ワタルの手持ち(アニポケ)

登録日:2024/02/09 (金) 01:11:46
更新日:2025/01/25 Sat 05:05:02
所要時間:約 6 分で読めます





もはや言うことは何もない。

どちらが強いか、戦って決めるだけだ!!


出典:ポケットモンスター、116話『チャンピオンの誇り!ワタルVSカルネ!!』、
19年11月17日~2022年12月16日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon


概要

『ワタルの手持ち』とは、アニメ『ポケットモンスター(金銀編)』の登場人物であるワタルの手持ちの事。

手持ちのメンバーはゲーム版に準拠しているが、唯一ギャラドスが色違いに変更されている。
これは単なる色違いではなく、金銀のイベントで出てきた赤いギャラドスをワタルがゲットしたからである。
赤いギャラドスの人間への憎しみを鎮めるためにゲットしたとのことで、以後のシリーズで人間を憎んでいる描写がないため、ワタルの人柄と育成力がうかがえる。

また新無印ではゲームに先んじてダイマックスできるようになっている。

ゲーム同様にどのシリーズでも片時もカイリューを手放さないので、エースはカイリュー。
……といいたいのだが、何故か新無印でのみ赤いギャラドスがエースのように扱われている。
ダンデ戦で使用したのは赤いギャラドスだし、マスターズエイト編のキービジュアルにいるのは赤いギャラドスだし、シンジがワタル戦を想定して用意していたのはやはりギャラドスであった*1
マスターズエイト中カイリュー使いが3人もいる都合だったのだろうか……?
なお肝心のマスターズエイトでのワタルの試合では、カイリューがエースであるかのように扱われていた。じゃあ赤いギャラドス推しは何故……?
まぁメタな事情はともかくとしてカルネのテクニカルな戦法に翻弄されたワタルが本来エースであるはずのギャラドスを思ったほど活かすことが出来ずに敗北に繋がったのだと考えられなくもない。
あるいはサトシにとってのピカチュウと同じようにあくまでもワタルの一番のパートナーはカイリューということなのかもしれない。

手持ちポケモン

カイリュー→カイリュー(ダイマックス)

CV:小西克幸
技(無印):はかいこうせん、つばさでうつ、でんじは、たつまき
技(新無印):はかいこうせん、ボディプレス、たつまき、ダイアイス(元になった技は不明)
ワタルのパートナー。
主に飛行要員として活躍するほか、『はかいこうせん』で建物をぶっ壊すのがお仕事。
金銀のワタルといえばカイリュー×3でお馴染みだが、アニポケのワタルが所持するカイリューは1匹しか確認できない。
バトル面に関しては、隊長とはいえロケット団員の2匹のオニドリルを相手に苦戦しているなど、他の四天王チャンピオンのエースと比べると絶対的な強者描写が少ない。
とはいえ下記の赤いギャラドスをボコボコにしたり、カルネのメガサーナイトを相手に互角に戦うなど、弱いわけではない。ロケット団隊長が強すぎたのだろう。

AGで再登場し、海上で戦うグラードンカイオーガを止めるためにワタルとサトシの移動手段になった。

新無印ではカルネ戦の先鋒として登場。アマルルガとバトルする。
相性は最悪なうえに『ふぶき』の直撃や『リフレクター』『ひかりのかべ』と壁張りまでされてしまうが、持ち前の耐久力で猛攻を耐えしのぎ『たつまき』で戦闘不能に追い詰める。

その後は交代していたが、メガサーナイトとのラスイチのバトルを行う。
またもや相性が悪く、そのうえ無傷のメガサーナイトに対しボロボロのカイリュー。
このままでは勝てないと判断したワタルは、カイリューをダイマックスしてメガサーナイトの猛攻を耐えて、ダイマ終了時に『はかいこうせん』で勝負を仕掛ける。
しかしそれを読んでいたメガサーナイトは華麗に光線をよけてしまい、そのまま『ムーンフォース』の直撃を受けて戦闘不能になってしまった。

(通常のコイキング)→赤いギャラドス(♂)→赤いギャラドス(ダイマックス)

CV:石塚運昇
技(ダンデ戦):はかいこうせん、りゅうのまい、アクアテール、こおりの牙
技(カルネ戦):アクアテール、こおりの牙、りゅうのはどう
元々は『怒りの湖』に生息していた普通のコイキングだったが、ロケット団の『進化促進電波』を浴びせられたことで無理矢理進化させられた。
本来は通常色のコイキングだったが、強制進化の副作用でコイキング時代の色を引き継いで進化してしまったという。ようするにゲームのあの個体と同一。
人間への怒りと憎しみからチョウジタウンに攻め込もうとしていたところをワタルのカイリューにボコボコにされ、ワタルにゲットされた。
ワタルがゲットしたのは、ゲットし友達として接することで「赤いギャラドスの人間への怒りと憎しみを鎮めるため」とのこと。
以後はAG・新無印でワタルが再登場した際にも登場している準エース的存在。
ちなみに新無印で再登場した際に『ポケモンワールドチャンピオンシップス』の実況が「金色のコイキングから進化させた」と解説している。
おそらく詳しい事情を公にしていないのだろう。

AGで再登場し、海に沈んだタケシたちを救出。カイオーガを引き付けるための囮を担った。

新無印では12話のダンデ戦で登場。リザードンとバトル。
素のリザードン相手には相性もあって互角……むしろ優勢になるほどだったが、お互いがダイマックスしたら一方的にキョダイリザードンに敗北してしまう。
後にダンデのリザードンは素の状態でアランのメガリザードンXを瞬殺するほどの実力と判明したため、それと互角以上に戦えた赤いギャラドスの株も上がった。

カルネ戦では次鋒としてパンプジンと対決。
『ハロウィン』でゴーストタイプが付与されたことでパンプジンのゴースト技が効果抜群になってしまい、それでも耐えに耐えて反撃したがついには倒れてしまった。
ゴウ曰く「ワタルさんのエース」であるはずなのだが、唯一カルネのポケモンを倒せないといういまひとつエースらしからぬ扱いで出番を終えた。

サザンドラ

技:あくのはどう、トライアタック、ラスターカノン
新無印116話でついに登場した3匹目。
アニポケにしては珍しく特殊技一辺倒の技構成。
威力も申し分なく、カルネのメガサーナイトの『シャドーボール』を相殺できるほどの威力。

赤いギャラドスを倒したパンプジンを倒すために起用。
再び『ハロウィン』でゴーストタイプが付与されたが、『あくのはどう』で相手をひるませることでゴースト技を使わせず勝利。
続いて出てきたメガサーナイトには『ラスターカノン』が『サイコキネシス』で霧散させられてしまい、それに驚いている隙に『ムーンフォース』をくらい敗北した。

その他

ギャラドス

赤いギャラドスではなく普通の通常色のギャラドス。おそらくゲームでワタルが使う個体がこっち。
というのも、『ポケットモンスタークリスタル ライコウ雷の伝説』ではワタルの写真があるのだが、そこにワタルとカイリューと一緒に写っているのだ、このギャラドスが。
『雷の伝説』はサトシがジョウトを旅する前の話なので、元々はこの個体を使っていたが、赤いギャラドスゲット後はリストラされてしまったのだろう。
というのもアニポケは子供への配慮から、なるべく同種被りをさける傾向があるからである。



追記・修正は赤いギャラドスの怒りを鎮めてからお願いします。

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最終更新:2025年01月25日 05:05
添付ファイル

*1 シンジがシロナ&ダイゴ戦のために用意していたのがガブリアスメタグロスとそれぞれのエースなので、必然的にギャラドス=ワタルのエースになる