、過去の遺物とされる巨大な塔や
武器などがその証左である。
但し龍との戦争(竜大戦)及び下記のEQUAL DRAGON WEAPONは、初代『ハンター大全』のみで語られる設定のみでその後の書籍やゲームで語られることはなかった。
『モンスターハンター発想の法則2 禁忌の書』にて久々に言及されたが、藤岡D曰く「考察を含みつつ、ライターさんに文章を膨らませてもらったもの」
「100%真実でない」とのこと。
半分裏設定、半分没設定というのが最も近いか。
- 『モンスターハンター3』(MH3)はそれまでのモンハンシリーズと別の大陸が舞台である
都市伝説と言うより、公式設定の乖離の隙間を埋めるためにユーザーが何とか考え出したフォロー説の一種。
『
モンスターハンター:ワールド』(MHWorld)で
公式設定としての新大陸が登場しているため、事実上否定されているが、それに代わる穴埋め説は何も登場していない。
MH3では原点回帰をテーマに登場モンスターの種類も大幅なリフレッシュが成され、
リオレウスや
ディアブロス等と言ったごく一部のモンスターを除き、殆ど全ての既存モンスターがリストラされ、新規のモンスターが登場している。
このような生態系が根底から変わっているかのような大幅なモンスター入れ替えについて、
世界観設定上の説明が何もなかったため、ユーザーの間で「今までとは異なる大陸を舞台にしているために生態系が違うのだ」という考えが自ずと生まれた。
これが新大陸説である。
必然的に、MH2までの舞台が便宜上「旧大陸」と呼ばれるようになった。
しかしMH4ではMHP2G以前のモンスターも多数復活し、新旧モンスターがごちゃ混ぜで多数登場したため、この説は怪しくなってくる。
一応舞台は今までとは異なる「バルバレギルド」の地域であるため、遠く離れた別ギルド管轄地域なのでは、という考えも出たが、
MH4Gで旧大陸の部隊の一部の「ドンドルマ」「旧砂漠(セクメーア砂漠)」が復活し地図上では別大陸でも何でもなかったため、
「旧大陸にもMH3組のモンスター普通にいるじゃん」という話になってしまった。
そして
MHXでも新旧の様々なモンスターが復活。
更に旧大陸とされた「ココット村」「ポッケ村」新大陸とされた「ユクモ村」に(
飛行船で向かう設定とはいえ)行けるようになり、
ユーザー間で(MHWorldより前の範囲で)
新(旧)大陸なんてなかったという考えが浸透した。
MH2で捕まえたラージャンにキリンの蒼角をエサとして与えると喜んで食べることから囁かれるようになったもの。
一般的にラージャンが古龍クラスの危険生物であること、発電機構がイマイチ謎だったことから「キリンを食って電力を補給しているのでは?」と言われていたが、確証はなかった。
キリンが属する古龍種を捕食対象とする生物自体が存在していなかったこともあり、否定的な意見も根強かった。
しかし、モンハンフェスタ2013にて「成体になったラージャンは、キリンの蒼角を折って食べるとはじめて電気が使えるようになる」と(噂と断った上でだが)設定公開された。
更にMHWorldで遂に生きたキリンを狩るラージャンが描かれ、公式に「ラージャンはキリンを捕食する」ことが明確になった。
正式に公開していなかっただけでMH2の時点で裏設定としては固まっていたらしく、闘技場システムを実装した際「MH2でペットにできるモンスターの中ではラージャンが最強になるので育成難度を高くして釣り合いを取りたい→入手に手間がかかるキリンの蒼角を好物にしよう→なぜ好物なのか理由を付けよう」という流れで設定が固められたとのこと。
自然界の生物としてあまりにもありえない特徴が多すぎ、むしろ生物兵器と呼んだ方が妥当そうなその戦闘に特化した生態から囁かれるようになった。
また、「黒龍」と呼ばれる一連のモンスター達の中でアルバトリオンだけが明らかに異色な存在である(名前に「ミラ」が含まれない、作中世界においてその存在を示唆する伝説や神話の類が見当たらないなど)ことも、「古代文明が作った後放置した生物兵器」説を後押しした。
ただ、アルバトリオンはその後デザインコンセプトなどが明かされるようになり、それに古代文明などの要素がないことから、否定意見も増えている。
「なにいっ、リュウがいない!一体どこへ…?」を始めとして「真の格闘家を目指して旅を続けるストイックな主人公」という一面ばかり描かれ、それ以外の私生活や人となりが知れるような描写が殆どないせいで多くのユーザーに自然と信じられてきた噂。親友の
ケンが財閥の御曹司というのも憶測を助長させた一因であろう。
貧乏という表現はともかくとしても、各地を放浪してその場その場で日銭を稼ぎつつ、その日暮らしの毎日を送るような生活スタイルを想像していたプレイヤーは非常に多い。
当時出版されていたパロディ4コマ漫画などでもリュウ=貧乏として描かれているものがちらほらあったり、「『
ポケットファイター』で
豪鬼でさえノリノリでコスプレするのにリュウ一人だけほぼコスプレしないのは貧乏で衣装が買えないから」等という説が流れるなど、ユーザー間で共通認識のように思われていた。
長い間これと言った否定材料もなかったのだが、『ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション』発売時のファミ通に掲載されたリュウとガイルの誌面対談(という設定の記事)で
リュウ本人の口から否定された。
曰く「自分には定住所もあるしオフの日はそれなりの生活をしていて自由になる金もそれなりにある。断じて放浪者ではない」「俺達ストリートファイターは世界中の様々な所で戦ってるんだからその時の
飛行機代はどうしてると思ってるんだ」とのこと。
確かにストリートファイターシリーズのアーケードモードでは世界地図をバックに飛行機で移動しながら各国のファイターの元へと望む演出がお馴染みとなっているが、あれは演出ではなく本当に飛行機に乗って世界各国を飛び回っていたのだ。
あの分の飛行機代をきちんと払えるとなると、ちゃんと職を持っていると考えるのが当然の話ではある。いつ、どんな仕事をして収入を得ているのかは不明だが、リュウはちゃんと仕事をしているようだ。
麻薬取り引きの
用心棒・中国の飲食店(中平版)、日雇いの肉体労働・道場経営・ストリートファイトで自分自身に賭ける(クラブ・カプコン
Q&A)など公式に近いところでも複数の例は挙げられている。スパ4のリュウの称号で「住所不定、無職」がある辺り、公式でもいまいち設定を統一しかねていた節があるが。
……ただそうすると、長いことアマゾンの奥地で暮らしてた
ブランカはどうやって飛行機代を払ったのか気になる所ではある(「ダン(一応とはいえ同門のさくらも?)と連絡を取らないで、ひとりで参戦した」可能性が高い作品があるため、立て替え説も否定されている)。
上記の設定はゲーム中殆ど語られない殆ど裏設定のようなものだったが、スト6のワールドツアーモードにてようやく収入についてゲーム内で触れられており、
基本的には旅先の現地で稼いだその日暮らしの生活をすることが多いが、まとまった金が必要な時はケンに渡された「黒いカード」を活用している……要するにまさかのブラックカード持ちである事が明かされた。
本人はカードの仕組みを良く分かっていないが、決してケンに養ってもらっているという訳ではない。管理や保証はケンが行っているが。
歴としたリュウの資産(格闘大会の賞金やゲスト参加の出演料、トラブル解決の謝礼など)が貯まっており、「リュウの金の使い方では一生かかっても使い切れない」程度には持っているらしい。
ストリートファイターⅡにてザンギエフはソ連の最高指導者ゴロバチョフ書記長と大学で同じレスリング部に所属していたという公式設定があったことから
「ゴロバチョフ書記長の元ネタである現実のソ連のゴルバチョフ書記長はモスクワ大学出身。ということは
ザンギエフも同じくモスクワ大を卒業したのではないか?」
という考察がなされ、
あの筋肉ダルマの投げキャラなザンギエフが実はインテリというギャップを受けて急速に広がった噂。
これに関してはザンギエフの記事を見て貰えるとわかりやすいが、インテリだったのは間違っていない……というか間違ってなかったことにされた。
また、「ザンギエフは将来日本人女性と結婚して日本国籍を取得し、東京都知事に就任する」という噂もあるが、これはあくまでゲーム雑誌で展開されたアンオフィシャルな想像図である。愛国心の塊であるザンギエフが祖国を捨てるというのも考えにくいし。「日本人女性」ということでレインボー・ミカを想像した人も居たようだが、恋愛面で確定という訳ではないようだ。
なお、ザンギエフそのものとは直接関係ないが、このエピソードについて語られる際大抵「モスクワ大学は
東京大学以上の難関大学」という話にも触れられるが、実際のところ世界大学ランキングなどを参考にすると、(これらの統計自体データの取り方でランキングが前後するとはいえ)大体東大が世界30位前後、モスクワ大が世界90位前後であり、少なくとも客観的なデータで「東大以上」と言えるものは数少ない(もちろん決してモスクワ大のレベルが低い訳ではなく、世界屈指の名門大学である)。
どうも、「入学志願者倍率が東大以上なので、入試難易度は東大以上」というような話が一人歩きしたものらしいが、入試システムも大学の人気度も全く異なる国同士の比較で入試難易度を比べることは極めて困難であろう。
豪鬼の出演の有無に関する噂。
カイリは作中でも屈指の強キャラであり『EX』のストーリー終了後に豪鬼と死合いを行い、生存している事が明らかになっている。
……それだけなら「あの豪鬼と戦って生き残るほどの実力者」で終わるのだが、問題なのは2以降豪鬼自身がEXシリーズに全く登場しなくなったのである。
殺し合いの勝負をした後、カイリだけがEXシリーズにレギュラー出演し続け、豪鬼の出番が皆無……ということで「ストーリー勝利後に行われた死闘でカイリは豪鬼を殺害して勝利した」という噂が自然とユーザー間に浸透していた。
更にここに「カイリが豪鬼を殺害したことで製作スタッフはカプコンから不評を食らい、2以降豪鬼を出す許可を得られなくなった」という因果関係がごっちゃになった尾ひれがつく場合もある。
後年になってアリカの副社長である三原一郎がツイッターで「そもそも豪鬼を殺すようなストーリーにしてないけど、それでカプコンさんがキレるわけないし、カプコンさんの許可を取らずにそんなストーリーを出すわけがない」ときっぱり否定している。
身も蓋もないことを言ってしまうと、豪鬼が強いのは確かなものの、本気で殺すつもりだったはずの
剛拳だって三島親子だって生きている。
豪鬼が出なくなった理由は不明だが、恐らく2以降はカイリが
瞬獄殺や阿修羅閃空のような技を使う殺意系キャラへと変化していったため、その差別化のためかと思われる。
- 初代ストリートファイターに登場するマイクとシャドルー四天王のマイク・バイソンは同一人物
現代の格闘ゲームの原点となった2が有名すぎてあまり触れられない初代ストリートファイターだが、対戦相手の一人に「マイク」というマイクタイソンをモチーフにした黒人ボクサーが登場する。
2以降は同じタイソンモチーフで、よりキャラ立ちしたマイク・バイソンがいるため、初代以外で正式に再登場した事はない…のだが、明言されていないだけでそもそも両者は同一人物なのではないか、というもの。
モチーフが被っているだけといえばそれまでだが、何せビジュアルやファイトスタイルはおろか、名前まで被っているキャラクターが同一シリーズに二人にもいて、それが全くの赤の他人というのも変な話ではある。
但し、バイソンは名前が肖像権に配慮して海外ではほかの四天王と入れ替えてバルログとなっている一方、マイクはそのままなので、これをひっくるめて同一人物だと考えるとそれはそれで不自然な話となってしまい……
と、あくまでも都市伝説に過ぎない範疇ではあったのだが『スーパーストリートファイターIV』の公式ブログのコーナー「質問に答えちゃうシリーズ(11)」でこの質問に対して、プロデューサーの塩沢夏希が「おそらく同一人物であると思われます!」と発言。
「おそらく」「思われます」という曖昧な言い回しではあるが、まさかの公式で同一人物と明言された。
……はずだったのだが、『ストリートファイターV』の公式サイトで公開されている『シャドルー格闘家研究所』において、
「バイソンとよく似ているがよく見ると違う」「一度強盗で逮捕されて服役していたが、出所後は貧しい人達を支援したり、子供達にボクシングを教えたり、地域貢献もしている善人」と設定された。
設定が行ったり来たりでややこしいが、少なくとも現行設定ではマイクとマイク・バイソンは別人ということで落ち着いたようだ。
むしろ、塩沢夏希の発言は独断によるものだったらしく、関係者はこの件について聞かれると「……まぁ、その話はこれ以上は」「塩沢プロデューサーは……同一人物と言ってましたね」と困惑していた。
最近では、スト6で
アンドレとヒューゴーは別人だったのかと物議を醸している。
ポケモンのガセでお馴染みのワザップ!から拡散された噂。午前4時44分44秒に自宅で幽霊が出現し、データが消えるらしい。
案の定多くのユーザーが物は試しにと実行したが、幽霊なる存在が出た人は誰もいなかった。時間帯が特殊な以外は通常のプレイでデータが消えるとしている点も含め、ワザップらしさ全開なガセだったと言える。
そもそも噂の元の投稿も「プレイアー」と誤字っているなどの部分がネタにされる。
何だかんだで多くのYoutuberなどが実証プレイ動画をアップロードしたこともあり、とび森における代表的な都市伝説として扱われている。
なお「とびだせ」以前より幽霊のキャラクター自体は存在している(ゆうたろう)が、こちらは飛び散った人魂を集めるとアイテムをくれるボーナス的キャラである。
また、深夜に自宅のテレビをつけると不気味な映像が映るのはガチであり、これが噂の原型になっている可能性がある。
『やりすぎ都市伝説SP 2020春』で関暁夫が紹介した都市伝説「
人類がVR空間に移住する」という話から発展した噂。
どうぶつの森のゲーム内容はその都市伝説における構想内容が正に当てはまるゲームであり、VR空間に人類が適応するための前準備だという。
「VRとあつ森がどう結びついたんだ?」と思うだろうが、多分「のんびりと日常生活をゲームで体験する→仮想空間で生活する人間」という解釈だろう。
この都市伝説の信憑性について聞かれたら「関暁夫」としか評価しようがない。
万が一この都市伝説が本当だとしたら、任天堂という企業はフィクション作品の秘密結社もびっくりな勢力である。
むしろ都市伝説の内容よりも、番組の放送時期はあつ森の発売日から然程経過していないにもかかわらず、すぐにこんな壮大な都市伝説が生まれるまでになったあつ森の大ヒットっぷり(と関の想像力)に注目すべきだろう…と言える。
ゲームとしての完成度やストーリー、ヒロインと宣伝されたアリーシャの扱いなどで大きく批判され炎上したゼスティリアに関する噂その1。
「最初はアリーシャがヒロインだったが、途中でロゼに変更された」というもの。
また、離脱後も武器が売られていたりするため消し忘れたのでは?とも。
序盤から登場していた仲間が唐突な設定で離脱することになり、その後この超重要設定はエンディングまでほぼ顧みられない事などから言われることとなった。
一応流れとしては「主人公がこの一件で人間社会が抱えているとある問題の深刻さを思い知る」というエンディングで主人公が下す決断の伏線になっているのだが、本作は詳細な説明がされていない部分が多く、件のエンディングについてもイベントの端々から繋がりを匂わせる程度の描写しかないため、わかりにくい事は否めない。
これについてはキャラデザの人直々に「最初から途中離脱キャラとして注文を受けた」と暴露されている。
キャラデザの人が「離脱しないと思って描いたのに、シナリオを見ると離脱してて驚いた」というキャラがいたのは事実だが、それはアリーシャではなく別の男キャラの話である。
また、別のインタビューでは当初は人間ではなく異種族の女性を起点に世界観を構築した事や、キャラデザの発注が後半だった事などに言及されており、いずれもアリーシャがヒロインだった可能性とは相容れない情報である。
しかし関連グッズやゲーム雑誌でメインヒロインと記載されたり、初報で大々的に宣伝したり、公式サイトではいたる所で(モブに過ぎない)アリーシャがかなり目立っているなど、
この説も鵜呑みにしてはいけないが、単なる都市伝説とも言い切れないところがある。
もっとも、これらに対して反論する声も根強かったりするのだが。
また、それとは別に「当初は天族のヒロインがいたが、恋愛要素を無くす事が決まったため、どうしても恋愛を連想させるヒロインも没になった」と考える説も存在する。
こちらの説では当初のヒロインの役割は現在のライラとミクリオに受け継がれたとされる事が多い。
しかしこちらは明確に否定する材料こそ無いものの、出発点がやや飛躍気味の印象論であるため、やはり鵜呑みにはしない方がいいだろう。
上記の炎上騒動に纏わる都市伝説の一つ。
声優陣のツイートをソースとして「ロゼは他のキャラより1年遅れて声が収録されている=後付けで捻じ込まれた証拠」とされているのだが、
実際のツイートは「オーディションは発売日の2年前」と「収録期間は1年」という物で、それを「前者は2年収録しているのに後者は1年しか収録していない=後者は1年ズレている」と解釈した奴がいたというのが実際のところらしい。
おまけに後者のツイートは前者のツイートの3ヶ月前の物で、「1年」ズレるのは物理的に不可能というオチまで付いている。
そもそもゲームの音声収録と発売日がズレること自体ははっきり言ってよくあることとしか言いようがなく、本作の炎上騒動の中で鵜呑みにされたのだろう。
- ゼスティリアのアリーシャアフターのラストに「to be continued...」と表示される。
またまたゼスティリアに関する噂。
明らかに打ち切りのような内容だったが故に、何時頃からは不明だが、プレイヤーの間ではこの表記がされるというのが公然の事実として語られていたのだが、実際にはゲームには存在しない。
当時はほぼ全てのプレイヤーが存在を信じていた程のものだが、海外版にその表記がなかったのを機に国内版を見てみたところ、最初からなかったというなんとも不可思議な話。現在でも「自分は見た」という意見が多々あがってくるが、動画、画像などは一枚も存在しない。
ここまでならよくある都市伝説というか誤解であり、炎上に便乗したプレイヤーが笑いものにされる…はずだったのだが、プロデューサーがファミ通のインタビューで「to be continuedという表記に決める会議をした」という発言をしてしまった事で、上記のアリーシャ関連も含めて開発は嘘をついているに決まっている、という層が生まれる事となってしまった。
但しファミ通側は「続きがありそうな終わり方でしたが?」という聞き方で、「to be continued」とは一言も言っておらず、言い出したのはプロデューサーの方である。
当該作品そのものが炎上した際に特にこの点が取り上げられたため、未だに火種となりやすい話題である。
ゼスティリアとベルセリアは同じ世界が舞台だが、ベルセリアでこの世界にある仕掛けを施した真の黒幕の存在が判明したため、この黒幕と対決する3作目があったのではと言われている。
この黒幕については両作品ともにストーリー中では全く触れられず、ベルセリアのクリア後に行けるダンジョンで存在が判明する。
両作品はいずれもストーリー自体は単体で完結しており、この黒幕については特に明かす必要もないため、3作目の布石ではないかと言われていたが、次回作『アライズ』は独立した作品であることが発売前から明かされている。
しかし、仮にベルセリアで語られた存在が本当に3作目で対決する黒幕であった場合、どう考えても重大なネタバレにもほどがあるので、そもそも語られた内容を素直に受け取っていいものかも少々疑問は残る。
むしろ致命的なネタバレにはならない情報だったからこそ、ベルセリアで明かす事が出来たとも考えられるが…。
- テイルズ オブ ザ テンペストはマザーシップタイトルだったがあまりに出来が悪すぎて炎上したため後からエスコートタイトルだったことにして火消しを図った。
これについては「マザーシップタイトル」と「エスコートタイトル」についてをまずは説明する必要がある。
この用語は2020年頃まで公式で使われていたシリーズ作品の区分で、平たく言うと「マザーシップタイトル」が所謂他作品における「ナンバリングタイトル」に相当するメイン作品、「エスコートタイトル」はそれらから派生した
スピンオフ、外伝作品の総称であった。
現在はこの区分は撤廃されており、公式用語としては死語となっている。後継として、独自の世界観群を持つ作品群「オリジナル」と別の複数のシリーズ作品からキャラクターが集う「クロスオーバー」の括りが用いられている。
この用語が使われ始めたのは2007年頃からなのだがその前年にテイルズ オブ ザ テンペストが発売された。
テイルズ オブ ザ テンペストは他の作品のスピンオフや外伝的作品ではなく独自の世界観を持って独立した作品であり、明らかに「マザーシップタイトル」に分類されるであろうはずだったのだが、何故か新たに発表されたこの区分においては外伝作品等が属する「エスコートタイトル」に分類されており、あからさまに不自然な扱いとなっていた。
実のところテイルズ オブ ザ テンペストはその出来にかなり問題がありファンの間で波紋を呼んでいたため、
わざわざ「マザーシップタイトル」「エスコートタイトル」の区分を設けた上で「テンペスト」に「非主流派」の烙印を押して注目されないよう日陰者に追いやり、あまつさえ「非主流なんだから(多少の不出来は)仕方ない」的な風潮を醸成して火消しを図ったのではないかという
あまりにも下衆すぎる憶測が流れてしまった。
結局のところ、テイルズ オブ ザ テンペストが「エスコートタイトル」に分類された理由は判明しなかったが、いくら何でも上記の憶測のような理由で分類されたとは信じがたく、その可能性は高くはないだろう。
実際のところネットで語られる事はまずないが、テイルズ オブ ザ テンペストにはテイルズでは珍しい3人までの通信協力プレイを前提にしたダンジョンが用意されており、「エスコートタイトル」とされたのはこれが理由という可能性もある。
なお、上述の通り現在は「マザーシップタイトル」「エスコートタイトル」の区分は撤廃されており、「オリジナル」「クロスオーバー」の区分となっているが、そちらではテイルズ オブ ザ テンペストは「オリジナル」として扱われている。
パワフルプロ野球シリーズ
- パワプロで阪神タイガースの選手の査定が強いのは開発から贔屓にされているから
パワプロシリーズの実在選手の能力査定は様々な意見があるが、阪神タイガースの選手の査定は強く贔屓されているという都市伝説。蔑称として「珍査定」と呼ばれることもある。
現実の成績に見合っていない程に強い選手として設定されることが多く、謎査定の代表例としては
- 『実況パワフルプロ野球10』における濱中治のパワー設定(前年108試合出場で本塁打18本の選手がパワーA)
- 『11』の鳥谷敬(当時は新人にも関わらず、他チームの下手な全盛期選手並みの能力があった)
- 『14決定版』上園啓史の特殊能力(ジャイロボールが追加。『実際に投げているのではないか』とよく推測されていた松坂大輔などを差し置いてのもの)
辺りが有名。
阪神が暗黒時代だった90年代は実は順当に査定は厳しかったことで「多少強くされる時期があっても仕方がないのでは」というフォローもファンからは出ていたが、阪神が現実でAクラス常連になるとあまり見られなくなった。
他にも贔屓にされているという根拠としては「ゲームの発売元のコナミが関西企業」「プロデューサーが阪神ファンを公言していた」「実況パワフルプロ野球10の超決定版の
サブタイトルの存在」なども挙げられている。
ところが、実際は阪神以外の球団でも査定に賛否両論がある選手は多いので「たまたま阪神が謎査定の例として目立っただけで、特に深い意図はないのでは」とする説も強い。特に実際の成績が悪かったチームは性質上ゲームバランスとの両立が困難ではある
2010年代以降のシリーズでは、阪神はかつて言われていたほど贔屓に見える査定はされていないとする見解もある。
そもそもスポーツ選手の能力を万人が納得する形でゲームに落とし込むことが難しいため、何をしても色々と言われることは避けられないだろう。
ちなみに、阪神に限らず初期の能力査定にいい加減な面があったことは開発自身が認めており、一部の有名選手を除く野手全員の走力、肩力、守備力が15段階評価(当時)中「8」にされていた事があったという。
- パワプロクンポケットシリーズのスタッフと小島秀夫の関係は好ましくない
パワプロのスピンオフシリーズとコナミ出身の有名ゲームクリエイターの関係性に関する噂。
パワポケにはゲームクリエイターを元ネタにしたチーム「ドリームドルフィンズ」が存在するのだが、このチームに小島を元ネタにしたと見られる「ビデオ」という選手が登録されている。
しかし、何故かビデオには味方の効果を低下させるデメリット能力である「
ムード×」が設定されており、パワポケスタッフから皮肉られたのではないかと邪推を呼んだ。
また、パワポケシリーズの新作展開の終了と近い時期に小島はコナミの執行役員副社長に就任。
シリーズのプロデューサーを担当していた藤岡謙治が退社後にコナミの上層部に対する恨み節のようなツイートをしていたことや小島がコナミを離れてから数年後に
パワプロクンポケットRの発売が発表されたこともあって、シリーズの打ち切りには小島が絡んでいるなどと噂されるようになった。
実際は小島が上層部にいた事とパワポケシリーズの終了に直接的な関連性はないと見られる。
シリーズの終了は、単純にパワポケシリーズは11以降は売上を低下し続けていたことや本家パワプロシリーズが展開していたハードの事情などの影響を受けたと思われる。つまり、打ち切りの判断自体に不自然な点はなかったりする。
小島が独立後にパワポケの新作発売、というのも事実なのだが、小島退社後に復活したコナミIPというのはパワポケに限った話ではない。
当時コナミの上層部にいた小島がパワポケシリーズの終了を認識していた可能性はなくはないが、コンテンツの終了という方針が小島一人で決断されたとは考えにくい。
何より「ドリームドルフィンズ」は2001年発売のパワポケ3に出てくるチームであり、時間が離れすぎている。
当時は「メタルギアソリッド2」すらまだ発売前の時期である。
ビデオは投手でありながら球速136km/h・コントロールD・スタミナE・変化球はあばたボール(劣化ナックル)の変化レベル1のみ、何故か走力Cで先述の通り「ムード×」持ちと割とボロクソに査定されているが、2011年のパワポケシリーズの打ち切りと関係があるとするには流石に無理があるだろう。
- イチローはOB選手として収録されるのを断り続けている
『2014』での
OB選手の収録復活以降、メジャー挑戦中枠・引退済枠双方で一度も収録されなかったことからほぼ事実と見なされていた都市伝説。
『2022』で収録された際の公式インタビューで、本人が「僕いなかったの?
なんで!?」とばっさりKONAMIとの不仲説を否定したため、ファンの間でも一気に廃れた。
どうやら真相は「イチロー本人がセーフでも、在籍球団などそれ以外の関係者がアウト判断や『いい悪いではなく権利的に無理』と返答していた」らしく、以降もイチローは時折パワプロの宣伝に登場している。
但しなんらかの事情でOB枠での収録ができない選手が存在するの自体は現在でも事実らしく、例えば『2024』では例えば郭泰源やバレンティンにマートン、日本人枠選手でも現役時には収録経験があるはずの野茂英雄、多田野数人、清原和博辺りはいない。
多田野、清原は江夏豊と違いスキャンダルがあまりに世間で有名なため外されたと考えられており、現状ではやむなしと見なされているが。
野茂さんは良くも悪くもOBとしての活動に熱心すぎる面があり、本人もそれは理解している旨を口にしているため折り合えなかった?
また李承燁や呉昇桓に林昌勇、平野恵一がいないため、KBO在籍者についてもこの点で厳しいようだ。
また『2022』まではよく言われていた捕手OB問題については『2024』のOB選手データ数総勢400以上・12球団+阪急・近鉄・南海にOBオールスターチームを収録でもさすがにどっちかには新庄入れてやれよ…で事実上すべての実在球団+挙げた名称消滅3球団から最低2名は捕手のOBが収録されたことで解決している。今回は明確に引退した選手の団体から許諾を取っていることがスタッフロールから確認できるため、これも権利上の問題だった可能性も…なくはないか。
ちなみに名前を挙げたうち清原については『2024』リリースよりも後に『
プロ野球スピリッツA』を経て『2024』の2025年度シーズン版データ限定という形を取ることで
西武レジェンド選手扱いで登場。
理由に関しては断言は避けた方がいいだろうが、どうやら許諾が間に合わなかったの自体は事実のようである。
おそらく広義のパワプロシリーズにおける都市伝説で一番有名なもので、かつ「ソース不明ではある」や「曲解ではないか」が多い他と異なり
「9主人公=レッド」がほぼ事実と見なされているネタ。
9主の項目に詳しいが、
外見年齢の割に不自然に社会経験がない・
レッドなら言いそうな発言をすることがやけに多い+
『7』初出メンバーはプロ入りしていない部員でも顔は知っている・
同期にブルーにしか見えないやつがいて、後にピンクとブラックに人間態が登場したなどからレッド
生存説として「9主とレッドは同一人物」という解釈が非常に広まっていた。
その後『ポケ14』でレッドがブギウギ商店街で別の姿で暮らしていたことを示唆する、『アプリ』でレッドの希望するこの後どうしようが明らかに9表の導入などあったが、現在でもKONAMI側の明言はない。
パワフェスにモグラーズと花丸高校だけではなくブギウギビクトリーズが出ればあるいは…?
サクラ大戦シリーズ
その作画クオリティの高さからファンの間でまことしやかに囁かれていた噂で、額については「1億」から「5億」までかなり差がある。
…が、これは発売から暫くして2ちゃんねる(当時)のスレで一部のユーザーが書いた
完全なデマ。
『V』までを手がけたプロデューサーが「何千万かはかけたが何億と言うことはない(大意)」と公式に否定している。
それでもかなりの額なのは変わらないが
因みに5億だと
劇場版1本分。
普通に考えれば有り得ない数字だが、それを信じさせるほどの質の高さだったという事でもあるだろう。
ネプテューヌシリーズ
ネプテューヌでは様々な企業がコラボとして
擬人化という形でキャラ化しており、日本一ソフトウェアも「日本一ちゃん」として擬人化していた。
このキャラは初代及び『
mk2』では活躍していたのだが、『V』以降のシリーズ作品や関連作には消えたかのように姿を見せず、公式でも触れられていない。
初代のリメイク作の『Re;birth1』はシナリオが別物になったからまだしも、続く『Re;birth2』は
性格が似ていない別キャラに日本一ちゃんの台詞を喋らせてまでほぼ同一のシナリオにしたにもかかわらず、未登場という明らかに大人の事情を感じさせる展開に。
日本一ちゃんと同様にリストラされた擬人化キャラにはがすとちゃんがいるが、こちらは元ネタのガストが別会社の傘下になった事が原因と言われており、日本一ソフトウェアにはそうした事情も無くますます謎が深まった。
この疑問から、「日本一ソフトウェアとコンパイルハートの間に確執が生まれたから出なくなった」という噂が生ずるようになった。
日本一に所属していたクリエイターがコンパイルハートに移籍するなどの出来事があった事も、この噂の根拠を強めている。
なおネプテューヌシリーズにこそ出なくなったが日本一のゲームでは普通に出演しており、ディスガイアRPGに至ってはなんとシリーズキャラ枠での参戦となっている。
不仲説も結局は噂で真相は不明なのだが、有力な反論も出ていないのでファンの間では不仲説の噂が事実のように扱われているのが現状。
後にVⅡでビーシャ(モチーフはバンナム)という勝利ポーズが某ライダーの変身ポーズだったり、正義の味方をやっていたりと、明らかに日本一ちゃんとポジションが被っているキャラが登場し「似たようなキャラが既にいるが中身は差別化されている」とかなり濁した形で話題に上がっている。
シリーズの10周年記念の際には、日本一ソフトウェアの新川宗平社長からコメントが寄せられており、少なくとも完全な不仲という訳ではない模様。
しかし、結局日本一ちゃんが消えた理由は分からず、上述の記念コメントの内容にも邪推する声があり、噂を完全に否定するには至らなかった。
ちなみに、がすとちゃんも広報キャラとして現ガスト側で起用されているが、『よるのないくに』発売の際に「様々な壁」を超えたらしく、以降コエテクのゲームに少し顔を出すようになった際には大幅なリニューアルが行われた事でネプテューヌキャラとしての面影は消えつつある。
- ネプテューヌシリーズはコラボしたゲームを終わらせてしまう力がある
都市伝説というかゲーム業界における
デスブログ的なジンクス。
近年のゲーム作品(特に
ソーシャルゲーム)は他社のゲームシリーズとコラボする光景は日常茶飯事だが、ネプテューヌシリーズはコラボ相手のゲームがコラボ後に展開終了してしまう確率が極めて高かった。
『冒険クイズキングダム』『しんぐんデストロ~イ!』『シャドウエスケイバー』など、数多くのゲームがネプテューヌとのコラボ後からしばらくして
サービス終了となっている。
閃乱カグラシリーズは展開自体は終了していないが、本編シリーズが実質凍結状態に陥るなどの事態が発生している。
まあこの話に関しては、こじつけやたまたまな運の悪さが絡んでいることが原因だと思われる。カルト的な話だし…。
『
アズールレーン』など、コラボ後に多少の不幸には見舞われたがしぶとく盛り上がりを続けている作品も存在する。
仮に万が一このような力があったとして、別にネプテューヌシリーズに非がある訳ではないだろう。
なおネプテューヌシリーズのキャラが出演する『メガミラクルフォース』に登場するキャラクター・ヒロテューヌは、この噂を由来としたかのような自虐ネタ的キャラとなっている(「お前の好きなゲームとコラボしてやんよ」とか言い出す)。
どうやらネプテューヌの発売元であるコンパイルハート側にも認識(自覚)されてしまっていたらしい…。
ある意味、根拠のない都市伝説的な噂が公式に輸入された数少ない例とも解釈可能か。
…そして、その『メガミラクルフォース』も2021年5月27日にサービス終了。ナムアミダブツ!
艦これシリーズ
敵側艦艇の砲の口径が原則inch表記(=
太平洋戦争当時のアメリカで一般的な単位)だったことから、サービスイン時にはかなり広まっていた都市伝説。現在はIowa・Warspiteの参戦以降定期的に「
枢軸国構成国家じゃないところの海軍軍艦」を元にした艦娘が登場するのがむしろ年間行事となったためほぼ否定されている。
…と言いたいが実はサービスインの時点で「
雷巡が敵にもいる」という否定材料はあった。当時の米軍はむしろ巡洋艦の雷撃は軽視している部類で、代わりに駆逐艦にかなり雷撃系を重武装にしていたため、そのへんを合わせるなら当該の敵キャラは「雷駆」としなければ不正確になってしまうのだ。
ぶっちゃけると『萌え萌え二次大戦シリーズ』とかのそれまでの類似作品が実際にそういうストーリーにしてるのがむしろ普通だったのが大きいと思われる。
- 艦これアーケードはセガの重役の鶴の一言がきっかけで作り直した為、稼働が延期された
当初はブラウザ版『
艦これ』と同じシステムだったのだが上記の結果、稼働が延期されたという噂。
そしてそのセガの重役とは龍が如くシリーズで知られる名越稔洋であると言われていた。
実際のところは、ブラウザ側のプロデューサーの後押しによってシステムが変わっているため、セガの重役はその様な事は言っていない。
ブラウザ版『艦これ』のコンシューマー版としてPlayStation Vita専用ソフトとして発売された『艦これ改』に関する噂。
このゲームは発売からしばらくすると突如として出荷や配信が停止となり、その理由も「諸般の事情」と濁した形でしか説明されなかった。
その後は艦これ関係の書籍で本作への言及が行われた事がなく、公式サイトも閉鎖されて角川ゲームズのカタログ等からも抹消されているなど、実質的な
封印作品と化している。
このような末路となってしまったのは、本作のセーブデータが暗号化されていなかった事が原因ではないかと噂されるようになった。
暗号化されていないせいでクラックの練習台やVitaのセキュリティへの攻撃の道具として利用される危険性が出てきたため、販売終了に至ったという内容。
実際にセーブデータに脆弱性があるとはされているが、そこから起きた被害については明確に確認されておらず、販売終了と関連性があると見るには証拠が不十分ではある。
しかし、何にせよ艦これ改の存在が封印された原因については現時点では分かっていない。
- 艦これブラウザ版の運営判断で「もう艦これの新規絵を頼まない」ことになっているイラストレーターが存在する
- 艦これ運営は他の作品とのコラボレーションをしない前提でいる
前者は「初期からいるにもかかわらず、季節の特別グラフィックや改二がなかなか実装されない艦娘がいる」こと、後者はこの手のオンラインゲームにしては珍しくゲーム内コラボイベントを最初期の1回(
蒼き鋼のアルペジオコラボ)しか行っていないことからよく語られるネタ。
はっきり言ってそういう艦娘や条件に合致してしまう参加イラストレーターがいる・アルペ以外コラボしていないのは事実だが、結局のところ「運営が何考えてるのかよくわからない」ってネタは絵やイベント企画だけの話ではないので…である。またコラボレーションに関しては、現状を見る限り「
オンラインゲームではない相手との方を優先的に企画する方針である」と解釈した方が自然だろう。
『アズールレーン』『戦艦少女R』の仕事を受けると「もう頼まない」に指定される、に至っては明らかに対立煽りのでまかせとみるべきだろうし。
…と言いたかったのだが、2022年秋、睦月、如月、弥生、卯月、水無月、Perthなどを描いた草田草太先生の
自殺による急逝により、最悪の形で「もう頼むことはないイラストレーター」が出てしまった。
この際に草田先生の夫がはっきりと
「あらぬ憶測が世の中に蔓延ることを本人が望まないことは知っています(ので伏せる選択はできなかった)」「存命中、ネット上で草田草太の意思に反する噂話をされることについて非常に嫌っている旨を聞いております」
と報告するツイートに記しており、少なくとも草田先生はこの都市伝説をかなりネガティブな意味合いで知っていた可能性が否定できないことにも留意してほしい。
ウマ娘
- 『ウマ娘 プリティーダービー』の運営は社台ファーム系を怒らせてしまい、一部の予定されていた競走馬が「権利者の許可が出ず」でお蔵入りになった
- 明確に「参戦依頼を許可できない」としたオーナーが存在する
「公式発表で『実装する』と明言されたディープインパクトがアニメにもアプリにもいない」「最初のPVや公式発表にオルフェーヴルらしきウマ娘がいたが、モブにすら姿が見えない」「アニメや『シンデレラグレイ』でバ名変更が入った「このレースにいないとおかしい馬」の大半が社台系所属」「これらに関しての公式リリースが全くない」という状況証拠から、プレイヤー達の間では確定事項のように囁かれていた都市伝説。ウマ娘の公式描写にはっきりと苦言を出したオーナーも出たし…
一応社台と関係のあるウマ娘自体は一部実装されているため、どちらかというと社台その物というよりは馬主絡みの問題、要は「馬主も社台系」だとダメ、ではないか…という説である可能性が有力視されていたが、性質上真相を確かめるすべがないため何とも言えなかった。
しかし、「それでもなお、ディープやサッカーボーイを育てたい」という声もまた多い。
なお前述の
オルフェーヴルらしきウマ娘は「無許可で登場させたため怒らせた」という説もあったが、これはハルウララの許可を企画発表より2年も前の2014年に取りに来たという証言があったためガセである可能性が高くなった。
上述のようにこの説は半ば事実のように扱われていたが……アプリサービス開始から2周年を迎えたタイミングで、ついに
新規ウマ娘として社台レースホース有する「ネオユニヴァース」の登場が発表。
上記の競走馬全てが解禁となった訳ではもちろんないものの、遂にこの都市伝説が覆される第一歩として話題騒然となった。
更にアニメ3期では1話で
サンデーレーシング有する「ドゥラメンテ」が前情報なしで衝撃のサプライズ登場を果たす。
そして3周年となる2024年2月には
同じくサンデーレーシングからついに「オルフェーヴル」が正式に登場することが発表された。
その後も
「ドリームジャーニー」、そしてついに
「ブエナビスタ」が参戦。姿こそ表していないものの、
「ステイゴールド」も実名で登場し、さらに2024年11月には
シルクレーシングが有する「ブラストワンピース」が参戦し、シルクからは後に文字通り一時代を築いた
「アーモンドアイ」も登場した。
GⅠホースならともかく、もうプロジェクトとしての目玉要素として残ってるのは世界最速エクレアくらいである
こうした経緯から、だんだんとこの都市伝説は過去のものして扱われるようになってきている。
あとデュランダルに続いてブラストワンピースも参戦したため、ついにアオハル杯でチームikzeが実現可能となった。
変わったところでは
Dr.コパや
ハマスタの大魔神もプロジェクト始動時やアプリ版サービスイン時点では許諾を出していない状態だった可能性が高く、「許諾する気がある」と「実際に許諾した」は当然ながら異なるものとしてよいだろう。
ちなみにこれらの競走馬は「ダービースタリオン」や「ウイニングポスト」といった他の競馬ゲームには出演しており、単純にゲーム作品に出せない訳ではない。もっと言えば「『競走馬そのもの』の権利に関しては、競馬をテーマとしたゲーム作品に関して無断使用の責を求めることはできない」とする判例すらある。
(もっとも、「競走馬を女の子に擬人化する」に関しては微妙なところだからこのような都市伝説が語られる、という見方もできるが)
一方でパチスロ系のゲームには出演していなかったりもする。この辺りの権利事情は長くなるため割愛。
また、「水着バージョンの実装や戦闘描写については馬主サイドの意向もあり難しいのではないか」という説もあったが、前者は複数のオーナーさんに跨る形での水着バージョン・水着絵の実装、後者はゲーム内イベント「幻想世界ウマネスト」や
グランブルーファンタジーとのコラボイベント開催などで否定されている。
「そのへんについては厳しい」とする説のあるさくらコマースについてもバクシン・チヨ・ローレル揃って温泉に入る描写があったことがあるなど、あまり個別のアウト事項は設けられていないようだ。
上の項目でも一部触れたウマ娘化NG説の中でも現状特に有力とされているもの。
というのも心情的な理由ではなく、行方不明という事は
最終的に権利が誰の手に渡ったのかも不明という事でもあるため。
そもそも許諾を取る相手がわからなければ許諾を取りようがない、という説である。
後に
ハルウララ号を現在所有している「春うららの会」代表者のインタビューから「現役当時の馬主だけではなく、
現在の所有者からも許諾も取っている」事が判明し、この説がある意味裏付けられる形になった。
とはいえ、これは権利関係さえクリアになればウマ娘化に支障はないという意味でもあるため、一時期行方不明になっていたことがあるが現在は所在が明らかな馬(ハルウララやタップダンスシチー)、一般には知られていないが関係者には最終的な所在を知られている(と思われる)馬など、状況の変化により参戦を果たした例もある。
特に2023年末期に発表されたサムソンビッグは、それまで前例のなかった後者の馬だったためユーザーを驚かせている。
- ゴールドシップの馬主さんの小林英一は最初にCygamesが持ってきた「ウマ娘のゴールドシップ」の優等生そのものなキャラ造形を納得できず、馬主権限を使ってリテイクを要求した。現在の「何をしでかすかわからない破天荒な子」はその結果である
これもソースが一切ないにもかかわらず、トレーナー達には広く信じられている話である。実際「無断でボーボボコラボしてる方」「ステイヤーチームのやべーやつ」とかそのレベルで常識外れの性格であるのは事実であることから、1から考え出したとは思いたくないのもまあ理解できなくはないか。
ただそれを踏まえても、そもそも本物のゴールドシップには優等生に造形する要素は一切ないレベルであるため、ソース無しを考慮しなくても非常に疑わしい。
当時主戦騎手だった特別広報の武さんに「賢すぎて問題児になってしまった子」と言われてしまったメジロマックイーンがお嬢様の出なのにヤンキー、ならともかく…
ところで、「ゴールドシップ」「優等生」と言えば…
- 次の実装ウマ娘はジャスタウェイ号
- ゴールドシップの寮ルームメイトは設定上ジャスタウェイだが、未参戦のためメディアミックスなどでは「同室相手」が映らないように工夫されている
「『
グランブルーファンタジー』
銀魂コラボで権利者さんとCygamesにパイプが出来た」「ジョーダンやマックイーンの話はよくするゴールドシップが、同時期の競走馬かつ大の仲良しだった彼を匂わせすらしないのはさすがに不自然」として、ジャスタウェイ勝ち鞍のひとつ・秋の天皇賞の時期にかなり流行した都市伝説…というかウワサ。
サイン理論同然の勝手な予想に過ぎなかったためか、結局違ったため立ち消えに。
ちなみにコンテンツの性質上というか、ジャスタウェイに限らず「次の参戦馬のリーク」と称する怪文書は定期的に出回るため「いくら何でも釣りにもやっていい事悪い事はある」「権利者が別に存在するゲームではやるべきではないだろう」として非難するプレイヤーも多い。
ただこの都市伝説こそ過去になったが、「ゴルシの同室はジャスタウェイである」という噂は以前からよく囁かれている。
そもそもジャスタウェイ自身が新ウマ娘登場の度に
何故か一緒にTwitter(現:X)でトレンド入りするほど実装を待ち望まれている競走馬の筆頭であり、ファンとしてもはやる気持ちを抑えきれないというのが実際のところだろう。
特にアニメ3期でゴルシの寮室がついに明らかになった際、徹底的にゴルシ側の内装しか映さなかった事で拍車がかかった。同時期に週刊
コロコロコミックでのゴルシが主役のコミカライズも発表されたため、既に名前の出た
オルフェーヴルやジェンティルドンナと並んでサプライズ枠で登場するのではとも言われている。
ギルモンの本来の最終進化系がアニメ「
デジモンテイマーズ」のデュークモンではなく、作中で暴走した結果生まれたメギドラモンであると言われるもの。
これにはデジモンテイマーズでの設定が関わっており、暴走した結果とはいえギルモン単独で進化したメギドラモンと主人公「
松田啓人」と心と体を一体化させて生み出されたデュークモンの違いの事を指しており、啓人無しでは成立し得ないデュークモンより、メギドラモンの方がデジモンとして正しいという主張である。
一見すると小型の恐竜型であるギルモンからかけ離れた全身鎧の騎士姿のデュークモンより、禍々しい竜の姿をしたメギドラモンのほうが順当な姿に見えるというのもこの説が広まっている原因でもある。
しかし、これはあくまで初登場した「テイマーズ」における描写と演出に過ぎず、デジモンというコンテンツとしての公式設定ではない。
そもそもデジモンシリーズには正統な進化ルートというものは実は存在しておらず、このメギドラモンとデュークモンもどちらが正規ルートというものはなく、ギルモンというデジモンに最も関わりがある進化ルートでしかない。
デュークモンの色違いデジモンであるカオスデュークモンの「見るものによって騎士の姿にも暗黒竜の姿にも見える」という設定が余計に事態をややこしくしている
テリアモンとロップモンは容姿がよく似ており、初登場した映画「
デジモンアドベンチャー02/デジモンハリケーン上陸」を含め共演機会が多く、更に名前を縮めると「ロッテリア」になる。そしてデジモンシリーズとロッテリアはコラボしたことがあるということから生まれた噂。
まず結論から言うとロッテリアとデジモンがコラボしたことは事実であり、そしてその関係で生まれたデジモンがいるのも事実。しかし、そのデジモンはテリアモンとロップモンではないのである。
そもそもコラボした時期は「テイマーズ」が放映されて以降であり、この二匹が生まれてから一年以上が経過している。
そしてテリアモンとロップモンの名前の元ネタは「テリア犬」と「ロップイヤーラビット」であり映画から関係で「(兎狩りに準えて)追う者と追われる者」から名付けられたため、ロッテリアとの関係は偶然であるという証言が関係者からも語られている。
この様な誤解が生まれた理由として「テイマーズ」にもこの二匹が方やメインキャラ、方や中盤からの準レギュラーという待遇で共演していたことと、肝心のコラボデジモン(エビバーガモンなど)が正直
客演が少なくマイナー気味なのが原因と思われる。
崩壊シリーズ・原神
- 『原神』の七神は「崩壊シリーズ」のキャラがモチーフになっている
兼ねてより囁かれている都市伝説。両者ともHoYoverseが開発しているゲームで、両作品の世界が何らかの形でリンクしている可能性が高い事が囁かれていた。
その中で各国を収める魔神である俗世の七神は崩壊シリーズのキャラがモチーフとなっているというもの。
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リンクの理由※長くなるので格納 |
HoYoverse作品は「虚数の樹」というシステムがある。
これはHoYoverse世界の根幹に位置する存在であり、この樹の葉一枚一枚に世界が内包されている、という感じ。
そして、葉の位置が近いほど人物の顔や運命が似る。
『崩壊3rd』においては、登場人物の一人が原神の世界を観測するなど、これらが遠くない葉であることが分かるため、崩壊キャラに似たキャラが現れる理由はあると言えるだろう。
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一番分かりやすいのは雷電将軍と崩壊シリーズの雷電芽衣。細かい解説は省くが「雷電影」という本来の人格がいて外見も似通っており、何より属性と声優が共通している。
他にもウェンティと崩壊のウェンディも名前、外見と属性が近似しているがこちらは性別が違いウェンティは男、ウェンディが女となっている。
ナヒーダはテレサ(暮光騎士・月煌)と髪色および髪型が似ているとされる。
一方で他の神は明確に似ているキャラがおらず、鍾離・マーヴィカ・フリーナはそれぞれフクロウとヴェルトの複合説・姫子説・ゼーレ説があるものの決定打には欠けている。
また、そもそも七神に限らず八重神子と八重桜(サクラ)、ディルックと無量塔姫子(性別が違うがTSした姿)のようなキャラもいるため、「一部のキャラが
スターシステム的に登場しているだけ」と考えるのが正しいと言えるだろう。
また、クローズドベータテストにて氷神を「女王ブローニャ」と呼ぶテキストが存在したという噂もあるが真偽は不明。
パイモンの話題になると度々話題に上がる話。その理由としては、「他にパイモンに類似した生物が存在しない」「ゲーム冒頭でやけに旅人と七天神像の関係に詳しいため」「
ソロモン72柱の上級悪魔と同名」といったものが根拠。その他、パイモン自身に謎が多いことも理由として挙げられる。
この説を後押ししているもので、OPに登場する「天理の調停者」に似ていることが挙げられる。彼女と髪の色や、星型のオブジェが共通していることから、「天理が瀕死となって幼体化した姿」とあわせて語られることがある。実際、天理は本編では何のアクションも取っていない沈黙状態である。
この都市伝説については、現状証拠が一切ないため、今後の展開のためにもあくまでネタとして楽しむ程度にするほうがいいだろう。
原神はそのネームバリューもあってかβテストにおけるリークが頻繁に行われ、更に璃月の実質的な支配者である凝光が、その格式にそぐわないレアリティであるため噂されている説。
また、リリース初期から公開されている『メインストーリーチャプターPV-「足跡」』において、各国の代表的な人物のビジュアルが先行公開された際、璃月にあたるのが凝光で、唯一星4であったため、この説がより強調されることになった。
はっきり言ってしまうと、公式から正式に声明が出ていないため、これもほぼデマである可能性が極めて高い。
まず、このゲームはキャラの格式とレアリティは必ずしも一致する訳ではない。例えば、一騎士でしかない「クレー」、一般人枠である花火屋の「宵宮」などは星5なのに、「クレー」より地位が高い「ガイア」、国の要人という意味では重要人物である「九条裟羅」は星4といった事実が存在するためだ。
更に言うと、レアリティが異なれば、当然性能もそれ相応に調整が必要。星5から星4に格下げされたとなれば、それまでのキャラクターのテストも1からやり直しになるので、時間的にそんな余裕があったかと思うとこれも非現実的といえよう。
フロムゲーは全般的に公式から語られる情報が少なく、過去の重要な事柄や主要登場人物の経歴などの詳細を敢えて詳しく語らず、アイテムの説明文等の形でそれとなく示唆する、或いはそれすらせずプレイヤーの想像に任せるという作風が用いられている。
それ故に
どうしてもはっきりしない謎の部分はプレイヤーが想像で補っており、設定上の関連の有無に関わりなく過去作
オマージュを多用しがちだったり、
ファンの間で様々な考察や意見交換が繰り広げられているため、フロムゲーは本項で挙げられているような都市伝説が非常に発生しやすい。
そういったものまで含めると流石にキリが無いので、他作品と同様に「単純にデマ」「明確な設定と明らかに矛盾する、公式サイドに否定された」「考察を通り越して単なるこじつけ」といったもののみを取り上げる。
ARMORED CORE MASTER OF ARENAのラスボス、ナインボール=セラフは人型形態と高速で飛び回る航空機形態の二つのモードを持つが、セラフにこの変形機構を持たせるか否かでスタッフ間で大激論になり、終いには殴り合いになったという話。
後に公式サイドにより否定されている。
「殴り合いはしていないが、それくらい激しい議論はしている」とも。
かつてはよく語られた話だが、否定されたことも広まって行ったため10年代後半ごろには都市伝説としてはほぼ廃れている。
4系→V系→初代系→2系→3系→N系の順番で、全シリーズの時系列が繋がっているとする説。
初代系世界と3系世界では「遥か過去に地上の環境が壊滅する程の大戦争が起きた」とされており、
それが4系ないしV系で描かれた企業間抗争やヴァーディクト・ウォーであるという考察。
主任とキャロルの台詞や行動目的がレイヴンズネストに酷似している、といった点が根拠とされる。
初代系→2系は明確に同一世界であり、3系→N系もPSP版の特典の資料にてN系は3系の約50年後の世界である事が明かされているが、
4系とV系についてはそれぞれ同じ時間軸上にある可能性を”匂わせる”程度の描写や示唆があるのみで明言されておらず、
上述の通り単なる過去作のセルフ
オマージュ・ファンサービスの可能性も否めない。
何より初代系・3系・4系でACという兵器の起源が別々である事を始めとした矛盾点が多く、多くのファンからは否定的に見られている。
今は無きARMORED CORE4発売当時の公式特設サイト(破壊天使という単語の初出)において、過去作との繋がりは明確に否定されていた。
ゲームに限らず発売前に新商品を入手してしまう所謂フライングゲッターはどこにでも現れ得る問題だが、ダークソウルに於いては他のプレイヤーの世界に進入しPK行為を行う「侵入」という機能があり、
フラゲ対策として発売前にプレイしていた者の世界に異常に強い処刑者スモウが侵入、フライングゲッターを正に処刑していた、そしてそれはフロム側スタッフによるフラゲプレイヤーへの制裁だったというもの。
一応「証拠画像」はあるらしいのだが本物という確証が無く、フロム側も本件について言及していないため「都市伝説」の域を出ていない。
- 『タッチ』のゲーム化作品『CITY ADVENTURE タッチ MYSTERY OF TRIANGLE』があまりに酷い出来だったため、あだち充作品のゲーム化は許可が降りなくなった
ゲームがあまりに酷い出来だったのは事実だが、実際にはその後も何作かゲームが出ている。
1987年にはPC88版『陽あたり良好!』が発売され、2009年には『サンデー×マガジン 熱闘!ドリームナイン』に『タッチ』『H2』『クロスゲーム』のキャラクターがゲスト参戦した。
知名度の割には極端に数が少ないのは確かだが、そもそもあだち充作品自体がゲームに向いていないというのが実の所だろう。
- 『タッチ』に卑猥なパスワードを開発者が仕込んだため、原作者が激怒した
これも上記に関連する噂。達也と和也は「みなみにHしてしまいました」、南は「TATUYAとHしてしまいました」という文章が最強パスワードとして機能する、というもの。
初出はおそらく『ファミマガ』のウル技「南にH」で、後年の裏技全集本『大技林』や『広技苑』にも収録されて堂々と載っており(後者は「Hでステータスアップ」に改題)、
文章もできすぎていることから仕込みだという噂が流れたのだと思われる。
効果については「たつやは子犬を7匹持っていて、ステータスが最高値の3000の状態になる」とされていた。
しかし、後年の解析により本作は
パスワードの整合性チェックが緩すぎることが判明。
その上、達也の「みなみにHしてしまいました」は偶然強力なステータスとなったが、和也と南は
無意味な不正パスワードで機能していないとわかった。
前述のドラクエ2の項目で触れた「卑猥なパスワードがあると濡れ衣をかけられたゲーム」がこれである。
そもそもチェックが緩いためある程度自由な文章でも通ってしまう他、
無効なパスワードの場合は初期ステータスで開始されるという親切設計なのが仇をなした形である。
更に、上記の卑猥パスワードはやってはいけない順番で犬の入手をしてしまっている状態なので
クリア不可能な上、単に達也1人のHPが上がっているだけなので
最強パスワードですらない。
そのためこれらのパスワードは仕込み等ではなく
無理やり作られた創作文章としか言えず、風評被害に他ならないことになる。
前述の通り
ゲームがあまりに酷い出来だったのは事実なのでそこはどうしようもないが。
なお、前述の『大技林』には他にも『
キャプテン翼Ⅱ ~スーパーストライカー~』の「さなえちや のおつぱい はとてもやらかい」等のエロパスワードが載っていたりして同様にネタにされることもあるが、こちらも同様に仕込み等ではない。
- 『おそ松くん はちゃめちゃ劇場』はあまりに駄作すぎて、原作者の赤塚不二夫が激怒してセガに乗り込んでスタッフに灰皿を投げた
とあるゲーム雑誌でセガの元スタッフの語った話に尾ひれがついたようで、実際は赤塚は
メガドライブを持ってすらいなかったらしい。
そもそも赤塚は
トランプや麻雀等といった数人でやる遊びを好んでいた反面、TVゲーム自体を嫌っていたらしく、
『葉隠-死ぬ気の意思決定-』で
バカボンのパパがファミコンに熱中するさまを揶揄したり、
『ギャグゲリラ』でインベーダーゲームはインベーダーが
人類をバカにするために作ったゲームだとジョークを飛ばしたり、
挙句の果てには
人類史上初の「プロゲーマー」が登場するギャグマンガを描いたりとハナからバカにしていたようで、
「そもそも原作がブッ飛んでいる作品で多少クソゲーにされたところでキレるような人か?」という指摘も。
もちろんセガに乗り込んだだの灰皿投げただのは完全にデマであるとセガ側も公式で釈明している。
- アタリ社は売れ残ったクソゲーをニューメキシコ州の砂漠に埋めた
件のゲームがE.Tのキャラゲーだったことと、「ニューメキシコの砂漠にはUFOが墜落している」という都市伝説がミックスされて生まれたアメリカンジョーク……
と思われていたのだが、なんと
本当に砂漠からカートリッジが発掘されてしまい、都市伝説が事実であったと判明した
という稀有な例となった。
但し、埋められたのはE.T.だけではなく、他のゲームやカタログ等も発掘されている、と言う点はあまり語られない。「E.T.だけが埋められていた」というのは誤りである。また、発掘されたのは埋められていたごく一部(1300本)のみであり、埋められたと言われている数百万本が全て発掘された訳ではない。
つまり、衝撃的な都市伝説が真実であった事が明かされたが、そのインパクトのせいで実態が正確に伝わらず、別の(誤った)都市伝説が生まれてしまったと言う事である。
- ファミリーコンピュータMagazineで『ゴーストバスターズ』のグッズプレゼント企画が行われていた。
しかし2020年にようやく該当記事が発見され、少なくともプレゼント企画自体は実在したことが確認された(詳しくは個別項目を参照)。
バグの産物という検証結果と合わせ、「プログラムミスを誤魔化すために、その文字列を使った企画を一つでっち上げたのではないか」とする説が有力。
- 『ドラゴンボール 超武闘伝2』でブロリー出現コマンドを10回成功させるとミスター・サタンが使えるようになる
SFCの人気格闘ゲームの都市伝説。
同作ではタイトル画面でとあるコマンドを入力すると隠しキャラクターが解禁されるのだが、これは受付時間内なら何度入力してもその度に成功のSEが流れるため、複数回入力して楽しむこともできた。
一方ゲーム内のストーリーモードでは、原作のミスターサタン敗北シーンが実際の対戦画面に見立てて再現される場面があり、ここから転じて噂が生まれた物と思われる。
実際にそのような仕様は存在しないのだが、ネットでは本作の話題になると必ずと言って良いほど話題に挙げられており、全国広範に広まっていたようである。
ちなみにこの「ブロリー出現コマンド10回」というのは、多少慣れた人ならなんとかできるか?という絶妙な塩梅である。
同じく『超武道伝3』では同コマンドを10回成功させると
超サイヤ人3悟空が使える というウソ技もあった。
なお、この都市伝説との関連性は不明だがPS以降の作品ではサタンがプレイアブルキャラとして使用可能なものが多くみられる。
本作では「クリスタルワールド」という独特な世界観を舞台にしたオリジナルストーリーが展開され、全体的に
ファンタジーな雰囲気が強い。
あまりにも仮面ライダーシリーズの世界観とは浮いているため、「
途中まで別のゲームとして作っていた作品を仮面ライダーのゲームとして流用した」という噂が広まるようになった。
しかし、公式からは(当然だが)そのような話は明言されておらず、特に明確な根拠はないデマに近い邪推という程度に留まっている。
ちなみに、本作の一部グラフィックやモーションは同じ開発元である過去のライダーシリーズのゲーム作品から流用していると見られる。
上述の話の真偽は別として、流用した素材で作った箇所が多いゲームなのは事実である。
「Anti Piracy Screen」に関連した都市伝説。
割れ対策でバットマンお馴染みのガジェットが故障してしまうというもの。
「面白いコピーガード」として広まったがデマ。
そもそも「アーカム・アサイラム」ではバットモービルがオープニング後
駐車中に破壊されているため乗れる場面がなく、タイヤが外れたとしても進行不能になるわけがない。
(乗れるのは次々回作の
バットマン:アーカム・ナイトだが、やはりそんなコピーガードはない)
- カプコン版『エイリアンVSプレデター』は、カプコンとダークホースコミックス社との間で権利問題が発生したため、長らく移植が実現しなかった
カプコンの
ベルトスクロールアクションの中でも高い人気を誇る本作であるが、
2019年に「Capcom Home Arcade」へと収録されるまで移植やリメイクが実現しておらず、その理由も不明で憶測が広がっていた。
2020年に開発スタッフの一人である秋友克也が自身のツイッターで本作の裏話をツイートした事により、長年の謎が明らかになった。
本作の著作権の所有者は、映画『
エイリアン』および『
プレデター』両方の著作権を持つ20世紀フォックス(現:20世紀スタジオ)と
カプコンの2社であり、
ダークホースコミックス社は関わっていない。
これは「Capcom Home Arcade」のホームページ下部にある著作権表記に、カプコンと20世紀フォックスの名前しか無い事からも明らかである。
一応、「エイリアンVSプレデター」の企画自体はダークホースコミックス社のコミック版が発端であり、
カプコンのゲーム版もコミック版を参考にしてはいるが、権利関係を複雑にしないために参考止まりでコミック版の設定を直接使ってはいない。
実際に使われた要素は、「日本人の血を引く女性がプレデターと協力してエイリアンに立ち向かう」ぐらい。
許可を長らく出さなかった理由について、20世紀フォックスは「エイリアンVSプレデター」という作品をサスペンスホラーとして売り出そうとしており、
アクション要素が強いカプコン版は意に沿わなかったのではないかと秋友は推測している。
また、「2000年頃に一度移植を打診したのだが、
『リリース当時はいいゲームだったが、今はそうではない』として断られた」という話を聞いているとの事。
これに関わる噂として、「ダッチ・シェーファーを映画『プレデター』の主人公と同一とした事でダークホースコミックス社と揉めた」というものがあるが、これも信憑性は低い。
何故なら移植に先駆けた2018年にアメリカのフィギュア大手「NECA」からゲーム版のデザインそのままでアクションフィギュアが発売されており、揉め事があったのならば不可能なはずである。
秋友によると、本人をモデルとしたシンセティック(
人造人間)であるという設定があったようだが、
これが単なる見落としで表に出なかったのか、スタッフの間でのみ共有された裏設定なのかは分からないという。
かつてコナミが作っていた落ちものパズル『対戦ぱずるだまシリーズ』の一作を巡る噂。
今作のプレイアブルの1人である
永沢くんの敗北アニメーションは、よりにもよって
焼け落ちる自宅を見ながら号泣するシーンの再現
という強烈なものであった。
「負けたショックでPTSDを発症した」「敗北するたびに家を焼かれる」とネタにされることも。
そのインパクトたるや、今作の話になると無駄にかっこいいピンチ
BGMと並んで話題に挙がる一方で、「このシーンが問題視されて回収された」と言われることがある。
しかし……
- 回収されたという一次ソースが一切発掘されておらず、返品したという体験談すらも無い
- 修正された内容なども報告されていない
- そもそも原作は実話を元にしてはいるがあくまでフィクション作品であり、
原作の時点で永沢家の火事は何かとネタにされている
(言うなれば、ある意味原作のノリを踏襲した描写である)
など不自然な部分が多く、ほぼ与太話の範疇となっている。
またこの逸話の出所を辿っていくと、ウィキペディアに長らくソース無しでこの情報が掲載されていたことが確認でき(現在は削除済み)、ここからデマが広がっていったと見られる。
その他作品
- ゼビウスのバキュラはザッパーで256回攻撃すると倒せる
「板」そのものが縦回転しながらゆっくりと飛来し「一切攻撃してくることはないが、こちらからの撃破は不可能な敵キャラクター」として斬新な存在であったバキュラ。
16進数の深読みか、ザッパー(対空ショット)を256発撃ち込めば破壊できるという噂がどこからともなく広まったが、勿論実行不可能でプログラム上にもそんな仕様は無い。
画面上でバキュラの出現を待ち構え、高速な連射装置を用いてザッパーを撃ち込んだとしても84発以上のザッパーは物理的に当てることができない。
これについては、後に開発者の遠藤雅伸も直々に否定している。
そもそもゼビウスは、破壊可能なオブジェクトは全て耐久力が1発分のみであり、こちらの攻撃に耐える敵機自体が存在しない。
その上で、キャラクター・オブジェクトのステータス設定の内訳は
「破壊可能(空中キャラクター、地上キャラクター)」「破壊不可能(バキュラ)」「ザッパーが素通りする(地上キャラクターやシオナイト)」
の三種類しか区別がなく、当バキュラは「破壊不可能」のフラグを立てて処理しているため、撃ち込む弾数自体についても一切関係がない。
後に様々なゲームのパロディを詰め込んだSTG『
極上パロディウス』ではバキュラのパロディ敵キャラが登場。
こちらは数字つきの小さいフキダシがついており、ショットを打ち込むと「256」から1ずつ減っていく。
ベルパワーの「スーパーボム」なら一発で倒せるが、普通のショットを画面から消える前に256発打つ事はやっぱり物理的に不可能。横一列に並んでいる場合は1枚だけ「16」が紛れておりそちらなら簡単だが…。
あと大型版の「65536」も登場する。先述のスーパーボムで数値がきちんと256減ります。倒す?ハハッ。
ちなみに
ファミコンロッキーで登場した総攻撃は「実際に起こる」…が、正式な仕様ではなく単なるバグ。
判定が狂っており「空中敵に見せかけたバキュラ」も出てきます。
- R-TYPEの2ボス「ゴマンダー」は女性がデザインしたが、あまりにもアレ過ぎたので精神病院への入院を進められた。
ものすごく長期に渡り信じられていたネタ。信じられていた割にはソース不明ではあった。
2023年に元アイレム・ナズカ・SNKのデザイナーであるAkioがTwitterを開設、そこで「俺がギーガーっぽいデザインで作った」「流石に
賛否両論だったけど偉い人が採用を決めた」とバッサリ否定するツイートをしている。
公式からの回答はまだ出てはいないが、二人は容姿がものすごく似ているだけでなく
- 記憶喪失してフィアナ村で保護されたのがちょうどバーハラの悲劇が起きた辺り。
- 作中で本人は「自分に聖痕はない」と否定したがEDにて数年後にゲッシュが消えて記憶を取り戻したとされる。
- 救助に失敗して終盤で出てきた彼女そっくりの敵の役職がスナイパー。
- ヒーローズにて中の人が同じ。しかもイベントでブリギッドが登場した際、関連ボーナスキャラにしっかりエーヴェルがいる。
と、たとえミスリードにしろ偶然にしてはあまりにできすぎている演出が続いている。
Fate/EXTRAのシナリオ担当は
奈須きのこだが、当初は監修に留まっていたのがいつの間にかシナリオ担当に昇格したという経緯がある。
それで何故小峰が前任だったという噂が広がったかと言えば、「EXTRAの制作会社は小峰が脚本を担当した『
ルミナスアーク』と同じイメージエポックだった事」、「EXTRAの開発時期が小峰がシナリオを担当した
スーパーロボット大戦Kの開発終了時期とちょうど合致する事」、「スパロボKで小峰の悪評が広まっていた為に、書き直しされる程に酷い前任として噂を聞いた人間が納得してしまった事」辺りが原因だろうか。
スタッフロールには脚本:藤田基樹、田中国光という名前がある。(この2人については同作のイベントプランニング担当でもある以外は情報が少なく不明) 仮に前任者が小峰だったとしたら、他の名前は残っているのに形跡すら無く消されているということになる。
書き直しという事情があるだけにあえて前任の名前は載せなかったという可能性もあるが、いずれにしろ前任については公式発表がなく担当者は不明なままである。
この噂自体は具体的な根拠も何もないデマに近い話なのだが、現在でも信じている層が一定数存在しており、前任を小峰と断定した上で話に出す人が未だにいる。
FGOのシナリオ第一部が進行中によく考察されていた噂。
公式的には「冬木で契約したマシュ・キリエライトが主人公最初の契約サーヴァント」とされているが、本当の最初の契約英霊はアーラシュなのではないか…という考察。
劇中で示された以下の要素がこの説の根拠とされている。
- 触れただけで相手を死に至らしめる静謐のハサンの毒さえ耐える、主人公の毒に対する防御力
- アーラシュのスキル「頑健」は設定的にもゲーム的にも毒を防ぐ。アーラシュの「頑健」がマスターにも作用しているのでは?
- アーラシュのレアリティは☆1。持つ逸話に反してレアリティは非常に低く、どんなマスターでも入手できる
- ゲーム開始時のチュートリアルを兼ねた戦闘シミュレータで、プレイヤーはシミュレータ上で3体のサーヴァントのデータを使って戦うのだが、
アルトリア、クー・フーリンといった「Fateシリーズの顔」と呼べるサーヴァントの中に平然とアーラシュが交じっている- どんなマスターでも運に左右できず入手できる。つまり主人公の到着以前からカルデアにいたのでは?場違いにシミュレータに出現するのも、そのためでは?
- アーラシュのスキル「千里眼」は読心・未来視さえ可能とされる
- ゲーム開始前から「千里眼」で人理焼却の未来を知り、カルデアの召喚に霊基の格を落とすことで応じたのでは?
- アーラシュとの絆レベルを上げると読める設定にある一文「人々のためにすべてを懸けたことを、今も、彼は忘れていない」
- これはゲーム本編開始前に行われた、カルデア前所長のマリスビリー・アニムスフィアの参加した聖杯戦争のことを指しているのでは?
マリスビリーのサーヴァントとして聖杯戦争に参加し、聖杯戦争を終えた後も何らかの手段で現界を維持していたのでは?
「面白い考察」として一部で盛り上がった噂だが、
- 「主人公に毒が効かないのはアーラシュの頑健スキルの影響」
- 「基本的にサーヴァントのスキルはマスターに影響しない。『守護』を本領とする特殊クラス・シールダーであるマシュの影響下にあるからマスターを害する毒が効かない、という既存の説のほうが説得力がある」
- 「アーラシュは逸話に反してレアリティが低いので霊基の格を落としている」
- 「自爆技を使うキャラを高レアに配置したくなかっただけでは?」「カエサル、レオニダス、牛若丸など、持つ逸話に反してレアリティが低いサーヴァントは他にもいる」
- 「『千里眼』で人理焼却の未来を見ていた」
- 「設定資料集『Grand Order material』などで『未来視は短時間のみ可能』と明言されており、人理焼却の未来が見えたとは考えにくい」
「アーラシュの千里眼はあくまで未来を『予測』しているだけで、真の意味で未来を予知している訳ではない」
- 「『人々のためにすべてを懸けた』→マリスビリーの参加した過去の聖杯戦争に参加していたことの示唆」
- 「『人々のためにすべてを懸けた』というのは、彼が登場するFateの外伝作品『蒼銀のフラグメンツ』での戦いを指している可能性が高い」
「そもそもアーラシュは生前からして『人々のためにすべてを懸けた』人物であり、過去の聖杯戦争に参加していた示唆と断言はできない」
など、否定材料も多い。
後に第一部劇中で、断片的にマリスビリーの参加した聖杯戦争の様子が語られた際に
彼の契約サーヴァントがアーラシュではないと確定したことで、
「マリスビリーの参加した聖杯戦争の契約サーヴァントはアーラシュ」という説は
公式に否定されている。
現在は、上記の通り「マリスビリーの契約サーヴァントがアーラシュではない」と公式に確定したこともあってか考察は沈静化しているが、
本作の配信が開始されて10周年を迎えようとしている現在も、第一部の序盤には未だに謎が多く残されている事も相まって、今なおアーラシュの話題になるとこの考察が話の種になることは多い。
- 『縁日の達人』は任天堂が配った開発ツール付属のミニゲームのエンジンをそのまま流用した
バンダイナムコゲームスが
Wii専用ソフトとして本体と同時に発売したゲームに関する噂。
ゲーム自体は『
太鼓の達人』っぽいタイトルやビジュアルとは何の関係もないミニゲーム集であり、その内容の薄さから
クソゲーオブザイヤー次点入りをしているような代物である。
噂の根拠となっているのは『日経CNBC エクスプレス』に当時任天堂の岩田聡社長が出演し、Wiiの宣伝をしていた時の事。
その時にこの縁日の達人を紹介されたのだが、ビデオ映像が流れている際の岩田社長の表情がどこか違和感を抱くような顔色になっていた。
加えて当時の2chに「縁日の達人は開発ツールのエンジンを流用したのに加えて、ソフトのプレス予約数から岩田社長をキレさせた」といった書き込みがあり、上記の映像もあってネット上で噂が広まった。
日経CNBCエクスプレスにおける映像はネット上にも残っている。岩田社長の表情が曇っているように見えなくもないが、当然岩田社長の心の内など分かるはずもなく、
もっと身も蓋も無い仮説として「ただ単に直前にスタッフが横切ったから」とするものもある。
実際に流用作品だったのかは、サードパーティに配布されたWiiの開発ツールを知っている人間のみこそが真相を知っているというべきか。
ちなみに、後にニンテンドー3DSで『みんなの緑日』という続編的作品が出ている。内容もボリュームもKOTY次点入りした部分も本作とそう変わらない。
- 『バーチャル飛龍の拳』はファミ通のクロスレビューで酷評されたことで騒動が起きた
ファミ通はゲームのレビューを行っているが、『バーチャル飛龍の拳』が『ストリートファイターEX』と並んでクロスレビューに出されたことで騒動が起きたという噂。
ストEXはゴールド殿堂を獲得した一方でバーチャルは4点を含む酷評となったことで同じ格闘ゲームながらも対照的な様子となり、この光景に対してバーチャル飛竜の拳の発売元であるカルチャーブレーン側が激怒。
カルチャーブレーンはクロスレビューの掲載を拒否して広告引き上げなどの制裁を行うが、ファミ通に対して特に痛手とはならずに結局和解したと言われている。
実際はバーチャル飛龍の拳の発売以前から既にカルチャーブレーンはファミ通のクロスレビューにゲームを提供しない方針に切り替えているため、この噂の信憑性は低いとされている。
一方で提供しなくなった経緯にはまた別の事件があるとも噂されており、こちらは否定する決定打もないという状況になっている。
- 『星をみるひと』では序盤に武器を買ってしまうとダメージが与えられずに詰む/終盤でも武器より素手のほうが強い
元のゲームの難易度の高さからきた誇張しすぎた情報。
本作はダメージ計算が一般的なRPGの「素手攻撃の威力+武器の威力=攻撃力」ではなく、素手の時のみ専用の計算をする。
この計算式は敵がどんなに硬くても(ムラはあるが)ダメージが入るのに対し、装備中はこちらの攻撃力と相手の防御力から計算してほぼぶれないダメージになるため、
こちらが低レベル・低威力の装備で硬い敵相手だと「ランダムで少しずつはダメージが入る素手」VS「ほぼノーダメージでぶれない装備状態」という事態になる。
しかし攻略が進んだ結果、実は序盤に武器を装備することは大半の敵には期待値で有効であることがわかっている。
よく話題に上がるのが「ふっかつしゃ」の存在だが、これは序盤に出会ってしまったら武器が何であれその時点で詰みなので気にしなくていい。いやよくはないが。
また最後まで武器を装備せず素手のままでいいというのも極論である。
キャラの成長がものすごくゆっくりなので実感しにくいものの、最強武器の「じゃいろSP(ぷらずまほうは設定ミスで弱い)」を装備していれば、
なんだかんだでレベルが上がるごとに与えるダメージは少しずつ増えていくので、素手のダメージを上回ることは可能である。
ただし、あいねに限っては話が別。元から非力なキャラなのでレベルを最大まで上げても終盤の敵の防御力を抜くことはできない。
なのであいねのみ素手のままで進めるというのは戦略としてありである。もちろん武器を装備してもESP(魔法)で戦えば問題ない。
コロコロコミックで連載されていた
ファミコン漫画/ゲーム漫画『
ファミコンロッキー』に登場したウソ技が元。
この漫画は漫画でしかできないことを描くことを
担当編集から指示されていたとか(実際に執筆していたあさいもとゆき先生が『コロコロアニキ』でのインタビュー漫画で明言している)。
そのためウソ技が続出するが、その担当編集がメーカーと何らかの交渉をしていた様子で作者に苦情などが来たことはなかったという。
- 『厄 友情談疑』は日野日出志がキャラクターデザインに関与している
アイディアファクトリーのコンシューマゲーム初参入作品として知られるホラーゲームにホラー漫画の巨匠である日野日出志の関与が噂され、広まってしまった。
実際に関与したのは次回作の『厄痛 呪いのゲーム』であり、そちらと混同されてしまったと思われる。
次回作の説明書では日野のインタビューが掲載されているのだが、その内容から前作の時点では関わっていなかったと読み取れる。
Wikipediaに出典なしで長年誤情報が掲載されたことや、情報を精査しなかった一部雑誌に事実のように記載されたことが噂が広まった原因だと見られている。
また、ゲーム自体もスタッフロールで関係者の情報を殆ど載せないスタイルだったため、「実は関与していた」という噂を大きくしてしまったとも言われている。
- 聖剣伝説3の登場人物「紅蓮の魔術師」の本名は「ブライアン」
2000年前後のインターネット上の聖剣伝説3ファンサイトで噂されていたもの。
1996年頃の夏コミの時点ですでにこの名前が流布していた。
その後
LORD of VERMILIONⅢ(LoV3)にてゲスト出演した際に、ファンの誰かがその事を思い出したらしく彼をブライアン呼ばわりした。
力に渇望した冷酷な
イケメンのわりに名前が普通な為ネタにされたが、かなり強力なカードで話題に出ることも多いわりにいちいち変換するのが面倒な為、ファン間ではずっとブライアンと呼ばれていた。
しかしこの名前、
どこの誰がいつ、なぜ言い出したか全く不明である。
眉唾ものであるが何処かの個人サイトでスタッフを名乗る者が言ったのが元…らしい。
なおLoV3内でも本名の件には触れられているが、紅蓮の魔術師曰く「思い出せない…」とのこと。
後に『聖剣伝説 ECHOES of MANA』にて遂に「フランマ」という本名が明らかになった。
flammaとはラテン語で炎の意味。雪国の魔法王国に生まれた「炎の名前を持つ魔法が使えない存在」という言いえて妙な名前であると同時に字面、語感が「ブライアン」「ぐれんま」に似ており、30年近くの都市伝説にケリがついた。結局ブライアンと言う名前の出処はわからないままだが。
- KOF95のイタリアステージの先鋒戦における八神庵対鎮元斎では鎮側が操作可能になる前に庵の10割コンボで即死させられてしまう
KOF95のイタリアステージは開幕で先鋒を務める両者が画面奥の橋から手前の足場にジャンプしてから試合がスタートするという演出が入るのだが、ここで八神庵と鎮元斎が対戦した場合、庵のジャンプの速さと鎮のジャンプの遅さが合わさって、先に着地して行動可能になった庵の「百弐拾七式・葵花の2段目止めをn回ループ→百式・鬼焼きでフィニッシュ」という比較的難度の低い即死コンボがまだジャンプ途中で操作不能な鎮に確定してしまう。
よってこの限定条件に限っては両者のダイヤグラムは10:0、つまり理論上、鎮側のプレイヤーは100%庵側に勝てない……という噂。
同作の鎮自体も(強キャラとは言い難いが)極端な最弱キャラという訳ではないにもかかわらず演出の仕様のせいで片一方のキャラクターが何もできずに負けてしまうまさかの事例として有名だったのだが、実際にやってみると上記のループコンボは精々3回程度しかループできないため、2割程度は体力が残ってしまう。
よって鎮側がすさまじく不利なのは事実だが、流石に開幕即死は不可能であり、あくまでも事実の確認できない噂話に過ぎない。
……というのが長年の定説だったのだが、発売から28年経過した2023年に、あるやりこみ勢がアップロードした動画にて、離陸入力と呼ばれるテクニックを利用して位置をずらすことで、葵花の2段止を5回ループさせて正真正銘10割の即死コンボまでもっていくことに成功。
KOF95の仕様として気絶値やダメージがランダムでブレることがあり、下振れを引き続けるとギリギリで即死まで持っていけないパターンもあるため、流石にダイヤグラム10:0まではいかないが、あくまでも都市伝説に過ぎなかった物をプレイヤーのやり込みが事実として実証してしまう感慨深い事例である。
なお、本作の鎮は先鋒向けのキャラではない上に、最弱ではないにせよ弱いキャラなのは事実なため使用率も低く、そもそも年1で新作に切り替える当時のKOFシリーズの仕様上、実際に上記のコンボに遭遇した人はかなり限られていたものと思われる。
余談であるが、KOF95は龍虎の拳チームのステージ演出も凝っており、ラウンド開始からエレベーターが上がり切る4秒ほどはステージが実質狭くなる仕様となっている。こちらは即死コンボなどは確認されていないが。
少なくとも、『2』作中で確認できるお宝の多くが地球でなければ有り得ない物品であること、人間が存在したらしき痕跡が多く確認できること、アフリカ大陸らしき存在が遠景で確認できることから、作中描写としてはほぼ確定である。
ただ、「明らかに人間が作った物品はあるのに、人間そのものは全く登場しない」という不可解な事実はあり、現実世界の地球とどの程度リンクしているのかは謎。「人間が滅びた後の地球」「たまたまオリマー達の活動範囲が人間達と被っていないだけ」など考察されているが…。
また、「オリマー達が暮らすホコタテ星は火星」とする考察も多いが、その場合「惑星間移動も可能なホコタテ星人が隣の惑星である地球の存在を知らなかった」という明確な矛盾が生じてしまう。
そもそも「ホコタテ星と
ピクミンの星は27万9千光年離れている」という設定もあるので、「ピクミンの星は地球」「ホコタテ星は火星」は同時には成立しえないと思われる。
ピクミン3では主人公がコッパイ星の三人組に変更され、舞台の惑星が「PNF-404」と命名される。距離はワープドライブが必要なほど離れてる。
但し中盤でホコタテ星の近くにコッパイ星があることが語られ、PNF-404に人間がいるかは不明だがホコタテ星火星説は潰えた。
ティナはトレーディング・カード・アーケードゲーム『新甲虫王者ムシキング』の女性キャラ。
このティナが子供向けのゲームとは思えないようなセクシーなイラストで描かれたシークレットカードが低確率で排出されるという噂である。
実際にティナのイラストが描かれたカードは存在するが、ネット上で噂されているような過激なイラストのカードが出た事実は存在しない。
当時ティナのファンイラストを利用したオリカが作られており、そのオリカを見て完成度の高さなどから勘違いした層によって誤情報が出回った模様。
但し「キャラが
悪堕ちしたかのような形態のマジンフォームがが存在し、ティナのマジンフォームもある」「マジンフォームのティナは顔面に
ハート型の模様が浮かぶ」
「服装は普通だが子供向けとは思えないセクシーなポーズと表情をしている」「セリフもどことなく意味深になっている」……と
「セクシーなVerのティナが存在する」ことは事実。
また、ティナはアーケードゲーム『チュウニズム』にコラボ出演した際に子供向けゲームの小学生キャラとは思えないような露出とポーズをしたイラストが描き下ろされたという事実もある。
- 『YIIK: ポストモダンRPG』には第三のエンディングが存在する
アメリカのインディーズゲームメーカーが開発したRPGに関する噂。
制作者側が3つ目のEDの存在を匂わせるような言動をしたこともあって、ネット上ではユーザーによって必死の検証作業が行われたが、最終的には第3のEDは作られていない都市伝説的な存在という結論で落ち着くことになった。
この手の噂だとタイトーの『
レイフォース』もあまりにも衝撃的なEDから「ノーミスだと別のEDになる」という都市伝説があった。もちろん存在しない。
撃破後のムービー中にも移動することは可能なため、一応刺さること自体は出来るが、実際は特に何も起こらない。
おそらくこの剣が最上級レア武器のひとつである「ダークフロウ」であったために広まったものと思われる。
後年の『ファンタシースターポータブル2インフィニティ』でオルガ・フロウが復刻された際は、この都市伝説を意識してか件の剣の落下時にダメージ判定がこっそり追加され、更にそれをジャストガードすることで称号とその報酬「フロウウェンの盾」が入手できる。
同作の看板キャラであるジバニャンは
元は普通の猫だったが、車に轢かれて死んでしまったことで今の姿になったというのは公式設定。
これの派生で彼のトレードマークである腹巻がちょうど車で轢かれた箇所なのではないかというこれまたえげつない説がある。但しアニメなどの描かれ方をよく見れば腹巻の部分はちゃんと膨らんでおり、腹巻そのものは本物であることはわかる。また、プロデューサーの
日野晃博もこの腹巻について「寅さんのイメージ」と語っており、事故死した設定とは無関係であることも明かされた。但し腹巻の下は…という点については特に否定はされていない。
なお、左耳の裂け目は本当に事故による傷跡という設定で、アニメ版(第25話「ジバニャンの秘密」)で生前はねられる直前までは両耳とも正常だが、はねられて死体になった場面から左耳が裂けているのが確認できる。
具体的には以下の通り。
このように
一見殆どのタイトルに当てはまる事から、ファンの間でわりと長い間信じられていた噂だが、実際には特にそういう縛りがある訳ではないとの事。
実際『東方妖
々夢』→「西行寺 幽
々子」の時点でいくらなんでも無理があるし(5面ボスの
魂魄 妖夢ならまだしも)、『東方天空璋』に至っては
こじつけにすらなっていない。
タイトルはあくまで作品のテーマやモチーフを示しているだけであり、同じくテーマやモチーフと密接に関わっているラスボスや裏ボスと被ってもおかしくない程度に考えたほうが正解だろう。
- 「コワイシャシン ~心霊写真奇譚~」は本物の心霊写真を題材にしたために製作段階において怪奇現象が多発した
ゲーム自体は特別面白くもないがクソゲーというほどでもない平凡な出来なのだが、この噂はオカルト好きの間では結構有名であり、検索すればゲーム制作時に起こったとされる怪異の噂話を見ることができる。
どのような怪異かと言うと、デバッグを担当していたバイトがひきつけを起こして病院に運ばれたり、企画担当者が家で指を包丁で切り落としたりといったことが起き、ついには開発責任者が首を吊って死んでしまったと言う。
本当ならまさに呪われたゲームだが、とある人物がこの噂の出所を調べたところ、発売から少し経った頃の2ちゃんねるのコピペが出所らしく、ガセである可能性が高い。
プレイ動画等を見る限り、作中の心霊写真はどう見ても合成である。
また、この噂では「霊媒師が名前をスタッフ欄に入れることを条件に除霊方法を教えた」とあるのだが、肝心の霊媒師の名前がスタッフロールに見当たらず、実際のゲームと矛盾している。
- 「古伝降霊術 百物語」はプレイすると怪奇現象が起きる呪われたゲーム
これも上記のものと同様にオカルト好きの間では有名な噂。
有名なのは『稲川淳二が怪談を話している最中に老婆の顔が画面一杯に現れ「……ジーッと見ているんですよ。……ジーッと見ているんですよ。」というセリフがひたすらリピートされた。恐怖のあまり電源を切ると耳元で「遅ぇよ」と声が聞こえた』という話。
バグが多いらしく、フリーズや
フラグが立たないことがしばしば起こり、それを霊現象と誤認した可能性はあるが、前述の「遅ぇよ」という音声はゲーム中に存在しないという話であり、真相は今もって不明。単純にプレイの疲労による幻聴かもしれないが。
オルステッドの名前の綴りが「ORSTED」であるとして、それをキーボードで打った場合にかな表記の対応が「らすとかいし(=ラスト開始)」になる。
オルステッドを主人公としてプレイする
中世編は他の編を全てクリアした後に出現し、そのクリア後に直接話の繋がる
最終編解放となるため、最終局面の開始という意味合いで名前がつけられたのでは、とする説。
ディレクターの
時田貴司が「全くの偶然」と明確に否定している。
そもそもSFC版『LAL』は公式な英語版が発売されていないため、「ORSTED」という綴りのも公式設定でなく、「OLSTED」や「OLSTEAD」ではないのか等、異論も多く出ていた。
なおリメイク版の公式英語版では「Oersted」表記。「Ørsted(Oersted)」はデンマークに実在する姓だが、発音としては「アアストズ」が近く、カナ表記の際には「オーステッド」や「エルステッド」とされる事が多い。
ゲーム中では名のような扱いをされているが、時田自身が脚本を担当した舞台版『魔王降臨』ではフルネームが「ラディ=オルステッド」になり、姓として扱われている(もっとも舞台版の設定はゲームとパラレルではあるが)。
ちなみに似たような小ネタとして「タイトルロゴをよく見るとLIVEとEVILが表裏一体になっており、作中終盤のテーマに合致している」というのもあるが、これが意図的なものかどうかは不明。
少なくとも時田氏が意図したものではなく、デザイナーが独自に作ったものであることのみ判明している。
平野耕太の漫画『
進め!!聖学電脳研究部』で取り上げられたこともあって有名なネタ。
初代ではマルチエンド式を採用し、更に主人公選択によって登場人物が異なるストーリーが展開されるものになっている。
その結果「クリス編では(ジル編パートナーの)バリーが行方不明のまま」「ジル編では(クリス編パートナーの)レベッカが登場しない」ということになるのだが、
『2』においてはこのルートによって行方不明となる両名が初代の事件から生還した、という設定になっていた。
ここから多くのファンが「初代で生死両方パターンがある(あるいは生死不明で終わるパターンがある)人物は『2』で生存扱いになる」と解釈したのだが、問題はウェスカー。
彼はクリス編だとどのルートでもタイラントに殺され、ジル編でもバリー死亡ルートでは同様の展開を辿るのだが、
バリー生存ルートの場合だとタイラント戦直後に起爆装置を作動させ、その後ストーリーに絡んでこない。
このためウェスカーの生死両方パターンがある=他の人物同様に『2』以降生存扱いなのでは、と考察されることになったのである。
その後の作品で、ウェスカーは生存していたとして再登場。この説を支持していたファンはテンションを上げたことであろう(その説を提唱した平野も後に単行本で説が的中したことを喜ぶ旨を記述していた)。
実を言うと、これはプレイヤーの勘違いから発生したもの。
ジル編のバリー生存ルートではストーリーに絡まないと書いたが、起爆装置作動イベント後に装置のある部屋まで行くと、
ウェスカーは起爆装置の前でキメラにより惨殺されているのである。
つまり初代時点ではウェスカーはどのルートでも死亡確定であり、「生死両方パターンがあるなら『2』以降は生存」という内容がそもそも当てはまらなかったのだ。
起爆装置の部屋はアイテムがなく、仕掛けを動かした後はもう立ち寄る必要がない。
このため多くのプレイヤーが(研究所爆発寸前で寄り道は無用という心理も働いて)ここの死体を確認することなくクリアしてしまう。
結果、ウェスカーがここで死亡していたという事実を知らないままに終わってしまう人がほとんどだったのである。
この
キメラの再配置は公式パーフェクトガイドを始めとする各種
攻略本にも記載されてないため、攻略本の編集スタッフも気づかなかった模様。
ディレクターズカットのアレンジモードでは、この装置の前に脱出に必要なキーアイテムが置かれるため、アイテム欄の都合で取り損ねたプレイヤーが後から回収にくるという可能性はあるかもしれない。
が、アレンジモードはオリジナル版クリアプレイヤー向けということもあり、そのアイテムが必要なことは知っている人がほとんど。
わざわざ置きっぱなしにして後で回収、なんて考えることもまずないので、やはり気づかないプレイヤーが多数であった。
以上を考えると、ウェスカーは確かに生存・復活しているのだが、それは
「生存説の考察が当たっていた」のではなく「死亡設定を破棄して再登場させた」のが実情であろう。
もっとも、ウェスカーが再登場する『コード:ベロニカ』は初代とは脚本担当含むスタッフ全般が入れ替わっているため、
そちらのスタッフも上記事情を把握しておらず、ファンの間の
生存説をアイディアの元にした可能性もあるが……。
ちなみにウェスカー生存の経緯が「タイラントに殺害されるがウィルスの力で復活」と設定されたことにより、初代のリメイクでは辻褄を合わせるために全ルートでタイラントに刺された後行方不明、という内容に変更されている。
- 『バイオハザード5』に登場するシェバ・アローマは黒人差別問題に対して忖度した結果産みだされたキャラクター
PV公開当初に起こった黒人差別問題に連鎖してまことしやかに囁かれた噂。
アフリカの大地を舞台とする本作では、
マジニが黒人中心である点を初期から批判されており、カプコンから声明が出されるほどにこの炎上はその輪を広げていた。当然だがカプコン側に差別的な意図は無く、この後に混血などの多様な人種を出すことで次第に批判の声は収まっている。
だが炎上に前後して公開されたPVで、当初は出ていなかった主要キャラクターのシェバ・アローマが登場した事で別の噂が広がるようになった。
それが「黒人差別に対する忖度として、黒人キャラクターであるシェバを追加した」というものである。
クリスや
ジル、そして
ウェスカーといった初代からお馴染みのキャラクターが集う中、ポッと出のキャラが出てきて主演面をするのは確かに違和感を感じる人がいてもおかしくはないが、
当然この噂はデマである。
まずシェバ・アローマというキャラクターだが、後に公開されたコンセプトアートやスタッフインタビューでは、最初期から登場が予定されていたキャラクターであることが明かされている。
当初はサブキャラクターで民間軍の兵士という扱いではあったが、ウェスカー達に捕らえられてしまいクリスに助けられるイベントがあったなど、それなりに出番は用意されていた。
また作中を通して生物兵器に対する憎悪は語られている他、クリスが失いかけていた結束や信頼をBSAAの仲間を失った彼女だからこそ大事にすべきだと訴えられる重要な立ち位置を担っている。
ではメインキャラクターに据えられた理由だが、そもそもバイオハザード5は
当初バディシステムを搭載する予定は無かった。
実は制作環境が
PlayStation3に変わるのとMT_FRAME_WORKというカプコン独自エンジンの搭載が決定するまでは従来の単独プレイの予定で、最初のPVなどでクリスが一人なのはそれが理由。このエンジンは
デッドライジングなどの他作品にも使用され、
RE:エンジンが開発されるまで長くカプコン製ゲームを支えている。
ともあれバディシステムの実装に踏み切ったのだが、この時点では誰を相棒とするかは決まっていなかった。コンセプトアートではジルだったり謎の女性だったりと一貫性が無く、ジルに至っては死亡する予定だったり中盤で救助するまでクリス単独のシナリオも想定されていたなど、様々な想定がされていたのが窺える。
そしてシナリオが構築されていく過程でジルは行方不明の末にウェスカーの傀儡となり、元々サブキャラだったシェバが格上げされる形でメインキャラクターになったというのが理由だった。
しかしシェバの初登場のタイミングが非常に悪かった事や、実際に黒人差別批判に対する対応をしていたり、
カルロスや
ビリーのように生存していてもその後の作品には出てこないキャラクターの珍しくないシリーズという特徴からテコ入れと目されてもおかしくない状況、
出来の悪いAIによるプレイ中のフラストレーションの原因となってしまいがちと、あらゆる点で不幸が積み重なり現在でもデマは払拭しきれていない。
- 『電車でGO! ポケット 東海道線編』の207系は、尼崎~塚本間で警笛を鳴らすと福知山線脱線事故の追悼メッセージが表示される。
『
電車でGO! FINAL』を路線別に分けたPSP版の作品で、「東海道線編」に登場する207系は、発売当時が福知山線脱線事故後であったため、遺族への配慮で塗装が変更されている。ここまでは事実。
207系の車両を選択し、PSP本体に設定されている時刻が事故発生日時と同時刻の4月25日午前9時18分で且つ走行中のルートが事故現場であった尼崎~塚本間で警笛を鳴らすと追悼メッセージが表示されるというもの。
だが、
実際にはそのようなことは全く確認できず、完全なデマである。
そもそも事故現場すら間違えており(正しくは塚口~尼崎。本作には尼崎から福知山線に入って塚口へ向かうダイヤは収録されていない)、流したのが愉快犯だとしても正直
不謹慎が過ぎるものと言って差し支えないであろう。
ちなみに「
収録しようとしていたが没になった路線のデータが入っている作品がある」は概ね事実で、『山陽新幹線編』『同EX』の解析で東海道新幹線区間のダイヤデータや東北・上越新幹線のダイヤデータに発車メロディ、果ては
WIN350による試運転のダイヤを収録しようとしていた形跡など多数見つかったのがファンには著名。
最後は西日本側持ちの車種だったんだし入れてほしかった感はある
『FINAL』でもそこそこ大規模なものが見つかっており、事情が許していたなら中央・総武線各駅停車の三鷹~
秋葉原を209系500番台で走行するのも収録する予定だったようだ。
- 初代『Civilization』には核ガンジーというバグがある
ガンジーと言えば史実においてインドで非暴力・不服従の理念を唱えたことから
Civilizationシリーズでは特に平和的な志向・AIを持つ指導者としてデザインされている。
しかし「
初代Civilizationにはプログラムミスによりガンジーが突如超攻撃的になり核攻撃を行ってくるバグがある」という「核ガンジー」がまことしやかに囁かれていた。
バグの内容は「初代CivのAIは攻撃性のパラメータが1~10の10段階がありガンジーの攻撃性は最低の1」「しかし攻撃性パラメータを-2する『民主主義』へ変更するとガンジーの攻撃性が-1になり算術オーバーフローで攻撃性255という超攻撃的な性格になり、
核兵器を多用するようになる」というもの。
ここから発展して「これはバグであったがネットミーム化するほどに話題になったため
Civilization Ⅳからは核ガンジーを仕様として実装した」というものもある。
ゲーム業界を代表するバグとしてかなり有名な話だったが、初代から30年近く経った2020年に当時の開発者から「ガンジーのバグは完全な作り話だと99.99%確信できる(要約)」と公式に核ガンジーバグが否定された。
そもそも攻撃性は1~3の3段階しかなくガンジーと同じ攻撃性が設定された指導者は他にもおり、更にプログラミング言語の仕様上算術オーバーフローは発生しないということとのこと。
また「人気だったのでCivⅣから核ガンジーを仕様化した」という話もデマであると明かされた。但しCivⅤからは本当に核ガンジーを仕様として実装しているという話も明かされている。
このような話が広まったのは初代Civでガンジーが核を使用すること自体はあり得る設定であり、かつ科学的文明のため核まで到達することが早かったからでは、という説を公式が可能性として挙げている。
- レイジ・オブ・ザ・ドラゴンズのヨハンのフルネームはヨハン・カスパール
レイジ・オブ・ザ・ドラゴンズのラスボスの名前に関する噂。
彼の設定や
プロフィールはアーケード専門誌『アルカディア』編集部に届けられたはずだったが、何故かその詳細が全く明かされなかった為、彼の苗字は公式には発表されていない。
本作の情報を扱っていたサイトが本作の設定担当に聞いたものがいつの間にかネットで広まったという説もあるが、現在そのサイトはwebアーカイブにしか残っておらず真相は確認する事が出来ない。
なお開発元であるノイズファクトリーの回答では彼のフルネームは「設定されていない」との事。
6及び7で示された以下の要素がこの節の根拠とされている。
- 6において「桐生に厚い信頼を寄せている人物」が八代目に就任したことが語られている。
- これに該当する近江連合の人物は勝矢か彼と盃を交わした兄弟分である渡瀬勝の2人に絞られるが渡瀬は7において近江連合の若頭である事が明らかになっている。
- 7にて渡瀬の口から八代目が病床にあることが明かされている。
- 勝矢は5の終盤で七代目会長である黒澤翼に撃たれておりその傷が完治せずに悪化したとも解釈できる。
- メタ的には勝矢が顔を出さないのは渡瀬と違って演者が俳優業メインのため出しにくい。
尤も公式は八代目が誰であるかを言及していない為単なる考察に過ぎない可能性もある。
因みに龍が如く関連では他にも
龍が如く7外伝 名を消した男に登場する花輪喜平の正体は5に登場した森永悠ではないかという考察もあったがこちらはシリーズの二代目総合監督である横山昌義があるユーザーに対して花輪が森永だと明かした事をそのユーザーが明らかにしており事実だったと判明している。
GUILTY GEARシリーズが2007年の『2』から2014年の『Xrd -SIGN-』まで長々と止まっていて、その間はずっとBLAZBLUEシリーズのみリリース。
ただこの2タイトル間でシステムに類似点が異様なほど多かったため、実は何かしらの理由があってGGが作れないので、GGの代替としてBBを作ったのでは?という噂が絶えなかった。
実際にこの辺りでGGでパブリッシャーを務めていたセガサミーグループの再編があったりしたのもその噂に拍車を掛けた形で、海外のメディアが石渡Pに行ったインタビューでは「版権はうちじゃなくてセガが持っている」的な発言をした形跡があるなど、GGが作れなかったというのはほぼ確定レベルではあった(しかし「なのでBBを作る」に直結するのはやや飛躍した考えと言える)。
「STRICTLY BUSINESS」はDDR1作目から収録されてきた古参ナンバーだが、シリーズ3作目のアッパーパージョンにおいてシリーズ初の削除曲となった。耳につくボーカルや特徴的な譜面から人気が高く、その知名度と合わせて削除理由もスキャンダラスに語り継がれている。
しかしアーティストのEPMDは全員存命で、射殺されたというのは全くのデタラメである。
2024年に入って考察するユーザーが現れ、「同名のアルバムでコラボしたミュージシャンと混同したのではないか」という説が提唱された。
このコラボ相手であるロジャー・トラウトマンはDDR3作目稼働の直前に射殺されているが、楽曲とは一切関係なく、実行犯もマネージャーではなく兄弟である。
- HAL研究所は『メタルスレイダーグローリー』に開発費をかけすぎたせいで倒産したことがある
ファミコン末期に出た同作はやたらグラフィックのクオリティが高く、その直後にハル研が和議申請を出したことから自然と信じられてきた噂(つまり倒産自体はほぼ実話)。
後に開発者がファンブックでこの件を否定しており、今作自体の開発費は無事に回収できたことが明かされている。
- 『MOTHER2』『同3(64版)』は糸井重里が徳川埋蔵金の発掘に熱中していたせいで開発が遅延した
いずれも開発に難航したタイトルであり、90年代に糸井氏がテレビ番組などで埋蔵金発掘の企画を進めていたことで自然発生した噂。
『
初代』『2』の音楽を担当した鈴木慶一氏のサイトにも(冗談めかして)実話であるかのように書かれているほど有名なネタである。
一方『2』『64版3』の開発元に当時勤めていた桜井政博氏はこの噂をファミ通コラムの中で何度か否定している。
桜井氏は糸井氏と親交が深く(『カービィSDX』のパッケージや『スマブラ』のタイトル・世界観も糸井氏の発案)、『3』のディレクションを打診されたこともあるほど近い立場にいたので、信憑性は高いとみられる。
該当コラムでは、目に見えている事象を安易に結びつけることに対して警鐘を鳴らしていた。
ソニック人気の高い北米を中心に、古くから語り継がれている都市伝説。
セガは一貫して否定しているものの、マイケル自身は自分をモチーフにしたゲームをプロデュースするほどのセガオタクとしても知られており、「公言を避けているだけでゴーストライターとして参加している」などの噂は絶えない。
生みの親である中氏を含め、関係者の一部が仄めかすような発言をしている事もあり、今なお一部では信じられている。
後年の移植作品の一部では特定の楽曲が差し替えられており、マイケル・ジャクソンの版権が関わっている可能性を指摘する声がある。
この話に関しては都市伝説というより最早公然の秘密だが一応記載。
この作品は諸事情により、桃太郎と貧乏神以外のキャラクターは原作者さくまあきら氏の旧友のデザイナーたちにより一新されている。
その中でも唯一正体不明のデザイナー「なごやあきら」が手掛けたキングボンビーのビジュアルが、大幅に外見が変わったのを差し引いてもどこからどうみても鳥山明…というか『Dr.スランプ』とか『DRAGON BALL』初期のギャグマンガ家としての鳥山先生のタッチとしかいいようがなく、公開当時からまことしやかに囁かれてはいた。
過去に鳥山氏は『スーパー桃太郎電鉄DX』でメカボンビーRXのデザインを担当したことがあるため、そのよしみで協力した可能性が高い。
正体を伏せた理由としては、一説では「鳥山明名義だと高額なギャラが発生するから」、「集英社やスクエア・エニックスとの版権絡みを回避するため」といった理由が挙げられている。
- 『moon』の釣り大会はBGMに「月魚」を流すと成功率が上がる
この釣り大会は一定時間内に5匹の魚を釣り上げるミニゲームなのだが、「早く釣れるどうかが完全に運」「制限時間がシビアで、試行回数をそれなりに重ねないと突破不可」「まず再チャレンジが面倒」といった要因が重なり、ゲーム中最大級の難関ポイントとして知られている。
そんな理不尽さから多くのプレイヤーが必然的に攻略情報を求め、結果として広まったのがこの都市伝説である。
この情報の出所ははっきりしておらず(少なくとも2005年のブログに半信半疑の情報として書かれているのが確認可能) 、ゲーム内でも公式な攻略情報として示されているわけではない。
しかしミニゲームの仕様に運が絡んでくるせいで、ハッキリ否定する決め手もないまま広まり続けている。
2017年にはニコニコ動画で検証動画がアップされ、この裏技はガセの可能性が高いことが示された。
検証では成功率が上がらないどころか少しだけ下がったというオチがつく始末であり、反対にゲーム内でも示唆されていた攻略法を使った場合は目に見えて成功率が上がっていた。
- 初代『ぷよぷよ』の対戦は5連鎖を組むだけの大味なゲーム
次作『
ぷよぷよ通』における相殺システムの秀逸さを示す上で誇張気味に語られる話。
初代は相殺が出来ないため、致死量に匹敵する5連鎖を組んでしまえばそれで決着が着いてしまう……という算段である。
CPU戦を少し遊ぶだけでもわかるが、そもそも5連鎖を組むのはそこまで簡単ではない。
相殺ができないということは相手の妨害を防ぐ手段も無いわけで、おじゃまぷよを数個送られるだけでも侮れない妨害になってくる。
(それこそ『通』の次作にあたる『
SUN』では、おじゃまぷよと同等のギミックが一つ降るだけで連鎖の妨げになることがよく知られている)
結果的に初代の対戦では「小連鎖で相手の連鎖を阻止してから先制を狙う」というのが重要な戦略として成立しており、単に5連鎖を狙うだけでは勝てないゲームとなっている。
それどころか、ダブルを絡めた小連鎖を素早く二発打ち込むことで、5連鎖を決めた相手に勝つ猶予すら残されている。
ネットの成熟につれ戦法やプレイ動画が共有されるようになってからは『通』と全く異なる戦略性が再評価の兆しにあり、スピード感に溢れたこちらのルールを好むファンも少なくない。
実際に「通」家庭用では…おそらく前作プレイヤーへの配慮として…相殺の有無が設定できるようになっているほか、現在のSEGA直営シリーズでも『15th Anive』以降原則的に「初代ぷよぷよルール」「ぷよぷよ通ルール」などを最新作前提のぷよ勝負のルールやシステムとは別枠で移植実装することで、相殺以外も含め、途中作から登場しているルールが好きではない・慣れていない(例として『フィーバー』フィーバーモード・『7』だいへんしんのような盤面自体をまったく別の2つめとするルール)プレイヤーでも全力でぷよ勝負ができるように作られている。
スマブラシリーズ初の他社ゲストであるスネークとソニックに関する噂。
スネークのホームステージであるシャドーモセス島で、スネークを操作して特殊アピールをすると大佐やオタコン、メイ・リンらと対戦しているキャラクターについて無線で話すのだが、何故かスネークはソニックの事を「気に食わない」と敵視している。理由は本人もよくわからないらしい。
これについては、「スネーク役の
大塚明夫の父親
大塚周夫がソニックの宿敵
Dr.エッグマンを演じていたから」という説や「コナミとセガは仲が悪いから」という説、「他社ゲストがスネークだけでなくなった」という説が唱えられてるが、いずれもファンの憶測に過ぎず、公式が未だ理由を明かしてないため一切不明。1つ目は
承諾をちゃんととったのであれば昭夫さんなりのファンサービスとして頷けるが、それ以外はさすがに無理があり過ぎるか。
…というか、よくよく考えたら会社が異なる他社ゲスト同士の対立を煽るような内容になってるので大問題である。よく怒られなかったものだ……。
- Overflow作品に登場する沢越止は『Summerラディッシュバケーション!!2』で娘の鷹司りでるにより去勢された
アダルトゲームブランド「Overflow」の作品は登場人物の大半が血縁関係にあり、その基点にいるとされるのが「沢越止」という人物である。詳細は当該記事に譲るが、女とあらば親族だろうと幼女だろうと誰彼構わず性的関係を持ち妊娠させる外道であり、その鬼畜ぶりから最後には「サマラデ2」で娘の鷹司りでるにより去勢される制裁を受けたとされていた。
しかし2024年8月にそのシーンの動画はおろか画像やテキストデータの一つもインターネットに上げられていないことを疑問に思ったとあるユーザーが実際に「サマラデ2」をプレイした結果、「
そのようなルートはゲーム本編には無く、GARbroでテキストデータをぶち抜いても去勢された事実は確認できなかった」という事実が発覚。
遅くとも2008年1月頃には去勢関連の話は出ており、別の媒体で代表のメイサーズぬまきちが話した可能性も否定できないものの、一体どこからそのような噂が上がってきたのかは不明。
ただ、Overflowというブランド自体「
School Days」がヒットするまで全く無名のブランドであり他の作品に触れてみようという人も少なく、「サマラデ2」もコミックマーケット66限定販売だったこともありプレイ者の絶対数も少なかったこと、またアダルトゲームはプレイ動画、特にHシーンがYouTubeやニコニコ動画等の動画サイトへの投稿が禁止されていることもあり、誰も訂正するものがいなかったものと思われる。
NieRシリーズ第二作『NieR:Automata』に登場する一部のアンドロイドには『疑似記憶』と呼ばれる、旧世界の人類の記憶がランダムに付与されているという設定があるのだが、このうち操作キャラの一人であるヨルハA型二号ことA2の疑似記憶は、「前作の登場人物であるカイネのものである」という説。
当該作品の前身である舞台『ヨルハ』及びそのリメイク版である『音楽劇ヨルハ』ではA2の過去が描かれており、その作品で明かされたA2ことアタッカー二号の疑似記憶は『祖母と田舎で幸福に暮した少女』とされている。Replicant本編開始前のカイネは崖の村で祖母と仲睦まじく生活していた為、先述のA2の疑似記憶の持ち主ではないかとファンの間で囁かれている。
現状この話は公式から一切回答が無い為何とも言えない。(もし何か回答があれば追記お願いします)
確かに『祖母と暮らした少女』と聞けばファンが一番に思い浮かべるのはカイネだが、正直そんな特徴が当てはまる人間はどこにでもいただろうし、彼女だけに絞るのはいささか突飛である。
A2とカイネがどこか似通った雰囲気なのも相まって浮かんだ説とも言えるだろう。
なお、ReplicantとAutomataの登場人物関係にはもう一つ都市伝説があるのだが…
- NieR Replicant ver.1.22のEエンドに登場する量子サーバーの管理者の二人は2Bと9Sのベースとなった人物
Replicant ver.1.22のEエンドには量子サーバーの管理者である双子の少年と少女が登場するのだが、この二人はEエンドの顛末で消滅した後に2Bと9Sに転生したという説。(正確にはこの二人のベースモデルである二号と九号、及びその後継機である二号モデル達と九号モデル達)
A2とカイネの都市伝説以上に突飛に見えてしまうが、
- 管理者二人はそれぞれ少年の声が花江夏樹氏、少女の声が石川由依氏と2B・9S(及びベースモデルの二号と九号)と演者が同じ
- 管理者の少年の話し方が9Sあるいは九号にどこか似ている
- 1.22版資料集のカバー裏小説にはEエンド後の管理者の少年が登場しているが、『再び少女に会う』事を祈りながら消えるというどこか意味深な終わり方をしている
- ヨコオタロウ氏が「二人のCVには意味があり、Automataまでプレイした人には何となく分かる理由」といった旨を語っていた
といった具合に彼らの関係に意味深な何かがちらほら提示されている為、ファンの間では割と信じられている説でもある。公式関係者がほのめかす発言をしたというのも大きい。
ただNieR Re[in]carnationではReplicant・AutomataのEエンド後の世界で管理者の少女がラスボスとして登場しているという、これまた頭がこんがらがりそうな描写もあるため、この説を鵜呑みにするのも少々禁物ではある。
一方でアニメ版のアイキャッチの16進数にて、2Bと9Sの生存が後に大災厄に何らかの形で関わっている事が提示されてしまうなど、二人にどこかきな臭い物が漂ってきているのも事実。
ヨコオタロウの動向に恐々としながらも今後の展開が気になるネタである。
トレーディングカードゲーム
MTGはかつて、2~3のカードエキスパンションで構成される「ブロック」という区切りで扱い、スタンダードのカードプールの入れ替えはブロック単位で行われていた。
最後発の物はスタンダードでの使用期間が短いため、わざと強いカードを多く入れて売り上げを伸ばそうとしている、というもの。
実際、「アライアンス」「ウルザズ・ディスティニー」「スカージ」「未来予知」「モーニングタイド」などブロック最後でカードパワーの高いエキスパンションは数多い。
しかし、「プロフェシー」や「ドラゴンの迷路」なんかの例外も結構あり、現在ではブロックという概念は廃止されているため噂話の域を出ない。
また、「実は2番目のエキスパンションの方が強い」という説も存在している。「ウルザズ・レガシー」「ネメシス」「ワールドウェイク」などがその論拠とされている。
「ウルザズ・レガシー」で出たぶっ壊れオーラ・エンチャント《怨恨/Rancor》。漫画「デュエル・マスターズ」でも切札勝舞くんが使ったことがあるのでそれで知っている方もいるだろう。
その効果はたった緑マナ1つで「トランプル・+2/+0修正」をつけたクリーチャーに与えるだけでなく、《怨恨》自身が破壊されても手札に戻るので、オーラの弱点である破壊されるとディスアドが大きいという部分を克服しているどう考えてもコスト以上のぶっ壊れカードであった。おまけになんとコモン。そのため当時は下手なレアカードよりも値段がついていることもあったという。
そんなぶっ壊れカードを当時のプレイヤー達は「《怨恨/Rancor》のマナコストは「(2)(緑)」の予定だったが誤植で「(緑)」だけになってしまった」と噂をした。実際そうでもないとおかしいカードではあったが…。
そうして時が流れた2012年、Mark Rosewaterのコラムで本当に怨恨のマナコストは誤植であった、と言う事実が明かされた。但し本来は「(1)(緑)」の予定だった、と言う。
テストプリントで誤植に気付いたものの、原板を作り直すにはコストがかかるので、費用対効果から修正せずにGoが出てしまったとのこと。
だが(1)(緑)でも当時としては相当破格なコストなのでやはり壊れカード満載のウルザブロックのカードということなのだろう…。
DMはシリーズ展開初期の時代のエキスパンションは偶数弾は評価が高くなる一方、奇数弾は評価が低くなる傾向があったことから「奇数弾の法則」が存在すると言われるようになった。
この法則は「偶数弾と奇数弾で開発チームが違う」とか「偶数弾はクリスマス商戦に当たりやすいのでカードパワーを高めに配分する」という噂で構成されたジンクスである。
後に
闘魂編以降のシリーズでは奇数弾でも強いエキスパンションが出てきたことからこの法則は崩された。
奇数弾となる闘魂編第2弾DM-07は色々とヒドイ物であったが。
その他ゲーム関連
- ファミ通がある攻略wikiの情報を誤字まで含めて雑誌に丸写しした
「大丈夫?ファミ通の攻略本だよ」というスラングを象徴する逸話としてしばしば語り草に挙がるエピソード。
長らく信じられてきた噂だったが、あるやりこみユーザーが調査動画を投稿し、デマであることが周知された。
結論から言うと誤字まで含めて転載された事件は実在するのだが、実際に転載したのは
ゲームラボ
である。
該当作品は『
テイルズ オブ リバース』で、ウェブアーカイブから当時の様子を確認可能。
当時のトップページには「誤字まで雑誌掲載とか勘弁願えませんか?」とデカデカと書かれており、ウィキからの反感は大きな物であった。
元々ファミ通はいくつかの攻略本でやらかしていた過去があり、この少し前には『
FINAL FANTASY ⅩⅠ』に関するいい加減な記述で度重なる炎上を起こしていた。
先述の動画では、これらの逸話をめぐる不信感も合わさってファミ通の仕業にすり替えられてしまったのではないかと推測している。
カセット式のゲームが起動しないときに。項目参照。
昭和キッズはみんなやってたし、平成後半の作品『
仮面ライダーエグゼイド』でもやる描写が入ったが、実は故障の原因にしかならない。
ランダムなものにゲン担ぎはつきもの。項目参照。
こういうのはひいては駄菓子屋の当たりくじで「3列目の上から二番目に当たりが多い」だの、トレカのケース何番目がレアカードだのに通じるものがある。
食玩とかには「アソート抜き」なんてものも存在するらしいが…
主に「sonic.exe」を発祥とするホラーが有名であり、「exe
ゲーム」「exeシリーズ」と呼ばれる大量の派生作品も登場している。
他にも、
割れ対策を元ネタにした架空の「Anti Piracy Screen」、「Every Copy Of Super Mario 64 Is Personalized」などが最近発祥している。
「ゲームで生まれた都市伝説」ではなく「
ゲームを題材にした都市伝説風の創作怪談」である点が性質が異なる。
1981年、米国はオレゴン州ポートランドのゲームセンターに1ヶ月だけ設置されていたとされる、実在しないアーケードゲーム。
具体的には
- 多くのゲーマーがプレイに熱中し、筐体の前には長蛇の列が出来た
- プレイヤー達の中に記憶喪失や不眠症や幻覚に襲われる者が続出した
- 定期的に黒服の男達がそのゲームセンターを訪れ、筐体からお金ではなくなにかのデータを回収していた
- メーカーの名前はドイツ語で「感覚の削除」を意味する「Sinneslöschen」
などといった内容が囁かれている。
とりわけ健康被害に関する噂は頻繁に取り沙汰されるが、実際のところこれらの現象は超自然的な理屈を抜きにしても説明可能なものが大半を占めており、
同じ81年にも『Asteroids』で28時間に渡ってスコアアタックに挑戦していた少年が胃潰瘍を発症したり、『Tempest』のプレイヤーが偏頭痛を訴えて失神した事例が実際に存在する。
また、同年にはポートランドのとあるゲームセンターで「ゲーム賭博が行われている」という疑いからFBIによるガサ入れが行われたこともあった。
この辺りの事例に、古くから伝えられていた「メン・イン・ブラック」などの都市伝説が複合されたことで『Polybius』の都市伝説が生まれたのではないか、という説が有力視されている。
アメリカでは非常に有名な都市伝説であり、有名どころではかの『
ザ・シンプソンズ』作中でも時代遅れの
ゲームばかりが揃ったゲームセンターに『Polybius』の筐体が置かれているシーンがあったりする。
近年では世界的に人気のクソゲーレビュアー
AVGNもハロウィンの特別エピソードとして『Polybius』を題材にしたモキュメンタリーホラー調の動画を公開しており、日本でもある程度の知名度を得ている。
また、現地では伝承の内容をもとに『Polybius』を再現したゲームや、それを利用したフェイク筐体が制作されることもある。
2018年12月にもPS4と
Steamで発売されており、こちらは日本からでも購入できる。
追記・修正はセレクトボタンを押しつつAボタンを連打しながらお願いします。
- 遊戯王も期の最後のパックは割とパワカが多くなりがちだし、カードゲーム的にはよくあることな気がせんでもない -- (名無しさん) 2024-04-09 15:50:07
- 初代星のカービィでデデデ大王が悪事を反省して改心したとかいう都市伝説的に広まっているデマ。そんな設定は公式から出てきていない。 -- (名無しさん) 2024-04-11 02:11:16
- ちなみに実際のデデデ大王は負けた後でカービィに対抗する為に猛特訓をして、ホバリングを体得したという設定なら存在する -- (名無しさん) 2024-04-11 02:19:08
- 要相談項目に関する相談用ページで、このページからポケモンに関する内容を分割するという提案が為されました。本日より1週間後の5/3までに反対がなければ実行します。 -- (名無しさん) 2024-04-26 11:44:19
- ウマ娘系だと芦毛のウマ娘は現実のように幼少期は違う髪色で白くなるってのもある意味そうかな(実際は公式からの回答が出てないパターン) -- (名無しさん) 2024-06-07 07:41:50
- この手の項目で「すぐにけせ」がないのが意外。 -- (名無しさん) 2024-07-12 21:44:59
- アンタップミスみたいなカードゲームのローカルルールは都市伝説とは違う? -- (名無しさん) 2024-07-24 14:43:13
- ↑3ゴルシが言及してた気がするが、ゴルシだしな… -- (名無しさん) 2024-07-24 14:56:46
- また容量制限いっぱいになっているようです。分割するとしたらDQ・FF辺りでしょうか。 -- (名無しさん) 2024-09-26 03:20:15
- ドラクエはありだと思います。FFは微妙な気もしますがその次くらい。ただ個人的にはスパロボもありなのではないかと思ってます(純粋に参戦作品などの兼ね合いもあるので) -- (名無しさん) 2024-09-28 09:48:21
- エーヴェル(トラキア)=ブリギット(聖戦)説も都市伝説に入れていいんかねぇ?分割街だけど -- (名無しさん) 2024-11-08 12:19:24
- 分割って勝手にやっていいんだっけ?制限引っかかったからそろそろやりたい(というかこういうのは言い出しっぺしかやらないオチになるから↑3の人が動いて欲しかった…) -- (名無しさん) 2024-11-13 06:25:00
- 反対が無ければ、ドラクエのみ分離する予定です -- (名無しさん) 2024-11-13 06:31:32
- 予告通り、ドラクエの分割を完了しました。当方ドラクエはあまり詳しくないので、追記修正に関する決まり文句等こまかい部分の体裁は他の方に譲ります -- (名無しさん) 2024-11-27 19:11:14
- ↑4 都市伝説というか考察にあたるやつだし、そもそも状況からして「答えは出してないけどそういうこと」って話だからな(証拠が多すぎる)。トラキアでいうならナンナの父親とかのほうがよほど都市伝説だよ -- (名無しさん) 2024-11-28 00:13:19
- ゲーセンの湾岸ミッドナイトシリーズにおいてMTでプレイするとランク(級)が上がりやすいって都市伝説? -- (名無しさん) 2024-11-29 18:18:07
- マリオ・マリオ、ルイージ・マリオって、映画でのシーンでは、悪者のアジトに連れてこられて名前を訪ねられた時、とっさに適当なフルネームをでっち上げた、みたいなニュアンス(要するに真面目に答えたわけじゃない)的なニュアンスだったと記憶してるんだけど、どうだったけかなあ。 -- (名無しさん) 2024-12-15 17:38:53
- 地球防衛軍2の凶虫バゥはスタッフが攻撃力を1桁間違えたっていう話があるけどあれも都市伝説に入るのかな? -- (名無しさん) 2024-12-25 18:09:57
- ICOは初代プレステででる予定でしたね -- (名無しさん) 2024-12-31 20:15:07
- またパンクしているようです。次はスパロボかマリオシリーズ辺りを分割する必要がありそうです -- (名無しさん) 2025-03-10 03:22:03
- 「スーパーロボット大戦シリーズ」「マリオシリーズ」「テイルズオブシリーズ」の分割を提案します。反対が無い場合は分割を実施します -- (名無しさん) 2025-03-24 19:07:01
- テイルズオブシリーズは分けるほど都市伝説はないと思います。ここに書かれている以外だとデスティニーのリオン生存とかくらいしかなさそうです。FFシリーズのほうが優先かと -- (名無しさん) 2025-03-24 19:24:40
- 3000文字以上ありますしどの道すぐに一杯になりそうな項目なので先に切り離しておいて損は無いと思いましたがまだ不要ですかね? FFが優先というのは確かにそうですね。では「FFシリーズ」の分割も合わせて提案します。 -- (名無しさん) 2025-03-24 19:38:06
- ソシャゲ関連だけまとめて分けるのを提案したい。ここまで挙がってる単体IPだと量が少ないし、分けてもすぐ一杯になると思う -- (名無しさん) 2025-03-28 19:14:07
- 特に反対が無いようでしたので上記の分割を順次進めて行きます。テイルズの分割は一旦保留とします -- (名無しさん) 2025-04-04 00:16:59
- 分割を実施しました。それでもまだ120分以上あるのでいずれは「ソーシャルゲーム」も分割する必要があるかもしれませんね -- (名無しさん) 2025-04-04 19:14:07
- え、実行したの…?ソーシャルゲーム"だけ"って反対案出したのに、1日しか確認の猶予設けず通すとか思わなかったわ…そもそもソシャゲ案だけ省くのも道理が通ってないし、こんな沢山分けるのも「なるべく分割しないでね」っていう本ウィキの姿勢に反してるし、すげぇ納得いかんわ…もう議論する気も起きないんで勝手にしてくれ -- (名無しさん) 2025-04-05 06:19:19
- 連投失礼、自分の書き方だと「ソシャゲ関連だけの記事を作る」にも読めてしまう状態だったね…申し訳なかった(自分としては他の案全て棄却しつつソシャゲのみを分離してくださいって提案のつもりだった) -- (名無しさん) 2025-04-05 06:41:07
- ↑ 失礼、仰る通り「『テイルズ』含む4項目に加えて『ソーシャルゲームに関する都市伝説』も一緒に作っては?」の意味と受け取ってました。最初の提案から1週間が既に経過し反対意見も無い「ソーシャルゲームに関する都市伝説」も近い内に作成します。流石に今建てるとここからの分割だけで履歴が埋まってしまうので新着から先の3項目が流れ切ってからに致します -- (名無しさん) 2025-04-05 07:05:51
- ↑いいえ、分割は次回容量オーバーになるまで見送っていただいて大丈夫です(そもそも分割記事は無闇に作っていいものではないですし、それを理由にソシャゲのみの分割を提案していました) -- (名無しさん) 2025-04-05 08:49:10
最終更新:2025年04月24日 07:28