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パンプジン

登録日:2013/12/23 Mon 00:21:56
更新日:2026/07/02 Thu 17:52:21
所要時間:約 6 分で読めます





新月の 夜に 不気味な 声で 歌いながら 街中を さまよう。 その歌を 聞くと のろわれる。


パンプジンとは、『ポケットモンスター』シリーズのポケモンの一種である。


■もくじ


■データ


全国図鑑:No.0711
マウンテンカロス図鑑:No.064
英語名:Gourgeist
分類:かぼちゃポケモン
高さ:0.7~1.7m
重さ:9.5~39.0kg
タマゴグループ:ふていけい
性別比率:♂50♀50

タイプ:ゴースト/くさ

特性:ものひろい(自分が道具を持っていない時、相手が道具を消費したターン終了時にその道具を拾う。本編では戦闘終了時に10%の確率で道具を拾ってくる)
  :おみとおし(相手の持っている道具がわかる)
隠れ特性:ふみん(ねむり状態にならない)

種族値(小さいサイズ/こだましゅ)
HP:55
攻撃:85
防御:122
特攻:58
特防:75
素早さ:99
合計:494

種族値(ふつうのサイズ/ちゅうだましゅ)
HP:65
攻撃:90
防御:122
特攻:58
特防:75
素早さ:84
合計:494

種族値(大きいサイズ/おおだましゅ)
HP:75
攻撃:95
防御:122
特攻:58
特防:75
素早さ:69
合計:494

種族値(特大サイズ/ギガだましゅ)
HP:85
攻撃:100
防御:122
特攻:58
特防:75
素早さ:54
合計:494

努力値:防御+2

進化
バケッチャを通信交換→パンプジン


■概要


X・Y』で登場した、ジャック・オ・ランタンのカボチャからにょっきりと突き出た身体を持つポケモン。
今までありそうでなかったゴースト・くさの複合タイプオーロットと対をなす存在。
ナタネ逃げて。超逃げて。

進化前のバケッチャは彷徨う魂を体内に入れてあの世へ運ぶという、ハロウィンの伝承に近い説明がなされていたが、パンプジンの図鑑説明はものすごく怖い。

また、頭から生えている髪の毛のようなものは、実は腕らしい。
歌を歌いながら夜の街をさまよっており、その歌を聴いた者は呪われるという。
前述の腕で獲物を締めあげ、苦しむ様子を楽しげに見ながら歌うこともある。さらにこの腕で新月の夜にドアをノックし、開けた人間をあの世に連れていく。
また胴体から響く鳴き声はあの世で苦しむ死者の鳴き声であるとも言われている。
ただし「不気味な声で歌う」といわれているが、「うたう」や「ほろびのうた」は覚えない。

図鑑説明はものすごく怖いのだが、進化前のバケッチャも含めて容姿が可愛いと人気のポケモンである。
また、暗い場所で戦闘に出すとお腹のカボチャの顔部分が光るという特徴がある。
暗い場所でのみ発光するポケモンというのはパンプジンくらいのものであり、非常に珍しい。
XY以降、ハードの関係で暗所を表現しやすくなったため、その恩恵を受けているポケモンである。

色違いは身体がハロウィンらしい紫色になる。


■ゲームでのパンプジン


初登場のXYではパンプジンが野生で出現しないため、バケッチャを通信交換で進化させないと手に入らなかった。ぼっち涙目
対になるオーロットは野生で出現したのに……とか言ってたらSM・USUMで仲良く野生で出現しなくなった。剣盾以降はパンプジンも野生で出現するので一安心である。

バケッチャ及びパンプジン最大の特徴は4種類の異なるサイズが存在しており、この大小によって種族値が変わるという点。
サイズが大きくなるほどにHP・攻撃の種族値が上がる代わりに素早さが下がっていく。防御、特攻、特防はサイズによって一切変化しない。
このためサイズごとに異なる戦略を立てることができる。
サイズが個体毎に違う理由は暮らした土地の魂の数で決まるのだとか。
…しかし、後述するサイズ毎のフォルム名の仕様変更の影響か、現在は「元々の身体のサイズによって魂の大きさを選んで運んでいる」という設定に変更されている。

ちなみにこのサイズ、基本的にはゲーム中で判別する手段が画面を見て大きさを比べるか能力から推察するしかない。(特大サイズのみ鳴き声が1オクターブ低くなるので見分けるのは簡単とはいえ……)
なおPokemonGOでは高さを確認することで判別が可能で、小さいサイズ(XS以下)・ふつうサイズ(S~L)・大きいサイズ(XL)・特大サイズ(XXL)となる。

SVには登場しなかったが、カロス地方が舞台の『LEGENDS Z-A』には無事登場。
『Z-A』などSV以降の作品には個体ごとの大きさの概念がある故か、『こだましゅ』『ちゅうだましゅ』『おおだましゅ』『ギガだましゅ』という姿違いに改められた。
「しょうだま」ではなく「こだま」なのは「木霊」とかけているのだろうか?
また、『Z-A』発売から約1週間後に『Pokemon Sleep』『Pokemon GO』で登場した際にも、『Z-A』の表記が採用されている。

『Z-A』では15番ワイルドゾーンに生息。ギガだましゅは夜限定で出現
仕様が変わったこともありその辺のおおだましゅよりデカいこだましゅみたいな例も生まれた。
ギガだましゅのバケッチャを渡すサブミッションが存在するのだが、よく分からんがデカいバケッチャ(≒こだま~おおだまのオヤブン、昼も出現する)を渡そうとして躓く観光客が続出。ちょっとした初見殺しとなっている。

専用技に「ハロウィン」があるのだが、なんとこのパンプジン忘れさせても何度も何度も覚えようとしてくる
習得回数は驚異の4回。ジャック・オ・ランタンの意地とでも言うのだろうか?

トレーナーではチャンピオンカルネが使用する。

レンタルポケモン

【USUM】
型1:オボンのみ:わんぱくHB:ゴーストダイブ/いたみわけ/おにび/ハロウィン
型2:くろいてっきゅう:わんぱくHBD:タネばくだん/ジャイロボール/だいばくはつ/トリックルーム
型3:ものしりメガネ:ひかえめBC:シャドーボール/エナジーボール/かえんほうしゃ/ヘドロばくだん
型4:いのちのたま:いじっぱりHA:ゴーストダイブ/タネばくだん/いわなだれ/ハロウィン

型1は「おにび」で相手の物理ポケモンを弱らせて「ゴーストダイブ」で身を伏せながら攻撃していく型。相手と体力が圧倒的な差となったら「いたみわけ」で大逆転が狙える。型2はトリル型で、トリルが切れるターンで「だいばくはつ」してもいい。型3は「ものしりメガネ」をかけたフルアタッカー。「ヘドロばくだん」や「かえんほうしゃ」によりくさ同士のミラーマッチとなってもこちら側が強く出やすい。

【剣盾】
ダイマックスアドベンチャー(普通):ものひろい:かげうち/マジカルフレイム/こわいかお/なやみのタネ

特性「ものひろい」はターンの終わりに、自身が手ぶらの時に他のポケモンが使った持ち物を拾ってくることがある…のだがこれは他の仲間がまずアイテムを消費する事が前提になるので、バックパッカーから貰うアイテムも消費するものでなければ意味を成さなくなる。
技の方はくさの攻撃技こそ持たないが、「マジカルフレイム」と「こわいかお」で相手の特攻と素早さをダウンさせる事が可能。さらに「なやみのタネ」で相手の特性を「ふみん」に変更させる事で相手によってはかなり弱らせる事が出来る。

■対戦でのパンプジン


攻撃型のオーロットに対し、こちらは物理耐久が非常に高い防御型のポケモン。
サイズが大きくなるとHP・攻撃が上がり、素早さが下がる。
そのため、大きくなればなるほど硬くなる代わりに遅くなるという認識で問題ない。

種族値の都合、主に物理受けとして立ち回る事になる。耐久型として考えるのであれば大きい方がいい
……のだが、スカーフを巻けばふつうサイズ……もといちゅうだましゅでも130族を抜ける素早さがあるため、小さくして上から妨害を仕掛けていくのも一考。
ちいさいサイズもといこだましゅでも、素早さの割にはまあまあ高い物理耐久はある。
XY時代は「ねむる」以外の回復手段を持たなかったので、耐久型としての運用はやや難しかったが、
ORASでは教え技として、「こうごうせい」を覚えられるようになった。
しかし剣盾で没収されたため、ガチガチの耐久型よりもある程度クッションも意識した立ち回りが主となる。

メインウェポンは「ゴーストダイブ」「タネばくだん」、変化技も「おにび」「やどりぎのタネ」「なやみのタネ」「こうごうせい」と豊富。
剣盾では「ポルターガイスト」「パワーウィップ」まで習得可能となっており、アタッカーとしての素養も十分に持ち合わせた万能キャラとなっている。
くさタイプには珍しくほのおタイプの技を多く覚えるが、物理技は素早さを上げる「ニトロチャージ」程度で、他ははがねタイプへの役割破壊程度。
物理サブウェポンとしては相性補完として優秀な「いわなだれ」や、物理アタッカーに強く「おにび」とも好相性な「イカサマ」を使用できる。
死に際や変化技を使った後の自主退場用として「だいばくはつ」も使用できる。

高い物理防御とタイプの関係上、メガガルーラ対策の筆頭として名を連ねるポケモン。
タイプ一致のノーマル技に加えて有力なサブウェポンの「じしん」を半減できることから重宝されていた。
ただ、日が経つにつれてガルーラ使いに警戒され、対策として「ふいうち」や「かみくだく」を覚えたメガガルーラの餌食となっていった。

特性は基本的に「おみとおし」一択。
「ものひろい」も一応対戦で機能はする特性だが、「ものひろい」前提の編成でも組まなければ恩恵は得られないだろう。
隠れ特性の「ふみん」は粉系の技が無効のくさタイプ故に恩恵が薄く、ピンポイント気味。
また、隠れ特性は剣盾の『鎧の孤島』配信まで、普通サイズか特大サイズしか入手できなかった。

専用技「ハロウィン」は、相手にゴーストタイプを追加する。
オーロットの「もりののろい」と対になる技で、どちらもZワザとして使うと命中・回避・急所率以外の全能力が1段階アップするオマケ付き。
ダブルバトルでの運用もできるが、「かげうち」や「ゴーストダイブ」が抜群になるので、シングルでも十分活用できる。

『Z-A』では暴走メガシンカ戦攻略の過程で脚光を浴びた。当初は対となる「もりののろい」がヘラクロスユキメノコカイリューといったメガシンカポケモンの火力を底上げできるためにその後塵を拝していたが、追加コンテンツ『M次元ラッシュ』においてテラレイドバトルの覇者コノヨザルが満を持して登場すると「ふんどのこぶし」による短期決戦に協力できるために様々な場面で取り上げられることが多くなった。バフデバフが有限であること・コノヨザルがメガシンカできず、技プラスの使用への注意・「ふんどのこぶし」連打不可等と言った難点は少なくないものの、それでも汎用性の高いコノヨザルを稼働させることが可能であるため、多くのプレイヤーの用心棒として愛用された。ただ、「パワーウィップ」でパンプジンの尻に敷かれるコノヨザルが増えないか心配である。

なお、フォルム毎に種族値が違うせいか『Champions』ではフォルム別で使用率が計算されてしまっている。
そのため全体的に酷い採用率になっており、まだ明確に耐久ができるギガだましゅ以外は指で数えた方が早いほどのワースト使用率でまとまってしまった。

■アニメでのパンプジン(バケッチャ)


バケッチャは第11話で、ロケット団ムサシにゲットされる。
何の前触れもなく現れ、ホイっとボールを投げただけであっさりゲットされてしまった。

「やどりぎのタネ」でピカチュウたちをあっという間に拘束するなどなかなか優秀。
第21話で「やつあたり」を使用したが、あっさり返り討ちにあった所を見るとバケッチャはムサシによく懐いているようだ。*1


本編では第82話で、パンプジンに進化。
パンプ伯爵のバケッチャ王子がムサシのバケッチャに惚れたことでお別れしかける。
が、交換したことでパンプジンに進化した結果バケッチャ王子に「進化前の方が良かった」とフラれてしまい、結局ムサシの相棒として続投することになった。

この回で判明したが性別は♀で特大サイズであり、ムサシも初めて知った。
以前にも史上最悪なポケモンの回*2でも似たような展開があったが…。

CVはバケッチャ時代は不明だが、恐らくピカチュウの人。
パンプジン時代はタケシピンプク等も担当した伊東みやこ。




ED「ガオガオオールスター」や「ピカチュウとポケモンおんがくたい 」では、本編に先駆けてパンプジンに進化していた。

また、バケッチャ王子にフラれた際、ニャースは「ニャーも同じような経験してるのニャ」とこぼしている。
この辺の経緯はブニャットの項目を参照。

新無印編ではカルネのポケモンとして登場。前述の「ハロウィン」を使ってからのゴースト技でたたき続ける戦法で前年度ポケモンワールドチャンピョンシップス準優勝者であるワタルのギャラドスを一騎打ちで制す快挙を果たした。この快挙にはムサシも感涙していた。


■余談


ハロウィンと縁のあるポケモンであるためか、特大サイズのパンプジンを絶対選出しなければならない大会「ハロウィンパーティー」が2014年10月に開催された。
その後もポケモンセンターのハロウィングッズには毎年のように姿を見せている。




追記・修正は特大サイズのバケッチャをゲットしてからお願いします。

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最終更新:2026年07月02日 17:52

*1 「やつあたり」は、ポケモンがトレーナーに懐いているほど威力が下がる技。

*2 DP編142話『史上最悪のトゲピー!』