バルトルト

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バルトルト - (2022/11/17 (木) 12:02:48) のソース

初出:第425話(「旧ヴェローニカ派からマティアスともう一人が優秀者として舞台へと上がるように言われた。」のもう一人)&footnote(ふぁんぶっく6 Q&A)
名前の初出:第472話

**家族構成
父:[[ゲオルギーネ]]に名を捧げており粛清で処刑された&footnote(「両親」から教えられたという状況から名捧げをしていたと共に推測される)
母:ゲオルギーネに名を捧げており粛清で処刑された&footnote(「両親」から教えられたという状況から名捧げをしていたと共に推測される)
 妹:[[カサンドラ]]&footnote(書籍版第五部I特典SS 胸に秘めた怒り)
 妹:[[ティベルタ]]&footnote(書籍版第五部I特典SS 胸に秘めた怒り)

母方の親戚
伯父:[[グラオザム]]&footnote(書籍版第五部I特典SS 胸に秘めた怒り)
 従兄:長男
 従兄:[[ヤンリック]]
 従弟:[[マティアス]]

**容姿
髪の色:淡い緑&footnote(書籍版第五部I特典SS 胸に秘めた怒り)
&color(#CAE5CD,#CAE5CD){000000000}
瞳の色:青&footnote(コミカライズ第四部Ⅴ巻カバー裏)
&color(#0075c2,#0075c2){000000000}

**地位
階級:中級貴族&footnote(書籍版第五部I登場人物紹介)
職種:文官見習い・[[ヴィルフリートの側近>側近#ヴィルフリートの側近]]

**年齢と属性関連
-ローゼマインとの学年差:+2&footnote(書籍版第五部I登場人物紹介。ローゼマインと同学年の文官見習いはフィリーネとローデリヒのみ 第367話 ローゼマインが3年生の冬に3年生以上 第473話)
-誕生季:秋&footnote(コミカライズ第四部Ⅴ巻カバー裏)
-洗礼時の属性(適性):3以下&footnote(旧ヴェローニカ派は「適性は一つから三つの間」第469話)
-第五部でヴィルフリートに名を捧げた際、属性が増えた可能性がある&footnote(ローデリヒが名捧げで全属性になった 第469話)

**バルトルト視点の回
書籍第五部I 特典SS 胸に秘めた怒り(書籍短編2にも同題で収録)

**作中での活躍
[[旧ヴェローニカ派>用語一覧#旧ヴェローニカ派]]の中級文官見習い。
13年冬の粛清で親が処刑され、連座から逃れるために[[ヴィルフリート]]に[[名捧げ]]をした。

[[ゲオルギーネ]]に名捧げした両親の教育によるものか、[[ライゼガング系>用語一覧#ライゼガング系]]に対して敵意を持ち、ほぼ面識がないにも関わらずゲオルギーネを崇拝している。
両親から教えられたゲオルギーネの魔力圧縮法で魔力を増やし、優秀者になる努力をしていた。
直接ゲオルギーネに挨拶ができた[[マティアス]]を羨ましく思うと共に、いつか自分も同じようにと誇らしく思っていた。

ゲオルギーネの計画に関わっている者達の子の内、最も年齢が上の文官見習いだったため、学生達の中で唯一、ゲオルギーネによる礎奪取計画の詳細を知らされ、計画発動後の貴族院の統率を任されていた。
マティアスの告発さえ無ければ、領主一族には何かしら怪しまれた状態ながらも計画は間に合って成功していたはずだと考え&footnote(実際に領主一族側の当初の予定は、冬の社交で更なる情報収集→奉納式→最中か直後に冬の主討伐→粛清と決まっており(第455話)、貴族院への移動日に予定されていたこの計画は成功していた可能性が大きいと思われる ⇒ ふぁんぶっく6Q&A もしマティアスの密告がなければゲオルギーネは礎の入手に成功し、領主一族はメダルによる処刑がされていた)、両親の命を奪う原因となった恩知らずの裏切り者であるマティアスに対して深い恨みと怒りを抱く。
また、元々ゲオルギーネの敵であり、ヴェローニカに育てられていながら派閥を切り捨てて自分の両親を処刑した[[ジルヴェスター]]にも強い反感を抱く。

[[ローゼマイン]]の功績は全て[[フェルディナンド]]によるものと思い込んだ旧ヴェローニカ派の大人と異なり、貴族院での交流もあってローゼマインの能力の高さや領政への影響力はある程度洞察していた模様。
ただし理想論で甘すぎるところは鼻につき、そのお陰で連座から逃れられたことを認識しつつも連座の意義を考えず愚かだと思っており、どの程度甘いのかを試すため粛清の最中に1年生に親へ手紙を書くようそれとなく唆した。&footnote(第463話で親睦会の時間を利用して他領経由で家族に知らせようとした1年生の男の子)

唯一の同派閥であるヴィルフリートを名捧げの主に選ぶ。
母親同士の仲が良いため[[ミュリエラ]]の婚約者候補の一人であったが、いつも集団の中心にいたい支配的な面があって自分の意見に従わせようとするので、彼女からは苦手に思われていた。その為、ミュリエラに名捧げの相手をローゼマインでなくヴィルフリートにしておけと勧めるも、断られる&footnote(書籍版第五部I「本の世界と現実」)。

名捧げ後、ローゼマインらが次期領主を立てないという不満を[[オズヴァルト]]から聞かされた際、ゲオルギーネもジルヴェスターを立てたい[[ヴェローニカ]]に同じ様に言われていたという姿を重ね、当時のゲオルギーネの気持ちに深く共感する。
性差のみで排除されたゲオルギーネこそ領主になるべきだと言っていた父親はやはり正しく、”このようなやり方をする今のエーレンフェスト”は潰すべきだと思うようになる。
これには”ゲオルギーネ派”以外の全て、つまり名目上は自派閥でありオズヴァルトがヴィルフリート中心に立て直したいと言う旧ヴェローニカ派も含まれていることが窺える。
ただ、領主候補生たち個人個人には特に思う所も害意も無く、ローゼマインも別に悪人ではないと評している。
そのため、12年冬の領地対抗戦や&footnote(第420話)、13年冬の粛清後の素材採集でも&footnote(第475話)、[[シュツェーリアの盾>魔術具と神具#シュツェーリアの盾]]には問題なく入れている。

領主候補生たちへの害意はなくとも、領主への恨みやヴィルフリートへの反感はあり&footnote(第571話 ライゼガングの古老)、ゲオルギーネのため、ひいてはエーレンフェストのためという歪んだ認識も手伝ったのか、暗躍を始める。
名を捧げた忠臣という立場を利用し、ヴィルフリートに甘言を吹き込んだり、ヴィルフリートの側近にそれとなく仲間割れを仕掛けたり、ライゼガングの課題として無理難題を押し付けたり、領主候補生間の情報交換をさせないように手を出したりして、ライゼガングの古老達を煽って主を陥れていた。
この動きはいち早く[[フロレンツィア]]に気付かれ、古老たちの封じ込めに利用される。
封じ込め自体を彼への牽制として監視しつつ、ヴィルフリートに手掛かりを徐々に与えて自分で気付けるようにした上で、その後の処分を判断させるための教材として泳がされる事となった。&footnote(第571話 ライゼガングの古老)

上記のように歪んだ自己正当化をする傾向があり、ローゼマインの"甘さ"によってマティアスらゲオルギーネ信仰者も含めたヴェローニカ派の子供世代が離反したこと、ローゼマインの世代が正にかつてのエーレンフェスト(ヴェローニカ)の方針に抵抗して変革させていること、本人は害意がないと思い込んでいるがゲオルギーネがアウブになればローゼマインを含む現領主一族は必ず害されること、妹を守ろうと決意しているがゲオルギーネと連絡もつかない状況で領主一族間の離間工作を単身で企て妹もろとも処刑されかねないリスクを犯すなどをはじめとして、自分に都合の悪いことは無視するあるいは思い至らずに、ゲオルギーネをアウブにしようとする自分達の行動はすべて正しいとする理由付けに繋げている。

**経歴
前01年 誕生
06年  洗礼式
09年冬 [[貴族院]]に入学
12年冬 4年生の表彰式で優秀者に選ばれる&footnote(第425話、ふぁんぶっく6 Q&A)
13年冬 冬の粛清で両親が亡くなる
    &nbsp()ドレヴァンヒェルと共同での紙の研究のメンバーに選ばれる&footnote(第474話 グンドルフ先生の講義合格)
    &nbsp()ヴィルフリートに[[名捧げ]]する
14年夏 ヴィルフリートの側近の中での立ち位置が中心近くになる&footnote(第571話 ライゼガングの古老)
15年春 [[エーレンフェスト防衛戦>エーレンフェストとアーレンスバッハの礎争奪戦]]にて城中の特別室に隔離され監視対象となり、読書をして過ごす&footnote(書籍版第五部IX「フロレンツィア 白の塔で」)

**コメント
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