ジョニー・マキシマム

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ジョニー・マキシマム - (2022/08/20 (土) 23:16:54) の編集履歴(バックアップ)




「タッチダウン!」

コピー:冷酷無比な殺人マシーン(『WH2』)
    殺人マシーン(『WHP』)
年齢:28歳
国籍:アメリカ
職業:フットボーラー
身長:215cm
体重:107kg
年代:1989年
誕生日:7月20日
血液型:A型
格闘技:アメリカン・フットボール
趣味:球技全般
好きな物:デカいもの、ハンバーガー、コーラ
嫌いな物:おしゃべりな奴、クジラ
知能指数:……。*1
宝物:息子、アーモンドショット



「………………………

                                   勝つ。」

今は亡きADKの格闘ゲーム『ワールドヒーローズ』シリーズに登場したフットボーラー。
初登場は『ワールドヒーローズ2』。格ゲーに登場したのはより先である。
無論、無類の女好きや「ジョニー・ザ・パックン」やヒューマン・トーチゴーストライダーや、
ニョーーーー!ムッムッホァイあぉーんとは何の関係も無い。
年代から考えるとモデルとなったのは恐らくジョー・モンタナ氏(イニシャルが同じ)かと思われる。

アメリカ合衆国出身のアメフト選手で、なんと3年連続でMVPに輝いている。これはスゴイ。ものすごい*2
性格は冷徹で好戦的かつ寡黙で、キラー・マシーンと恐れられる程のラフファイトをもって戦う。
そのヘルメットの奥の素顔を見た者は誰もいないらしい。

…が『2』のEDで普通に披露しているし、『JET』の立ち絵に至ってはヘルメット被ってるのに普通に見えてるし…。
また「……」と無口なイメージのあるジョニーだが、『JET』までは「俺の血が強者を求めてたぎる!」などごく普通に喋っているし…。
ぶっちゃけキャラが固まってないと言わざるを得な…あわわ(KILL YOU!!

一粒種の息子のコック決して下ネタではないはずがおり、自分と同じ道を歩ませたくないがために留守番をさせるが、
『WHP』のEDではそれが裏目に出てしまい、結果的に息子に同じ道を歩ませることになる。
妻のマリアとは離別中であるが、息子には死んだと偽っている。
ちなみに『WHP』のネオジオCD版他に収録された4コマ漫画『ラスプーチコ』では、
思いっきり「奥さんに逃げられたジョニーさん」と言われてしまっている。

『JET』でラスプーチンが、家族を見捨てた彼の行動を「なんと悲しいこと」と嘆いているので、そのあたりは配慮したのだろう。
ちなみに、クジラが嫌いなのは自分よりもデカイからである。意外と負けず嫌いなのかも。

また、かとうひろし氏の漫画版ではこのジョニーを生い立ちをさらに掘り下げて、
「奥さんと息子を見殺してしまったために感情を殺すようになった」という、
少年誌にしてはハードな設定に改変されている。しかもコロコロコミックでこれですよ。
実際は「強盗犯に捕まった妻と子供をジョニーが助ける時に、強盗の撃った流れ弾が二人の命を奪った」という経緯なのだが、
真相が明らかになるまでにジョニーは作中でも「人殺し」として異彩を放つ扱いだった。
最終的にはハンゾウに説得されたことで、家族の死を受け入れ、涙を流すようになった。

ゲーメスト版コミックでは「デカい。ほとんど喋らない。気は優しい」というテンプレのような巨人キャラに。
無言で悪人をバッタバッタとやっつける姿は中々シュール。
牢屋に閉じ込められて精神的に傷付いていた、少女時代のジャンヌを助ける時に、
「COME ON!(がんばれよ)」と優しく頭をナデナデして励ますシーンは名場面だったりする。
周囲は「キエアアアアアアアアアジョニーがシャベッタアアアアアアアアアアア!?」状態だったけど。

マッスルパワーは同じアメリカのスターとしてライバルである。
+ アメフトクリニック~
伝説的とは言え何故格闘家でもないスポーツ選手がヒーローなのか?との疑問をお持ちの方のために説明しておくと、
アメリカンフットボールはその名が示す通りアメリカで最も人気のあるスポーツであり、
そのトッププレイヤーともなれば大統領と並びアメリカ史に名を残す偉人とも賞賛される。

憧れのヒロインがチアリーダーで、彼氏がイケメンマッチョのアメフト部のキャプテン、
なんていうのはアメリカの学園映画や青春ドラマでよく見るお約束である。
そんな男性は「 ジョック 」、女性は「クイーン・ビー」と呼ばれるアメリカの学校生活における青春の勝ち組なのだ。*3

また、内容上アメフト選手はかなり頑強な肉体を求められるので、やめてもプロレスラーなどに転向する者も多く、
有名な所でもボブ・サップ、ビッグバン・ベイダー、ビル・ゴールドバーグ、ザ・ロック…と挙げて行くとキリが無い。
漫画『プロレススーパースター列伝』では、ブルーザー・ブロディ(アメフトからひざの故障でプロレス転向した人)のエピソードで、
「給料がいいのはアメフトだが、長く続けられるのはプロレス」という意味のことを彼の学友の台詞で言われていたほどである
(プロレス漫画なのに「プロレスの方が安全だ」と言われるのは何気に珍しい)。
お陰で「アメフト以外のスポーツは、アメフトで成功できなかった二流がやるもの」と言う暴言を吐く者までいる
アメリカは国としては若く歴史が浅いという背景もあり、「歴史上の偉人を集めた」という設定の『WH』において、
プロレスラーと並ぶアメリカ代表としてフットボーラーに白羽の矢が立てられたことは、極めて自然な成り行きと言えるだろう。


「俺…キラーマシン」


原作での性能


「俺は戦闘マシーン!誰にも止めることは出来ない。」

見た目に違わず豪快なパワーファイターで攻撃力が強く、連続技の威力が非常に高い。
特に立ち大(中)パンチはその巨体を更に前に乗り出して攻撃してくるためかなりのリーチを誇る。
ジャンプの高度は低いもののゆっくりなため見切られるが、昇りJ大Pが中段になり、逃げジャンプだとノーリスクで非常に使える。
対空技の「ライトニングタックル」は大だと非常に横移動の距離が大きく、画面端から端まで到達する(ステージの端~端ではない)。

『WH2』で初登場した時は「アーモンドショット」「アンダーアーモンドショット」の2つの飛び道具を持っており、
隙はやや大きいが弾速が速いため反射されにくく、これらで飛ばせてライトニングタックルで落とすのが基本スタイル。
また、上空からの落下頭突き「ヘッドクラッシュ」やスライディングで奇襲もかけられる。巨体だが飛び道具の下もしっかり抜けられる。
特に小スラは移動距離と速さが申し分なく、隙が非常に小さい上、小パンから繋がりガードされても反撃を受けづらいという素敵性能。

『WH2JET』では「肩を壊した」という理由で飛び道具は2つとも無くなってしまった。あれ?アンダーアーモンドは蹴りで出すんじゃ…?
使いやすすぎて調整されたという説もあるが真相は不明。
ゲーメストのムックでは「開発者の肉体派キャラへの思い入れが飛び道具を許さなかった」と書かれていた。
その代わりとして(?)、コマンド投げの「ジョニースペシャル」が追加された。
相手をキックでかち上げてそこからタックルで画面端に叩き付けるという技で、ある意味運送技と言える。
「フン!1、2…」と言いながら突進する姿を、見たことがある人もいるだろう。
本当は「フン!1、2、3、GO!」がセリフで入るのだが、MUGENではジョニーが途中で言い終えてしまうケースが多いのでちょっともどかしい。
よっぽど広いステージで端から端まで運ばないと聞こえないので、MUGEN動画では何気にレア。

『WHP』ではエキストラアタックの「キャッチング」で相手の飛び道具を掴んで投げ返すことが出来るようになった。
しかし『WHP』での彼の最大の魅力は究極奥義「ハイパージョニースペシャル」にあると言えよう。
この技は始動技のパンチのリーチこそ短いものの発生が早く、キャンセルで出せば連続技に組み込むことが出来る。
ガードされても始動技で終わるため反撃は受けないのでガンガン出していけるが、ロック技では無いため空中ヒットだとそこで終わる。
なおヒーローゲージMAX時には懐かしのアーモンドショットを解禁してダウンした相手に乱れ撃ちする。
またとどめのヘッドクラッシュが単発技から多段技になるため、残り体力数ドットの相手に決めると『WHP』の仕様により断末魔が延々と続く
このためマッスルパワーの「しつこい投げ」と同じくらいフィニッシュによく狙われ、シュラに決めるのはもはやお約束の域である。

ハイパージョニースペシャルは2:44から。
24回も「負けたッスー」と叫び続けるシュラカワイソス。アーモンドショット部分までKOされても当たる仕様になってないのはせめてもの情けか

ちなみにこの技、設定では『痛快GANGAN行進曲』のバスケ使いの少年ボビー・ネルソンと戦って負けてしまったジョニーが、
その時彼の技「ビッグバンアタック」を盗んで編み出したもの、という事になっているらしい。
まぁ、人の技を盗むこと自体は別に珍しくもないし、それはそれで別に良いのだが……。
人からパクった技に「ハイパージョニースペシャル」なんて名前付けちゃうのはどうかと思うんだ
あくまで似ているのはMAX版のアーモンドショット連射部分だけなので、ノーマル版だと全然違う技である。
ちなみにこれなら壊した肩に負担はかからないらしい。


MUGENにおけるジョニー・マキシマム

+ 死門氏製作 WHP仕様
  • 死門氏製作 WHP仕様
現在は入手不可。
『WHP』ベースだが、飛び道具のアーモンドショット&アンダーアーモンドショットも使用可能。
ワーヒー名物の戦闘中の字幕も再現されている。
だが、残念ながらハイパージョニースペシャルが未搭載。

外部AIはNNC氏によって製作されており、
下記動画のトナメでは、同じフットボーラーであるブライアン・バトラーと非常に相性のいいタッグチームぶりを見せている。

+ ですからー氏製作 WHP+アレンジ仕様
  • ですからー氏製作 WHP+アレンジ仕様
2022年8月7日公開。
待望の(?)ハイパージョニースペシャルが搭載されたジョニー。
字幕や勝利画面、ヒーローゲージ等、『WHP』の仕様が一通り再現されている。
また、付属テキストに「原作(ワーフェクト)仕様ではありますが、原作再現ではありません」とある通り、
『WHP』までの全ての技に加えて原作には無いガードキャンセルが搭載されている他、
GBの『熱闘ワールドヒーローズ2JET』のみの技である「ブラストクラッシャー」も使用可能。
原作通りヒットすればライフの大半を減らす破壊力を見せてくれる。
ハイパージョニースペシャルは、原作ではオーバーキルの際に空振りしていた上空からのアーモンドショット連打部分がきちんと当たるようになっており、
「ここが当たってくれたらもっと悲鳴を楽しめるのに」と惜しまれていた点がついに改良された。
AIは11段階に調節可能なものがデフォルトで搭載されており、中々の強さを誇る。
プレイヤー操作

出場大会

+ 一覧
削除済み
更新停止中
凍結

出演ストーリー

MUGENの星(栗田丈介)
仮面ライダーMIOMEGA(アメフト男)

プレイヤー操作

実況付きP操作 Tarie配信(110キャラ目操作キャラ、ですからー氏製)



「俺は・・・・闘いに勝つことが一番大事だ・・・・。
 殺人マシーンと呼ばれ、全てを犠牲にしてきたが・・・今解った。
 やはり愛する息子と、そしてマリア・・。家族も大事だ。
 ・・・・ジュニアが私のようなキラーマシーンになると言い出しているが・・。
 あの子には普通の人生を歩んでほしい・・・。
 ・・・フッ・・・・・・しゃべりすぎたか・・。」


*1
…となっているが、これは鹿という訳では無い。
ジョニーのポジションは、「肩を壊した事がある」という事実から推察するに、
「ボールを投げる必要がある」ため「クォーターバックス」(以下QB)でほぼ確定だと思われる
(他のポジションは、トリックプレイで無い限りフォワードパスを投げない。先述のモデルと思しきジョー・モンタナ氏のポジションもQBである)。
QBは相手の陣形やプレイヤーなどから、相手の狙っている防御を読み、その裏を突くオフェンスを展開するという、
言わば「働く司令塔的」なポジションである(最近のNFLはベンチから無線で指示が飛んでくるが)。
そんな重要なポジションなので脳筋には務まらない。

……が、何故かタックルを躊躇いなくガンガン使う。これはいけない。
現実のNFLでは「替えがおいそれと効かないので、少しでも怪我防止のためタックルは御法度」が不文律のポジションである。
実際メインQBが怪我をしてしまったために戦績がガタ落ちするチームも珍しくない。
トリックプレイで自分が走る時も、距離を稼がずタックルを喰らう前に自分からスライディングしてプレーを止めるほどなのだ。
また、ボールも蹴っているが、これもトリックプレイ以外では専門の「キッカー」と呼ばれる選手が蹴るのでジョニーがやる必要は無い。
さらに冒頭の画像ではボールをスナップしようとしているが、これも「センター」の役目である。
彼はどんなポジションもこなせるスーパープレイヤーである証だろう。…アメフトだからって色々混ざりすぎと言ってはいけない

*2
実際にNFLでMVP3回受賞というのはたった二人しかおらず、歴代1位タイ。
しかも3年連続MVPとなるとブレット・ファーヴ氏ただ一人だけである。
ジョー・モンタナ氏もMVP3回の怪物であるが、彼を以てしても3年連続獲得はできなかった。
さらに、彼が受賞したのは'95~'97であるため、『WH2』が発売された時点ではそんな記録は存在しておらず、
ジョニーがNFL史上初の快挙を成し遂げたという事になる。すげえ。

*3
そしてそんな勝ち組になれなかった所謂こちらで言うがり勉やオタクは「ギーク・ナードと呼ばれる日陰者となる。この男の発言から知った人も多いだろう
(まぁ作家や脚本家は基本的にナード出身な訳で…。
 爽やか青春物以外だとジョックは威張り散らすガキ大将(最後はナード主人公に出し抜かれる)だったり、ホラー物だと真っ先に殺されたりするのだが…。
 ただしホラー物の場合は恐怖を煽るために、腕っ節の強そうなのから殺されるのが基本なので仕方が無くはある)。
なお、更に下にある最下層は「ターゲット」と言われる。……お察しの通りいじめられっ子である。