ゲンムのレベル1。ゲーマドライバーで変身する。
黎斗は医療関係者ではなく、バグスター摘出をする事が無いため滅多に使用されないが……。
基本形態。
全体的に黒と紫の配色をした2Pカラーエグゼイドに見える外見。
チェーンソーとビームガンとして遠近両方に対応でき、ガシャットの読み込みやバグスターウィルスの収集・培養・散布なども可能な、
多機能装備「ガシャコンバグヴァイザー」を武器として用いる。
自転車を使ったスポーツゲーム「シャカリキスポーツ」のガシャットを使い変身する。
自転車の車輪を武器として戦う。
最初期から所持しており、このガシャットで自転車型の「スポーツゲーマ」のみを召喚して戦闘中の移動手段として用いる場面も多かった。
黎斗が自らライダーゲージを0にし、その力をガシャコンバグヴァイザーでデータにして吸収し完成した「デンジャラスゾンビガシャット」を、
ガシャコンバグヴァイザーが変形した新たなベルト・バグルドライバーと共に使って変身した形態。
Xはローマ数字の10を表すと同時に、未知数であるXを表す。
紫のゲンムとは打って変わって白と黒を基調とした正に死霊とでも言うべき禍々しい姿で、
変身後の動きもゾンビらしくぎこちない動きとなっており、素手での戦いを得意とする。
その一方で奪ったガシャットや武器を組み合わせるなど、製作者らしいライダーシステムを熟知した戦い方も可能。
特徴として、この形態はライダーゲージが常時ゼロのまま、
ライダーゲージがゼロになった際に一時的に変身者への戦闘ダメージを無効にする効果を再現・維持する仕様があり、
言ってしまえば常時無敵、もしくは死にっぱなしの、まさしく ゾンビのような不死性を実現している。
また、敵に攻撃をヒットさせると敵の能力を落とす能力も備えている。
ゲンムの外見や派生形態は基本的にエグゼイドの色違いや他のライダーもなれる姿だが、
このゾンビゲーマーの系列だけはエグゼイドは使用した事が無いゲンムのみの独自の姿で、ある意味ではゲンムを象徴する形態と言える。
エグゼイド達がそれぞれパワーアップを果たした事により、倒される事こそ無かったものの黒星を重ねていたが、
再生を繰り返す事で「『死』のデータ」をさらに取り込み、第21話にてレベルX(テン)からX(エックス)へとパワーアップ。
戦闘スペックが大幅に上昇し、ゾンビを増やすかの如く分身を生成する能力や相手の装備を腐敗させる能力が追加された。
しかし、エグゼイドのマキシマムゲーマーLv99の能力「リプログラミング」によりライダーゲージが復活して能力を無効化され、
さらに二度目の戦いでは変身者の変身適正を直接リプログラミングされた事で、ゲンムへの変身能力自体を失い変身不能になってしまった。
バグスターとなって復活した黎斗が、ゲーマドライバーとプロトマイティアクションXオリジンガシャットを使用して変身する。
姿はレベル2とそっくりだが、ボディスーツのラインや一部プロテクターが白くなっている。
本来ゲーマドライバーは、適合手術で抗体を得るなどしてバグスターウィルスへ適合した人間しか変身に用いる事はできない。
そして先述のように黎斗は変身能力を一度失った上に、復活して人間ではなくバグスターとなっている。
しかしこの状態が「人間の要素を持ったバグスター」であるため擬似的に条件を満たしたような状態となり、再度変身が可能となっている。
他のライダーに無い特徴として、「アンチバグスターエリア」を発生させ、ゲームエリア内におけるバグスターの特殊行動をある程度封印する事ができる。
手足には他のライダーの様なダメージをより効果的に与える機能の代わりに抑制プログラムを流し込む機能が搭載され、
接触している状態のバグスターのレベルを著しく下げる事が可能。
初登場時はガシャコンバグヴァイザーIIを武器として使用していたが、ポッピーに制裁用として取り上げられてしまい、
その後はエグゼイドと同じガシャコンブレイカーを剣モード固定で使用している。
一方でかなりの 紙装甲で、ダメージを受けるとすぐにライダーゲージが0になり消滅するが、
プロトオリジンの効果により残機が残っている限りコンティニューして即座に戦線に復帰する事が可能となっている。
この能力は変身前の状態や他形態でも有効で *2、コンティニューの度に 土管が床や壁から出現し、その中から再登場する。
初変身時点で残機は99。黎斗自身が 「コンティニューしてでもクリアする…!」と明言しているだけあり、
戦っている相手がしらけてしまう程に脆くしつこい。
バグ(バグスター)対策のような能力を所持している事から、所謂「デバッグモード」をモチーフとした形態であると思われる。
- ゾンビアクションゲーマーレベルX-0(エックスゼロ)
レベル0の状態でデンジャラスゾンビガシャットを回収した事により、再び同ガシャットを使用可能になった事により生まれた形態。
変身者がバグスター人間なのとプロトオリジンと併用してゲーマドライバーで変身する事がゾンビゲーマーレベルXとの相違点。
武器はガシャコンブレイカーを使用する。
ゾンビゲーマーレベルXを上回る基礎性能に加えて、アンチバグスターエリア、残機による復活、
ゾンビゲーマーに備わっている「デッドリージャマー」や相手の能力低下、幻惑・麻痺攻撃等も健在だが、
ゾンビゲーマーに備わっていなかったライダーゲージが復活しており、ダメージ無効化なども機しておらず実質不死身では無くなり、
それどころか 体力減少時に防御力を向上させる「メックライフガード」がオミットされているので、
やっぱり他のライダーが死なない程度のダメージでも簡単に死ぬかなりの紙装甲。
だが生き返るのをいい事に、生前のスマートな戦い方を忘れたかのような無謀なゴリ押しで攻める。
『【裏技】仮面ライダーゲンム』に登場した形態。
「マジックザウィザードガシャット」を使用する、 仮面ライダーウィザードフレイムスタイルをモチーフとした形態。
レベル1に変身し、直後にレベルアップしたため、レベル1での戦闘は行っていない。
ウィザードに似た足技主体の戦い方をする。作中では使用していないが、ウィザーソードガンや魔法も使用可能な模様。
『仮面戦隊ゴライダー』に登場した形態。
この作品に登場するバグスター「トーテマ」の力を纏ったゾンビゲーマーレベルX(エックス)。
トーテマは「倒せない敵」として設定されたバグスターのため、その力を纏ったこの形態も何らかの想定外がないと倒す事ができない。
『【裏技】仮面ライダーレーザー』に登場した形態。
ゲーム「爆捜トレジャー」内のセキュリティの一種であり、檀黎斗の変身したゲンムではない。
ヘルメットが無い事を除けばスポーツアクションゲーマーレベル3の色違い。
『アナザー・エンディング 仮面ライダーゲンムVS仮面ライダーレーザー』に登場した形態。
自ら作り出した「ゴッドマキシマムマイティX」ガシャットを使い、エグゼイドの強化形態であるマキシマムゲーマーに似た姿となる。
「レベルビリオン(10億)」という数値に恥じないチートな形態で、
パンチ力・キック力・ジャンプ力・走力といった基本スペックを変身者が自由に設定する事が可能という、
仮面ライダー史上前代未聞の出鱈目な仕様となっている。
また、世界のあらゆる概念を変え、黎斗の思いつく限り、どんなゲームをも自在に作り出し攻撃に転用する事が可能となっている。
加えて、データ化した人間を生身に復元する特別なリプログラミングユニットが搭載されているが、
そのシステムや発動条件は小説版時点でも 解析できていない。
その性能は圧倒的で、TVシリーズ本編のラスボスであった仮面ライダークロノスを、特殊能力を発動させた上で真正面から圧倒している。
ただし強力だがムテキゲーマーのように相手の特殊能力を自在に無効化できる訳ではなく、
レーザーXのゲンムのスペックを初期化する能力は相殺できずに受けていた他、
ノベルゲーマーの 因果律操作能力にも全く対抗できなかった。
余談だが、玩具のゴッドマキシマムマイティXガシャットにハイパームテキガシャットを繋げるとマキシマムマイティ同様音声が流れる隠し要素がある。
なお内容はハイパームテキの歌に合わせて黎斗が鼻歌を歌ったのち「絶対!不滅!檀黎斗ー!神だァ……!」とシャウトするというもの。公式が末期
『仮面ライダーゲンムズ スマートブレインと1000%のクライシス』に登場した新たな最強形態。
見た目はムテキゲーマーのゲンムバージョンらしい容姿になっている。
ヒューマギアとして復活した檀黎斗が、ガシャコンバグヴァイザーで仮面ライダーサウザンドアークから悪意の人工知能アークのデータを吸収し、
自らに取り込みラーニングして制作した「幻夢無双ガシャット」を用いて変身する。
ムテキゲーマーのような無敵能力こそ持ってはいないものの、
『ゲンムズ』の出来事を経て仮面ライダークロノスが持つ時間停止能力「ポーズ&リスタート」を使用する事が可能となっている
(黎斗曰く「父と私の愛の結晶」らしい)。
『仮面ライダーアウトサイダーズ』episode5「創世の女神と第三のシンギュラリティ」に登場。
アップデートしたプロトオリジン内の隠しデータから新造した、
「マキシマムゾンビガシャット」と「ハイパー不滅ガシャット」を組み合わせる事で変身する。
外見は無双ゲーマーに似ているが、ゾンビゲーマーレベルXを掛け合わせたような白の意匠が見られる他、
その名前の通りムテキゲーマーのような不滅の特性を備えており、黎斗曰く「ダメージを通すことは不可能」。
反面、無双ゲーマーが持っていた時間停止などの能力は使えないのか、劇中で使用していない。
ファンの間では上記のゴッドマキシマム×ハイパームテキ音声から「ハイパーフメツ」の存在が囁かれていたが、晴れて公式のものとなった。
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