登録日:2009/05/31 Sun 03:16:32
更新日:2026/07/03 Fri 12:27:25
所要時間:約 17 分で読めばよかろうなのだァァァァッ!!
残るはこのカーズ独りか…
だが、頂点に立つ者は常にひとり!
【来歴】
ローマ・コロッセオ地下遺跡に眠っていた3人の超生物『柱の男』のひとりであり、リーダー格。
───彼を語る前に、まずは人間が生まれる遙か以前に地球に出現した『闇の一族』について説明せねばなるまい。
闇の一族は他の動植物のエネルギーを吸い取る事で長い年月を生きる生物である。
彼らは
太陽の
光に当たると
消滅してしまうため、地下でしか生きられなかった。
人間世界にはあまり干渉しなかったが、やがて現れた古代人達は、彼らを
神や
悪魔として恐れ、敬った。
子孫を残す必要は少なかったため、個体数は少ないながらも、争いもなく、平和な日々を過ごしていた。
……だが、ある時、闇の一族にひとりの
天才が生まれた。
カーズである。
カーズはより強い力を欲した。
太陽を───闇の中でしか生きる事ができない宿命を克服しようと考えたのだ。
カーズはあらゆる生物の能力を持った『究極生物』に進化する事を望んだ。
そして、自分たちの
脳に秘められた未知なる能力に着目したカーズは、それを引き出すために
『石仮面』を作り出した。
だが、石仮面は人間や他の生物の脳を刺激し
吸血鬼化する事こそできたが、カーズが目指した『究極生物』に至るにはパワーが足りなかった。
石仮面を完成させるには、光を何万倍にも収束増幅させる
『エイジャの赤石』……その中でも一点の曇りも無い
『スーパーエイジャ』が必要だったのである。
闇の一族はカーズを恐れた。
何故ならば、カーズの理想とする『究極生物』は
地球のあらゆる命を喰らいつくしかねない、まさに地球生命の天敵だったからだ。
カーズを殺そうとした闇の一族は、逆にカーズとその思想に賛同した
エシディシによって滅ぼされてしまう。
バカ者どもがッ!
太陽を克服したいと思わないのかッ!
何者をも支配したいと思わないのかッ!
あらゆる恐怖をなくしたいと思わないのかッ!
そしてカーズはエシディシと当時赤子だった
ワムウ、及び
サンタナ(仮名)を連れて出奔。
『究極生物』へと至るべく、スーパーエイジャを求めて長き旅に出たのだった。
現在スーパーエイジャは
波紋の達人
リサリサが護っており、作中ではこれを巡ってカーズ様ら『柱の男』と
ジョセフら波紋戦士が死闘を繰り広げる事となる。
ちなみに、外伝小説『JORGE JOESTAR -ジョージ・ジョースター-』では『
弓と矢』の製作者もカーズという設定になっている。
そのため、こちらのカーズは「
スタンド」の存在も知っていた事になっている。
意外!それはスタンドッ!
【流法・輝彩滑刀】
我が流法は「光」
輝彩滑刀の流法!!
カーズが会得した闘技。別名
『光の流法』。
自身の腕や脚から、骨か皮膚を硬質化させた長い
曲刀を生成。このサーベルのエッジに
チェーンソーのように高速回転する機構の刃を出現させ、あらゆる物を両断する。
刃のエッジには
サメの歯のような微小で鋭い「歯」がずらりと並んでおり、輝彩滑刀を発動すると高速で滑るように動く。この歯が対象を一瞬で削り取り、現実のチェーンソー同様の強力かつ防ぎにくい切断効果を発揮するのだ。
刃自体が光を発しているかのように見えるのは、細かい歯の一本一本が複雑な光の反射をするため。この光は味方に対する合図や敵に対する目眩ましに応用する事も可能。
「闇」の一族でありながらも「光」の能力を得たのは、カーズの心に根付いている太陽への憧れの証とも言える。
本編での初戦闘時には
サイボーグとなった
シュトロハイムが発射した30mmの鉄板を貫通する重機関砲の徹甲弾を全弾容易く切り裂いて打ち落とし、ナチスの科学技術の結晶である彼の胴体を
豆腐を斬るかの如く両断した。
柱の男達の驚異的な身体能力をストレートに活かす、シンプルゆえに厄介な流法で、ジョセフはそれを初めて見た際
「素手で防御するのは不可能だ!おれの一点集中の波紋であっても!」「今こいつと闘うのは絶対にヤバイ!奴の流法への対抗策が思いつかねーーっ!」と心中で焦っていた。
ちなみに、アニメ版では『柱の男』達の能力(流法)は不完全な石仮面の力で得た事が示唆されている。
「腕から生体の刃を出現させる」という共通項から、ファンの間では荒木先生の過去作『
バオー来訪者』に登場する技「バオー・リスキニハーデン・セイバー・フェノメノン」のアイデアを元に考案されたのではないかとする説もある。
【人物像】
悪役ではあるが、
子犬を
暴走車から救ったり、崖から転落した際に着地点に咲いていた一輪の花を2ページに渡る神業で回避するなどの(彼なりの)博愛精神を持つ。
また、仲間の身を案じたり、「
背後に立った相手を反射的に攻撃してしまう」というワムウの本能とも言うべき習性に理解を示し、自らの非を詫びるなどの一面も。
実際、エシディシやワムウが倒された際にはその
死を悼み、究極生物に至るのみならず、彼らの弔いという目的も最後まで忘れる事はなかった。
サンタナがなんだというのだ!やつは青っちろいガキ、番犬のような存在。我らとは比較にならん!!
その一方で、敵対する相手には容赦せず、目的のためならば手段を選ばない怜悧かつ非情な性格。
上述のように「石仮面の力で究極生物になる」事を認めなかった同族を自分の両親も含め躊躇いなく滅ぼし、2000年前に波紋戦士を倒した時には、その子供をも「成長して脅威になるかもしれない」との判断から始末した。
その真骨頂が、最終決戦におけるリサリサとの決闘だろう。
きさまら波紋の戦士にはどうしても正正堂堂!
この手で決着をつけたくなった!
とか言っておきながら、いざ戦闘開始となると
影武者を使い、背後から不意打ち。
そしてこのセリフ
フン!くだらんなあ~~~~
一対一の決闘なんてなあ~~~~
このカーズの目的はあくまでも『赤石』!
あくまでも『究極生物』になること!!
ワムウのような戦士になるつもりもなければロマンチストでもない……
どんな手を使おうが……最終的に…
勝てばよかろうなのだァァァァッ!!
この見事な前言撤回っぷりに震えた読者も多いだろうッ!
これぞジョジョの
ラスボス!
この時、最初に100人の吸血鬼軍団をけしかけようとした事もあって、状況的には本当に1対1で闘うつもりがあるか疑われる可能性もあった。
もしバレればその時点で赤石は破壊されてしまっていただろうが、先に闘ったワムウが敗北・戦死した直後である事を利用し、「弔いのためにも正々堂々と決着を付けたくなった」という演技を怪しまれることなく、切れ者であるリサリサとジョセフを見事欺いた。
そして気絶したリサリサの美脚に
フフフ
ウィンウィンウィンウィンウィンウィンウィンウィンウィンウィンウィンウィン
ギターを掻き鳴らすかのような真似をしてジョセフを煽り始める。
花京院がこれをやって「ウィンウ院」と承太郎に呼ばれるコラ画像が出回ったりもした。まぁあのシーン自体コラ画像が凄く多いのだが。
さすがカーズ!他のキャラにできない事を平然とやってのけるッ
そこにシビれるッ!あこがれるゥ!
ここでカーズの名誉の為に言っておくと、何より最優先すべきなのは、赤石を奪う事。
リサリサとも正々堂々戦って勝てない訳ではないが、後にはジョセフも控えている。
万が一にもここで自分までやられてしまってはエシディシやワムウの犠牲が無駄になってしまう。
……なので、プライドをかなぐり捨ててでも勝利を優先したと解釈すべきなのかもしれない。
逆に言えば、それだけこの時のカーズは追い詰められていたのである。
しかしリサリサの尊厳を侮辱したカーズの行いにプッツンしたジョセフに崖から突き落とされた挙げ句、シュトロハイム率いるナチス親衛隊に紫外線照射装置ィィィィィィィ!!を浴びせられてしまう。
だが、カーズはその攻撃を逆手に取り、密かに赤石をはめ込んだ石仮面で『究極生物』へと進化を遂げた!
『究極の生命体カーズ』の誕生であるッ!!
【超生物カーズ───神となった男】
カーズ様が赤石によって変身した究極生物とはッ!
ひとつ 無敵なり!
ふたつ 決して老いたりせず!
みっつ 決して死ぬことはない!
よっつ あらゆる生物の能力を兼ね備え
しかも その能力を上回る!
そして その形はギリシアの彫刻のように美しさを基本形とする。
だが、そんな事より『究極生物』最大の特徴は別ページの解説にある。
SEX―必要なし。下等な生物ほど子供の数は多い。死の危険が大きいからだ。したがって完全なる生物に子孫や仲間はいらない。頂点は常にひとつ。
__.. -―─ 、__
/` 三ミー ヘ、_
ゝ' ;; ,, , ,, ミミ , il ゙Z,
_〉,.. ////, ,彡ffッィ彡从j彡
〉,ィiiif , ,, 'ノ川jノ川; :.`フ公)了
\.:.:.:i=珍/二''=く、 !ノ一ヾ゙;.;.;)
く:.:.:.:lムjイ rfモテ〉゙} ijィtケ 1イ'´
〕:.:.|,Y!:!、 ニ '、 ; |`ニ イj' 逆に考えるんだ
{:.:.:j {: :} ` 、_{__} /ノ
〉イ 、゙! ,ィ__三ー、 j′ 「童貞は究極生物になれる」
,{ \ ミ \ ゝ' ェェ' `' /
-‐' \ \ ヽ\ 彡 イ-、 と考えるんだ
\ \.ヽゝ‐‐‐升 ト、 ヽ、__
\ ヽ- 、.// j!:.} ` ー 、
ヽ\ 厶_r__ハ/!:.{
´ / ! ヽ
……まじめな話をすると、闇の一族は長寿なうえに死の危険が少なく繁殖の必要性が少ないので絶対数は少なかったと地の文で説明されている。なので、人間と違って生殖行為は本当に必要な時しかしないということも十分にありうる。闇の一族の生物的寿命がどれくらいなのかは説明がなかったため不明であるが、寿命によっては10万年生きて性交未経験というのもあながちあり得ない話ではないし、
童貞とか
処女とか気にする種族ではないかもしれない。
とにかく人間の
常識が通用しない種族なのだ。
あとカーズの暴挙によって女性の闇の一族は全滅しているので、単為生殖でもない彼らはどの道種族としての繁殖はできないのだが。
第1と第3の能力により天敵であるはずの太陽光を浴びようが、または宇宙空間に出ようが生きていられる。
第2の能力はすでに十万年以上生きているカーズにとってあまり関係ない能力である。
第4の能力は体の部位を一度細胞レベルまで分解し、様々な生物の形に変形する事でその能力を得るというもの。
作中の解説では「人間の胎児はたった10か月で約9億年の生物進化の変態をとげて人間になる。遺伝子が記憶しているからだ。それと同じくカーズの体細胞も進化の遺伝情報を知っているので応用してどんな生物にもなれる」とされている。
- 片手をリスに変えて切り離す→そのリスを一輪の花に変える→花を蝶に変える
- 両腕全体を翼に変形させて空を飛ぶ
- 羽を硬質化させて銃弾のように撃ち出す
- その羽をピラニアや巨大な蛸に変える
- 皮膚から泡状に蟹や貝のような堅固な甲殻を生成する
などの能力を披露した。
だがそれまで犬や花に見せていた博愛ぶりはどこへやら。自分の片手をリスに変えた際、すり寄ってきたリスを無残に食い殺している。
石仮面の副作用による凶暴化なのか、それとも自分の肉体をベースにより優れた生物を生み出せる事から自然の生命を軽んじるようになったのか……。(元々手段は選ばない性格なので、単に能力の実験、食事をしただけという見方もできる)
究極生物となった彼の最終的な目的は「自分の思うがままの世界を創造する」事らしいので、生物の進化や改良を促す意思もあるのかもしれない。
その他数値で示されるスペックとして、
IQ400、握力900kg/㎠、JUMP力18m、視力は天体望遠鏡並、睡眠は不要、飲まず食わずで1年は活動可能。
戦闘機からパラシュートで落下したのがジョセフではなく人形だった事に気付かなかった事から視力についてはツッコまれる場合もあるが、現実の天体望遠鏡は「遠くの物がよく見える代わりに近くの物が見えづらい」ため、この時のカーズは新たに会得した視力に慣れておらず究極生物に進化した慢心もあってかジョセフの仕掛けたトリックに気づかなかったのだと思われる。
進化前の輝彩滑刀の流法自体も十分強力とはいえ、ワムウとの死闘との後では見劣りするとの見方もあり、究極生命体になることで
ラスボスに相応しい実力を得たと言えるかもしれない。
なお「生物としては」究極の存在であるものの、決して超常的な
不死の存在ではない。
ジョセフとシュトロハイムの連携により火山の火口に叩き込まれた際には悲鳴を上げながら助かる方法を探しており、完成させたマグマ対策に関してもそのままマグマから脱出しなければあまり長時間は持ち堪えられない旨が地の文で示されていた。
力を求めて数多の命を踏みにじり、神に成り上がった天才の末路
「神だ…。」
「ヤツは神になったんだ!」
「我々人間は、神にだけは勝てない…!」
「服従しかないんだ!!」
エシディシとワムウの敵討ちをするべく進化した能力をふんだんに使ってジョセフを追い詰めるカーズだったが、ジョセフお得意のトリックといつのまにかついてきていたシュトロハイムの助太刀によってドイツ軍の戦闘機ごとヴォルカノ島の活火山へ叩き落とされてしまう。
そして地球が生み出した数百度〜数千度にも及ぶ膨大なマグマの熱によって身体は焼き尽くされ、もがき苦しみながらカーズはマグマの中へと沈んでいき究極生命体は呆気なく最後を迎えた。
……かに見えたのだが……
究極の生命体となったカーズは、地球のマグマすら克服し、ジョセフの左手を切断。
すっかり動揺したジョセフは息も絶え絶えにヤケクソな波紋キックを繰り出すも、あろうことかカーズは波紋呼吸法すら修得し、ジョセフの波紋の 数 百 倍 の威力=太陽光で焼かれたも同然という強烈な波紋疾走のカウンターを喰らわす。
原作・アニメ共に「オーバードライブ」ではなく「はもんしっそう」と発音した事はよくネタにされる
ドロドロに溶けていく右膝に、苦悶の絶叫を上げるジョセフ。
もはや、打つ手は完全に絶たれてしまった……。
(…決定的だ…。)
(おれは死ぬんだな…。決定的に…。)
…ジョジョは、いともすんなり、それを受け入れた。
痛みもなかった。恐怖もなかった。後悔もなかった。
『やるだけやったんだからな』そう思った。
圧倒的悪の前にあるのは、氷のように冷たい、
冷静な死に逝く自分を見る目だった。
シュトロハイムも同じだった。
動けなかった彼は、生きながらヘビに飲まれるカエルの気持ちを理解したと思った!
そんなジョセフに、『波紋使いでありながら波紋に殺される』という最大の屈辱を与えた上でとどめを刺すべく波紋を練るカーズ。
そして、渾身の力を込めた波紋疾走を撃ち込もうとした瞬間…
エイジャの赤石ッ!
ジョジョはなぜカーズの前に赤石をかざしたのか!
彼自身、理解できなかった!
…無意識だった!赤石が波紋に吸い付くように、勝手に動いたと感じた!
しかし、ジョジョの肉体は知っていたッ
生き抜こうとするジョジョの肉体が動かしたのだ!
ジョジョの生命の大車輪が、
ジョジョの直感をプッシュしたのだッ!
ジョセフは咄嗟に手にしていた赤石でカーズの波紋を受けた結果、ジョセフの数百倍の波紋……それを更に何億回も増幅という、もはや天文学レベルの値にまで達した波紋のレーザー光線がマグマに直撃。
その圧倒的なエネルギーはヴォルカノ島の火山活動を暴走させ、天変地異の如き大噴火によって岩盤ごと天空に吹き飛ばされるジョジョとカーズ。
フン!たしかに凄まじいパワー!しかし、このカーズが噴火ごときで消し飛ぶとでも思ったかジョジョ!
鳥に変身して逃れてやる!永遠に『さよなら』だよジョジョ!
だが、これほど圧倒的な自然エネルギーをもってしても究極生命体となったカーズを倒すには至らず両腕を翼に変化させて逃げようとしたその瞬間、地上で切り落とされたジョセフの左手が岩盤と共に飛んできて、まるで狙いすましたかのようにカーズのノドに突き刺さった。
流石地球のエネルギー!俺の腕をここまで吹き飛ばしたか!
そう! カーズ!! 貴様は『これも計算のうちかジョジョ!』と言う!!!
これも計算のう…
……僅か数秒のこの一瞬が、カーズの運命を分けた。
避けられたはずの火山弾をもろに喰らい、まるで船体を切り離して飛んでいく
スペースシャトルのように更に天高く押し上げられていった。
これも計算のうちか…ジョジョォォォォォ!!
あったり前だぜ! このジョジョはなにからなにまで!!
計算ずくだぜーッ!
(ホントは違うけど、カーズが悔しがるならこう言ってやるぜ!ケッ)
灼熱の噴出物は地球の動きを脱出し、大気圏外まで吹っ飛んでいく!
地球のパワーをもってしても、カーズを殺すことはできない!
しかし! 地球は!!
カーズを、大気圏外に追放したのだッ!!!
星!? バ、バカなァァァァァ!!!
地球生物史上初めて生身で宇宙に来てしまったカーズ。
宇宙空間だと!
フンッ!
体内から空気を噴出させて!
その圧力抵抗で軌道を変え!
地球へ戻ってやるわ!
ここまでやって尚、死に絶えることなく地球に戻ろうと足掻くが……
……………
ぎぃゃぁぁああああ!!!
だ…だめか!
こ…!凍るッ!
く…空気が凍ってしまう、外に出ると凍ってしまうッ!
地球上のあらゆる生物の上を行く『究極生物』。
だが、そもそもとして宇宙空間に生身で適応する生物は地球上に存在しない。
宇宙空間に適応した移動手段など、持ち合わせていないのも当然であった。
とはいえ、生物の常識を超えている不死身の体をもってすれば過酷な宇宙でも生きていられるのだが……そこから行動する適応力までは、例え全生物を模倣できるカーズでも成し得なかったのであった。
次第に体は凍り付いていき全く身動きがとれないまま、みるみる宇宙の彼方へと流されていくカーズ。
そして……
―カーズは―
2度と地球へは戻れなかった…。
鉱物と生物の中間の生命体となり
永遠に宇宙空間をさまようのだ。
そして、死にたいと思っても死ねないので
────そのうちカーズは、考えるのをやめた。
あらゆる生命を超越した究極の生命体は、生命が存在しない宇宙空間を孤独に漂い続ける、正に生き地獄と言っていい皮肉な末路を迎えるのだった……。
【外伝作品】
本人は直接登場しないが、登場人物の一人が「戦争に行った際にスイスのサンモリッツァで万物を超越することを目の当たりにした」「勝てばよかろうの精神でいればいい」と発言している。
ほぼ間違いなくカーズに影響を受けた人物だろう。
『JORGE JOESTAR』
後半に登場。死ねなくなってしまったカーズ様は、宇宙が一巡しようとも生きており、火星の周りを漂っていた。
さらには一巡ごとに、
地球でカーズが生まれる→究極生物になる→ジョセフが宇宙に放逐する
という運命が繰り返されることで、火星の裏には
宇宙の一巡ごとにカーズが一人増え続ける(現在37人)という大変な状況になってしまった。
想像するだけでキモい。これが地獄絵図か。
そして、紆余曲折の末に
36人のカーズを宇宙船の燃料とし、残った一人が地球に帰還。
宇宙船内での交戦から、自分の作った
矢によって人間が得た能力(スタンド)を知り、
一度見たスタンドなら自分用に強化コピーして操れるようになるというチート能力を手に入れた。
【余談】
- 名前の元ネタはアメリカのポップロックバンド「The Cars」と推測される。
雑誌掲載時は特に何ともなかったが、シリーズが続き結果的に歴代ボスの名前がディオ、クイーン、キング・クリムゾン、ホワイトスネイク、AC/DCなど大物バンドに挟まれることになり、結果的にカーズだけがとてつもなく浮いてしまい度々ネタにされる羽目になった。
2部の時点でAC/DC、ワム!、サンタナのボスだが、元々ジョジョは確固たる地位にいるバンドもちょっと前に大ヒットを飛ばしたバンドも同列に元ネタとして扱っていた。3部エジプト編になると売れて1年目のミュージシャンも加わる。
- カーズが石仮面を発明したのち闇の一族を滅ぼした、というのは作中で語られているが、どの時点で石仮面を発明したのかは明言はされていない。闇の一族を滅ぼしたのがおよそ1万2000年前であることが語られており、作中の発言などから推定するとカーズはその時点で最低でも10万年ほどは生きていたことになるが、石仮面発明⇒闇の一族全滅の流れが極めて短期間だったとするとカーズは石仮面を発明するのにおよそ10万年要したことになる。
本当に天才か?
カ…カーズが登録語句一覧に……
全消しで消えたヤローはだ…だれだ?
な…なんだッ?
いったい?
なんなんだ――ァ―――ッ
全消しで消えたのはカーズの項目じゃあねぇ―――ッ
影武者だ!!
フン!くだらんなあ~~~~~
ラグナロクなんてなあ~~~~~
このカーズの目的はあくまでもWikiに登録されていること!
あくまでもRank上位に位置すること!!
ほかの項目のようにキャッシュで復活するつもりもなければ項目を一から作りなおしたわけでもない……
どんな手を使おうが……最終的に…
登録されていればよかろうなのだァァァァッ!!
この項目が面白かったなら……\ポチればよかろうなのだァァァァッ!!/
- 最強で無敵だけどあくまで"地球の中"の最強。宇宙は何人の想像もつかないくらい広大過ぎる。 -- (名無しさん) 2025-02-08 19:58:30
- カーズが博愛精神を見せた時って「エシディシからの連絡が途絶えた」とか「あと一歩で赤石を取り逃がした」っていう精神的に荒れている状態だったからワムウの目潰しやエシディシの大号泣みたいな気持ちの切り替えの為にやってたんじゃないのかな -- (名無しさん) 2025-02-21 19:41:28
- 輝彩滑刀= -- (名無しさん) 2025-03-28 23:50:55
- ↑続き紫外線が滅茶出るっていう考察は笑った。 -- (名無しさん) 2025-03-28 23:52:17
- 一族出奔の経緯からして「いざやると決めたら一切手段を選ばない人」感はある。昔からやることが極端。 -- (名無しさん) 2025-05-13 21:59:50
- ↑4 ワムウが死んだ時は周りに助けられそうな手ごろな弱者がいなかったから気持ちの切り替えが十分できず、そのあとジョセフにしてやられたのかな(リサリサを欺くところまでは既定路線だとしても)。 -- (名無しさん) 2025-06-21 15:13:08
- Pixivで見た漫画だけど、もし鬼滅の刃に出てきたらラスボス(笑)の無惨を一蹴して鬼殺隊の前に最強の敵として立ちはだかりそう。 -- (名無しさん) 2025-06-24 12:02:14
- ↑悪質な二次創作だな、対立を煽ることになる -- (名無しさん) 2025-06-24 12:20:03
- 無惨は日光を克服してない、いわばノーマルカーズの状態で最後までラスボス張ってたので… 究極カーズvs太陽を克服した無惨 みたいなドリームマッチを考えるのは楽しそうかもだが -- (名無しさん) 2025-06-25 23:21:11
- なお、ゲーム版によるとジョセフの女装はかなりツボに入ってた模様。「ヘッwwタwwクソな女装だなジョジョォwwwwww」 -- (名無しさん) 2025-07-26 15:28:52
- ジョセフの数百倍の波紋で格の差を見せつけて完全勝利なんていらんことを考えなければ100%勝てたのに…あまりにもカーズ様らしい敗因 -- (名無しさん) 2025-07-27 04:27:33
- カーズからすればジョセフは親友や、息子とも呼べる忠臣を奪った相手だからただ殺すだけでは飽き足らなかったんだろうな…そういう感情的な部分が仇となった。 -- (名無しさん) 2025-07-27 04:39:54
- 他の部のラスボスとは若干毛色が違うというか、善性もいくらかは持ち合わせてるし、吐き気を催す邪悪かと言われればまあ、同族殺しとか、捨て駒や相手にとっての重要人物を利用する前提の騙し討ちとかは普通に悪人仕草ではあるんだけどもどっちも「何も知らない者」ではないんだよね。ただ、ジョジョにおける「勇気」とは全く逆方向にいたとは思う。柱の男という出自故に常に上位存在だったから恐怖の対象なんて太陽位だったろうし、石仮面の製造経緯も恐怖を「無くして克服する」アプローチだし。まあ遍在して立ち向かい様のない存在に対応するに当たって克服する他にどうしろと言われたらまあ。 -- (名無しさん) 2025-09-07 09:07:33
- ボスと末路ワースト2topだろうけどどっちがマシかといわれたらまだかろうじてカーズの方がマシ…なのかな? -- (名無しさん) 2025-09-25 16:43:10
- カーズは小説では戻ってきて大活躍してるから原作じゃないとはいえ救われたIFが描かれてるだけまし。ボスはマジで救いようがない -- (名無しさん) 2025-10-01 20:21:28
- ゼロの使い魔のクロスオーバーで、ルイズが「究極生命体になったカーズ」を召喚する短編があったのを思い出した -- (名無しさん) 2025-11-02 07:36:02
- スト様が言ってたように能力を試したから敗北したんだな ブッ殺したなら使って良い精神だったらどうにもならなかったね -- (名無しさん) 2025-11-04 05:17:40
- カーズ様はワムウの前ではいい保護者を演じていたのか。勝つためなら手段を選ばない性格だが付き合いの長いエシディシは知っていそう。 -- (名無しさん) 2025-11-20 23:35:54
- カーズとエシディシの馴れ初めはどんなのか結構気になる -- (名無しさん) 2025-12-26 09:26:57
- ↑案外小さい頃からの幼馴染とかだったりして。闇の一族は少数民族で居住エリアも大して広くなさそうではあるし -- (名無しさん) 2026-03-13 21:09:34
- 「よかろうなのだ」は印象的な台詞なのはわかるけど、さすがにやりすぎに感じます。当人もそんなしつこく言ってないし。 -- (名無しさん) 2026-03-14 12:16:11
- カーズの流法は対波紋の戦士ではなく、同族を殺す能力だと思う。サンタナを研究した結果細切れにすれば生命活動が出来なくなるようだし、カーズもそれに気づいたからチェーンソーのような歯を生み出したなら納得。「光」なのもただ光ってるからでなく一族を唯一殺せる太陽光にちなんでるのかも。 -- (名無しさん) 2026-03-22 01:57:03
- 本懐を遂げたが最後は無限地獄にも等しい結末を迎えたのが皮肉 -- (名無しさん) 2026-04-22 18:31:29
- スタンド使いであれば能力次第で案外あっさり倒せるかもしれない。クリームやザ・ハンドみたいな削り取る系、キラークイーンによる爆弾化、パープルヘイズなんかも効くかもしれん。 -- (名無しさん) 2026-05-06 21:37:57
- 「バカ者どもがッ!あらゆる恐怖をなくしたいと思わないのかッ!」という賛同が得られなくて憤慨しているセリフから考えるに、元々カーズは自分の同族を殺す気が無くて、一族の繁栄を狙って石仮面を作って披露したら、一族が「コイツやべぇ!殺さなきゃ!」って襲って来たもんだから正当防衛で殺した感がある。自分の意見に賛同したエシディシだけでなく、赤ん坊だったワムウとサンタナを連れて旅立った事から「生き残った連中と一緒に太陽を克服しよう」と考えているのが解る。カーズが手段を選ばなくなったのもそういう理由かも知れない。 -- (名無しさん) 2026-05-27 01:30:36
- ↑ 弱点を克服してこその人生だからな -- (名無しさん) 2026-06-07 10:02:38
- 独りになったカーズは「頂点は一人!」みたいな考え方になった様だが、一緒に夢見てた仲間が死んだ事で「頂点は一人」と言い聞かせている -- (名無しさん) 2026-06-25 18:41:54
- 最強の生物になるために最強に近い種族を皆殺しにして滅んでしまったという結構残念なところあるよね -- (名無しさん) 2026-06-26 09:24:53
- 闇の一族は人間を食うのはちょっとだけで良かったっぽいから、パワーアップしたカーズは代謝が良すぎて人間を食いまくるのを危険視したんだろうね。人間がいなくなったら多分彼らも絶滅するかも知れないし -- (名無しさん) 2026-06-29 14:48:37
- 地球の周り回ってると思ったけど火星まで飛ばされたのかよカーズ様w地球の引力脱出して火星までふっ飛ばされるってどのくらいのエネルギーが必要なんだ? -- (名無しさん) 2026-07-16 21:06:00
最終更新:2026年07月03日 12:27