原作中では所謂戦士キャラの立ち位置であり、主にパーティの前衛物理攻撃役として雑魚戦・ボス戦共に活躍する。
使用武器は主に
剣もしくは斧。
ソードマンなのに
アックス(斧)使うの?と思うかもしれないが、
なに、気にすることはない。MMORPG『
マスター・オブ・エピック』でも斧は剣属性だ。
要は「斬属性(斬り付ける武器)」なら何でも良いのだろう。
剣はスキルを成長させると複数回攻撃や範囲攻撃、高い速度
補正&命中率などを得られるが、
代わりに一撃の重さに乏しい上に序盤は燃費が悪めで、追加効果も期待できない。
斧は低レベル時から高い攻撃力を得ることができ、各種追加効果も期待できるものの、
単体攻撃しか存在しないために数で攻めてくる敵との戦闘が辛く、命中率も低め。
主に剣は普段の探索・雑魚掃討用、斧はボス・
F.O.E.キラーとして活躍するが、どちらも一長一短なのでどちらを選んでもいいし、二人育ててもいい。
また、HP回復系のスキルは持たず、補助技も自身の攻撃力を上げる「ウォークライ」、
状態異常の縛りを回復させる「ボンテージケア」など、基本的に攻撃に関わるものしかない。
TPとTEC(賢さのようなもの)以外は各種ステータスも平均以上の水準を満たしており、
どのスキルを取ってもそれなりに使い勝手は悪くないことから、前衛職業の中では初心者でも安定して活躍させられるキャラクターである。
ただし、一芸特化(火力特化のブシドー、何故か『I』では最高火力を誇ったレンジャー、敵を封じるダークハンター、防御特化のパラディン等)
に比べると各分野では一歩劣る。
逆に言うとどれも一人である程度こなせるため、単体での汎用性と適応能力が非常に高いと言える。
また、味方の魔法攻撃に追撃する剣スキル「チェイス〇〇」を活かすパーティー構成にすれば、かなりの火力を叩き出す事も可能
(『II』においては剣と斧両用に変更)。
斧スキル「スタンスマッシュ」も極めれば隠しボスすら終始
スタン状態で何もできない、という状況を作り出すこともできてしまう。
究極的にはパーティー構成に依る玄人向けクラスにもなれる。
ちなみに、『II』においては「自分が受けるはずのダメージをそのまま相手に与える」カウンターという確率発動スキルなどが追加された。
このカウンターを有効活用する為に防具を付けない(被ダメージを最高にした)ソードマンでPTを組み、
異様な攻撃力を誇るボスの全体攻撃をソードマンの人数分だけ跳ね返して瞬殺するという非常に特徴的な攻略法、通称「全裸カウンター」が生まれたりもしている。
余談だが、前述の『マスター・オブ・エピック』にも同じ戦法が存在する
(ただし、こちらのソードマンがカウンター出来るのは物理攻撃のみ。
死の魔法使いなら物理も魔法もカウンター出来るが、瞬間発動が可能なソードマンとは違い呪文詠唱が必要)。
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『世界樹の迷宮』とその中でのキャラクターの扱いについて |
『世界樹の迷宮』とは、『 ウィザードリィ』などに代表されるかつての3DダンジョンRPGの復権と躍進を期し、
現代風の味付けを加えて開発・販売されたRPGである。
昨今のオートマッピングとは違い自力でマッピング(地図作り)しなければならないものの、
二画面構成のDSにタッチペンで手軽に地図を書き込める様にする(かつては方眼紙を用意して鉛筆で書き込んでいた)事で、
初心者にマッピングの楽しさを覚えさせるアイデアや、 アトラスのRPGらしい歯応えのある難易度、
往年の ゲームブックや TRPGを彷彿とさせる「~してもいいし、しなくてもいい」に代表される独特の ナレーション、
それら古い要素とはある意味対照的な当時の流行っぽいキャラクターデザイン、
往年の名作ARPG『 イース』等も手掛けた古代祐三氏による BGMなどが高く評価され、
2018年発売の『世界樹の迷宮X』でシリーズ通算10作目(リメイク版含む)を迎えた。
ストーリーは多少の差異はあるものの、
いずれも「世界樹の迷宮」と呼ばれる巨大な迷宮に冒険者であるプレーヤー達が挑むというもの。
パーティはゲーム内の冒険者ギルドで登録・編成を行うシステムになっているが、
その際に何か喋るわけでもない。というか、ゲームを通して味方パーティは 一言も発することが無い。
ゲーム側から何か設定が提示されるわけでもないため、彼ら/彼女らがどのような背景を持っていて、
冒険の中で何を考えているのかといったことはプレーヤーの想像に一任されている。
君はこれを「不親切」と考えてもいいし、「自由」と考えてもいい。
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MUGENにおけるソードマン
KFC?氏によるソードマンが氏のOneDriveにて公開されている。
グラフィックは原作のソードマン女2(通称「赤ソド子」。全身は上図)。
ドット絵は
中西剣道の改変、
ボイスは
セイバーのものと思われる。
ソードマンは原作では剣と斧の両方を装備可能だが、このキャラクターは剣を装備している。
飛び道具・対空・突進の通称「三種の神器」を備えたスタンダードなキャラクターだが、
一定時間攻撃力を上げる「ウォークライ」や
ストライカーとしてレンジャーを呼び出す「ファイアショット」、
ファイアショットと連携して追撃を行う「チェイスファイア」といった
超必殺技を駆使すれば
一気に大ダメージを与えることも可能。
後の更新でパラディンやアルケミスト、ガンナーもストライカーとして追加されている。
このことから「前衛パラソド、後衛レンガンケミ」の5人PTと思われる(ちなみにケミ一人だけが男)。
原作でのパーティ構成として見るとこの編成はチェイスによる連撃を重ねた攻撃的なパーティーで、
回復役のメディックやドクトルマグスが居ないかなり上級者向けの編成である。
ただし『世界樹』には
「クリアするのに必須職がいるバランスにはしない」というコンセプトがあり、事実完全な
無理ゲーではない。
そもそも
MUGENだから何も問題は無いのだが。
外部
AIはつづら氏及びめそっぷ氏によるものが存在。
つづら氏のAIは防御レベル、
ジャストディフェンスレベル、ストライカー召喚率をそれぞれ10段階で設定できる。
めそっぷ氏のAIはレベル設定が10段階、基本ジャストディフェンス率及び超反応レベルがそれぞれ1000段階で設定可能となっている。
出場大会
出演ストーリー
プレイヤー操作
「剣・突剣による近接攻撃を得意とする剣士。
いち早く敵に切り込むことでメンバーの士気を高めることができる。」
アトラスのニンテンドー3DS用RPG『世界樹の迷宮IV 伝承の巨神』(以下SQIVと表記)にてパーティに参加させることのできるクラス。
同シリーズの『I』(新)、『II』に登場するのは
こちら。
先陣を切る攻撃を得意とする前衛職。
自身の攻撃力も高く、斬属性の剣スキル・突属性の突剣スキルの他にも残りの壊炎氷雷の4属性に対応した攻撃スキルを持ち、どんな敵にも柔軟に対応できる。
防具や防御に関するスキルにも恵まれており、敵の攻撃力を下げるデバフスキルやフィールド限定ながら回復スキルもある、非常にバランスの良いクラスである。
戦闘においては敵・味方より早く行動することで発動するパッシブ・アクティブスキルを数多く習得する。
- 自分の攻撃が敵に命中した際、同一ターン中に限り後続の味方の全ての攻撃の威力・命中率が上昇する「剣士の心得」
- 後続の味方の攻撃が当たるたびにソードマンによる追撃が発生する「リンクフレイム/フリーズ/サンダー」
- 全ての敵より先に自分が攻撃すると威力と命中率が上昇する「先駆けの功名」
- ステータスに関わらず最速攻撃や最速行動を可能にする「ソニックレイド」「ヴァンガード」
これらのクラス固有スキルや先駆けの功名を活かすためには敵味方に先んじて攻撃を行なう必要があり、行動速度が重要な意味を持つ。
しかしソードマン自身のAGIは平均的で、ナイトシーカーやダンサーのような素早いクラスは元より、剣や重鎧、盾を装備すると敵にも後れを取ってしまう。
速度補正の付く突剣や服、軽鎧、靴などを装備する、ヴァンガードを使うなどすれば行動速度を上げることができるが、その分だけ防御力が犠牲になる。
従って、極端な分け方をするなら、パーティーの斬り込み役となる“軽戦士”と、速度を捨てて攻守を充実させた“重戦士”という二種類のスタイルが考えられる。
深く考えずに運用しても火力・耐久力ともに不満はなく、信頼できる前衛である。
しかし、その能力を最大限に引き出すためには、パーティ編成や想定する連携に応じてスキル構成や装備を調整する必要がある、奥の深いクラスでもある。
(以上、世界樹の迷宮4 Wikiより引用)
同シリーズでは各職業にキャラクターイラストが4種類、及びそれぞれにアナザーカラーがもう1種類用意されており、
MUGEN入りに当たって採用されたのがソードマン♀2のデフォルトカラー(通称「頭巾ソド子」)である。
ドラマCD『囚われの巫女と三姉弟』に登場したキリカ・ヴァラディにもこのデザインが採用されている。
『世界樹と不思議のダンジョン』でも頭巾ソド子が採用されており、特徴的な穴の空いた片手剣とチェック模様の盾も、
それぞれ「ブロードソード」「カエトラ」という名で登場する。
MUGENにおけるソードマン(世界樹の迷宮IV)
世界樹キャラに定評のあるKFC?氏による手描きのものが氏のOnedriveにて公開されている。
2013年12月にβ版が、2014年6月に正式版が公開された。
正式版公開までの間に剣の修正・盾の追加といった
ドット絵の刷新、及びエフェクトの追加・変更が行われている。
技構成のベースは攻撃を3ボタン制にした
ガイと言った所。
三角飛び、立ち強からの派生強攻撃、ジャンプ中の落下攻撃「流星突」、
しゃがみに当たらない飛び込み投げ(失敗時に「流星突」に派生)の「ソードテンペスト」、
ダッシュからの停止・下段突き・
中段飛び込みに派生可能な奇襲技「先駆けの功名」、斜め上への回転切りを行う「ラウンドソード」、
及び各種
特殊技まで分かる人には分かりやすい。
とはいえコマンドや搭載システムが異なる上、
追撃の効果で更にダメージがに加速する「リンクフレイム」や後述のサブクラスといった独自要素もあるため、
使用の際はガイでは無くあくまで頭巾ソド子としての操作感が求められる。
同氏製作の
ショーグンと同じく、サブクラスを選択することで防御システムや必殺技・超必殺技が追加される。
サブ
ルーンマスターなら逆ヨガコマンドの飛び道具「氷槍の術式」で遠距離での立ち回りを強化。
サブ
スナイパーなら弓を取り出して斜め上に乱射する「スコールショット」が置き攻めに壁コンに重宝。
サブ
ダンサーならオリコンが可能になる「剣の舞」で火力を増強。
……等々、9種類の中から対戦相手と自分のプレイスタイルに合わせて選択されたし。
いずれもコマンドが被っていないため、強敵に対しては全ての強化内容を詰め込んだEXモードを選ぶもまた一興。
当初は
ボイスをONにすると
ガイの、つまりは男声で喋るようになっていた。
「これぞ、武神流!」
『世界樹の迷宮』シリーズに登場する職業のイメージイラストの性別は『III』のプリンス/プリンセスを除けば明言されていない
(例えば、『SQIV』のソードマンには男の子とも女の子とも取れるグラフィックが用意されている)ので、
「君はこの子の性別を女だと思ってもいいし、男だと思ってもいい」と言われれば、あるいは…?
要はボイスパッチ用の記述の為に仮に搭載したものがそのまま残った結果としてのネタボイスである
ペル・ソナコ氏とリンカー氏によるボイスパッチが存在するので、少女ボイスにしたい方は導入されたし。
前者は『セブンスドラゴン2020』の女性ボイスS、後者はFE覚醒の女性マイユニットのものとなっている。
2015年4月の更新でこの仮ボイスは削除され、『
UNDER NIGHT IN-BIRTH』の
リンネのボイスが搭載されている。
カラーパレットは原作のアナザーカラーやショーグン、製作者繋がりで
響などのものが存在する。
中でも11Pは名前繋がりから
B・ソードマンがモチーフで、
全身緑色のネタ色の強いカラーでありつつも
SEも合わせて機械音になり、芸が細かい。
AIは未搭載だが、ATRUS氏及びつづら氏による外部AIが公開されている。
前者はAIレベルを6段階に調整可能。デフォルトのレベルは4だが、
AI殺しの「ソードテンペスト」を多用するのが特徴。
さらにレベルを上げるとこの技で置き攻めループでの封殺も行うようになるため、自己責任で。
後者は防御レベルと
ブロッキングレベルが設定できる。
この他にAir氏のAIも存在したが、既に公開を終了しており動画使用も禁止されているので注意。
この他にも、KFC?氏は『世界樹の迷宮X』風アレンジの頭巾ソド子を製作している。
こちらにはホルン氏による外部AIが公開中。
出場大会
出演ストーリー
プレイヤー操作
「手加減はしない。真剣勝負だ!」
ロックマンシリーズ第8作『メタルヒーローズ』に登場する8大ボスの一体。
担当声優は
高木渉
氏。
一般に
剣士を意味する英語は「Swordsman」とソードは複数形・全体を一語で表すのだが、このロボットは
「Sword man」と書く。
原案ハガキでの名前は「エインシェントマン」。
シリーズ恒例の公募ボスキャラだが、内部構造のみ完成したロボとして後述の設定とともに、
「右手が大剣で上下分離する」ことが指定されるという今までにない形式で募集された。
Dr.ワイリーが博物館から盗んできた古代の大剣「フレイムソード」を使いこなして戦うというコンセプトで開発されたロボット。
剣が余りにも大きすぎるので、動きのバランスを取れるように上半身と下半身が分離しており、上半身は常に浮いている。
正々堂々とした勝負を好み、鮮やかな切れ味を誇る剣による居合い切り、兜割りなどの剣技を駆使して戦う他、剣に炎を纏わせて敵を切り裂く。
得意技は上半身を分離させての回転斬り「ファイヤースラッシュ」。
また、上から巨大な石像を落としたり、自分の周囲に強力なバリアを張り巡らせることも可能。
特殊武器の「フレイムソード」は炎の剣を振るって攻撃し、射程が短い代わりにロックマンの弱点である接近戦をカバーできる。
また一部の地形に特殊な効果をもたらし、氷のブロックを溶かしたり、タルを燃やしたり、導火線に点火する事でアイテム発見にも役立つ。
その真価を最大限に発揮できるサーチマンステージでは、イバラの壁を燃やしてショートカットしたり、
フレイムソードが弱点のサーチマン(セガサターン版では中ボスの
ウッドマンにも有効)を茂みごと燃やしたりと、道中からボス戦まで幅広く活躍する。
出月こーじ氏がコミックボンボンで連載していたコミカライズ版では、ワイリーメカだらけに改造された古代遺跡の最深部でロックマンを迎え撃つ。
ロックバスターを切り払い、「飛び道具とは無粋」と断じ、手持ち式の
剣をロックマンに渡して剣闘に臨むなど、ゲーム版同様に堂々とした性格。
その後ロックマンの剣を砕くも、ロックマンは特殊武器のアイスウェーブで氷の剣を形成して応戦。
激闘の末にフルパワーのアイスウェーブを零距離で叩き込まれ、最後はフレイムソードを鉄拳粉砕されて敗北した
(なお、ロックマンはこのエピソードの前に弱点武器のウォーターバルーンを入手済みだったが、
フレイムソードが発する炎の熱量によって威力が弱まると判断し、使用を断念している)。
ちなみにコミカライズ版のソードマンは、古代の剣士の像をワイリーが改造したという設定であったことが復刊版のコミックスで語られているが、
本編ではワイリーとは無関係な遺跡の守り神的存在として描かれている。
有賀ヒトシ(現・ありがひとし)氏の『ロックマンギガミックス』では、ラストに『8』のナンバーズ達と共に一コマだけ登場している。
『
ロックマンエグゼ』では『トランスミッション』にてゼロアカウントを守護しているネットナビとして登場し、
旧世代エリアにてロックマンを待ち構えている。
武人のような話し方が特徴で、背中の二本の剣と身体の刀身による三刀流の使い手。
MUGENにおけるソードマン(ロックマン)
C-Corps氏の製作したキャラが公開されている。
スプライトは『パワーバトル』風で、ボイスは原作とは異なり中村大樹氏のもの(主なボイス元は『CVS2』の
覇王丸)を使用。
???「ライノックスに俺の仕事取られちゃったじゃん」
一応中村氏も前述の『トランスミッション』でソードマンを演じていたけどね
見た目通りの大剣を振るう近接攻撃も強力だが、原作の攻撃である上半身を飛ばす回転斬り「ファイヤースラッシュ」や、
剣を振るって火炎弾を飛ばす技が
発生が早い上に隙も少なく優秀で、
さらに原作と異なり遠距離だけでなく自分の近くにも石像を落とす攻撃で牽制できるなど、むしろ中~遠距離戦に秀でた性能となっている。
超必殺技では周囲一帯を火の海にする攻撃を行う。
AIは未搭載。
「いい腕だ……」
出場大会