アッシュ・ウィリアムズ

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アッシュ・ウィリアムズ - (2023/07/16 (日) 23:06:19) の編集履歴(バックアップ)



"Groovy."

+ 日本語吹替声優
鈴木正和
『死霊のはらわた』
大塚芳忠
『II』(テレビ東京版)
田中秀幸
『キャプテン・スーパーマーケット』
江原正士
『リターンズ』
小杉十郎太
『死霊のはらわた(2013)』

映画版『スパイダーマン』で御馴染サム・ライミ監督によるB級ホラー映画『死霊のはらわた(原題:EVIL DEAD)』シリーズの主人公。
フルネームはアシュレイ・J・ウィリアムズ。
海外の方のアッシュです、お間違いなきよう。
演じたのはブルースキャンベル。ホラー映画界においては最強の日用品係として名高い男である。

「キャプテン・スーパーマーケット」の異名通り、アッシュは大手スーパーマーケット『Sマート』の日用品係という事になっている。
つまりでもなく、特殊能力もない、ただの一般市民
しかし何故だか知らないがゾンビに対しては無闇矢鱈に滅法強いという、そんな男である。
性格はお調子者で、ちょっと臆病。自信家の一方、何処か間抜けな面もあり、アクション映画の主役にしては情けない。
だけどやる時はやる。そこが単なるヘタレとアッシュとの決定的な違いと言える。
他のアクションヒーロー達がタフでマッチョで人間離れした奴ばかりなのに対し、えらく人間臭いのも人気のポイントなのだろう。

「卑劣! 傲慢! 無責任! いざとなったら卑怯者ッ!!」

アメリカのホラー映画界ではかなりの人気を誇っており、『死霊のはらわた4』……否!


連続ドラマ『死霊のはらわたリターンズ(Ash VS EVILDEAD)』が製作された!ほんとなんなんだこのシリーズ

『死霊のはらわた』

休暇中、森の別荘にやってきたアッシュら五人組は地下で奇妙な古文書とカセットテープを見つける。
興味本位でテープを再生してみたら、それは「死者の書」に記されていた呪文で、森に封じられていた死霊が蘇ってしまった!
死霊にとりつかれてゾンビとなった仲間達や恋人を倒して生き延びるため、アッシュの壮絶な闘いの幕が切って落とされる……

B級ホラー映画に相応しい素敵ストーリーが展開されているのだが、続編からその傾向はさらに加速していく。
しかし、あまりにもスプラッタ過ぎてかえって爆笑する観客が続出してしまい、ギャグ映画では?なんて意見が出る事に。

2013年に作られた同作のリブート版では、スタッフロール後のラストシーンに登場。暗闇から突然現れ、冒頭の決め台詞で締めくくった。

『死霊のはらわた2』

前作のヒットで予算が上がった為、初代をリメイクしたものだが、よりバカ度とヒロイック度がアップしている。
アッシュの右手だけがゾンビになってしまい、自分自身の右手と必死で戦うシーンなど突っ込み所も満載である。
このシーンは一切の特撮を使用しておらず、一人二役(?)をやったブルース・キャンベル氏にも拍手を送りたい。
そしてアッシュは右手を切断し、ショットガンとチェーンソー、そして死者の書を手に死霊との最終決戦に臨むのだが……。

三作目『キャプテン・スーパーマーケット』


森の別荘での死霊との壮絶な闘いの末、アッシュは死者の書の力を駆使して死霊を封じる事に成功した──
……のだが、死霊を封じる為に唱えた呪文の影響でアッシュはアーサーの時代に飛ばされてしまった!
当時のキャメロットは外敵以外に、死霊達――闇の軍勢とも戦争をしており、その原因こそがあの死者の書だったのである。
こうしてアッシュは円卓騎士団に協力し、同じく飛ばされた愛車やショットガン、チェーンソーを駆使してアーミーオブダークネスとの決戦に挑む。


「死者の書を持ち帰る時、呪文を唱えねばなりません。クラトゥ・ベラタァ・ニクトゥ」
「クラトゥ・ベラタァ・ニクトゥ……わかった、覚えたよ」
「ではもう一度!」
「うるせぇぞ、この糞爺が! 呪文は覚えた! 文句あるか!?」

確かにバカ度は高くなっているものの、ストーリーは面白いし、時代考証そのものは割ときっちりされているとか。
ストーリー展開としても突然異世界に召喚される系列の作品としては王道も良い所。
劇場公開版とディレクターズカット版で二つのエンディングがあるが、人気が高いのは劇場公開版。
紆余曲折を経て、何とか現代へと戻ってきたアッシュ。しかし彼の前に再び死霊があらわれ……!
言葉は不要。ホラー映画界において伝説となったEDを、その目でしかと見るべし。

「貴様ァアァァァァァッ! 何者だァアァァァァッ!?」

「俺の名はアッシュ……日用品係だ!!」


ちなみにオリジナルはディレクターズカット版の方であり、その内容は元の時代に戻れる薬を多量に飲んでしまった結果、
現代にこそ戻ったものの既に文明は崩壊しており「眠りすぎたんだ」と嘆きながら絶望するというあんまりなバッドエンド。
仮にも2つの王国を救った英雄だと言うのに……。
あまりにも酷すぎるオチだったため、配給会社も「ハッピーエンドじゃなきゃ嫌だ!」と抗議し、急遽劇場公開版のエンディングが作られる事になった。
配給会社のごり押しが作品にプラスになった数少ない例である。
余談だが、原題が『Army of Darkness』にも拘らず、
何故か映画内で表示されるタイトルは『Bruce Campbell vs Army of Darkness(ブルース・キャンベルVSアーミー・オブ・ダークネス)』だったりする。
……なんなんだこのホラー映画

戦闘能力は、それなりに鍛えてはいるがあくまでも一般人の範疇である。
ホッケーマスクの殺人鬼だの手袋ナイフの夢魔だのゾンビ化したスーパーヒーローだのといった、
人外連中と互角以上に渡り合っている姿を見ると到底そうは思えないが、とにもかくにも一般人、スーパーの日用品係なのだ。
どうやらゾンビ……というかアンデッド全般と戦う時だけ主人公補正がガッツリかかると見て間違いないようだ。
『2』以降は切断してしまった右手の代わりに、アタッチメントでチェーンソーを取り付けられるようになった。
チェーンソーの変わりに中世の鍛冶工房にて自分で開発した鋼鉄の義手を装着してみたりもする。
加えてショットガンの扱いにも精通。レミントン12番ゲージ。ストックは胡桃で、引鉄は羽のように軽い。
「こいつが欲しければ、Sマートのスポーツ用品売り場に来い!!」と敵地のど真ん中で宣伝を始めた事も。
またタイムスリップの影響で壊れたエンジンを蒸気機関に換装した、愛車のフォードでゾンビを蹴散らす。

そしてアッシュと因縁のある死者の書の正式名は、よりにもよってネクロノミコン!!
それも写本ではなくて原書(=この幼女の平行世界における同一存在)だそうで、DVDボックスのケースは劇中のネクロノミコンの再現になっている。
おいおい。

「ああ、そうそう。本を取る時に呪文を唱えるんだ」
「クラトゥ・ベラタァ・ニク……クラトゥ・ベラタァ・ニク……なんだっけか」
「…………クラトゥ・ベラタァ・ニクげふげふごほんっ!」
「ちゃんと唱えたぞ!!」

映画以外にも、マーベルコミックの怪作『マーベルゾンビーズ』に出演。
ネクロノミコン共々ゾンビーズ・ユニバースに転送されてしまったアッシュが元の世界目指して脱出するまでのエピソードが、
『マーベルゾンビーズVSアーミーオブダークネス』として描かれている。
+ おいでませマーベルユニバース
ネクロノミコンの力によって異世界に飛ばされたアッシュは、そこで外宇宙のゾンビウィルスに感染したヒーローセントリーに遭遇。
そしてセントリーを怒らせた結果、二人揃ってマーベル・ユニバースへと再び転送されてしまう。
かけつけたアヴェンジャーズにゾンビ化の脅威を説くも理解されずに一般市民として強制避難させられてしまい、
結果的にアヴェンジャーズは軒並みゾンビ化、あっというまに感染拡大して、世界は完全にゾンビの手に落ちてしまう。
よその世界に進出しようとするゾンビーズと、それを防ごうとする生き残りヒーローたちの次元転送装置を巡る争いを横目に、
すべての元凶である(と彼が思っている)ネクロノミコンを探す為、スカーレットウィッチらと共に旅をするアッシュは、
途中でこの世界の自分を喰ってたマイナーヒーローゾンビをぶっ殺したりしつつ、ラトヴェニアへと向かう。
そこでドゥームとネクロノミコンから「原因はネクロノミコンではない」という事を指摘されてしまったアッシュは、
うっかり魔法に惑わされ捕獲されていたゾンビ化女性ヴィランを解放してしまい、更にそこへゾンビーズが襲来。
人類種の生き残りをかけてドゥームが保護していた人間たちが食い殺されていくのを目の当たりにしたアッシュは、
人間の血肉で作られたネクロノミコンを「お前も喰われるぞ」と脅かして、アーミー・オブ・ダークネスを召喚する。
パワーで勝るゾンビーズと、数で勝る闇の軍勢の戦いで拮抗状態が創りだされた隙を突き、
ドゥームはアッシュを含めた生存者達を、最後の次元転送装置でもって異世界へと転送する。
そして、アッシュが辿り着いた先の世界は────…………。(本項末尾を参照)


MUGENにおけるアッシュ・ウィリアムズ

TonyADV氏とThe Pizzaman氏による共同製作のものと、その改変版が確認されている。

+ TonyADV氏 & The Pizzaman氏製作
  • TonyADV氏 & The Pizzaman氏製作 
現在は公開サイトの消滅により正規入手不可。
『2』以降の仕様らしく片腕がチェーンソーになっている。
あまりコンボはできないが、ショットガンやチェーンソーによる攻撃で戦う。
また、手に持ったネクロノミコンから怪しげなモンスターを召喚する技も持っている。
超必殺技では原作ネタはもちろん、ネクロノミコンを媒介にモンスターの大軍を召喚する技もある。
持続時間も長く、ちょっとした百鬼夜行を楽しめるだろう。どっかで見た様な奴が混ざっているが気にしてはいけない。
対人レベルの簡易的なAIもデフォルトで搭載されている。
参考動画

+ Zadkiel Mugen氏(現・AnimugenZ氏)製作 KOF風アレンジ仕様
  • Zadkiel Mugen氏(現・AnimugenZ氏)製作 KOF風アレンジ仕様
上記のアッシュを改変したもので、Zadkiel Mugen氏(AnimugenZ氏)氏が手掛けるアレンジシリーズ「KOF XI UM」の内の一体。
システムは『KOFXI』風になっており、緊急回避が追加され若干機動性が上がっている他、
一部の技の発生も調整されてコンボに繋げやすくなっているなど、より格ゲーのキャラらしくなった。
ただし、やはり全般的に見れば動きが鈍い部類に入るので、立ち回りの上手さが要求される。
こちらにもやや簡易なAIがデフォルトで搭載されている。

なお、初期状態では2段ジャンプをすると空中に固定されてしまう不具合があるので注意。
どうやら改変元の記述が残っている事が原因らしく、「ASHB.cns」内の2段ジャンプの記述をコメントアウトするか、
「ASH.cns」内の「airjump.num = 1」の値を0に変更する事で解消されるので、必ず修正しておこう。
DLは下記の動画から


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出場大会

出演ストーリー

プレイヤー操作


アッシュの冒険は続く!