メインパイロット
「多少の無茶は、承知の上だ!」
メインパイロットは ヒューゴ・メディオ。 オべロン社社長でも アンドレっぽい人でもない。年齢は20歳。
ファンからの愛称は「兵庫」。 またはヒューゴゴ、ヒューギ、ピャーゴ、ヒョードル等々…
CVは『 ストIV』の リュウや、『 遊戯王DM』の城之内克也等を演じる
高橋広樹
氏。
初期案の名前は「 イグニス」だったが、既に同名のキャラが別作品に登場していた事から変更されたという裏話がある。
かつて連邦軍特殊部隊「クライウルブズ」に所属していたが、 デビルガンダム
(『OG』シリーズでは イェッツト・レジセイア)との戦いでヒューゴと隊長であるアルベロ・エスト以外は全滅。
彼自身も瀕死の重傷を負った所をミタール・ザパト博士に拾われ、彼が主導するツェントル・プロジェクトのテストパイロットになる。
幼少の頃に貧困生活を送っていた事(部屋に生えた茸を食した事もあるらしい)、
そしてアルベロの教えから生への執着心が強く、また日本文化にも詳しい。
風呂に入るのが好きなのだが、とある理由で仲間と混浴する事を避けている。
+
|
とある理由とは(『MX』ネタバレ注意) |
ミタールに拾われた際、体の半分をサイボーグ化されてしまい、それがバレないために隠している。
また、一定間隔で薬を飲まなければ生きていく事が出来ず、その薬を得るためにミタールに協力している。
『MX』の世界では元の体に戻す事は可能なのだが、ミタールの策略で薬を飲まなければ生きていけないように体を調整されてしまったのだった
(なお、中盤に薬無しでも活動出来るよう、ミタールに再調整される。PSP版でも薬無しでOKとはいかないが大幅緩和)。
全ての問題が解決した後は、体を元に戻す事に成功している。
|
決して人気が無かったり悪いキャラだったりするわけではない(少なくとも某 mstsnよりは言動・思考が安定している)のだが、
『MX』は『α』以降のスパロボにしては珍しく、シナリオ面でオリジナルの話を全面に押し出した作りではなかった
(むしろ参戦作品ごとのクロスオーバーを重視したシナリオだった)ために、ネットでは上の画像のコメントにあるように 空気キャラ扱いされてしまっている。
一応、背負ったドラマやオリ敵との因縁はちゃんと主人公しているのだが……。
極め付きに、よりによってPSP版の追加イベントでパートナーに ヒューゴゴと 誤植されてしまったため、ファンからは名前ネタでイジられる羽目に。
彼が悪いんやない、ライバルとラスボスが濃すぎるんや……。
しかし、こうして彼が名前とか空気ネタでいじられている横で、
ガチで話題にすら上げてもらえない、作品自体が空気な主人公も何人かいるわけで(ry
『第2次OG』においては『MX』がメインストーリーの一角になっていた事もあり、ストーリー面においての影の薄さはあまり感じられなかった。
また、コミュ力に定評のある『D』男主人公ジョシュア・ラドクリフとも信頼関係を築くなど、色々と美味しい立場であった。
戦闘のプロとネオ・ジオンの強化人間がすっごい顔で見てるぞ
+
|
『第2次OG』ネタバレ |
同作においては初出の『MX』と違い、ザパト博士が所属しているガイアセイバーズと敵対しているために「薬が補給できない」、
「後継機イベントで薬いらずにもならない」と『MX』より体調問題が深刻化している。
更に、体の不調に関しても「ラズナニウムの侵食により最終的に死ぬ」など寿命問題のある人造人間達よりよっぽど死が近い状態になっている。
そのため、自分がいなくなってもTEアブソーバーを動かせるようにアクアに操縦の訓練を指導している。
挙句の果てに途中のイベントで「AI1に吸収される」など、初出より波瀾万丈な人生を送る羽目に。
まあ、吸収後も後継機イベントで帰ってくるし、薬に関してはガイアセイバーズを出奔したエリック・ワン博士がガメてきたのでいくらか改善されるが。
EDでは『D』の主人公達やアクア共々教導隊預かりとなっている。
|
サブパイロット
「待って!イエローゾーンなのよ?」
サブパイロットはアクア・ケントルム。
声の担当は『 幽☆遊☆白書』の雪菜等を演じる
白鳥由里
女史。
ツェントル・プロジェクトに参加しヒューゴのパートナーとなるが、
ヒューゴは経験の浅いアクアを機体の出力制御係以上には見ておらず、その点をアクアは若干不満に感じている。
また、 小学生・中学生といった年少者が多い味方部隊の中で、23歳という年齢を気にしている。
何気に相方のヒューゴより年上の姉さん女房なのだが、そのせいで同じく姉さん女房カップルだった
某がっかりウルフ& わお!なお姉さんと比較されるネタも少なくはなかった
(余談だが、リアル系主人公機の後継機はその2人の愛機を変形機能でくっつけたような機体である。ただし機動性重視と装甲重視が逆)。
共演した『第2次OG』では「エースパイロットの男女ペア」という事で理想のパートナー像となっている。
エクセレンへの第一印象は「かっこいい」。
ちなみに初出時の年齢はアクアとエクセレンは同い年の23歳だったりする。
水着のように見える服装は「DFCスーツ」と呼ばれるもので、TEエンジンを調整するのに欠かせないものなのだが、
本人は着たくないらしい。 「このままお風呂に入れる」などと発言したり、それにしてはノリノリな場面もあるが
ちなみに『OG』世界で『MX』本編にあたる時間よりも前(『MX』プロローグの前後あたり)を描いた『OG外伝』においても、
同じくセクシーな格好をしている(とはいえこれよりは数段マシ)。
ラミアを見て「私にはあんな格好とても無理」と考えていた。要は「押すなよ、絶対押すなよ」的なネタ振り。
また、元々『MX』において実は良家のお嬢様であるという設定があったが、『OG』においては親が政財界の実力者であり、
「 自分の力で将来を切り開くために親の反対を押し切ってパイロットに志願した」という過去が明かされている。
戦いの中でヒューゴとは互いに認め合うようになり、後継機では機体が2つの形態を持つようになるため、後にパイロットも務める事となる。
基本的には明るく真面目な性格なのだが、感情的になりやすい部分もあり、話に乗せられてノリツッコミをしてしまう事もある。
また、『OG』では有名人であるカイ・キタムラやラミアからサインをもらおうとして、
緊張のしすぎで呂律が回らなくなってしまうというアレな姿を見せた事もある。まあ、この時点ではまだ新兵だしねぇ。
なお、『第2次OG』においても「比較的に年長組ながら実戦経験の無い新米」という微妙というか絶妙な立ち位置にあり、
周囲の年下の先輩達にフォローされながら成長していくという展開が見られた。
ちなみに、ファンの間で相方が名前や空気ネタでいじられている横で、
彼女はこれだけネタ満載にも拘らずほとんど話題に上がらなかったりしている。
こうなってくると、ヒューゴを影が薄いといじるのも考えものな気がしないでもない。
|