シャーロット・ダイフク


「しくじりやがって役立たずが!!
 こいつが死ななきゃ始まらねェんだ!!」

『週刊少年ジャンプ』連載の尾田栄一郎作の漫画『ONE PIECE』の登場人物。
担当声優は 咲野俊介 氏。

四皇「ビッグ・マム」ことシャーロット・リンリンの三男であり、ビッグ・マム海賊団の拠点である「万国(トットランド)」では、
ポリポリ島(マメマメタウン)の豆大臣も務めている。
次男カタクリ、四男オーブンとはあまり似ていないものの三つ子である。
シャーロット家の子供達の中でも化け物と評される人物の一人であり、元王下七武海のジンベエからも「手強い」と言わしめている。
懸賞金は劇中では明かされなかったが、設定集『VIVRE CARD~ONE PIECE図鑑~』にて3億ベリーと判明した。

その厳つい面構えに違わず、性格は粗暴かつ短気。
劇中ではサンジの暗殺をしくじった妹のプリンに対し「役立たず」呼ばわりした上、邪魔だからという理由で平然と手を上げる等、
基本家族想いなシャーロット家の面々の中では珍しく身内にも当たりが強い。
敵から挑発された場合にはすぐ頭に血が上り、敵どころか味方すら巻き込んで攻撃を加えてしまう一面も。
一旦熱くなると見境が無くなってしまう点は、三つ子の関係にあるオーブンやカタクリにも共通している。
しかし、劇中で負傷してもなお敵を追い続ける長男ペロスペローに対し、
「何をのんびりやってる」「(自分が敵を)沈めちまうがいいのか?」 と発言するなど、一応心配しているかのような素振りを見せている。

周りから指摘されてつっけんどんに返すこともあるが素直に聞いており、
短時間で編隊を組んだり、不測の事態が起きても冷静に対処するなど思慮が浅いだけというわけでもなく、
協調性や判断力は他の家族同様に割と優れている方である。
また、3つ子であるカタクリへの情や信頼はオーブンと同様に強く、
もし船長リンリンが死亡した場合、次期船長は海賊団No.2の実力者であるカタクリが継ぐべきだとさらっと言ってのけていた。

余談だが、顔がお笑いタレントの松本人志氏に似ている。

+ 戦闘能力
「行くぞ!! "魔人"」

「お呼びですかご主人様~~~!!!
 目にものをォ~~~
 見せてくれるァァ~~!!!」

超人系(パラミシア)悪魔の実「ホヤホヤの実」の能力者(「ホヤ」とはランプの傘の部分のこと)。
自分の胴を擦ることで、ベルトのバックル部分から薙刀を携えたアラビアンなランプの魔人を召喚・使役できる能力を持つ。
この魔人は願いを叶える能力は無いようだが極めて屈強で、ある程度の飛行も可能な様子。
悪魔の実の能力の産物だが自我はあるらしく、呼び出された時は返事をしている。*1

その薙刀の一振りは戦艦のマストを容易に切り裂く威力であり、
劇中での描写から たった一人で大量の艦隊を駆逐することも可能なほど強大であることが見て取れる。
海軍本部中将と渡り合える力量を誇るサンジとの戦闘でも、彼のガードを物ともせず軽く吹き飛ばして苦戦に追い込んでいた。
サイズもある程度コントロール可能なようで、サンジとの戦闘においては巨大にしても分相応の大きさだったが、
対船や大勢の敵と相対した際は見上げるほどの超巨大サイズにまで変貌していた。
他にもアニメでは体を煙と化して攻撃を回避するという芸当を披露している。

非常に強力な反面、俊敏性はそこまで高くないらしく、動きが非常に速い相手に対しては翻弄されてしまう。
更にアニメでは自分の体を擦るのを止めると消えてしまうシーンが追加された。


MUGENにおけるシャーロット・ダイフク

Kennedy Mugen氏による、『JUS』風ドットを用いたMUGEN1.0以降専用のちびキャラが存在する。
原作同様に魔人を召喚して攻撃させるキャラとなっている。
AIもデフォルトで搭載済み。
DLは下記の動画から


「楽しみだなァ…ママのお茶会」

出場大会

  • 「[大会] [シャーロット・ダイフク]」をタグに含むページは1つもありません。


*1
吹き出しが出ている位置から「これもしかしてダイフクの一人芝居なんじゃ…」と囁かれていたが、
アニメにてちゃんと魔人が喋っていることが判明した(ただし声優はダイフクとの兼役)。


最終更新:2025年04月24日 23:42
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