キュアハッピー


「キラキラ輝く未来の光!キュアハッピー!」

キャラクターの概要クル!

変身ヒロインアニメ『プリキュアシリーズ』の7代目にあたる、
9作目『スマイルプリキュア!』のメイン主人公。
本名は「星空みゆき」。新学期と共に七色ヶ丘中学校に転校してきた2年生の14歳
CV 福圓美里 女史。

転校初日に絵本の国「メルヘンランド」からやってきた妖精「キャンディ」と出会い、
敵対する「バッドエンド王国」からメルヘンランドを救うため伝説の戦士「プリキュア」となった。
+ メルヘンランドとバッドエンド王国について
本作の背景設定であるメルヘンランドは、おとぎ話に出てくる人物達が暮らすという異世界である。
「ロイヤルクイーン」という存在によって統治されてきたが、ある時バッドエンド王国に襲撃され、
敵の首魁「皇帝ピエーロ」こそロイヤルクイーンが刺し違える形で封印したものの、幸せの力「キュアデコル」を奪われてしまう。
キャンディはロイヤルクイーンの命を受け、プリキュアの探索のためにみゆき達の世界にやってきたのだ。
プリキュアの当面の目的は、ロイヤルクイーンを復活させるため、バッドエンド王国に奪われたキュアデコルを奪回する事にある。

デコルは「スマイルパクト」や「デコルデコール」「ロイヤルクロック」などのアイテムにセットする事で、
秘められた力を発動出来る。
大半のデコルの効果は対応した食べ物やアクセサリーを召喚するだけだが、中には竹刀などの武器を出すデコルや、
プリキュアに翅を生やして空を飛べるようにする「ちょうちょデコル」、
人魚のように下半身を魚にして水中に適応出来る「イルカデコル」など、戦闘を支援する物がある。
戦闘中は主にキャンディが発動を担当しプリキュアをサポートする。

バッドエンド王国はメルヘンランドの対存在で、おとぎ話の悪役が住むと言われる。
彼らもまたピエーロの復活のために、生命体が無気力になった際に発する「バッドエナジー」を集めている。
幹部達は「闇の絵本」(白紙の絵本)と「闇の黒い絵の具」という、1セットのバッドエナジー収集アイテムを持ち、
絵本に絵の具のチューブを潰して塗りつける事で生命体を無気力化させる。
「生命体」と述べたように対象となるのは人間だけではなく虫などからの収奪も可能で、
しかも量的に人から奪う場合とあまり変わっていなかった。
そのためTwitterでは、熱烈な視聴者の一人である『HELLSING』作者の平野耕太氏から、
「もう人間からじゃなくて動物からだけバッドエナジーを回収すればいんじゃね?」とツッコまれていた。
なお、作中では闇の絵本の影響を全く受けない者や、自力で排除する者が確認されている。前者ではみゆきやその祖母・タエが、
後者では第17話にゲスト出演したお笑いコンビ・FUJIWARAがこれに当たる。

+ 重大なネタバレ注意
実はロイヤルクイーンは、ピエーロ封印の際に戦死している。
しかしその残留思念をもって、プリキュア達に新たな力を与え続けてきたのだ。
第23話で16個のデコルが集まったにも関わらずロイヤルクイーンが復活しなかったのはこのためであった。
キャンディの「兄」である「ポップ」*1や、バッドエンド王国の幹部を束ねる「ジョーカー」はこの事に疑問を持ち続けてきたが、
第46話である事実をロイヤルクイーンの死と共に知る。
そう。キャンディの正体はロイヤルクイーンの娘にして後継者であったのだ。

性格はおっちょこちょいの慌てん坊で、その上ドジ。
「泣くとハッピーが逃げる」が持論で、辛い時でも笑顔を絶やさない。口癖は「ウルトラハッピー」。
落ち込んだり不機嫌になったりすると「はっぷっぷ~」と膨れながら呟く。
他の女の子をプリキュアに勧誘しに行っても、いつも目的そっちのけで相手の手伝いをしてしまうほどのお人好しである。
しかし彼女が候補として目を付けた少女は全員がプリキュアに覚醒しており、
「どんなに辛い時でも幸せを見付けられるように」という願いから「みゆき」と名付けられた、
その人を見る目は確かであると言える。
その夢見がちな性格のせいかボケキャラとしての役割も多く(というか日常パートでは殆どボケ役)、
完全にシリアスな回ですら彼女だけギャグ描写が入るなど、主人公でありながらコメディリリーフのような役割も負っている。
5人構成のチームという事で『Yes!プリキュア5』のキュアドリームとは似ている点も多いが、
あちらは日常でも戦闘でもバラバラな全員を結び付けて率先して引っ張る天性の「リーダー」であるのに対して、
こちらは元々クラスメイトで交流のある4人の中に後から入り、
取り敢えず一番最初にプリキュアになったのでリーダーポジションという感じであり、特に統率しているわけではない。
敵からも「キュアビューティがプリキュアの要」と評されている。

ハッピーというように「幸せ」と「笑顔」にこだわっているものの、
修学旅行で清水寺舞台から転げ落ちそうになったのを助けられたりと、度々不幸な目に遭っている。
特に敵幹部「マジョリーナ」のアイテムの騒動には必ず巻き込まれており、キャンディと身体が入れ替わったり、
透明人間になったり、小さくなったり、子供になってしまったり
果ては巨大ロボットにされて内部に乗り込んだプリキュアに操縦されたりしている。
それでも立ち直っているのは、多くの人に助けられているからこそだろうし、潜在能力は凄いものを秘めているのかもしれない。
こうした性格には幼少期のある友達が大きく影響しているが、何故か劇場版とTV放送でそのエピソードが全く違う。

+ キュアキャンディ

「クルクル煌めく未来の光!キュアキャンディ!」

第8話で、みゆきはキャンディと身体が入れ替わってしまうという事態に陥ったが、その状態でキュアハッピーへの変身を強行。
結果、キュアキャンディなる存在が誕生してしまった。
しかしこの形態で他の4人が苦戦したアカンベェを1人で圧倒した上、初めてノーチャージでハッピーシャワーを放って勝利までしてしまうなど、
「キュアハッピーの時より強いんじゃないか」と言える程に強力なものになっていた。
ちなみにみゆきと入れ替わったキャンディも変身しようとしたが出来ずに終わっている。どうやらプリキュアは魂の問題らしい*2

+ ハッピーロボ

「あ゙ぁ!私の手があ~!!」

第35話で、マジョリーナの発明「ロボニナ~ル」の光線を誤って受けてしまうといういつものパターンでキュアハッピーが変身した姿。
全長数十メートルはありそうな巨大スーパーロボットである…もう一度言うが、中身は中学2年生の女の子であるキュアハッピーが変身したものである。
みゆきの自意識はあるが自分の意志では一切動けず、胸内部に設けられた操縦席(単座)に誰かが乗り込んで操縦する必要がある。
そのため操縦技術がなければ木偶の坊同然だが、ひとたび乗りこなせればハイパーアカンベェ2体が合体した敵ロボすら圧倒する凄まじい戦闘力を発揮する。
さらに天使デコルの力で翼を生やす事で飛行も可能で、
ワルブッターアカンベェとゲッター軌道バリバリな無駄に気合の入った空中戦を繰り広げた。
大質量から放たれる「ハッピーパンチ」や「ハッピーキック」の他、「ハッピーバリア」で光線技を防ぐ事も出来る。
必殺技はエネルギーチャージした右腕を発射するロケットパンチの「ウルトラハッピーパンチ」だが、
ヒットする直前にロボニナ~ルが壊されて変身が解除されてしまった。残念。

劇中劇のロボットアニメのためだけに、勇者シリーズなどで知られる大張正己氏や、
『超重神グラヴィオン』『機動戦士ガンダムAGE』などを手掛ける石野聡氏らを原画に、
機動武闘伝Gガンダム』『ガン×ソード』『交響詩篇エウレカセブン』の大塚健氏を共同演出に招き、
主人公役を『バトルスピリッツ 少年突破バシン』の田村睦心氏が演じるなど、この第35話は制作面でも色々と暴走している。
そしてTwitterではスパロボ参戦希望と呟くバリの姿が

スマイルパクトにキュアデコルをセットし、「プリキュア、スマイルチャージ!」と叫ぶ事で変身する(他の4人も同じ)。
変身前は横向きにチョココロネをくっつけたような髪型だが、変身すると根本で縛った太めのツインテールになる。

さらに強化フォーム「プリンセスフォーム」時はテールの房部分が1つから2つになる。
戦闘中は「気合いだ気合いだー!」という掛け声と共にスマイルパクトにエネルギーを溜め、
両手でハートの形を作り、そこから光線を発射して攻撃する必殺技「プリキュア・ハッピーシャワー」を使う。
構えなどがどっかで見たような姿なのは内緒。というか「気合を溜める必要がある」などのプロセスから、
格ゲー好きな大きなお友達からは「覇王翔吼拳」だの言われまくっている。
落下しそうになった時に反動を推進力として使った事もあるし。シップーケー!!

その威力はヒットすれば一撃必殺。アカンベェ*3に当てれば浄化出来る他、ミサイルの迎撃なども可能。
ただ、他の4人のような属性効果を生かした応用というのが出来ないのが短所である。
他のプリキュアの必殺技も同等の威力があり、各プリキュア単体の火力は中々高い。
さらわれたキャンディを奪回するためバッドエンド王国に乗り込んだ第23話でも、敵幹部は全員単体の必殺技でKOされており、
通用しなかったのは(青っ鼻・スーパー両アカンベェを除けば)第22話のジョーカーとの対戦のみである。

+ 単体必殺技のデメリット
単体必殺技の発動は膨大な気合を必要とし、使用者は発動後にかなりの疲労を強いられる。
そのため、しっかり狙いを定めないと攻撃が外れ、気合が中途半端だと放っても敵に届かないうちに消失し無駄に体力を消費してしまう。
初期には、2発目発動時は1発目ほどエネルギーがチャージ出来ないため、事実上1度の変身で1回だけという燃費の悪さを抱えていた。
しかもハッピーは第2話でハッピーシャワーを外し(それも敵が避けたり技が失敗したりするのではなく、単純に外す)、
サニーも第3話で気合いのチャージ不足でサニーファイヤーが届かなかったという失態を見せている。

その後も普通に避けられたり、敵の攻撃の迎撃で使わざるを得なかったり、当たったと思ったら分身だったりでまともにヒットせず、
ハッピーの場合、結局次に敵にとどめを刺せたのは第6話であった。主人公ェ…
こういった弱点は戦闘経験を積む事で克服されていき、チャージ時間が短くなり使用後の疲労も緩和され、2発目の発射も可能になっていった。

終盤の超必殺技ラッシュでは大トリとして「プリキュア・ハッピーシャワーシャイニング」を披露。
エネルギーを自身に集約させハート形の亜球体とし、全身で投げ付ける形で亜球体を光線として発射する。
また、唯一プリンセスフォームでも「プリキュア・シンデレラハッピーシャワー」という単独必殺技を使用している。
もっともプリンセスフォーム自体が単独必殺技使用前提で作られていないせいか、発射の反動で自身も大きく吹き飛ばされてしまったが

青っ鼻が登場した際は全く技が通用しなかったが、キャンディが生み出したデコルによって、5人での協力技「レインボーヒーリング」を使い浄化している。
さらにキャンディ奪回戦ではロイヤルクイーンと守護獣「ペガサス」から力を受けて「プリンセスフォーム」に変化。
その際の協力技「レインボーバースト」はピエーロが放ったバッドエナジー砲(ポップによると星を破壊する威力)を、
正面から押し返したうえにそのまま浄化してしまうという歴代プリキュアでも上位クラスの強さを発揮している
(しかしキャンディのデコルによる支援がなければ万事休していた、という場面も多く、プリキュアとしての実力を疑問視するファンもいる)。
さらにレインボーバーストすら通用しないハイパーアカンベェを伝説のアイテム「ロイヤルクロック」と、
守護獣「フェニックス」の力による必殺技「ロイヤルレインボーバースト」で2体まとめて倒し、
劇場版ではロイヤルレインボーバーストすら通用しなかったラスボスに対し、
人々の祈りで「ウルトラキュアハッピー」へと変化し「ウルトラレインボーバースト」…と、とんでもないインフレを起こすのであった。


バッドエンド王国の強さも劇場版ラスボスレベルにまで達しており、最終決戦では地球の陸地が完全に砂漠化した上にピエーロの攻撃で半壊した
歴代作品でこれ以上の実力を持つ敵組織は、地球を粉砕した『ふたりはプリキュア Splash Star』のダークフォールぐらいのものだろう。

+ 10年後の未来
本編の後日談に当たる『小説 スマイルプリキュア』では、
10年後には書店の店員としてアルバイトをしながら童話作家を目指している事が語られている。
高校卒業後、専門学校に通って童話作家を志し、童話大賞に佳作入選した事もあるが、卒業後は現実の生活に追い立てられ作家として芽吹かず。
バイトではドジな性格が原因で、2年も働くのにレジ打ちもろくに出来ず、遅刻も多く、仕事が雑と散々な評価をされており、
さらには売り物ではない自分の描いた絵本『最高のスマイル』を客の子供に朗読しているなど、傍から見ればダメな店員。
その中で、父親(本作で出版社の編集者である事が明かされた)に『最高のスマイル』を出版出来るように掛け合ってもらっているが上手く行っていない、
という状態に追い込まれている。

あるとき、勤めている書店が閉店するという知らせを受け、自分の絵本を楽しみにしている少女のために打開策を考える。
しかし受け入れてもらえず、その少女が閉店を知って塞ぎ込んでしまい、それを励ましに向かう中で自分が忘れてしまった「希望」を思い出す。
その後、何故か忘れてしまっていたあかね達友人の記憶を思い出し、
聞こえてくるキャンディの声に導かれて、再びふしぎ図書館への扉を開く事になるが…。

+ 未来の私達へ
実は、この未来の世界は全てジョーカーが持ちかけたゲームによるものであった。
みゆき達は実際には中学卒業間際の15歳の時代のまま、プリキュアとしての経験や記憶を消されて未来を生きていたのである。
詳細はジョーカー(プリキュア)の記事を参照。

24歳の大人の姿のまま、集結するみゆき達はそこでジョーカーの進化形態「バッド・ジョーカー」と対峙。
強大な力を発揮するバッド・ジョーカーだが、未来を生きて希望を信じる力を持ったみゆき達の決意はスマイルパクトに輝きを取り戻し、
24歳の大人の姿のままプリキュアに変身してしまう。
挿絵が無いので明確な姿は示されていないが、
文章によると「頭部のティアラは豪華になっているし、衣装は大人っぽくアレンジされて進化している」との事で、
キュアハッピーのその場の勢いにより「エターナルフォーム」と命名されている。
技名はテレビ版の最強技に「エターナル」が付くようになっており、
攻撃力・防御力共に「久しぶりの変身なのに、今までよりもパワーアップしている」と説明されている他、
未来で足を怪我していたキュアマーチは変身すると完全に治癒してしまったなど、単純なパワーアップにとどまっておらず、
『スマイル』の関連作品では間違いなく最強のフォームだと思われる。
どこまでインフレするんだ

最終的に、ジョーカーから今まで経験してきた未来は現実のものだと告げられるも、
絶望が自分達を強くしてくれたと反論し、ジョーカーに感謝の言葉を述べて消滅させた。
その時見えた未来の自分達へ再会の言葉を述べて、現実の15歳の時代に帰還。
それから「卒業旅行」の後、タイムカプセルに残した未来の自分へのメッセージで小説版は幕を閉じた。

タイムカプセルを開けてこれを読んでいるということは、きっと心が弱っているのでしょう。
夢を見失い、挫折しそうになっているのかもしれません。
笑顔なんか失くして、悲しみに打ち拉がれているのかもしれません。

でもね、そんな時は思い出して。あなたたちはプリキュアになって世界を救ったんだよ。
勇気を出して。あなたたちは『絶望の物語』を『希望の物語』に変えることができたんだよ。
そして、忘れないで。あなたたちにはかけがえのない友達がいることを。
泣きたくなったら、みんなで虹の根元を目指した、あの日のことを思い出して。

キラキラ輝く星空のどこかに、きっと幸せが見つかるよ。

+ 他の4名について
ハッピーもそうだが、『スマイル』のメンバーは従来の作品と比較してもかなり大きく髪型が変化する。
メンバーの名は漢字表記が設定されているものの、紹介では平仮名にされる事が多い。
なお、ストライカーとしての動作はmarisya氏製作のキャラクターに準拠する。
+ キュアサニー

「太陽サンサン熱血パワー!キュアサニー!」

第2話で加入した2人目のプリキュア。イメージカラーはオレンジまたは赤。
本名は「日野あかね」(ひの- 漢字表記「茜」。ただしGoogle検索時は平仮名にしないと同姓同名のゲームキャラクターが引っ掛かる)。
第1話の1年前に大阪から転校してきた。
普段は短髪だが、変身後は一つのお団子(シニヨン)にまとまった髪型に、プリンセスフォーム時はセミショート+シニヨンがリボン化する。
CVは田野アサミ女史。なお関西弁のプリキュアはシリーズ初だが、田野女史も兵庫県出身の関西人である。
MUGENでのストライカー攻撃は相手に突進してパンチする。

人一倍熱い心を持ち、ノリのいい性格。
好きな事は「人を笑わせる」で、他人の話にオチを求める事もある。
第1話ではあまりにシンプルなみゆきの自己紹介にツッコミを入れ、自ら彼女の自己紹介を(想像で)面白おかしく行った。
そういった性格から本作では数少ないツッコミ要員。
気持ちの切り替えは早く、プリキュアの名乗りも初変身時は恥ずかしがっていたが、すぐに受け入れている。
努力家でもあり、バレーボールの試合や、実家(お好み焼き屋)の味の再現にその面が見られる。
ちなみに『ふたりはプリキュア』にはたこ焼き屋のアカネさんという人物がいるが、
シリーズキャラクターが共演する劇場版「DX」シリーズでは顔を合わせていない。

必殺技は「プリキュア・サニーファイヤー」。
火の玉を作り出しサニーパンチバレーボールのアタックの要領で敵にぶつける技。
超必殺技「プリキュア・サニーファイヤーバーニング」は炎の奔流を投げつける技で、こちらは野球の投手のイメージに近い。
気合い溜めのポーズはドンと構えるガニ股。女の子がそんな格好しちゃいけません!
必殺技・超必殺技以外にも炎を出せ、纏わり付いた接着剤を溶かしてビューティブリザードで洗い流したり、
炎を纏ったパンチを繰り出したりと結構応用を利かせている。
OPでは巨大な岩を持ち上げるなどパワーファイターの印象が強く、キャンディ奪回戦では、3幹部の一人「ウルフルン」相手にこの怪力を発揮し、
地面から抉り出した自分の何十倍もの大きさの岩を投げ付け「正気か!?」とまで言われた。

+ キュアピース

「ぴかぴかピカリンじゃんけんポン!キュアピース!」

第3話で加入した3人目のプリキュア。イメージカラーは黄色。
本名は「黄瀬やよい」(きせ- 漢字表記「弥生」)。
普段は内巻きのセミロングヘアだが、変身後は扇形に広がるポニーテールへと変化する。
プリンセスフォーム時はテールがさらに大きくなりウェーブがかかる。
CVはセーラーマーキュリーイカ娘等で知られる金元寿子女史。
MUGENでのストライカー攻撃は相手の頭上に雷を落とす。

泣き虫で弱気な性格であり、作品開始時点で既にあかねに3回泣かされているらしい。
初めて変身した時もアカンベェを目の前に一度は構えるも、直後に泣きながら逃亡してしまった。
一方で転校してきて早々に自己紹介に失敗して落ち込んだ上、あかねの訳の分からないテンションに振り回されるみゆきに対し、
思いやりのある物腰でフォローに入るという優しい一面も併せ持っている。

スーパーヒーローが大好きで、趣味は漫画を描く事。
七色ヶ丘中学校には画才にあふれた人間が大勢いる事や、自分の絵柄を「子どもっぽい」と考え、
さらに内気なせいで人に見せるのは恥ずかしがっていた。
しかしみゆきとあかねの二人に背中を押された事をきっかけに、自分の「描きたい」という気持ちに素直に向き合えるようになる。
そして、その過程でみゆき達と強い友情で結ばれる事となった。れいかの生徒会会長選挙出馬に際してはポスターを描いている。
ヒーロー好きの影響かみゆきとは話が合う。プリキュアに対してもヒーローの一種であるという少々ズレた認識をしており、
通りすがりのスーパーヒーローです!」とどこかで聞いたような自己紹介をした事もある。
また、みゆきと共にボケ役に回る場面が多く、ボケの方向性も似通っている。
しかしみゆきが好きな人として「ピーターパン」を挙げた時に目を丸くして引いたり、
れいかが秘密基地にかけた掛け軸に「ちょっと浮いてる」と冷静に突っ込みを入れたりと、常識人の一面も垣間見せる。

必殺技は「プリキュア・ピースサンダー」。
ピースの形をした右手を掲げ、雷を受けた後回転してから両手のピースで雷を敵に向かって放つ。
しかし雷を受ける際に毎回「わあっ!」と驚き、技を繰り出す時は泣き顔。それ自分の出した雷だから!
OPでもこれを使っているがやっぱり泣き顔。かわいい。
だが、亡くなった父親が生前自分にくれた愛情を知り、精神的に成長を見せた際はこれを耐えてみせ、
そのシーンの表情の凛々しさと展開のドラマチックさから視聴者に衝撃を与えた。次に使った時は元に戻ったけど
超必殺技は電気の奔流を撃つ「プリキュア・ピースサンダーハリケーン」。
発動フォームは通常のピースサンダーとほぼ同じだが、泣き顔も見せないし驚きもしない。
気合い溜めではスマイルパクトを右手に持って前に突き出し、左手は握って引く。
サニー同様必殺技以外に雷を出す事も出来、敵の弾の迎撃などをしている。
第24話までのOPでは毎回3幹部の一人「アカオーニ」がこれの被害に遭っていた
そしてキャンディ奪回戦ではこれと全く同じ構図で雷を打ち込まれた上、
雷を纏っての高速肘打ちという肉弾戦技を食らったのであった。アカオーニェ…

+ キュアマーチ

「勇気リンリン直球勝負!キュアマーチ!」

第4話で加入した4人目のプリキュア。緑をイメージカラーとする史上2人目のプリキュア。
当初は紫としてデザインされたが、5人揃った時に綺麗な虹色にするために緑に変えられたという。
本名は「緑川なお」(みどりかわ- 漢字表記「直」)。
普段はリボンでまとめた緑色のポニーテールをしているのだが、
変身後はなんと「ツインテール+ポニーテールのトリプルテール」という物凄い量の特徴的な髪型に変化する。
この髪型には本人も驚いたのか、最初期は変身直後に左右の髪の房を自らもふもふしている。このシーンの彼女はたまらなく可愛い

プリンセスフォーム時は最も髪型の変化が少なく、ポニーテール部がさらに大きくなる程度にとどまっている。
CVはヨーコ・リットナー等で知られる井上麻里奈女史。
MUGENでのストライカー攻撃は相手に向かって急降下キックする。

スポーツ万能でサッカー部に所属し、俊足を活かしたプレーを見せる。
どうも同性からの人気が高いらしく、一部ではよく彼女を死んだ目で見つめている女子クラスメイトがいると話題になっている。
反射神経はプリキュア中でも鋭く、清水の舞台から落ちそうになったみゆきを体を張って助けている。

実家は3人の弟と3人(第42話で4人目が誕生)の妹を持つ大家族。
家族の絆を非常に大事にしており、それを否定するものには怪物であろうと果敢に立ち向かう。
性格は度胸バツグンな姉御肌。正義感が強く、曲がった事はたとえ先輩でも許さない。あかね曰く義理堅くって情に脆い「女番長」。
「直球勝負!」のキャッチフレーズ通り、アレコレ考えるのは苦手な方。
感性などは割とまともで現実的。そのためあかねと並ぶ貴重なツッコミ役である。
だが、あかね同様高い所が苦手。そしてお化けも苦手。機械の操作も苦手。
何より虫が苦手で、見た目で人を選ぶクモや芋虫どころか、
テントウムシや蝶・ダンゴムシのように無害でイメージの良い虫にすらパニックを起こす筋金入りである。
小さくなって虫の多い草むらに迷い込んだ時には物凄いパニックを起こしてしまい、
デコルの力で蝶の翅が生えた時も一人げんなりとしていた。『プリキュア5』のメンバーでなくてよかった。意外と隙が多いキャラである。
次第にぽんこつキャラぶりばかりが前面に押し出されるようになり、長所がほとんど描かれなくなっていった。
あかねと違い、生きているものよりもぬいぐるみなどが好きな模様。

必殺技は「プリキュア・マーチシュート」。
風で作りだしたボールを敵にシュートする技。
他のメンバーに比べると地味な印象…と思っていたらキャンディ奪回戦では「直球勝負!」というセリフの下、
無数に生み出されたボールを連射してマジョリーナの分身を全て打ち砕くというどこかで見た事ある荒業を繰り出した。
超必殺技「プリキュア・マーチシュートインパクト」は、風のエネルギーを自身の足に集め、敵を直接蹴撃する。
気合い溜めのポーズは腰に付けたスマイルパクトをそのまま両手で掴んで溜める。サニーと違い内股。
OPではビルの壁を走っており、これまたパワー系のサニーと対照的にスピードタイプの印象が強い。
ファンからは性格や戦闘スタイルに「あかね(サニー)と被っている」と言われる事があるが、細かい部分では結構差別化されているのだ。
まあビューティ以外はみんな脳筋だけど

+ キュアビューティ

「しんしんと降りつもる清き心!キュアビューティ!」

第5話で加入した5人目のプリキュア。イメージカラーは青。
本名は「青木れいか」(あおき- 漢字表記「麗華」)。
前髪ぱっつんの肩まで届くストレートロングヘアで、変身後は一部がおかっぱのようになりながら腰まで伸びて4つにまとまる。
プリンセスフォーム時はマーチとは反対に髪型変化が大きく、おかっぱ部の後部が風車を思わせる形になる。
CVは西村ちなみ女史。西村女史は劇場版『Yes!プリキュア5』で悪のプリキュアであるダークドリームを印象的に演じており、
メインキャストが発表された際は「ダークドリームが本物のプリキュアになった」とファンの間で話題になった。
さらに終盤では、前述したバッドエンドプリキュアの一人「バッドエンドビューティ」も演じているため、
善悪含めた3人のプリキュアを演じた事になった。これは西村女史が最初で最後かもしれない。
MUGENでのストライカー攻撃はハッピーの前に降りて多段ヒットの吹雪を吹き出す。

クラス委員長であり、生徒会副会長(後に会長)も務めている。
部活は弓道部に所属しており、OPでも弓道場で射的をするシーンがある。
性格は心優しく、責任感が強い。さらに勉強も出来て、男子にもモテモテだとか。
上品な物腰で落ち着いており、誰に対しても丁寧な口調で話す。ただし幼なじみの間柄のなおにだけは丁寧語を使わない。
勉強については学年トップクラスで、苦手科目はなし。5人の中で唯一、勉強がまともに出来るプリキュアでもある。というか他の4人が無惨すぎる
花が大好きで、毎朝学校の花壇に水をやっている。その様子はみゆきから「水の妖精さんみたい」と評された。
ただ、生真面目に物事を考えすぎたり、冗談が通じなかったりし、予想出来ない方向へ進もうとする天然ボケの気がある。
特に、以下のエピソードが彼女を象徴する場面と言えよう。
+ 「道」
第7話。プリキュアとしての秘密基地を探すみゆき達。
れいかが選んだ場所は富士山の頂上だった。
何故ここを選んだのか。強い冷気と風の中彼女は突然掛け軸を取り出す。
そこには「道」と書かれていた。事態の飲み込めないプリキュアにれいかは演説する。

「そう、プリキュアとして歩むわたくしたちの道は険しいわ!」
「人の一生は、重荷を負うて遠き道を行くがごとし。」
「でも、その道の先には、この日本一の富士山があるの!」
「わたくしたちにとって、これほどふさわしい場所があるかしら!?」

堂々と力強く述べたれいかだが、仲間達の理解は得られなかった。当たり前である

「何ゆーてんのか、全っ然わからん…」

最終的に決定した秘密基地にこの「道」の掛け軸は飾られたのだが、やよいに「浮いてる」と言われて衝撃を受けていた。
まああんなファンシーな部屋にこういう掛け軸がかかってるとそう思うわな…。
しかし直後、キャンディによってビーズでデコレーションされていた。…それでいいのか?

その後も祖父が毛筆で「道」という漢字を書いているシーンが出てきたり、高村光太郎の詩『道程』の一節を述べたり、
事あるごとに「○○道は厳しい」と語ったり、七夕でも短冊に「道」とだけ書いたりと、「道」に関する思い入れが度々登場する。
このせいでファンからは「道厨」などとも言われており、第7話が放送された直後のpixivでは、
「道」繋がりでアントニオ猪木引退試合ネタや、『シグルイ』ネタと混ざった絵が多く投稿されていた。

+ 私、プリキュアやめます
第16話においてれいかが発した衝撃的なセリフである。
プリキュアになる事を拒まれたり辞退したりした者は過去にもいるが、辞意表明をしたプリキュアは前代未聞。
発端はみゆきからの何気ない質問に答えられず、自分のやりたい事が分からなくなってしまった点にあった。
家での手伝いからプリキュアに到るまで「私は他人に薦められた事をしているばかりで、自分の意志で始めた事が何も無い
と思い悩んでしまったのである。
ここまでならよくある話なのだが、彼女の真髄はその答えを見付けるためにプリキュア含めて今までやってきた事を全部やめる決意をした事にある。
…祖父に相談した際「やめてみれば見えるものもある」と諭されたのがきっかけとはいえ、思い切り良すぎだろ。
その後は何やかんやあって、「悪事を見過ごせないのは私の意志」だとしてプリキュア脱退は撤回された。
なお、他の活動についてもマーチの機転で「考えをまとめるため一時休むだけ」になっているので心配は無さそうである。

もっとも杓子定規なばかりではなく、年相応の少女らしく割とノリのいい所もあり、
修学旅行で恋バナをした時にもみゆきの好きな人が気になっていたり、枕投げに参加していたりもする。

必殺技は「プリキュア・ビューティブリザード」。
スマイルパクトに力を込めて吹雪を放つ。気合い溜めのポーズは胸にスマイルパクトを持ってきて両手で抱えて集中する。
初変身の際の飲み込みは他の4人以上に早く、自らの超人的な力と敵の特性を素早く見極め、窮地を脱した。
また冷静に考える事が多く、戦闘時では一番落ち着いている。見敵必殺な他のメンバーと違って
必殺技の使い方も直接ぶつけるだけでなく、技が直接通じない青っ鼻アカンベェを凍らせて足止めしたり、
冷気で雪を降らせて透明な敵の位置を見抜いたりと応用力が高い。
前期OPでは ねんがんのアイスソード氷の剣を振りかざす場面もあり、本編中ではキャンディ奪回戦の第23話と第42、43話で使用。
特に第23、43話は共にジョーカーとの一騎打ちであり、ジョーカーもレイピアを装備していたため剣同士での戦闘となった。
第23話では、氷の剣を敢えて貫かせる事でジョーカーのレイピアを使用不能にした上での最大出力ビューティブリザード零距離発射という、
いかにも彼女らしいクレバーな戦術で決着を付けている。
第42話では一瞬だけながらマジョリーナと融合したハイパーアカンベェに捕らえられたなおの弟妹を救うために振るい、
第43話では、周囲に林立させた氷の柱を剣として、一刀ばかりか二刀流も披露、
最後は2本の氷の剣を繋げて大弓とし、氷の矢を放つ超必殺技「プリキュア・ビューティーブリザードアロー」を放ち、
ロイヤルレインボーバーストに繋げてハイパーアカンベェに融合していたジョーカーを敗走させた。
明らかに一人だけ実力が抜きん出てるような気がする…。

(以上、フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」、ニコニコ大百科、ピクシブ百科事典などより一部加筆改訂)

+ ネット上での本作の扱い
『フレッシュ』以降の伝統であった初期戦士2or3名+追加戦士という構成を排除したため初期からキャラクターが多く、
また川村敏江氏の手掛けたプリキュアをはじめとするキャラクターデザインのクオリティも非常に高いため、
放送開始前からネット上では大きな盛り上がりを見せた。
さらに歴代でも際立っているほど非常に多く作られた日常回のコメディやシリアス回のハードっぷりなどから、
特に序盤から中盤にかけて大きな盛り上がりを見せていた。
また、敵キャラ含め魅力的なキャラクターの数々や個別のシナリオの内容などは高く評価され、
pixivでは歴代プリキュアシリーズ最多投稿数となるまでに至った。
特に前述のキュアピースやキュアマーチ、敵キャラのウルフルンの人気が高い。
ウルフルンについては悪役男性キャラで初めて単体の関連商品が発売されるほどであった。
劇中でプリキュアが幼児化した姿を商品化したフィギュアにもちびウルフルンが2種類ラインナップされ、
おまけにシークレットもウルフルン1枠という謎の優遇だった。
…なのに一緒に小さくなってたアカオーニは1個もラインナップされていない。この扱いの差は一体…。

その一方、放送された映像を使用したコラ画像のネット上流布について、
「本放送されたものと誤解した保護者から苦情がきて、それによって不要な制約を求められる可能性があるためやめてほしい」
と大塚SDからTwitterで苦言を呈されるという一幕もあった。
尤も、本放送された映像も、第13話の「大凶顔」に象徴されるように、
ぶっちゃけ公式が病気なんじゃないかと疑われるレベルの変顔や、死んだ目やカオスなシチュエーションの嵐だったのだが。

こういったシチュエーションによるキャラ崩壊の多用に加え、
それにより敵味方に緊張感が足りないまま話数を消費して中弛みさせての終盤の急速すぎる展開や、
劇場版『オールスターズDX3』そのままの構成な最終回もあり、(主に大友からの)賛否がかなり分かれている作品となっている。
この辺り、30分前にやっている作品(特にこの辺り)と似た境遇の作品と言えるかもしれない。

+ 今年の汚れ 今年のうちに
声優デビュー10年目の2008年、『ストライクウィッチーズ』の主人公・宮藤芳佳や『To LOVEる』の金色の闇
ロザリオとバンパイア』の黒乃胡夢を立続けに演じて一躍注目を浴びた福圓美里女史だが、
実は同女史にとって、『プリキュア』シリーズへのプリキュアとしての出演は約1年越しの悲願だった。
それは、2010年12月に行われた「水樹奈々大いに唄う 弐」での演劇「異説龍馬維新伝」での事。

この時、『ハートキャッチ』での花咲つぼみ役の水樹奈々女史
(福圓女史はラジオ番組『水樹奈々 スマイル・ギャング』のサブパーソナリティを長く務めている)と来海えりか役の水沢史絵女史が共演しており、
互いになりきっていた時、同じ舞台にいた福圓女史が、
「いいなぁー!私もレギュラー欲しいーっ!プリキュアやりたいーっ!」と思わず真情を吐露してしまった。
それを見た杉田智和氏が「お前何キュアだよ?」と聞くと、福圓女史は思わず「キュアマジックリン」と答えている。
無論杉田氏からは突っ込まれたが、無理矢理乗り切って最後にはポーズを決め「じゃあこの勢いで私もプリキュアに入る!」と宣言し、
場内は爆笑と歓声に包まれたのだった。*4

それから1年余り経った2012年、『スマイル』の主人公に起用されたのである。
福圓氏本人もtwitterで「余談だけど、キュアマジックリンとか言ってたのが嘘みたい(笑)」とコメントしていた。

なお、福圓女史のシリーズ出演自体は3作目の『Splash★Star』におけるサブキャラ役があるのだが、
サブキャラを演じた声優が後年の作品でプリキュア役に抜擢される事例は結構多く、
『Yes!プリキュア5GoGo!』の仙台エリ女史、上記の水沢女史、『フレッシュプリキュア!』の沖佳苗女史、『スイートプリキュア♪』の小清水亜美女史、
『ドキドキ! プリキュア』の生天目仁美女史、釘宮理恵女史もこれにあたる
(小清水女史は『プリキュア』シリーズの前番組『明日のナージャ』でいきなり主演で声優デビューを果たしている)。


MUGENでのキュアハッピークル!

キュアブロッサムを製作したmarisya氏製作のD4手描きキャラが存在し、qzak氏のサイトにて代理公開されている。
前作同様の手間が掛けられており、基本動作や技については一通り揃っている。
基本的には4ボタン構成で、打撃技が多いがハッピービームといった飛び道具も搭載されている。
ゲージ溜めでライフ減少してしたり、空中ダッシュで蝶の羽が出る(本編でハッピーは使ってないがちょうちょデコルの効果)など、
細かい所でもしっかりと原作再現されている。
「プリキュア・ハッピーシャワー」も2ゲージ超必殺技として使用可能。
更新によってブロッサム同様他の4人についてもストライカーとして搭載された。

AIは未搭載。
外部AIはキュアブロッサムのAIも手掛けたつづら氏によるものと、
hatya氏によるストライカー関連他で改変を加えたものが存在するが、後者は現在入手不可。

大会動画やストーリー動画などでは仕方ありませんが、それ以外の動画での一方的な試合
(特に、特定のキャラを虐待目的で対戦させるような試合)等で、
対戦相手のキャラの製作者様が気分を害されるような動画には使用しないで下さい。
(readmeより引用)
ルールを守って楽しく遊ぶようにしよう。
プレイヤー操作(9:45~)

+ 大会ネタバレ
ビーム撃てれば魔法使い マジカル☆ランセレバトルに出場。
序盤に一度戦ったきりずっと姿を見せず、空気化。空気女王、キュアヒッキーなどと言われつつ終盤へ。
当時はプリキュアオールスターズ春のカーニバルという映画が上映されており、それで忙しかった可能性も
終盤、キャラが減ってきたあたりでようやくランセレに姿を見せ始め、
勝ち残っていた好成績キャラ達をハッピーシャワー(ビーム)でバッサバッサと倒していき、見事優勝を収めた。
なお、最終パート前にゴーヤーンと出会って倒しており、プリキュアの使命をしっかりと果たしている。


この他、仲間のキュアマーチとキュアビューティもhatya氏によってMUGEN入りしている。
現在は氏の引退に伴い、キュアマーチのみMUGENドット絵板にて代理公開中。
マーチは長文の人氏のドットを用いて製作されたもので、画面を動き回って攻撃するのが得意なスピードキャラ。
ビューティはアニメ原作でも使った固有結界(無限の氷製)を使う狂下位ランクキャラである。

出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
削除済み
非表示

出演ストーリー

プレイヤー操作



「五つの光が導く未来!」
「輝け!スマイルプリキュア!」


*1
ライオンを思わせる姿をしたメルヘンランドの妖精。密命を受けて行動しており、時折りみゆき達の世界に現れる。
変身能力を持ち、盾や巨鳥に変身してプリキュアの戦いを支援する。能力を濫用して時代劇撮影中のスタジオに現れて美味しいとこ全部持っていってもいるが
一人称が「拙者」で語尾に「でござる」をつけて話す上に中の人が阪口大助氏であるため「新八」「ぱっつぁん」と呼ばれることも。

*2
一方で『フレッシュプリキュア!』ではキュアパイン/山吹祈里と妖精タルトの精神が入れ替わった際には、
タルトが入った祈里の体の方がキュアパインに変身しており、特にシリーズ間で統一されているわけではないようだ。
ただ、この場合でも「二人の心を合わせて」という前提での変身のため、やはり魂や心はプリキュアの変身に大きく関わっているようである。
ちなみに、実際に変身する前は他の二名(キュアピーチ&キュアベリー)はタルトの体に入った祈里が変身すると思っていた。

*3
バッドエンド王国幹部が操る怪物。厳密にはその鼻に付く魔力を持つ球体で、器物に取り憑く事で誕生する。
劇中では幾つかのバリエーションが登場している。
  • 「赤っ鼻」
    • 狭義のアカンベェ。ピエーロが封印される直前、キュアデコルを「呪いの赤い絵の具」で変化させた球体。
      プリキュアに浄化されると鼻は元のデコルに戻る。
  • 「青っ鼻」
    • 公式名称はなし。第12話でジョーカーが用意した。デコルから作られておらず、力は赤っ鼻に劣る代わりに、
      「プリキュア単体の必殺技では絶対浄化不能」「倒してもデコルは出てこない」という特性を持つ。
  • 「黄色っ鼻」
    • 公式名称はなし。第23話でジョーカーが15個のデコルを収めたデコルデコールを強奪して生成したものと、
      ジョーカーの頭髪の先端に付いている黄色い球体を使って生成したものがある。
      戦闘力はプリキュアを圧するが、プリキュアの単独技でも浄化出来る脆さも併せ持つ。
  • スーパーアカンベェ
    • 通称「デカッ鼻」。第24話から登場。2個の赤っ鼻を合成した強化版アカンベェ。
      通常の必殺技は通用せず、プリンセスフォームでなければ浄化不可能。ただし時折り幹部の命令に従わないリスクもある。
  • ハイパーアカンベェ
    • 通称「黒っ鼻」。第31話から登場。赤っ鼻を闇の黒い絵の具で塗り潰し、幹部と融合する形で動く最強のアカンベェ。
      ロイヤルレインボーバーストで浄化するか、黒い絵の具を剥がした上で他の技を叩き込むしか倒す手段がないが、
      幹部は大きく体力と寿命を消耗するというデメリットを持つ。
なお、強化版アカンベェの特性は決め技が最強技に限定されてしまうため展開の幅が狭くなると不評であった。


*4
この「キュアマジックリン」のやりとりがあったのは夜公演での事。
昼公演においても同作で明堂院いつき役の桑島法子女史との共演で同様のやり取りがあり、
この時の福圓女史は「キュアアラサー」を自称していた。
翌年の後輩プリキュア主人公の中の人は福圓女史よりもっと年上だけど


最終更新:2023年12月05日 12:13