炎神(炎神戦隊ゴーオンジャー)

登録日:2011/12/10(土) 00:31:49
更新日:2020/04/09 Thu 04:56:08
所要時間:約 20 分で読めます




炎神とは、スーパー戦隊シリーズ32作『炎神戦隊ゴーオンジャー』に登場するマシンであり、ゴーオンジャーの相棒である。
人間よりもずっと大きな体をしているが、それはマシンワールドでの話。
人間の住むヒューマンワールドでは肉体は「炎神キャスト」という模型に、精神は「炎神ソウル」というカセットとなってしまい、自由に行動ができなくなる。
しかし、炎神キャストに炎神ソウルをセットする事で、10分間という時間制限はあるもののヒューマンワールドでも本来の力で活動できるようになる。
なお、キャストとソウルがバラバラに違っても本来の大きさになるがソウルが違う為やりにくいらしい。


【炎神たち】


◆ゴーオンジャーの相棒

「勇気満タン、ハイウェイスター!炎神スピードルだぜ!」
赤いスーパーカーと鷹の姿をした炎神。炎神ソウル/キャスト番号は1
ゴーオンレッドの相棒で同様に直情的な性格だが結構冷静。口癖は「ドルドルー!」
鳥モチーフなのに自力で飛べないが、後部カウルを展開する事で、ある程度は滑空可能。
スーパー戦隊35作記念作『海賊戦隊ゴーカイジャー』において、ベアールVと結ばれた事が発覚。

  • バスオン(声:江川央生)
「粋でいなせな安全運転!炎神バスオンでい!」
青いバスとライオンの姿をした炎神。炎神ソウル/キャスト番号は2
ゴーオンブルーの相棒で江戸っ子口調で話す。口癖は「オンオーン!」
普通の炎神にしては中々の巨体を誇る。
ジャイアン族に関しては当初はいい印象を持っていなかった。

  • ベアールV(声:井上美紀)
「愛嬌と度胸のタフガール!炎神ベアールVや!」
黄色いRV車と熊の姿をした炎神。炎神ソウル/キャスト番号は3
ゴーオンイエローの相棒でお転婆な性格の関西娘。口癖は「ブイブーイ!」
G3プリンセスに加わって、アイドルデビューしようと考えていた。

「気ままなドリーマー!炎神バルカだよ~ん!」
緑のバイクとシャチの姿をした炎神。炎神ソウル/キャスト番号は4
ゴーオングリーンの相棒でイタリア語を混ぜながら早口で喋る。口癖は「バルバルーカ!」
何故かアイキャッチのレースでは27話になるまで一度も勝てなかった。
「あれ?勝っちゃっタバスコ!」の台詞から、勝負する気は全くなかった模様。

  • ガンパード(声:浜田賢二)
「ハードな緊急出動!炎神ガンパード!」
黒いパトカーとシェパードの姿をした炎神。炎神ソウル/キャスト番号は5
ゴーオンブラックの相棒でハードボイルド気質だが、ガンパーと呼ばれると怒る。口癖は「ガンガガーン!」
SD映像ではパトライトがハンチング帽風にアレンジされている。

◆ジャイアン族

  • キャリゲーター(声:津久井教生)
「ジャイアントな千両役者!拙者、炎神キャリゲーター!」
橙色のキャリアカーと鰐の姿をした炎神。炎神ソウル/キャスト番号は6
ゴーオングリーンとゴーオンブラックの相棒で千両役者のような喋り方をする。口癖は「あ、ゲタゲータァー!」「~でござる」
ジャイアン族ゆえに、他の炎神よりも明らかに大きく、比較的長時間巨体を維持できるが、チャージにも相応の時間がかかる。
最初は弱い人間のために戦うバルカとガンパードを毛嫌いしていたが、軍平先生のカッコよすぎる説得によって、範人と軍平の相棒になった。

◆ウイング族

  • トリプター(声:石川静)
「縦横無尽トリッキー!おれっち炎神トリプター!」
金のヘリコプターと鶏の姿をした炎神。炎神ソウル/キャスト番号は7
ゴーオンゴールドの相棒で生意気な子供。口癖は「バタバタバター!」「ケッコーケッコー!」
大翔をアニキと呼ぶが、別に地獄に落ちたわけじゃない。
最初は空を飛べない他の炎神をバカにしていたが、徐々に認めていった。
男性炎神で唯一、女性声優が声を担当している。

「白銀のエアマスター!炎神ジェットラス!」
銀のジェット戦闘機とサーベルタイガーの姿をした炎神。炎神ソウル/キャスト番号は8
ゴーオンシルバーの相棒でクールでニヒル。口癖は「ギーン!」「私の牙から逃れられない!」
美羽をバディとも呼んでいるが、バディロイドではない。
ベアールに惚れられており、ジェットラス自身もベアールに好意を抱いたが、彼女を救うためにベアールの炎神キャストに入って女声を出したらフラれた。

  • ジャン・ボエール(声:西村知道)
「我輩全てがファーストクラス!炎神ジャン・ボエールであ~る!」
群青のジャンボジェットと鯨の姿をした炎神。炎神ソウル/キャスト番号は9
ゴーオンウイングスの相棒でおおらかな性格の教官にして科学者。口癖は「ボエー!」「~であーる!」
ウイング族であり、ジャイアン族でもある。

◆古代炎神

  • キシャモス
「パオーン!(古代発で出発進行、炎神キシャモスだよ!)」
臙脂色の機関車とマンモスの姿をした炎神。炎神ソウル/キャスト番号はスピードルらより遅れた10
古代炎神ゆえに強力な力と気象の荒さを有し、人間の言語は話せない。
当初は人間自体を見下していたが、走輔とスピードルの説得で考えを改め、走輔の2番目の相棒になる。

  • ティライン
「ガオーッ!(上るぜ、ノゾミの炎神ティライン!)」
白い新幹線(のぞみ)とティラノサウルスの姿をした炎神。炎神ソウル/キャスト番号は11

  • ケライン
「ギャオーッ!(下るよ、ヒカリの炎神ケライン!)」
水色の新幹線(ひかり)とトリケラトプスの姿をした炎神。炎神ソウル/キャスト番号は12



【炎神合体】

エンジンオー

全高:51.5m
全幅:45.5m
胸高:25m
重量:2800t
スピード:730km/h
出力:1200万馬力
テーマソング:「炎神合体!エンジンオー」(歌:石原慎一)

上からスピードルベアールVバスオンの順に合体して生まれた炎神の王。
バスオンに格納されたゴーオンソード、ベアールの下半身が分離したVシールドを武器に戦う。
必殺技はゴーオンレッドゴーオンブルーゴーオンイエロー「もらったぜ!」最終コーナーの掛け声の後、加速してすれ違いざまに敵を切り裂くゴーオングランプリ」
巨大ロボのくせにガンバルオーと一緒に海を泳いで渡った事もある。
合体時、「三体の炎神と三つの心」が必要なはずなのに、キョウレツオー登場後はなぜか走輔抜きで合体することが多かった。
炎神武装によってバルカガンパードトリプター、ジェットラスと合体可能。
映画『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』では歴代戦隊の1号ロボと共にゴーカイオーゴセイグレートを援護、黒十字城と戦った。
この時、車ロボつながりでRVロボの激走斬りの後にゴーオングランプリを放っている。
勝利時の台詞はゴーオンジャー、チェッカーフラッグ!


ガンバルオー

全高:50m
全幅:53m
胸高:20m
重量:3200t
スピード:650km/h
出力:1300万馬力

キャリゲーターを中心にガンパードバルカが両腕部となり炎神合体した、更なる炎神の王。
ジャイアン族の力とバルカ&ガンパードの技を兼ね備える。
必殺技はゴーオングリーンゴーオンブラックぶっちぎるぜ、ファイナルラップ!」の掛け声の後、キャリゲーターが「剛力無制限!!」と叫びバルカッターガンパードガン、かみつきの一斉攻撃を与えるガンバルグランプリ
炎神武装でトリプタージェットラスとも合体できるが、その際はバルカかガンパードが代わりに分離しなければいけない。
勝利時の台詞は「あ、ガンバルオーたぁ~!」俺の事だあ~っ!


G6

全高:63m
全幅:55.5m
胸高:25m
重量:6000t
スピード:760km/h
出力:2500万馬力
テーマソング:「炎神合体エンジンオーG6」(歌:Mojo)

エンジンオーガンバルオーがG6フォーメーションを組み炎神合体した姿。
その圧倒的な姿には、炎神武装を鏡映しのごとくコピーしてしまう『三大臣合同のスペシャルな蛮機獣』カガミバンキの雄姿に勝利の美酒で酔いしれていたガイアーク三大臣をして、「な、なんでおじゃるか?あれは!?」(By害水大臣ケガレシア)と文字通りに青ざめさせてしまうほどだった。
なお、Gとは「ゴーオンジャー」の略である。決して「軍平」の略ではない。
6,000トンの全重量を右足にこめて放つG6キックを放つ。操縦ハンドルを取り外し、ハンドルブラスターに変形させて、ブラスターソウルをセットし放つ6大炎神型エネルギー光線「G6グランプリ」が最大の必殺技。
初合体話は見所も多く盛り上がるものの出番は少なく、セイクウオーおよびG9が出てからは空気。


セイクウオー

全高:53m
全幅:40.5m(翼幅:77m)
胸高:28.6m(翼の先まで:43.6m)
重量:3000t
スピード:マッハ1
出力:1500万馬力

ジャン・ボエールを中心にトリプタージェットラスが両腕部となり炎神合体した「空を制する天空の王」。
歴代ロボの中でもかなり細身な部類に入る。
空中戦を得意としており、必殺技はゴーオンゴールドゴーオンシルバー決めるぜ、ホットショット!の掛け声と共に上空から光の矢を放つセイクウインパルス
勝利時の台詞はセイクウオー、タッチダウン!


G9

全高:70m
全幅:60.5m(翼幅:94.4m)
胸高:33.8m(翼の先まで:54.5m)
重量:9000t
スピード:マッハ1.5
出力:4000万馬力
テーマソング:「G9!チューンナップ」(歌:宮内タカユキ)

G6に、セイクウオーがG9フォーメーションを組んで更に炎神合体した、「空と大地に君臨する王」。
巨体でありながらも空中戦もこなせる。
必殺技は「G6グランプリ」の発展版・「G9グランプリ」
大層な名前の割に苦戦が多い不遇のロボ。


キョウレツオー

全高:70m
全幅:60.5m(翼幅:94.4m)
胸高:33.8m(翼の先まで:54.5m)
重量:9000t
スピード:マッハ1.5
出力:4000万馬力

三体の古代炎神が合体した「強大な列車の王」。キシャモスを胴体に、ティラインケラインが両脚部を構成する。スピードルと共にゴーオンレッドが操縦する。
動きにくそうな図体をしているが肉弾戦が得意であり、腕の動輪を回転させ線路の軌道で手刀を放つ「電車道チョップ」、両足の、ティラインとケラインの頭部が噛み付く「キョウレツダイナバイト」といった技を持つ。
必殺技はゴーオンレッド「到着だぜ、ディスティネーション!」の掛け声と共にキシャモスの鼻から放つ冷凍ガスで敵を凍らせ、両のチョップで叩き砕く「キョウレツエクスプレス」
勝利時の台詞は「キョウレツオー、チェッカーフラッグ!」


G12

全高:93m
全幅:60.5m(翼幅:94.4m)
胸高:44m(翼の先まで:53.4m)
重量:12000t
スピード:850km/h(走行時)、マッハ1(飛行時)
出力:6000万馬力
テーマソング:「G12!チェッカーフラッグ」(歌:串田アキラ)

全ての炎神が合体した「全ての悪を制する究極の王」。
長時間の戦闘は不可能だが、その力と存在感は幹部クラスの相手はおろか、ケガレシアでなくとも「ま~だ合体するでおじゃるか~!?」と圧倒し、リアル世界でも親御さんの財布さえも圧迫した。
必殺技はエンジンオーガンバルオーセイクウオーキョウレツオーのエネルギーを放つ「G12グランプリ」と、炎と共に突撃する「G12ファイナルグランプリ」

エンG7


『炎神戦隊ゴーオンジャー 10 YEARS GRANDPRIX』で登場した新形態。
エンジンオーを中心にバルカ、ガンパード、トリプター、ジェットラスがミラクル炎神合体した姿。
合体時の口上が「〇〇の王」ではなく「(前略)今回限りのフルスロットルな技が炸裂するぜ~!」だったため、通称は不明。それどころか劇中では形態名のG7すら呼ばれていない。
トリプターのローターとジェットラスのウイングを背面に装備しているため、G9同様に飛行可能。
必殺技は炎を纏った体当たり「10YEARSグランプリ」
ちなみにその場にはキャリゲーターとジャン・ボエールもいたのだが合体には呼ばれなかった

ミラクルというだけあってか、エンジンオーの両腕を収納せずにバルカ、ガンパードを上腕に装着し、ローターとウイングを外したトリプター、ジェットラスを下駄にしているため、玩具では再現不可能。

【特別な炎神】

○流れ炎神

強さを求めて各世界を回っていたが、サムライワールドの支配者、魔姫に心と炎神キャストを奪われ、「炎衆」として活動していた。

  • 烈鷹
キャストはスピードルそっくりの炎神。炎神キャスト番号は壱。
黒い体色や鋭い目つき、兜飾りのついた頭部が異なる部分。
人間体はたっくんみたいな精悍な侍。
後にヒューマンワールドに生まれ変わりが現れ、職場をリストラされた恨みと共に炎神大将軍を操り破壊活動を行うが、走輔の説得とサムライワールドの子供との邂逅により変化が…。
???「いけないなあ…そういうのは。奴は特撮史における最大の極悪人なんだ。許してはいけない」

  • 獅子之進
大きなヒゲが生えている以外はバスオンとほぼ同じ炎神。炎神キャスト番号は弐。
人間体はゴーグルブラックないしダイナブラックによく似た壮年の槍使い。

  • 月之輪
ベアールに似た炎神。炎神キャスト番号は参。
他の二体とは異なり、色以外に特に違いはない。
人間体はウメコのようなくノ一で、爆裂弾と小刀の名手。

◆炎神大将軍

全高:59m
全幅:48m
胸高:25m
重量:3000t
スピード:750km/h
出力:1400万馬力

烈鷹、獅子之進、月之輪が最初で最後に炎神合体した炎神。
パッと見ではブラックエンジンオー、といってもいい色違いだが、金、赤、黒を配置したカラーリングに大きな兜飾りなど異なる部分がある。
武器は巨大な日本刀「炎神剣」で、エンジンオーのゴーオンソードを用いて二刀流で巨大武人・魔鬼となった魔姫と戦った。
必殺技は炎神剣に全エネルギーを集め一刀両断する「炎神剣・轟音紅蓮斬り」

  • スカイドル
小学館「てれびくん」2009年2月号の読者懸賞品として作られた、空色のスピードル。
雑誌オリジナルの炎神であり、テレビ本編には登場しない。
バスオン、ベアールと合体可能で、何気にマーキングのデザインも違うらしい。

『海賊戦隊ゴーカイジャー』にて登場した、13番目の炎神。炎神ソウル/キャスト番号も13
F1レースカーとハヤブサがモチーフで、スピードルとベアールの息子(なんですとぉー?!)。
だがしかし、父親より渋い声をしており、一時期は正義の味方の仕事に忙しい両親にグレて非行に走っていた。
口癖は「バリバリー!」
ゴーカイオーと海賊合体することでゴーオンゴーカイオー、カンゼンゴーカイオーとなるが、残念ながら父母と仲間の合体したエンジンオーと合体できない。
詳細は当該項目で。

ガンバルオー ブラックver.

戦隊シリーズではお馴染みのアナザーカラーの玩具。
元から黒いガンパードも含め全体的にモノクロ調。
エンジンオーの色替えとも言える炎神大将軍と合体させればアナザーカラーエンジンオーG6になる。
付属の炎神ソウルも黒い軍平ソウルになっている。

ゴローダーGT

大翔が開発した、ゴーオンジャーのサポートロボ。
タイヤ形態と人型形態に変形する。
当初はパワーソウルによって暴走していたが、連がそれを改良した闘魂ソウルによって、なんとか制御可能になった。
炎神ソウルをセットすることで炎神が相棒と共に等身大で戦えるが、その分エネルギーの消耗も激しく、一度使うと巨大戦に参加できなくなる。
発音は大翔さん曰わく「ゴルォーダー(Go-Roader)」。早輝曰わく「ゴロちゃんでいいのに…」。
リアルで事故を起こしたため、空気化した。
多分、タックルボーイの遠い親戚。


【余談】

エンジンオーG12は、10体合体のアルティメットダイボウケンを超す前代未聞の12体合体を実現しており、2016年現在でも五番目に多い合体数となる。
ちなみに一番合体数が多い戦隊ロボは『天装戦隊ゴセイジャー』のグランドハイパーゴセイグレート(ヘッダーを含めると19体)、二番は同じくハイパーゴセイグレート(ヘッダーを含めると15体)、三番目は「動物戦隊ジュウオウジャー」のワイルドトウサイドデカキング(キューブウェポンを含めて14体)四番目は同じく「動物戦隊ジュウオウジャー」のワイルドトウサイキング(キューブウェポンを含めて13体)と『烈車戦隊トッキュウジャー』のトッキュウレインボー(13両)。ヘッダーによって水増しされてると考えれば、グランドハイパーゴセイグレートが事実上の歴代一位といえる。

なお、走輔役の古原靖久さんは飾っていたG12の玩具にテレビを破壊された事がある(落下したG12がテレビに激突)
その事を報告したブログで「ちょっとG12重すぎやしませんかね?!」「バルカなんて全く役割果てしてないし!(←それは言わない約束だよ)」「ジェットラスのミサイルすぐなくなるし!(←もはや関係ないだろ)」と言っていた。



追記・修正は相棒と一緒に頼むぜ! ドルドルー!


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