ドノヴァン・バイン

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ドノヴァン・バイン - (2012/07/17 (火) 21:44:19) の編集履歴(バックアップ)


ヴァンパイア』シリーズのキャラクター
この項目では、彼に付き従う幼女「アニタ」と謎の人物「ディー」もまとめて解説する。

ドノヴァン・バイン






「神も悪魔も
  私の罪を赦しはしない」

 初出作品:ヴァンパイア ハンター Darkstalkers' Revenge
 出身地:不詳
 生年月日:不詳
 身長:194cm
 体重:98kg
 種族:ダークハンター

「立ち向かうこと すべてはそこから始まる」
「運命の狩人」
ヴァンパイア』シリーズの2作目『ヴァンパイアハンター』でレイレイと共に登場した新キャラ兼主人公。
しかし今一人気がなく、使い勝手も悪いために半ば空気化している。主人公(笑)
また同シリーズでのストーリー上の扱いが最悪と言っていいほどで、全キャラ中で唯一ハッピーエンドが存在しない。
しかも続編『セイヴァー』ではリストラされた。
『スーパーパズルファイターIIX』に出演した際は強力な攻撃パターンを手に入れ、攻略本のダイヤグラムでは堂々の1位を獲得している。
(なおこの時のドノヴァンは「2頭身なのに言動はシリアス」で逆に周りのキャラからかなり浮いていた)
しかし、続く『ポケットファイター』では 満場一致 生身で戦わないデビロットよりも早くリストラが決定してしまった。
担当声優は『ハンター』ではデミトリと同じく檜山修之氏。『セイヴァー』以降は小杉十郎太氏。
『パズルファイター』では岩永哲哉氏。OVAやドラマCD及びカセット等では石塚運昇氏、置鮎龍太郎氏らが担当した。

余談ではあるが、『ハンター』のOVAで主人公に抜擢されるも、作品自体のあまりにも酷い終わり方のせいで
ソードマスタードノヴァン 」と呼ばれていたりする。

最近では、アークシステムワークス制作のBLAZBLUEのプロデューサーである森利道氏の持ちキャラとして有名だろうか。

キャラクター設定

  • 『ハンター』
彼は幼少期、母と共に転々としていた頃に訪れた町の住人達に罵倒され、襲われたのをきっかけに己の中に流れる血が暴走、
大量殺人を引き起こし、自分が魔族との混血(ダンピール)であることを知る(このとき、母を自分の手で殺したことを悟った)。
それ以来、自身の魔族の血を呪い仏門に入り、チベットの寺院に篭りながら長い修行に打ち込む。
しかし仏の教えも彼を救うことは出来なかった。血の疼きは収まることはなく、その絶望を糧にダークハンターとなる。
そんな折、立ち寄った孤児院で超能力を持つがゆえに迫害され、感情を失った少女アニタと出会う。
その姿を幼き日の自分と重ね合わせたドノヴァンは、孤児院からアニタを引き取り、供に行動するようになった。
やがて自分が完全な魔族になってしまうことを悟ったドノヴァンは、
これ以上自分やアニタのような悲しみを生まないためにも全ての魔を狩ることを誓い、ダークストーカーズとの戦いへ身を投じていく。

エンディングではダークストーカー達の返り血を浴び、既にダークストーカーそのものへと変貌してしまった。
変わり果てていくドノヴァンを見て、アニタは涙を流し失われていた感情を取り戻した。
そして10年後、成長したアニタは姿を消したドノヴァンを思い返し身を安否する。
しかし、その後のエピローグでは、ルーマニアの森の中にある闇の住人の館に若い娘を拉致して生き血を吸う、
悲しげな瞳をした魔物の存在が語られる。
この魔物こそが完全にダークストーカーと化したドノヴァン。
彼は僅かに残った理性にしがみつきながら闇と戦いアニタの名を呟くという悲劇的な終幕となっている。

人間と魔物との混血児「ダンピール」であり、魔物を憎む寡黙な魔物ハンターという設定、
さらには、後述するドノヴァンが変貌したキャラクター『ディー』の名称からして
アニメ化もされた菊池秀行の小説『吸血鬼ハンターD』の主人公"D"を明確にモデルにしていると思われる。

  • 『セイヴァー』(家庭版)
「アニタと出会った日の晩に魔剣ダイレクを介し、アニタの悪夢の世界(未来の世界での魔次元)に迷い込む」という
『ハンター』より過去の時代の設定になっている。
悪夢のために敵側に付いているアニタを見て、ドノヴァンは悪夢を打ち払うために魔次元で戦い、奔走することになる。
エンディングではジェダを倒し魔次元を消し去ることに成功するも、
ジェダの言葉からアニタが重大な使命を背負っていることを知り、
全てのダークストーカーを倒すまで、人の血に賭けてアニタを守ることを誓う。
そして『ハンター』へ。

また実質シリーズ最終作の『ダークストーカーズコレクション』に魔族化したドノヴァン=ディーとして登場する。
魔族化した後の彼の物語は後述。

+ 魔剣ダイレク
元々は「忌まわしい力を発するもの」とされて寺院に封印されていた物をドノヴァンが発見して接収した。
実は魔界生物の一種で、ドノヴァンの力を増幅する効果を持つ。
ドノヴァンが数珠を身につけているのは、ダイレクを制御するため。
ゲーム中では必殺技「キルシュレッド」でダイレクを突き刺したまま放置しておくと、イライラし始め、最終的には眠ってしまう。
というように終始シリアスなドノヴァンとは違い結構コミカルな演出も見られる。


キャラクター性能

弱い

とにかくこの一言に尽きる。
牽制技の性能が酷すぎて全く役に立たないし、投げ(なぜか弱い通常投げ)、中段(飛び込みと神の足のみ)、
めくり(当たり判定の大きいキャラ以外には裏落ちできない)、
対空(弱すぎる下強P、出が遅い癖に早出しするとジャンプ攻撃に素で負ける変身)などロクな性能ではない。
剣刺してナンボだが剣を刺すと本体が弱体化してしまう。
当時ACゲーム専門誌ゲーメストで流行っていた「対戦相性ダイヤグラム」では、
ドノヴァンは下から2番目と最悪に等しい評価を受けた(最弱はビクトル)。
開発当初は必殺技が強すぎた(連発しているだけで相手は近づけない)ため、
弱体化した結果微妙な性能のものばかりになってしまったという悲劇。

具体的にいうと、剣を使った攻撃は剣に食らい判定なし+剣を覆い尽くす攻撃判定があったが
ロケテにおいてその凶悪さが露呈し、剣の攻撃判定は刃の部分に僅かに付くのみで
食らい判定が剣にまで付けられるという弱体を食らった。
レバー入れ強Kは発生が早い中段でそこから繋げてダメージを奪えるという鬼のような仕様だったのが修正され、
発生がかなり遅く・判定が弱く調整された。
必殺技のエレメンタルソードは全性能が凶悪すぎたため全体的に弱体調整。
さらに、超必殺技のチェンジイモータルは鬼のような削り性能のため、相手にガードされようがお構いなしにぶっぱ上等技だった。
(ロケテでは1Rでゲージを温存し2Rでチェンジイモータル連打という戦法が猛威を振るった)

だが…剣を使った連携が非常に強力でガード困難な上に一発決まれば3、4割は奪えるため侮ってはいけない。
地味だが、研究されるにつれて微妙にランクが上がっている模様(それでも中の下だが)。

家庭用『セイヴァー』、『ハンター2』では立ち弱P6連発>立ち中Pで5割減るコンボや
飛び道具の逆ガード現象(エイジス連携みたいなもの)
システムの変更によりできなくなったので面白さ(強さ)がさらに失われた。
と言っても『セイヴァー』、『ハンター2』でコンボの火力が減ったのは殆どのキャラに言える事だし
『ハンター』では剣の無いときに攻め込まれるとほぼ手詰まりだったのに対して
アドバンシングガードの追加により切り返しし易くなったため、戦いやすくはなっている。



アニタ






「いらない…」




ドノヴァンのうしろを背後霊のようについて歩く少女。
孤児院で暮らしていた彼女をドノヴァンが引き取ったのをきっかけに
行動をともにするようになった。
超能力者だったがゆえに迫害され、それが原因ですべての感情を喪失。
母の形見らしい首のない人形を、いつも肌身離さず持っている。*1
身長84センチ。体重13キロ。
ドノヴァンと供に行動する無口な超能力少女。
首の無い人形を抱え、時々体からオーラを発したりなどの独特な不気味さで
『ハンター』当時は影の薄い保護者を差し置いてカルトな人気のあったキャラクター。
担当声優はゲーム本編では『セイヴァー』以降、氷上恭子氏が出演。
OVAやドラマCD及びカセット等では矢島晶子氏、椎名へきる氏、こおろぎさとみ氏が演じた。

戦闘中はドノヴァンの動きに従って移動するが、所謂オプションキャラではなくあくまで背景キャラであり攻撃は勿論行動も操作出来ない。
因みに『ハンター(2)』ではドノヴァンの後ろを付いて回るが、『セイヴァー(家庭用・2)』では逆に敵側に付いている。
なお、『セイヴァー(AC版)』にドノヴァンは 一切登場しない が、 アニタのみ 朧ビシャモンを倒した際の隠しEDに登場している。

『ハンター』のエンディングでは10年後の姿が登場し、ローズっぽい衣装で登場していた。
また、『ダクコレ』でのディーのエンディングでも違う衣装の成長アニタが登場している。
こちらの方では(おそらく)ダークハンターとなっており、ダークストーカーと化したドノヴァンと対峙する。詳しくは後述。
+ 成長アニタ
  • 『ハンター』ドノヴァンのエンディングより
  • 『セイヴァーアレンジ』ディーのエンディングより

実は彼女、 人間界の統率者たる使命を持って生まれてきた という重大な裏設定がある。
この設定は当初公開されておらず、『セイヴァー』のジェダエンディングにて微かに
「あちら側の統率者……あの女の、真の目ざめの前に…」 という台詞でその存在が示唆されていただけだったが、
その事についての問い合わせが多かったことから、後からこれはアニタのことであると雑誌で公式発表される事態になった。
おそらくはシリーズの続編作品で活かされる設定だったはずなのかもしれないが、
『セイヴァー2』、『ハンター2』の評判や業務成績が振るわずシリーズ自体の存続が難しくなったこともあり、
この設定が日の目を見る事は無くなってしまった。
(一応、家庭用『セイヴァー』でのドノヴァン使用時のラスボス戦前会話で、
 ジェダが「彼女(アニタ)を連れてきてくれた事に感謝する」といった旨の発言をしている)
魔界の統率者として生まれてきたかのような境遇を持つモリガンとの関連性が気になるところではある。


キャラクター性能(アニタ)

上記の通りカルトな人気があり、ドノヴァンとは違い色々な作品でゲストキャラとして登場している。
格ゲーにおける操作キャラとしては『MARVEL SUPER HEROES』にて隠しキャラクターとして単体で登場。
豪鬼と同じく、後のVSシリーズに先駆けてマーヴルキャラと共演したカプコンキャラクターである。
リボンをつけたミニサイズの魔剣ダイレクを使用し、6ボタンチェーンと(一人だけ)4段ジャンプが可能。
アニタの技の中で特に代表的なものがインフィニティスペシャルの「LOVE FOR YOU」で、
人形の頭を98個飛ばし、密着ならヒットしてもガードしても7割以上の体力を奪うという凶悪な性能を持つ。

他にも豪鬼リンリンを召喚してドノヴァンの技の真似をしたり、
地上の相手に空中チェーンが永久コンボで繋がったりなどなどまさにやりたい放題。
しかも身体が小さいので相手の攻撃もほとんど当たらず、文字通り同作の最凶キャラとなっていた。
ただしアーケード版で使う場合は特殊な設定が要るため普通はお目にかかれない。
ちなみに勝利時の一枚絵は用意されておらずゴリラのおっさんの使いまわしで、
勝利メッセージもスタッフのお遊び的な文章なため勝利後の画面はかなりカオスな事になっていた。

落ち物パズル『スーパーパズルファイターIIX』でも、家庭用に隠しキャラとして出演。
元々AC版で最強と言われたドノヴァンの落下パターン+攻撃力1.25倍という性能を誇り、
こちらでも問答無用の最強キャラとして君臨している。ついでにこちらも「LOVE FOR YOU」を射出。
(ただし、DC版やXBLA版などではドノヴァンの完全コンパチキャラになっている)

また『MARVEL VS. CAPCOM』ではスペシャルパートナーとして登場。
念動力で剣や絵など複数の物体と稀に ドノヴァン を回転させ、飛ばす。



ディー








「戦わなければならない理由
                    それを探して私は戦う」


   初出作品:ヴァンパイア ダークストーカーズ コレクション


PS2ソフト『ヴァンパイア ダークストーカーズ コレクション』(通称『ダクコレ』)に収録された、
アレンジ版『セイヴァー』『セイヴァー2』及び『ハンター2』に限り特殊な条件を満たすと使用可能になる所謂隠しキャラ
デミトリ・マキシモフの通常技とドノヴァン・バインの必殺技を使う、デミトリに似た容姿を持つ謎の男。
胸のタイの根元についている球体はドノヴァンの数珠と共通点かと思いきや、この球体から出るビームはフォボスの必殺技のビーム。
ぶっちゃけデミトリの首から上をドノヴァンに挿げ替えただけだが気にしてはいけない。
そもそもセイヴァーで没になったドノヴァンのデザインなので実質使い回し。
担当声優はデミトリとハンター期のドノヴァンを演じた檜山修之氏。
+ メストのセイヴァームックから抜粋
メスト: なるほど。では早い時期からこの3キャラ(ドノヴァン・パイロン・フォボス)は
     リストから外されていたのですか?

船水: いや途中まではいました。
    ドノヴァンは顔換えキャラとしてデミトリみたいな感じでいましたね。
    (中略)もうほとんど完成させてたんだよね。

その正体は台詞や技から察するにダークストーカーと化してしまったドノヴァンと思われる。
魔界を孤独に彷徨いながら己の存在理由を模索している様子。
魔に堕ちた証明であるのか背に持つ魔剣ダイレクは血の如き真紅に染まり、呼び出す精霊達も皆紅く禍々しいものとなっている。
虚無的な思考をしているらしく勝利台詞は暗く希望の無いものが大半を占め、記憶を失っている事を示唆する台詞もある。
その変貌振りはどこかコーディーを彷彿とさせる。
+ ディーの勝利台詞の一例
「教えてくれ…私は誰なんだ?」
「ただもう…疲れたよ 慣れることも飽きることも出来ない」
「この出会いもまた足早に私の記憶から零れ落ちる」
「大切な何かを失った…それだけは忘れられぬのだ」
「自らに課した宿命 いまだ模糊としてつかめぬまま」
「積み重ねた時間が生ならば なんと我が命の浅はかなことか」
}

+ “血”についての考察
ディーでアーケードモードをプレイした場合、乱入戦ではデミトリが出現する。
ディーに対峙した時、デミトリは「貴様を倒せと魂が叫ぶ 理由はわからぬが」という意味深な台詞を言う。
この台詞から考察するに、ドノヴァンがハンターEDで魔物と化した際、
月明かりの夜に若い女の血を吸うというまるで吸血鬼と成り果ててしまったかの様な描写は、
ドノヴァンの引く忌まわしい血が吸血鬼のそれという事を示唆するのだろうか。
もしかするとデミトリの魂はディーに自身と同じ種族(もしくは血族)の気配を感じたのかもしれない。
(『ハンター』でのドノヴァンステージがデミトリの出身地と同じルーマニアという事、
 そしてデミトリのステージ(居城)に酷似している点も、両者の関連性を連想させる)

ただし勘違いされやすいが「ドノヴァンの実父がデミトリ」という訳ではないらしく、
『ハンター』当時から噂があったものの「ALL ABOUT ヴァンパイアハンター」で既に否定されている。
また、デミトリはパイロン襲来まで100年間ずっと眠り続けていたので、
時系列から見てもドノヴァン(の母親)とは接触する機会がなかったと思われる。

「血は…恐らく知っている 私の過去、現在、未来を」

アレンジ版『セイヴァー2』『ハンター2』では難易度NIGHTMAREのときに限り隠しボスである朧ビシャモンを倒した直後に必ず乱入してくる。
最高難易度で挑まなくてはならない上に朧ビシャモンの乱入条件自体が厳しく、ディーとの対戦に辿り着くのは非常に困難。
その際はディーが通常では見られない特殊な演出で登場し、ステージも『セイヴァー』でのドノヴァンステージである
「REVENGER'S ROOST(復讐者の仮宿)」に似ているが、配色が同ステージの表裏カラーの両方とも異なる
ディー戦専用の特別なものが用意される。このステージはプレイヤーが対戦などで選択することはできない。
流れるBGMも『ハンター2』では『ダクコレ』公式サイトで流れる曲、
『セイヴァー2』では『クロニクル』オープニング曲のアレンジ版と双方で異なっている。
そして対ディー戦をクリアしてエンディングを迎えると、通常とは異なるBGM(後述のレクイエム)が流れる。


アレンジ版『セイヴァー』のディーでラスボスであるジェダを倒すと直後に何者かが乱入、
謎の少女(成長しダークハンターになったと思われるアニタ)が登場する。
そして『ハンター』でのドノヴァンステージで両者が対峙し戦いが始まると思いきや直後に画面が真っ白になり、
次の瞬間、雨の中墓参りをする少女(アニタ)を背景にしたエンディングテロップが流れ始める。
この時のスタッフロールで流れるBGMは、レクイエムを思わせるもの悲しく暗い曲になっている。

+ ストーリー上の時系列について
なお、家庭用『セイヴァー』ではドノヴァンのみ『ハンター』よりも過去の話となっており、
また『ハンター』のエンディングではドノヴァンは魔物と化してしまった(詳しくは上記のドノヴァンの解説参照)。
以上のことから、時系列順に並べると
  1. 家庭用『セイヴァー』のドノヴァンED(アニタと共に魔物達を殲滅する事を誓う)
  2. 『ハンター』のドノヴァンED(魔物化&精神崩壊)
  3. 『ダクコレ』内の『セイヴァーアレンジ』ディーED
の順に繋がると思われる……が、
『ハンター』END版の10年後アニタよりディーED版の成長アニタの方が微妙に若く見えるので謎である。
とは言え、『ハンター』と『ダクコレ』の発表には10年の開きがある為、単なる画風の違いに過ぎないかもしれないが。
(『ハンター』ENDがパラレル化、というよりは『ダクコレ』で設定変更がなされたものだと思われる)
ついでに、この時系列が正しいとするとドノヴァンは魔次元に二度も迷い込んだ事に…。

ちなみに、『ハンター』での成長アニタはローズのような服を着た明るそうな性格になっており、
「ときどき思い出す、あのひと…。今、どこにいるのかしら?」…と、ダークストーカーズとは無縁な人生を送っている様に見えたが、
ディーのエンディングに登場する後者は昔のアニタがそのまま成長したような陰のあるイメージで、
超能力もそのまま持っているようであり、墓参りの際に手から赤い光を放っている(この描写に関しては不明な点が多い)。
もし仮に繋がっているとすると、せっかく明るくなったはずのアニタがドノヴァンの末路を知り
ドノヴァン(ディー)を止めるため敢えてダークハンターの道へ進んだという事になりそうだが……。

「希望よりも真実を 安寧よりも終焉を」


キャラクター性能(ディー)

技はドノヴァンの必殺技&デミトリの通常技という構成。
ドノヴァン同様、大剣ダイレク(ただし色は異なる)を使った必殺技をメインに攻めて行くのだが、
通常技は便利なものが多くドノヴァンよりは扱い易いと言える。
それに加えて移動技の「ヘルダイブ」やレーザー状の飛び道具である「イフリートアロー」、
EX必殺技の「キルブレイド」と言った新技を使う事が出来、ドノヴァンともデミトリとも違う戦い方が出来る。
+ 技や特殊ダメージモーション等(YouTube)



MUGENでのキャラ解説

MUGENにおけるドノヴァン

+ Kong氏製作 MVCアレンジ仕様
  • Kong氏製作 MVCアレンジ仕様
MVCアレンジ+KONG氏アレンジということで原作より性能が大幅強化されている。
氏にしてはマイルドなアレンジだが強キャラとも十分に渡り合える強さ。
デフォルトでAIも搭載されており、Hardモードはもはや氏のお約束。

+ Zelgadis296氏製作 ヴァンパイア仕様
  • Zelgadis296氏製作 ヴァンパイア仕様
基本的には原作再現だが、一部未完成。
cafe氏によるAIが公開されている。

+ 白黒猫氏製作 真・ドノヴァン
  • 白黒猫氏製作 真・ドノヴァン
上記のKong氏のものの改変。
「キルシュレッド」を使うと溜まる念珠ゲージを使用して各種精霊を召喚する仕様に。一部ディーの技も使える。
その他ドット改変で精霊に下半身が書き足されていたり、性能も細かい改変が施されている。
デフォルトでAIも搭載されているが、改変・公開は自由。
現在は別府氏のサイトで代理公開されている。

MUGENにおけるアニタ

+ カムラット氏製作 MSHアレンジ仕様
  • カムラット氏製作 MSHアレンジ仕様
MSHでの性能をベースに、原作には無かったブリザードソード瞬獄殺などが新たに追加されている。
ただし、現在は公開停止中のため入手不可能。

+ O Ilusionista氏製作 アニタEOH
  • O Ilusionista氏製作 アニタEOH
こちらは原作とは性能が全く異なり、『アシュラバスター』のアリスのような独自アレンジとなっている。
使用する剣はダイレクではなく、同じく『アシュラバスター』のローズマリーの剣。
ストライカーで骸骨やビシャモン、色々なカプコンキャラなどを呼ぶ。

+ KILEAK氏製作
  • KILEAK氏製作
MSHをベースにした仕様。現在γ版のため搭載技は原作より少ない。

MUGENにおけるディー

+ Kung Fu Man氏製作
  • Kung Fu Man氏製作
外国の製作者Kung Fu Man氏がディーを公開していたが、現在は公開停止のためDL不可。
必殺技がなく、通常技も一部しか搭載されていなかった。

出場大会

ドノヴァン

シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み
更新停止中
凍結

アニタ

更新停止中

登場ストーリー



*1
ドノヴァンの一部の戦闘前ポーズと勝利ポーズに出現する、
アイアンメイデンと思しき拷問器具のような「ブラド=アブルードの棺」に人形の首が入っている。


「一筋の希望を捨てぬのが人 この絶望にさえ光は届くのだ」
「魔道とは己の心に巣食う闇 私は堕ちぬ、人の血に賭けて」
「私は、私の信じる道を行く 先に地獄が待っていようとも」

「私はダークハンター
   すべての闇を滅する!」

+ その先に待っていた運命は…

「願わくば永遠の苦悩を
我が身がこの時空にある証に」