シーハルク

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シーハルク - (2015/01/16 (金) 20:39:21) の編集履歴(バックアップ)


マーベルコミックスに登場するヒーロー。女性なので「ヒロイン」と呼ぶべきだが活動内容は「ヒーロー」である。
愛称は名前をもじって「シャルキー」(Shulky)。

本名ジェニファー・ウォルターズ。
ハルクことブルース・バナー教授のいとこで、ある時重傷を負った際にブルースから輸血を受けたことで、ハルク同様の緑色の肌と超怪力を手に入れた。
ハルクほど極端ではないが大柄な体に変身しており、戦闘時は身長約2m、体重約300kgという人間離れしたスペックになる。
筋肉密度=パワーという設定なのだろうが女性キャラにこれはどうなのか。

変身後に知性を保っていられるかどうかストーリー展開の都合で頻繁に設定変更される不安定なところのあるハルクと違い常に知的で、
その知力も弁護士業務でヒーローたちを法的な側面からサポートするほどの敏腕、もちろん美女でお色気満点という完璧超人。
実は第四の壁を突破しているというお得すぎるキャラ。あと全裸縄跳び。

格闘ゲームにおけるシーハルク

カプコンの格闘ゲーム『MARVEL SUPER HEROES』で、エンディングで救出されるヒーローたちの中にいる。
その後しばらく出番が無かったが、『MVC3』にプレイヤーキャラとして登場した。

ここでは主にアッパーバージョンであるUMVC3での性能を記載する。
ハルクのいとこというだけあって体力の高いパワーキャラであるが、彼女は投げの多いややテクニカルなキャラになっている。
ハルクとの違いはアーマーを持つ技がほぼないことや遠距離用の技や飛び道具を一切持たないこと。そのため考えなしに遠くの相手に触りに行くことはハルク以上に難しい。
通常技のリーチは長いが、UMVC3で小足が連打キャンセル不能になったりしゃがみ強の移動距離が短くなったりしたので、密着戦はやや弱くなった。
特徴的なのは22Sのクラウチングという技で、クラウチングスタートの構えを取りそこから様々な派生技を繰り広げる。
この技からの派生はダウン拾い、技の隙のキャンセル、移動技からの立ち回りなどいろんな場面で使うことになる。
慣れは必要だが、うまく使えれば独特な緩急をつけた攻めが可能になる。
他には236攻で出るコマンド投げのヘヴィストライクも決まれば長い拘束時間から様々なコンボにつないで行ったり、補正切りにも用いられる。

HCは3種どれも優秀。コンボに用いられる「エメラルドキャノン」、対空投げの「クリミナルランドリー」(通称ハイヤフー)、そしてLv3HCでコマンド投げの「デンジャラスドライバー」。
特にデンジャラスドライバーは切り返しにも使え、さらに決まれば追撃でコンボも入れられる。
この技の演出は「暴走運転する車から相手を守るために突き飛ばした後に暴走車を生身で受け止め上にブン投げるが、投げた車が相手の上から降ってきて大爆発を起こす」というもの。
投げが成立すれば上記の演出に入るが、投げが成立しなくても暴走車が画面を横切るのが大きな特徴で、この車は耐久力が高く発生保障もあるので、投げが成立しなくてもシーハルク側にリスクがない。それどころか車を盾に中下段の択を仕掛けたりもできる。
ラス1の状態からガード硬直をXファクターでキャンセルしこの技を決めれば、追撃も含めて簡単に火力が出るので逆転力はかなり高い。

しかし、アシスト性能はそこまで強くはないこと、画面中央でのダウン拾いが難しいこと、DHCがエメラルドキャノンしかない上に壁バウンドを使う(壁バウンドや床バウンドはコンボ中各一度しか使えず、二度めは相手が即復帰してしまう)などの癖もあり、一緒にチームを組む相方はよくよく考える必要がある。
体力の高さやアシストによるエリアル拾い直しを利用した高火力を生かした先鋒、ディレイドクリミナルランドリーや生交代コンボのいかせる中堅、高い逆転力を持つ大将などそれぞれどのポジションでも強みはあるので、うまく使っていこう。

MUGENにおけるシーハルク

ワンダーウーマンカラーパレットを変えただけというのが以前存在したらしいが、
thepaniqd & silentripper氏によってきちんとしたシーハルクが作られた。
マヴカプ形式の6ボタン操作でエリアルレイブなども搭載。
AIも搭載されている。MUGEN1.0以降専用。

前述の女性キャラとは思えない体重を表現しているのか、歩くだけでどすんどすんと凄い音がする。
カラーパレットの中には肌が肌色になるものがあり、
こうなるとシーハルクに見えなくなってしまって誰だか分からないという恐れが……

出場大会