アティ

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アティ - (2012/10/24 (水) 22:15:30) の編集履歴(バックアップ)



「報われなくても、誰かに笑われてもいい。

信じたいの!!」

バンプレストが発売したシミュレーションRPG『サモンナイト3』の女性主人公(選択制で、男版だと「レックス」になる)。
おっとりとした赤い髪の女性。基本的に敬語で礼儀正しく、しっかりした部分を持ちつつも無自覚にズレた言動を見せる。
軍人学校を 主席で 卒業した元帝国軍の士官だが、とある事件で軍を退役し家庭教師になった。
赤いニットのワンピースにオーバーニーの白い編み上げブーツを履いている。また授業時などは眼鏡もかける。
作中では「先生?と呼ばれ、ファンも大抵そのように呼ぶ。
レックスと区別する場合はそれぞれ「アティ先生」「レックス先生」と呼ぶのが一般的。

パートナーとなる生徒と共に帝都の学校へと海路で向かう途中、海賊の襲撃と嵐で船が沈没。
海中に沈み行く最中、不思議な声を聞いたアティはそのまま生徒(と海賊達)と共に孤島に打ちあげられる。
はぐれ召喚獣の襲撃を受けた最中、再び声を聞いたアティはその声の命じるままに、
どこからとも無く現れた謎の魔剣を抜き放ち、姿形をも変化せる魔剣の強大な力ではぐれ召喚獣を退ける。
そして海賊達や島の住民と共に、島の謎を巡る陰謀に立ち向かう事になる。
ちなみに、覚醒状態は髪の一部が逆立ち獣耳のようになるが、地毛です。
+ 魔剣について
特別な製法でとある集団に造られた魔剣で、『碧の賢帝(シャルトス)』の銘を持つ。
本来の力は『封印』なのだが、その力でとある強大な能力を持った人間の精神と力を封印したことで、
副次的に絶大な力を秘めた魔剣となっている。

簡単に言えば持ち主の意志の応じてより力を発揮し、世界から強大な魔力を引き出し行使する魔剣なのだが、
剣に封じられた人間の意識がとある理由で壊れているため、持ち主を狂気に誘い魂を取り込もうとする恐ろしい剣でもある。
ゲーム中では「抜剣覚醒」のコマンドを使用、もしくは主人公が倒れた時に自動的に覚醒し、
能力面の大幅強化に加えて、召喚石が破損する危険性と引き換えに威力が跳ね上がる「暴走召喚」が解禁される。
しかし代償として隠しパラメーターである「カルマ値」の上昇というペナルティがあり、
カルマ値が上がりすぎると一部の仲間加入フラグが折れ、その果てにはカルマルートへ突入、
仲間の命を守るため、剣の力を引き出す代償に狂気に取り込まれた主人公が敵勢力を全員惨殺し、
主人公も最後の理性で仲間たちの前から消えて行方不明になるというバッドエンドになる。

なお、魔剣は一振りだけでなく『紅の暴君(キルスレス)』という代物もあり、当然ながらその使い手もストーリーに絡んでくる。

「しね死ねシネ死ね死ね

   死ねしね死ねシネ死ね死ね

     死ねしねシネ死ねしね死ィィ!!!!」


順調に進んだ場合は物語後半に『碧の賢帝』は砕け散るが、主人公の想いを込めて鍛えなおされることで
『果てしなき蒼(ウィスタリアス)』として新生する。
戦闘での性能だが、最初に得意属性を決め、戦闘前の選択肢で戦士または召喚師かの戦闘スタイルを決めることができる。
召喚師タイプを選ぶとメッセージが増えるため、こちらがおそらくデフォルトなのだろう。戦士タイプでも召喚ランクSに成長するし。
実際に優秀な魔法攻撃力にトップクラスのMPを持ち、(デメリットもあるが)抜剣覚醒を使用することで
MPが最大値まで回復する ためかなりの実力となる。
戦士タイプでも、反撃を受けにくい横切りタイプで最終的に貴重な横移動も上がり、MPもそこそこあるため、武器攻撃以外に回復や異常を撒いたりできる。
ただしどちらのタイプも多少打たれ弱いため、攻撃を受けないように立ち回る必要がある。
PSPリメイク版では仕様変更によって自力ではSランク召喚術は撃てなくなった。しかし新システムサモンアシストによって
他のキャラと協力することで威力を上げたり範囲上げたりランク上げたり出来るようになった。
またスキルシステムによって自由にスキルを覚えられるようになり全体的に強化された。
そして傀儡システム(ブレイブメダル払うことで敵キャラや番外編キャラを使用可能になる新システム)によって
レックスとアティダブル主人公で本編も可能となった。また傀儡キャラの主人公は抜剣覚醒してもデメリットなしなのでかなり強い。
しかしアティ先生使用時は同じキャラであるアティの傀儡は使えないこと。つまりレックスを主人公にしたときか番外編の時に使えるので注意。

その性格や外見(イラスト担当の絵師からもエロいと言われる)から、非常に人気が高い。色々な意味で。
天然巨乳眼鏡女教師とか男心にクリティカルだから仕方ないね。
このたび発売決定したサモンナイト3の小説も主人公アティだし。
…言っておくけど、だからって男主人公が不人気なわけじゃないよ? レックス先生もレックス先生で人気あるからね?ティンコガードとか。
ちなみにレックス先生は攻略対象の関係で未亡人キラーやら人外キラー扱いされてる。未亡人の1人とはEDで結婚するし。

『サモンナイト』シリーズは基本的に主人公以外のキャラクターは日常パートも戦闘パートもフルボイスであり、
更に本編で声が無かった主人公キャラクターも続編や外伝にゲスト出演した際ボイスが付くようになっているが、
アティやレックスは未だ外部出演を為していない為特定のボイスはない。畜生。

…まあ実のところ、『サモンナイト3』はシリーズ時系列では1や2、4より十数年程前の物語であり、
加えて舞台である孤島がとある原因で時間の流れが本大陸と違う上、
3の主人公やそのパートナーである生徒は島の守護者にして住民のまとめ役になるため、
おいそれと島の外に出ることが出来る立場でないという事情もあったりする。

そのため、4に3のキャラクターが全く出ていないというわけではないが、先生達については扱いが難しく
出し辛かったのかもしれない。
一応、4のギャラリーで見れるおまけの設定文にて、2の時期に国と旧友の危機に3主人公が悪魔の軍団と抜剣覚醒をして
戦ったと思しき記述や、4で特定の条件を満たしていると、先生なのか生徒のことなのかは不明ながら、
魔剣の使い手である『抜剣者(セイバー)』が舞台となる街に救援に駆けつけたりもする。

+ 『サモンナイト』シリーズ全体の話
開発元のフライト・プランは2010年に事実上倒産し、翌2011年には自社ビルも解体。
本編シリーズは『サモンナイト4』を最後に終焉の危機を迎えていた。
シリーズの版権はバンダイナムコゲームスが引き継いだものの、開発スタッフはそれぞれ新会社を立ち上げるなど分裂してしまい、
日本一ソフトウェアアイディアファクトリーの下請け開発などを行っていた。

しかし2012年、更新停止していた公式サイトに突如「サモンナイト充電完了! OPEN迫る!」の文言が掲載されると共に、
『サモンナイト3』『サモンナイト4』の移植発売 、そして 再集結したスタッフによる新作『サモンナイト5』の開発 が発表された。
シリーズ存続を半ば諦めていたところに舞い込んだまさかの朗報に、ファンは狂喜したとかしなかったとか。


MUGENにおけるアティ先生

楠木あくと氏が製作した手描きのものが存在する。前述のように原作にボイスが無い。以前は廿楽冴姫のものを流用していた。
各種召喚獣を呼び出したり、どこぞのカッターっぽい技教師の片鱗などで戦う。
飛び道具、対空、突撃、当身コマンド投げ等一通りの技が揃っている。
ただリーチがそれほど長くなく、機動力もそれほど高くないため、攻め込まれると弱い。
なおパンチラを全く自重していないため、そういうものが嫌いな人は注意。
まああんな服で格闘すれば普通は見えないほうがおかしいわけだが・・・。
なお、作者のサイトの一部コンテンツに18禁ページが存在するので、DLしにいく場合は注意(MUGENページは18禁ではない)。
また特殊やられモーションもあるが特殊やられ等を使用した動画を動画サイト等に投稿するのはご遠慮くださいとのこと。
それ以外の通常の動画での使用はOKである。
デフォルトでAIも搭載されている。

また、silvan氏による外部AIが作成された。


出場大会

削除済み

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