ハローキティ

登録日:2024/11/01 Fri 00:00:00
更新日:2025/09/01 Mon 13:02:56
所要時間:りんご約 19 個分


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ハローキティは、日本のキャラクターコンテンツ開発企業・サンリオ社のキャラクターブランド、および同ブランドのメインキャラクター「キティ・ホワイト」の別名である。




【概要】

知らぬ人はいないであろう、サンリオキャラクターの代表的存在である白いをモチーフにしたキャラクター。
1974年の誕生以来、今日まで国内外を問わず根強い人気を誇り、数多くの関連グッズが販売されている。また、他作品への共演や様々なコラボレーション企画も積極的に行うことで知られる。

ちなみに「ハローキティ」とは厳密に言うと主人公のキティ・ホワイトをはじめとするキャラクター群を総括したブランドおよび作品名を指す。キティのフルネームのように扱われることもあるが本名と混同されないようご注意を。また「キティー」と伸ばすのも誤り。


【歴史】

◆キティの誕生

1974年、自社キャラクタービジネスと専門ショップ経営事業を旗揚げして間もないサンリオは、猫モチーフのキャラクター人気に着目しキティのデザインを開発したが、この頃はまだ名前がなかった。
当時のサンリオはチャールズ・M・シュルツの漫画『ピーナッツ』グッズの販売事業を担っており、キティの開発については世界的人気キャラクターであるスヌーピーに対抗し得る自社キャラクターを実現するという目的も兼ねていた。
なお、「サンリオ初のオリジナルキャラクター」と言われることがあるが、1973年にクマのキャラクター「コロちゃん」が既に登場しているため誤りである。

初代デザイナーは清水侑子
丸く大きな顔に小さな目と短いひげ、そして左耳の赤いリボンなど、今日広く知られるデザインはこの時点でほぼ完成されていた。


◆昭和キティブームと低迷期

翌1975年3月、ハローキティブランド最初の商品であるビニール製小銭入れ「プチパース」が発売。
プチパースはキティを含め6種類のキャラクターが発売されていたが、キティのものだけがその可愛らしいデザインで他を圧倒する人気を呼び、断トツの売上を記録したという。

空前のヒットから名前を付けることに。『鏡の国のアリス』に登場する猫「キティ」にちなみ、それに英語の挨拶「ハロー」を付けて「ハローキティ」とした。
身長や体重、家族構成など細かなプロフィールもこの時期に設定されていく。

1976年に出産につき清水がサンリオを退職した。2代目デザイナーとして米窪節子が就任したが3年後に辞退。翌1980年には山口裕子が新たなデザイナーに就き、以降現在まで山口がキティのデザインを手掛けている。

当時社長の辻信太郎は、キティのデザインを初めて見た際「単純な線で描かれた愛嬌のない動きに乏しいキャラクター」という印象を受けており、大衆の耳目を集めるとは考えもしなかったという。

70年代後半から80年代にかけては一大キティ・ブーム旋風が巻き起こり、従来のギフト商品に加えキティをあしらった家電製品や日用品なども数多く販売される。
その背景については、1979年に3代目デザイナーに就任した山口の存在が大きい。

山口曰く、彼女がデザイナーに就いた70年代末期当時はキティの人気が著しく低迷していた時期とも重なっていた。今となれば信じ難い話かもしれないが、この頃のキティはサンリオキャラの中でも非常に地味な存在で、名前の認知度も相当低かったという。
主要ターゲット層であった子供たちからも「なんか冷たい感じがする」*1という印象を抱かれていたほどだった。

キティをサンリオナンバー1の人気キャラに育て上げたいと考えた山口は、徹底的なマーケティングに基づいてキティのデザイン修正を繰り返し、唯一無二となるキャラクターの改良に尽力していった。

1984年、当時大ブームだったテディベアを「キティのお友達」という設定でキャラクター化した『タイニーチャム』を独立展開させた。このタイニーチャムが国内外を問わず大ヒット。その相乗効果という形でキティの人気も急速に向上した。

◆平成キティブーム~現在

90年代初頭にはキティの人気にも再び陰りが見え出したものの、90年代半ばには女子高生たちの間でキティブームが再燃。
そのきっかけとなったのが当時大人気だった「プリント倶楽部(プリクラ)」。このサンリオキャラクターバージョンがプリクラに熱中していたギャルの間で瞬く間に大きな話題となった。
キティとピンクのキルト柄をあしらった携帯ケースなど、大人向けのグッズも続々発売。それまで小さな女の子向けと見られていたハローキティは、大人をも虜にしてしまう未知なるポテンシャルを発揮したのだ。

1999年にはキティのボーイフレンド「ダニエル・スター」を題材とした『ディアダニエル』、2004年にはキティのペット『チャーミーキティ』などハローキティの姉妹ブランドも登場し、関連グッズを独自展開している。

2018年8月30日、YouTube公式チャンネル『HELLO KITTY CHANNEL』を開設し、VTuberデビュー。


【キティ・ホワイト】

通称「キティちゃん」。

1974年11月1日、ロンドン郊外に生まれる。
山口によれば、ロンドン出身としたのは、キティ誕生当時の日本で特に人気の高い旅行先だったからとしている。
その証拠に英語も堪能でたまに披露している。

血液型はA型。これは日本人で最も多い血液型だからそうなったとの事。

体重はりんご3個分、身長はりんご5個分。一口にりんごと言っても様々故に具体的な値は不明だが、女の子の体重について探るのはやめてさしあげよう。


◆外見

横長の丸顔で、短いひげが左右に3本ずつ生えている。鼻の色は黄色。

口は基本描かれないが「口がない」わけではなく、「言葉だけでなく態度で気持ちや優しさを共有し合おう」というメッセージが込められているためである。
例外として、かつて製作されていたハローキティのアニメ作品では会話時に口が描かれていたことがある。しかし後に山口は口を描いた件を半ば黒歴史としており、2006年に製作されたアニメでは口を描かずに台詞を喋らせている。

リボンは本人から見て左耳に付けている。これは外見が瓜二つな妹のミミィ(リボンの位置は右耳)との区別を付けるためでもある。色もキティは赤、ミミィは黄色と決まっているようだが、おしゃれ好きなのでファッションに応じて多様な色のリボンに付け替える。また、衣装によってはリボン以外の装飾に合わせて付け替える場合もある。
リボンの意匠には「人と人とを結ぶ」という願いが込められているとのこと。

服装はプチパースにも描かれた青のオーバーオールと黄または赤白ストライプのシャツを着た姿が特に有名。それ以外のファッションは赤またはピンク系が多い。

顔はリボンを除きシンメトリーの造形に見えるが、シンボリック過ぎるデザインを避ける目的で実は左右それぞれに微妙な違いを付けている。


◆性格

明るく活発で常に前向きな女の子。男勝りでお茶目な部分もあるが、思いやりを重んじる心優しい性格。
キティと一緒にいるだけで、意地悪な人や怒りっぽい人もつられて優しくなってしまうほどの影響力をもたらす。

趣味はクッキー作りやピアノ演奏など極めて少女的。
将来の夢はピアニストまたは詩人。両親からプレゼントされたグランドピアノで稽古に励んでいる。
得意科目は音楽と英語。また、実はかなりの俊足で50m走を7秒台で走ることができる。
好きな食べ物はママが焼いたアップルパイ。好き嫌いは特にない。


◆声優

1980年代は小山茉美や白石冬美がキティの声優を担当していた。

1990年、サンリオピューロランドの開園と同時期に小山の渡米による声優活動の休業に伴い、新たに林原めぐみがキティ役を務めるようになる。
林原への交代以降も数年は、前述の小山や小林優子、岡村明美など作品によって担当声優がバラバラだったが、1995年以降は全ての媒体が林原の声で統一されるようになった。

33年に渡りキティを演じてきた林原だが、2024年にハローキティ誕生50周年を迎えるにあたり、2023年10月末をもって降板*2。同年11月にはYouTube公式チャンネルに投稿された林原担当分の動画が全て非公開となった。同年11月以降に投稿された動画からは別の声優がキティの声を担当しているが、2024年末時点では非公表とされている。

現在、キティを含むサンリオキャラクターのCVは一部作品を除いてシークレット扱いされやすい傾向*3にあるものの、サンリオも極秘にしたいわけでもないらしく、いわゆる「中の人ネタ」などもしばしば見受けられる。林原も明言こそしないが、キティのお友達を自称するなど深い関わりを持つことをたびたび言及していた時期がある。


【市場・人気】

サンリオの主力商品であるグリーティングカードをはじめ、玩具、文房具、雑貨、ぬいぐるみ、アクセサリーの他、ハローキティをテーマにしたゲームやアニメ、子供向け番組なども多数制作されている。

当初こそ女児を対象に作られたキャラクターであったが、今や老若男女を問わず幅広い世代から愛されているのは周知の事実。キティグッズを揃えた熱心なファンを指す「キティラー」という言葉も生まれた。
先述したように女子高生を中心にしたキティブームが起きてからは、小泉今日子、華原朋美、山村紅葉ら女性芸能人もメディアでキティ好きを公言。

今では男性のキティラーだって少しも珍しくない時代。35年かけて10000点以上ものキティグッズを収集しギネス世界記録に認定されたのは、千葉県在住・元警察官のおじいさんである*4
サンリオサイドも男性キティファンはがぜん大歓迎しており、2014年9月にはハローキティの男性向けブランド「ハローキティメン」プロジェクトを立ち上げ、男性向けキティグッズを積極的に展開している。

その人気は海を越え、現在では世界約70の国と地域においてもキティブランドが多数展開されている。
キャメロン・ディアス、アヴリル・ラヴィーン、マライア・キャリー、レディー・ガガ、レオナ・ルイスなど、著名なキティラーも多数輩出。
かつて「誰その猫?」と歯牙にも掛けられなかった日本のいちキャラクターは、やがて世界的大スターらのハートを次々に射抜いてしまったのである。

そして、日本産のキャラクターの中でもトップクラスの支持を獲得したレジェンド的存在であることから、世界的に使用されている日本語「カワイイ(kawaii)」の象徴とも言われている。


◆キティさんは仕事を選ばない?

キティちゃんと言えば、各作品・ブランドとのコラボレーションやタイアップ、各企業・団体のイメージキャラクターに至るまで、様々な分野においてその姿をお目にかけることの多いキャラクターであるが、その活動範囲の尋常でない幅広さについては、ハローキティの市場規模を語る上で外すことはできないだろう。

各地のお土産売り場で売られている「ご当地キティ」が特に知られているが、キティ市場の影響力はそれに留まるものではない。

  • 酒類とコラボ→ソフトリカー(ワイン等)ならOK
  • 煙草とコラボ→本体はNGだがライターやパイプ等の喫煙具ならOK
  • ボクサーパンツ(コンドームポケット付)→OK
  • カニとかになれます?→OK
  • 超合金とかなれますかね?→OK
  • 吉本新喜劇に出てくれまっか?→ええで!
  • M-1グランプリとのコラボ企画に参加してもらえませんか?→よっしゃ、ミミィと漫才やったる
  • 新幹線のラッピングになってほしい→ひかりの早さで承認
  • ゾンビになってください→ん?OK
  • 貞子になってください→もちろんOK
  • ベイブレードになってください。→OK(結構強い)
  • トランスフォーマーになってトレーラーに変形してください→トランスフォーム!
  • ならシンカリオンになって新幹線への変形は……→チェンジ!ハローキティ!
  • いっそ骨だけになるとか…→全然OK
  • ガンダムマジンガーZエヴァクレしんこち亀仮面ライダースーパー戦隊ウマ娘……→(ターゲット層とか作風とか関係なく)OK
  • 博多祇園山笠の締め込み(ふんどし)姿でプリケツ出してるキティちゃんとか出したいんですけど→OK……だったのだが、山笠振興会側の承諾が得られず最終的にNG*5
  • わかさ生活の「ブルブルくん」とコラボしてください→(ブランドイメージがどうとかではなく)企画書にやる気がないからNG→何度か交渉→OK

一般にキャラクター・作品のイメージに合わないコラボは(それ自体に実験的・ネタ的な意図を含まない限り)避けられる傾向にある。
特に「女の子向け・カワイイ系・ファンシー」という印象を色濃く与えるハローキティたるもの、幾年月掛けて築き上げたブランドイメージとマッチしない作品や媒体への客演には、消極的であっても不思議ではないはず。

しかしながら我らがキティちゃん……いや、キティさんは違った。
巷では誰とでも寝る女「仕事を選ばない」と言われる見事なまでのプロ意識の高さ。これだけの知名度や需要がありながら常に初心を忘れない彼女の姿勢は、まさしくキャラクターの鑑と言えるだろう*6

仕事は選ばないっていうか、むしろ全部選んでる。

公式YouTubeチャンネル「HELLO KITTY CHANNEL」内での発言(現在は公開終了)

本人は「仕事を選ばない」という世間が抱いている印象を上記のように否定している。
キティさんに言わせれば、目の前にある仕事を全て引き受けるスタンスを貫くからこそ、キャラクター商品としての不動の地位を獲得しているということだ。

山口裕子はとあるインタビュー記事にてハローキティを起用してはいけない商品の例として「ライター」*7、「コンドーム」、「ハードリカー(ウイスキー等)」、その他「人を嫌な気持ちにさせてしまうテーマ」を挙げている。
また、ORICON NEWSの記事では「包丁などの刃物」や「バトル要素のあるゲーム作品」など、人を傷つける要素のあるコンテンツへの使用もNGとのこと。
ハローキティは万人に愛される存在。さすがに良識の範囲というものもあり、一線を超えない程度の「なんでもあり」を形にしているようだ。

2018年のサンリオ株主総会にて、当時の辻信太郎社長は以下のような趣旨の発言を残している。

大好きな商品なのに、なかなか売れず消えてしまいそうなものがあれば、うち(サンリオ)に言ってほしい。
私たちのキャラとコラボさせれば売れるようになるから。

私は世界中みんなが仲良くするためにこの会社を作った。

キティが様々な場面で積極的にコラボを行う理由の全てが、この言葉に集約されているのではないだろうか。


【キティの主な仲間たち】

◆家族

●ミミィ・ホワイト
声 - 小山茉美→阪口あや→冨永みーな(1992年 - 2023年)→非公表
キティの双子の妹。外見はキティとそっくりだが、数少ない違いであるリボンの位置と色で区別できる。
好奇心旺盛でお転婆なキティとは反対に大人しく礼儀正しい性格で、アニメではキティのストッパー役が多い。

●ジョージ・ホワイト
声 - 掛川裕彦→田原アルノ
キティとミミィのパパ。眼鏡をかけている。
温厚で頼り甲斐があり家族からの信頼も厚いが、おっちょこちょいで不器用なところがあり料理は苦手。

●メアリー・ホワイト
声 - 佐々木るん→島本須美
キティとミミィのママ。
とても優しくて世話好き。お菓子作りが趣味で、彼女お手製のアップルパイは長女のお墨付き。

●アンソニー・ホワイト
声 - 掛川裕彦
キティとミミィのおじいちゃん。
キティの町から少し離れた田舎でマーガレットと暮らしている。絵描きが趣味。

●マーガレット・ホワイト
声 - 中村紀子子
キティとミミィのおばあちゃん。

◆その他

●タイニーチャム
イタズラ好きなテディベアの男の子。
前述の通り、かつてはテディベアブームに乗じてキティが持っていたぬいぐるみとして登場したキャラクターだった。後に独立キャラクターとしてグッズ展開し、各国で大ヒットを記録した。
彼の実績は一時人気低迷にあったキティの再ブレイクにも直結したことから、キティの歴史を語る上で外すことのできない存在でもある。

●ダニエル・スター
声 - たかはしごう(1999年 - 2023年)→非公表
元は、キティの幼少時代という設定の「ベビーキティシリーズ」に登場した赤ちゃんの姿であったが、後の1999年に成長した姿となり、キティのボーイフレンドかつ「ディアダニエル」の主人公として再登場した。

外見はキティやミミィとそっくりだが、特徴的な前髪がある。キティと同じく明るい性格だが、ナイーブな一面も持つ。

デザインを手掛けた山口によると、それまで恋人がいることを秘密にするのが普通だったアイドルやスターが一転、公言するようになった時代の変化に衝撃を受け、「キティにも彼氏を作らなければ」と思い立ちダニエルを制作したとのこと。
キティとは赤ちゃん時代からの縁で1993年から存在しているが、あくまで「ディアダニエル」を起点としている関係上、サンリオ公式では「1999年開発」としている。

●チャーミーキティ
声 - 大谷育江
キティが飼っているメスのペルシャネコでパパからプレゼントされた。2004年に登場。
「猫に飼われてる猫」というネタでお馴染み。
詳細はチャーミーキティの項目を参照。

●イチゴマン
正確にはキティ本人が変身した姿。ハローキティ生誕40周年を記念して開催された「ハローキティアート展」で初お披露目。
人間の腹黒い心や邪悪な心から生まれたモンスターと日夜戦っているスーパーヒーロー。


【その他】

◆キティは猫じゃない

ご存知の通り、キティは猫をモチーフにしたキャラクターだ。
……しかし、サンリオによれば「キティは猫ではない」らしい。

2014年10月に開催を控えたハローキティ40周年記念展覧会の学芸員が、サンリオ関係者から受けた連絡で発覚した。この衝撃的事実は2014年8月『ロサンゼルス・タイムズ』紙で大々的に報じられ話題となった。
確かに、サンリオの公式サイトにおけるキティの紹介でも「明るくてやさしい女のコ」とあり、「猫」という表現は一切用いられていない。

まあ、あくまで人間に等しい擬人化キャラクターであって、猫そのものではないという意味だろうが……また、キティのペットとして描かれている、れっきとした四足歩行の猫であるチャーミーキティの存在も関係しているのかもしれない。


◆ハローキティのポンポンパック



\できたてのポップコーンはいかが?/

ハローキティをテーマにしたポップコーン販売マシンシリーズ「ハローキティのポンポンパック」は全国のゲームセンターやショッピングセンターなどに設置されている。多くの人が一度は目にしたことがあるだろう。
2001年に初代が稼働開始。現在までに4代目までが登場している。

また、待機時に流れるキティの歌もいろんな意味で有名。曲名はそのまんま『ハローキティ』(作詞:八坂裕子、作曲:宮川泰、編曲:佐橋俊彦)
このマシーンのために作られた曲ではなく、原曲は1977年に藤本房子がリリースしたシングル『あの子はキティ』のB面に収録されていた楽曲のカバーで、キティ役の林原めぐみが歌っている。かつてはOVAのオープニング曲でも使用されていた。
ちなみにサビ直前にある「アッ」が印象的だが、これは原曲を歌唱した藤本特有の「しゃくり」をキティ風にアレンジしたものである。実際フルで聴くとさもありなんといった表現に聴こえるが、「ポンポンパック」では丁度ここで曲が途切れることもあってシュールな笑いのネタになっていて、ポンポンパック本体およびBGMは公式YouTubeでもしょっちゅうネタにされているし、キティさん本人がこの歌にコールを入れる模様が配信されたことも。

「どことなく雪の進軍と似ている」との声も。

ハローキティといっしょ!ブロッククラッシュ123!!

アニヲタ的にハローキティのゲームと言えばこれが一番有名かもしれない。
2010年7月15日にPSPで発売されたブロック崩しゲームなのだが、極悪過ぎる難易度から「覇王鬼帝」と評される。
詳細は項目参照。


◆ついに国立博物館でも

2024年には、東京国立博物館にて『ハローキティ展 わたしが変わるとキティも変わる』が開催された。



キティちゃんのようにどんな項目でも喜んで編集できる方、追記・修正よろしくお願いします。


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最終更新:2025年09月01日 13:02

*1 山口の分析では、太い輪郭線や常時正面顔などがそのように感じさせてしまう要因とされている。

*2 ミミィ役の冨永みーな、ダニエル役のたかはしごうも同時期に降板。

*3 キャストクレジットで本来は声優名が記載される箇所にキャラクター名を代わりに記載するなど。

*4 認定されたグッズの数は5169点。ちなみに更新前の世界一は日本人女性の4519点だった。

*5 ご当地キティの企画会社が「博多祇園山笠」の商標使用許可を申請していなかったことによるトラブル。

*6 他に近いスタンスを取っているキャラクターには、世界名作劇場の「あらいぐまラスカル」がある。

*7 ただし2004年には誕生30周年記念限定品としてジッポーライターが発売されており、これ以降NGに切り替わったと考えられる。