『
ウルトラマンVS
仮面ライダー』に登場した
怪獣。
2大ヒーローの必殺技で瀕死の重傷を負った古代怪獣
ガドラスと
ショッカー怪人毒サソリ男が、
生き足掻くために欠損を補うべく本能的に互いにエネルギーを吸収し合った結果、偶発的に合体・融合して爆誕した大怪獣。
別名「合体巨大怪人獣」。身長57m、体重4万5千t。
身体はガドラスをベースにしているが、サソリを思わせる鋏が両腕に備えられた他、
サソリのトゲのような尻尾が新たに生えている。
また、頭頂部の角から放つ黄色い稲妻状のビームや身体を発光させて放つ不可視の衝撃波などの遠距離攻撃に加え、
腹部を展開させてスペシウム光線すら吸収する能力を獲得している。
攻め方も力押し中心だったガドラスと異なり、巧みにウルトラマンの背後を狙うなど、
知能も毒サソリ男の分だけ向上している模様。
2発目のスペシウム光線を吸収・無効化して疲労が蓄積したウルトラマンを追い詰め、
ウルトラマンを何とか援護しようとする1号もその体格差で全く近寄らせず翻弄するが、
1号がサソリガドラスに破壊された高架からサイクロンのウイングを展開して飛び上がり、
サソリガドラスの胴体をライダーブレイクで貫通されたため大ダメージを受ける。
その瞬間仮面ライダー1号が奇跡の力で巨大化。
一転してサソリガドラスは追い詰められ、角から放つ光線をリバウンド光線で防がれた隙を突かれライダーパンチで角を破壊され、
尾のトゲで1号を迎撃するもその隙を突かれて放たれた八つ裂き光輪で尾を切断され、
ウルトラマンと仮面ライダーのツープラトン攻撃で倒れ伏した所を、
スペシウム光線とライダーキックの同時攻撃を受けて遂に爆散した。
恐らく日本特撮史において最もゴージャスな倒され方をした敵である。
コラボ作品の怪獣という版権的に色々と面倒な立場だったため、知名度の割には長らくグッズ化に恵まれなかったが、
2014年に「ガシャポン HGシリーズ ウルトラマンVS仮面ライダー」で毒サソリ男やガドラスと共に初立体化を果たした
(全六種で、他は、
V3の構えスペシウム光線の構えを取る仮面ライダー1号、新サイクロン号(バイク)、バイク乗るポーズのウルトラマン)。
MUGENにおけるサソリガドラス
ガドラスも製作したガ・タキリ・バ氏により作られたキャラが公開中。
ふりかけ氏から提供された
スプライトを用いて作られている。
技も大部分がガドラスと酷似しているが、インファイト中心だったあちらと異なり、2ゲージ
超必殺技に
飛び道具の「電撃」がある他、
飛び道具を吸収して体力と必殺ゲージを少し回復する「光線吸収」を所持しており、
遠距離からゲージを稼ぎつつ攻め立てる戦い方が得意な性能となっている。
AIは未搭載。
出場大会
最終更新:2023年12月04日 03:55