アットウィキロゴ

闇の世界(RCU)

登録日:2026/04/18 (Sat) 22:16:00
更新日:2026/04/27 Mon 15:05:10
所要時間:約 5 分で読めます




闇の世界(The Dark Place)とは、レメディー・コネクテッド・ユニバース(RCU)に登場する異次元空間である。
闇の底」や「暗い場所」と翻訳されることもある。


【概要】

RCUにおいて全ての並行世界を内包した最も巨大な宇宙とされている次元。
多元宇宙のあらゆる「闇」が集まっており、内部空間は闇に満ちている。
そのあまりにも巨大な規模感から「」と称されることも多い。

🌀メタ構造の宇宙

前述の通り闇の世界は別次元に物理的に存在する異次元空間であるが、同時に余剰次元…即ち人々の精神世界でもあるメタ構造の宇宙である。
一般的には人々から「悪夢」として認識されており、眠っている人間の精神世界と繋がることが多い。

🌀並行宇宙の滲出

RCUの世界観では、並行宇宙は水のように侵食するものとされている。
都市伝説や噂話、陰謀論といった「現実」という名の壁が薄い部分から「フィクション」という名の並行宇宙が浸水してくるのである。
この漏れ出る「水」は厳密には並行宇宙そのものではなく、並行宇宙の影響を受けて変化した闇の世界の一部である。
浸水された部分の現実は並行宇宙のものに塗り替えられてしまう。この一連の現象を「変貌世界事象(AWE:Altered World Events)」と呼ぶ。

なお、連邦操作局(FBC)の元研究部門リーダーのキャスパー・ダーリング博士によると、変貌世界事象を起こすには「人々の集団的無意識」が重要らしく、それにより世界の周波数が変化し、ラジオのように値が合致する並行世界が引き寄せられるとされる。

🌀闇の滲出

一方で、闇の世界には多元宇宙の「闇」が浸水している。
前述の「エコー」も含め、多元宇宙の現実やフィクションが闇の世界にも大きな影響を与えている。

🌀精神の侵食

闇の世界は「闇」を引き寄せる世界であるため、闇の世界に囚われた人間は心を闇に汚染され、正気を失い破滅的になっていく。

そのため逆説的に、闇の世界で平然としている存在は人外かそれに近い存在と言える。 

🌀コールドロンレイク・スレッショルド

ワシントン州の森林地帯にあるカルデラ湖「コールドロンレイク」の湖面は闇の世界と直接繋がっているスレッショルドとなっており、物理的に闇の世界へ進入できる入口である。
コールドロンレイクの沿岸にある2つの町、ブライトフォールズとウォータリーではこのスレッショルドの影響により創作が現実になる超常現象が頻発する特徴がある。
また、この地域では数々の超常現象生命体/余剰次元生命体が目撃されている。

《その他のスレッショルド》

  • 水溜り
後述のアーティがバケツの水をぶちまけて作ったポータル
闇の世界と並行世界を自由に行き来できる。

  • 執筆部屋
老人ホーム「ヴァルハラ」の屋根裏にある執筆部屋。
闇の世界の中心にしてマルチバースの中心でもある。
入口の扉はアーティにしか開けられない。

  • レイクハウス
FBCの研究施設「レイクハウス」のサブレベル5で人為的に作られたスレッショルド。
共同研究リーダーのマーモント博士とマーモント博士により開通された。

🌀並行世界の間の層

既述の通り、闇の世界はあらゆる並行世界を内包する宇宙である。
別の言い方をするなら全ての並行世界同士の間に挟まる層とも言える。   

また、現実とフィクションの「ろ過装置」としても機能している。
闇の世界には多元宇宙の現実とフィクションの両方が滲出しているが、一部のフィクションは闇の世界に留まり続け、一部のフィクションは更に並行世界へ滲出し現実になり、一部の現実はエコーを介して別の世界のフィクションとなる。

「夢」を介して闇の世界に足を踏み入れた者たちの中には、並行世界の自分を目撃してしまった者もいる。

🌀時制

闇の世界は過去、現在、未来の全てが同時に存在する次元である。
そのため、並行世界と闇の世界を行き来すると時制がズレる。

🌀ドッペルゲンガー

闇の世界に足を踏み入れた者は、暗い水面のように反射された自分自身の闇のドッペルゲンガーと対峙することになる。
また、前述の通り時制が狂っているため過去や未来の自分自身と遭遇したり、時系列の異なる自分と手を組んだりすることもある。


【闇の世界のルール】

闇の世界では全てが不安定な場所である。
「創作」が現実になり、その具現化した創作が多元宇宙に滲出する。
だが、闇の世界をコントロールする創作は何でもありというわけではない。
闇の世界での創作は暗いものでなければならず、尚且つ筋が通っていなければならないという制約がある。
また、均衡という要素も重要であり、光と闇のどちらかに偏っていてもいけない。

特に映画や小説といった「物語」に関する創作では必ず「ホラー」ジャンルでなければならないというルールがあり、これを逸脱した物語は現実に反映されない。
また、「ホラー」である都合上、犠牲者が出るのは避けられず、「英雄(要するに主人公)」に都合が良すぎる展開も認められず、最終的な「英雄」の生死も保証されない。
尚且つ殺人鬼を倒せる「英雄」には悲劇(哀しき過去…)が必須という条件もある。
さらに、ホラージャンルということは当然「殺人鬼/モンスター」も登場させる必要があり、それらは必然的に作中で最も強大で理不尽な敵として描写しなくてはならない。

🌀スクラッチが設けたルール

闇の世界では更に、ミスター・スクラッチが設けた新たな制約も存在する。

一つは、一度闇の世界で生み出した創作は消去できないというもの。
追記、修正などは可能なため、仮に「殺人鬼が完全勝利する物語」を敵対者に創造されたからといって詰み確というわけではない。

二つ目はタイムループ
「英雄」役もしくは「殺人鬼/モンスター」役が死ぬと、タイムループが起きて無かったことになる。
人々の記憶もリセットされるが、タイムループは完全ではなく、一部の人間はループ前の記憶を朧気に保持し続けており、ループの回数が増える度に記憶ははっきりしていく。
結果として人々の行動は変化し徐々に最適化されていくため、厳密にはループではなく螺旋である。

【闇の世界の生命体】

+ 一覧
  • 光の存在
    闇の存在と敵対する、次元間の知覚を持つ光
    • ダイバー
  • 幻影
    闇の世界で実体化した、アランの想像上の幻影達。

【闇の世界の構造】

闇の世界は絶えず変化し続けるが、「創作」の内容次第では決まった形を持つこともある。

🌀執筆部屋

闇の世界の最深部にしてマルチバースの渦の中心。
ここでアランとスクラッチが編集合戦を繰り広げ、マルチバースに多大な大迷惑を与えている。
元々は後述のバードレッグキャビンの2階だったが、後に老人ホーム「ヴァルハラ」の屋根裏部屋になった。

🌀バードレッグキャビン

かつてコールドロンレイクに浮かんでいたダイバー島に建つキャビン。
映画『詩人トム』のセットであり、そこではゼインとジャガーがそれぞれ「ダイバー」と「闇の存在」を演じていた。

🌀ブライトフォールズの代替現実

闇の世界の影響で破滅的思考に囚われたアランの成れの果て「インセイン・アラン」によって作り出された、ワシントン州ブライトフォールズの歪んだ代替現実。
地形や扉の繋がりがめちゃくちゃになっている。

🌀ニューヨーク州ニューヨークシティの代替現実

アランが暮らしていたニューヨークを模した場所。
アランが執筆した『イニシエーション』の作中作『殺人事件ケイシー』の舞台。
『Max Payne』シリーズの劇中劇『Address Unknown』の舞台となる異世界のニューヨーク「ノワールヨークシティ」と同じ次元であることが露骨に示唆されている。


追記、修正は自分の闇と戦ってからお願いします。


この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2026年04月27日 15:05