ラドン

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ラドン - (2018/12/31 (月) 21:30:38) の編集履歴(バックアップ)



空飛ぶ戦艦か!火口より生まれ地球を蹂躙する紅蓮の怪鳥ラドン

1956年に公開された東宝の怪獣映画にして、日本の怪獣映画初のカラー作品『空の大怪獣ラドン』に初登場した怪獣
ゴジラモスラと共に「東宝三大怪獣」と称されている。

中生代の翼竜プテラノドンが核実験の放射能や火山ガスによる高温化の影響で変異した怪獣で、
日本の怪獣映画において最初に空を飛び 、飛行能力を使って暴れまわった怪獣である。
飛行速度は音速を超えるマッハ1.5(初代)を誇り、飛行時に発生させるソニックブームは、周囲を破壊する強力な武器となる。
翼の力も強く、地上で羽ばたけば巻き起こす突風と竜巻は街を破壊し、戦車をも吹き飛ばす。
初登場時にはゴジラと直接の関係は無かったが、後の『三大怪獣 地球最大の決戦』(1964)でゴジラと前半で対決、
後半で協力してキングギドラと戦った事を切っ掛けに後のシリーズで ゴジラの相棒 として活躍した。

各シリーズでの活躍

初代ラドン

1956年の『空の大怪獣ラドン』では阿蘇の炭鉱内部の巨大な卵から孵化。
同じく炭鉱内で復活した古代トンボの幼虫メガヌロンを食べて成長する。
成長後は福岡や佐世保などで暴れまわり、衝撃波と強風で街を壊滅させた。
生まれた場所である阿蘇山を巣窟として付近を訪れる観光客などを餌にし、生活していたが、
自衛隊のミサイル攻撃の集中砲火を受けて追い詰められ、
最後は集中砲火が原因の、阿蘇山の噴火に巻き込まれて噴火口へと消えていった。

この映画には2匹のラドンが出現しており、片方のラドンの危機を助けにもう一匹が出現したようにとれる形で出現した。
この2匹は設定上はつがいとなっており、劇中で直接の描写は無いものの、日本で初めてのつがいで登場した怪獣でもある。

映画そのものも、戦闘機とラドンの空中戦や西海橋の破壊シーン、福岡市を強風で壊滅させるラドンなどの特撮の凄まじい迫力、
火口に消えていくラドンのもがきがもの悲しいラストシーンなどにより評価が高く、後の怪獣特撮に大きな影響を与えた。
ちなみにこのラストシーン、元々はラドンは死ぬことはなかったのだが、
ラドンの飛び人形を吊っていたピアノ線が熱に耐えられず切れてしまったという事故を、
円谷英二が操演スタッフのアドリブと勘違いして撮影が続けられた結果生まれたものである。

2代目ラドン

1964年の『三大怪獣 地球最大の決戦』で再登場。やはり阿蘇山から出現した。
1956年に出現した初代と同一個体という説もあるが、外見の違いなどから別の個体と扱われる事も多く、
怪獣図鑑によっては1964年以降のラドンを2代目と表記していることもある
(1956年に出現したラドンはつがいという設定であったため、この2体の子供ではないかとする説も存在する)。
好戦的な性格で戦闘能力は高く、当時のゴジラ相手に互角の戦いを繰り広げた。
ゴジラの放射熱線(といっても、前作でのモスラ戦のダメージにより白熱光に劣化していたが)も効果は薄く、
地上のゴジラの攻撃を飛んで回避、クチバシでの攻撃や強風でゴジラを攻撃、
さらには2万トンのゴジラを足で掴んで飛び上がり、地面に落して叩きつけるという荒技を披露した。
このように最初はゴジラと仲が悪く、モスラに共にキングギドラと戦おうと呼びかけられてもゴジラと共に拒否したが、
単身キングギドラに立ち向かい苦戦するモスラを見て、最終的には協力してキングギドラに立ち向かった。

次回作の『怪獣大戦争』でもゴジラと協力し、ギドラと戦った。
本作の最後ではゴジラを持ち上げて飛行し、相手に体当たりするという合体攻撃を披露し、キングギドラを再び敗走させている。
この2作によってラドンは「ゴジラと互角の強さを持つ頼もしいゴジラの仲間」という地位を確立し、当時の子供に人気となった。
後にラドンの着ぐるみが使えなくなった後も、このポジションはアンギラスに受け継がれることになる。

ちなみに『怪獣大戦争』で登場した侵略者、X星人は、ラドンのことを「怪物02」と呼んでいる。
後の『怪獣総進撃』でも、地球怪獣軍団の一員としてキングギドラやキラアク星人と戦った。*1
その他には1972年の『地球攻撃命令ゴジラ対ガイガン』において、バランと共に登場も検討されていたが、
アンギラスに変更され、この時はバラン共々出演できなかった。

平成シリーズのラドン

+ 詳細
平成VSシリーズでも1993年の『ゴジラVSメカゴジラ』に登場。
ベーリング海のアドノア島で卵から孵化したプテラノドンが、放射性物質の影響で怪獣化した。
頭の角が2本だった昭和版と違い、こちらは角が3本に増えている。
本作ではゴジラの怪獣化前の恐竜ゴジラザウルスは、
プテラノドンの巣に自身の卵を産みつけて自分の子供を育てさせていたという設定になっており、
ラドンの卵の横にはゴジラザウルスの卵が産みつけられていた。
本作のラドンはこの卵とそこから孵化したベビーゴジラの事を同族だと思っており、
ベビーゴジラを守る為にゴジラやメカゴジラと戦った。

同族であるベビーゴジラに引き寄せられて出現したゴジラをソニックブームとクチバシで苦しめたが放射熱線に敗北。
しかしゴジラの放射熱線のエネルギーによって強化されて復活。赤い体のファイヤーラドンとして甦った。
新たに口からゴジラの放射熱線と同等の威力の赤い熱線『ウラニウム熱線』が吐けるようになり、
ベビーゴジラのいる幕張ベイエリアに向かうが、光線の反射能力を持つメカゴジラに敗北した。

その後ゴジラまでもがスーパーメカゴジラに倒されるが、
ベビーゴジラを守る事を優先したラドンは自身のエネルギーをゴジラに与えて風化。
復活したゴジラはラドンのエネルギーを合わせて放つ『ウラニウム放射熱線』(バーンスパイラル熱線、赤色熱線など書籍により表記に違いあり)
でスーパーメカゴジラを粉砕した。
ゴジラと渡り合った昭和期ほどの強さはなかったが、こちらのラドンもベビーゴジラを守ろうとした生きざまと最期から人気がある。

ちなみに坂井孝行の漫画版『VSメカゴジラ』ではエネルギーを吸ったり与えたりする描写に説得力を付与する為か、
肉体で触れた生物を直接体内に吸収できる設定になっていた。お前のような翼竜がいるか

『ゴジラ FINAL WARS』でも角が2本に戻った別のラドンが登場。
歴代のラドンの中では人型に近いプロポーションをしており、烏天狗を彷彿とさせる姿をしている。
X星人に操られてニューヨークを襲撃し、空中戦艦ランブリングと戦った。
上の画像の満月をバックにビル上に立つシーンは美しいと評判。
その後富士山麓でアンギラス、キングシーサーと共にゴジラと戦い、アンギラスの暴龍怪球烈弾との連携で、
劇中登場した怪獣では初めてゴジラに一撃入れるが、直後にゴジラの尻尾に跳ね飛ばされたアンギラスが直撃して墜落した。

脚本段階では、その後他の二匹諸共放射熱線で焼き尽くされる流れになっていたが、
「流石にかわいそう」とのことで、本編では三匹纏めてのされてグロッキーになったところでゴジラの勝利となっている。
この他にも、この映画ではこれまでに一度でもゴジラとの共闘経験のある怪獣は
映画開始直後に轟天号に砕かれたマンダを除いて明確な死亡描写が一切無かったりする
(モスラはEDロールでインファント島に帰還、クモンガは空の彼方に投げ飛ばされて以降出番なし)。


ゲーム『ゴジラ爆闘烈伝』でのラドンの性能

ゴジラ 怪獣大決戦』の前作であるPCエンジンの『ゴジラ爆闘烈伝』に登場。
対戦モードでも始めから使用可能で、ストーリーモードでは第1ステージで選択できる対戦相手の1体として登場する。
昭和の2代目版として作られており、ジャンプ中に特定のボタンを押す事で、その高度で飛行し、その高度内で左右に動けるようになる。
飛行時の移動速度はそこまで速くは無く、飛行中はゲージが増加しなくなり、対地上の飛び道具である竜巻はゲージを消費する。
それに飛び道具などの性能も後述のように普通なので、ペットショップなどほども壊れ性能では無い。
とはいえ、格闘ゲームでは珍しいタイプの性能だと言えるだろう。
地上戦でもそれなりに戦える性能もあり、『ゴジラ 怪獣大決戦』のモスラとは違ってガードやしゃがみも使用可能。
地上ではくちばしや翼で殴りつける攻撃、敵を掴んで飛び上がり落として地面に叩きつける投げ技などで攻撃できる。
飛び道具は羽ばたきで竜巻を発生させる技で、発生した竜巻は直進する。しゃがみでは竜巻は回避不能。
飛行中は斜め下に向けて竜巻を飛ばすこともできる。


MUGENにおけるラドン

なだげつ氏が製作したものが公開されていたが、最新版は現在入手不可。
さらに、数多くの怪獣キャラを手掛けたmuu氏による「大怪獣決戦風ラドン」も公開されている。
なだげつ氏版は独自のアレンジ、muu氏版は怪獣大決戦の仕様をイメージしたアレンジ仕様となっており、
どちらのラドンもAI導入時のAI戦なら一般キャラ~強キャラと言える強さに仕上がっている。
他にはAIが存在しないものの、くねくね氏の製作した現代格ゲー風アレンジ仕様のラドンも公開されている。
なだげつ氏版を基にRIGHT氏が狂改変を加えたものも公開されていたが、こちらも現在は公開停止。

それぞれのラドンの大まかな違いとしては、
超必殺技が空中を横切りソニックブームで地上を攻撃する技であるなだげつ氏版、
空中を自由に飛行可能で超必殺技が巨大な竜巻を発生させる技であるmuu氏版、
ダッシュで斜め上に飛行し超必殺技が口からの熱線であるなど技の種類が大きく異なるくねくね氏版
といった感じに超必殺技や飛行能力に大きな違いが見られる。必要に合わせて使い分けるといいだろう。

+ なだげつ氏製
  • なだげつ氏製
2011年2月7日に無限ロダで公開され、同所が閉鎖された現在は氏のサイトにて公開中。
……だったのだが、現在はonedriveからデータが消失しており入手不可。
Ina氏のサイトでも代理公開されているが、そちらは古いバージョン(2011年6月13日更新版)である。
無限ロダに上がっていた「未完成なので完成させて欲しい」となっていた製作途中キャラのSFF、AIR、SNDファイルを利用して製作されたキャラで、
ドットは『ゴジラ爆闘烈伝』のものだが、性能や技構成は同ゲームとは全くの別物になっている。

全体的に一般的な格闘ゲーム風に調整されており、普通の格ゲーキャラや『ゴジラ 怪獣大決戦』キャラと戦える性能を目指している。
2011年7月の更新で同氏製作のウルトラギャラクシー風ゴモラにあわせ、サイズが大きめになった。
とはいえ元々は他の『怪獣大決戦』キャラと同じくらいのサイズなので、それらにサイズをあわせても違和感はない。

技構成などは昭和版の2代目ラドンのイメージで作られている。
飛行能力は無いが、ジャンプ力は高めで2回まで空中ジャンプができ、空中ダッシュも可能。
また地上ダッシュは空中判定になっているため直接ジャンプ攻撃を出すことができる。
食らい判定はきちんと足から胴体、頭まであるが、翼には食らい判定が無いので注意しよう。

技は前方及び斜め上に飛ばせる飛び道具の竜巻や、空中から急降下する技などいかにも飛行怪獣といったものが揃っている。
高さのあるステージでは、ラドンフォールのダイナミックな動きが余すところなく見えるため、非常に動画栄えする。
+ 特徴的な技の解説
  • ラドンサマー
GCの『ゴジラ怪獣大乱闘』で平成版ラドンが使っていた技を元にした、空中でとんぼ返りして攻撃する技。
攻撃判定が当てやすく、サマーソルトキックのような感じの使い勝手のいい技なのでうまく使いたい。
強版は発生の遅さがネックだったが現在は更新で改善されている。

  • メガハリケーン
2011年7月の更新で追加された超必殺技で、巨大な竜巻を前方に飛ばす。
無敵はないが威力が高く、強ラドンサマーからの追撃として使える。

  • ラドンフォール
掴んだ相手を空中に持ち上げて地面に叩きつけるコマンド投げ。
無敵が長いため割り込みに使いやすくかなり強力な技となっている。
ちなみに以前は通常必殺技だったが2011年6月12日の更新で1ゲージ消費の超必殺技扱いになった。
最新版では空中で出すことも可能になりその場合は斜め下に向かって飛びかかる。

  • 超音速衝撃粉砕波
2ゲージ消費の強力なアレンジ必殺技。名前の元ネタはファイナルウォーズ版ラドンの技。
画面外に消えた後画面内を横切るように飛行してソニックブームで攻撃するという実にラドンらしい攻撃である。
使用中はラドンに食らい判定が無く無敵となり、ガード可能(ただし空中ガードは不可)だが妨害はできない。
のりもののひき逃げっぽく見えるかもしれないがラドン本体に攻撃判定は無く、飛行時に地面に発生する衝撃波に攻撃判定がある。
ダメージは通常のキャラなら衝撃波+落下ダメージで合わせて5割ほど。
こちらも最新版では空中での使用が可になっている。

デフォルトAIは搭載されていないが人操作でも充分戦える性能の技が揃っている。AI作成や改変は自由とのこと。

kuron氏が外部AIを公開している。最新版対応。
あくまでできればだが、使う時には最新版のAIを使ってくれるとありがたいとのことなので、使用前には更新を確認しておこう。
以前は強力なコマンド投げを駆使して圧倒してくる強力なAIだったが、本体更新でコマンド投げが1ゲージ技になって弱体化した。

飛び道具や素早いダッシュで接近してからの通常技でラッシュをかけ、固まった相手に投げ超必をかけてくる。
ラドンサマーを使用することはなく、基本的にはガン攻め寄りのAIとなっている。
自分から攻めていくところや通常ジャンプが微妙にゆっくりしていることもあってか
AI戦では無敵対空などで迎撃されやすく、立ち回りにはムラがある。
ラッシュで固まってくれる相手なら投げ技の類で崩したりもできるのだが、
接近に合わせて堅実に反撃をしてくるようなキャラ及びAI相手には分が悪い。

飛び道具には特に弱く、怪獣同士だとmuu氏改変版のゴジラやキングギドラ等にはやや不利。
また、飛び道具と対空技を兼ね備えているガイガンに対しては相性最悪でまず勝てない。

対空の立ち回りに欠けるガボラ恐竜戦車相手ならいい勝負は可能だし、
相性が悪いガイガン以外なら強ランクの怪獣大決戦キャラとも悪くない勝負ができる。
タッグにも今回の更新で対応。相手に突っ込んで行くAIのため、タッグだと敵側で孤立して先にやられることも多いが、
囮として機能することもあり、相方次第で普通には戦える。
もしタッグで使うなら相方は飛び道具が豊富な後衛タイプのキャラが適任。
ラドンは相手の攻撃を受けてもパートナーの飛び道具でカットされるため継続して攻めることができる。
同じくインファイトの得意なキャラと組んでも悪くはないが、相手側に切り返されると逆にまとめて返り討ちにされてしまうというリスクがある。
同クラスの怪獣でいうなら後方支援に最適な飛び道具と突進技をもつメガロ+がおすすめ。
接近戦は苦手だがハイパー放射熱線による砲台が強力な援護になるmuu氏改変版ゴジラなども悪くない。
また、muu氏版ゴジラ、メガロ+ともども超必殺技は固有の怒号ゲージに依存するため
ゲージを使われるということもないので、ゲージ技が強力なラドンにとってはありがたい。

+ RIGHT氏製・狂改変版
  • RIGHT氏製・狂改変版
また、無限ロダにてこのラドンがRIGHT氏によって強化改変されたものも公開されていた。
最新版は2011年2月14日公開版だったが、現在はDLできない。ディスプレイネームは「RADON_S」となっている。
アーマーはもっていないが攻撃力・防御力の向上、無敵時間の増加、体力やゲージの常時回復が追加されており
特に体力の自動回復速度は一般的な火力ではまともにライフを減らす事さえできないほど。
AIは無いが高火力、高回復と無敵が特徴の狂キャラで、怪獣キャラならトラウマガメラギャオスに近い性能と強さランクである。
AI無しでもシラリージェロニモンといった狂中位クラスの怪獣に勝て、ゼットンを倒すことさえあるほどの強さを誇る。
ただし即死耐性や大ダメージ無効は無いのでギャオスの超音波メスやゼットンのファイナルビーム、
改変ゴジラやバガンの一撃必殺技などなら撃破は可能。

以前は狂上位キャラに歯が立たないことが多かったが、最新の更新によって無敵が増えたことにより、
狂上位キャラとも互角に戦えるようになった。

+ muu氏製・大怪獣決戦風ラドン
  • muu氏製・大怪獣決戦風ラドン
2013年1月1日公開開始。『ゴジラ爆闘烈伝』にしか登場していないラドンを『ゴジラ 怪獣大決戦』のシステムに合わせてアレンジしたラドン。
氏が制作した他の大決戦キャラとシステムは共通で、ショックゲージや怒号ゲージを搭載している。
技のコマンドも「爆闘烈伝」とは変わっていて、「爆闘烈伝」では相手と接触するだけで発動した組みつきも、ちゃんとボタンで組みつくようになっている。
怪獣大決戦版の旧メカゴジラのように、空中を飛行することも可能である。
また怒号ゲージマックス時に使える超必殺技として、『暴風』という爆闘烈伝に無かった技も搭載されている。
縦に巨大な竜巻を発生させて前方を攻撃する技だが、あまり横方向の遠くまでは届かないので注意しよう。

さらに6~12Pでは「爆闘烈伝モード」になることができる。
ジャンプがボタンだったり、接触するだけで組みつけたりするため、こっちの方が慣れてるという人はこちらの方を使用するといいだろう。
デフォルトでAIも搭載されており、AI戦では他のmuu氏の怪獣大決戦キャラと同じくらいの、一般キャラと言える強さを見せてくれる。

+ くねくね氏製「現代格ゲー風アレンジラドン」
  • くねくね氏製「現代格ゲー風アレンジラドン」
2013年3月28日に公開されたラドン。怪獣スレ3の545で公開されている。
氏の「アレンジゴジラ」同様になだげつ氏版をベースに現代格ゲー風のアレンジがされており、
ブロッキングのように使える『G細胞』や『緊急回避』などの特殊システム搭載されている。
『G細胞』は打撃や飛び道具へのブロッキングとして使えるが、投げは防げず、ミスすると大きな隙をさらす当身技である。
『緊急回避』は投げ以外の攻撃に無敵の移動技となっており、回り込みのようにも使える。
前ダッシュでは斜め上に上昇しながら飛行するようになっているのが大きな特徴で、ジャンプ力も高い。

他の製作者のラドンと比べると、通常投げが相手を切り裂く技になっていたり、
飛び道具が空気の刃を飛ばす技になっているなど、竜巻を放つ攻撃が無く、
技の種類や演出が原作ゲームと大きく異なっているのも特徴。
とはいえ演出も格好いいものに仕上がっており違和感も無いので問題なく使えるだろう。
超必殺技も口から熱線を吐く「ファイヤーラドン」という技になっている。

readmeによるとコンセプトは接近戦の主体のラッシュキャラとのことで、コンボがよくつながり機動力も高い。
その分怪獣大決戦のキャラや同作者の他のキャラより単発火力は低めになっている。
まだα版でありAIも搭載されていないが、AI作成は自由(誰か作ってくれる人を募集)とのこと。


出場大会

出演ストーリー



*1
余談だが、同作のパンフレットの「ものがたり」では、
怪獣たちが集められている施設「怪獣ランド」が「怪獣ラドン」となっているというすごい誤植がある。それも1か所だけではなく同一ページ内で3か所も
これを書いた人はそんなにラドンが印象に残っていたのだろうか…?