ホタルンガ


特撮作品『ウルトラマンA』に登場する怪獣。別名「大蛍超獣」。
異次元からの侵略者ヤプールが地球侵略のために送り込んだ改造生体兵器「超獣」の一体で、
夏の怪奇シリーズ3部作の第17話「怪談・ほたるヶ原の鬼女」に登場。超獣についての詳しい説明は巨大ヤプールのページを参照。

TACの新兵器「超獣粉砕ミサイルV7」の輸送を妨害するべく、蛍と宇宙怪獣をヤプールが合成して作り出した超獣。
普段は本編より5年前に起きた自動車事故で愛する母を失い心に傷を負った足が不自由な少女「民子」の飼育している蛍に擬態しており、
ヤプールの干渉により自覚無く「鬼女」に変異させられていた民子の指示で、ほたるヶ原バイパスを午前2時に通る車を襲撃しては、
搭乗者の肉を一片も残らず骨だけになるまで食い尽くしてエネルギーを蓄えつつ、目的実行の機会を窺っていた。
羽を広げて飛行する事も可能で、夜行性なためか視力も夜の方が効きやすい。
武器は頭部から放つ溶解液と先端にハサミ状の突起が付いた手と尻尾で、尻尾の発光器官に人を閉じ込めて人質代わりにしたり、
尻尾のハサミで捉えた相手に強力な1万度の閃光「フラッシュ光線」を食らわせる能力を持つ。
特にフラッシュ光線の威力はまともに受けたエースが一時昏倒する程に強力。

ホタルンガが活動していたほたるヶ原バイパスはTACの兵器工場とTAC本部を繋ぐ重要なルートであり、
新兵器「超獣粉砕ミサイルV7」の本部への輸送「V7計画」の上で迂回できない経路であった。
そんな中で深夜ほたるヶ原を通った車の搭乗者が全員白骨化する怪事件が連続発生するも、
直近に迫っていたV7計画は延期する訳にはいかず、事態を打開するために、
TACは怪事件が発生した時間帯にタックパンサーでほたるヶ原バイパスを走行して犯人を炙り出す作戦を実行。
その過程で隠れ蓑代わりに利用されていた民子は南夕子隊員に目を付けられてしまう。
V7計画当日にヤプールは民子を操って南隊員を暗殺しようとするも失敗し、
さらに追いかけてきた南隊員に鬼面をたたき割られたことで民子はヤプールの呪縛から解放される。

こうなれば実力行使だとヤプールは潜伏していたホタルンガを巨大化させて、
「V7ミサイル」を運ぶTACの車列を襲撃すると共に南隊員と民子をホタルンガの体内に捕らえる。
これでは南隊員と民子を危険に晒すためホタルンガを攻撃できないばかりかエースに変身することもできず、
窮地に陥るTACだが、南隊員は美川隊員がお守りとして持たせていた仕込みブローチからガスを放ち、
悶絶したホタルンガは南隊員の脱出を許してしまい、エースに変身される。
超獣は痛みや苦しみを感じないと後年の作品で言われているが、流石に体内からの攻撃は想定外だったのだろう

エースとの戦闘では上記の通り一度はフラッシュ光線でエースを気絶させるが、
止めを刺そうとしたところでTACの猛攻に妨害されて、怯んでいる内にエースが目覚めてしまい、
TACに攻撃しようとしていた隙を突かれて叩き伏せられる。
これに対してホタルンガはエースに尾を向けて先刻やられたフラッシュ光線を警戒するエースを牽制するも、
今度はその隙をTACに突かれる形で、緊急事態という事で即時運用されたV7ミサイルを発射されてしまう。
エースは直前に察して避けたが、エースに尾を向けた態勢でいたホタルンガは咄嗟に避けられず、
V7ミサイルをモロに頭部に受けて大ダメージを負いグロッキーになった所で、背後からメタリウム光線を受けて倒された。


MUGENにおけるホタルンガ

カーベィ氏の製作したキャラが公開中。
同じく氏が製作した巨大ヤプールのストライカーとして先にMUGEN入りしていたが、
2023年に画像を描き直した上で単体キャラとして公開された。
アニメーションは「SpriteStudio」を用いて製作されている。
主に相手を硬直させる必殺技「閃光」を起点にしつつ、「溶解液」や「尻尾攻撃」などで攻める性能をしている。
また、空中からの突進技「体当たり」も飛距離・スピード共に優秀。
超必殺技はいずれも1ゲージ消費で「必殺溶解液」「突撃」「監禁」の3つ。
AIもデフォルトで搭載されている。
紹介動画

出場大会

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最終更新:2024年03月14日 21:51