仮面ライダージオウ


時代を駆け抜けた平成仮面ライダー達
今その力が、未来へと受け継がれる
祝え!新たなる王の誕生を!


「俺は仮面ライダーの王となる!」

2018年9月から2019年8月まで放送された特撮テレビ番組、平成仮面ライダー第20作『仮面ライダージオウ』の主人公。
英語表記だと「ZI-O」になるが、特にZOとは関係ない(恐らくどちらも「20」のもじりであろうが)。
後述する設定から「次王」と掛けているとも考えられる(磁王ではない。磁力を使うライダーはもうおるねん)。
変身者は高校生(物語中途で卒業。なお進学や就職はしていない)の常磐ソウゴ。名前の由来は「時」と「大言壮語」から。
かの巨匠・石ノ森章太郎のルーツとも言えるトキワ荘の文字が含まれているが、これは意図したものではないらしい。
なお、本作は平成仮面ライダーシリーズ最終作であり、さらに放送途中に2019年5月1日の元号変更を迎えた為、
それと同時にテレビ放送では平成最後にして令和最初の仮面ライダーにもなっている。
(令和時代なら仮面ライダーブレンの方が早い?あれはネット配信限定なので……)
かつて放送された昭和最後の仮面ライダーも放送途中で平成に突入したのは何の因果だろうか。

ソウゴは「王様になる」という荒唐無稽な夢を本気で抱いており、
高校の進路指導でも堂々とその夢を言い放つなど傍から見て痛い人物で、大叔父の順一郎からも将来を心配されている。
それ以外は普通の少年であったのだが、ある日、謎の少女「ツクヨミ」から、
50年後の2068年において未来の自分が世界を制圧し、暴虐を振るう最低最悪の魔王「オーマジオウ」になると告げられる。
ツクヨミは、2068年ではオーマジオウに反抗するレジスタンスの一員であり、ソウゴが魔王にならないよう説得にやってきたのだった。
その事実に対し、当初は半信半疑であったソウゴだが、
魔王に覚醒する前の自分を殺そうと同じ未来からやってきたレジスタンスの戦士「明光院ゲイツ/仮面ライダーゲイツ」、
オーマジオウの臣下を名乗り、ソウゴを魔王へ導こうとする謎の男「ウォズ」と、
そのオーマジオウがいないもう一つの未来から来たウォズと瓜二つの男「白ウォズ/仮面ライダーウォズ」、
更に仮面ライダーの『歴史』を奪い、オーマジオウに代わる都合の良い王を擁立し、歴史改変を目論む未来人集団「タイムジャッカー」等、
未来の自分に関わる勢力が次々と現代に現れた事で、「最終的に魔王に行きつくなら最高最善の魔王を目指す」と決意する。
偶然入手したブランクウォッチをジオウライドウォッチへと変化させて「仮面ライダージオウ」に変身し、
タイムジャッカーが作り出した怪人アナザーライダーに立ち向かう事になる。

+作風
平成仮面ライダー放映20作品記念作としての側面もあり、10周年記念作『仮面ライダーディケイド』との差別化という意味も込めて、
歴代平成仮面ライダーのキャスト陣が「レジェンド」としてゲスト出演するという作風が特徴。
同じ東映特撮作品で例えるなら、『海賊戦隊ゴーカイジャー』に近いといえるだろう。
ただし、設定的には本来世界観がバラバラなはずの平成ライダーが(一部は歴史改変に巻き込まれたが)全て集った世界観であり、
その関係で「歴代平成ライダーに登場した本人達に似通った歴史を辿った『ジオウ』世界の人物(所謂パラレル)」である為、
あくまで本人ではないものの、当時のキャスト陣を交えた演出再現やif展開等は大きな話題となっていた。
スケジュール等の大人の事情からメインキャストのゲスト出演が難しい場合でも、当時の写真や代役が演じる後ろ姿、
アーカイブ流用等で「レジェンドが健在である」事を示したり、サブライダーや関わりの深いサブキャラクター達を起用するなど、
可能な限りの事はやっている。
ただし、序盤から中盤にかけての「平成仮面ライダーの歴史を奪い、アナザーライダーを誕生させる」という設定から、
歴代平成ライダーが力を失って共闘が出来ない事が多く、それを残念がる声も多かった。
代わりに、ライダーの歴史を奪われた影響で本編では死んでいたはずの人物が生存して登場という特殊なケースもある。
中盤以降は番組制作側タイムジャッカー側の方針転換により、歴史を奪わずにアナザーライダーが出現するパターンも登場し、
ジオウと歴代ライダーとの本格的な共闘も有り得るようになった。

また、「(オーマジオウが倒された)別の可能性の未来で活躍している」という設定で、
(視聴者達が知らない捏造された新たな)「未来の仮面ライダー」達も登場する。
このライダーの変身者である役者は戦隊シリーズ等の特撮(特にメインライターの下山健人氏が関わった作品)出身者が多く、
元となった役柄をモチーフにしていたりする。まんまなキカイだーとか
更に未来ライダー編も歴代ライダー編と同じく2話完結形式のため、スーツ自体は過去のライダーの流用・改造で作り出している事が多い。
この未来ライダーの一人である、『ジオウ』から3年後の2022年に活躍している「仮面ライダーシノビ」は、
後にスピンオフ『RIDER TIME 仮面ライダーシノビ』として「3年後の未来から独占入手」という設定で、
2019年に東映特撮ファンクラブでネット配信された。

他、劇場版はTV本編以上にメタフィクショナル色が強い事でも話題を呼んだ。
仮面ライダービルドとの共演を描いた『仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』では、
「時代と共に駆け抜けた平成ライダーへの人々の想い」が描かれ、
平成ライダーそのものの最終回を描いた『劇場版仮面ライダージオウ OverQuartzer』では
「たとえ凸凹道でもライダー達は平成の時代で瞬間瞬間を必死で生きてきた」事が語られ、
ストーリーの内容とも相まって高評価を得ている。後者はネタ方面でも高評価だが

余談だがOP曲「Over “Quartzer”」の歌詞は一見すると王と成る者への讃美歌に見えるが、
正解は1つじゃない」、「その鼓動響かせてみたら」、「絆(ひかり)を糧に加速して」、「Driving baby!」など
歌詞の所々に歴代平成ライダー作品19作を連想させるフレーズが散りばめられており、
また歌手もAAAの末吉秀太・DA PUMPのISSAと歴代作での担当者を再び起用と、平成ライダーの集大成に相応しい曲となっている。
当初はISSAではなく西川貴教が起用予定であったというのはこの際言いっこなし。
その西川氏は令和最初のライダー、「仮面ライダーゼロワン」の主題歌担当に抜擢というオチもついたが

ちなみに中には「Are you ready?」「Believe yourself」とかなりまんまな歌詞もあるが、
特に後者の由来である挿入歌は共演の際使用されるという厚遇を受けていたりする。

+変身者・常磐ソウゴ(演:奥野壮)
「決めた、俺は魔王になる!ただし、最低最悪の魔王じゃない!」
「最高最善の魔王になってみせる!」

光ヶ森高校の3年生。2000年4月28日生まれ。
両親は十年前のバスの爆発事故で亡くし、大叔父の常磐順一郎の営む時計屋「クジゴジ堂」で暮らしている。

「なんかいける気がする」 が口癖のポジティブ精神の持ち主。
状況の把握や判断力に優れ、困難に直面してもそれを難なくこなす才能を持ち合わせる。
しかし王様を目指しているので受験勉強や就職活動等は全くしておらず、得意科目の歴史を除くと学業成績は悲惨。
特に化学と物理は絶望的に苦手で、ビルドアーマーの必殺技で出た数式も 「よくわからない式」「1年生のときに習ったやつ」 などと書かれ、
オリジナルの変身者は「最悪だ」と漏らしていた(それ以外にも継承したライダーの必殺技をアレンジしている事が多い)。
まともに勉強していないため、卒業がかかった追試の追試を受ける羽目となり、担当する教師も頭を抱えていた程。
高校はなんとか卒業したものの進学はもちろん就職もせず、ツクヨミに指摘された際も王様になると言い張り、彼女を呆れさせた。ダメだこりゃ
しかし劇場作品『平成ジェネレーションズForever』では、(『「仮面ライダー」に関わらない』ifのソウゴとはいえ)
全科目A判定を取っており、「勉強をしないから」点数が取れないだけで、頭が悪いわけではないようだ。むしろツクヨミとゲイツの方が心配
アバンタイトルのウォズのナレーションでは卒業して無職になっても「普通の高校生」のままである。

王様を目指す夢を目指すようになったのは、幼少期の夢に出た謎の男から 「お前には王となり、世界を破滅から救う使命がある」 と告げられた事から。
その夢は支配欲ではなく 「皆が幸せでいられる世界を作りたい」 という想いからくるものだが、
あまりにも痛々しいため、周囲から可哀そうな目で見られている。
小学校時代のアルバムにも王様になると書き、ツクヨミから「この頃から浮いてたのね」と突っ込まれた
(尤も、同じように「鬼になる」などと書いていた同級生もいたのだが)。

浮世離れした性格だが、同級生を庇ったり、アナザーライダーになって暴走する人物を助けるために行動するなど、
友達想いで正義感の強い平成仮面ライダーの主人公らしい人物ではある。
しかし良くも悪くも「大物」で、三日後の自分ミラーワールドの自分が現れてもあっさり受け入れたり、
年上だろうと先輩ライダーであろうとほぼタメ口で話しかけている。
これは王として他者をフラットに見ている姿勢の表れであり、ただ偉そうにしているわけではなく、
普通に敬語を使う場面があり、ある程度の常識は持っている。むしろ誰にでも偉そうなのはゲイツの方
相手をマイナス印象で決め付けてかかる事はほとんど無く、アナザーライダーと分かっている相手も様子を見てから戦うべきか判断を下す。
タイムジャッカーから協力を持ちかけられても二つ返事で引き受けている。
しかし門矢士の事は「俺の昼飯を勝手に食った人」と嫌っている

基本的にお人好しだが、敵対者にはかなり冷酷で、目的のためなら無情な手段を厭わず、
共闘相手のゲイツに躊躇なく必殺技を繰り出す 生身であるタイムジャッカーに銃撃して行動を妨害したり と容赦しない。
そのため、ライダーバトル展開となっても特に躊躇いのない異色の主人公である。
王様になる夢に加え、本人の言う「最高最善」と「最低最悪」の極端な二面性を併せ持つ事から周囲に敬遠され、
友達と呼べる人物は殆どおらず(逆にイジメも受けていないが)、幼少期には友達代わりとして玩具のロボットで遊んでいた。

+十年前の事故の真相
十年前にソウゴが家族と一緒にイチゴ狩りツアーのバスに乗った際、突如バスの爆発事故が発生した。
事故で生き残ったのはソウゴと加古川飛流という少年の二人だけで、両親を亡くしたソウゴは順一郎に引き取られた。

しかし、その事故はタイムジャッカーのスウォルツが 「王の資質を持つ2000年生まれの子供」 を見付けるために仕組んだものであり、
スウォルツによって世界が崩壊する未来へ飛ばされたソウゴ達は逃げ惑う中、気絶していた飛流を救うため、
ソウゴは 時間を停止させ、物質を消失させる という、後のオーマジオウの片鱗ともいうべき能力に目覚めた。
それを目撃したスウォルツから与えられた謎の力と共に「王になって世界を救う使命がある」と吹き込まれ、
そのまま飛流と共に元の時代の事故現場に帰された。

ソウゴが幼少期に見た夢とは 未来の世界で体験した悲劇そのもの であり、王になる夢もスウォルツに刷り込まれたものだった。
順一郎も両親を亡くしたばかりのソウゴとどう接すればよいか苦悩し、結果的に現在の彼の人格が形成される事となる。
一方、同じく両親を失った飛流は事故の原因がソウゴにあると逆恨みをし、現代でスウォルツが本当の仇と知らずに契約を結び、
ジオウのアナザーライダーである 「アナザージオウ」 に変身し、ソウゴと対峙する事になる。
(アナザージオウは2019年で生み出されたのでジオウと共存できる)

このバス事故にはスウォルツの他に、ソウゴと飛流の関係を調べるため過去に訪れたツクヨミと、
ジオウの世界を破壊すべきか見極めるためにバス運転手として潜入していた門矢士が乗り合わせており、
『ジオウ』という物語のターニングポイントとなっている。
士曰く「ソウゴが魔王になる未来しかないなら結論は出ている」らしいが……。

形態

  • 仮面ライダージオウ
パンチ力:8.2t
キック力:19.0t
ジャンプ力:ひと跳び30.2m
走力:100mを5.0秒

『ライダータイム!』
『仮面ライダー!ジオウ!』

ウォズ「祝え!全ライダーの力を受け継ぎ、時空を越え過去と未来をしろしめす時の王者。
    その名も仮面ライダージオウ!まさに生誕の瞬間である!」

基本形態。
時計型デバイス「ジオウライドウォッチ」をベルト型デバイス「ジクウドライバー」に装填する事で変身する。
平成ライダー2期には珍しく「~フォーム」に相当する名称は存在しない。
モチーフはアナログ腕時計で、時計の文字盤部分が頭部になっている。
最大の特徴はマスクの目に当たる部分がまんまカタカナで「ライダー」と書かれている事(視覚装置「インジケーションアイ」)である。
ついでに額の部分にも小さく「カメン」の文字があり(この部分は所謂ライダーズクレストとしても扱われている)、
そのため、平成ライダー特有の「仮面ライダーに見えない」奇抜なデザインでありながら、
「誰が何と言おうと仮面ライダー。だって顔に書いてある」等と問答無用の説得力で放映前から話題となっていた。
なお、同型のベルトで変身する2号ライダーであるゲイツも同様にマスクに ひらがなで「らいだー」と書かれる。
子供が真似して描き易いように、という狙いもあるのかもしれない。
元々はもっとシンプルなデザインだったが、歴代ライダーと並んだ際に没個性的になってしまうため、今の「文字」を強調したものになったらしい。
また、変身時に文字がすっ飛んで来てマスクに装着される演出は平成ライダー恒例の攻撃判定を持った変身エフェクトも兼ねている。
専用武器「ジカンギレード」は、変形する事で剣と銃両方の特性を発揮する。こちらにも装填スロットがあり、
ライドウォッチを装填して強化された攻撃を放つ事が出来る。
必殺キックは足の裏に書いてあるキックの文字で敵を取り囲み動きを封じた後、足裏に文字を収束して放つ飛び蹴り「タイムブレーク」
発動の際にマスクの「ライダー」と足裏の「キック」の文字が光り、「ライダーキック」と読めるようになっている。
トップ画像の指で時計の針を表すハンドサインは決めポーズっぽいが、実は本編では一度もやった事が無い。

+強化・派生形態一覧
  • ライダーアーマー
『アーマータイム!』

ウォズ「祝え!全ライダーの力を受け継ぎ、時空を越え過去と未来をしろしめす時の王者。
    その名も仮面ライダージオウ ○○アーマー!また一つライダーの力を継承した瞬間である!」

ジオウとゲイツが平成ライダーの懐中時計型デバイス「ライドウォッチ」を用いてフォームチェンジする形態。
アナザーライダーを完全に倒すために不可欠な能力である。
ベルト以外は元のライダーと同じ姿になるディケイドと違い、追加パーツが出現してそれを装着する、
鎧武』や『ゴースト』のレジェンドライダーフォームと同様のタイプのフォームチェンジであり、
ジオウとゲイツの場合は、 顔の文字も元になるライダーの名前に変わる のが大きな特徴である。
ただし、漢字や記号は読み仮名となる(ファイズ→ふぁいず鎧武→ガイム等)。
加えて、継承の際は上記の台詞でウォズが祝ってくれるため(「継承の儀」)、何のライダーの力を使っているかよく分かる。
でもゲイツの時は「継承の儀」が無いのでちょっと寂しい
また、必殺技は元のライダーの技を意識したものとなっているが、原典を忠実に再現するゲイツと違い、
ソウゴの場合、我が道を行く性格が反映されてかどこか コレジャナイ感漂う ものとなっている
(鎧武アーマーなら元の方はオレンジなのに ミカン になっていたり、
 Wアーマーなら流石に真っ二つにはなれないので左右にサイクロンとジョーカーのオプションが並んで「W」型になってキックしたり、
 エグゼイドアーマーでも地味目だがエフェクトの英語表示がカタカナになっていたり。もしかして英語も苦手なのかソウゴ)。
これは決め台詞も同様であり「さぁ、お前の罪を…教えて?」「宇宙に…行く!!」などと、やはりコレジャナイ感漂うものになる。
アーマーの大半は本編に登場せず、公式展開で全アーマーが揃ったのは食玩フィギュアシリーズ「装動」や一部ゲームのみ。

  • ディケイドアーマー
パンチ力:18.7t
キック力:43.3t
ジャンプ力:ひと跳び49.1m
走力:100mを3.2秒

『KAMEN RIDE──ワーォ!』
『ディケイド!ディケイド!ディーケーイードー!』

ウォズ「祝え!全ライダーの力を受け継ぎ、時空を越え過去と未来をしろしめす時の王者。
    その名も仮面ライダージオウ ディケイドアーマー!」
士「お前…誰に向かって言ってんだ…?」

本作の中間形態。仮面ライダーディケイドの力を宿す「ディケイドライドウォッチ」を用いて変身する。
ライダーアーマーの一種だが他のアーマーとは別格に扱われている。
ディケイドライドウォッチの追加スロット「F.F.T.スロット」には他のライドウォッチを連結してセットする事が可能で、
それを用いて発動する「ファイナルフォームタイム」で各ライダーの「ひとつ上の」形態の力を行使できる
(あくまでも「ひとつ上」なので、中間形態を持たない龍騎のライドウォッチを使った場合には最終フォームのサバイブになる)。
マスクが液晶画面のようになっており、形態変化時に各ライダーのマスクが投影されるが、
これはおそらくアーケードゲーム『仮面ライダー ガンバライジング』の
プレイヤーアバターであるまるで画用紙で描いたマスクを輪ゴム付けて被ってるようにしか見えない「ガンバライダー」が元ネタ。
ディケイド自体もガンバライジングの前進である『仮面ライダー ガンバライド』の販促を兼ねていたため、的確なネタと言える。
尚、正式名称が「仮面ライダージオウ ディケイドアーマー+「各ライダーの形態名」」となるため、結構長くなる。
例:仮面ライダージオウ ディケイドアーマー ラビットタンクスパークリングフォーム
専用武器の「ライドヘイセイバー」にはクウガ~ビルドまでの仮面ライダーのデータが収録されており、
必殺技の「デュアルタイムブレーク」で選択したライダーの力を使って攻撃する。
ディケイドの力から生み出されたためか、選択したライダーの技はほぼ原典を意識したものとなっており、
まだ入手していないライドウォッチのライダーの技でも使用できる。
単体の必殺技として、ディメンションキックに相当する「アタックタイムブレーク」があるが、劇中では未使用。
ファイナルフォームタイム時には、必殺技は各ライダーの能力を再現した「ファイナルアタックタイムブレーク」となる。
劇中ではライドヘイセイバーの力を存分に引き出し、アナザーゴーストやカッシーンを撃破する活躍を見せたが、
白ウォズ登場以降はディケイドアーマー自体の出番が減り、平成最後の出番は『RIDER TIME 龍騎』となった。
平成は終わり令和が始まる事もあってか、ソウゴ役の人からもライドヘイセイバーの事を惜しまれていた。
なおディケイドライドウォッチ自体は終盤に意外な形で出番が回ってくる事に。
このライドヘイセイバーの音声であるが、これまた大変うるさい。
注)「待機音」です

  • 仮面ライダージオウⅡ
パンチ力:25.2t
キック力:58.3t
ジャンプ力:ひと跳び66.1m
走力:100mを2.4秒

『仮面ライダ~ライダ~♪』
『ジオウ~ジオウ~♪』
『ジオウ~Ⅱ!』

ウォズ「王の凱旋である。祝え!
    全ライダーを凌駕し、時空を越え過去と未来をしろしめす時の王者。
    その名も仮面ライダージオウⅡ!新たな歴史の幕が開きし瞬間である!」

ウォズの証言ではオーマジオウになったときソウゴが使っていたと言われる、
「ジオウライドウォッチⅡ(ツー)」を用いて変身する形態。
ミラーワールドにおいて、抑圧した深層心理とも言えるもう1人のソウゴを受け入れた事で変身可能になった。
ディケイドアーマーは中間フォームであるが、このジオウⅡは魔王の過渡期、
いわば魔王のタマゴであるデフォルトのジオウから、成体に相当するオーマジオウに至る途中の魔王の幼体とも言える存在である。
時間遡行や未来予知を持つ他、特殊エネルギーフィールド「マゼンタリーマジェスティ」によって自身の攻撃や防御に特殊な属性を付与し、
アーマータイムを用いずともアナザーライダーを撃破できる。
専用武器「サイキョーギレード」は、ジオウのお面マスクが付いた剣で、「ジカンギレード」と合体させて「サイキョージカンギレード」になる。
なおこの武器はジオウの強化形態に合わせて出力が更に強化される仕様のため、どの形態でも文字通り最強の武器となる。
必殺技は巨大な刀身に「ジオウサイキョウ」の文字が書かれた光の剣による一撃「キングギリギリスラッシュ」
このジオウⅡによってソウゴは未来を予知する力に目覚めたと思われたが、
それがとある未来の仮面ライダーの存在に関わった事で実際には 未来を改変する力 であると判明し、
その力を恐れたツクヨミが一時離反する事となった。


  • 仮面ライダージオウトリニティ
パンチ力:37.4t
キック力:86.8t
ジャンプ力:ひと跳び98.5m
走力:100mを1.6秒

『トリニティタイム!』
『三つの力~仮面ライダージオウ!ゲイツ!ウォズ!』
『トーリーニーティ~トリニティ!』

ウォズ「祝え!どうやら3人のライダーの力が結集し、多分、未来を創出する時の王者!
    その名も仮面ライダージオウトリニティ!きっと、新たな歴史が創生された瞬間である!」
ソウゴ「ねえ…それって本当に祝ってる?」

ジクウドライバーに「ジオウライドウォッチ」と「ジオウトリニティライドウォッチ」をセットして、
仮面ライダーゲイツ及び仮面ライダーウォズと合体した、単独ではない強化形態。

3人の意識は意識空間「クロックオブザラウンド」に独立して存在し、足元の時計の針が示した人物に肉体の主導権がある。
胸部と両肩部の装甲「ブレスタージオウ」「ショルダーゲイツ」「ショルダーウォズ」には
各自の意識が肉体の主導権とは別に独立してリンクしており、主導権を握っていない状態でもある程度干渉は出来る。
とはいえ、あくまでジオウが主体となった強化特殊形態であるためか、ゲイツとウォズの意思をある程度無視してジオウトリニティへと強制合体が可能で、
ゲイツとウォズが生身だった場合は変顔妙な動きをしながら(演者のアドリブらしい)、強制変身した後に合体する。
腕部及び脚部に搭載された装置「アローインテグレーター」が生み出す破壊力で、アナザーライダーを相性無視して撃破できる。
専用武器は存在しないが、ジオウ・ゲイツ・ウォズの武器を呼び出し、それらを使う事が可能。
必殺技は三人のライダーの技が合わさった「 トリニティタイムブレークバーストエクスプロージョン 長すぎ
初変身の時にはソウゴ達と、横で見ていた先輩二人は困惑し、ウォズも想定外のジオウの強化形態であったためか、上記の祝辞も曖昧なものとなっている。
この件にウォズは相当悔しかったのか、後の変身時にはキチンと考えた祝辞を戦闘中にも関わらず披露し
当然、その場にいたG3ユニットアナザーアギトの面々は凍りついた。カマシスギィ!

ジオウトリニティライドウォッチは白ウォズ及びジオウライドウォッチⅡ、ゲイツリバイブライドウォッチが共鳴して誕生したものだが、
この形態は「オーマジオウが支配する未来」と「オーマジオウが倒された未来」のどちらにも存在しなかったものである。

構想段階ではこのフォームが最強フォームの予定であり、ゲイツ、ウォズが相次いで離反する過程を経て、
ソウゴが平成ライダー達にしたように彼らの力を継承し、
「別れ別れになるからこそ、敵の力すら借りる禁断のフォーム」となる予定だったとの事。
TV本編においては「ソウゴ・ゲイツ・ウォズの互いの思う力が合わさった奇跡のフォーム」となり、
物語終盤の重要な場面で活躍した。


+最強形態
  • 仮面ライダーグランドジオウ
パンチ力:55.8t
キック力:129.2t
ジャンプ力:ひと跳び146.6m
走力:100mを0.4秒

『グランドタイム!』
『クウガ!アギト!龍騎!ファイズ!ブレイド!
 響鬼!カブト!電王!キバ!ディケイド!
 ダブル!オーズ!フォーゼ!ウィザード!鎧武!
 ドライブ!ゴースト!エグゼイド!ビルド!』

『祝え!仮面ライダー!グ!ラ!ン!ド!ジオウ!』

ウォズ「祝え!――いや、もはや言葉は不要。ただ味わうがいい、この瞬間を!」

ジクウドライバーに「ジオウライドウォッチ」と「グランドジオウライドウォッチ」をセットして変身する。
歴代の平成仮面ライダーの力を宿したジオウの最強フォームである。

全身に平成ライダーのレリーフが散りばめられた「ライダーレリーフ」は頭部のジオウと胸部のディケイドを中心に、
右半身に一期、左半身には二期の仮面ライダーが配置されている。
レリーフをタッチして「ライダーズレコード」を起動すると、そのライダーをフォーム関係なく召喚する。
ディケイド・コンプリートフォームやディエンドのカメンライドのように召喚するだけではなく、
グランドジオウは過去のライダーの戦闘シーンごと切り取っての召喚を行う事ができる。
また頭部にあるジオウの時間操作能力を駆使して、
「召喚したライダーの攻撃を巻き戻して待機させ、もう一度攻撃させる」という戦法も可能である。
ジオウⅡのサイキョージカンギレードをメインに使うが、平成ライダー達の各種武器も召喚でき、さらに必殺技も使える。
必殺技の「オールトゥエンティタイムブレーク」は召喚したライダー達とともに必殺技を放つ。
劇中、初使用時ではクウガ、オーズ、鎧武、ビルドの強化・最強フォームを召喚し、
「必殺技を繰り出す瞬間を停止させ、覇王斬りでアナザー電王を打ち上げ、一気に必殺技を放つ」という鬼畜コンボにより、アナザー電王を撃破した。
アナザージオウⅡとの戦いでは主役ライダーを一斉召喚し、クウガからジオウまで放送順にライダーキックを叩き込んで倒し、
改変された世界を元に戻した。

全身に歴代平成ライダーのレリーフが散りばめられたこのデザインは、
かつて「遺影フォーム」と渾名されたディケイド・コンプリートフォームに対し、
こちらは通称「仏壇フォーム」「仏像フォームである。
なお、「なんか拝みたい気持ちになるジオ!(公式ツイッター)」「グランドジオウの出番になると、スタッフ一同が自然と手を合わせます。(公式サイト)」等、
公式で仏様神様みたいな扱いを受けているらしい。
グランドジオウライドウォッチが曼荼羅を彷彿とさせるデザインから、本当に仏壇がデザインモチーフの一つでは?とも。
さらにゲイツが「救世主」、ウォズが「預言者」とされている点から、
「『ジオウ』のライダー達は 世界三大宗教 をモチーフとしているのでは?」という説もあったりなかったり…
「魔王」という言葉自体も元を辿れば仏教用語であったりするし

名前の由来は「荘厳」「偉大な」と言う意味の「grand」。
それ以外にも『「ク」ウガからビル「ド」までを駆け(run)抜けた』と引っ掛けている、という考察もある。

またグランドジオウウォッチの変身音は平成ライダーの名前をメロディとして構成されており(しかもその前に各ライダーの変身音が鳴る)、
その変身音がかなり長い。
具体的にはそのまま一つの曲として流せる程。玩具の方も「歴代最長のメロディ」「短縮版も収録」をウリにしていたり。
20作品にも及ぶ平成仮面ライダーの集大成と言うべきだろう。

+Over Quartzer =クォーツァーを超えろ=
「思い出したか、若き日の私よ。お前は、生まれながらの王ではない」
「しかし、王になろうと望んだのは、お前自身だ。 お前は何のために王になりたかったのだ?」
「他の者に認められるためか?それとも、自分が特別であるためか?」

「違う…違う!他の人や平成ライダーなんて関係ない!」
「俺が王になりたかったのは、世界を良くするためだ!!」

  • オーマフォーム
劇場版『Over Quartzer』に登場したジオウの究極形態。
オーマジオウの力を宿す「オーマジオウライドウォッチ」を用いて変身する。
通常の変身と異なり、額にジオウライドウォッチがセットされているのが特徴。
オーマジオウ同様時計の針のようなマントが装備されているが
脚部はトリニティの「アローインテグレーター」と同じ形状である。

この形態ではオーマジオウと同等の規模で時間操作を行使できる。
また、デフォルトの状態で平成ライダーの最強フォームを自在に召喚する事も可能。
グランドでは最強フォームの召喚に必殺技の発動が必要なため、こちらの方が上位互換である。
また、仮面ライダーGや仮面ライダーブレン、漫画の仮面ライダークウガ(文字通りの意味)など、短編やTV媒体でないライダーも召喚可能である。
更に超全集ではオーマジオウを上回るスペックである事が明かされた。

+劇場版考察
劇場版においてオーマジオウが世界を荒廃させたという情報は真っ赤なウソであり、
実行者は時の管理者「クォーツァー」であった事が明かされている。
ジオウの世界は作為的に平成ライダーの各世界を融合させた世界である事が示唆されているが、
全て同じ世界と仮定した場合多くの矛盾点が生まれ(スカイウォールはどうした、人類を生んだのはテオスかヒューマンアンデットか、等)、
その矛盾を嫌うクォーツァーのリーダーである常磐SOUGO*1は、「常磐ソウゴ」を替え玉として集めさせた平成ライダーの力を用いて、
平成という時代をリセットして、矛盾の無い世界を1から作り直そうとしていた。
歴史の再編と言えば聞こえはいいが、要はその平成と言う時代に生きている人間を根こそぎ消す事に他ならなかった。

劇中で言及されていないが、TV版の改変が起きる前の歴史では、
ソウゴはクォーツァーに対抗するためにオーマジオウ化した事が窺える。
劇中の荒廃した未来は、実はオーマジオウがクォーツァーの歴史リセットを最小限に食い止めた、
その場で可能な限りの最高最善の結果だったのだ。

その根拠となるのが、このオーマフォームである。
2019年以外でライドウォッチを継承する事は、そのライダーの歴史を消す事であり、
それを渡すと言う事は即ち、仮面ライダーオーマジオウ本人が歴史を覆す事を望んでいた証明に他ならない。

「真の最終回」と銘打たれた作品である『Over Quartzer』であるが、ソウゴが平成をやり直すTV版の最終回と繋がらないため、
ファンの間ではTV版との関係について様々な考察がなされている。
少なくともTV版でもクォーツァーの兵器が登場していた事から彼らの暗躍があったのは確実であるため、大雑把に纏めると、
  • クォーツァーの干渉は起きて、オーマジオウがクォーツァーに勝利するも荒廃を止められない正史(バッドエンド)
  • クォーツァーの干渉は起きず、オーマジオウの力を代償に世界を再構成し、ライダーになる前の時点から平成をやり直すTV版(ノーマルエンド)
  • クォーツァーの干渉は起きたが、未来を覆してタイムパラドクスで仲間を失う事実を受け止め、
    クォーツァーを完全打倒して時代は令和に移行する劇場版(トゥルーエンド)
という3つの結末が確認できる。
少なくともTV版では表に出ないだけでクォーツァーが健在である事と、ソウゴが1話でジオウへの変身方法を無意識下で知っていた事、
TV版最終話でただ一つ元のまま残っている逢魔降臨暦が、劇場版で破壊されている事から、
「ジオウ」はTV版最終回以外にもソウゴ、もしくはクォーツァーの手でループを繰り返していたという説が有力視されている。
また、『劇場版 仮面ライダービルドBe The One』に先行登場したソウゴの人物描写がTV版と異なるのも、
メタ的にはまだキャラが定まってなかったんだろうが本編とは別の周回のソウゴだったためという考察もある。

尚、オーマジオウに罪を着せた人物や理由については明言されていないが、
  • 元レジスタンス部隊長であるウォズが、クォーツァーの一員であった
  • 直接倒されず、イレギュラーな事態によって撤退したクォーツァー下部構成員がいる
  • 生き残って「令和は俺が作る」と発言していたクォーツァーのライダーが、ソウゴ達の知らない所でゲストに倒されている
などから「オーマジオウでも単独では撃ち漏らしたクォーツァーの残党がレジスタンスを指揮して広めた」などと推測されている。

無論、ただの推測にしかすぎず、作中における様々な描写から矛盾している部分も多く見られる。
とくにオーマジオウはソウゴの行った時間の再創造に関して「二度と王にはなれんかもしれんぞ?」と警告を発しており、
全ての平行世界の自分を知り得るオーマジオウも時間の再創造後にオーマジオウへ至ったソウゴを観測していない=再ループは行われていない事が窺える。
令和ファーストジェネレーションズでは世界の再統合が行われた際にソウゴ達の記憶が戻る現象が確認されており、
仮にループによる世界の統合が起きているとなるとやはり状況が矛盾する。
超全集では「クォーツァーとの戦いはパラレルワールドの出来事」とも書かれており、ループらしき事柄は何も書かれていないため、
現時点においてのループ説は非常に根拠が薄いという点は留意しておこう。


+終着点?
  • オーマジオウ


「お前達に私を倒すのは不可能だ…何故か分かるか?」
「私は、生まれながらの王である」

演:高岩成二(変身前) 声:小山力也
2068年の時代を支配する時の王者で、未来の常磐ソウゴとされる存在。
別の時間軸の同一人物でややこしいため、呼称は基本的に「オーマジオウ」で統一されている。
時間改変が起きる前のソウゴは単独で平成ライダー達から力を継承し、この領域に至り、
世界を荒廃させて支配下に置いたとされている。
固有能力として時間操作能力を持ち、時を自由に止められるだけでなく、
対象の時間を加速させ人や兵器を一瞬で朽ち果てさせるなど、タイムジャッカーやジオウⅡを遥かに超えた規模で行使できる。
また、フォームチェンジを介さずライドウィッチを起動させるだけで、ディケイドアーマーを超える出力で平成ライダーの能力を使用できる。

性格は極めて尊大で、レジスタンスやタイムジャッカーからも「自分が王だと信じて疑わなかった」「自分の覇道を邪魔する者は許さない」と称されている。
現代のソウゴとかけ離れた人物像から、ソウゴ本人はもちろんツクヨミ達も本当に同一人物かと疑った。
(アナザーライダーの設定やソウゴのリイマジライダーめいた名前から視聴者からも疑われていた)
しかし15話で門矢士の手引きで対面した際、変身前の姿(視聴者には伏せられている)を見たソウゴが疑いなく「未来の自分」と認識した事、
ソウゴがジクウドライバーをゲイツに破壊させた際に、連動してタイムパラドックスで一時的に消滅した事、
加えて、後にソウゴが再びドライバーを手にして復活した際に、
ソウゴの行動を察して、独り言で「お前は私だからだ」と呟きながらせせら笑うという、
誰かがソウゴになり済ましたり取り繕っているのであれば絶対にしないであろう行動をとったため、
オーマジオウ=ソウゴが成り得る存在という事実はほぼ確定する事になった。

オーマジオウがソウゴ本人だとするなら2068年には68歳と高齢の筈である仮面ライダー1号70過ぎても戦い続けている
(タイムジャッカーから「ジジイ」呼ばわりされた事があるため、高齢なのは間違いないらしい)。
また、初変身時(18歳当時)の自分の銅像を歴代平成ライダーと並べて建てるお茶目な一面も。
ドライバーの音声も小山氏(及び大西洋平氏)のため、「魔王がノリノリで音声を吹き込んでいるのか」と時折ネタにされる。

尚、ソウゴ本人である事が明確になっていくにつれて描写が増え、
  • (自分自身だから当然とも言えるが)自分を倒しに来たソウゴに対して「若き日の私よ」と諭し、導くような態度を取る
  • ジクウドライバーの破壊によって消滅しても、 荒廃した未来自体は変わっていない
    • このとき現代にやってきたオーマジオウの兵器も、動きは止めたものの、 破壊時点でソウゴが所持していないため歴史から消えていないとおかしい
  • 2068年を支配する魔王と言う割に、いつ見ても貧乏くさい掘っ立て小屋で野外生活
など、レジスタンスを返り討ちにする以外の悪事については疑問符がついていった。
視聴者からは世話焼きの優しいおじいちゃん扱いされるネタも定着した。

余談になるが「世界を支配する魔王が主人公の未来の姿(かもしれない)」という筋書きは漫画版『仮面ライダーBlack』にもあったもので、
作中においてその魔王が支配している未来というのは奇しくも 2018年 だったりする。
ついでに言うと声を当てている小山力也氏も『RX』に登場した霞のジョーである。
A.R.WORLDの霞のジョーは世界の破壊者と同じ顔らしいとか、
キット・テイラーの父親でもあるが、それは多分関係無いだろう

+最終的には
『祝福の刻!』
『最高!最善!最大!最強王!』
逢魔時王(オーマジオウ)!』

「我が魔王……!?」
「ウォズ……祝え」
「……は?」
「祝えと言っている……!」
「……祝え!時空を超え、過去と未来をしろしめす究極の時の王者!
   その名もオーマジオウ!歴史の最終章へたどり着いた瞬間である!」

本作のラスボス、スウォルツ/アナザーディケイドが放った一撃から、
ゲイツがその身を呈してソウゴを庇った事で致命傷を負う。
ゲイツは死の間際、ソウゴに「オーマジオウになれ」と言い残して戦死。
その想いを受け取ったソウゴのジクウドライバーがオーマジオウドライバーに変化し、
遂にソウゴは「仮面ライダーオーマジオウ」へ変身する。
その力は圧倒的であり、アナザーディケイドが召喚したン・ダグバ・ゼバや仮面ライダーエボル等といった、
歴代の平成ライダーが倒してきた凶悪な強さのラスボス達を一撃で粉砕し、
アナザーディケイドを「ごとき」呼ばわりし必殺のライダーキック「逢魔時王必殺撃」でほとんど苦も無く撃破するほど
(グロンギ最強のダグバすらも、高出力の封印エネルギーを叩き込まれ、爆死している)。
更に放映終了後に各種媒体で発表された設定によると……
  • 文字通りの意味で全平成ライダー(サブライダーやダークライダー含む)の力を行使可能
    • 更に、2068年までの各ライダーの力を継承している(2068年なのは、今後50年ライダーを続ける、というスタッフの意気込みもあるそうな)
    • また、劇中での描写などから、オリジナルを超える出力で発動可能なのでは、とも
  • 額のオーマシグナルによって相手の能力を解析し、いかなる相手であろうと変身者がそれを上回るようシステムを調整
  • 物理的にとても強靭な装甲に加え、呪術的な力であらゆるダメージを委縮させる、極限の防御力
  • 因果率操作による空中浮遊、高速移動、異次元への転送など各種能力
  • スーツは無尽蔵のエネルギーを生み出す他、生命エネルギーを変身者に循環させる事により、半永久的に戦闘続行が可能
  • 全平成ライダーの歴史から、森羅万象の実体化
  • 複数の並行世界を含む、時空の破壊と創造
また、未来で従えている兵器が、下記の劇場版で元は敵のものと判明した事から、兵器の制御を奪う能力もあるのではないかと言う説も。
……インフレってレベルじゃねーぞ!
しかし、これほど強大な力を欲する理由がなければソウゴはオーマジオウになる事は出来ず、
オーマジオウに変身した、という事は「ソウゴが強大な力を欲するような悲劇なり怒りなりがあった」という事でもある。
最終的にTV本編のソウゴは「ゲイツやツクヨミや、ライダーたちがいない世界の王様になっても意味がない」と、
無理矢理、融合させられていた平成ライダー達の世界を分離させ、「ジオウの世界」の再構築を望み、それを実行した。
そうして、新たに21個目……即ち令和ライダー第一作「仮面ライダーゼロワンの世界も誕生させたソウゴは、
「ジオウの世界」を新たにやり直すのであった。
世界の終焉で大事な仲間を失った主人公が第1話からループをやり直すという所で3年前のニチアサアニメの『ヘボット!』を思い出した人も。

+オーマジオウとは最低最悪の魔王だったのか?
ジオウの最終回前後、プロデューサーの白倉伸一郎氏の公式サイトや関連本での発言によると、
オーマジオウのコンセプトは「墓守、老害」。
第一話に出た平成ライダー達の石像はある種の墓標で、
(やっぱり本当に仏壇だったのか)
「平成ライダーという記憶」を護るために一人で戦い続けるオーマジオウの行為は、
「過去を理想化し、現在を貶め、未来を否定する」のも同義である。
例えソウゴが最高最善の王様だとしても、何時までも次世代にその座を譲らず居座り続け、
周囲も嫌気を差し、やがて最低最悪の魔王・オーマジオウへの道を辿る事となる。
平成仮面ライダーの歴史を終わらせ、新たな時代の仮面ライダーにバトンを渡すのが『ジオウ』の役目である。
その割にはVシネやら漫画化やらでまだ歴史が終わっていない気がするが


祝え!全ライダーの力を受け継ぎ(中略)仮面ライダージオウ、MUGENに生誕した瞬間である!

仮面ライダー制作Wikiのコンプゲー『仮面ライダークロニクルジオウ』用のものと、それをqzak氏がMUGEN用に調整したものが公開中。
後者はコンプゲー用ゲイツやウォズのアーマータイムが統合されている。
4ボタン形式であり、アーマータイムは必殺技として再現されている。
このため、非常に多彩な技を扱える。
また、超必殺のビルドアーマー「ボルテックタイムブレーク」で『よくわからない式』などの文字が出るなど演出面も完備。
更新によりグランドジオウに変身してオールトゥエンティタイムブレークを放つ超必殺も搭載された。
あの複雑な形状をドットで見事に再現しており、秀逸なクオリティに仕上がっている。
デフォルトAIはMUGEN版には未搭載だが、コンプゲー版には更新でななび氏によるものが搭載された。

2019年9月の更新により、下に表示されるライドウォッチを切り替える事で、
対応したアーマーの必殺技を発動可能にするギミックが搭載された。
3:30~

「消えないよ」

「どんなに歴史が壊されても…
 仮面ライダーは壊れない!」


出場大会

  • 「[大会] [仮面ライダージオウ]」をタグに含むページは1つもありません。


*1
SOUGOの名前の綴り以外はソウゴと同姓同名だが、詳細な関係は明らかにされていない。
SOUGOはソウゴを「替え玉」と見下していた一方、劇中の描写からたまたま同じ名前だったからソウゴを身代わりに選んだというわけではなく、
SOUGOとソウゴは何らかの密接な関係にある事も一応示唆されていた。

超全集ではオーマジオウと同一人物(つまりパラレルな時間のソウゴ)で、
仮面ライダーさえいなくなれば自分がオーマジオウにならなくて済むと考えてクォーツァーやタイムジャッカーを操っていた、
つまり「ジオウ」の敵は、全てオーマジオウ自身が過去の自分が魔王にならないための方便として生み出したという考察がなされている。
ただ、これもループ説と同様に物証が無いため注意。未来を改変する力があるためできなくはないはずではあるが。