仮面ライダーゲンム


「宝生永夢ゥ!何故君が適合手術を受けずに………エグゼイドに変身できたのかぁ!
 何故ガシャットを生み出せたのか、何故変身後に頭が痛むのかァ!」

「その答えはただ一つ………ハァァァ………!」

「宝生永夢ゥ!君が!世界で初めて……!
 バグスターウィルスにィ………!

     感染した男だからだァァア゛ーーーーーッハハハハッ!!
     ア゛ーーッハーッハーッハーッハッ!!!
     ア゛ーーッハーッハーッハーッハッ!!!」

特撮作品『仮面ライダーエグゼイド』に登場する仮面ライダー
基本的な外見は、目の造形が若干異なる以外は主人公であるエグゼイドの色違いである。
仮面ライダーゴースト』先行でも先行登場しており、当初は「黒いエグゼイド」と呼称されていた。
世界的に有名な会社である「幻夢コーポレーション」の社長・檀黎斗(演:岩永徹也。岩永哲哉ではない。あれ似たような事前にもあったような…)が変身する。

+ 変身者詳細(ネタバレ注意)
表向きは世界的に有名なクリエイターかつ大手企業の社長だが、実は本作の序盤の黒幕ポジションで、
バグスターによるゲーム病を治すためにドクター達にゲーマドライバーやライダーガシャットを提供する一方、
裏ではバグスター達と繋がっており、彼らにもガシャットやガシャコンバグヴァイザーを渡して戦わせていた。

外面は好青年(30歳)だが、その本性はゲームクリエイターとしての自らの才能に絶対的な自信を持ち、
その本性は自らを「神」と信じて憚らない、傲慢不遜で冷酷な自己顕示欲の権化のような人物。
バグスターによる数々の被害も目的達成のための必要な犠牲としか考えておらず、自身の罪を糾弾された際も、
「私は神だァ!!私の才能は具現化されなければならない…!それを邪魔する事こそが罪だァ!!」と公然と反論したほど。

そして、この檀黎斗の目的は大きく分けて2つあり、一つは自分の最高傑作のゲーム『仮面ライダークロニクル』の完成。
世界征服でも人類の滅亡でもなく本当にこれが目的であり、危険なバグスターウイルスを使用したのも、
『仮面ライダークロニクル』の完成にウイルスの持つ「データの実体化」の特性がツールとして適していたからに過ぎない。
もう一つは「人類全てを実際にゲームと現実の間で生活し続ける電脳生命体(バグスター)に変えて永遠の命を持つ生命体に昇華する」というもの。
後述のゾンビゲーマーやコンティニュー機能の開発もその一環である。

このような人格が形成されたのは、黎斗本人の歪みもあるし、周辺環境に影響されたのも大きい。
黎斗は小学校に入る段階で大学受験可能なほど才能に恵まれ、幼くして会社経営に携わり、
父親である正宗の「黎斗の好きにさせろ」と言う半ば放任主義を貫く会社経営優先の育児方針の下で育てられた。
また、成人前後に彼が唯一心を許していた母である檀櫻子が不治の病に侵されるという悲劇に見舞われた。
これらの出来事により、
  • 自分の才能の高さを理解した事で形成された常人離れしたプライドとアイデンティティ
    • さらに優れたクリエイター故に持つ人並外れた創作意欲
  • 同じく才能を理解していた正宗が背負わせた数々の責務
  • 幼くして会社の中核を担わされた事による責任感と重圧を由来とする「作らねば」というプレッシャー
  • 危険性を持ちながらも既存のゲームツールの域を超えた「バグスターウイルス」を発見するという偶然
  • 母親を治せない既存の医療に対する不信、失望
    • それにより思いついたバグスターウイルスを用いた人体の理を超えた復元可能な永遠の命を持つ生命体を作り出せるというビジョン
    • 櫻子にバグスターウイルスを感染させ、ゲーム病により消滅。完全体のバグスター・ポッピーピポパポの誕生により理論を実証する
これらが全て複雑に絡み合い、自分の思い描いたコンテンツを周りの被害も意に介さずに作らずにはいられない天才という名の狂人が出来上がったのである。

黎斗本人も外道かつ歪みがある人間のため非が無いわけではないが、
彼を形成した周囲の環境全てに原因があると言ってよく、
永夢は小説版にて言外に「檀黎斗は精神疾患患者」とみなし、治療が必要という発言をしている。

「自分のアイデアを形にする事以外全く興味が無い」という独り善がりで不遜を絵に書いたような男だが、
唯一の例外と言えるのが主人公である宝生永夢であり、彼に対しては必要以上の加虐心や対抗心を見せる。
16年前、中学生だった黎斗は父の手伝いとしてゲームデザインを手掛けて自分の才能に自惚れていた頃、
その幼少期の永夢から「楽しいゲームを作ってくれてありがとう」という旨のファンレターと、
永夢の作ってほしいゲームのアイデアが大量に封入されていたのだが、その企画書は黎斗が自分より上と認めざるを得ない程秀逸なものであった。
その才能に嫉妬した黎斗は、当時バグスターをゲームに利用できないかと考えていたのをいい事に、
腹いせにバグスターを組み込んだゲームの試作品を「ファンレターのお礼」として永夢へ返信し、彼を世界初のゲーム病患者にしたのである*1
自分が神だと考えている黎斗にとって永夢はそれを揺るがす存在であり、
おまけに「命が大切だからこそコンティニュー可能な物にする」という考えは、
永夢の「命は1つしかないから尊く守らなければならない」という信念とは相容れないものであった。
そのため二人は中盤まで対立関係であったが、仮面ライダークロノスの出現により、
互いに「一生許す気は無い」「許しを請う気は無い」としつつ利害の一致から呉越同舟の共闘を展開する。
本編終了後に虎視眈々と機会をうかがっていた黎斗は再び永夢達と敵対する事になるが、
最終的に小説版にて永夢は心療の一環で黎斗の作るゲームを全てノーコンティニューでクリアし、彼の限界を認めさせて罪を自覚させると誓い、
対して黎斗は逆に永夢が根負けするような高難易度だが、
感動と興奮に溢れた素晴らしいゲーム(ただし命の保証無し)を作って受けて立つ事を宣言している。

そんなまるで制御不能とも思える人物ではあるが『平ジェネFINAL』では『ゴースト』の登場人物である御成が、
彼を宥める事に成功し『エグゼイド』の面々を驚かせた。

あくまで周囲の被害に無頓着なままバグスターウイルスを自分のアイデア実現のために必要としているだけで、
害意を持って他人に危害を加える目的でバグスターウイルスを悪用しているというわけではないため、
「バグスターウイルスさえ見つけなければ真人間だったのでは?」という声がファンからも出ていたが、
後年の『仮面ライダージオウ』にてタイムジャッカーの時間改変でそのIFの歴史が描写されており、
そこでは既存の技術が自分の才能に追い付いていないため消化不良なコンテンツしか作る事ができず、
大きなフラストレーションに苦しむ黎斗の姿が描写されている。
そこを付け込まれてアナザーオーズとなった挙句、己の才能を他者に誇示したがる自己顕示欲が父のような支配欲に転換し、
最終的にジオウに敗北し、ウォズからは魔王の肥やしと辛辣に罵倒される惨めな末路を辿っている。
本来彼の確固たるアイデンティティであったクリエイターとしての矜持とゲームへの情熱を失い、グリードのように満たされる事の無い欲望だけが残り、
彼が言う所の「透き通る水晶(=空っぽの中身)」に成り下がったのは救いの無い話である。
この事から、彼を正道に導く存在かブレーキ役がいなければ、どの道何かの拍子で暴走しかねない危うさを秘めた人物だったのは間違いなく、
バグスターウイルスとの出会いよりも、永夢やポッピーのようなブレーキ役、貴利矢のような理解者と出会えるか否かが、彼の分岐点と思われる。

なお、変身した姿が黒基調である事や家庭環境に歪みがある事人外と化してからは一気にハイテンションになり何度も死にかけるようになるなど、
何の因果かとの共通点が多く見られている。

+ 全形態
  • アクションゲーマーレベル1
ゲンムのレベル1。ゲーマドライバーで変身する。
黎斗は医療関係者ではなく、バグスター摘出をする事が無いため滅多に使用されないが……。

  • アクションゲーマーレベル2
基本形態。
全体的に黒と紫の配色をした2Pカラーエグゼイドに見える外見。
チェーンソーとビームガンとして遠近両方に対応でき、ガシャットの読み込みやバグスターウィルスの収集・培養・散布なども可能な、
多機能装備「ガシャコンバグヴァイザー」を武器として用いる。

  • スポーツアクションゲーマーレベル3
自転車を使ったスポーツゲーム「シャカリキスポーツ」のガシャットを使い変身する。
自転車の車輪を武器として戦う。
最初期から所持しており、このガシャットで自転車型の「スポーツゲーマ」のみを召喚して戦闘中の移動手段として用いる場面も多かった。

  • ゾンビゲーマーレベルX(テン/エックス)
黎斗が自らライダーゲージを0にし、その力をガシャコンバグヴァイザーでデータにして吸収し完成した「デンジャラスゾンビガシャット」を、
ガシャコンバグヴァイザーが変形した新たなベルト・バグルドライバーと共に使って変身した形態。
Xはローマ数字の10を表すと同時に、未知数であるXを表す。
紫のゲンムとは打って変わって白と黒を基調とした正に死霊とでも言うべき禍々しい姿で、
変身後の動きもゾンビらしくぎこちない動きとなっており、素手での戦いを得意とする。
その一方で奪ったガシャットや武器を組み合わせるなど、製作者らしいライダーシステムを熟知した戦い方も可能。

特徴として、この形態はライダーゲージが常時ゼロのまま、
ライダーゲージがゼロになった際に一時的に変身者への戦闘ダメージを無効にする効果を再現・維持する仕様があり、
言ってしまえば常時無敵、もしくは死にっぱなしの、まさしくゾンビのような不死性を実現している。
また、敵に攻撃をヒットさせると敵の能力を落とす能力も備えている。
ゲンムの外見や派生形態は基本的にエグゼイドの色違いや他のライダーもなれる姿だが、
このゾンビゲーマーの系列だけはエグゼイドは使用した事が無いゲンムのみの独自の姿で、ある意味ではゲンムを象徴する形態と言える。

エグゼイド達がそれぞれパワーアップを果たした事により、倒される事こそ無かったものの黒星を重ねていたが、
再生を繰り返す事で「『死』のデータ」をさらに取り込み、第21話にてレベルX(テン)からX(エックス)へとパワーアップ。
戦闘スペックが大幅に上昇し、ゾンビを増やすかの如く分身を生成する能力や相手の装備を腐敗させる能力が追加された。
しかし、エグゼイドのマキシマムゲーマーLv99の能力「リプログラミング」によりライダーゲージが復活して能力を無効化され、
さらに二度目の戦いでは変身者の変身適正を直接リプログラミングされた事で、ゲンムへの変身能力自体を失い変身不能になってしまった。

  • アクションゲーマーレベル0
バグスターとなって復活した黎斗が、ゲーマドライバーとプロトマイティアクションXオリジンガシャットを使用して変身する。
姿はレベル2とそっくりだが、ボディスーツのラインや一部プロテクターが白くなっている。
本来ゲーマドライバーは、適合手術で抗体を得るなどしてバグスターウィルスへ適合した人間しか変身に用いる事はできない。
そして先述のように黎斗は変身能力を一度失った上に、復活して人間ではなくバグスターとなっている。
しかしこの状態が「人間の要素を持ったバグスター」であるため擬似的に条件を満たしたような状態となり、再度変身が可能となっている。

他のライダーに無い特徴として、「アンチバグスターエリア」を発生させ、ゲームエリア内におけるバグスターの特殊行動をある程度封印する事ができる。
手足には他のライダーの様なダメージをより効果的に与える機能の代わりに抑制プログラムを流し込む機能が搭載され、
接触している状態のバグスターのレベルを著しく下げる事が可能。
初登場時はガシャコンバグヴァイザーIIを武器として使用していたが、ポッピーに制裁用として取り上げられてしまい、
その後はエグゼイドと同じガシャコンブレイカーを剣モード固定で使用している。

一方でかなりの紙装甲で、ダメージを受けるとすぐにライダーゲージが0になり消滅するが、
プロトオリジンの効果により残機が残っている限りコンティニューして即座に戦線に復帰する事が可能となっている。
この能力は変身前の状態や他形態でも有効で*2、コンティニューの度に土管が床や壁から出現し、その中から再登場する。
初変身時点で残機は99。黎斗自身が「コンティニューしてでもクリアする…!」と明言しているだけあり、
戦っている相手がしらけてしまう程に脆くしつこい。

バグ(バグスター)対策のような能力を所持している事から、所謂「デバッグモード」をモチーフとした形態であると思われる。

  • ゾンビアクションゲーマーレベルX-0(エックスゼロ)
レベル0の状態でデンジャラスゾンビガシャットを回収した事により、再び同ガシャットを使用可能になった事により生まれた形態。
変身者がバグスター人間なのとプロトオリジンと併用してゲーマドライバーで変身する事がゾンビゲーマーレベルXとの相違点。
武器はガシャコンブレイカーを使用する。
ゾンビゲーマーレベルXを上回る基礎性能に加えて、アンチバグスターエリア、残機による復活、
ゾンビゲーマーに備わっている「デッドリージャマー」や相手の能力低下、幻惑・麻痺攻撃等も健在だが、
ゾンビゲーマーに備わっていなかったライダーゲージが復活しており、ダメージ無効化なども機しておらず実質不死身では無くなり、
それどころか体力減少時に防御力を向上させる「メックライフガード」がオミットされているので、
やっぱり他のライダーが死なない程度のダメージでも簡単に死ぬかなりの紙装甲。
だが生き返るのをいい事に、生前のスマートな戦い方を忘れたかのような無謀なゴリ押しで攻める。

  • ウィザードゲーマー レベル1/レベル2
『【裏技】仮面ライダーゲンム』に登場した形態。
「マジックザウィザードガシャット」を使用する、仮面ライダーウィザードフレイムスタイルをモチーフとした形態。
レベル1に変身し、直後にレベルアップしたため、レベル1での戦闘は行っていない。
ウィザードに似た足技主体の戦い方をする。作中では使用していないが、ウィザーソードガンや魔法も使用可能な模様。

  • ゾンビゲーマー レベルX(トーテマ外装態)
『仮面戦隊ゴライダー』に登場した形態。
この作品に登場するバグスター「トーテマ」の力を纏ったゾンビゲーマーレベルX(エックス)。
トーテマは「倒せない敵」として設定されたバグスターのため、その力を纏ったこの形態も何らかの想定外がないと倒す事ができない。

  • プロトスポーツアクションゲーマーレベル0
『【裏技】仮面ライダーレーザー』に登場した形態。
ゲーム「爆捜トレジャー」内のセキュリティの一種であり、檀黎斗の変身したゲンムではない。
ヘルメットが無い事を除けばスポーツアクションゲーマーレベル3の色違い。

  • ゴッドマキシマムゲーマーレベルビリオン
『アナザー・エンディング 仮面ライダーゲンムVS仮面ライダーレーザー』に登場した形態。
自ら作り出した「ゴッドマキシマムマイティX」ガシャットを使い、エグゼイドの強化形態であるマキシマムゲーマーに似た姿となる。
「レベルビリオン(10億)」という数値に恥じないチートな形態で、
パンチ力・キック力・ジャンプ力・走力といった基本スペックを変身者が自由に設定する事が可能という、
仮面ライダー史上前代未聞の出鱈目な仕様となっている。
また、世界のあらゆる概念を変え、黎斗の思いつく限り、どんなゲームをも自在に作り出し攻撃に転用する事が可能となっている。
加えて、データ化した人間を生身に復元する特別なリプログラミングユニットが搭載されているが、
そのシステムや発動条件は小説版時点でも解析できていない

その性能は圧倒的で、TVシリーズ本編のラスボスであった仮面ライダークロノスを、特殊能力を発動させた上で真正面から圧倒している。
ただし強力だがムテキゲーマーのように相手の特殊能力を自在に無効化できる訳ではなく、
レーザーXのゲンムのスペックを初期化する能力は相殺できずに受けていた他、
ノベルゲーマーの因果律操作能力にも全く対抗できなかった。

余談だが、玩具のゴッドマキシマムマイティXガシャットにハイパームテキガシャットを繋げるとマキシマムマイティ同様音声が流れる隠し要素がある。
なお内容はハイパームテキの歌に合わせて黎斗が鼻歌を歌ったのち「絶対!不滅!檀黎斗ー!神だァ……!」とシャウトするというもの。公式が末期

  • 無双ゲーマー
『仮面ライダーゲンムズ スマートブレインと1000%のクライシス』に登場した新たな最強形態。
見た目はムテキゲーマーのゲンムバージョンらしい容姿になっている。
ヒューマギアとして復活した檀黎斗が、ガシャコンバグヴァイザーで仮面ライダーサウザンドアークから悪意の人工知能アークのデータを吸収し、
自らに取り込みラーニングして制作した「幻夢無双ガシャット」を用いて変身する。
ムテキゲーマーのような無敵能力こそ持ってはいないものの、
『ゲンムズ』の出来事を経て仮面ライダークロノスが持つ時間停止能力「ポーズ&リスタート」を使用する事が可能となっている
(黎斗曰く「父と私の愛の結晶」らしい)。

  • ハイパー不滅ゲーマー
『仮面ライダーアウトサイダーズ』episode5「創世の女神と第三のシンギュラリティ」に登場。
アップデートしたプロトオリジン内の隠しデータから新造した、
「マキシマムゾンビガシャット」と「ハイパー不滅ガシャット」を組み合わせる事で変身する。
外見は無双ゲーマーに似ているが、ゾンビゲーマーレベルXを掛け合わせたような白の意匠が見られる他、
その名前の通りムテキゲーマーのような不滅の特性を備えており、黎斗曰く「ダメージを通すことは不可能」。
反面、無双ゲーマーが持っていた時間停止などの能力は使えないのか、劇中で使用していない。
ファンの間では上記のゴッドマキシマム×ハイパームテキ音声から「ハイパーフメツ」の存在が囁かれていたが、晴れて公式のものとなった。

この他、ゲーム『ガンバライジング』ではアギトゲーマーレベル2ファイズゲーマーレベル2ブレイドゲーマーレベル2響鬼ゲーマーレベル2
電王ゲーマーレベル2オーズゲーマーレベル2フォーゼゲーマーレベル2が登場。
また、CPU限定でディケイドゲーマーレベル2、ロボットアクションゲーマーレベル3、ビートアクションゲーマーレベル3、
コンバットアクションゲーマーレベル3、ハンターアクションゲーマーレベル5(ドラゴンファング)も登場している。

最後まで改心する事の無かった悪役だが、演者の強烈すぎる演技と作中の活躍から、
放送コードが厳しくなった平成二期出身でありながら平成ライダーネタキャラ四天王の一角に数えられている。

遂には2021年にてスピンオフ『仮面ライダーゲンムズ ザ・プレジデンツ』が配信。
仮面ライダーゼロワン』の世界で大暴れする。
翌年には2作目『スマートブレインと1000%のクライシス』も配信されている。
無双ゲーマーの前髪の形状といい「私は思い出にはならないさ」と言わんばかりである


MUGENにおける仮面ライダーゲンム

+ 湊丸氏製作
  • 湊丸氏製作
氏のエグゼイドと同じく「ザ・グレイトバトルII ラストファイターツイン」風のキャラ。
氏のMUGEN引退に伴い公開停止されていたが、現在はコン氏により代理公開されている。
原作通り攻撃力・防御力といったスペックがエグゼイドよりも高く、技も増加しているため実質上位互換。
超必殺技ではゾンビゲーマーにレベルアップする。
同年11月の更新でボイスが付いた…が、台詞が 原作における迷言オンリー となっている。ぶっちゃけネタキャラ。
また、12Pを選択すると更新で搭載されたある技が超強化さr 「「「「「「「「「ヴェァーッハッハッハァ!」」」」」」」」」(テッテレレッテッテー)

AIは未搭載。
Air氏による外部AIが存在していたが、現在は公開を終了している。
Air氏AIの挙動

+ BlackCat氏 & NatsumiTohka氏 & Woz氏製作
  • BlackCat氏 & NatsumiTohka氏 & Woz氏製作
中華圏の製作者達による共同製作のキャラ。
こちらは八頭身のまま戦うキャラとなっている。
レベル2形態に加えてモードチェンジ技で「ゾンビアクションゲーマー」「ゴッドマキシマムゲーマー」にそれぞれ変身可能。
AIは未搭載だが、徐の异界夏娜氏によりレベル2モードの未対応のAIが「千寻Mugen」にて公開されている。
DLは下記の動画から

出場大会



*1
表向きは遺伝子医療の研究施設ネクストゲノム研究所の所長である財前美智彦が、
永夢を誘拐して感染させたという事にされていた
(実際は永夢の体内で成長したバグスターウイルスを採取するよう黎斗から依頼されていただけで感染はさせていない)。

*2
戦闘以外での死亡にも対応しており、作中ではなんと変身前の状態での過労死から残機消費で復活する場面がある。
クロノスのリセット機能で時間が戻ると失った残機数もリセット前まで回復。
また、同じくバグスター人間となった貴理矢と共に原始的なやり方でのワクチン開発で残機を消費したり、
最終決戦の中で乱入してきた後番のビルドにエグゼイドと間違えて倒され残機を消費している。


最終更新:2025年02月27日 14:39