登録日:2023/08/21 (Mon) 01:59:34
更新日:2025/01/22 Wed 15:53:46
所要時間:約 14 分で読めます
【概要】
【あらすじ】
数々の出来事を経験し、人気アイドルに成長した765プロの少女たち。
765プロ総出演の映画「眠り姫」も制作され、千早はニューヨークでレコーディング、美希は役者に抜擢されハリウッドと海外での仕事も舞い込む。
初のアリーナライブが決定し、バックダンサーを務めるアイドル見習いのスクール生・矢吹可奈たち7人が参加。
仕事の日程を調整して合宿を組み、練習について行くのも精一杯なダンサー組を支えながら、培った技術を披露すべくステージの構成を練っていく。
そんな中、プロデューサーのハリウッド研修が決定し、アイドルたちに動揺が走る。
合宿後には経験を積むため765プロのミニライブに参加していたダンサー組だったが、各々のミスに気落ちしてしまい、特に沈んでいた可奈は姿を見せなくなり…
【登場人物】
CV:
中村繪里子
赤い
リボンがトレードマークの
ドジっ娘アイドル。
いつ何時でもトップアイドルを目指して邁進していたが、765プロへの思いとプロデューサーの大怪我が重なり病んでしまい、自分自身と向き合い皆に支えられ復帰。
アリーナライブではプロデューサーからリーダーを任せられ、練習についていくのも精一杯なダンサー組に寄り添う。
ダンサー組では主に可奈と交流し、彼女の憧れとして尊敬の眼差しを受けながら絆を深めた。
可奈を巡ってリーダーの在り方に思い悩むも、千早と美希の支えを受けて行動に移す。
『-signs-』では全アイドルを対象とした投票で選ばれるアイドルアワードを受賞。
765プロ全体で受け取りたいと珍しく我儘を述べるも、美希の一喝と祝福を受けて個人受賞を受け入れた。
CV:長谷川明子
歌もダンスも軽々こなすマイペースな天才肌。
海外の映画監督のオファーを受けてハリウッドでの仕事を準備中。
担当プロデューサーを「ハニー」と呼び、春香に対する信頼と
ライバル心が随所で描写されている。
『-signs-』では個人の受賞を765プロ全体に変えようとした春香を一喝し、悔しさを滲ませながらも誰よりも笑顔で受賞を讃えた。
謎の外国人からの電話を二つ返事で許諾するが、その正体は海外の大物映画監督で本作に続いていく。
CV:
今井麻美
765プロを代表する蒼い歌姫。
家族の過去を週刊誌に掘り返され一時期塞ぎこんでしまうも、
春香を中心とした765プロに支えられて復帰。
海外での二度目のレコーディングを前に、アリーナでのライブに向けて自主練習に精を出している。
リーダーとして四苦八苦する春香を支えつつ、写真撮影を新たな趣味にしている。
確執のある母親と向き合うために手紙に合宿の写真とアリーナライブのチケットを同封して和解の一歩を踏み出した。
『-signs-』では役者といった仕事にも抵抗が無くなり、歌にのみ固執せず心に余裕ができた事を春香に打ち明けている。
CV:仁後真耶子
周りを元気にする明るい笑顔が特徴のアイドル。
見違えるように体力が付き、練習やダンスで遅れを取る事もなくなった。
明るい笑顔でダンサー組にも接し、丁寧にアドバイスする技量も身に付いた。
アリーナライブのミーティングでは真っ先にやりたい事を表明してやる気に溢れている。
CV:
浅倉杏美
気弱で可憐な穴掘りアイドル。
当初は男性恐怖症で仕事どころかプロデューサーとのコミュニケーションすらままならなかった中、数々の経験を経て大きく成長。
後輩の様子に気を配る心の余裕も生まれ、かつての自分とダンサー組を重ね、練習に苦労する彼女たちに寄り添う。
『-signs-』では春香が主演した舞台の影響を受けながら稽古に励み、貴音も賞賛する気迫を身に付けつつある。
CV:平田宏美
心は乙女なボーイッシュアイドル。
765プロ随一の身体能力でアクションを熟せる役者として重宝され、カンフーアクションを取り入れた主演映画が公開された。
『-signs-』では男の子役で主演が決定し、役柄に固執しなくなった心境を明らかにしている。
CV:下田麻美
いたずら好きな明るい双子のムードメーカー。
亜美は竜宮小町として
ローソンのCMに出演し、アルバムリリースの全国ツアーで各地を飛び回っている。
合宿では練習の疲れを全く見せず虫捕りや水遊びで元気にはしゃぎ回り、無尽蔵の体力を見せている。
『-signs-』では春香のアイドルアワード受賞を誰よりも早く祝福した。
CV:
釘宮理恵
アイマスを代表する
ツンデレお嬢様。
真や周囲とお馴染みの口喧嘩を繰り広げつつ、同時に深い信頼で結ばれている。
ハメを外して美希や亜美真美と水遊びして服が濡れた様子をプロデューサーに目撃されて激怒した。
ダンサー組では主に志保と交流し、プライドが高く周囲に壁を作っていた過去の自分と似たものを感じて気に掛けている。
先輩に対して言葉が過ぎる志保を諌めつつ一定の理解を示し、春香にリーダーの覚悟を固めさせた。
CV:
たかはし智秋
スタイル抜群のマイペースなお姉さん。
人並み外れた方向音痴は相変わらずで、よく律子たちを振り回している。
最年長としてダンサー組全体を見守り、過去にダンスの振りを覚えるのが苦手だった経験を活かして百合子にコツを伝授した。
CV:
原由実
ミステリアスな雰囲気と独特の凄みを持ったアイドル。
食べる事が大好きで、民宿の食事を堪能すべく急いで合宿に駆けつけた。
合宿では疲れが溜まっていた響にマッサージを施して悶絶させ、意外な特技を披露した。
『-signs-』では舞台の稽古を通して目覚ましい成長を遂げる雪歩を賞賛する。
CV:沼倉愛美
動物と通じ合う沖縄出身の元気っ娘。
動物番組を中心に活躍し、765プロの中では一番幅広い層から人気を獲得。
今回はアニマスで怒涛の活躍を果たした
ハムスターのハム蔵の出番は少なめ。
CV:若林直美
元アイドルの経歴を持つ、765プロダクションのプロデューサー。
伊織、あずさ、亜美のユニット「
竜宮小町」を担当し、765プロの中から一足先に人気アイドルへ押し上げた。
アイドルの経験を活かしてボーカルやダンスの講師も担当し、合宿ではお揃いの練習着を用意して「GO MY WAY!!」を披露。
劇中ではアイドルから身を引いたため主題歌の「M@STERPIECE」は12人歌唱だが、他媒体では参加バージョンの編成が組まれている。
CV:滝田樹里
765プロダクションの事務員。
昔馴染みである高木社長と善澤さんの関係を妄想で楽しんでいる安定の
腐女子っぷりを発揮。
プロデューサーのハリウッド研修には律子と共に二人きりの時に寂しさを吐露し、陰ながらヒロイン度を上げている。
その過去は長年秘密にされていたが?…
CV:赤羽根健治
765プロダクションのプロデューサー。
当初は新人で頼りない面も多々あったが、アイドルと共に大きく成長。
今も小さなポカはやらかしつつ、アイドルたちから頼りにされている。
アリーナライブでは春香を信頼してリーダーを任せ、相談に乗りながら見守っている。
成長し続ける765プロのアイドルに負けないプロデューサーとして躍進すべく、ハリウッド研修を志望した。
ダンサー組が揉めている事を知り、今まで以上にアイドル同士で意思疎通を図れるようアリーナライブまでの間、765プロで預かる事を決定する。
配信ドラマではスクールに赴いてダンサー組に合格を伝え、不安がる彼女たちを元気付けている。
CV:
大塚芳忠
765プロダクションの社長。
新たにアリーナライブを企画し、アイドルたちの更なる成長を期待して可奈たち新人を支える役割を与えた。
CV:木戸衣吹
スクール所属の春香に憧れるアイドル見習い。
春香の輝きに憧れを抱いてアイドルを志し、「天海先輩」(本音では春香ちゃん)と呼んでいる。
甘い物全般が好物で、特に袋入りプチシューを食べているのが印象深く、春香と共に拾い集める場面は語り草。
歌が大好きな一方音痴で、春香や千早には楽しそうに歌う姿を「(自分)春香に似てる」と言及された。
ダンサー組の中ではメインキャラと言える立ち位置であり、可奈の動向がストーリーを動かす。
憧れの春香を心の支えにして努力するも、765プロのバックダンサーという重責やミニライブでのミスをゴシップ誌に悪意的に取り上げられ、心を閉ざして全てを投げ出してしまい…
アニマスの裏側を描いた漫画『
THE IDOLM@STER』765プロ編にダンサー組、『ミリオンライブ!』の
松田亜利沙、『
アイドルマスター シンデレラガールズ』の
島村卯月、
本田未央と共にカメオ出演している。
CV:大関英里
中華料理屋「佐竹飯店」の看板娘。
ダンサー組では最年長で、リーダーに近いポジションにいる。
自分の料理を食べて貰う事が大好きで、食べっぷりのいい真に注目している。
『-longing-』では練習の息抜きに民宿の食事作りを手伝い、特盛り
中華料理を振舞った。
CV:
渡部優衣
関西弁が特徴のノリのいい大阪人。
配信ドラマでは人懐っこい性格で率先してダンサー組と仲良くなった様子や、
ダイエットせずに体型を維持している事が明かされた。
CV:
伊藤美来
空想癖のある文学少女。
配信ドラマでは杏奈に同じ
ゲーム好きの匂いを感じ取り、「風の戦士」の片鱗を見せている。
『-longing-』では美希とやよいに好みの本の内容を熱弁して盛り上がった。
演じる
伊藤美来はライブシーンのモーションアクターも兼任しており、雪歩を担当していた事が明かされている。
CV:
雨宮天
複雑な家庭環境から自立心が強い少女。
周囲を
ライバル視して壁を作り、手厳しい意見を述べては衝突が絶えない。
一方で家族を何よりも大切にし、『-longing-』では自然な笑顔で弟のりっくんこと北沢陸に電話していた様子を伊織に揶揄われた。
仲間に壁を作る姿を伊織に諭されながらも、春香のリーダーとしての在り方に反発。
春香に発した
「もう時間がないんです!」は劇中でも印象的なセリフだが、(現実の)プロデューサーからは半ばネタ台詞としても愛されている。
配信ドラマでは自分なりに可奈たちを気に掛けている様子や、ストイックさがダンサー組に良い刺激を与えている事が明かされた。
『ミリオンライブ!』でも可奈との組み合わせは鉄板で、概ね他作品でも喧嘩や騒動を乗り越えて絆を育んでいる。
CV:夏川椎菜
内気な
ゲーマー少女。
『ミリオンライブ!』では「アイドルの自分を演じる時は別人のようなハイテンションになる」二面性も大きな特徴だが、本作においては終始普段のダウナーキャラで描かれている。
配信ドラマではスクール内でもステージに立った姿は有名と奈緒が認知している。
オンラインゲーム内では「ViViD rabbit」という腕の立つプレイヤーで、『-longing-』では同じゲーム好きの亜美真美と交流し、激レア装備と高い腕前を褒められた。
CV:
麻倉もも
ダンサー組最年少のお嬢様。
父親に溺愛されて育った箱入り娘で、何事も新鮮で好奇心旺盛。
『-longing-』では同じく犬を飼っている響と交流し、ジュニオールといぬ美の話で盛り上がった。
配信ドラマでは天真爛漫な性格でダンサー組に可愛がられ、同時にみんなを慕っている。
CV:寺島琢磨、神原大地、
松岡禎丞
元961プロのアイドルグループ・ジュピターのメンバー。
961プロのメディア戦略で人気を得たものの
黒井社長の暴挙に業を煮やし、グループごと事務所を辞め一からのスタートを切った。
冬馬は春香の実力は認めているもののアリーナライブのチケットを挑戦状と表現する等
ライバル心から素直になれず、何故か毎回少女漫画の如く廊下の角でぶつかっている。
今作とほぼ同じ時系列を辿りアニメ版『SideM』のプロローグとなる『Episode of Jupiter』では、春香と邂逅するシーンが彼らからの目線で改めて描写されている。
CV:星野充昭
高木社長と旧知の仲である新聞記者。
【楽曲】
M@STERPIECE
歌:
天海春香、星井美希、如月千早、
高槻やよい、萩原雪歩、菊池真、双海亜美/真美、水瀬伊織、
三浦あずさ、
四条貴音、
我那覇響
作詞:yura、作曲:神前暁(MONAKA)、編曲:神前暁(MONAKA)/高田龍一(MONAKA)
yuraと
神前暁の黄金タッグに劇伴の高田龍一を加えた本作の主題歌で、アニマス集大成として非常に高い人気を誇る楽曲。
765ASの衣装名は「スターピースメモリーズ」、ダンサー組は「スターピースドリーマー」
振り付けは当時StylipSの能登有沙が担当、モーションアクターは能登に加え同グループの豊田萌絵、前述したようにキャストと兼任である
伊藤美来も参加。
劇中では最大の山場に5分30秒のフル尺で19人による圧巻のライブパートが描写された。
『ミリオンライブ! シアターデイズ』ではイベント「プラチナスタートレジャースペシャル〜M@STERPEACE〜」で実装。
配置はアニメの19人に
律子を加えた765AS13人+ダンサー組7人の計20人で、初めてダンサーとアリーナのステージ込みで3DMV化。(配置変更と歌い分けも可能)
虹色ミラクル
歌:765PRO ALLSTARS
作詞:森由里子、作曲:NBSI(中川浩二)、編曲:NBSI(kyo)
本作の
エンディングテーマ。
追記、修正は輝きの向こう側を見届けてからお願いします。
- いおりんが春香と話すところホント好き -- 名無しさん (2023-08-21 02:35:52)
- 虹色ミラクルはアイマスで1番好き。 -- 名無しさん (2023-08-21 02:43:35)
- アニエムとは世界観が繋がっているけど、果たしてミリアニとは繋がっているのか否か…(主に律っちゃん周りの設定で) -- 名無しさん (2023-08-21 06:33:35)
- ミリアニ(とミリシタのアニメ連動イベント)とはパラレルと明言されてる。実際どういう意味合いでパラレルなのかはミリシタや劇場先行上映を見てもろて…。 -- 名無しさん (2023-08-21 10:12:59)
- ↑繋がってないよ。ミリアニは他のどの媒体とも違う独自の世界線って明言されてる -- 名無しさん (2023-08-21 10:15:05)
- 特別な曲に冠せられる「@」の名の中でも殊更特別感の強いM@STERPIECE、楽曲人気投票やると大体1位~上位なのパない -- 名無しさん (2023-08-21 11:43:30)
- 過去の情報は無視される訳ではないが、映画で描かれた公演の時点でバネPがチーフに昇格しつつも居残り、新たにミリアニPが入社したのに伴って主に新人の面倒見てたりしてるね。そこまで難しく考えずとも都合のいい部分は取り入れて都合の悪い部分は改変してく感じてはなかろうか(笑) -- 名無しさん (2023-08-21 11:46:13)
- ミリシタ内のアニメステージコミュで源P既にいるムビマスっぽい世界線を展開してるから解釈を突き詰めると今までのアニマス→ムビマスとは別にアニマス→源P採用で律子アイドル復帰→ムビマスっぽいアニメステージコミュ→ミリアニという世界線が新たに確立されたが適切じゃないかね まあ律子P設定も大分前のものだしがっつり繋ぎは流石にね? -- 名無しさん (2023-08-21 15:03:40)
- 今見ると可奈のキャラ違和感あるしパラレル化は妥当でもある 頼れる大人がいなくてああなっちゃったという考察はなるほどと思った -- 名無しさん (2023-08-21 15:05:48)
- 世界線に関しては他にも色々違う所はあるけど「もしもムビマスにミリアニPがいたら」って感じがしっくりくる ミリシタのマスピコミュもそんな感じだし -- 名無しさん (2023-08-21 15:16:03)
- ↑3源Pが入社したから、律子がPにならないルートなんでしょ。あと、茜ちゃんが歴史を変えるために暗躍して源Pを入社させた可能性もあるけど -- 名無しさん (2023-08-21 15:58:50)
- ↑今後源Pの入社時期が描写されれば律子がアイドルのままか元アイドル→P→アイドル復帰どちらかかも分かるんだが、個人的にはバネP入院前後で源P入社で後者の解釈 -- 名無しさん (2023-08-21 17:02:39)
- プチシュー拾うリアルでぬるぬるした動きは拡散されてMAD素材になったりやたら有名。描いたアニメーターは後に… -- 名無しさん (2023-08-21 17:21:57)
- ダンサー組のキャラがやや違う理由はグリマス開始よりずっと前のキャラ設定しかないような頃からムビマスを制作していたから。メンバーを決める際「年少枠でこの子どうですか?」「その人最年長です…(このみさん)」なんてやり取りがあったらしい -- 名無しさん (2023-08-21 18:08:56)
- TV版に比べて雰囲気が若干重いが、個人的にはTV版の作風がイマイチしっくり来なくて、こういうののほうが楽しめた。 -- 名無しさん (2023-08-22 14:39:54)
- ↑5 先行上映で妙に茜ちゃんに注目が集まってたのはそれが原因か……。そして未来ちゃママの尻。 -- 名無しさん (2023-08-23 11:40:16)
- アニメシリーズで記事化されていないのは残りアニエムだけかな?特に『エピソードオブジュピター』は結構感動したし -- 名無しさん (2023-08-24 06:38:20)
- 映画そのものの出来は良いけど、おさげ時代からの律子Pとしては1人だけステージに上がっていない光景に複雑な気持ちもある -- 名無しさん (2023-08-29 08:32:57)
- ドラマCDでの補完はあったけど当時劇場で観てた友人と声を合わせて思ったことは、「ダンサーチームの厳しいレッスンをあそこまで深掘りしておいてライブ手拍子シーンだけ!?」だったなぁ -- 名無しさん (2024-06-04 11:48:29)
- 劇場版ラストでプロデューサーを出迎えるシーンが好き。EDのワンシーンで映るシンデレラガールズのゲストヒロイン(推しではないが)も。 -- 名無しさん (2024-09-27 20:48:47)
- アニマスのコメント欄が撤去されちゃったのでカキコ -- 名無しさん (2025-01-22 15:53:46)
最終更新:2025年01月22日 15:53