レックス・ルーサー


"Some people can read War and Peace and come away thinking
  it’s a simple adventure story──
 Others can read the ingredients on a chewing gum wrapper
 and unlock the secrets of the universe."
(『戦争と平和』を読んで冒険物語だと思う者もいれば───
 チューインガムの包みを読んで宇宙の謎を解く者もいる)

+ 日本語吹替声優
小池朝雄
1978年映画版(テレビ朝日旧版)
菅生隆之
1978年映画版、『II 冒険篇』(共に吹替補完盤)
銀河万丈
1978年映画版、『II 冒険篇』(共にテレビ朝日新版)
石田太郎
『II 冒険篇』(テレビ朝日旧版)
藤本譲
『II 冒険篇』(TBS版)『IV/最強の敵』(テレビ東京版)
江原正士
『LOIS&CLARK/新スーパーマン』
福田賢二
『ヤング・スーパーマン』
乃村健次
『DCアニメイテッド・ユニバース』
『インジャスティス:神々の激突』(アレクサンダー・ルーサー名義)
『LEGO(R)スーパー・ヒーローズ:ジャスティス・リーグ<悪の軍団誕生>』
中田譲治
『ザ・バットマン』
石塚運昇
『リターンズ』
神谷浩史
『DCエクステンデッド・ユニバース』(レックス・ルーサーJr.名義)
窪塚俊介
『DCスーパーヒーロー・ガールズ』シリーズ(2019年版以降)

『DCAU』版乃村氏ボイス

アメリカのDCコミックの『スーパーマン』シリーズに登場するヴィラン(悪役)。
初出は1940年の『Action Comics #23』。
スーパーマンの宿敵の一人で、最も古くから登場する。
見た目が似ているがイレギュラーハンターの元隊長ではない。
サモンナイト3の主人公でもないし、オカマに追いかけられてたりもしない。

本名はアレクサンダー・ジョセフ・ルーサー。身長188cm。体重95.3kg。
クラーク・ケント(スーパーマンの仮の姿)が住む町であるスモールビルの大企業「ルーサー・コーポレーション」の社長の息子として産まれる。
ケントとはハイスクールで一緒に過ごした友人同士であった。
だが、成長したレックスは父親の会社を継ぎ、その頭脳と財力を持って事業を拡大、遂には世界征服に乗り出した。
そのため、スーパーマンとなった(戻った?)ケントと戦う事になる。

性格は、正直かなり卑怯
毎回毎回懲りもせず悪事を企んではスーパーマンに負け、刑務所にぶち込まれては脱獄、というパターンを繰り返す。
スーパーマンとの直接対決もできるだけ避けようとするし、弱点であるクリプトナイトを利用したりと結構えげつない。
……まあ、相手が悪すぎるのだけど。
だが、ハイスクール時代は冷徹で強引だが信義は守る好青年であり、冷酷な父親に反発していたりとまともであった。
それが何故こんなになってしまったのかは、ドラマ『ヤング・スーパーマン』を参照の事。ニコニコでも有料チャンネルで絶賛放映中。

なお、スキンヘッドなのは年を取っているからではなく、ハイスクール時代に隕石からの放射線を受けたためである。
この時に、助けてくれたケントと友人になった。

ヴィランとしての能力は、正直な話普通人なのであまり大した物ではない。
しかし一時は合衆国大統領にまで上り詰めるだけの知略カリスマ性を持ち合わせており、
その優秀な頭脳と企業の財力を活かして、自分が作ったレーザーブレードパワードスーツ「ウォースーツ」などを使用する。
『DCアニメイテッド・ユニバース』版『ジャスティス・リーグ』においては某人型決戦兵器そっくりな巨大ロボットを使ったりもしていた。…いいのかこれ?
また、先述の通り極力直接対決を避け、弱点を突いたり 二発同時に 核ミサイルを撃って少なくとも片方は当たるようにしたりと作戦立案能力も高い。
まあそもそも史上最強のヒーローに対して普通人が戦おうと思うだけで十分尊敬に値するのだが。

また、大統領に上り詰めるだけあってその話術もかなりのもの。
とんでもない実力を持った敵に追い詰められても、説得して逆に味方に付けたりもする。
何度かそれで宇宙最強クラスのキャラを味方にしてジャスティスリーグを追い詰めたりしたが、大抵最後は裏切られたりして負ける。
まあ悪役だから仕方ない。

そんな彼の魅力と実力が最大限発揮されているのは、現在邦訳されて入手可能な物のなかではやはり『スーパーマン:レッドサン』であろう。
+ スーパーマン大統領にとっては我々人間の問題など簡単に解決できるんだろう?(ネタバレ注意)
1930年代のスターリン政権下のソビエト連邦にスーパーマンが落着していたら……というIF設定をもとに作られた本作では、
ソ連最高指導者として全世界に理想的平和社会を齎すべく戦うスーパーマンに対し、
人類史上最高の頭脳を武器にスーパーマンを倒すべく、オマケに合衆国を守りながら、
ただひとり立ち向かうレックス・ルーサーは、事実上の主人公として自重しない大暴れを見せてくれる。

初っ端から暇つぶしに十数人とチェスをしつつ君主論を読みつつ外国語を嗜みつつ全員を圧倒し、
帰宅時間にちょっと思い付いたからといって最新型のコンピューターを自分で開発する程度の頭脳、
ブレイニアックに言わせればレベル9の驚異的知性(ブレイニアックはレベル12)を持つルーサーは、
「彼と討論すれば数分で貴方は自殺に追い込まれるだろう」と恐れられるような、スーパーマン最大の敵として立ちはだかる。

スーパーマンのクローンを筆頭に次々と超人軍団を生み出すわ、
反共産主義テロリストのバットマンと手を組んでスーパーマンを半殺しにまで追い込むわ、
全土で暴動がおきて完全に破綻していた合衆国を半年で立て直して史上最高の好景気に持ち込むわ、
グリーンランタンのテクノロジーを独自で解析に成功の上、多数量産して、地球人のグリーンランタン部隊を作るわ、
スーパーマンによってアメリカ以外がほぼ完全に共産主義化されたにもかかわらず互角に戦い、
最終決戦では武器でも発明でもなく「たった一文の手紙」で、その心をへし折って完全勝利を果たしてしまうのだ。

しかし、そこまでしておきながらレックスとスーパーマンの間には奇妙な友情があったと見え、
自らの完全敗北を悟ったスーパーマンは爽やかに笑い、そしてレックスは一抹の寂しさを残す笑みを浮かべていた。

2011年のリランチ「NEW52」では、別次元にいるヴィラン版ジャスティス・リーグ「クライム・シンジケート」撃破に貢献し、
大衆からの支持を集めた結果、まさかのジャスティス・リーグ入りを果たした。

さすがスーパーマン最大の宿敵と言うべきか人気は非常に高く、ゲーム情報サイト「IGN」が開催した「The Top 100 Comic Book Villains」では、
4位にランクインしている。DCコミックの中ではあのジョーカーに次いで2位である。


MUGENにおけるレックス・ルーサー

海外のEnzo氏とBuyog氏が共同で製作した物が公開されていたが、現在はサイト削除により正規入手不可。
光の三原色で撃ち分けられる飛び道具「クリプトナイトレイ」や、回転しながら突っ込む「タイランドリル」など、バランスの良い技を取り揃えている。
特に自分の周囲にエネルギーを展開する「フェールセーフエミッション」は強力。
最新版では12Pカラーに「オレンジランタンモード」を搭載。
オレンジ色の「クリプトナイトレイ」や専用のコマ投げが追加されている。
現在12Pでのみ使える超必殺技「パーソナルスーパーヒーロー」は、スーパーマンの姿を模ったソリッドライトをぶつける技で、
当たればルーサーが先に動けるために追撃で大ダメージを与えられる。
Mammalman氏によるAI付きの改変パッチが公開されている。
Mammmalman氏改変パッチ(DLリンク有り)。
お相手はKong氏のマグニートー

また。専用ステージとしてWucash氏製作のレックス・コープ本社ビルステージも公開されている。
参考動画

また、Ghost_Rider氏による2011年のリランチ「NEW52」版のルーサーも存在する。
こちらはChuchoryu氏のウルトロンのガワ替えキャラで、海外サイト「The Mugen Multiverse」にて代理公開中。
スプライトはLogansam氏のウォーマシンを、顔はEnzo氏のルーサーをベースにしている。
AIもそのままウルトロンのものが流用されているようだ。

出場大会



"I'm a changed man, Superman."
(私は生まれ変わったのだよ、スーパーマン)


最終更新:2022年04月30日 18:35