主人公の家(ポケモンシリーズ)

登録日:2023/03/25 Sat 21:43:07
更新日:2024/05/08 Wed 17:05:20
所要時間:約 6 分で読めます




ポケットモンスター』シリーズにおける主人公の家とは、彼・彼女らの自宅にして、冒険の最初と最後に行き着く場所である。


【概要】

本シリーズの主人公たちは、基本的にその地方のどこかの小さな町に住んでいる、あるいは引っ越してきたばかりのごく普通の少年少女である。
まだ見ぬポケモンと出会う旅路は、ごく一部を除いて自宅、というか自室から始まるのだ。
作品ごとに異なるとはいえ、概ねの共通点を挙げるとまず大体2階建てで、上階に主人公の自室がある場合が多い。自室には原則として発売当時における最新の任天堂の据え置き型ゲーム機が置かれている。
また『LEGENDSアルセウス』を除き主人公の母親*1が留守を預かっており、我が子の無事の帰りを待っている。旅立ってからもたまに顔を見せに行くと、快く出迎えてくれる。
そして母親から簡単なレクチャーを受けた後、ポケモン博士の元を訪ねてポケモンをもらう……というのが基本的な旅立ちのパターンとなる。
その他、近所にはライバルの家と博士の研究所が位置していることが多い。(一部例外あり)

とはいえ、主人公の自宅があるのは基本的に田舎町でポケモンセンターすら存在せず、序盤のイベントの後は基本的に何か起こりはしない。したがって攻略上でも一度旅立ったら二度と立ち寄る必要は無い。
しかしその割には内装に妙に力が入っており、特殊な描写がなされることも多い。更に作品によってはテレビで映画が放映されており、往年の名画を思い起こさせる小ネタも。これらは大体旅や冒険を題材にした内容で、プレイヤーの背中を押し新たな世界へと誘うムード作りに一役買ってくれている。
なお、ベッドで眠るなどしてポケモンの回復もできる点、「そらをとぶ」で最初の町を選んだ際に到着する点は、ポケモンセンターの代替機能を担っているともいえる。

そんなこんなでエンディングを迎え、タイトルに戻った後に続きから始めた場合、再び主人公の自宅から始まる。
そう、主人公の家は旅の途中に立ち寄ることは少ないけれども、最後には戻ってくる場所なのだ。


【各作品における主人公の家】


初代と『FRLG』では、「さいしょからはじめる」を選んだ場合、自室のファミコン*2の前から物語が始まる。『ピカブイ』だとNintendo Switchとなる。

マップチップや家の形は他の町の民家と変わらず特筆すべき点は無いが、1階のテレビでは映画が放映されている。調べると、初代および『FRLG』・『ピカブイ』で男の子主人公を選んだ場合は「おとこのこが 4にん せんろの うえを あるいてる……」、『FRLG』および『ピカブイ』で女の子主人公*3を選んだ場合は「おさげの おんなのこが レンガのみちを あるいてる」とメッセージウィンドウに出る。
ひと夏の冒険へと旅立った少年たち、あるいは不思議な旅路をゆく少女の姿に、主人公も「ぼく/わたしも もう いかなきゃ!」と決意を固めるのだった(主人公の一人称が判る小ネタでもある)。
余裕があれば自室にあるじぶんのパソコンを調べてキズぐすりを取っていこう。

ジョウト地方のワカバタウンにある。
『赤・緑』と異なり、1階に台所がある。コンロ周辺を調べると母親の得意料理だという「グレンふうかざんハンバーグ」が作られていることが判る。
またテレビではやはり映画が放映されていて、ちょうど「おとこのこが ふたり たびしてる きしゃのまどから ほしが みえる……」というシーン。続くセリフから今作の主人公の一人称も「ぼく」だと確定する。
リメイクの『ハートゴールド・ソウルシルバー』では、間取りがリメイク前とは正反対のものになり、階段が左側に来る。また、テレビの映画は『トム・ソーヤの冒険』を思わせるものに変わっている。
その他、連れ歩きができる『HGSS』では、母親のいる近くで手持ちに話しかけると「○○(そのとき先頭にいるポケモン)は おかあさんを きにしてる!」「(アイテムを持たせているとき)もってる △△(アイテム名)を おかあさんに あげようと してる!」といったメッセージが出ることも。

『金・銀・クリスタル』のみの特徴は、攻略に関係の無いお遊び要素としてもようがえが登場しており、グッズを集めれば主人公の部屋に様々なインテリアを飾れること。
もようがえは自室のパソコンを通して行い、机の上にトロフィーやぬいぐるみ、ベッドの横におっきなぬいぐるみや部屋の隅に鉢植えを置けるし、壁にはマップのみならずポスターも貼れる。
ゲーム機も入れ替えられれば、ベッドもカラーバリエーションがあるし、果てには絨毯まで敷ける。逆に言うと珍しく初期状態ではゲーム機は置いていない。
配置できる場所は完全に固定されているし、グッズの収集難易度は高い*4という難点はあるが、種類が増えればその分色々な組み合わせができるため、ゲームボーイソフトとしてはそれなりに自由度が高い。
更に『ポケモンスタジアム金・銀』からデータをロードすれば自室を3Dビューで眺めることもできる。
『HGSS』ではもようがえ機能はオミットされ、最初から自室にWiiが置いてある。

また、『金・銀・クリスタル』『HGSS』のみの要素としておこづかいの仕送りと出し入れがあるが、自宅では1階にいる母親に話しかければ仕送りを始めるか止めるかの決定、及び預金・出金ができる。
ちなみにときどき母親がこれを元手に無断で回復アイテムや(リメイク前のみ)もようがえグッズを買ってくることがある(そのときは電話で知らせてくれる)。

一方回復だけは自宅では行えず、ウツギ博士の研究所にある回復マシン(ポケモンセンターにあるものと同型)を使う必要がある。
また今回のライバルは珍しく同じ町の知り合いではないため、「ライバルの家」は存在しない。
これは近所に建っていないという意味では『サン・ムーン』も該当するが、家自体が無いという点はライバル自体が登場しない『LEGENDSアルセウス』を除いては第九世代に至る現在でも唯一の例である。

更に、クリア後には前作主人公の家に訪れることも可能。
「レッドの家」として登場しており、ゲーム機はロクヨンへとグレードアップしている。
要するにいっときは死亡説すら囁かれたレッドはちゃんと生きていて家に帰っているわけである。*5


ホウエン地方のミシロタウンにある。
ただし、本作の主人公は一家揃ってジョウト地方からホウエン地方に引っ越してきたという設定で、部屋にいる場面からではなくトラックの荷台で揺られて移動するところから始まる
なんでわざわざ荷台?となるところだが、恐らく『となりのトトロ』のオマージュだろう。*6
自宅の場所は、ミシロタウンにある2軒の家のうち、男の子は左側、女の子は右側となる。内部はそれぞれ間取りが正反対となっている。
外観は母親いわく「ちょっと古風な感じ」。
到着した新たな自宅では引っ越し作業の途中だが、主人公の部屋は既に綺麗に整えられている。

自室に置いてあるゲーム機はゲームキューブ
本体カラーはバイオレットだが、『エメラルド』の場合は女の子だとオレンジになる。コントローラーの代わりにGBAが接続されている。
前作同様自室の模様替えもできる。ただし前作や本作から登場した「ひみつきち」とは違い、ぬいぐるみやクッションしか所定の位置に置けないなど若干スケールダウンした感は否めないが。
また、壁にかかっている時計はカートリッジのそれと連動しており、本作で唯一ゲーム内時間を確認できる場所となっている。ただし、『ルビー・サファイア・エメラルド』では昼夜の概念が導入されていないため用途が少ない。

その他、1階のテレビには何かとお世話になるだろう。ミナモデパートで開催される掘り出し物市の告知もあるし、『エメラルド』ではラティオスラティアスが出現するようになるのも殿堂入り後最初にこのテレビを調べてから。
ちなみに普段は「おとなと こどもが ふたり ならんで おおきな ピアノの うえで おどってる」映画が放映されている。恐らく元ネタはトム・ハンクス主演の映画『ビッグ』。

リメイク版では自室にカビゴンドールがあり、ゲーム機はWii Uとなっている。


シンオウ地方のフタバタウンにある。
本作からテレビが薄型、パソコンがノートパソコンになっている。自室のゲーム機はWii、リメイクの『BDSP』ではNintendo Switchが置かれている。

ゲーム開始時には主人公はテレビを見ており、内容は『DP』・『BDSP』では赤いギャラドスを捜索する番組、『プラチナ』ではナナカマド博士が出演する番組となっている。
その後、自室のテレビを調べると、「ママに買ってもらった」というメッセージが出る。
また、1階のテレビでは映画ではなくヨスガシティで開催されるポケモンコンテストが中継されている。これは本作の母親がコンテストに出場することがあるためだと思われる。
台所はカウンター形式で、冷蔵庫を調べると中にはママの好きなデザートが入っていることが判る。
『BDSP』では、Switch本体に『LEGENDSアルセウス』のクリアデータがあると、自室に「てんかいのふえ」が置いてある。データさえあればゲーム開始から手に入るが、使えるのは殿堂入り後なので暫くはバッグで待機である。

なお他の地方とは異なり、ナナカマド博士の研究所があるのは1つ道路を隔てた先にある町のマサゴタウンである。
このように主人公の自宅とポケモン博士の研究所が同じ町に無いのは歴代初。


イッシュ地方のカノコタウンにある。
自室のゲーム機は前作に引き続きWii。
主人公が幼なじみの2人と共に御三家と対面する場所にして、そのまま初めてのポケモンバトルをする場所ともなる。
なお、室内はバトルのあと当然しっちゃかめっちゃかになってしまっているのだった……。
ただし、3人で謝ると母親は快く許してくれる上に、片付けまで引き受けるという懐の広さを見せてくれる。
自室のテレビを調べると、パパが買ったものだというメッセージが出る。

前作同様イッシュ地方にあるが、ヒオウギシティにある平屋の住居となる。
こちらはポケモンセンターやポケモンジムもあるなど、主人公の自宅が位置する町の中では歴代でも比較的栄えている。ちなみに「シティ」と付く街の中に家がある点は歴代初にして第九世代現在でも唯一。ゲーム機もやはりWiiだが、自室ではなく居間のテレビに接続されている。
居間には暖炉があり、玄関の横の棚にはダルマッカの人形と観覧車の模型が飾られている。
なお、街の中にポケモンセンターはあっても、「そらをとぶ」を使ってヒオウギシティに降り立つときだけは例外的に主人公の家が到着地になるのは変わっていない。

ちなみにエンディング後にはカノコタウンの前作主人公宅を訪れることもできる。
通常時は家の前の看板を調べても「・・・の家」としか表示されないが、思い出リンクを使えば前作主人公の名前が反映される。
中には前作主人公の母親がおり、話しかければポケモンを回復することができる。


初の完全3Dとなった主人公宅。カロス地方のアサメタウンにある。
シンオウ地方同様、主人公の自宅と本作のポケモン博士であるプラターヌ博士の研究所は同じ町に無い。
自室のゲーム機はWii Uが置かれているほか姿見もあって、グラフィックが3Dになったためちゃんとに姿が映る。
寝ているところを起こされた主人公は、それの前で寝巻きから外出着へと着替えて冒険に出かけるのだった。
相変わらず家に帰ることはあまり無いが、今回はライバルの一人から「お隣さん」と呼ばれ続けるので、互いの家の位置関係だけは頭に刻み込まれるだろう。

今までの家は似たりよったりなところがあったが、この家の特筆すべきはなんと家の中と庭にポケモンがいること。
要するに「主人公にとっては身近なポケモンだが手持ちの戦闘用ポケモンではない」存在が初めて登場しているのだ。
またポケモン図鑑を手に入れても彼らは登録されないので、恐らくは母親の手持ち、もしくは「家族」扱いなのだろう。
いるのは冒頭でかなり雑に主人公を起こすヤヤコマと、かつて主人公の母親がレーサーをしていたころの相棒と思しきサイホーン。ちなみに後者には数歩の距離だけだが乗ることができる。後のポケモンライドの奔りといえるかも。
またポケモン図鑑を完成させると賞状が自宅に飾られる。

ちなみに今回の自室のテレビに映った映画は、主人公の自室では「愛するねこポケモンを連れてさすらいの旅にでた72歳のおじいさんの映画」と妙に具体的な説明が成されている。
元ネタは『ハリーとトント』だが、世界観に合わせてか「ねこポケモン」に置き換えられている。
なお1階では「ケガをのりこえ大レースに挑む、サイホーンと共に戦った少女のドキュメント映画」がやっているが、こちらの元ネタは似たような話は沢山あるため不明。怪我とレースの話というと『シービスケット』辺りがそれっぽいが、一節には主人公の母親の映画とも噂されている。


アローラ地方のメレメレ島「ハウオリシティはずれ」にある。
その名の通りハウオリシティの中心部から外れた場所で、1番道路にもほど近い。
すぐ西側にある舗装された道路沿いにはポケモンセンターとトレーナーズスクールが、南側の浜辺にはククイ博士の研究所がある。

カントー地方から引っ越してきた主人公が母親と共に住むことになった家。
外観は南国らしくコテージのような佇まいで『BW2』に続く2例目の平屋建て。また、敷地内にはガレージも備えている。
前作に引き続いて共に暮らすポケモンが登場しており、母親の手持ちである通常のすがたのニャースが寛いでいる。ニャース用のベッドもあるものの、人のベッドによく来るせいであまり使われていないようだ。
自室のテレビには「4人の少年が線路を歩いている映画」が映っているが、これは初代のオマージュと思われる。
自室のゲーム機は前作同様Wii U。部屋にあるピカチュウメタモンのぬいぐるみ、地球儀を調べることもできる。
また、一度だけだが自室のベッドで眠るとニャースが起こしにやってくるミニイベントがある。
ククイ博士やハウが訪れることでイベント会話が発生することが多い。

マイナーチェンジ版の『USUM』では立地こそ変わらないが、自宅の外装が青を基調とした色になり、玄関テラスに花が飾られるなど装飾が増えている。内装は概ね一緒だが、居間はドアのデザインやカーペットの模様などが変わっている。
自室のゲーム機は直接名称が出ないもののNintendo Switchになり、カーペットが男の子の場合はニョロゾ、女の子の場合はプリンの形をしたものになっている。
メタモンのぬいぐるみはカビゴンの大きなクッションに変わり、カントー地方のジムリーダーから貰ったというサイン色紙が飾ってある。その他、壁紙の色やベッドのシーツのデザインも変わっている。また、クリア後には壁にとある写真が飾られることになる。
ちなみに庭に立てかけられているサーフボードは母親の私物。
家のニャースとはサブイベントで1回だけだが戦闘もこなせる。また、実は主人公の母親はかつて有名なニャース使いのトレーナーだったという掘り下げもある。


ガラル地方のハロンタウンにある。
自宅のゲーム機はNintendo Switch。こちらでは実際に接続されているJoy-Conの色とリンクする*7小ネタが実装されている。
家にいるポケモンはゴンベ

自宅は今回も平屋。外観はモデルとなったイギリスの田舎さながらといった雰囲気で、一部が蔦に覆われていたり庭の花が見事に咲いていたりする。
家自体は大きいが、庭はほぼガーデニングスペースで広くはないので、バーベキューパーティなどは基本的にご近所さんであるホップの庭を借りているようだ。
ちなみに家のポケモンかどうかは不明だが、庭にはスボミーが2匹*8いる。しかし、自宅付近には野生のスボミーが出現しないため、家のポケモンである可能性の方が高いだろう。
その他、本作の母親は歴代で初めてメガネをかけている。

テレビの映画ネタは特に無く、「ママが番組を楽しんでいる」といったメッセージが出るのみ。

DLC第2弾にてピオニー隊長がフリーズ村に用意する拠点も、主人公のもう一つの家と言えるだろうか。
イベント中はピオニーが居座っているがそれが終わると「自由に使ってくれ」とくれる。
一応は「借り上げた民宿」だが、フリーズ村のあるカンムリ雪原はここ以外に集落が無くポケモンセンターすら存在しないので、この雪原を探索するなら必然的に拠点……いや、第二の我が家となるだろう。


本編作品だが、どちらかというと『ポケダン』に近い特殊な描写がなされている。
大きな光のような存在に呼びかけられ、過去のシンオウ地方にあたるヒスイ地方に降り立った主人公は、浜辺で気を失って倒れていたところをラベン博士に起こされて……という、異例の始まり方をする。

その後、ギンガ団に入団を果たした主人公は、コトブキムラにある同団の調査隊の宿舎を与えられることとなる。
時代に合わせた和風の長屋で、広めの三和土、囲炉裏のある板の間、その奥に畳の間がある。
姿見や道具箱もあるため、ここで服装を変えて休憩して道具を整理して補充して……といったプレイングもできる。
更に主人公の宿舎から道を挟んで向かいには雑貨屋や呉服屋といった商店が軒を連ねているので便利。
上記の事もあってか恐らく本編作品で最もストーリー中に帰る家と言えるだろうか。

しかし中盤でとある一件が発生してから、主人公は調査隊員としての身分を剥奪の上放逐されてしまうため、ムラへの出入が許されなくなる
その間は、ウォロの古い知り合いだというコギトに匿われることとなり、彼女の庵が仮の自宅(拠点)といえる。
最終的に元鞘に収まり帰宅できるが、ちゃんと追い出される前の状態で残っているのでご安心を。

メイン任務を全てクリアすると、布団に入ったときバトル施設的なやり込み要素のひとつ「夢天連戦」にも挑戦できる。
その他もようがえというほどではないにしろ、イチョウ商会でカラクリを購入すると宿舎に配達&設置され、これらでロトムのフォルムチェンジが可能になる。
なお、ロトム家電の置き方があまりにも絶妙で、買えば買うほど時代設定と不釣り合いな家電がどんどん配置されるので「舞台何時代だったかな……?」と思ってしまうシュールなお部屋になること請け合い。

余談だが、没データには『ダイヤモンド・パール』の主人公の部屋そっくりのそれがあるという。開発当初は主人公の元居た世界も『ポケモン』世界に近しい存在だったかもしれない。*9


パルデア地方のコサジタウンにある。
冒頭ではクラベル校長が訪ねてきて、パートナーのポケモンを貰うことになる。

外観は橙色の屋根や家庭菜園が特徴。内部も明るい色合いが目立つ。
1階は居間とキッチン、2階は主人公の自室。テレビでは主人公が転入するアカデミーの所在地であるテーブルシティについての特集番組が流れている。
テレビの横に備え付けられてあるNintendo Switchは白の有機ELモデルへとグレードアップしている。
また、主人公の部屋の棚を調べると、母親がDIYで作った代物だと判る。
1階東側にもドアがあるが、「ママの部屋なので勝手に入るのはやめよう」といったメッセージが出るため入れない。
家の中には絵画が多く飾られていて、調べる度と題名や主人公の簡単な感想が出る。また、沿いの立地で庭にも花が咲いているため窓からは良い眺めのようだ。

ちょうどお向かいにはネモの実家である屋敷もあり、最初は町中をポケモンと歩くので印象に残りやすい。
ちなみに今回はホシガリスが家にいて、リビングにはホシガリス用のベッドも置かれている。
また屋根にはイキリンコが止まっていることがあるが、これらは野生の個体で、接触すると当然バトルになる。
なお、このイキリンコたちにはなぜか色違いブロックルーチンがかかっている模様。ムービーと矛盾しないようにするための措置と思われる。

更に、今作の主人公は学校に入学し寮生活を送るため、そちらでも自分の部屋を持つ。クリア後に戻ってくる場所も寮の部屋となる。なお仲間たちのように部屋のコーディネートはできない。それとバスルームがあるがそっちにも入れない。
中は普通の部屋だが、クリア後には「写真」が飾られる。
その部屋には色々な人物が訪ねてきたりイベントのトリガーとなったりするが、自宅の方は最初に旅立ってから特になんのイベントも無いため、シリーズで最も戻る機会が少ない自宅と言える。
ただしバッジをいくつか集めると母親が新しいサンドウィッチのレシピをくれるので、たまには家に戻って母親に元気な顔を見せてあげよう。

とか言ってたらダウンロードシナリオ「キビキビパニック」にて、冒険で出会った3人が遊びに来るイベントがある。
母親だけでなく3人の意外な一面が見れる他、新たな旅の始まりを予感させる手紙が届いて…。

第一弾DLCでは、林間学校中はスイリョクタウンの公民館で寝泊まりすることになる。
だが残念ながら平時は入れず、イベントなどでも描写されないため部屋の中がどうなっているか不明である。
そういう意味では、本作全体が「オープンワールドという広い世界があるのに家に引きこもっていてはいけない」という暗示なのかもしれない。

第二弾DLCの舞台であるブルーベリー学園でも寮に部屋が用意される。
青い塗装がされていること以外は本編の寮室とそう変わらない。
…が、基本的に学校内でイベントが起こるのはエントランスかリーグ部の部室なのでこちらでもてんで帰らない
だが広大なエリアであるドームを除いて学園内にポケモンを回復させる場所が自室しか無いので、イベントの割には訪れることが多くなりがちである。


【番外編(派生作品やメディアミックスにおいて)】

ストーリーの最初が「ポケモンカード大好きな少年が、カードを研究するオーヤマ博士の研究所にやってくる」という流れのため、彼の家が出てくることはない。
『GB2』で敵組織にカードが盗まれる際もオーヤマ博士の研究所にいた。
システムが特殊な為そもそも民家すら無いみんな研究所やクラブで寝泊まりしているのだろうか。


  • オーレ地方
コロシアム』の主人公は逃亡者という設定のため固有の家を持たない。
一方『XD』ではポケモン総合研究所が事実上の自宅にあたる。


  • アルミア地方
『ポケモンレンジャー バトナージ』の舞台。
主人公は物語開始当初はレンジャースクールの寮で寝泊まりしていたため家は無かったが、卒業とほぼ同時に両親と妹がアルミア地方最南端のチコレ村に引っ越してくる。ストーリー前半における職場の隣町だが、エンディング以外で実家に帰る描写は無い。
隣には父親が経営している牧場があり、全17匹存在するパートナーポケモンの切り替えはここで行う。
自室のテレビ横にはWiiが置いてある。父親に買ってもらったらしい。
ちなみに最初のパートナーにムックルかパチリスを選択した場合、クリア後には2階の自室にゴンベが侵入してくる。


  • ポケダン
一貫して主人公は「ポケモンの姿」なので、寝泊まりする家も比較的設備は簡素。
青の救助隊・赤の救助隊』ではメインストーリーの途中で救助基地を改装するイベントがあり、その前後で外観が変わる。
時の探検隊・闇の探検隊/空の探検隊』では、メインストーリーではプクリンのギルドに所属するためギルドの寝床を借りるが、ギルド卒業後は町外れの「サメハダ岩」に隠されたパートナーの家に寝床を構えることになる。
マグナゲートと∞迷宮』では、パートナーが夢見るパラダイス開拓地に拠点を構える。
』では、序盤は「おだやか村」のコノハナに匿われているが、調査団入団後は同団本部に寝泊まりするため、『探検隊』とは逆の流れになる。


  • アニメ
アニメ初代主人公であるサトシも、マサラタウンに自宅がある。
家には母親であるハナコと、ひょんな事から仲良くなったバリヤードが住んでおり、サトシの帰りを待ち続けている。
ちなみに小説版の設定では食堂も営んでいるらしいが、同作はごく初期に発表されたものであるため、この設定が後年でも生きているかは不明。
『サン&ムーン』ではククイ博士の自宅にホームステイしていたため、同シリーズではここが事実上の自宅といえた。

サトシが常に旅をしていたことから、自宅で過ごす描写はシリーズの切り替わる前後ぐらいしか無かった。
とはいえ歴代主題歌の中には「マサラタウンにサヨナラバイバイ」「マサラタウンにさよならしてから」といったフレーズがあること、各シリーズの節目には必ず帰っていること、何よりことあるごとに彼が「俺、マサラタウンのサトシ!」と自己紹介するので「サトシの故郷」としての印象には残りやすいはず。

そんなサトシも、最後の最後のエピソードである『虹とポケモンマスター!』においては、やはりマサラタウンに戻っており、当分は家やオーキド博士の手伝いをして過ごしていた。
しかしすぐに冒険の虫が騒ぎ出し、いつしかハナコに「今日はどこに行くの?」と言われる程になる。
そのときサトシの中には「チャンピオンになってなにか変われたか」「ポケモンマスターとはなにか」という思いが燻っていた。
あの時初めて相棒を助けた大樹の下での会話、そしてかつてのとの再会を経て、サトシはハナコに買ってもらった新しい靴……今までは頑なに履かなかったそれを履いて、再びピカチュウとともにどこかへと長い旅に出るのであった。
このあたりはもしかしたら「チャンピオンになりエンディングを迎えたら自宅に戻る」「だがクリア後の世界を楽しむために再び主人公は旅立つ」ゲームのパターンを意識したのかもしれない。


  • 漫画
アニメを元にした漫画電撃!ピカチュウ』でも第1話に登場。
マサラタウンが割りと発展した感じになっているが、サトシの家は1階建ての木造住宅となっており、どことなくアメリカ合衆国辺りの住宅街を想起させる。
見ていたテレビが急に映らなくなるが、そこにいたのはピカチュウで……。

最終回にも登場するが、サトシからの近況報告の手紙で「旅を終わらせたくないんだ」と言う息子にママは理解を示しつつも、「たまにはうちに帰ってこーい」と呟くのだった。




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最終更新:2024年05月08日 17:05

*1 メッセージウィンドウでは、初代・『FRLG』・『ピカブイ』および『金銀クリスタル』・『HGSS』のポケギアの表示は「おかあさん」、その他のソフトでは「ママ」と表示される。固有名は基本表示されないので不詳。例外として『DPt』『BDSP』では「アヤコ」、『XY』では「サキ」と名前が設定されている。ただし、これが表示されるのはNPCの台詞内やポケモンコンテストに出場したときのみで、自宅で主人公と会話するときには表示されない。

*2 リメイク前は形状がSFCっぽいが。

*3 女の子主人公の登場は『クリスタル』から。

*4 中には「ふしぎなおくりもの」限定かつ超低確率で手に入る「ロクヨン」や「バーチャルボーイ」などレア物も。

*5 ただし母親からは「出てってから帰ってきていない」と言う旨の話が聞ける。

*6 ちなみにこれを現実でやると捕まる。安全装置が無かったり崩れた積荷に押しつぶされたりする可能性もあり、すごく危ないので絶対に真似しないでください。なおこの事は『となりのトトロ』のノベライズ版の冒頭でも指摘されています。

*7 Nintendo Switch Liteでプレイしている場合はグレーで固定。

*8 最初は1匹だが、ダンデからポケモンを貰った後は2匹に増える

*9 作中では主人公の素性や元いた所については明確な設定が無い。「ポケモンのことを知らない」という会話の選択肢もあり、解釈はプレイヤーそれぞれに委ねられている。