ゾーマ







「勇者よ! 何ゆえもがき 生きるのか?

 滅びこそ我が喜び。死にゆく者こそ美しい。

 さあ、わが腕の中で息絶えるがよい!」

エニックス(現スクウェア・エニックス)による国民的RPG『ドラゴンクエスト』シリーズに登場する大魔王。
第3作『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』のラスボスとして鮮烈なデビューを飾った。
シリーズで初めての純然たる魔王且つ、「大魔王」の肩書を与えられたラスボスである。
担当声優はCDシアターでは 柴田秀勝 氏、『ライバルズ』では 大塚明夫 氏となっている。

アレフガルドを永遠に明けない夜の闇に閉ざし、アレフガルドの大地を作った精霊ルビスをも石像に変えて封印した大魔王。
時間軸上では数百年後の話である前々作『ドラゴンクエストI』でラスボスの竜王が住む事になる、ラダトーム城の南の魔の島に城を構える。
「絶望をすすり、憎しみを食らい、悲しみの涙で喉を潤す」と作中で言われている。

アレフガルドを闇に閉ざした後、アレフガルドの上にある光溢れる大地をも手中に収めんと、配下のバラモスを派遣する。
バラモスが上の世界を支配せんと暗躍し、世界を混乱に陥れる中、
かつてバラモスに挑み行方不明となった勇者オルテガの息子…即ち同作の主人公である勇者が立ち上がる、
というのが同作のプロローグとなる。


ドラゴンクエストIIIのゾーマ

+ 原作ネタバレ
バラモスが勇者達に倒された後、歓喜に沸く勇者の故郷アリアハンに現れて兵士達をあっという間に葬り去った後、
自ら上の世界を闇に閉ざすと宣言する。
しかし、勇者は上下の世界を繋ぐギアガの大穴を通りアレフガルドへと赴き、精霊ルビスの封印を解き、
竜の女王より授かった光の玉を使ってゾーマを倒す。
ゾーマを倒した勇者はアレフガルドに伝わる勇者の称号「ロト」を授かり、
『ドラクエ1』の主人公や、その子孫の『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』の主人公達の先祖である偉大なる勇者ロトとして、
後世まで伝えられる事となる。

ゲーム中で戦う際には、最初は「闇の衣」を纏っており、普通に進めて来たレベルでは到底太刀打ち出来ないほどの強さを誇る。
これを「光の玉」というアイテムを使用して剥ぐ事で、まともに戦う事が出来るようになる。

+ 具体的に言うと…
「闇の衣」状態のゾーマの強さ抜粋。
  • 攻撃力500(FC版は550)守備力350素早さ255
    特に攻撃力は通常攻撃で後衛キャラが一撃で死亡するレベル。
    • この攻撃力は、『VIII』が発売されるまで破られる事はなかった。
      『VIII』は『III』に比べると数字のインフレが起きており、例えば255が限度だったプレイヤーキャラの能力はもっと高く成長する。
      敵の数字も大きくなっているのは当然の事で、一概に「ゾーマ以上の敵が登場」とは言えない。
    • 同作品内では、SFC版で追加された隠しボスの神竜が攻撃力400、守備力350、素早さ255で、
      GBC版で登場する隠しボスのグランドラゴーンが攻撃力420、守備力360、素早さ150と、
      総合的に見てもHP以外はラスボスのゾーマが隠しボスである両者を上回っている。
    • HPにしても、FC版1023(全モンスター中最高)・SFC版以後4500で隠しボス以外ではやはり1位(神竜7300・グランドラグーン10000)。
  • 呪文のほとんどに耐性がある。FC版ではデイン系が比較的通じ、
    ルカニとマヌーサは無耐性だったりする(マヌーサは「闇の衣」をはがすと効かなくなる)が後述の「いてつく波動」のせいで解除されるため、
    特にマヌーサは実質1回しか効果が出ない。
    SFC版以降では全呪文完全無効。両方とも弱点のベホマも克服。ただ回復するだけ。
    • SFC版以降ではさらにマホカンタを使って魔法反射も持つ。まあ上記のように張らなくてもこちらは無効なので実質サービスだが。
  • 完全2回行動。ただし行動は完全にパターンで動くようになっている。ただ無駄にいてつく波動を2連発する事も無い上、
    吹雪攻撃も「ふぶき」で一括のFC版は分かりにくいが、吹雪攻撃が100以上のダメージを出す一番強いの(SFC版以後の「凍える吹雪」)しか使ってこない。さらにSFC版は前述の「実質サービス」のマホカンタを使ってくれた後は約4ターンおきにこの吹雪を2連発で撃つようになる。
  • 毎ターン100の自動回復。FC版ではザコ敵でもこれを保有する者もいたが、他はボス含めても守備力が3ケタなのはボス含めバラモス(ちょうど100)だけ。
    闇ゾーマは防御と耐性が高いのでダメージが回復と相殺する事も。
  • DQ4以後と一線をかす異常な強さのいてつく波動。
    DQ4以後では相手のステータスを戻すだけになったが、ゾーマの場合相手のステータスを元に戻すだけでなく、
    自分にかかった不利な状態異常(ルカニやマヌーサ)すら打ち消す事が出来る。
    もっとも、SFC版以降ではさらに凶悪化し「ゾーマに有利な物(マホカンタなど)は残り、不利なものは消える」という仕様になっているのだが
    (わざわざやる人はいないと思うが、耐性設定の無いバイキルトをゾーマにかければ分かるはず)。

このように強大な力を持っているのだが、これが単に「特定のアイテムを持っていなければ倒す事が出来ない」という儀式的なものではなく、
レベルを上げ続けた勇者達が死力を尽くせば、大魔王に実力で勝つ事が出来る事が挑戦への意欲を掻き立たせ、
ひいてはゾーマのカリスマ性をより高めた一因だろう。

尤も、上記の通り完全にパターンで動くため、特にルカニとマヌーサに穴があるFC版では慣れれば通常時のゾーマよりも倒しやすいという人も居る。
SFC版の方は本当にシャレにならない強さなのだが。


『ドラゴンクエスト』シリーズで初めて、敵味方にかけられた補助呪文の効果を掻き消す特技、
「いてつく波動」を使用したボスとしても有名である。
また、回復呪文をゾーマに対して使用するとダメージを与える事が出来るという変わった特徴もあり、
特に全回復呪文「ベホマ」は最強の攻撃呪文「メラゾーマ」よりもダメージが大きい
(ただし、SFC版以降では威力が大幅に低下する)。

ゲーム中においては、当初はバラモスがラスボスという前提で話が進んでいき、
バラモスを倒して故郷に帰ってきて「さあ、エンディングだ…」と思った所で突然存在を露にする。
その登場はプレイヤーに大きなインパクトを与え、
また、その魔王としての威厳ある容姿や、歴代DQシリーズの曲の中でも上位に入る名曲と言われる専用戦闘BGM「勇者の挑戦」、
そしてドラクエ3のストーリー自体の高評価も相まって、ドラクエシリーズで最も人気のあるラスボスとも言われる。正に悪のカリスマだろう

ちなみにエニックスは当初ゲーム雑誌に、バラモスを倒した後の情報を載せない要望を出しており、
オリジナル版やSFC、GBCの『III』の攻略本にはゾーマの情報は載っておらず、あくまでラスボスはバラモスという事になっていた。
そのため、当時の扱いはラスボスというより今で言う隠しボスに近かった
(なお、リメイク版の隠しボスである神竜やグランドラゴーンも『III』の攻略本には載っていない)。
しかし、FC版ではバラモスとの戦闘音楽が通常戦闘時のBGMだったため、その後「何かある」という事がバレバレであった。
これは容量不足のためで(国内のFC版はオープニングすら無い)、BGM担当のすぎやまこういち氏曰く「痛恨のミス」との事。
後にバラモスにも専用のBGMが追加された…のだが、闇ゾーマや隠しボスのBGMにも流用されてしまい、
今度は上記の光の玉を使わないと「勇者の挑戦」が流れない演出になったため、一部の原作ファンから反感を買ってしまった。

余談だが、DragonClawの作者であり作曲者のReuben kee氏もこの「勇者の挑戦」のアレンジを作っている。
まるで映画音楽のような重厚感溢れるエレクトロオーケストラは、海外有数のアレンジャーである氏ならでは。


『III』以降のドラクエ作品内のゾーマ

『ドラゴンクエストモンスターズ』では歴代魔王の中でも上位の耐性を持ち、『剣神ドラゴンクエスト』では隠しボスを務め、
『いただきストリートDS』(ドラクエキャラとマリオキャラが競演するボードゲーム)ではプレイヤーキャラの着せ替えにゾーマの衣装が登場し、
『ドラゴンクエストモンスターズ1・2』、『ドラゴンクエストモンスターズジョーカー2 プロフェッショナル』では、
隠しモンスターとしてゾーマの子供化バージョンのような「ゾーマズ・デビル」が登場するなど、ラスボス勢の中ではかなり優遇されている。
このゾーマズ・デビルは図鑑のデータが無く、ゾーマとの詳しい関係は不明。

なお、『ドラゴンクエストモンスターズ2 マルタのふしぎな鍵』にはゾーマの進化系として「アスラゾーマ」が登場するが、
進化前に比べてえらくかっこ悪くなっているので、
ファンの間でアスラゾーマの存在は一時期無かった事にされていた。

しかし、上記のリメイク『イルとルカの不思議なふしぎな鍵』では、そのアスラゾーマもストーリー上大きな役割を果たす存在として大々的に復活。
本作の一番のウリである「超ギガボディ」を持つ超巨大モンスターの一角となり、
得物も鎌から巨大な竪琴のようなものに変化、全体的にリデザインがなされ、それなりに風格のある容貌となった。
呪文を使う時には、この竪琴を地面に突き立て、かき鳴らす姿を見る事が出来る。
超ギガボディの竪琴だけあり、もはや音と言うよりソニックウェーブが発生している。
ライブラリのまめちしきでは「闇のチカラを極めた本気のゾーマの姿」となっており、ゾーマの直接の進化系かどうかは曖昧。

+ ちなみに
実はFC版ドラクエIIIの頃から変身形態は用意されていたが、没になったという経歴も持つ(ただしイラストのみでドット絵の存在は不明)。
ただ、その変身形態の姿が(上記のアスラゾーマ以上に)かっこ悪いため、それを知った人のほとんどが「没にして正解だった」と安心したとか。
+ こんなの

…確かにこれでは没にして正解だっただろう。
「ゾーマの変身形態」と記述されてはいないものの、位置的に見てゾーマの変身形態とみて間違いないと思われる。
アスラゾーマは一応魔王に見えなくもなかったものの、こちらはエビルスピリッツの様な雑魚モンスターにしか見えない。

『ドラゴンクエストIX』にも歴代ボスの一角として登場。
魔王の中でもすばやさが高く、氷属性の技や強烈な通常攻撃をしかけて主人公達を苦しめる。
やられるといきなり起き上がって経験値をせびるという行動に出て、威厳もへったくれもなくなってしまった
(まあこれはゾーマに限らず、他の歴代ボスもそうなのだが…)。

体感ゲームの『剣神ドラゴンクエスト 甦りし伝説の剣』には隠しボスとして登場する。
BGMは勿論「勇者の挑戦」である。

カードバトルゲーム『ドラゴンクエスト モンスターバトルロードII』にも大魔王として登場。
自身及び魔王バラモスのとどめの一撃では大魔王としての貫録を十分に見せ付けてくれる。
原作ではマヒャドなどの氷属性の呪文や特技を使っていたが、バトルロードではメラゾーマやジゴスパークなどの技も使い
とどめの一撃は「極大焼失呪文」と呼ばれるメラ系最上級呪文「メラガイアー」を使う。*1
バラモスが壇上のゾーマにかしずき、玉座に座したまま指先から巨大な火球を放つという演出が威厳たっぷりである。
とどめの一撃

HPと賢さが非常に高く、こちらの呪文は殆ど有効打にならない。反面身の守りが低く打撃攻撃や雷の特技に弱い。
また、行動パターンの半分が呪文判定(メラゾーマ、マヒャド、ジゴスパーク)なので、メタル系スライムが有効なメタ。
特に攻撃が弱点に刺さるメタルキングや合体モンスターのプラチナキングなら火力負けもせず相性抜群。
通常のゾーマと赤目の「真ゾーマ」の二種類があり、「真ゾーマ」になると扱う技が特技主体となるためメタル系では太刀打ち出来ず、
さらに闇の衣の再現により、ゾーマのHPが12500と言うぶっ飛んだ数値に(他の大魔王は5000~7000程度)。
原作本編同様に光の玉を使用する事でゾーマの闇の衣を剥がしHPを7000まで減らす事が出来るので、持っていたらすぐに使おう…ってか使わないとまず勝てない。
なお、誤解なきように言うと「残りHPを5500減らす」ではなく「7000まで減らす」である。
内部的には「最大HPを減らす」処理を組んでいるため、事前に減らした分が無駄になるため気をつけよう。減らしてから使う奴はいないだろうが

+ 勇者よ…戦う前に一つ言っておくことがある。
お前は私を倒すのに「光の玉」が必要だと思っているようだが…別になくても倒せるまあ『III』の時からそうだったわけだが

ちなみにこのトルネコ、ご覧の通りレベルを上げると技の威力がとんでもない事になる救済措置という名の公式チートとなっている。
トルネコ抜き2人プレイでの撃破も報告されているが…。
遂にソロプレイでの闇ゾーマ討伐が確認された。
そして伝説へ…

…まあ分かりやすく言えば、バカみたいに高い防御力を「光の玉」を使う事によって普通まで下げるという事であり、
高い防御力のままでも、攻撃が通じればダメージは与えられるので倒せる、という事である。
……ただ本当に時間がかかるが。

そもそも「光の玉」を使った方が評価が高くなるので、気にせず好きなパーティーで挑むのがいいだろう。
ちなみにこのゲーム、『モンスターズ』というタイトルでありながらこんな夢の戦いも出来る。
Wiiに移植されているので、Wiiを持っているドラクエ好きにはおすすめである。

また『ドラゴンクエストIX』との連動で、すれ違い通信中にゾーマを出現させると、
ゲームに「ゾーマの地図」が配信されるようになっている。
さらに特定の条件を満たした冒険の書と、鍵となる6枚のカードを持っていれば、今度はプレイヤー側がゾーマを使用可能。
大魔王同士の激闘はモンスターズファンならずとも一見の価値あり。
なお、最終章ではレジェンド大魔王カードが登場した事で、何時でも対戦相手に指名したり、2人プレイで呼び出す事が可能となっている。

ドラクエ無双こと『ドラゴンクエストヒーローズ』にも追加コンテンツの隠しボスとして登場。BGMはもちろん「勇者の挑戦」。
やはり原作同様氷系呪文や特技を使用してくるが、今作では氷系攻撃を喰らってしまうと凍結状態になってしまう恐ろしい仕様となっている。
従って対策無しで挑もうものなら、例えパーティメンバー全員レベルがレベルカンストしていても確実にハメ殺してくる実力を持つという、
大魔王と呼ぶに相応しい実力を見せ付けくれる。
さらに、本作では戦闘開始前に貰う事になる「光の玉」を使うかどうか問われるが、使わなかった場合「闇ゾーマ」との戦闘となる。
通常形態の時点で同じ追加ボスのダークドレアムを上回る強さを誇り、「闇ゾーマ」ともなると間違いなく本作最強といっていい実力を持ち、
大魔王としての威厳を存分にアピールした。


「よくぞ わしを倒した。

 だが光ある限り闇もまたある……。

 わしには見えるのだ。再び何者かが闇から現れよう……。*2


 わははは………っ。ぐふっ!」


MUGENにおけるゾーマ

スバル・ナカジマと同じmarktwo氏が製作した手描きによるゾーマが存在する。
CDシアターにおける柴田秀勝氏のボイスを使用している。効果音はファミコン時代のものを再現しており、
ドラクエファンお馴染みの戦闘音で戦ってくれる。

ゲームで使用した「マヒャド」と「いてつく波動」を1ゲージ超必として持ち、
「輝く息」を3ゲージ技として備えている。
通常必殺技はマヒャドの下位呪文である「ヒャド」「ヒャダルコ」と、輝く息の下位特技「凍える吹雪」。
「いてつく波動」は相手のゲージを0にしてしまう一風変わった技。

また、EXキャラクターとして「闇の衣をまとったゾーマ」も実装されている。
必殺技に「ルーラ」、超必殺技に「マホカンタ」が追加される。
3段階のAIも搭載されており、今後の活躍が期待出来るだろう。

+ 余談
先に述べた『ドラゴンクエストIX』および『モンスターバトルロードII』にて、
キャラクターの体格差が明確に描写される3D画面でプレイヤーキャラと対峙した事で、
本来ゾーマの身体は人間やそこらの魔物に比べてとてつもなく大きい事が明らかとなった
(考えてみれば、大魔王である彼がそのような巨体の持ち主である事は何も不自然ではなく、
 原作の『III』でもフィールド上に存在する時のスプライトは主人公達の2~3倍の大きさである)。
一方、MUGENのゾーマはそれほど大きくはなく、精々一般の格ゲーキャラより一回りほど大きい程度。
まあ、時期の問題もあるだろうし、何よりMUGENだから仕方ないと言うべきか。

……なのだが『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2』では1枠モンスター扱いにされていた。
実際の所、明確かつ厳格な身長設定は特に無いのかもしれない。
後作の『テリーのワンダーランド3D』では、バラモスゾンビが生前より10倍ぐらいデカくなっていたりするし。
『ジョーカー2』にはお城や巨大戦車のモンスターが登場するので、
原作で自分の城で戦ったゾーマがそのモンスター以上の大きさだったらおかしいからかもしれない
(ただし、戦車のモンスターも『バトルロード』に登場した際はゾーマと同程度の大きさだったのだが)。

出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
削除済み

出演ストーリー



*1
この事についてゲーム誌でのインタビューにて、
「まずゾーマ様のコンセプトは呪文重視」
→「人間達がメラゾーマ出来て大魔王のゾーマ様にメラゾーマ出来ない訳がない!」
「べっ別にゾーマだけにメラゾーマってネタじゃないんだからねっ!」
要約するとこういう旨の発言をしている。ミルドラースのマヒャデドスに突っ込まれてたらどうなっていた事か
原作再現という点においてこれに疑問符を付けるファンも居るが、
『ドラゴンクエストモンスターズ』で炎系最強の特技「ビッグバン」を所持しているなど、
外部出演においてゾーマ様が氷系に拘らないケースは今回が初めてという訳ではない。
もう一つは『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』の大魔王バーンの存在もあると思われる。
彼は同じ「大魔王」の肩書きを持つゾーマをオマージュしている部分が見受けられる他、
ポップのメラゾーマをメラで押し返した際に放った「今のはメラゾーマではない…メラだ…」のセリフや、
メラゾーマを自己流にアレンジした「カイザーフェニックス」などからメラ系呪文を得意とするような描写がされている。
メラゾーマの上を行くメラガイアーを使うのも、おそらくこれが由来だろう。

*2
MUGEN的には余談になるが「再び何者かが闇から現れよう……」の台詞は『ドラゴンクエスト』のラスボス「竜王」であると目されている。
後付けとは言え、『I』からプレイしていた人には感慨深いセリフだったのではないだろうか。
「年老いて生きてはいまい」ってなんか突っ込み所のあるおかしな言い回しだが

また公式ではないが、漫画『ロトの紋章』では同作のラスボス「異魔神」がこの「何者か」であるとしている。
正史ではないとはいえ、ロトの血族の宿命、精霊ルビスなどを深く取り上げストーリーも秀逸なので、機会があれば是非一読されたし。


「こんばんは、私ゾーマと言います。助けてください。」


最終更新:2022年01月18日 16:52